苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

2025/08

F-412Life Is Beautiful ~調子? 素晴らしいです♫~

 

 今回は、医師としての経験を縁に体感したイメージについて書きます。

 (プライバシー保護のため、一部変更しています)

 

 入院中の90代女性Kさんは、専門医でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と診断され、ステロイド薬(副腎皮質ホルモン)の内服治療を継続しています。

すべての薬がそうなのですが、とくにステロイドは諸刃で、強力に炎症を抑える一方で様々な副作用を引き起こします。骨がもろくなる骨粗鬆症の進行もその一つです。

 Q-116:薬に頼ることに、じつは、抵抗があります

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477470.html

 

 年齢相応に筋力が低下し歩行が不安定になっているKさんは、昼夜問わず転倒を繰り返していました。

 F-185:「新型コロナウイルス感染症」との縁で… -02;コロナ虚弱(フレイル)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25678016.html

 

 そして、ついに大腿骨頸部内側骨折を受傷してしまいました。整形外科に搬送されたものの、高齢であることと呼吸機能の悪さから手術は見送られ、「保存的治療」のために再入院となりました。

「保存的」とは「非侵襲的」ということで、この場合は「手術はしない」という意味です。大腿骨頸部の内側で骨折した場合は栄養血管の損傷を伴うため、自然に骨が癒合することはありません。つまり、これからは患側での体重支持はできないということ。健側の筋力を考えると補助具を用いても歩行は不可能で、今後は車椅子中心の生活となります。

これまで以上に不自由を強いられるということです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 幸い安静時の痛みは目立たず、体位交換や更衣時の痛み(動作時痛)も徐々に落ち着いていきました。ただし、それは物理空間上の身体の痛みの話。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 これまでのように歩いて移動できなくなった悲しみ(心理・精神的苦痛)や家族の待つ自宅に戻れそうもないという寂しさ(社会的苦痛)は、日に日に大きくなっていたはず。

 L-00620201月シークレットレクチャー -06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 

 でも、Kさんはいつも穏やかな笑顔を絶やさず、泰然自若とされていました。

 F-247:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.4;木鶏>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29025709.html

 

ある日、理学療法士(PT)と一緒に車椅子でリハビリ室に向かっている途中のKさんに会いました。

 

私:調子はどうですか?

  Kさん:素晴らしいです~♫

 

 歌いだすのではないかと思うくらい元気なKさんの姿を見ていて(←trigger)、ふいに1999年に日本で公開されたイタリア映画「Life Is Beautiful(原題:La vita è bella)」を思い出しました(←anchor)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 監督・脚本・主演をロベルト・ベニーニが務めた「Life Is Beautiful」は、第二次世界大戦下のユダヤ人迫害(ホロコースト)を、ユダヤ系イタリア人親子の視点で描いています。

 ライフ・イズ・ビューティフル - Wikipedia

 

 けっこう重たいテーマなのですが、映画自体は最初から最後まで明るいトーンで軽やか。そして、全編を通して「親の子への優しい思い」が貫かれています。もっと次世代コーチング的にいうと、「自分の利益0。子どもの利益100%」の「完全利他性」が満ち溢れている映画です。

 F-295:苫米地式次世代リーダーシップ <vol.2;次世代リーダーの要件 -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31657555.html

 

 鑑賞後、私は言葉にできない感動に包まれました。それは「圧倒的な利他性が、『Beautiful』という言葉が示すイメージと重なり合いながら、心の中でいつまでも反響する」感じ。

 L-155202111月医療系研修会 -10;「明日への希望」を失わないために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33919200.html

 

 そんな“反響”をKさんの姿にも感じ、そして、このような内省言語が生まれました。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 

  死を身近に感じながらも貫かれるこの明るさの正体は何なのだろう?

 

 

 思索を経て浮かんできたのは、釈迦の「天上天下唯我独尊」という言葉でした。

 Q-429:宇宙は「包摂半順序束」。そのtopである空(くう)は「有と無を包摂する概念」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36937284.html

 

 以下、苫米地博士の著書「自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版、p70)より引用します。

 

 

Message 23

天上天下唯我独尊

釈迦

 

 釈迦を身近に感じる方法は色々ありますが、私は座禅を組み、一人静かに般若心経を読むのが、一番釈迦を感じるよい方法だと思います。もちろん、近所の寺院にお参りに行くのも臨場感が高まる方法です。

 

 この言葉は釈迦が生まれた直後に七歩歩いて右手で天を指し、左手で地を指して言った、という伝説から出てきたものです。解釈は諸説あります。この言葉は「この世で一番偉くて尊いのは、ただ私一人である」と、釈迦が威張っているかのように思っている人が多いですが、間違えてはいけません。

 この言葉の解釈に関して、私は「宇宙は私の心が生み出しているだと考えています。さらに面白いのが釈迦の教えは「生きている全員がそのように思いなさい」というところです。ハッピーでエフィカシーが高い考えです。

 この考えが常に頭の中にあると、ストレスなく過ごせます。バカなことを言ってくる会社の上司や取引先の相手なども、すべてあなたの心のなかにある、と考えればよいのです。あなたがいなければ、その上司は存在しない。すべて自分が作り上げている、そう思いましょう。それならば怒られても落ち込むことはないし、アホな上司をかわいそうな上司に、心の中で変えてやることも可能です。

 つまり、一見マイナスなことすらも、全部自分の心が生み出しているということなのです。そうすれば、起こったトラブルには、落ち込まずにニュートラルな状態で臨むことができます。ぜひ覚えておきたいよい言葉です。

 

名言でアファメーション

宇宙はあなたの心が生み出している。

 引用終わり

 

 

 そうか、空観なのだ!

 

 それが私がたどりついた答え。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

すべて空だからこそ、どんな状況でも「Beautiful」を見いだすことができます。自身のマインド次第で。

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

Kさんが僧侶をされていることを思い出した私は、「釈迦の教えを実践することで老病死(+生で四苦)を克服し、縁あるすべてに救いを見いだしているのではないか?」と思いました。それも「絶対他力」の感覚で。

 F-343:次世代プロファイリング×ゴール設定 <vol.8;プロファイリング後に

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34097325.html

 

 このようなKさんとの縁により、「未来はどんどん『Beautiful』になっていく」という“希望”を、はっきりと体感した気がしました。

 F-399~:縁起から得た“希望/HOPE”の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431198.html

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 この原稿の最初のバージョンは苫米地博士の別の書籍から引用していましたが、ひととおり書き終えた後も何かしっくりしない感じが続いていました。パズルのピースがピタッとはまらないような感覚です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 そんな折りに、苫米地博士がXでこのような投稿をされました(2025811日)。

 

 

 『自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術』TAC出版 この著書も出て10年。今の方が違和感なく読んでもらえるかと。90年代から続く社会的劣化に、偉人の言葉という形で警鐘を促したつもり。その後更に劣化が進んでいるようにも感じる。次の世代、もしくは次の次の世代に期待。

 

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 Kindle版でサラッとでも読んで欲しい。

 

 

 博士が指摘されている「社会的劣化」は、「Beautiful」とは正反対のものであるはず。その正体は「抽象度が下がっていく」こと。その理由は「煩悩まみれ」だからでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 煩悩を克服し、自らの自由意思で抽象度の階梯を上がっていくためには、本物のゴールが必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 コーチングにより、まずは個人レベルの「Life Is Beautiful」が実現し、コーチングがひろがることで社会、そして人類レベルの「Life Is Beautiful」が実現している

 

 サラッと読み直しながら、そんなイメージも体感しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

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-関連記事-

F-032:ある医師の勇気に触れて学んだこと ~〇〇〇→思考→言葉→行動→習慣→性格→運命→〇〇→~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9366814.html

F-167:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ vol.3-2「病」;with-aging

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24549392.html

F-174:こんなはずではなかった

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24979591.html

Q-122~190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_391661.html

Q-268~:薬をやめることができますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421168.html

 

 

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Q-438:ぐっすり眠ることができず、最近はめまいが続いています 体調不良が続いており、申し訳ない気持ちと不安でいっぱいです

 

医師として働いているときに相談を受けました。対応中に考えていたことを言語化します。

 (変更を加えています)

 

 

Q:ぐっすり眠ることができず、最近はめまいが続いています。先日は仕事を休ませてもらって脳神経外科を受診しました。MRI検査などしてもらい、「頭ではなさそう。耳鼻科に行きなさい」と言われました。体調不良が続いており、申し訳ない気持ちと不安でいっぱいです。どうすればいいのでしょうか?

 

A:本人が“問題”と思っていることを整理すると、1)ぐっすり眠ることができない」という生活上の悩み、2)めまいが続いている」という物理的身体の不調、そして3)申し訳ない気持ちと不安でいっぱい」という心理・精神的苦痛の3つ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 

 じつは相談してくれたのは20代の若者です。

私はまず「自分の状態をモニタリングし、言語化している」こと、そして「『体調不良』を自分らしくないと感じている」ことについて、とても素晴らしいと言葉で伝えました。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 「この経験は、新たな知識を得て、まったく新しい気づきを得る貴重な縁起である」という強い確信も非言語で伝えながら。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 若者に伝えたかった「新たな知識」とは、「抽象度」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ただし、抽象度という知識そのものを教えるのではなく、医療や介護の現場で用いられている概念を利用しながら説明しました。その若者は医療・介護を学んでいる者だったからです。

 Q-250:コーチングや苫米地理論をいろいろな視点で多角的に学びたいと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28566857.html

 

 その概念とはTotal Pain(全人的苦痛)」。

 

全人的苦痛(トータルペイン)

厚生労働省HP>第2回終末期懇談会 資料2-2より引用

終末期医療に関する懇談会 (mhlw.go.jp)

 

 

 「Total Pain(全人的苦痛)」は、緩和ケア(緩和医療)における重要な概念です。緩和ケアとは、「患者とその家族のQOLQuality of Life、生活の質・人生の質)を改善するための取り組み」のことをいいます。

 解決(解消)する領域として4つのカテゴリーが設定され(「身体的」「心理・精神的」「社会的」「スピリチュアル」)、さらに、その4つを別々に考えるのではなく全体として捉えるために「全人的(トータル)」という概念が用いられています。

 L-00120201… -01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 

 この「部分(4つの領域)」と「全体(トータル)」の関係は双方向性。東洋哲学的にいうと「縁起」、西洋哲学では「ゲシュタルト」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 ゲシュタルト(Gestalt)とは、形態を意味するドイツ語で、「全体性を持ったまとまりのある構造」のことを指します。それは「全体と部分の双方向性で成り立ち、一つの統合的意味を持つまとまり」のことです。部分を積み重ねたから全体がわかるのではなく、全体がわかったから部分の意味が決まることともいえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「身体的(physical)」「心理・精神的(mental)」「社会的(social)」「スピリチュアル(spiritual)」のそれぞれが独立したひとつのゲシュタルトです。と同時に、それらを包摂した「トータル(total)」という“全体”を構成する“部分”でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

  

“部分”である「身体的苦痛」「心理・精神的苦痛」「社会的苦痛」「スピリチュアルペイン」はまったく違うもの。その違う概念を「同じ(“全体”の一部)」と認識する力がゲシュタルト能力です。

L-157202201… -01;フレームとは、認識の枠組みであり、行動の枠組み

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34174778.html

  

「同じ」と認識できたとき、じつは、抽象度が上がっています。抽象度が上がると「対象の本質をとらえる」ことができるようになり、理解がさらに深まります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 そのようなことを「心と体は同じ」というシンプルな話に落とし込みながら伝えました。

 L-205202207月シークレット… -03;情報空間のエネルギーを認識し活用する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36763767.html

 

 ちなみに、相談内容でいうと1)2)が「身体的苦痛」、3)が「心理・精神的苦痛」です。会話の途中で質問者は気づいた様子でしたが、職場の人間関係や親との関係などでも悩みを抱えているようでした。

 F-031:「人間関係が嫌になった」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

 

つまり、表面化した「身体的苦痛」や「心理・精神的苦痛」だけではなく、「社会的苦痛」も抱えているということ。その抽象度を考えると、「社会的苦痛」が“因”で「身体的苦痛」「心理・精神的苦痛」が“果”と考えるべきでしょう。

 Q-318:今、逃げ<相手の世界に想像を働かせて、その因果関係をイメージする>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31641663.html

 

 そんな抽象度を上げるようなサポートと並行して、私は逆腹式呼吸の指導を行いました。突然「今、呼吸している?」と質問され面食らっている相手をにこやかに見守りながら。

 L-211202207… -09;<ワーク1>逆腹式呼吸を意識に上げてコントロール→

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36874418.html

 

 その目的は「リラックスとゆらぎを得る」こと。変性意識を深め、さらに次元を上がった意識状態で、自ら気がついて欲しかったのです

 L-05820208月シークレットレクチャー -04;抽象度を上げる秘訣 <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28095246.html

 

  本物のゴールがない ということに

 

 先ほど“因”と“果”という表現を用いました。もちろん、因果とは「原因と結果」のこと。一人の人という存在は、情報空間中にひろがるさまざまな“因”が積み重なって生じた“果”だといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 簡単に言えば、「縁起のかたまり」。それが自我です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 通常、自我=縁起のかたまりは、過去の記憶の積み重ねによってできあがっていきます。実際のところ、先ほどの「情報空間中にひろがるさまざまな“因”が積み重なって生じた“果”」という言葉を、『過去→現在→未来」という時間の流れで理解する方が大多数であるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 ところが、コーチング実践者にとっての時間の流れはまったく逆。時間は未来→現在→過去と流れていきます。

 (さらに先があります。詳しくはこちらで↓)

 Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

 

 

1時間未来は1時間経つと今になり、今は1時間過去になるよね。時間は未来から過去へと流れているんだよ。だから、過去は一切関係ないよ。じゃ、未来って何だと思う?

 

 そんなことをまるで我が子に接するように語りかけながら、意識を未来に向けられるようにサポートしました。そしてゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 本当はゴール(未来)が“因”で認識(現在)が“果”です。

 Q-030:「ゴールが先、認識が後」とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 自由意思でゴールを設定して完全オリジナルの“因”を創造することなしでは、“果”である自我=縁起のかたまりを定義することができません。それは“自分”が存在していないのと同じ。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 私は、その「“自分”が存在していない」ことが、「スピリチュアルペイン」の源泉であると思っています。

 L-03320204… -02;「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」の関係性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26626963.html

 

 その解決は、もちろん、ゴールを設定することです。自分自身の自由意思で。

 L-122202111月医療・介護研修… -03;ゴールがスピリチュアルペインを解決する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32663640.html

 

 ゴールを設定しその実現に夢中になると、スピリチュアルペインを克服しながら、社会的苦痛をゴール(未来)側から解決していき、心理・精神的にも身体的にも調子を取り戻していきます。ゴールを達成している自分にふさわしいように。

 その結果、「ぐっすり眠ることができない」「めまいが続いている」「申し訳ない気持ちと不安でいっぱい」は消え失せていくでしょう。

 F-195:新たな概念「PPPD」の考察

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26301730.html

 

  だから大丈夫! 今すぐゴール設定を !!

 

 そんなことをしっかり伝えました。言語で、非言語で。

 F-218:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <2nd. Step;絶対大丈夫!>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27624719.html

 

 

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-追記-

 相手がコーチングのクライアントであれば、私はもっと強烈に働きかけます。例えば、「その『ぐっすり眠ることができない』『めまいが続いている』『申し訳ない気持ちと不安でいっぱい』は、現状維持のためのフィードバックなのでは?」と相手の心に問いかけながら。

 (フィードバックの正体は↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 以下、苫米地博士の著書「30代で思い通りの人生に変える69の方法」(泰文堂、p99)より引用します。自身の心に「不安」を見つけたときに、博士のこの言葉を思い出してください。

 Q-390:僕はコミュ障で親しい関係の人が誰もいません。休みの日も部屋に閉じこもりゲームばかりで、人生が終わっている気がします

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35197372.html

 

 その「不安」を超えたところに新たなゴールがあり、「不安」を乗り越えていくたびに人生が輝いていくはずです。Feel

 L-01320201月シークレット… -13;シンのスピリチュアルペイン克服、シンの自由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24890312.html

 

 

25 あなたの不安は「現状維持」をしたいだけ

 「まず会社を辞める決意をして手続きをとれ」と私が言うと、多くの人は「それでは次が見つかるか不安です」と訴えます。たとえわずかな間でも収入が途絶えるのが不安だというのです。

 お金に困れば、とんでもない妥協を強いられるかもしれず、そのために転落の人生を歩まなければならなくなる。そんな想像が働くのかもしれません。

 しかし、本当にそうでしょうか。

 「会社を辞めます」と上司に申し出て、退職がすんなり受け入れられたとしても、会社はいきなり辞めさせてくれませんから、籍がなくなるまで1ヶ月程度(最低でも2週間)は勤めることになると思います。欠員の補充が間に合わなければ、それが3ヶ月くらいに延びることもあるでしょう。また、辞めてからも、雇用保険被保険者の期間にもよりますが、少なくとも90日は国から失業保険が給付されます。

 とすると、月々の収入がまったくなくなるまで、最低でも4ヶ月、場合によっては6ヶ月の猶予があります。不況でいくら求人が少ないといっても、これだけの猶予があるのに次の仕事が見つからないということはほとんど考えられません。

 まして、スコトーマが外れ、本当にやりたい仕事を強くイメージするようになっていれば、その仕事に就こうとするモチベーションは嫌でも上がっています。相手企業も、そんな人物が目の前に現れると興味津々になるのが道理で、話はたいてい簡単にまとまってしまうのです。

 「次が見つかるか不安です」との心理は、じつは現状のコンフォートゾーンにとどまっている人のみが持つ、無用の心配です。そうした不安を抱くのは、スコトーマが外れていないことの証拠です

 初めて現状のコンフォートゾーンを踏み出すときは勇気がいるかもしれませんが、一度その方法を体得すれば、それはこれからの人生においても大いに役立つし、さらには人生のゴールをどうすれば達成できるかという理解にもつながっていくでしょう。

 ▶無用の心配はやめて、現状のコンフォートゾーンから踏みだそう

 引用終わり

 

 

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L-130202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -11;「スピリチュアルペイン」と「自分」と「自由」と「本当の幸せ」の関係

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Q-204~:「縁起」と「因果」

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Q-354~:休みの日なのに気持ちが良くない日が続きます。単に疲れているだけでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427647.html

 

 

30代で思い通りの人生に変える69の方法

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L-225202208月シークレットレクチャー -12(最終回);幸せを求めていないだろうか?

 

20228月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 02;コーチの役割は。そのためにコーチは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37125267.html

 03;コーチングの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37136542.html

 04;情報を操作する鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37162258.html

 05;多くの人々が創った宇宙が同時に存在している

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37173442.html

 06;コーチングのプロセス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37199631.html

 07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

 08;“しっかり生きる”ためのシンプルなワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37223679.html

 09;「過去の出来事にラベルを貼って、ドリームキラーを撃退するワーク」の意義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37235632.html

 10BSの階層性を抽象度とマッチングさせる =人間形成 =〇〇

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37262462.html

 11;「止」と「観」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37272802.html

 12;幸せを求めていないだろうか?

 

 

「止」と「観」の2つを同時に行うことが、止観トレーニングのポイント

 

 この講義のテーマと重ねていうと、「決して過信はせず」という部分が「止」、そして「しっかり確信する」という部分が「観」

その「止」と「観」の2つを同時に行うことは、コーチングの重要なポイントでもあります。

 F-318:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 この「止」と「観」の感覚は、コーチングにおいて、とても大切。なぜでしょうか?

 

 以下、苫米地博士の著書「まずは、『信じる』ことをやめなさい」(泰文堂、p202)より引用します。コーチングのコアであるゴールを設定する際の心構えを意識にあげながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

幸せを求める人ほど危険

 ここで注意すべきは、すでに述べたように、人間が求める幸せ感が洗脳に利用されるという点です。

 たとえば、かつてCIA(アメリカ中央情報局)が研究した洗脳技術では、薬物のLSDが生み出す強烈な多幸感が、被洗脳者にアンカーとして埋め込まれます。トリガーによって、そのアンカーが呼び覚まされ、被洗脳者は命令どおりに行動してしまいます。

 この事実から指摘できるのは、幸せ感はいわれのない恐怖と同じくらいに危険な情動である、という点です。そして、CIAの被洗脳者がそうであるように、他人のいうことに従ってしまう人は、それを意識するしないにかかわらず、つねに幸せ感を味わいたいと思っているのです。

 この事実が示すのは、幸せになりたいと常日頃から思っている人は、騙されやすいということです。

 「お嬢ちゃん、飴あげようか? 欲しい?」

 「うん、欲しい」

 「じゃあ、あげるから、おじさんについておいで」

 これは、その昔よく使われた、幼児誘拐の典型的な誘い文句です。もちろん、いまでも用いられているようですが、ずいぶん少なくなったのではないかと思います。

 なぜ、子どもたちがこんな誘いに乗ったのか?

 当たり前のことですが、それはお菓子が珍しく、子どもたちがみな「お菓子が欲しいなあ」と思っていたからです。

 ところが、豊かになるに従って、周りにふんだんにお菓子が存在するようになり、お菓子を売る店も増えていきました。お菓子が欲しければ、いくらでも買ってもらえるようになり、「欲しい」という子もどんどん減っていきました。

 そのため、知らない人から「飴あげようか?」といわれても、子どもたちは心を動かされないのです。

 この例が示すように、「欲しい」という強い思いは、他人に簡単に利用されてしまいます。なぜ子どもたちが飴玉を欲しがったかといえば、それが幸せの象徴であり、なかなか手に入れられなかったからです。

 

 さて、読者のみなさんは、私は大人だし、とくに他人に利用されるほど欲しがっているものもないというかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか。

 たとえば、会社の仕事で不正に手を染めて失敗する人の多くは悪人とはいえません。たいていは「出世競争に勝ちたい」という強い思いを持っているだけのことです。

 部長の椅子が欲しい、あるいは役員の椅子が欲しい、そういう強い欲求がふとした弾みに不正を行わせます。それをうまく処理すれば、出世できると思うからです。この場合は、出世が幸せの象徴になっています。

 あるいは、「ハンサムだし、背も高いし、ああいう人と結婚したい」と思っている人も、たいていは結婚に失敗して不幸になります。なぜなら、上辺に騙されるからです。

 これは、円満な家庭を築けるパートナーではなく、「かっこいい人が欲しい」と思うことが原因で、かっこいい人と結婚することが幸せだと感じているからです。

 身の回りには、こういう人がいくらでもいます。そして、おそらくあなたも、その一人なのです。

 引用終わり

 

 

 幸せ感はいわれのない恐怖と同じくらいに危険な情動である

 

 コーチングのコアは「ゴール」と「ゴールの設定」です。

 L-069202011月シークレットレクチャー -04;ゴールこそがコーチングのすべて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29018262.html

 

 そのゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、そして 4)自分中心を捨て去る。

 L-10020218月シークレット… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 ゴール設定に関して、よく御相談をいただくのが、「3)バランスホイール」について。具体的にいうと、仕事と家族(家庭)の両立であったり、ファイナンスとの線引きについての相談です。例えば↓

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 バランスホイールを構築しダイナミックに維持できるようになると、自然と抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ゲシュタルトの統合を可能とするような“ひとつ次元が上がった視点”を手に入れるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 例えば「仕事」「家族」「ファイナンス」「趣味」「生涯学習」といったカテゴリをそれぞれ具体的に考えていくと、必ず“リソースの取り合い”になっていきます。「具体的」とは、抽象度が下がる方向性であり、情報空間の底面=物理空間に向かう方向性だからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その“リソースの取り合い”を解決する秘訣が「抽象度を上げる」こと。「仕事」「家族」「ファイナンス」「趣味」「生涯学習」といったバランスホイールを常に意識に上げながら(=多様性の維持)、同時にそのすべてを包摂する意識状態で生きていると、無意識が自然に調整をしてくれ、いつの間にか解決(解消)していきます。

(詳しくはこちらでどうぞ↓)

 Q-071:認知的不協和の状態にあり頭痛が… Vol.8;「リラックスできる呼吸の無意識化」のコツとその先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14830941.html

 

 *こちらもぜひ↓

 Q-118:認知的不協和時に無意識が全力で働きゴールに向かっている気がしています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20682162.html

 

 バランスホイールを常に意識に上げながら(=多様性の維持)、同時にそのすべてを包摂する意識状態で生きている

 

そのときは「冗長性の確保」も行えています。抽象度が上がっているから。

(詳しくはこちらでどうぞ↓)

F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 その「同時にすべてを包摂する意識状態」は、「4)自分中心を捨て去る」という自我の拡大・拡張をブーストします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 すると、認識できないはずの「1)現状の外」が感じられるようになっていき、スコトーマが外れ、新たなゴールを見つけます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そんな感じで進行していくのが、「コーチングのプロセス」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37199631.html

 

 このコーチングのプロセス中に「止」と「観」の感覚を維持できていないと、苫米地博士が話されている“危険な状態”に陥ります。それは「人間が求める幸せ感が洗脳に利用される」という状態。

 L-163202201月シークレット… -07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 

 それは「2)心から望む」の「心」を他に支配され、自由を失っている状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 皆さんはどうでしょう?

 

 呼吸を意識に上げながら心を整え、“自分”にこう問いかけてください。

 L-211202207… -09;<ワーク1>逆腹式呼吸を意識に上げてコントロール →

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36874418.html

 

 

ゴールを設定する際、幸せを求めていないだろうか?

 

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 それは「2)心から望む」の「心」を他に支配され、自由を失っている状態です

 

 苫米地博士の「自由」の物理的な定義は、「カオス状態の中にエッジをつくり上げ、そのつくり上げたエッジのパターンに従って選択すること」です。詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-361:自由訳「OODA」 <vol.7;「OODA」の本質とコーチングの真髄>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35059143.html

 

  

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今後のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。

「<2025年度後期>コーチング説明会&セミナー」配信中です↓

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-378:学びと破門で脅しをかける ~自由、フェアネス、平和のために~ <vol.2;洗脳を一瞬でキャンセルしてしまう方法>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35894360.html

F-380:学びと破門で脅しをかける ~自由、フェアネス、平和のために~ <vol.4;「自分のゴールに洗脳」の先で得るもの>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35997725.html

L-070202011月シークレットレクチャー -05「過去は一切関係なし」のリザベーション(reservation

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29045573.html

L-071202011月シークレットレクチャー -06;ゴールはとてつもない才能を目覚めさせる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29072606.html

L-206202207月シークレットレクチャー -04;「想像力×創造力」の源

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36789215.html

Q-362~各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428110.html

Q-374~:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429253.html

 

まずは、「信じる」ことをやめなさい

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I-143:【告知】「<2025年度後期> コーチング説明会&セミナー」配信開始のお知らせ

 

 昨年度からパーソナルコーチングを前期・後期の二期制に変更しています。

 

 

  <前期(4月~9月の6ヶ月間)>

  受付期間:2月下旬頃から3月末までの約1ヶ月間

  説明会開催:2月下旬に録画配信開始(4月末まで視聴可能)

 

  <後期(10~翌年3月の6ヶ月間)>

  受付期間:8月下旬頃から9月末までの約1ヶ月間

説明会開催:8月下旬に録画配信開始(10月末まで視聴可能)

 

 

次期のコーチングは202510月スタートです。

説明会を兼ねたセミナー(事前録画)を825日(月)から配信します

今回のテーマは「コーチング実践にふさわしい意識状態の作り方」です。

 

 *これまでの特典で「セミナー参加権」をお持ちの方は、今後の説明会&セミナーでも利用することができます

 *「コーチング特典」をお持ちの方は、今後も利用し続けることができます

 

 

 □受講料は5,000円(税込)。銀行振り込みのみの対応です

□認知科学者 苫米地英人博士と私の間の守秘義務を守った内容になります

(受講者の皆さまと私の間で新たな守秘義務契約締結はありません)

期間限定(202510月末まで)の録画配信です(ダウンロード不可)。

 

 

 受講御希望の方は、下記メールアドレスに御連絡ください

 申し込み(メール):coachfor.m2@gmail.com

 

件名を「2025年度後期> コーチング説明会&セミナー 申し込み」としてください

 □(お問い合わせ→)申し込み→「銀行振込案内をメール」→(お問い合わせ→)指定銀行口座に振り込み→「コーチング説明会&セミナー視聴URLをメール」 という流れです

□初回は私宛(coachfor.m2@gmail.com)にお申込みいただきますが、その後は担当から御連絡さしあげます(メールアドレスは申し込み後提示)

□自動配信ではありません。すべて担当が対応するため、タイムラグが生じることを御了承ください

 

 

<タイトル> 

2025年度後期> コーチング説明会&セミナー

 

<テーマ>

  コーチング実践にふさわしい意識状態の作り方

録画時間:1時間57

2025824日撮影

 

<主催者>

 苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ)

 CoacH T<タケハラクニオ>(こーち てぃ たけはらくにお) | 苫米地コーチング (tomabechicoaching.jp)

 

<配信開始日>

 2025825日(月)

  *~202510月末まで繰り返し視聴可能

 

 <受付期間>

  20259月末まで

 

<受講料>

  5,000円(税込)

  *銀行振り込みのみの対応

 

<対象>

 コーチングに興味があり、未来をよりよくしたいと思っている方

  パーソナルコーチングを希望される方・検討中の方

 

<お問い合わせ・申し込み>

  coachfor.m2@gmail.com

 

<2025年度後期>パーソナルコーチング説明会&セミナー(ブログ周知用画像)

 

 

私は、縁ある人たち(&その縁ある人たち)のWell-being実現のために生きています。

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

Well-beingを実現していく人たちが、同時に自身と縁ある人々のWell-being実現をガイドできるように、そして未来にWell-beingを手渡していけるように、サポートしています。

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

すべてがマインド次第であり、一人ひとりの心の平和がひろがることで、いつか世界平和が実現するからです。

PM-07-11:「平成」という元号に埋め込まれたコード -後編-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

その鍵となるものがコーチング!

私が苫米地博士からいただいている大切な智慧をお届けします(守秘義務に該当するものは非言語で)

ともにさらなるWell-beingを実現しましょう。そのWell-beingをひろげ、未来に伝えていきましょう。

皆さまと縁がつながることを楽しみにしています。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知-

 気楽なクラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

I-015:本物の苫米地式コーチであるか否かを見破る簡単な方法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10829042.html

F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

Q-164:苫米地アカデミーに参加するか? タケハラ先生のセミナーに参加するか? で迷っています

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24204264.html

Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

Q-222:チュータリング・コースでも自身のゴール設定についてアドバイスは頂けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27505564.html

 

 


F-411:花束から“健康”へ

 

 先日、妻が提出する書類に夫としてサインをする機会がありました。書類には「本人との関係」という記載欄があったのですが、私は無意識に「良好」と書いてしまいました。

 

 

 というのは半分冗談ですが、「本人との関係」という表現(trigger)に心地よさを感じた(anchor)のは事実です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

妻とはもう30年以上一緒に生きていますが、これまで一度もケンカをしたことがありません。私の記憶が織りなす「一宇宙」においては。

Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 妻と出会う前の私は、家族との人間関係にずっと苦しんでいました。もっと正確に表現すると、「もはや苦しんでいることさえわからないほど苦しみに溺れている」感じ。

 F-221:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <今、親を憎んでいる人たちへ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27776349.html

 

 今思うと、その苦しみの本質は「自由がない」ことでした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そして、その「自由がない」の根源は無明そう、すべて自分自身に“因”がありました。はっきりいうと「自分中心」だったのです。

 S-04-06~7:心に深い傷を負う理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22746255.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22817135.html

 

 そんなことを考えられるようになったのは妻との縁のおかげ。信じられないようなひどい仕打ちを受けたときも、妻の存在が“本当の私”にふさわしいコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)に引き戻してくれました。優しく、そして力強く。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 おそらく妻自身は自覚していないと思いますが、私や子どもたちにとっては、とても大きなヒーラー的存在です。出会ったときから菩薩のようだと思っていましたが、今はもう如来のイメージです。

F-023:心の旅 ~「変わることができる」経由「最後のサーブ」行き~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8040944.html

 

 そんな妻(&子どもたち)との縁で生じた「結果としての関数pの書き換え」は、なんと言っても「“自分”の感覚が拡張した」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

そして、「『妻(&子どもたち)のために生きている』というブリーフが身についた」ことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そんな自身の変化に気づいたのは、認知科学者 苫米地英人博士との御縁によります。当時の状況を考えると、とても博士と縁を結ばせていただくことはできませんでしたが、妻のあたたかいサポートもあり“現状の外”に飛びだすことができました。

 PM-03~苫米地理論との出会いと実践

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124523.html

 

 

 ところで、先ほど「妻の存在が“本当の私”にふさわしいコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)に引き戻してくれました」と書きましたが、ここでは「前頭前野を維持している状態」という意味でCZという用語を使いました。私の好きな表現でいうと“気楽”。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 本物(Authentic)のコーチと縁ができると、「“本当の私”にふさわしいコンフォートゾーン」はどんどん上書きされていきます。ゴール更新のたびに →w2w3w4とまったく新しい世界(次元)にワープしていく感じで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 妻(&子どもたち)との縁により、私は「4)自分中心を捨て去る」という感覚を体得することができ、そしてコーチングの実践により「家族」というカテゴリを軸に「3)バランスホイール」を再構築することができるようになりました。

 Q-217:家族や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27388111.html

 

 さらに家族の後押しもあり苫米地博士に師事させていただくようになり、さらなる「1)現状の外」を志向するようになりました。

L-06320209月シークレット… -03;全面肯定しつつ、“現状の外”を志向する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28501205.html

 

 その結果つかんだのが、「2)心から望む」もの/こと 未知なるゴールのイメージです。

それはなかなか言語化しにくいのですが、あえて言うと「intentionality」の感覚に近いでしょうか。

 F-384:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.4;役割/責任「Intentionality」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36189008.html

 

 あるいは「calling」かもしれません。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 

 これらすべてが、妻との縁を起点にはじまっています。だから私は、妻がこの世に生まれ、そして私と出会ってくれたことに心から感謝をしています。妻(&子どもたち)を感じていると、「あぁ生まれてきてよかったな」と心から思えるのです。

 F-121:「あぁ生まれてきてよかったな」で思いだす一例

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21142618.html

 

 そんな思いを、自分らしくないと感じながらも、毎年この時期に花束とともに伝えていました。これまでは。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 ところが、今年は「(花束の代わりに)〇〇がいい」というまさかのリクエストをもらいました。その「〇〇」は秘密ですが、“健康”に関する最新のツールです(そういえば苫米地博士も)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859896.html

 

 

そうか、お互い歳を重ねてきたのだなぁ

 

 

 そんな感慨に浸りながら、結婚に関する苫米地博士の言葉を思い出しました。

 以下、苫米地博士の著書「30代で思い通りの人生に変える69の法則」(泰文堂、p171)より引用します。

 

 

48 自分のニーズを最優先にしてはいけない

 私のケースを言えば、結婚の動機そのものが相手のニーズでした。

 相手が籍を入れたほうがよかったから入籍したまでの話で、私にとっては籍を入れても入れなくてもどちらでもいいことでした。

 20代のころ、私にはたくさんの彼女がいました。自分で言うのもなんですが、モテまくっていたわけです。毎年、神宮の花火大会の日に、実家のビルの屋上でパーティーをしていたのですが、あるとき、いまカリスマ美容師になっている友人が座興で「苫米地の彼女」と称する参加者の女性を数えたところ、その数は180人にも上りました。もちろん、180人すべてと親密交際していたわけではありませんが、私としては、結婚していないから不自由だということもなく、実際誰かと結婚しようという気もなかったのです。

 妻はその中の一人でした。私が「誰にしようかな」と、180人の中から一人を妻に選んだわけではありません。では、なぜ結婚したかというと、相手のニーズなのです。もちろん、妻には結婚が必要な事情がいくつかあり、私はそのニーズをかなえてやろうと思いました。

 たぶん妻も私のニーズをくみ取って、それをかなえてやろうと考えたに違いありません。

 そうやって、相手のニーズを満たそうとすることこそ、相手のことがよほど好きだということです。よほど好きだから、相手と毎日同じテーブルについて食事をしたり、同じ部屋で眠ったり、しょうもない話題でいつまでも話をしたりすることができるわけです。

 相手のことがこのようによほど好きであれば、私は形式的に籍を入れる必要性を感じません。実際、フランスでは、夫と妻が同じ籍に入って結婚が成立するという日本のような「婚姻関係」はありません。結婚しても、夫には夫の籍があり、妻には妻の籍があるのです。

 私は、そういう関係でいいと思っていましたが、日本では現実問題として、入籍しなければ社会的な不利益が生じる場合がけっこうあります。私の場合は、相手のそうしたニーズに応える形で入籍することにしたわけです。

 そして、私は結婚後も、妻のニーズに応えるということを継続して行ってきました。したがって、妻は私に何も不満を持っていませんし、間違いなく100%幸せです。

 相手のニーズに応えるために結婚したわけですから、妻がいつも幸せであることで、私もとても満足しているわけです。相手のニーズを満たし、相手を幸せにしようと考えていなければ、そもそも私は結婚などしていません。

 ▶パートナーのニーズをつねに考えてみる

 引用終わり

 

 

 そうやって、相手のニーズを満たそうとすることこそ、相手のことがよほど好きだということです。よほど好きだから、相手と毎日同じテーブルについて食事をしたり、同じ部屋で眠ったり、しょうもない話題でいつまでも話をしたりすることができるわけです

 

 思考の抽象度が上がると、「相手」の抽象度が上がっていきます。特定の個人から →家族→仲間→地域→国→地球→宇宙→未来というように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そんな抽象的な縁起空間(超情報場)に対して「よほど好き」を貫いていると、きっと新たなゴールが生まれるに違いありません。

 Q-392コーチングとは基本的に利他的になることでゴールを達成すること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35248836.html

 

 記念すべき日に、そのようなイメージを体感しました。エネルギーと創造性の源である縁に感謝しながら。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

最後にもう一言 Happy birthdayK !!

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

その結果つかんだのが、「2)心から望む」もの/こと 未知なるゴールのイメージです。それはなかなか言語化しにくいのですが、あえて言うと「intentionality」の感覚に近いでしょうか。あるいは「calling」かもしれません

 

 もしくは「oracle」かも↓

L-142202111…-05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33383147.html

 

 

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2025年度のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。次回は2025年秋から配信開始する予定です。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-076Ya Ya(あの時代を忘れない)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15961773.html

F-156:人間関係リセット症候群

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23823944.html

F-327~:お大事に

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427730.html

Q-391:現状の外かな~ということをイメージするととても気分が悪くなってしまいます。このような場合どのようにすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35232931.html

Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 

 

30代で思い通りの人生に変える69の方法

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L-224202208月シークレットレクチャー -11;「止」と「観」

 

20228月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 02;コーチの役割は。そのためにコーチは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37125267.html

 03;コーチングの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37136542.html

 04;情報を操作する鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37162258.html

 05;多くの人々が創った宇宙が同時に存在している

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37173442.html

 06;コーチングのプロセス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37199631.html

 07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

 08;“しっかり生きる”ためのシンプルなワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37223679.html

 09;「過去の出来事にラベルを貼って、ドリームキラーを撃退するワーク」の意義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37235632.html

 10BSの階層性を抽象度とマッチングさせる =人間形成 =〇〇

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37262462.html

 11;「止」と「観」

 

 

私が思う「人間形成」とは、「空観」の体得。

 わかりやすくいうと、それは「すべてが情報である」と納得できること。

 L-204202207月シークレットレクチャー -02;〇〇とは情報である

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36751237.html

 

 次世代コーチングプリンシプルのコアである「コーチングでは、関数 p の再定義を促すのではなく、可能世界 w1 から別の w2 への移行を促す」でいうと、「関数p」も「可能世界w1」も「別のw2」も、すべて「情報」です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 その「情報」のことを、釈迦哲学では「関係」と考えます。「関係があって存在が生まれる」「縁そのものが他の縁を生みだす」という“縁起”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 前回(L-223/10)引用した苫米地博士の著書「お釈迦様の脳科学 釈迦の教えを先端脳科学者はどう解くか?」(小学館、p85)の中に、このような文章があります。

 

 

お釈迦さまの脳科学

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: お釈迦様の脳科学 釈迦の教えを先端脳科学者はどう解くか? eBook : 苫米地英人:

 

 

自分をいくら細かく定義しても、そこには自分以外のものしかありません。自我は数学で言う「点」に似ています。数学の点とは、位置だけを持ち面積を持たない図形です。「この2本の線の交わったところが点だよ」と言うことはできますが、目で見える点は面積を持つため定義上の点ではありません。点も自我も人の頭の中にある概念であり、実在はしないのです。

 

 

 「実在はしない」という「点=自我」を生みだすのは、情報空間中にひろがる縁起です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 縁起が「点=自我」を生みだし、「点=自我」がBSを生みだします。関係→「点=自我」→BSという順です(ハズ)。

 Q-220:ゴールに<後編(コーチング実践者~コーチ向け);人類には“今”しかない>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27478021.html

 

 情報空間中にひろがる縁起が生みだす「点=自我」は、本来、完全自由であるはずです。なぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 そう、「点=自我」は空(くう)だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 ところが、実際の「点=自我」はまったく自由ではありません。なぜでしょうか?

 「点=自我」を自由自在に観ることが“観自在”ですが、“観自在”は簡単にはできません。なぜ?

 

 

 答えは「煩悩がある」から。

 Q-363各エリアのゴールについて想いを馳せている… -A2<止;煩悩を意識する>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33604324.html

 

 だから、まずは「煩悩を止めながら観る」という感覚をマスターすることが重要です。それが「止観」。

 Q-423:現状の外側に100%want tovol.1;ゴール設定のスタートライン>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36583975.html

 

 以下、「ドクター苫米地の新・福音書」(講談社、p142)より引用します。

 

 

新・福音書

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「止観」とは?

 「止観」の「止」は、煩悩を制御すること。拡大解釈をすると中国禅になります。その中国禅では、座禅を組んで「喝!」とやる、あのイメージが強調され過ぎているせいか、あたかも煩悩をはじめ雑念のすべてを消すことが「止」であると誤解されがちです。

 でも、それでは気絶するなどして何も考えられなくなった人しか、理想的な悟りの境地に達することができないことになります。

 もし、煩悩を「止める」ことを「捨てる」という意味だと思っている人がいたら、それは大きな間違いです。壁に向かって9年座禅を組んだと伝えられる達磨大師だって、頭のなかにはとてつもなく大きな抽象宇宙が広がっていたはず。言ってみれば、「雑念だらけ」だったと思うのです。

 しかも、足の痛みも忘れてしまうくらい気持ちよかったのですから、抽象空間で大量のドーパミンやエンドルフィンを出していたのでしょう。臨場感を持って抽象思考をしていたわけです。

 そもそも、人が煩悩を完全に捨ててしまったら、大変です。食欲がなければ飢え死にしてしまうし、性欲を捨てれば種を子々孫々につなげていくことが不可能になります。人類が滅亡してしまうではありませんか。

 だから、煩悩を捨てる必要はありません。お釈迦様も「ほどほどにね」と言っています。ようするに、煩悩を自分でしっかりコントロールすればいいわけです。

 また、「止観」の「観」は、自分を高い視点から観ること。親鸞が始めた浄土真宗では、「見調べ」という手法を使います。

 これは、親や兄弟、配偶者など、身近な人との関係について、「してもらったこと」「してあげたこと」「迷惑をかけたこと」などを考え、徹底的に内省を促そうというもの。この見調べをもとに、心理療法などに使われる「内観療法」が考案されました。

 ただ、見調べの場合、自分をいろいろな視点で「観る」のはいいけれど、我欲や煩悩を脇に置くという「止」の部分が弱くなりがちです。と言うのも、観れば観るほどいろんな心の動きが出てきて、逆に自分の都合のいいように妄想を膨らませてしまったり情動に流されたりする恐れがあるからです。

 このように、「止」と「観」はどちらか一方に力点を置きすぎると、うまくありません。煩悩をちょっと脇に置いてあげないと、どうしても煩悩に引っ張られて、本当の意味で高い抽象度に上がっていけないのです。

 したがって、「止」と「観」の2つを同時に行うことが、止観トレーニングのポイントになります。

 引用終わり

 

 

「止」と「観」の2つを同時に行うことが、止観トレーニングのポイント

 

 この講義のテーマと重ねていうと、「決して過信はせず」という部分が「止」。そして、「しっかり確信する」という部分が「観」です。

 

その「止」と「観」の2つを同時に行うことは、コーチングの重要なポイントでもあります。

 

L-225につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

「実在はしない」という「点=自我」を生みだすのは、情報空間中にひろがる縁起です

 

 この感覚を体得すると、「結果としての関数 p の再定義」がクリアに感じられるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 コーチングの根幹には“縁起”があります。以前(L-216/03)引用した苫米地博士の著書「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 -今こそ、『縁起人』として生きろ。」(TAC出版、p138)の中には、このように記載されています。

 

 

もうこれ以上、人間関係で悩まない極意

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人間は一つの縁起の結果として存在している

=まず関係があって、存在がある

  その人の存在は、関係が変わると変わる

 

 

 コーチという新しい縁起により、ゴールを設定し、エフィカシーを高め、スコトーマを外しながら“w2”を現実化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その「コーチング=縁起に関わる」が、コーチングの本質です。

 Q-437:コーチングは行動科学と <vol.4;コーチングは新たな「縁起」づくり>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37087452.html

 

 

-告知1

2025年度のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。次回は2025年秋から配信開始する予定です。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-325:観自在 <実践編-5;“縁起力”をブーストする>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33162493.html

F-348~:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428154.html

F-399~:縁起から得た“希望/HOPE”の体感

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431198.html

L-180202206月医療・介護研修会 -03;「幻覚」を見破り「付加価値」を生み出すヒント

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35494210.html

L-198202207月医療・介護研修会 -08;ディベートを極めたうえで、徹底的に「Rゆらぎ」を行う

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36343075.html

Q-219:ゴールに対するスケジュールはたてますか? <前編(入門者~実践者向け);ゴールが先、スケジュールは後>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27441932.html

 

 


L-223202208月シークレットレクチャー -10BSの階層性を抽象度とマッチングさせる =人間形成 =〇〇

 

20228月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

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当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 02;コーチの役割は。そのためにコーチは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37125267.html

 03;コーチングの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37136542.html

 04;情報を操作する鍵

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 05;多くの人々が創った宇宙が同時に存在している

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 06;コーチングのプロセス

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 08;“しっかり生きる”ためのシンプルなワーク

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 09;「過去の出来事にラベルを貼って、ドリームキラーを撃退するワーク」の意義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37235632.html

 10BSの階層性を抽象度とマッチングさせる =人間形成 =〇〇

 

 

過去の記憶を現在進行形で語り、ラベルを貼ることでRがゆらぎます。過去の記憶を客観視するだけで大きな効果が得られます。新しい自分を発見し、新しいゴールが見えてくる可能性を生み出すのです

 

 「正しいかどうか?」など難しく考えずに気楽に取り組むほど、Rはどんどんゆらいでいきます。その結果、コーチング(&ヒーリング)実践にふさわしい変性意識状態を獲得していきます。

 F-284:気楽 ver.2 01;「リミッターをはずす!」ために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31030703.html

 

 すると、抽象度を上げやすくなり、さらなる現状の外にゴールを設定することができるようになっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

なぜなら、無意識がゴールに関係するかどうかを勝手に判断するようになるから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

そして、無意識下で縛られている制約に無意識が気づいてくれるようになるから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それがモニタリング&ラベリングにより覚醒する意識状態です。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 過去の記憶にラベルを貼った後は、ラベリングの対象を拡大していきます。24時間365日、夢の中でもラベリングをしているイメージで。

 Q-213~:「ラベリングを夢の中でも行う」ことの意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414537.html

 

 前回(L-223/09)紹介した「過去の出来事へのラベリング」に対して、本来のラベリングは認識するものすべてに対して行います。

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 基本は「逆腹式呼吸」。呼吸を意識に上げてコントロールすることが大原則です↓

 L-166202201月シークレット… -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 逆腹式呼吸でリラックスとゆらぎを得たら、モニタリングを行います↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 モニタリングを行う時のポイントは、「すでにゴールを達成している」「今まさにゴールの世界(w2)にいる」という感覚。

 Q-103:あがり症は克服できますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

 

 その感覚(より正確には意識状態)を維持しながら、さらにリラックスを深め、ラベリングを行います。

 

 

 「ラベリング」とは、認識したものすべてに「T(ティー)」「Nil(ニル)」「D(ディー)」のどれかを張りつけること

  T:ゴールに関係すること(ゴール達成の妨げになることも含む)

  Nil:ゴールと関係ないこと

  D:「T」でも「Nil」でもない感情(怒り、後悔、悲しみ、不安など)

 

 

 ラベル張りは時間をかけず、情報を認識した瞬間に行います。

 

まずは「D」を減らすように意識します。「D」は完全に自分のマインド次第です。

次に「Nil」が減るように自身の行動を見直します。基本的に「Nil」にはhave toが入り込んでいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

Nil」が続くときには、「なぜhave toなのか?」「want toは何か?」「そもそもゴールは何だったか?」と自問を重ねます。止観です。

Q-357:休みの日なのに気持ちがvol.4;リラックスと緊張のサイクル -超越編-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33248780.html

 

 人の前頭前野には複数の「ブリーフ」が同時に存在しています。階層性はあってもグチャグチャなカオス状態として機能しているのが、コーチング実践前のブリーフシステム(Belief SystemBS)の実際のところ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

その「グチャグチャ」「カオス」が、人の心に矛盾や葛藤、混乱を生みだします。

 L-09420217月シークレット… -06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 

 ゴールを意識に上げながら行うラベリングは、BSをゴール側から整える縁起だといえます。ゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、そして4)自分中心を捨て去る こと。

 L-10020218月シークレット… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 1)現状の外に4)自分中心を捨て去りながらゴールを設定(更新)するほど、抽象度が上がっていき、重要度に影響するBSの階層性が整っていくことになります。

 その抽象度を意識に上げ続けることが、「結果としての関数pの書き換え」を実現するコツです(ハズ)。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 通常はBSの階層性は抽象度とは無関係です。それどころか、むしろ抽象度の低い煩悩レベルが上位にあって、優位になっている(=支配している)ことが多いもの。

 F-221:不安と不満のはざまで<ちょっとブレイク;今、親を憎んでいる人たちへ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27776349.html

 

そんなBSの階層性を、抽象度とマッチングさせていくことは「人間形成」だともいえます↓

PM-05-13~5そもそも教育とは?-6)人間形成

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 その「人間形成」を一言でいうと

 

 以下、苫米地博士の著書「お釈迦様の脳科学 釈迦の教えを先端脳科学者はどう解くか?」(小学館、p84)より引用します。

 

 

釈迦の「無我説」

 輪廻転生を否定する方法はいくつか考えられますが、釈迦はもっとも抜本的な方法を取りました。

 それは、「輪廻の実体となるアートマン(魂、自我)はない」というものです。

 輪廻とは、肉体が滅しても存続する自我、すなわち魂が別の新たな生命に宿るという考え方ですから、主体となる自我がなければありえません。

 われわれが考える自我とは、脳すなわち心の中にだけ存在するものです。その実体は名前や肩書き、好みなどすべて他者との関係からなる情報です。「名前は〇〇」「お父さんが誰」「お母さんが誰」「東京都港区の出身」「出身校はどこ」「勤務先はどこ」「〇〇が趣味」といったような、外部との関係によって成立しています。

 自分をいくら細かく定義しても、そこには自分以外のものしかありません。自我は数学で言う「点」に似ています。数学の点とは、位置だけを持ち面積を持たない図形です。「この2本の線の交わったところが点だよ」と言うことはできますが、目で見える点は面積を持つため定義上の点ではありません。点も自我も人の頭の中にある概念であり、実在はしないのです。

 また自我は、自分にとって重要な記憶によって作られた評価関数ということもできます。自分が誰であるかは、自分が大事だと思う項目を優先して定義しようとします。「東京大学を卒業した自分」より「昨日の朝食に納豆定食を食べた自分」が優先されることは普通はありません。

 実は人間の脳は、自分にとって重要なもののみを認識するようになっています。RASReticular Activating System)によって、自分にとって価値が低いと思う情報は遮断されています。すべての情報を認識していると、脳の情報処理が到底追いつかないからです。RASによって見えなくなるもの、認識の盲点を「スコトーマ」と言います。

 コーチングは、スコトーマを消すことで新たな認識を得る技術です。年収500万円の人には、年収1億の稼ぎ方はスコトーマになって見えていません。コーチングによりスコトーマを外すと1億の稼ぎ方が見えてきます。スコトーマを外すのに必要なのは、年収500万円という自我から年収1億という自我に変えることです。コーチングは自我という評価関数を変える技術なのです。

 いずれにせよ、自我の正体は脳の中にある情報であり、死んでから自我のみが取り出されて別の生命に宿ることはありえません。

 これが、輪廻を否定した釈迦の無我説です。実にシンプルかつ、これ以上の否定は考えられないのではないでしょうか。

 もちろん、自我が「ない」という表現は、後の大乗的な「空」の概念では「自我は空である」と表現できますが、釈迦の時代はそんなまどろっこしい説明ではなく、ストレートに「自我はない」と言っているのです。

 釈迦にとっては、カーストという差別を否定する立場からも、輪廻転生という宗教的論理を徹底的に否定する必要があったのです。

 引用終わり

 

 

 われわれが考える自我とは、脳すなわち心の中にだけ存在するものです。その実体は名前や肩書き、好みなどすべて他者との関係からなる情報です

 

 私が思う「人間形成」とは、「空観」の体得。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 わかりやすくいうと、それは「すべてが情報である」と納得できること。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 その「空観」から、「仮としての『ゴール側の可能世界w2』を創造するコーチング」がはじまります。

 F-353:“覚醒”の夏に向けて習得! 苫米地式「オーセンティック・コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

 

L-224につづく)

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

Q-114~:「秘密のワーク」やってみました

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Q-225:ラベリングにおけるゴールに関連があるないの判断基準はエンドステートでの自分の姿なのでしょうか?

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Q-287:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか? <vol.7;モニタリング&ラベリングの意義>

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Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

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F-410:病院嫌い ~最適化の外側で遊べ!~ <後編>

 

 医療現場で直接言われることはそう多くはありませんが、ときどき“病院嫌い”という方に遭遇します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 わざわざ言わないだけで、そう思っている人はけっこういるはず。皆さんはどうですか?

 

 

 病院を嫌いだと思う人の気持ちはよくわかります。医師である私がいうのもなんですが、私も病院が嫌いだから。

 Q-298~:どれくらい相手に共感していいものでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423870.html

 

 相手の中に“病院嫌い”を感じたとき、私はついその理由を探ってしまいます。相手のブリーフシステム(Belief SystemBS)を分析するクセがついているからでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 それはコーチとしてのハビット&アテュテュードです。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 スコトーマを作り思考を限定してしまうのが嫌なので、コーチとしての私はパターン分類はしていません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それでもあえて分類するならば、“病院嫌い”は大きく5つのカテゴリに分けることができそうです(自由訳です)。

 Q-407BSをゼロベースで観察することが困難な中vol.1;フレーム問題>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35931899.html

 

シンプルにまとめると

 

1)    過去に病院で嫌な経験をしている

2)    未来(老病死)に対して不安や恐怖を感じている

3)    必要性は認めるが信用していない

4)    自分らしくないという感覚が強い

5)    必要性を感じていない

 

 少し抽象度を下げ、2回にわけて考察します。

 

 *前編はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37211609.html

 

 

 4)自分らしくないという感覚が強い

 これはコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)の話。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 もっとわかりやすくいうと、セルフイメージのことです。

 Q-208:質問という行為はセルフイメージを下げると思っています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26826907.html

 

 例えば、病気を患う自分を「自分らしくない」、健康な自分を「自分らしい」と思うほど、病院と縁がある自分に対して強い違和感が生じます。その落ち着かない感覚が“病院嫌い”の正体ということもあるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 苫米地式次世代コーチング・プリンシプルでいうと、「現状の可能世界w1=病気」と「別の可能世界w2=健康」が同時に存在している感じです。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

ゴールのバランスホイールには、必ず「健康」のカテゴリを設けます。ゴールがなんであれ、その達成には“健康”でいることが必須だから。

 Q-425:現状の外側に100%want tovol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

コーチング中にコーチが行うのは、「健康」のカテゴリへもゴール設定を促し、エフィカシーを高める(=エフィカシー関数をつくる)ことによって「w2=健康」側への移行をサポートすること。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 「w2=健康」が自分らしいと感じられるほど(&「w1=病気」が自分らしくないと思えるほど)、「w2=健康」側にホメオスタシスが働き、心身の状態が“健康”になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 

 ところで、苫米地博士の“健康”の定義を御存知ですか?

 

 著書「脳に免疫力をつければ病気にならない!」(徳間書店、p30)の中で、苫米地博士は“健康”をこのように定義されています。

 

 

健康とは「体がそのときの自分にとって正常な状態」

 

 

 そのときの自分」は、通常の場合は「現状の可能世界w1」が規定します。それに対して、コーチング実践者における「そのときの自分」とは、「ゴール側の可能世界w2」にふさわしい「自分」のことです。

 PM-04-03苫米地理論で考える「健康」とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859896.html

 

 ホメオスタシスと重ねていうと、「w2」を実現し維持するようにホメオスタシスが働いている状態が“健康”。苫米地博士は、その状態を「脳の免疫力が健全な状態」と表現されています。

 F-400:縁起から得た“希望/HOPE”の体感 <後編;苫米地理論学習中の気づき>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36884253.html

 

「脳の免疫力」とは、情報空間のエネルギーのことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

 5)必要性を感じていない

 情報空間には階層性があります。その代表が「抽象度」。実際のところ、多くの人々の意識は、抽象度を軸とした場合の情報空間の底面(=物理空間)に囚われています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

生命(現象)は全抽象度次元にひろがっているというのに、低抽象度次元に囚われたままでは、物理空間でしか生命(現象)を認識することができません。マインド(脳と心)でいうと、物理的な脳にばかりに囚われ、情報的な心がスコトーマに隠れている状態です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 私は精神科を持つ病院の院長を長く務めていたので、精神科の先生にいろいろと教えていただく機会に恵まれました。興味深かったのは、心の話がいつの間にか、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質やSSRIなどの薬の話になること。もちろん、神経伝達物質や薬は物理空間上の具体的な存在です。

 S-04-12:本当の幸せを感じられない理由 -2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23170992.html

 

 コーチングを学び、実践し続けていると、抽象度がどんどん上がっていきます。すると、生命(現象)をより高次の抽象次元で捉えることができるようになり、やがて「左脳的な働きを超え、右脳的な働きをブーストする」ことができるようになります。

 L-194202207月医療・介護研修会 -04;「言語束縛」を外すための二つの方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36256269.html

 

 そんな超言語・超論理の意識状態でいると、だんだん物理次元のリアリティが薄れていきます。それが「必要性を感じていない」という状態。わかりやすくいうと、「脳の免疫力=情報空間のエネルギー=気 を用いて対処するので病院は必要ない」と医療を軽視するような意識状態です。

 L-08520213月シークレットレクチャー -08;「feel」の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30185249.html

 

 正直にいうと、私は、このような意識状態を自身の中に感じることがあります。

 F-257~:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421948.html

 

 その時はすぐに「自分らしくない」とセルフトークを行い、同時に「自分らしい」イメージを強く想起します。そのとき思い浮かべるのが「ゲバラ主義」。

 (セルフトークには4つの段階があります。詳しくはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 ゲバラ主義とは、「抽象度の高い理想を描き続けながら、同時に直接的実行を行い続ける」こと。「全抽象度次元で生きる(生ききる)」ことです。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 「全抽象度次元で生きる」とは、「頂点である空(くう)から底面である物理空間まですべての次元を意識に上げながら生きる」ということ。大乗仏教でいう「中観」の感覚です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

高次の空間にフォーカスしすぎると「5)必要性を感じていない」状態になりかねず、物理空間にフォーカスしすぎると「2) 未来(老病死)に対して不安や恐怖を感じている」や「3) 必要性は認めるが信用していない」という状態に陥りやすくなります(ハズ)。

 

 大切なのは「全抽象度次元に集中(concentration)し続けながら、自由意思でそのとき意識に上げる次元を選択する(focus of attention」という感覚。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 そのような理想的な意識状態を維持するためのキーワードが「遊び」。私の好きな表現でいうと「気楽」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 以下、苫米地博士の著書「201冊目で私が一番伝えたかったこと」(ヴィレッジブックス、p189)より引用します。

 

 

超一流脳を身につけたら「遊び」に時間を割け!

 あなたが「超一流脳」を身につけることができた暁には、日々の仕事はこれまでよりもはるかに短い時間で済ませることができるようになり、結果としてかなりの時間が余ることになると思います。

 それでは、その余ってしまった時間には、何をしたらいいのでしょうか。

 意外に思う人もいるかもしれませんが、答えは「遊び」です。実は、遊びは、あなたがステップアップするための非常に重要なトレーニングになるのです。

 ダーウィンの進化論では、生物は最適化によって進化したと唱えていますが、私に言わせればそれは進化ではなく、退化なのです。地上の生物は魚類が進化したものだというのが常識になっていますが、そもそも魚類が陸に上がるきっかけは何だったのでしょうか?

彼らは、最適化の結果、陸に上がったのではなく、遊びで陸に上がった以外に考えられません。ちょっと面白いから陸に上がってみようと水の外へと飛び出した結果、爬虫類へと進化したというのが真相ではないかと思います。「遊び」とは、最適化の外側にある概念なのです。

 遊びの素晴らしいところは、魚が爬虫類に進化したように、遊んでいるうちに「新しいゴール」が見つかるという点です。さらには素晴らしい魚のコーチが「君にはできる」と最初に陸に上がった魚のエフィカシーを上げたのでしょう。

 新しい世界へと足を踏み入れることで、スコトーマが外れ、それまで気づかなかった新しいビジネスチャンスを発見できることもあります。また、新しい世界を知ると、新しい自我も生まれるようになります。結果として人脈が増え、あなたの人間性の魅力も増してくるでしょう。それがさらに、あなたにさまざまなチャンスを呼び寄せることになるかもしれません。

 好きなことをして遊んでいるうちにいつの間にか儲かっていたという人の話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。その人は何も運が良かっただけなのではなく、ある意味では必然的に儲かったのだとも言えるのです。

 引用終わり

 

 

 「遊び」とは、最適化の外にある概念

 

 医療現場で直接言われることはそう多くはありませんが、ときどき“病院嫌い”という方に遭遇します。そのときに私が伝えたいと願っているのが、「遊び」「気楽」という感覚。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 「好きなことに夢中になっているうちにいつの間にか健康」がアタリマエになったとき、きっと“病院嫌い”という感覚は消え失せている

 

コーチ(&ヒーラー)兼医師として、私はそのように感じています。

 F-407:自由訳「守破離」 vol.5(最終話);苫米地式「守破離」の真髄

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37145932.html

 

 

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2025年度のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。次回は2025年秋から配信開始する予定です。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

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F-381~:ロバート・メーガーの「3つの質問」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430484.html

Q-362~各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428110.html

 

 

201冊目で私が一番伝えたかったこと

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L-222202208月シークレットレクチャー -09;「過去の出来事にラベルを貼って、ドリームキラーを撃退するワーク」の意義

 

20228月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 02;コーチの役割は。そのためにコーチは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37125267.html

 03;コーチングの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37136542.html

 04;情報を操作する鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37162258.html

 05;多くの人々が創った宇宙が同時に存在している

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37173442.html

 06;コーチングのプロセス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37199631.html

 07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

 08;“しっかり生きる”ためのシンプルなワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37223679.html

 09;「過去の出来事にラベルを貼って、ドリームキラーを撃退するワーク」の意義

 

 

息を止めることで、自我を意識でき、生きている自分の存在を確認できます。今、私は間違いなく生きていると確認できるのです

 

 これは前回(L-221)紹介した苫米地博士の言葉。無意識で行っている情報処理を意識に上げること、すなわちモニタリングはとても重要です。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 モニタリングには大切なポイントがあります。それは

 

「無意識を意識に上げる」というときの「意識」は、通常は過去の記憶でつくられたブリーフシステムが生みだしている

 

 という事実。

 

 モニタリングをしている際の自身の内面の変化を観察していると、何らかの情動が生じていることに気づくはずです。

 F-395:ナイセイカンショウ <vol.4;認知戦に打ち勝つための「ナイセイカンショウ」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36687231.html

 

私たちは「言葉(words)」「映像(pictures)」「感情(emotions)」の3つの軸で思考をしています。そのため情動が生じることは当然なのですが、その情動のコントロールを失うと、途端に心身ともこわばっていきます。「fight or flight」の状態です。

 L-067202011月シークレット… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 失敗駆動型の記憶システムをもつ人間は、文字どおり“失敗”を強く記憶します。そのため何かを認識しているときに引き出している記憶は、たいていの場合“失敗”の記憶です。だから、湧き上がる情動はネガティブなものになってしまいがち。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 その対処として、私はモニタリングと同時にラベリングを行うことを重要視しています。具体的にはゴール側(可能世界w2)の視点(=記憶)で“現状”に対して「T」「Nil」「D」というラベルを貼っていきます。その“現状”とは、重要なもの/ことの集まりです。

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

私たちは重要なもの/ことのみを認識しており(=RASを通過)、重要度の低いもの/ことは認識していません(=スコトーマに隠れる)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その「重要なもの/ことの集まり」とは、「コンフォートゾーン(CZ)」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そして、重要度を決めるのが「ブリーフシステム(Belief SystemBS)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 以前取り上げたとおり、BSには階層性があり、より上の階層が下の階層を支配しています。上の階層が変化しないかぎり、下の階層が変化することはありません↓

 L-208202207月シークレット… -06;「BSは、結果として変わるもの」← why

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36826574.html

 

 その一方で、BSの階層は、双方向の依存関係にあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 BSの階層の上下関係は、しばしば脳の抽象的な思考を妨げるように働きます。その代表が「煩悩」です。

 L-185202206月医療・介護研修会 -08;つまらない夢を失った瞬間に訪れるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35626365.html

 

 つまり、重要度を決めるBSの階層性はグチャグチャ。若いときはとくに「矛盾」「葛藤」「混乱」というカオス状態であるはずです。そんな乱れた階層性を、抽象度に沿った形に整えていくことが、人の進化・成長の過程だといえます。

 L-176202203月シークレットレクチャー -09;ラベリングにより到達する境地

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35045101.html

 

 その取り組みの一つとして、BSの階層性を「ゴールから考えたとき、どれくらい重要か?」という尺度に統一するのがラベリング。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールの抽象度が上がるほど、重要度に影響するBSの階層性は整っていくことになります。抽象度の高低に合わせて。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 BSは自我と同義。自我の定義でいうと、重要度とは「重要性評価関数」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 その重要性評価関数は、過去の記憶によりつくられています。その記憶は“失敗駆動型”。情動がべったり張り付いた“失敗”の記憶により、私たちの自我はつくられています。

 Q-353:傷つくような他人の言動に出くわした場合、どのような態度で

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33148921.html

 

 そんな自我(重要性評価関数)を、「過去の出来事」や「ドリームキラー」から開放することが、「過去の出来事に対するラベリング」です。それは「自我を解放する技術」だといえます。

 L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 

<ワーク> 過去の出来事にラベルを貼って、ドリームキラーを撃退する

 思い出した過去の出来事に対して、「B」「D」「T」「Nil」の4種類のラベルを貼り付ける

B:「煩悩」のB、「社会に洗脳されている(Brain Wash)」のB

D:「雑念(Delusion)」のD。「雑念」とは現在の情動で過去を評価すること

T:「True」。過去に遡って、「今あるべき現在」に関係あればT

Nil:「値がない」という意味。過去に遡って、「今あるべき現在」に関係なければNil

 

例;「レストランで静かにしていたらほめられた」ことを思い出した場合

-「今あるべき現在」=ゴールを達成している自分に関係あればT

-「親の煩悩だ」←B(過去の自分からみての評価)

-「親に埋め込まれていたなぁ」←D(今の自分の感想)

-「人前でしゃべることが苦手になった」←T(ゴール達成の阻害要因)

 

 

 ラベリングによってBS=自我をゴール側から整えると、自分を縛っているものから自由になれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

誰にも「苦手」「不得意」と思うことがあるはず。それらは過去にドリームキラーにより刷り込まれた理不尽なトラウマ記憶に起因することがほとんどです。

F-059:虐待で残る「分子の傷跡」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523096.html

 

よって、そのトラウマを取り除けば、苦手意識とか不得意だと決めつけて逃げることはなくなります。モニタリング&ラベリングは「重要性評価関数を変え、自由度の高い人間に生まれ変わる」ための大切な縁起だといえます。

L-01320201月シークレット… -13;シンのスピリチュアルペイン克服、シンの自由

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24890312.html

 

 さらにモニタリング&ラベリングには、コーチング(&ヒーリング)において、とてもとても重要な意義があります。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 以下、苫米地博士の著書「営業は『洗脳』 一瞬でお客様を支配する禁断の営業術」(CYZOp141)より引用します。モニタリング&ラベリングの“意義”を感じてください。Feel

 

 

ラベリングすることの意義とは

 このラベリングによって自我を変えると、自分を縛っているものから自由になることができます。営業の仕事をする上で、自分が苦手だとか、これは不得意だと思うことがあったら、それは過去にドリームキラーによって刷り込まれた可能性が高いわけです。それを取り除いてやれば、苦手意識とか不得意だと決め付けて逃げるといったこともなくなっていきます。

 こうして評価関数を変えていくことで、自由度の高い営業マンになれます。

 繰り返しますが、正しいラベルを貼ったかどうかは重要ではありません。あなたの無意識が、あなたがなろうとしている状態になるために関係があるかないかを勝手に判断してくれます。そして、無意識下で縛られている制約に無意識が気づいてくれます。

 実はこれも「Rのゆらぎ」です。過去の記憶を現在進行形で語り、ラベルを貼ることでRがゆらぎます。過去の記憶を客観視するだけで大きな効果が得られます。新しい自分を発見し、新しいゴールが見えてくる可能性を生み出すのです。

 よく「自分探しの旅に出ます」などと言って、インドとかチベットとか、あるいはどこでもいいのですが、とにかく一人旅に出掛けてしまう人がいますが、自分探しは旅に出なくてもこのように過去の記憶にラベルを貼るだけでできます。

 旅に出るにはお金もかかりますし、危険な目に遭うリスクもありますし、おかしなものに洗脳されて間違った自分を発見してしまうリスクもありますが、ラベリングならノーリスクで確実に自分発見に至ります。

 営業という仕事で悩んだり、迷ったりしている人はぜひ一度試してみてください。

 引用終わり

 

 

過去の記憶を現在進行形で語り、ラベルを貼ることでRがゆらぎます。過去の記憶を客観視するだけで大きな効果が得られます。新しい自分を発見し、新しいゴールが見えてくる可能性を生み出すのです

 

 苫米地博士が書かれているように、正しいラベルを貼ったかどうかは重要ではありません。気楽に取り組んでください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 「正しいかどうか?」など難しく考えずに気楽に取り組むほど、Rはどんどんゆらいでいきます。その結果、コーチング(&ヒーリング)実践にふさわしい変性意識状態を獲得していきます。

 F-284:気楽 ver.2 01;「リミッターをはずす!」ために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31030703.html

 

 すると、抽象度を上げやすくなり、さらなる現状の外にゴールを設定することができるようになっていきます。

 Q-428:現状の外側に100%want tovol.6;〇〇〇〇〇を貫き、〇〇に従う>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36705616.html

 

L-223につづく)

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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F-284~:気楽 ver.2

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F-240:「出口が見えない」と「出口戦略」 vol.4;ヒーリングとコーチングのLUBで考える <実践編;レジリエンス>

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Q-210~:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか?

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Q-423~:現状の外側に100%want toのゴール設定を行うためにはどうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431018.html

 

 

営業は「洗脳」

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L-221202208月シークレットレクチャー -08;“しっかり生きる”ためのシンプルなワーク

 

20228月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 02;コーチの役割は。そのためにコーチは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37125267.html

 03;コーチングの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37136542.html

 04;情報を操作する鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37162258.html

 05;多くの人々が創った宇宙が同時に存在している

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37173442.html

 06;コーチングのプロセス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37199631.html

 07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

 08;“しっかり生きる”ためのシンプルなワーク

 

 

 前回(L-220)は「スコトーマを消す」ワークを紹介しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それは「観自在」を実現するためのワーク。じつは「観自在」には2つの意味があります。1つは「自由自在に観る」、もう1つは「自分が在る(こと/ところ)を観る」。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 その「観る」を無意識下で行い続けるモニタリングが、ヒーリング実践の基盤。そして、モニタリングと同時に行うラベリングが、コーチング実践の基礎である と私は理解しています。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

ところで、無意識と意識の違いはクリアでしょうか?

 

 

苫米地博士の答えはとてもシンプルです。それは

 

無意識のうち気づいている部分が意識

 

だから、モニタリングがとても重要。「よく観察して意識に上げる」という行為によって、客観的な視点を作ることができます。客観的視点とは、次世代コーチングのフレームでいうと、「外側視点(外的視点)」のこと。

F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

 外側視点(外的視点)を作ると、抽象度を上げることができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その抽象度を上げる際のポイントが逆腹式呼吸です。なぜ呼吸なのでしょうか?

 

答えは「呼吸は人間の生命維持に必要なホメオスタシスのなかで最も重要であるにもかかわらず、(ある程度は)意識でコントロールできる」から。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ホメオスタシスを抽象度の高い世界に働かせることができるほど、その世界はどんどんリアルになっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

逆腹式呼吸は「ゆっくり吐きながらゆるめる」のが基本です。

 慣れてきたら、下記チェックポイントを意識に上げながら逆腹式呼吸を続け、リラックスとゆらぎを得ていきます。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

□背筋を伸ばす。視線は中空を漂わせる(鼻先を軽く見ている状態)

□お腹をへこませつつ、鼻からゆっくり息を吸い込んでいく(胸を張って上に引っ張られる感覚)

□意識は眉間(目と目の間)に集中

□完全に息を吸いきったら、一瞬だけ息を止めて、ゆっくり鼻から息を吐き出していく

□同時に、全身の力をゆっくり抜きながら、へこませたお腹を戻していく

□首、肩、肘、手、腰、膝、つま先 …と、上から順に意識して力を抜いていく

 

 

 今回はもっとシンプルなワークを紹介します。それは

 

  1分間息を止める

 

以下、博士の著書「人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44」(学研プラス、p42)より引用します。手間も暇もかからないワークです。引用文を読み終わったら、すぐに取り組んでください。

F-017:すぐに行動する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7030948.html

 

 

ルール8 1分間、息を止めてみる

 「一日が24時間よりも長かったらいいのに」なんて思ったことはないでしょうか。中にはいつも「どうしてこんなに時間がないのだろう」なんて思いながら、忙しいことを何もしない言い訳に使っている人もいるようです。

 本当にそんなに時間がないのでしょうか。一度、自分自身の時間がどんなふうに使われているか、細かく調べてみるといいでしょう。時間の使い方についてきっちりと精査してみると、案外、無駄な時間が多いことに気がつくはずです。

 「いや、それでもやっぱり時間が足りない」という人は、試しに時計を見ながら「1分間」だけ息を止めてみましょう。

 これをやってみると、1分間という時間がいかに長いかを実感することができます。1分間息を止めてみると、たったの1分なのになかなか過ぎていってくれません。息が苦しくなって「早く1分経ってくれ」と思っても、秒針はゆっくりゆっくり進みます。1分ってこんなに長かったのか」と再認識させられることでしょう。

 それまで1分間という時間がどれほど長いのか実感できていなかったはずです。たった1分間でも集中して何かをやれば、かなりいろいろなことができます。そのことがわかるだけでも、大きな気付きでしょう。

 

 1分間息を止める効果には、もう一つ、大きなものがあります。それは、普段はほとんど意識していない「自我」というものを意識できるということです。

 人は本来、いつでも自我というものを意識して、自分を見続けていなければならないはずなのですが、ほとんどの人は自分というものを意識して見ることをしていません。当然、自分に対する気付きもありません。自我を見つめることができなければ、自我を確認することはできません。

 息を止めている間は、息を止めることに集中しているはずです。自分の呼吸(止めている呼吸)に集中しているわけですから、この瞬間だけは少なくとも自我を見つめていることになります。自分の呼吸を意識に上げるためには、どうしても自分というものを意識せずにはできません。

 こんな話があります。釈迦は菩提樹の下で悟りを開いたあとで、子どもたちからみかんをもらい、そのみかんを他のお腹をすかせた子どもたちに配りました。そのとき、釈迦はみかんをもらった子どもたちに「みかんをよく見て、ひとつひとつよく噛んで、味わいなさい」と言います。そして、「ほら、たしかにみかんはあったでしょう」と言うのです。

 みかんの色つや、手触り、におい、味といったものを感じてこそ、みかんの存在が確かめられるのです。何も考えずにぼ~っとテレビを見ながら、何個食べたのかもわからないくらいぱくぱく食べたのでは、みかんを食べたことすらすぐに忘れてしまい、それではみかんは存在していなかったのと同じことだということを釈迦は子どもたちに言いたかったのです(この時代、テレビはありませんが)。

 人生も同じです。意識して、自分というものを見て、聞いて、触れて、嗅いで、味わってこそ、存在が確かめられるのです。テレビを見て、げらげら笑っているだけでは、存在していないのと何ら変わりません。

 

 息を止めることで、自我を意識でき、生きている自分の存在を確認できます。今、私は間違いなく生きていると確認できるのです。

 生きている自分という存在を確認するために、1分間、息を止めてみましょう。そして、1分間という長さを実感しましょう。時間がないと思っていたことが、実はただ時間を無駄にしていただけなのではないかと思えるようになっていきます。時間を有効に使うように、生活パターンも変わってくることでしょう。

 なお、苦しくなったり、気分が悪くなったときは、無理せずにすぐに呼吸をするようにしましょう。また、何度も続けてやると、酸素不足になって脳に悪い影響を及ぼす恐れもありますので、あくまでも試しに一度やってみるという程度にしてください。一度、1分間の長さを実感したらそれを忘れないようにして、普段は普通の呼吸を意識してみるようにするといいでしょう。

 引用終わり

 

 

息を止めることで、自我を意識でき、生きている自分の存在を確認できます。今、私は間違いなく生きていると確認できるのです

 

 じつは「1分間息を止める」というシンプルなワークは、「自我を意識」するワークであり、「自分の存在を確認」するワークです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 そして、ふだんはスコトーマに隠れている「私は生きている」という大切な事実を意識に上げるためのワークでもあります。それは、いわば、生命の臨場感を高めるワーク。

 Q-329:「記憶がvol.4;自己イメージと臨場感世界は双方向性を持った縁起>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31941786.html

 

よって、1分間息を止めながら自我を見つめることは、「“しっかり生きる”ためのワーク」だともいえます。

 Q-150191019/20 鹿児島セミナーレポート -07;「“今”を生きる」の生きるとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23239643.html

 

L-222につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

2025年度のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。次回は2025年秋から配信開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-018:続・すぐに行動する

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7199599.html

F-367:義を見て為さざるは、勇無きなり <vol.1;問題も解決も〇〇〇にあり>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35363063.html

F-395:ナイセイカンショウ <vol.4(最終話);認知戦に打ち勝つための「ナイセイカンショウ」>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36687231.html

L-189202206月医療・介護研修会 -12QA);「ゲシュタルト」「I×V=R」と逆腹式呼吸

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35722171.html

 

 

人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44

Kindle版はこちら↓

I-142:【告知】コーチング・デ・コンパッションクラブ<250824> 受付開始

 

 すべてのはじまりは“現状の外”へのゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

双方向(多次元)の縁起を意識した気楽なクラブ活動をはじめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ(CoacHing de Compassion ClubCHCC)」。

(詳しくはこちら↓)

1

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27936349.html

2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28045280.html

 

 

CoacHing de Compassion Club

 

 

 このクラブ自体のゴールは「コンパッション実現」。コンパッションとは「慈悲」のことです。

20分(~最長30分)のクラブ活動を通じて、「Compassion = 慈悲」を体感&共有しながら、コンフォートゾーン化していくことを目指します。気楽にw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 その実現のためにエンドステートを2つ設定しました。

 (エンドステート、COA、アサンプションはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

1つ目(クラブ活動前半)は認知科学者 苫米地英人博士が教示されるコンパッションを確認していきながら、「お互いにスコトーマを外しあい、知識を習得・共有している」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 2つ目(クラブ活動後半)はお互いにエフィカシーを高めあいながら、「コンパッションを高次の抽象度で臨場感豊かに体感しつつ、物理空間でしっかり実践(実装)している」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 *物理空間(=情報空間の底面)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 毎回、苫米地博士の著書「近未来のブッダ」(サンガ)より引用します。

 初回(220205開催)の反省を踏まえ、今後は告知の際に次回開催時の引用部分を提示することにしました。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 開催は不定期です(最近は第4日曜 午前に行っています)。1週間前までにはブログで告知します。

クラブ活動時間は20分間を予定しています(最長30分)。自由に参加してください(途中入退室可能)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 次回は 2025824日(日) 午前11時(日本時間)~ 開催。受付は5分前からです。

 

 

 申し込みは下記メールアドレスに。件名を「コンパッションクラブ<開催年月日>申し込み」としてください。

例:「コンパッションクラブ<250824>申し込み」

 

 申し込み・お問い合わせ(メール)

coachfor.m2@gmail.com

 

 

 お申込みいただいたら、zoom招待URLを返信します。あとは当日参加するだけです。

*自動返信ではありません。タイムラグを(compassionしながら)お楽しみください

*招待URLの転送等は御遠慮ください。参加できるのは申し込み者のみです

*申し込み時から匿名可とします(クラブ活動時の表示も)。ご自由にどうぞ

*友人や御家族等と一緒に一端末で参加する場合、申し込みは代表者だけでOKです

*クラブ参加時はカメラ・マイクともにオンにしてください。どうしても顔を出したくない方はzoomに搭載されているフィルター機能をご利用ください

(マスク・覆面・仮面のリアル使用も可w

*注意;録音・録画・撮影は御遠慮ください(私も行いません)

 

 

250824>前半のテーマ(引用部分、p76)はこちら↓


 

 

 250824>後半のテーマ(引用部分、p214)はこちら↓


 

 

 最後にもう一度、「近未来のブッダ」(サンガ、p151)より引用します。

 

 

現代版慈悲は「一緒に楽しみましょう」

 宗教は、たくさんの人に開かれていて、役に立ってこそ存在意義があります。ブッダの時代は「四つの苦をなくしてあげる」といえば、そのニーズは絶大でした。でも、今はそれではだれもついてこないのです。

 ブッダの時代、大衆のニーズに、教えを説いて応えた実績は意義深いです。しかし、今やニーズが違ってきています。そういう意味では、ブッダの教えが有効に人々の役に立っていないような懸念を感じます。

 宗教は、多くの場合は本人の救済に役立ってこそのものです。そういう機能を提供していくことの大前提として、たくさんの人の耳に届く、たくさんの人が聞きたいと思うメッセージを発信していないといけません。ブッダの教えも基本は不変ですが、時代が変わるにつれて説き方もバージョンアップしていくべきですし、コンパッションという考え方もどんどん現代化していくべきです。

 二十一世紀のコンパッションは、「一緒に苦しみましょう」とか、「一緒に憐れみましょう」とか、「私もあなたと同じように苦しんでいるんですよ」でなくていいと思います。もちろん、そういうニーズにも応えますが、もっと一般的な、基本的には現代社会の楽しさや快適さを享受できている人たちに応える「一緒に楽しみましょう」でいいのです。

 引用終わり

 

 

 さぁ、一緒に楽しみましょう!

 縁がつながることを楽しみにしています。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

2つ目(クラブ活動後半)はお互いにエフィカシーを高めあいながら、「コンパッションを高次の抽象度で臨場感豊かに体感しつつ、物理空間でしっかり実践(実装)する」

 

 抽象度が上がるほど具体的な情報量が減っていくので、臨場感は下がっていきます。

ところが、それは「臨場感についての認識の誤解」(by苫米地博士)。詳しくはこちらで↓

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

-関連記事-

Q-265~:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

 

近未来のブッダ




F-409:病院嫌い ~最適化の外側で遊べ!~ <前編>

 

 医療現場で直接言われることはそう多くはありませんが、ときどき“病院嫌い”という方に遭遇します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 わざわざ言わないだけで、そう思っている人はけっこういるはず。皆さんはどうですか?

 

 

 病院を嫌いだと思う人の気持ちはよくわかります。医師である私がいうのもなんですが、私も病院が嫌いだから。

 Q-298~:どれくらい相手に共感していいものでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423870.html

 

 相手の中に“病院嫌い”を感じたとき、私はついその理由を探ってしまいます。相手のブリーフシステム(Belief SystemBS)を分析するクセがついているからなのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 それはコーチとしてのハビット&アテュテュード。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 ただし、スコトーマを作り思考を限定してしまうのが嫌なので、コーチとしての私はパターン分類はしていません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それでもあえて分類するならば、“病院嫌い”は大きく5つのカテゴリに分けることができそうです(自由訳です)。

 Q-407BSをゼロベースで観察することが困難な中vol.1;フレーム問題>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35931899.html

 

シンプルにまとめると

 

1)    過去に病院で嫌な経験をしている

2)    未来(老病死)に対して不安や恐怖を感じている

3)    必要性は認めるが信用していない

4)    自分らしくないという感覚が強い

5)    必要性を感じていない

 

 少し抽象度を下げながら、2回に分けて考察します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

1)    過去に病院で嫌な経験をしている

 人は過去の記憶を使って世界を認識しています。その「過去の記憶」とは、たいてい“失敗”の記憶。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 “失敗”とは、「予期(予想)と違う」ということ。必ずしもネガティブな情動を伴うことではありませんが、実際は「悲しい」「悔しい」「辛い」「許せない(怒り)」といった情動が張り付いていることが多いもの。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 私の場合、まだ幼い頃に病院で体験した記憶が出てくることがあります。言葉(words)、映像(pictures)、そして情動(emotions)が一体となったベタベタした感触の記憶が。

 L-067202011… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 そんな“イヤな記憶”が無意識に病院を遠ざけます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 

 2) 未来(老病死)に対して不安や恐怖を感じている

 病院は「老病死(+生で『四苦』)」の臨場感がとても高い場所です。

 Q-263:コーチングはvol.5;「『老病死(+生で四苦)』を理解し克服する」ために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28871834.html

 

 「老病死」に対する不安や恐怖が克服できていないと、創造的回避が働き、あれこれ理由をつけて病院を避けようとします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 不安や恐怖が強くて大脳辺縁系優位になってしまうと、理性を失い情動が暴走してしまいます。そのような状態を「fight or flight」と表現します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 

 3) 必要性は認めるが信用していない

 「老病死」に対する不安や恐怖を克服すると、病院にいても余裕で前頭前野優位を維持できるようになります。

 Q-264:コーチングはvol.6;「老病死(+生で四苦)」を理解し克服する>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28898728.html

 

 医療や介護現場で働く者は必ずしも「老病死」に対する情動を克服しているわけではありませんが、病や死を前にしてもけっこう冷静さを保てるようになります。簡単にいうと、慣れるからです。

 F-075Preventable Trauma Death

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15833962.html

 

 その前頭前野をフル活用した論理的な思考により「病院は信用できない」という結論に至ると、当然ながら“病院嫌い”になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 それは「『老病死』に対する病院の機能・役割はしっかり認めるものの、決して過信はしない」という感じ。

 F-228~:ゼロトラスト

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

 

 COVID-19にまつわる騒動以降、「過信はしない」から「嫌い」に傾いてしまった方が多いのではないでしょうか?

 F-184~:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410505.html

 

 私自身は、医療システムが悪用されるのを目の当たりにしながら、医療従事者こそ脱洗脳が必要だと痛感しました。

 L-163202201月シークレット… -07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 

 

 以下、苫米地博士の著書「『イヤな気持ち』を消す技術」(フォレスト出版、p155)より引用します。

 

 

他人の刷り込みでつくられる自我

 つまらない記憶が澱のように溜まるという問題をここまで考えてきて、私たちは、大きな問題に突き当たります。

 それは、自分が重要だと思っている情報とはいったい何だろうか、という問題です。

 答えを先にいえば、それは「自我」ということになります。とっつきにくい言葉かもしれませんが、自我とは、自分が自分をどう認識しているかという内容のことです。

 たとえば、「あなたは、どういう人ですか」と問われた場合、「私の名前は、〇×で」「私の生まれは、△×で」「私の仕事は……」というように、私たちは自分にとって重要だと思う情報を並べて自分がどういう人間かを伝えます。

 父親は誰で、母親は誰で、好きな食べ物は何で…… どんな情報でもいいわけですが、それは全部、自分にとって重要な情報だと思っていることです。

 そうやって、自分で自分のことを定義したものが、自我です

 私は、自我とは重要性の評価関数であると定義しています。

 つまり、自我とは、宇宙のすべてのものを重要性の順番で並び替える関数のことなのです

 だから、他人と自分とでは重要だと思っていることの順番が異なり、自我も違うわけです。

 さて、自分が重要だと思っている情報が外から刷り込まれているということは、自我も他人によってつくられているということにほかなりません

 自我というと、たいていの人は自分固有のものであると考えていますが、実際は他人の刷り込みが勝り、自分固有のものはほとんど表に出ていない可能性が高いのです。

 これは、恐ろしいことです。

 このことに関連して、先日、私はとても気味の悪い体験をしました。

 

 私の事務所のすぐ近くに、行きつけの喫茶店があります。

 私は毎日、この喫茶店で何人もの人と会い、仕事の打ち合わせや相談事に応え、長いときには5時間、6時間を過ごします。来客は1日に20人くらいあり、全員が1杯、2杯のお茶を飲んでいくし、食事もします。そのため、私はすでに何百万円も使い、なおも12万円を超す喫茶店代を使い続けている、一番の常連さんです。

 

 ある日、いつものとおりにそこで人と打ち合わせをしていると、従業員がこういいました。

 「きょうは日本戦があるので、貸し切りなんですよ」

 午後6時からは貸し切りだというわけです。

 それで追い出されたのですが、ただの「貸し切り」ではなく、これは日本戦だから席を立ってもらうのは、当然であるというニュアンスです。

 その日本戦というのは、サッカーの試合です。サッカーの試合があることも、日本がどこと対戦するのかも、知りませんでした。

 ところが、その従業員は、日本戦には何百万円も注ぎ込んでいる常連を簡単に追い返せるほどの権威がある、とあたり前に感じているわけです。

 その従業員のこの自我は、おそらく「電通」の権力が生み出したものでしょう。

 テレビをつければ、連日のようにタレントや似非文化人たちが「日本戦を見なければ日本人じゃない」というような言説をのたまっています。

 彼らがそうしていると同じように、「日本戦がある」と一言いえば、たとえどんな常連客といえども「それならいたし方ないですね」と文句も言わずに納得して当然と思っているのです。

 

 アメリカでは、大戦前から国内向けに3S政策というものを行ってきました。

 3Sとは、スポーツ、セックス、スクリーンの頭文字の3つのSです。

 その3Sを与えてやれば、国民は考える能力を奪われて、国を楽に統治することができるというわけです。

 GHQは戦後、それを日本でも行いました。

 すると、日本人はアメリカ人と同じようにハマり、それが現代の日本政府にも脈々と受け継がれてきました。

 それは、政府が意図的にそういう政策をとり、長い時間をかけて洗脳を行い、国民一人ひとりにそういう前頭前野のパターンをつくりあげているということです。

 だからこそ、その従業員にとって、当たり前のことになっているのです。

 常連を追い出すのも当たり前、店が貸し切りになるのも当たり前、「日本戦」という言葉の意味を相手が理解するのも当たり前、誰からも文句をいわれないのも当たり前、日本人全員が日本戦に熱中するのも当たり前。

 

 しかし、私にいわせれば、サッカーをやったこともない人間が試合を見て面白いと感じること自体が何かおかしいのです。

 あるいは、日本が勝った、負けたといって、歓喜するようなことでも悲哀を感じるようなことでもありません。そこで、歓喜したり、がっかりすることが「日本人」なのだと、「電通」に刷り込まれているだけです。

 もちろんこう書いても、日々テレビを見て完全に「電通」に取り込まれている人たちは、私の発言を不快に思うだけでしょう。

 スポーツにかぎらず、刷り込みによってつくられた自我によって、私たちはあらゆることで踊らされています。

 イヤな記憶や、つまらない記憶ばかりが溜まっていくという悩みも、自我がそれを思い出させています。要するに、あなたの自我があなたを不幸にしているのです

 なぜ不幸にしているかといえば、自分で重要だと思っていることは、もともとそう簡単に手に入らないものにしてあるからです。いくら強く望んでも、誰もがワールドカップで優勝することはできないし、優勝しなければ不幸を感じるように、きちんと仕組まれているからです。

 引用終わり

 

 

 博士の言葉を縁に2つの内省言語が湧き上がりました。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 1つは「病院側が患者さんやその家族に『当たり前』を押し付けていないか?」という自問。もしも医療側の「当たり前」を押し付け続けたら、当然“病院嫌い”は増えるでしょう。病院が「have to」ばかりになるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 もう1つは「業界全体が完全に洗脳されているのではないか?」という疑念。それがまさにこの数年間、私が目の当たりにしてきたことです。

 F-281~:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

F-410につづく)

 

 

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-関連記事-

F-197~:“あの人”の言葉はなぜ心に響くのだろうか?

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F-367~:義を見て為さざるは、勇無きなり

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429934.html

L-207202207月シークレットレクチャー -05;正しい「過去の記憶」の使い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36800425.html

Q-407~:ブリーフシステムをゼロベースで観察することが困難な中、どのように分析を行えばいいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430427.html

Q-411~:やり場のない怒りはどのようにゴール設定すればよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430485.html

 

 

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