ブログ・シリーズ編
S-03:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~
S-03-13:A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -後編-
シリーズ編第3弾(S-03)は、「心のエネルギーとは何か?」をテーマに、怒りに代表される情動の正体やその向き合い方について考察したいと思います。ぜひ皆さん自身の経験を振り返りながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。
告知(I-035):
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19792909.html
S-03-00(目次):
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html
…前々回(S-03-10)までの分析をシンプルにまとめると、A)概念の階層にエネルギーが生じる→B)無意識レベルでエネルギーを知覚→C)意識化(エネルギーの情動への転換)→D)物理次元で発散 といえます。
S-03-06「3)エネルギー」:
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20477304.html
S-03-07「4)どのように」:
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20575883.html
S-03-08「5)発散された」:
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20682042.html
S-03-09「2)怒り」:
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20779253.html
S-03-10「1)すさまじい」:
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20873954.html
では、「怒り」に支配されないためにはどうすればよかったのでしょうか?
それでは「『心のエネルギー』のコントロールの方法」について考えていきましょう。
S-03-11:A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -前編-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20932747.html
S-03-12:A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -中編-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21033212.html
…カナダでの暴動の例でいうと、「カナックスファン」→「カナダのチームのファン」にとどまらずに、せめて「NHL好き」という階層まで上がることができれば、暴動がおこることはなかったはずです。もちろん、もっと階層を上げて →「ウインタースポーツ好き」→「スポーツ愛好家」→……→「平和主義」というレベルまでいけば、争いは起こりようがありません。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html
今年(2020年)は東京オリンピックが開催されます。スポーツの祭典を「平和の祭典」にまで昇華させるものは高い抽象度だといえます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8749123.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8900535.html
この考え方はものすごく重要です。
ジョージ・ブッシュ氏が大統領の時代のアメリカは、“正義”の名のもとに様々な争いや戦争を仕掛けました。イラクをはじめ中東の多くの地域に爆弾を落とし、罪のない民間人(しかも子ども達まで)を次々と殺していきました(そのイラクはアメリカとイランの争いに巻き込まれ、今もミサイルを撃ち込まれています)。
もし当時のリーダーがアメリカの子ども達と同じように中東地域の子ども達も大切に感じることができたなら、爆撃などできなかったはずです。「アメリカの子ども」という階層ではなく「地球上の子ども(あるいは人間)」という階層で考えることができたなら、戦争など仕掛けられなかったはずです。
宗教の違いや肌の色の違いを超えた世界で思考することができれば、そして過去のしがらみや利権をはるかに超越した階層で決断することができれば、誰も血を流すことはありません。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14120540.html
人類は(地球は)このまま滅びてしまうのでしょうか?
それとも、平和を築きあげ、ともに繁栄することができるのでしょうか?
…それは「概念の階層を上がることができるか」「抽象度の高いゴールを共有することができるか」にかかっているといえます。
まずは自身の心の平和のために概念の階層を上がる
世界の平和や豊かな未来のために概念の階層を上がり続ける
…そのような“覚悟”こそが、「心のエネルギー」のコントロールを可能にし、エフィカシーの源泉になると私は思っています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19033189.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html
…次回は、B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」の段階での「心のエネルギー」のコントロール方法についてまとめます。
(S-03-14につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記1-
ジョージ・ブッシュ氏が大統領の時代のアメリカは、“正義”の名のもとに様々な争いや戦争を仕掛けました。イラクをはじめ中東の多くの地域に爆弾を落とし、罪のない民間人(しかも子ども達まで)を次々と殺していきました
…遠く離れたアメリカの安全な基地内で「プレデター(捕食者または略奪者)」と名付けられた無人爆撃機を操り殺戮を行う姿は、まるでテレビゲームでもしているかのようでした。“非現実”が“現実”を破壊していくかのような映像は、当時の私にはとても衝撃的でした。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823843.html
-追記2-
2019年12月9日付のワシントン・ポスト紙に、「2001年9月11日の同時多発テロの1ヶ月後から18年以上にわたるアフガニスタンでの米軍軍事行動の失敗が隠蔽され続けている」ことが報じられました。
2300人以上が戦死し、1兆ドル(約109兆円)以上が投じられた軍事行動の失敗が隠蔽され続けているという事実は、情報公開法に基づきワシントン・ポストが入手した「アフガン・ペーパーズ」と呼ばれる米政府内部文書により明らかになったそうです。3年以上にわたる2件の訴訟を経てようやく開示を勝ち取ったということでしたが、このように事実を明らかにすることができたのは「記録が改ざんされずにしっかり保管されていたから」です。
…日本に住む私たちは、今、大きな危機の中で生きている(生かされている)のかもしれません。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691562.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_386190.html
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