Q-118:認知的不協和時に無意識が全力で働きゴールに向かっている気がしています

 

 御連絡をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、回答させていただきます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、内容には変更を加えてあります)

 

Q今までリラックス時にこそ抽象度が上がりゴールに向かうとばかり思っておりました。じつはまだ苦しいのですが、認知不協和時に無意識が全力で働きゴールに向かっている気がするようになりました

 

A:「リラックス時にこそ抽象度が上がりゴールに向かう」と「認知不協和時に無意識が全力で働きゴールに向かっている」は矛盾しているように感じられるかもしれませんが、じつは同時に成り立ちます。鍵は「抽象度を上げること」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 認知的不協和とは、現状と現状とは違う新たなゲシュタルトが綱引きをしている状態。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 コーチングを実践する者にとっての「現状とは違う新たなゲシュタルト」とは、ゴールを達成した未来のことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

表現を変えると、それは「過去の記憶でつくられた現状からゴール側(未来)に抜けだしている状態」であり、「強力なホメオスタシスフィードバックを断ち切ろうとしている状態」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

なので認知的不協和を感じたときは、「挑戦している私」「コーチングを実践している私」を「私らしい」と評価しつつ、未来の「もっとすごい私」や「もっとすごい私が果たしている機能・役割」のイメージを楽しんでください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 ゴールが完全な自由意志で設定した100%want toなものであれば、不協和そのものを楽しめるはずです。もしも楽しめないときは、ゴールを再確認してみましょう。Have toが紛れ込んでいる可能性があります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

 

 100%want toを確認できたなら大丈夫。輝かしい未来が、時間の流れに乗り、どんどん近づいてくるのです。楽しみですね。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 過去のブログ記事で、認知的不協和をうまくコントロールするコツとして、「ゴールのバランスホイール」(Q-069)や「ゲシュタルトの再構築」(F-069)を紹介しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14524490.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14960781.html

 

それらに取り組んでもまだ「辛さ」を感じるときは、ぜひ「ゴールが誤ったモノサシで設定されていないか?」と自問してください。want to / have to」を決めている基準自体を見直すのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

誤ったモノサシとは、「他人の視点」「社会の価値観」「仮想の自分」です。認知科学者 苫米地英人博士の著書「まんが苫米地式02 ビジネスが変わるコグニティブ・サイエンス」(サイゾー)や「苫米地英人コレクション03 『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(開拓社、復刊版)で詳しく解説されています。

 

 スコトーマをさらに外し大切な気づきを得るために、「じつはまだ苦しい」が存在しているのかもしれません。縁起として。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 「じつはまだ苦しい」でも問題ありませんよ!

「ゴールに向かっている気がする」かぎり全然大丈夫です !!

 

 御連絡ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

まんが苫米地式2 ビジネスが変わるコグニティブ・サイエンス