苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

2025/12

F-427:さくら <vol.4;覚醒の先にある“寂しい”の先で得たもの>

 

先日、我が家のさくらが旅立ちました。

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら気づいたのは、「さくらと過ごした16年間が『子どもの頃からの夢の最高の現実化』となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)に違いない」ということ。そして

 

 vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37769002.html

 vol.2;寂しさ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37803561.html

 vol.3;“洗脳”が解ける(解けかけている)感触

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37839377.html

 vol.4;覚醒の先にある“寂しい”の先で得たもの

 

 

 万物は脳がとらえた情報に過ぎない。しかも、その情報はあるともいえるし、ないともいえる

 

 これは「空(くう)」のこと。わかっているつもりでいましたが、さくらの死を縁に、さらに“リアル”に「空」を体感した気がしました。

 そんな意識状態で感じたのは“寂しさ”。それは「さくらを看取ったときに感じた寂しさ」とは、まったく次元の異なる“寂しさ”です。

 

 

 「世界はすべて情報でできていて、情報を変えると物理も変わる」「物理とは、情報場の写像である」というのが苫米地理論の第Ⅱ世代「超情報場理論」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 苫米地博士は、コーチングを「可能世界間の移動(w1w2)」と定義されています。コーチング実践中に自由自在に移動できるようになるのは、「世界(宇宙)はすべて情報でできている」からです。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 釈迦は宇宙の理を「縁起」として説明し、後の天才たちがその思想を「空(くう)」に発展させました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その「空」の理解と体得がコーチングのスタートライン。

 L-217202208月シークレットレクチャー -04;情報を操作する鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37162258.html

 

それを苫米地博士は「脱洗脳」「脱構築」と表現されます。

 Q-421~:コーチングを受けるとどうなりますか? -version 2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430928.html

 

 「縁起」や「空」は言語の抽象度を超えていますが、あえて言語化するならば

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

の世界(宇宙)に存在するすべての事象は、すべて自分の心が生みだしている

 

 

 つまり、すべて幻想であるということ。そして、幻想の正体は情報です。

その情報は誰かが意味を持たせて初めて情報となります。苫米地博士が好まれている昔からの表現でいうと「ゲシュタルト」。超情報場理論でいうと「情報場」です

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 では、なぜ「意味を持った情報(ゲシュタルト、情報場)」は生まれ“現実化”するのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

 答えは“寂しい”から。

 F-407:自由訳「守破離」 vol.5(最終話);苫米地式「守破離」の真髄

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37145932.html

 

 以下、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス、p128)より引用します。

 

 

覚醒の先にある「寂しい」

 「寂しい」については少し難解な定義なので、もう少し説明します。

 物理的現実世界という幻想から覚醒しても、目の前に広がるのは新たな幻想です。

 その幻想から覚醒しても、さらに次の幻想が現れます。幻想から覚醒し続けると、待ち受ける先は情報です。すべては、情報だけになります。

 そして、目の前に広がる世界は、すべて自分が生み出したことに気が付きます。

 恋人も友人も両親も、総理大臣も芸能人も赤の他人も、すべて自分が生み出した情報です。すべて自分が生み出したフィクションです。

 皆さんは、それぞれの宇宙で1人だけしか存在していません。宗教でよく言われるところの、アートマンという存在です。

 最終的には、皆さんのアートマン自身も情報に過ぎないのですが、それは悟りの境地なので、ここでは割愛します。

 幻想から覚醒し続けていくと、待っているのは究極的な孤独です。

 自分以外は誰もいません。一緒に映画を観ている恋人も、会話を楽しむ友達も、育ててくれた親も、テレビで大言壮語を吐く総理大臣も実は存在しません。あなたが生み出した情報なのですから。

 しかし、それではあまりにも寂しくないでしょうか。

 

 自分以外に誰1人として存在しないのは、とても寂しいことです。

 ですから、人は隣人を求めます。隣で触れ合える恋人を求めます。気兼ねなく話せる友人を求めます。自分を一番に考えてくれる両親を求めます。そして、この世が自分1人ではないと思わせる他人を求めます。

 そのためには、自分で物理的現実世界を生み出すしかありません。皆で情報を共有するためのスペースを作り出すしかありません。

 それが、「ビッグバン」です。

 ビッグバンは、何の意図もない情報空間から、人々が意図的に情報を共有するために起こされた現象です。

 人間が互いに見て、聞いて、触れることができるように、わざわざ物理的制約を設けた世界を生み出すために起こされたのがビッグバンなのです。

 つまり、宇宙は人間が生み出した世界なのです。ビッグバンも人間が起こしたものです。人々がそれぞれの孤独を埋めるために、共通の認識として幻想の中に物理的現実世界を生み出したのです。

 ボールを蹴るという遊びをする時、どうせならルールを設けて、チームを作り、互いに競わせたほうが面白いでしょう。できるだけ多くの人がのめり込めるように、国同士で戦わせる大きな大会を設定したほうが面白いでしょう。

 宇宙も同じです。

 人が寂しさを紛らわせるために、物理制約というルールを作り、物理的現実世界というプレイグランドを用意したのです。

 

 にわかに信じがたい話かもしれませんが、LSDなどの違法薬物に手を出した人は、その世界を体感するようです。あくまで疑似的ですが、LSDなどでこの世とは違う幻想へ引き込まれた人達は、自分が宇宙で1人しかいないことに気付きます。そして、言いしれぬ恐怖を覚えて帰って来ます。

 ですから、LSD中毒者の多くは、世界平和を訴え始めます。

 彼らは孤独による寂しさを体験したが故に、物理的現実世界のありがたさを知るからです。

 地球環境の素晴らしさ、人間の素晴らしさを知ったために、それらを守ろうとし始めるのです。

 もちろん、本書で私が著している方法論を実践すれば、LSDに頼らなくても寂しさは体感できます。物理的現実世界から一度離れ、あらゆる幻想を取り払うことができるでしょう。

 問題は、その後どうするかです。LSD中毒者のように世界平和を訴えるのか、釈迦のように悟りの境地まで突き進むのか、あるいは、自分にとっての幸せを違う形で模索するのか……

 その選択は、皆さんの自由です。その時には、皆さんは本当の自由を手に入れているはずですから、気の向くままに選択すればいいでしょう。

 この世はすべて幻想であり、同時にこの世は人間の寂しさによって生み出されたのです。どちらかが先に存在していたなどということはありません。釈迦の言葉を借りれば、「すべてがあると言えばある。ないと言えばない」という「一念三千」の論理です。

 引用終わり

 

 

物理的現実世界から一度離れ、あらゆる幻想を取り払うことができる

問題は、その後どうするかその選択は、皆さんの自由

 

 物理的現実世界から一度離れ、あらゆる幻想を取り払う」のが空観。そして、「その後どうするかの選択」が仮観。空と仮を同時に成り立たせる意識状態が中観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

この世界に存在するすべての事象は、すべて自分の心が生みだしています(空観)。つまり、自分や世界は絶対不変の存在としてこの世にあるのではなく、一人ひとりの心がどんな関係を選ぶかによってあり方を変えていくということ。

だから、心をコントロールすれば、自分や世界を自由自在に変えることができます(仮観)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

その理(中観)を、しっかり理解し、本気で実践する

 

それがコーチング。その本質は「縁起に関わる」ことです。

 L-216202208月シークレットレクチャー -03;コーチングの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37136542.html

 

 その「縁起に関わる」ことを、苫米地博士は「超瞑想」と表現されています。超瞑想を通じて、1)情報空間の場の因果関係を正しく、2)自由自在に観て、3)強い臨場感を維持することで、情報場を書き換えることができます。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 そして、その書き換えた情報場を、「物理制約というルール」をクリアしながら、「物理的現実世界というプレイグランド」にうまく落とし込むことができると(実装)

 

その情報場は現実化します。それはまったく新しい可能世界w2という世界(宇宙)を創造したということです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

この世はすべて幻想であり、同時にこの世は人間の寂しさによって生み出されたのです。どちらかが先に存在していたなどということはありません。釈迦の言葉を借りれば、「すべてがあると言えばある。ないと言えばない」という「一念三千」の論理です

 

 

 さくらの看取りを経て、その縁がコーチとしての機能にも大きく影響していることに気がつきました。覚醒の先にある“寂しい”の先で私が得たのは、圧倒的な「一念三千」の体感でした。それはさくらとの縁で得たかけがえのない学び。

 L-173202203月シークレット… -06;「新たな世界(w2)」に潜む“闇”とその対処法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34980243.html

 

  さくら

 

16年間一緒にいてくれてありがとう

貴重な学びをありがとう

 

 

さくら(2025年10月)

さくら

202510

最後の散歩

 

 

 

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F-311~:デジタル自傷行為

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Q-436:コーチングは行動科学とどう違うのですか? <vol.3;「内部表現」という宇宙を認識する>

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Q-453:コーチングの対象が自分であっても他者であっても、することは同じという認識で良いでしょうか? <vol.2;コーチングは「自己超越」-前編-

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 vol.1;コーチングは「自問自答」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 vol.2;コーチングは「自己超越」-前編-

 

 

Q:苫米地博士の書籍や動画で学びながら、自分自身にコーチングを行っています。自分を変えていこうとするときに、他者に対するときよりも客観的に進めていくことが難しいように感じています。コーチングの対象が自分であっても他者であっても、することは同じという認識で良いのでしょうか? 自分自身に対してコーチングを行う場合に特有のポイントなどがあるのでしょうか?

 

A2:コーチング・セッションは「自問自答」。

ならば、コーチによるコーチングも、セルフコーチングも、さほど違いがないように感じられるかもしれません。“自ら問い、自ら答える”ことだから

 F-392~:ナイセイカンショウ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431017.html

 

しかし、やはり、セルフコーチングは難しいものです。

それはなぜでしょうか(case)? どうすればいいのでしょうか(plan)?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

 今回はコーチング・セッション中に行われる「自問自答」について掘り下げます。

 

自問自答」は“自ら問い、自ら答える”ということですが、最初の「自(ら問い)」と次の「自(ら答える)」は同じではありません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 その「同じではない」ということをしっかり確認し、場合によっては修正(誘導)することが、コーチの役割です。その確認と修正(誘導)を、「自分自身に対してコーチングを行う場合」には自分で行わなければなりません。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

そのためにはコーチングにおいても重要な“ある知識”の体得とその実践が必要です。

 L-236202209月シークレットレクチャー -11;複雑な関係を立体的に思考する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37723449.html

 

 その体得する知識とは「抽象度」。実践とは「抽象度を上げる」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 最初の「自(ら問い)」よりも後の「自(ら答える)」の抽象度が高くなければ、「自問自答」で吐き出した答えは必ず現状の中。その場合、コーチは抽象度が上がる方向に誘導しながら、再度「自問自答」を促します。

 L-06220209… -02;高次の抽象度次元に誘う存在、高い抽象度次元を志向する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28485944.html

 

これから引用する文章に合わせて「ゲシュタルト」という言葉を用いるならば、最初の「自(ら問い)」よりも後の「自(ら答える)」の方がゲシュタルトが大きくなっています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 *「ゲシュタルトを大きくする」ための具体的方法はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 以下、苫米地博士の著書「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店、p148)より引用します。

 

 

すべては、ゲシュタルトの選択問題

 前項で述べたように、ゲシュタルトとは、1つの心を維持し、それにそぐわないものは認識しないという知覚現象や認識活動を説明するための概念で、日本語では認識の統合とか認識のかたまりとか呼ばれています。

 維持するためにふさわしい認識の範囲がすなわち、前出のフレームになるわけですが、現実の人間の思考では、そのフレームを設けて、その中で考えるということが難なくされています。

 無限の可能性を全部洗って、選択するには、無限の時間がかかってしまうからです。

 つまり、ある1つのことをやるときに、その中で起きうることのすべてに、起きる可能性があるのです。

 その可能性の中で、何が関係あるのか、何が関係ないのかを選び出し、ゲシュタルトを形成するのです。

 例に挙げた完全試合でいえば、赤い帽子が重要だったのか、赤いトランクスが深い関係を持っているのか、あるいは、観客の帽子が赤かったことと関係があるのか、そのどれもが関係ないのかなどなどの可能性です。

 もしかしたら、観客にとっては、そのどれもが関係ないもので、赤い帽子もめがねも、完全試合をするためのフレーム、ゲシュタルトの中にははいらないかもしれません。

 まして、ピッチャーがはいているトランクスの色など知りようがないのです。完全試合の可能性はまったくないことでしょう。

 しかし、ピッチャーにとっては、これは、完全にゲシュタルトの選択範囲内です。彼は、数々のゲシュタルト要因の中から、赤いトランクスを選び出したのです。

 このような、人間の心だけがする選択を科学で可能にし、問題を解決しようとしたのが認知科学です。

 その先駆者は、アメリカの計算機科学者ジョン・マッカーシーです。彼は、マービン・ミンスキーとならぶ初期のAIArtificial Intelligence=人工知能)の第1人者と言われています。

 彼は、1956年、人工知能に関する初の国際会議を開催しました。

 そしてパトリック・ヘイズとともに、彼の指導を受けたアラン・コトックは、1966年にチェスプログラムを開発しました。

 しかし、ジョン・マッカーシーや同じく第1人者とされたパトリック・ヘイズらが提唱したフレーム問題により、人工知能(AI)の限界が見えてきたのです。

 つまり、かなり狭い範囲のゲシュタルトによるものでなければ、人工知能は、与えられた使命を果たすことができないことがわかったのです。

 たしかに、人工知能研究の初期には、文法や専門知識などのルールを与えればコンピュータによる自然文の理解が可能になり、人間との対話もできるようになるのではないかという楽観的な見通しがありました。

 人工知能にできることは、現在、50年近くもまえに開発されたチェスのゲーム以上のものはないのです。

 これから先のことはわかりませんが、私は、やはり、ここでも、認知科学の限界を感じてしまうのです。

 まとめれば、人工知能はたしかに、たとえばチェスや将棋のように限定されたゲームなどのフレームの中では、人間を凌ぐ能力を発揮します。しかし、それも人間がプログラムを仕込んだからこそできることです。

 ある野球のピッチャーが、いい成績を上げるのに、自分のはいたトランクスが関係あるのだといった、思いがけない関係性を見つけ出すような「抽象化能力」、そして全体と部分の双方向性を捉える能力は、人工知能には今のところ望むべくもないのです。

 むしろ、そうした人工知能の限界をはっきり認識したことが、現在の認知科学の功績と言ってもいいのではないでしょうか。

 引用終わり

 

 

ゲシュタルトとは、1つの心を維持し、それにそぐわないものは認識しないという知覚現象や認識活動を説明するための概念で、日本語では認識の統合とか認識のかたまりとか呼ばれています

 

 この「1つの心を維持し、それにそぐわないものは認識しないという知覚現象や認識活動」が、人間に特有のゲシュタルト能力。

 Q-408:ブリーフシステムをゼロベースで観察するvol.2;〇〇を感じ取る力>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35967572.html

 

 無限に等しい可能性の中からまるで運命に導かれるかのように「『これだ』と判断」できるのが「ゲシュタルト能力」です。そして、その「『これだ』と判断」と同時に、人は他の可能性をあえてスコトーマに隠すことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

私たちは、じつは、あたりまえのようにゲシュタルト能力によって「フレーム問題」を解決しています。

 Q-304:どうやったらすべての目標を結びつけることがOps編;〇〇〇化>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30891147.html

 

 このゲシュタルト能力こそが、認識できないはずの現状の外にゴールを見出し、実際にそのゴールを達成してしまう秘密であるといえます。その本質は「抽象度を上げる」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

  「自ら問う」間に抽象度を上げ、「自ら答える」

 

 

 それがコーチング・セッション中に行われる「自問自答」。それは「自己超越」のプロセスだといえるはずです。

 F-390:“心身の不調”の一考察 <vol.6(最終話);根治的解決法 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36459545.html

 

 そんな「自問自答」=「自己超越」を、「セルフコーチング」において実現するための秘訣(秘密)が

 

Q-454につづく)

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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Dr.苫米地の「脳力」の使い方

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Q-452:コーチングの対象が自分であっても他者であっても、することは同じという認識で良いでしょうか? <vol.1;コーチングは「自問自答」>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 vol.1;コーチングは「自問自答」

 

 

Q:苫米地博士の書籍や動画で学びながら、自分自身にコーチングを行っています。自分を変えていこうとするときに、他者に対するときよりも客観的に進めていくことが難しいように感じています。コーチングの対象が自分であっても他者であっても、することは同じという認識で良いのでしょうか? 自分自身に対してコーチングを行う場合に特有のポイントなどがあるのでしょうか?

 

A1:他者よりも自分に対するコーチングの方がずっと難しいはずです。そもそも「セルフコーチング」という概念自体が矛盾しています。なぜでしょうか?

 

 

 「他者よりも自分に対するコーチングの方が難しい」のは、御指摘のとおり「客観的に進めていくことが難しい」から。コーチングは、主観ではなく、客観。客観を維持できなければ、それはコーチングではありません。

 L-202202207月医療・介護研修会 -12QA、最終回);コーチングの奥義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36432314.html

 

 客観のことを、苫米地博士は「外側視点(外的視点)」と表現されたりもします。

F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

 その客観や外側視点(外的視点)がないと、スコトーマを外すことができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマを外すことができないと、いつまで経っても現状の外にゴールを設定することができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 だから、「自分自身に対してコーチング」はとても難しいのです。

 Q-069:認知的不協和の状態に… Vol.6;セルフヒーリングとセルフコーチングのコツ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14524490.html

 

 

 「『セルフコーチング』という概念自体が矛盾」している理由は、コーチングの鉄則に反するからです。では、その鉄則とは何でしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング2026」(開拓社、p254)より引用(青字)し、考察します。

 

 

◎なぜ、コーチングの時間は30分なのか?

 <アドバンスド2>の最後は「コーチング・セッションはなぜ30分なのか?」についてです。

 いつも言っているようにコーチングの時間はおしゃべりの時間ではありません。いま紹介したようにコーチの仕事の第一はゴールが現状の外にあるかどうかのチェックです。その時に重要なのはコーチのアドバイス……だと思っている人が非常に多いようですが、違います。

 コーチはアドバイスをしません。ゴールについて考えるのはクライアント自身です。逆にアドバイスのようなことをしたら、クライアントは、コーチからの影響を受けてしまうでしょう。さきほど言った「世界から差別をなくす」をゴールに設定する話がいい例です。ですから、コーチはクライアントが自問自答を続けられるように黙って見守るべきなのです。

 ところが、多くの間違ったコーチングでは、ここでさまざまなアドバイスをすることを推奨しています。クライアントの悩みを聞き、気持ちに寄り添い、元気づけようとします。

 たぶん「それの何が悪いのか?」と思った人も少なくないでしょう。コンサルティングやカウンセリングであれば、そのやり取りこそが仕事になるわけですから。

 しかし、苫米地式コーチングでは「クライアントのコンテンツにかかわらない」というルールがあります。コンテンツとはまさにゴールの内容で、コーチは内容にかかわってはいけません。それをやってしまうとどうしてもクライアントの利益100%というわけにはいかなくなってしまいますし、クライアントのスコトーマを逆にコーチが強めてしまうことにもなりかねません。

 では、一体、セッションの間、コーチはなにをしているのか?

 引用終わり

 

 

 クライアントのコンテンツにかかわらない

 

 これがコーチングの鉄則!

 

 コンテンツのことを「まさにゴールの内容」と書かれていますが、さらに重要なのは「関数pの再定義をしない」こと。「関数p」こそが、“コンテンツ”の根源です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

「関数p」とは、自我のこと。コーチは決して自我には関わりません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 自我をコーチング用語で言い換えると、「ブリーフシステム(Belief SystemBS)」です。コーチは、自我にも、BSにも、そして「ゴールの内容」にも、決して関わりません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

 クライアントのコンテンツにかかわらない

 

 

 では、コーチは何をするのでしょうか?

 

 

 答えは簡単です。クライアントのエフィカシー(ゴールを達成するための自己能力の自己評価)を上げることをしています。これは、コンテンツにはかかわらないということの裏返しでもあります。自己能力の自己評価ですからコーチはコンテンツにはかかわる必要はありません。ですから、コーチングは、エフィカシーの構築をお手伝いするものなのです。

 引用終わり

 

 答えは「エフィカシーを上げる」「エフィカシーの構築をお手伝い」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 次世代コーチングのフレームでいうと、「エフィカシー関数を作る」こと。そのために行うことが「セルフトークのコントロール」です↓

 L-230202209月シークレット… -05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 

 

 また、クライアントがエフィカシーを上げることができれば、コーチは話す必要はありません。なぜなら、そこから先はクライアントがゴールについて自問自答する時間だからです。もしも、そこでコーチがなにかを喋ってしまったら、自問自答の邪魔をすることになってしまいます。

 引用終わり

 

 自問自答」とは、超瞑想のことでもあります。つまり、コーチング時間=瞑想時間。その重要な取り組み(や意識状態)を邪魔しないために、コーチは無言を貫きます。

 L-213202207月シークレットレクチャー -11;<ワーク3>スコトーマを消す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36911560.html

 

 

クライアントが口を開くのは自問自答の結果が出た時です。その時、コーチも必要であれば、口を開きます。ただし、それはアドバイスではありません。そのゴールが現状の外であるのかのチェックです。

 引用終わり

 

 ゴールは、あくまでも現状の外。しかしながら、「現状の外かどうか?」は自分ではなかなかわからないものです。

 Q-216:「現状の外のゴール」とは何か? 混乱しています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27346333.html

 

現状の外と思っていたものが「理想的な現状」「現状の最適化」であった場合、ますます現状=これまでの関数pBSに縛られてしまうことになります。

L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 

 そして、必要に応じて、バランスホイールへと落とし込むことを促していくのです。

 だからこそ、コーチング・セッションの時間は30分ほどなのです。これは多くの人が短いと思っているようですが、コーチの前で実際にクライアントが自問自答している時間は5分と保ちません。ほとんどの人は1分もしないうちになにかを話し始めてしまいます。自問自答の時間としては30分でも長いくらいなのです。

 何度も繰り返しますが、コーチングはカウンセリングでもコンサルティングでもありません。クライアントとともにゴールへと向かうパートナーといった存在です。いえ、パートナー以上の存在であると思っている私にとって、やはり、この言葉がしっくりきます、「コーチはクライアントの一番の味方である」と。

 親兄弟、配偶者よりも味方です。

 なにがあってもクライアントの味方をする存在。それがコーチです。

 ですから、セッションではクライアントは徹底的に自問自答をし、その自答をコーチにぶつけてください。コーチは、それがゴールへと向かっているかを確実にチェックします。

 引用終わり

 

 

 コーチング・セッションは「自問自答」。

ならば、コーチによるコーチングも、セルフコーチングも、さほど違いがないように感じられるかもしれません。“自ら問い、自ら答える”ことだから

 F-392~:ナイセイカンショウ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431017.html

 

しかし、やはり、セルフコーチングは難しいものです。

それはなぜでしょうか(case)? どうすればいいのでしょうか(plan)?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

Q-453につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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-関連記事-

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

Q-314~:こんな私に誰がした

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425205.html

Q-423~:現状の外側に100%want toのゴール設定を行うためにはどうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431018.html

Q-443:コンサルティングとコーチングは同時にできるでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37416250.html

Q-448:未来において「被害者」という評価をひっくり返すことができるのはあり得ないと思っています <補足;「自我関数→エフィカシー関数」×超楽観>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37503636.html

 

 

オーセンティック・コーチング2026

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F-426:さくら <vol.3;“洗脳”が解ける(解けかけている)感触>

 

先日、我が家のさくらが旅立ちました。

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら気づいたのは、「さくらと過ごした16年間が『子どもの頃からの夢の最高の現実化』となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)に違いない」ということ。そして

 

 vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37769002.html

 vol.2;寂しさ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37803561.html

 vol.3;“洗脳”が解ける(解けかけている)感触

 

 

 さくらが我が家にやってきたのは2009年の9月。ちょうど私が苫米地博士と情報的に出会った頃でした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702480.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

 その2年後(20118月)、「思うままに夢がかなう 超瞑想法」(PHP研究所)という苫米地博士の著書が出版されました。その冒頭(p2)にこんな文章(青字)があります。

 

 

 あなたは飼い犬のシロと散歩中です。近所の公園でボール投げをしてシロを遊ばせています。久しぶりにあなたと遊べて、シロはとっても嬉しそう。尻尾を千切れんばかりに振りながら、あなたが投げたボールを追って、公園内を駆け回っています。

 引用終わり

 

 さくらはボール遊びが大好きだったので、この文章にとても強い臨場感を感じました。嬉しそうな瞳、激しい息遣い、渡されたボールのヌメッとした感触、再び投げたときのはじけるような猛ダッシュまるで今も目の前にさくらがいるようです。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 

 では、目を閉じてください。世界は真っ暗になり、何も見えなくなります。

 しばらくしたら、目を開けてください。きっと目の前には見慣れた公園の景色が広がっているはずだし、シロはボールを口にくわえてあなたのところに戻ってこようとしているはずです。

 ふたたび質問です。

 あなたに向かってくる犬は、本当にあなたの飼い犬のシロですか?

 目の前の犬は、もしかしたらシロのふりをした別の犬かもしれません。どうして目の前の犬がシロだとわかるのですか? もっと言えば、そもそもシロが本当に存在しているかどうか、あなたは証明することができますか?

 引用終わり

 

 そもそもさくらは存在しているのだろうか?

 

 「超瞑想法」を読んだのは、さくらや博士と縁を結んで2年後のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

さくらと散歩をするときはいつも博士の講義を聞いていたので、私の中でさくら(というゲシュタルト)と苫米地博士の情報場は結びついていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 それはトリガー(trigger)&アンカー(anchor)の関係。そのトリガー=さくらが本当に存在しているのかと真剣に思索したとき、私は強いめまいに襲われました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 それは“あると信じて疑わなかった物理空間”が突然崩壊するような感覚。足元が崩れ落ち、方向感覚を失い、未知の場所(次元? おそらく情報空間)に投げ出されたような感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

 じつは、さくらが亡くなったあとも、あの時と同じような感覚に襲われました。この世(可能世界w1)がリアルでなくなったような感触。その一方で、あの世(ゴールの可能世界w2)もリアルに感じられない感覚

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 空中をフワフワと漂っているようなこの感覚は、きっと変性意識が深まった状態であるはず。それは生まれてからずっと浴び続けた“洗脳”が解ける(解けかけている)感触でもあるのでしょう。

 L-227202209… -02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 

変性意識(Altered State of ConsciousnessASC)とは、「目の前の現状よりも現状とは異なるイメージに強い臨場感を感じている状態」のこと。

 Q-265~:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

苫米地博士は全ての変性意識生成方法を統一的に説明されています。それが「Rゆらぎ」です。

 L-11420219月シークレット… -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

 

 通常、抽象度が上がると、臨場感は下がります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

具体的な情報量が減っていくからです。抽象度が上がるほど、文字どおり“抽象的”になっていきます。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 ところが、「Rゆらぎ」を利用すれば、「抽象度を上げる際に同時に臨場感を上げていく」ことが可能になります。その秘訣が「呼吸」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36874418.html

 

 そんな変性意識について、苫米地博士は「変性意識は特定の自我を作ること」とも説明されています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33933655.html

 

 本物のコーチング(Authentic Coaching)においては、「自我を作ること」自体を目的とはしません。自我(=関数p)は、心から望む新たな可能世界w2に移動した結果として、自然に変わるものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 可能世界w2とは、ゴール設定で生みだす世界のこと。それはゴール側のコンフォートゾーンであり、高いエフィカシーで強化する臨場感世界のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 そんな自我(関数p)と可能世界w2(臨場感世界)の関係は「双方向性を持った縁起」↓

 Q-329:記憶が抜けるvol.4;自己イメージと臨場感世界は双方向性を持った縁起>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31941786.html

 

 

 さくらを感じながらそんなことを考えていたら、突然、苫米地博士の教えのコアに触れた気がしました。苫米地理論第Ⅱ世代「超情報場理論」に包み込まれたような体感です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 以下、「超瞑想力」(p6)より引用します。

 

 

世界はすべて、情報でできている

 この「はじめに」では、本書の核となる、もうひとつ大切なことをお伝えしたいと思います。

 

 それは、「この世界はすべて『情報』でできている」ということです。

 

 たとえば、目の前にリンゴがあるとしましょう。

 あなたはそのリンゴの存在を、目で見たり、手で触ったり、匂いを嗅いだり、味わったりして、実感することができます。

 さて、ここでよく考えてみてください。

 「リンゴの存在そのもの」や「リンゴが存在しているという実感」は、絶対不変の前提条件でしょうか? ……違いますよね。存在や実感は、視覚や触覚、嗅覚や味覚など五感を通じてキャッチした情報を脳内で処理することによって生じているのです。

 同じことが、この世のすべてに当てはまります。

 ホームの人々も、駅の看板も、線路を走る電車も、近所の公園も、犬のシロも、この世の森羅万象は、絶対的に存在しているわけではなく、あなたの五感が何らかの情報をキャッチして、その情報を脳が処理することによって、この世に存在しているかのように認識されているのです。

 あなたの脳が情報処理を行っただけですから、事物の存在自体が(客観的に)証明されたわけではありません。あくまであなたが「認識している」だけです。

 言うなれば、「情報」によって、あなたは世界を「ある」と信じている、ということです。

 つまり、

 「万物は脳がとらえた情報に過ぎない。しかも、その情報はあるともいえるし、ないともいえる

ということができるのです。

 引用終わり

 

 

 万物は脳がとらえた情報に過ぎない。しかも、その情報はあるともいえるし、ないともいえる

 

 これは「空(くう)」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 わかっているつもりでいましたが、さくらの死を縁に、さらに“リアル”に「空」を体感した気がしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 そんな意識状態で感じたのは“寂しさ”。それは「さくらを看取ったときに感じた寂しさ」とは、まったく次元の異なる“寂しさ”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 

さくら(2022年12月)

さくら

202212

御世話になった動物病院にて

 

 

F-427につづく)

 

 

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超瞑想法

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Q-451:転倒予防のための取り組みが度を超すと、身体拘束の観点で問題があるように思えます そのグレーゾーンをどう考えればいいでしょうか?

 

 医療・介護の現場で働く方から御質問をいただきました。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:転倒予防のための取り組みが度を超すと、身体拘束の観点で問題があるように思えます。かといって患者さんの行動にある程度の制限を加えないと、転倒を繰り返すことになってしまいます。そのグレーゾーンをどう考えればいいのでしょうか?

 

A:患者(利用者)さんの安全を守ることや確実な治療継続を目的に、医療や介護の現場では身体拘束が行われることがあります。しかし、身体拘束は患者さんの自由や尊厳を奪う行為でもあるため、なるべく行わないように試行錯誤しながら取り組んでいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 今回の御質問は、きっとそんな文脈(ゲシュタルト)で生じた疑問であるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 医療・介護における拘束は3つあるとされています。

実際に身体を拘束する「フィジカルロック(physical lock)」。過剰な薬物投与で行動を抑制する「ドラッグロック(drug lock)」。そして、指示や禁止等を強い口調で伝え抑圧する「スピーチロック(speech lock)」です↓

F-0543つのロック(&1つのキー) <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 おそらく質問者は「フィジカルロック(physical lock)」を念頭に質問されていると思いますが、抗精神病薬等の薬で物理的な“脳”に働きかける「ドラッグロック(drug lock)」はもちろん、「立っちゃダメ!」「動かないで !!」といった言葉で心に働きかける「スピーチロック(speech lock)」も「身体拘束」です。そもそも脳と心は同じもので、“脳と心”でひとつだから。

 Q-192:コーチングはマインドを使える人のための… Vol.1;抽象度&ゴール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25534400.html

 

繰り返しますが、物理空間上の脳と情報空間にひろがる心は、そもそも同じもの。抽象度の違いにすぎません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 それがわかると、「グレーゾーン」はさらに複雑に感じられるはずです。さらには不完全性が働くのですから、どんなに考えたって“絶対に正しい唯一の答え”は見つかりません。それは「白」も「黒」もなく、すべて「グレー」だということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 とはいえ、今にも患者さんは転倒してしまうかもしれません。転倒だけで済めばいいのですが、骨折してしまったり、頭部打撲後に硬膜下血腫が起こったりすれば、その後の生活に大きな影響を与えるばかりではなく、命にも関わりかねません。

 とくに高齢者の場合は死を想起しやすいため、患者さん本人だけではなく、その家族、そして医療従事者までも“動物的”になってしまいがちです。そうなると「戦うか、逃げるか」という過酷な状況が生じます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 そのような“修羅場”を、ほとんどの医療・介護従事者が経験しているはず(そうですよね?)。

 

 そのため医療・介護現場では、とくに「レジリエンス」が重要になります。

 L-015~620202月リスクマネジメント研修会レポート -02~3;レジリエンス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25697811.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25743784.html

 

 

  唯一絶対の答えは見つからない

 

 

 そんなことは承知の上で、それでも“よりよい答え”を見つけるために、私は「トゥールミンロジック」を重要視しています。「いついかなるときも論理的思考を続ける」ということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 *「論理的思考」について、詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

 ただし、論理的思考だけでは足りないとも思っています。最も重要なのは「抽象度を上げる(上げ続ける)という意思」。その裏にあるものが「意図性(intentionality)」です。

 F-375:俺にかかってこい

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35750566.html

 

 その「抽象度を上げる(上げ続ける)という意思」がハビット&アティテュードとなりながら滲み出てくるのが「利他性」。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 

すべて「グレーゾーン」だとわかった上で、より「白」に近い答えを見いだし続ける

その鍵が「利他心」

 

 

そのように私は理解しています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 以下、苫米地博士の著書「近未来のブッダ」(サンガ、p102)より引用し(青字)、少し掘り下げます。

 

 

圧倒的な利他心を生む

 他者の利益を考える心を利他心と言います。抽象度を高めていくと、圧倒的な利他心が生まれてきます。そうなると殺人はもうできません。利他心とは、慈悲の別名と言っていいでしょう。

 圧倒的な利他心を生むには、脳を活性化させ、前頭前野を使った抽象度の高い思考に熟練し、行動を変えていくこと、つまり人間としての成長が必要です。それは近代社会では義務教育の仕事です。放っておいたら人間の本能は利己心です。教育しないと利他心は生まれません。慈悲は教育によって生まれるものなのです。

 引用終わり

 

 「利他心」を生むために必要(case)なことは、「前頭前野を使った抽象度の高い思考に熟練し、行動を変えていく」こと。その実践法(plan)を一言でいえば「コーチング」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 コーチングのコアは「ゴール」と「エフィカシー」です。

 

 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、そして4)自分中心を捨て去る がゴールの基本条件。よって、ゴールを設定(再設定)するたびに、ますます「他者の利益を考える」ようになっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールを達成する能力の自己評価がエフィカシー。エフィカシーが高まるほど、ゴールとして掲げた「他者の利益」がどんどん実現していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 今まで眠っていた無限に等しい能力が覚醒し、エネルギーと創造性を“爆発”させながら、真っすぐゴールに向かっていくからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 

現代人はブッダ意識で行動できる

 前頭前野が進化した原始人が人類であり、教育によってブッダの慈悲を問題なく持てるのが現代の人間でしょう。自分の帰属した階級だけを優遇するとか、上から目線で“お恵み”を施すなどということはブッダの世界にはありません。帰属心もなければ、上下の意識もなく、一切が自分と同列であり、自分のためではなく他者のために生きています。

 IQを究極的に高めることのできる現代人なら、ブッダの次元で、だれかが苦しんでいれば救いたいと心から思い、行動を起こせるはずです。

 ブッダの次元でなくてよければ、利他は実は日常にあふれています。世の中のニュースを見ても、たとえばひき逃げや当て逃げなどをする人もいる一方で、事故現場などで周りにいる人が一生懸命、介抱したり、駅などでも具合が悪くて倒れた人を見たら、駅員や救急車に連絡したりして助けようとする行動を、多くの人が当たり前のように行っているでしょう。見ず知らずの人でも、見れば助けなくてはいけない状況だということはわかります。多くの情報を処理している現代人は、どうすればよりよいのか、見知らぬ相手へのとっさの場合でも判断できるのです。

 引用終わり

 

 苫米地博士は「慈悲」の英訳として、「mercy」ではなく、「compassion」を使われています。「mercy」は哀れみ(憐れみ)の意味が強すぎるからです。

余談ですが、哀れみ(憐れみ)と同情は違います。その違いは「共感」の有無。その「共感」はゴール達成の秘訣でもあります。詳しくはこちらで↓

 Q-169~:自身の信念を失いそうです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

 

 ゴールに向かう過程で、人は自由になり、「帰属心もなければ、上下の意識もなく、一切が自分と同列であり、自分のためではなく他者のために生きている」という境地に到達します。私はその境地(意識状態)を“無敵”と呼んでいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

まずは慈悲的なゴール設定

 慈悲を実践するにあたって一つ大事なことがあります。先ほどもふれましたがゴール設定をするのです。慈悲に関したゴールを設定すると、とうぜん役割も慈悲的なものになっていきます。それはもしかすると、あなたが思う以上に意味が深いことかもしれません。うまく慈悲的なゴール設定ができれば、そのゴールに従った慈悲に通じる行動を選べるようになるでしょう。そこには当然、抽象度の高い認識と選択が伴います。

ただし、いきなり最初から抽象度の高い選択が完璧にできたりはしません。最初は物まねでいいのです。「だれかが言ったからおれもゴールは世界平和にしよう」みたいなことでもかまいません。

「自分の幸せは、人を幸せにすることにあるんだ」ということが、自然とわかってくるのです。理解や気づきと行動は裏表です。行動したからこそ気づくこともあります。ですから、ある程度の理解を整えたら、実践あるのみです。

最初はまねでいい、ということは、見本を示す存在が必要です。だから私は若者に「おれのゴールは世界の戦争と差別をなくすこと」といつも言っています。いくらでもまねしてほしいと思います。まねでも、自分で行動しているところで本物ですし、やっていくうちに違うものがみつかるかもしれないでしょう。行動もなにもないところからはバージョンアップなどは無理なので、とにかく行動することです。

 引用終わり

 

 博士がおっしゃるとおり、「理解や気づきと行動は裏表」。

 このブログをお読みの皆さんは、すでに理解はできているはず。だから、すぐに行動を起こしましょう。その行動とは

 

 

そう、ゴール設定(再設定)です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 

ゴールを設定(再設定)し、ゴール実現を確信する

 

 

 それが私の答え。そんな意識状態でいるとスコトーマが外れ、「グレーゾーンをどう考えればいい?」の答えが自然と見つかるはずです。その時の状況(縁起)に一番ふさわしい“ベストアンサー”が。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ともに働く仲間とゴールを共有し、お互いにエフィカシーを高めあうほど、その“ベストアンサー”はどんどん洗練されていきます。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 すると、老病死(+生で「四苦」)に苦しむ患者さんやその家族は、ますます救われることになるはずです。

 L-03620204月シークレットレクチャー -05;「四苦」を超越する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26705888.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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F-143:不要不急 vol.4;レジリエンスをコーチング理論で考える <ワーク付き>

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F-412Life Is Beautiful ~調子? 素晴らしいです♫~

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F-421~:微笑み返し

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L-207202207月シークレットレクチャー -05;正しい「過去の記憶」の使い方

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Q-407~:ブリーフシステムをゼロベースで観察することが困難な中、どのように分析を行えばいいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430427.html

 

 

近未来のブッダ



Q-450:現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めましたが、ちっとも変わりません。こんな私でもコーチングを受ければ変わることができるのでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めましたが、ちっとも変わりません。こんな私でも実際にコーチングを受ければ変わることができるのでしょうか?

 

A:最初の文章中の「ちっとも変わりません」の「変わる」と、次の文章中の「こんな私でも変わることができるのでしょうか?」の「変わる」は、「変わる」の対象(主語)が違うはず。いかがでしょう?

 

 私は、前者は「可能世界w」のことであり、後者は「関数p」のことだと理解しました。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 言い換えると、前者は「コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)」であり、後者は「自我」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 関数p(=自我)は、可能世界w(=CZ)を書き換えた結果として自然に変わっていくものです。実際、「現状が嫌でちっとも変わらない」というマインドのままで「こんな私」を変えることはできません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 もしも「こんな私」を無理やり変えたとしても、強力なホメオスタシスの働きですぐに元に戻っていくでしょう。例えば、ダイエットや禁煙・禁酒等で多くの方々が経験しているとおりに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「現状が嫌」という理由(あるいは意識状態)で設定するゴールらしきものは、まず間違いなく「現状の最適化」になります。「こんな私」というセルフイメージ(=ブリーフシステム)のまま思い描く未来は、たとえ今とは全然違うように思えても、必ず「理想的な現状」です。なぜでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 答えは「スコトーマが外れない」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマが外れないまま設定するものは、本物のゴールではありません。ゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域、4)自分中心を捨て去る の4つ。その「1)現状の外」とは、「スコトーマに隠れている」という意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 私自身は「スコトーマに隠れているゴールを見つけることは、コーチとの縁なくしては不可能」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 つまり、「現状が嫌」「こんな私」を変えることは、コーチングを受けないかぎり無理。では、コーチングを受ければ変わるかというと、「現状が嫌でちっとも変わらない」というセルフトークが生じる“現状”では難しいでしょう。

 Q-395~:セルフトークのコントロールをやっていますが

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429935.html

 

少なくとも「臨場感空間を共有しない」「コンテンツには関わらない」「関数pを書き換えようとしない」という鉄則を厳守する“本物のコーチ”は役割を果たせないはずです。

 Q-443:コンサルティングとコーチングは同時にできるでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37416250.html

 

 クライアントの立場からいうと、“本物のコーチ”は冷たく感じられるものです。

 F-395:ナイセイカンショウ <vol.4;認知戦に打ち勝つための「ナイセイカンショウ」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36687231.html

 

ぜひ下記ブログ記事を読み、どういうことなのか考え、御自身の“現状”を理解してください↓

 Q-103:あがり症は克服できますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

 

 

 私の場合でいうと、重視しているのは“希望”です。クライアントの中に“希望”がある限り、コーチングは必ず機能すると思っています。

 F-399~:縁起から得た“希望/HOPE”の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431198.html

 

 “希望”を感じたら、次に行うのは「“希望”をブーストする」こと。これは個人的な感触ですが、「“希望”をブーストする」の鍵となるのが「想像力」です。

 L-09820217… -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30699999.html

 

 以下、苫米地博士の著書「自分を大きく変える 偉人たち、100の言葉 -Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版、p24)より引用します。

 

 

message01

想像力は知識より大切である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。

アルベルト・アインシュタイン

 

 この言葉は、社会のルールや常識よりも、あなたのイマジネーションのほうが上だという意味ですが、まさにその通りでしょう。知識というのはこの場合、会社にあてはめると、会社の定款であり、慣習であり、すべての有形無形の過去にある、仕事に関わる教え全部だと思ったらいいのです。会社には社長、上司などから受け継がれた素晴らしい知識や実績があります。しかし、それよりも、自分のイマジネーションの方が上だという思考は、仕事をする上でとても大切です。コーチングの祖、ルー・タイスの言葉に、「我々のイマジネーションの限界が我々の能力の限界である」というものがありますが、これと同義語だと言えますね。

 西洋では正しいことしか知識とは言いません。知識というのは、すべてのこれまでの正しいものの集合です。しかし、「そんなことより俺の想像力のほうが上だよ」ということを証明してみせたのがアインシュタインの偉大なところです。実際、彼はニュートン力学を全部、超えてしまいました。

 だから、あなたがもし会社勤めをしていて、会社の定款が問題だと思ったら、即座に退社して新しい会社を作ればいい。極端なことを言うと、日本の法律が合わないと思ったら、外に出て、よその国に行けばいいのです。

 

名言でアファメーション

 あなたの可能性は無限だ。想像力を磨いたあなたは、どんなゴールも達成済みだ

 引用終わり

 

 

 あなたがもし会社勤めをしていて、会社の定款が問題だと思ったら、即座に退社して新しい会社を作ればいい。極端なことを言うと、日本の法律が合わないと思ったら、外に出て、よその国に行けばいい

 

 「自分を大きく変える 偉人たち、100の言葉」が出版されたのは2015年。10年後の今年(2025年)、苫米地博士は「Cosmic Radio」(#22)の中で、この部分を取り上げられました↓

 Dr.苫米地 Cosmic Radio|Cosmic Radio 9/4 OA「自分を大きく変える偉人たちの言葉」#22|AuDee(オーディー) | 音声コンテンツプラットフォーム

 

この「問題だと思ったら即座に退社』『よその国に行け』」という御自身の文章に対して、「若いな~、オレ」とコメントされていました。この言葉(博士のセルフトーク)が意味することは何でしょうか?

 

 

 私が感じたのは、「決して立ち止まらない」というブリーフ。「思考停止することなく、さらなる高みを目指し続ける」というブリーフシステムです。

 PM-06-12:仮説07)思考停止

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 もっとシンプルにいうと 高抽象度への志向!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めました」の「現状が嫌」は、ただの想像力不足です。ここでいう“想像力不足”とは、「すべて情報であることを忘れている」「空が抜けている」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

すべてイマジネーションであり、すべて情報。すべて空

 

 

 そんな情報を操作する方法は、認知科学の発展とともにどんどん理論化され実践されています。そのエッセンスがつまったものがコーチングです↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 まずは逆腹式呼吸を続けましょう。その呼吸を意識に上げながら、リラックスとゆらぎを得てください。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

リラックスとゆらぎを保ち続けている(=ヒーリング状態)と、やがて時間軸上の未来に明るくクリアな何かを感じるはずです。それが“希望”。その“希望”を体感したときがコーチングを実践するときです。

Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 最後にもう一度、苫米地博士のこの言葉を引用します。自身の中から湧き上がるエフィカシーを感じながら、繰り返し声に出して読み上げてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 あなたの可能性は無限だ。想像力を磨いたあなたは、どんなゴールも達成済みだ

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

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