苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

2024/06

F-351:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.4Another MJ

 

 体感的には「あっという間」ですが、苫米地博士と情報的に出会ってからそろそろ15年、苫米地式認定コーチとしてはもうすぐ10年目に入ります。

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 いつの間にか、私も、まわりも、激変してしまったよう

 

 その変化を噛みしめながら、コーチとして「縁起宇宙(w1)の再構築」について考えてみました。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 vol.1Off the wall

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34369807.html

 vol.2IWe are the world

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34422350.html

 vol.3Starting with the man in the mirror

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34474558.html

 vol.4Another MJ

 

 

 ここまで「Off the wall」「IWe are the world」「Starting with the man in the mirror!」というサブテーマで書き綴ってきました。気楽に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

サブテーマの“サブ(sub)”とは、「下位の」「補助の」「副の」という意味。

 

抽象度を上げて、「Off the wall」「IWe are the world」「Starting with the man in the mirror!」を包摂したのが、メインタイトルの“MJ”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 さて、“MJ”とは何のことでしょう?

 

 

 いろんな境遇の方々から様々な御質問や御相談をいただきます。

そのとき、私が最初にお伝えするのは「スコトーマ(Scotoma)」について。スコトーマには3つのポイントがあります。すぐに浮かびますか?

 

 そう、1)知識、2)重要性、3)役割(責任)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 知識がなければ、そもそも認識することができません。仮に認識できたとしても、理解することはできません。「“MJ”とは何?」と質問されても、意味がわからず、困惑するばかりでしょう。

 

 では、答え合わせを。

 

 “MJ”とは、「King of Pop」と称されるマイケル・ジャクソン(Michael Jackson1958~2009年)のこと。「Off the wall」「We are the world」「man in the mirror」は曲名です。

 

 「Off the Wall」(1979年)↓

 Michael Jackson - Off the Wall (Audio) (youtube.com)

 

 「We Are the World」(1985年)↓

 U.S.A. For Africa - We Are the World (youtube.com)

 

 「Man In The Mirror」(1987年)↓

 Michael Jackson - Man In The Mirror (Official Video) (youtube.com)

 

 

 重要なことなので繰り返しますが、スコトーマを生みだす/外すポイントは 1)知識、2)重要性、3)役割(責任)の3つ。知識がないとそもそも認識することができませんが、反対に知識があることで認識が制限されてしまいます。

 F-345:知らないと言う罪と知りすぎる罠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34206232.html

 

 マイケルが好きな人たちの無意識は、“MJ”につづく「Off the Wall」という表記ですぐにゲシュタルト化したはずです。そして、2つ目の「We Are the World」で確信度が上がり、3つ目の「Man In The Mirror」でますますゲシュタルトが強固になったはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その時、マインドでは2つの変化が生じています(ハズ)。

 

1つは、私がなかなかマイケルに言及しないことに対する違和感。その正体は「ゲシュタルトが完成(確定)しないことによる不安定な感覚」です。違う表現でいうと「フレームの中断」。

 F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

  

もう1つは、マイケル・ジャクソン以外の“MJ”がスコトーマに隠れてしまい、思考が限定的になることです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 世の中にはたくさんの“MJ”が存在しています。

 例えば、私と同年代のバスケ好きにとって、“MJ”とはマイケル・ジョーダン(Michael Jeffrey Jordan1963~)のこと。韓流好きにとっては、キム・ミョンジュン(1994~)のことでしょう。「デロリアン」や「パーキンソン病」とともに“MJ”とあったら、それはマイケル・J・フォックス(Michael J. Fox1961~)のことです。

 (ちなみに、「世界三大MJ 誰?」で検索すると、「マイケル・ジャクソン・松本潤・みうらじゅん」と表示されましたw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24466811.html

 

いずれにせよ、「MJ=マイケル・ジャクソン」というゲシュタルトを受け入れると、他の可能性(可能世界)は意識から消えていきます。知っていても重要度が下がるから。

それが「無明(むみょう)」。現代的にいうと、「自我が生みだすスコトーマが外れない状態」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33640525.html

 

人はゲシュタルトとして目の前の世界を認識しています。そして、そのゲシュタルトが“意味”を決めています。

ゲシュタルトにより意味が決まるということは、ゲシュタルトが変わると意味が変わってしまうということ。それは「世界」や「環境」、「現実」が変わることと同じです。

 F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

 自身の自由意思でゲシュタルトを書き換えていくのがコーチングです。コーチングを実践すると、「世界」「環境」「現実」がダイナミックに変わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

その過程を別の言葉で表現すると、「縁起宇宙(w1)再構築」。

 その再構築は、どうも2種類あるようです。縁起宇宙が「ただ拡張するだけ」のパターンと「より豊かになる」パターンの2つ。いかがでしょう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 「ただ拡張するだけ」と「より豊かになる」の違いを考える貴重な縁となったのが、今回のサブテーマとしているanother MJ”。その“MJ”とは、映画「Spider-ManNo Way Home」(2021年)に登場する“ヒロイン”のことです。

 

 未視聴の方の感動を奪いたくないので詳しくは触れませんが、「No Way HomeNWH)」までには3系統の実写版“スパイダーマン映画”があり(サム・ライミ監督の3部作、マーク・ウェブ監督の2部作、そして「NWH」につながるジョン・ワッツ監督のMCU映画2作)、それぞれに“MJ”がいます。もちろん、主人公のピーター・パーカーも。

 

 と、ここまでが「ただ拡張するだけ」の話。各映画シリーズはまったく別々の世界観のままです。

 

 「NWH」の登場により、“スパイダーマン映画”は「より豊か」になりました。世界観が統合されたからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

NWH」は、米国映画評論サイト Rotten Tomatoes7.9/10点と高評価(93%)され、全米興行収入歴代3位のメガヒットを記録しました。「より豊か」が観るものの心に響き、感謝・感動・希望とともに口コミで評判がひろがったから。

PM-07-02:釈迦が教えてくれること ~3Kを新たな3K

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15395021.html

 

 「より豊か」を仏教的に表現すると、「中観」。

その中観は、コーチングの根底にある苫米地理論のコアでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 その中観の基本が「〇〇〇〇〇」。その基本がしっかり守られていたことが、「NWH」が素晴らしかった最大の理由である と私は分析しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

「〇〇〇〇〇」は、コーチングにおいても、とても重要なポイントです。

 

以下、苫米地博士の著書「夢がかなう脳! 『悟りの力』で脳力を全開にする究極メソッド」(PHP研究所、p95)より引用します。「〇〇〇〇〇」を想像しながら読み進めてください。Feel

 

 

一人ひとりの、それぞれに異なった「仮の役割」を認め、慈しむ

 では、中途半端ではない「空」や「仮」の理解とはどんなものでしょうか。

 まず、すべての存在が「空」なのはわかりきっていることです。けれども、隣でうるさい音を立てながらポップコーンを食べている人が、横にいる彼女の手を握っているとしたら、その人はいま、映画にデートという役割を持たせていることになります。

 一方、自分はあくまでも娯楽という役割をこの映画に持たせています。また、前の席に座っている人は映画業界志望で、「勉強」という役割を映画に持たせているかもしれません。

 つまり、映画という「空」なるものに「仮の役割」があるわけですが、それがどんな役割かは、映画を観ている観客それぞれによって違うわけです。すべての観客はそれぞれに異なった「仮の役割」を期待して、その映画との関係を結んでいる。それぞれがそれぞれにまったく違った関係性を結びつつ、しかも、いまこのとき、同じ映画館で一緒に映画を観ている。このように想像を働かせていくのも、「縁起」の思想の一つのあり方だといえます。

 重要なのは、「空」なるものに「仮の役割」があり、しかもその「仮の役割」は決して一つではない、ということです。極限してしまえば、「仮の役割」は、人の数だけ違うといっても過言ではないでしょう。

 いま挙げた映画のたとえの場合、眼前で上映されている映画に役割を持たせているのは、一人ひとりの観客です。その一人ひとりの、それぞれに異なった「仮の役割」を認め、慈しむ。それが大乗仏教的な発想だといえるでしょう。

 なぜなら、「縁起」の思想によれば宇宙を成り立たせているのは「お互いの関係性」だからです。

 

 私たち一人ひとりが「空」なる宇宙に「仮」なる役割を持たせることができる大変な、宇宙そのものと同じだけ重い存在であると知ることができる。それが中観の視点です。

 「縁起」の思想によれば、宇宙とはさまざまな関係性によって成り立っているものです。ということは、逆にいえば、一人ひとり(あるいは一つひとつ)の存在は、お互いの関係性の中ではじめて成り立っているものであると同時に、すべてこの宇宙を構成し、成り立たせている、貴重な存在ということになるのです。

 いうなれば、一人ひとりが、この移ろいゆく時空の中で、お互いに宇宙を生み出している不思議な存在ということになります。

 そのことを認められるのが大乗仏教の思想なのです。

 このように、「空観」と「仮観」の見方を繰り返し、両者のバランスを取った見方に到達すれば、オウム真理教のポアの論理のような考え方は出てきません。

 このような、完全に「空観」「仮観」を理解したバランスのいい状態が大乗仏教の「中観」なのです。

 引用終わり

 

 

一人ひとりが、この移ろいゆく時空の中で、お互いに宇宙を生み出している不思議な存在

 

 それが「一人一宇宙」!

 「一人一宇宙」が、中観の基本であり、コーチングにおける重要なポイントです。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか? <vol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 前々回(F-349/vol.2)、「一方でさらなるゴールを追い求めながら、常にエモーションコントロールを行いつつ、一方でしっかり直接的行動をし続ける」ことが、苫米地理論やコーチングの根底にある「中観思想」だと書きました。苫米地博士は「ゲバラ主義」とも表現されます。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 さらに「一人一宇宙」を加えると

 

 一方で「一人一宇宙」を理解し(=「I」の集合が宇宙という感覚)さらなるゴールを追い求めながら、常にエモーションコントロールを行いつつ、一方で「すべてはつながっていてひとつ(=We are the world)」としっかり感じながら直接的行動をし続ける

 

その双方向性のなかでゴールに向かい「慈しむ」ことを続けると

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

F-352につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 初回(F-348/vol.1)の引用文中で、苫米地博士は「一人の自分だけではつまらないと思うようになります」と書かれています。「一人一宇宙」という中観の基本を踏まえながら、その“意味”をあらためて感じてください↓

 vol.1Off the wall

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Q-375:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい? <後編>

 

バランスホイールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

 じつは過去にも同様の御質問をいただいています。そのときは「専業主婦」というキーワードを切り口に考察しました。まずはこちらを御確認ください↓

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 今回はとくに御質問の後半部分を掘り下げながら、二回に分けて考察します。

 苫米地博士のある書籍から引用(青字)します。“ある書籍”が何か想像しながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

バランスホイール

 

 

 *前編はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34496528.html

 

 

Q:バランスホイールは全ての項目を現状の外に設定するのでしょうか。クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいいのでしょうか?

 

A2:前回(Q-374)、最後に引用した部分にこのような表現がありました。

 

数ある選択肢の中で、実際の行為はたった一つしか選べません。だから「本当にこれでよかったのか」という問いには終わりがありません。つねにある中でベストな選択をしていくことの連続です

 

 この構図はゴールのバランスホイールにも当てはまります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 数あるゴールのカテゴリの選択肢の中で、実際の行為はたった一つしか選べない

 

 その理由はシンプル。

ゴール(のカテゴリ)は「可能世界w1」として情報空間中にひろがっています。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 一方、「実際の行動」とは、抽象度を軸に取った場合の情報空間の底面、すなわち物理空間で行われるパフォーマンスのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 物理空間においては、時間や空間に代表されるように、様々な制約が存在します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 だから、コーチングに取り組むほど、悩みが深まることになります。

 

あれも実現したい。これも成し遂げたい。もっとやりたい、もっともっと〇〇したい。でも、時間がない(体も1つしかない)

 

 これがコーチング実践者の心の内。「現状に満足している」という暇などありません。

 

 

 コーチとしての私は、クライアントさんに「現状に満足している項目があった場合」、その「項目」は放っときます。他の領域にフォーカスして“挑戦”をブーストする感じです。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 それでは、今回も“ある書籍”からの引用文(青字)を参考に考えていきましょう。キーワードは「慈悲」です。

 

 

慈悲の判断基準p59

 我々は神ではありませんから、つねに部分情報で生きています。ですからつねに間違いを犯している可能性があります。でも、その部分情報の中で自分がベストな選択をするよう心がけるのです。

 そのときのベストとはなんでしょう? 判断基準をここで整理します。

 

 ◎それは自分以外の人にどれだけ役に立っているか。

 ◎利害関係がよりないほうがいい。

 ◎自分からできるだけ遠い人であればあるほどいい。

 

 究極までIQを高めて、自分は自分以外のものでできているという縁起の見方を手に入れれば、こういった基準は自然に入ってきます。

 引用終わり

 

 

 クライアントさんに「現状に満足している項目があった場合」、

 

 他の領域にフォーカスして“挑戦”をブーストする!

 

 すると、「現状に満足している項目」も自然にゆらいでいきます。そのとき新たなゴール設定を促せばいいだけ。

 L-166202201月シークレット… -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 ここでとくに肝心なのは、「コーチはクライアントのコンテンツには関わらない」「コーチは強制しない」「コーチはクライアントの利益100%」という鉄則を守ること。変化はクライアントさんの心の中で自然に起こるもの。決して他から強制されるものではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 では、なぜ心の中で自然に変化が起こるのでしょう?

 

 その理由は、コーチングを通じて「縁起の見方を手に入れる」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 もっと大乗的にいうと、さらなるゴールを志向するための「空観」とゴールを具現化するための「仮観」を同時に行えるようになるから。そう、「中観」の実践です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

行動の指針p60

 行動するときに、「努力」という概念はいりません。やりたいことをやっているのを努力とは言わないからです。やりたくないことをやっているのを努力というのです。

 そういうふうに考える上で大事なのは、やはりゴール設定です。抽象度の高いゴール設定によって、やりたいこととやりたくないことが決まってきます。私で言えば「世界から戦争と差別をなくす」というゴールがあって、やりたいこと・やりたくないことが決まります。その時々のベストな選択は、抽象度の高い思考があってゴールがあるからできるのです。ゴールがない人は生きていないのと同じ。ゴールがなければベストな選択はできないのですから。

 のちほどゴール設定については解説しますが、ぜひとも自分が「これだ」と思えるゴール設定をしていってみましょう。

 引用終わり

 

 

 とても重要なことなので繰り返しますが、「コーチはクライアントのコンテンツには関わらない」「コーチは強制しない」「コーチはクライアントの利益100%」は鉄則です。

 Q-297:弟子にしてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30430928.html

 

コーチはクライアントのコンテンツには関わらず、スコトーマにも直接的には言及しません。マインドの使い方を教える過程で自然とスコトーマが外れ、ゴールを見つけ向かっていけるように導くだけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 直接的には言及せずにスコトーマを外す

 

そのために私は苫米地博士の言葉を紹介します。

 

 

 さて、今回引用した苫米地博士の“ある書籍”はわかったでしょうか?

 

 そう、引用したのは「近未来のブッダ」(サンガ)です。

 

 

 その時々のベストな選択は、抽象度の高い思考があってゴールがあるからできる

 

 まずはコーチであるあなた自身がゴールを設定(更新)し、抽象度の高い思考を続けてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 ゴールがない人は生きていないのと同じ

 

 そして、新たなゴールを設定して“生きる”ように、クライアントさんに促してあげてください。もちろん強制せずに。非言語で。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 

 “生きる”とは、「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら、新しいゲシュタルトをつくり続ける」こと。だから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 まずはコーチ自身が、ゴールを設定し、抽象度を上げ、新しいゲシュタルトをつくりながら、しっかり“生きる”!

 L-08820213月シークレット… -11コンセプチュアル・フローに隠された“秘密”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30266822.html

 

それが私の“答え”です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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近未来のブッダ



Q-374:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい? <前編>

 

バランスホイールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

 じつは過去にも同様の御質問をいただいています。そのときは「専業主婦」というキーワードを切り口に考察しました。まずはこちらを御確認ください↓

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 今回はとくに御質問の後半部分を掘り下げながら、二回に分けて考察します。

 苫米地博士のある書籍から引用(青字)します。“ある書籍”が何か想像しながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

バランスホイール

 

 

Q:バランスホイールは全ての項目を現状の外に設定するのでしょうか? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいいのでしょうか?

 

A1:まずは入門者向けに、基礎的知識の確認から。

 

 「バランスホイール」とは、「人生を分野別に分けて、それぞれの分野にゴールを設定するためのツール」です。つまり、「全ての項目を現状の外に設定するのでしょうか?」の「設定」とは、ゴール設定のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールの基本条件は、1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域にまんべんなく(←バランスホイール)。加えて、苫米地博士は 4)自分中心を捨て去る ことを重要視されています。

 L-10020218月シークレット… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 「4)自分中心を捨て去る」とは、“自分”の定義をひろげていくこと。それは「自と他を分ける部分関数」としての自我を拡大・拡張することと同義。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 その本質は「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ことです。

 つまり、ゴールを設定(更新)するたびに「抽象度の高い思考」を獲得していくことになる ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 では、“ある書籍”からの引用文(青字)を確認しながら考えていきましょう。今回のキーワードは「慈悲」です。

 

 

慈悲の体感p56

 前頭前野を鍛え、情動も手玉にとれるほど抽象度の高い思考を獲得すると、体感的にも観念的にも、本当に心の底から、「人間は自分以外の人のために生きるのが幸せだ」と思えます。この気づきには体感が伴います。そしてその認識は、情動や自己中心的な世界を超えているので「間違いない」という確信があります。同様に、慈悲自体にも体感が伴います。どういう体感かというと、めちゃめちゃラッキーで幸せな状態になります。宝くじに当たったときのような陽気な心と超元気な感じです。ようするに前頭前野だけでなく、ありとあらゆるところで脳内伝達物質が出ている状態になるのです。瞑想がうまくいっている状態にも似ています。

 引用終わり

 

 

 繰り返しますが、ゴール設定(更新)を繰り返すほど「抽象度の高い思考」を獲得していきます。その結果、「人間は自分以外の人のために生きるのが幸せだ」と体感を伴って思えるようになると、かつて経験したことがないほど大きな幸福感を感じられるようになります。

 F-176:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 

 前頭前野眼窩内側部が発火し、ドーパミンが大量に分泌されるから。

 F-177:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-2;幸福はさらに深い自己催眠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25175860.html

 

 それは素晴らしい体験といえますが、一方でとても危険な状態でもあります。

 

 

慈悲ジャンキーp57

 瞑想に瞑想ジャンキーがいるように、慈悲には慈悲ジャンキーがいます。慈悲の体感はかなりハッピーです。うっかりすると慈悲ジャンキーになりかねません。自分が体感を求めるために慈悲的な行動をしだしたらかなり危険。本末転倒して、自我を太らせて自己満足的な、本人はよいことをしているつもりでもはた迷惑な人になってしまいます。もっともそうなったら体感も消えてしまいますので、過去の体験を求めて自分では慈悲だと思う行為を繰り返しても、快感は得られずに苦しくなるでしょう。

 「自分は、自分が嬉しいからやっているのかもしれない」と問い続け、つねにチェックしていくのです。

 引用終わり

 

 

 「前頭前野眼窩内側部が発火し、ドーパミンが大量に分泌される」ことが危険な理由は、「『自我を太らせて自己満足的』な状態に陥る可能性がある」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33098147.html

 

 コーチングでいう「現状に満足している状態」とは、このようなドーパミン大量分泌状態であり、「自我を太らせて自己満足的」になっている状態のことです(ハズ)。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 「自我を太らせる」「自己満足的」なときの“自”へのこだわりは、「4)自分中心を捨て去る」こととは正反対。抽象度を下げ、自我を縮小させる方向に向かわせます。

その結果が「自分さえよければいい」。

S-04-15:本当の幸せを感じられない理由 -5

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23368649.html

 

現在の世界情勢を鑑みると、権力者(既得権益)の「自分さえよければいい」がますます肥大化しているように感じられます。その根底にあるのは差別意識であり、ヒエラルキーのコンフォートゾーン化です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

例えば、「〇〇ファースト」という表現には“差別意識”が滲んでいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 あるもの(A)を別のもの(B)と分別した上で「BよりAが上(優先)」とすること、そしてその順位づけが絶対であるとすることは、釈迦の教えとは真逆。釈迦が説いたのは「無分別」であり、「無常」です。

 Q-239:気楽に生きたいのですが 後編;宇宙を理解した上で“自分”を定義しなおす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28268393.html

 

新型コロナウイルスおよび“ワクチン”によって激変してしまった社会では、ますます「自分さえよければいい」がはびこるでしょう。心身の不調により抽象度が引き下げられやすくなっていくから。「ファイト・オア・フライト」があたりまえな時代がもう始まっているのかもしれません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 そんな閉塞的な状況を打破する鍵が

 

 

快感と不安のバランスp58

 ただ、だいたいの場合は、快感よりも不安や疑問などのほうが上回ります。それでバランスがとれるはずです。つまり、自分が、なるべく自分の利益から遠い慈悲的な行為をするとき「これって果たしてやったほうがいいことなんだろうか」「今、しようとしている判断でいいのかな」という迷いや悩みは当然、出てきます。

 たとえば、被災地にボランティアに行こうというとき。自分なんかが行くよりは虎の子の貯金を送ったほうがいいんじゃないかとか、ボランティアするよりもまずは自分の本分の仕事をするべきじゃないかとか、悩むでしょう? 数ある選択肢の中で、実際の行為はたった一つしか選べません。だから「本当にこれでよかったのか」という問いには終わりがありません。つねにある中でベストな選択をしていくことの連続です。

 引用終わり

 

 

 そんな閉塞感を打破する鍵が「縁起」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

「自分さえよければいい」という発想は、大切な縁起(のつながり)をスコトーマに隠してしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

だから、自分中心の人は“本当の幸せ”を感じることができません。仏教では、その様を「無明(むみょう)」と表現します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 

 それとは反対に、1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域 +4)自分中心を捨て去る を基本条件とするゴールを設定することは、縁起(のつながり)を明らかにしながら拡大・拡張していく第一歩です。

 さらにいうと、ゴール実現のために実践し続けることは、縁起(のつながり)をより具体的な“well-being”に書き換えていく大切な行為といえます。

 

だから、コーチングは「慈悲の実践」です。

 F-209:マトリックス/Matrix -04Resurrections;慈悲的人類の進化>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27122988.html

 

Q-375につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-303:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.5;芸術とコーチング(Authentic Coaching)とリーダーシップに共通する境地>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32078054.html

F-333:分断緩和のための処方箋 vol.4;「ワークライフバランス」の落とし穴 <case-side

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33566734.html

F-334:分断緩和のための処方箋 vol.5;「ワークライフバランス」の落とし穴 <plan-side

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L-02120202月リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)レポート -08;「もっと知りたいこと」QA

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L-162202201月シークレットレクチャー -06;ゴールを見つける近道

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34301571.html

 

 


F-350:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.3Starting with the man in the mirror

 

 体感的には「あっという間」ですが、苫米地博士と情報的に出会ってからそろそろ15年、苫米地式認定コーチとしてはもうすぐ10年目に入ります。

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 いつの間にか、私も、まわりも、激変してしまったよう

 

 その変化を噛みしめながら、コーチとして「縁起宇宙(w1)の再構築」について考えてみました。

 

 vol.1Off the wall

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34369807.html

 vol.2IWe are the world

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34422350.html

 vol.3Starting with the man in the mirror

 

 

 前回(F-349/vol.2)は「ゲバラ主義」がテーマでした。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 ゲバラ主義の柱とは「高い理想」と「直接的実行」。

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 「高い理想」とは、“現状の外”に見いだすゴールのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールとは、個人レベルの願望成就ではなく、より高次の抽象度次元にひろがる縁起(関係性)そのもののwell-beingのことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 苫米地博士は「バラいろダンディ」(20211213日放送回)の中で、ゴールのことを「将来達成したい世界」と表現されていました。「ゴールは自分のことではなく、社会の姿。それもより抽象度の高い世界のことである」と。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

そんなゴールは“自”と“他”を分ける“自分”という視点を超越した「未来における縁起のつながり」のことでもあります。それが自我。ゴールが生みだす空(くう)としての自我です。

それを前回(F-349)は「IWe are the world」と表現しました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「直接的実行」とは、ゴールを実現するための具体的かつ直接的行動のこと。

ゴール実現のための課題(case)やその解決法(plan)はあくまでも高い抽象度次元にありますが、実際の解決(=直接的実行)は最も低い抽象度次元である物理空間でなされます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 *「課題(case-side)」と「解決(plan-side)」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 具体的な解決、すなわち「直接的実行」のためには細かな調整が必要になります。抽象度が下がるほど具体的情報量が増え、複雑化していくからです。そのとき制約も増加していきます。

 それらをうまく調整し、矛盾なくスムーズに実行・実現することを「実装(じっそう)」と呼びます。英語では「implementation」です。

 Q-196未来の抽象度の高いイメージ(I)を臨場感高く想像すれば(V)実現する(R)と考えていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25936863.html

 

初回(F-348/vol.1)の例えでいうと、「キャッシュの壁」「時間の壁」「年齢(老い)の壁」「体力の壁」「距離(空間)の壁」などの“Off the wall”が実装(implementation)には欠かせません。

そのときの私は「IWe are the world」という感覚。

無限にひろがる縁起を内包した“私”という一人の存在が、あくまでも自己責任で、「直接的実行」を行っている という感覚です。

PM-05-27自由を求める人に必要な「自己責任」の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987549.html

 

コーチング学び始めた頃、ルー・タイスさんの言葉を縁に、そのような感覚がクリアになりました。ゲシュタルト化したからだと思います。その言葉とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 All meaningful and lasting change starts first on the inside in your imagination and works its way out into reality.  

 

すべての意味のある、永続的な変化は心の中のイマジネーションから始まり、やがて外側の現実を変えていく

 

 

 ルーさんが教えてくださっているのは「すべて自分次第」だということ。仏説的に表現すると「すべて自身のマインドが生みだしている」。一言でいうと「空(くう)」です。 だから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 Starting with the man in the mirror

 

 

 私たちは、心を変えることで、これまでの現状(w0)からまったく新しいゴール側の世界(w1)へと移動することができます

それはこの世に生きたままの「生まれ変わり」。「即身転生」です。

 F-346:ヘンシン! <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34261064.html

 

 最後に、苫米地博士の著書「今日からポジティブな自分に生まれ変わる! 新しい自分に会える倍音浄化音源CD付き」(日東書院、p151)より引用します。「即身転生」を体感しながら、ぜひ実践し続けてください。Feel

 

 

実践・「即身転生」

 道具の用意が整ったら、早速「生まれ変わり」の実践に移りましょう。

 まずは、できるだけ静かな空間を用意します。といっても、家のどこか一室でかまいません。ただ、トイレなどは雰囲気が出づらいのでやめたほうがいいでしょう。

 カーテンなどは閉めて、外の光や音ができるだけ入らないように工夫しましょう。照明は、昼なら消して、夜なら真っ暗にならない程度の薄明かりにしましょう。リラックス効果のあるアロマキャンドルなどを照明代わりにするのもいいと思います。仏教的にはお線香の香りがいいのかもしれませんが、そこまでこだわる必要はないでしょう。

 空間が整ったら、リラックスします。逆腹式呼吸を繰り返しましょう。

 数分から数十分の逆腹式呼吸で十分にリラックスできたら、音による変性意識生成に取りかかります。

 灰皿と割り箸(もしくは爪楊枝)の用意があるなら、割り箸をやぐらを組むように積んでその中に燃えるものを入れ、火をつけましょう。繰り返しますが周囲に引火しやすいものを置かないようにくれぐれも注意してください。

 次に水を入れたシンギングボール(ワイングラス)の縁をこすって、音を出します。音自体は違いますが、シンギングボールもワイングラスも「ウワーン、ウワーン」という、波打つような音が出るはずです。シンギングボールなら、中の水が跳ねていれば万全です。

 この音を聞きながら、「金剛鈴(風鈴)」も鳴らします。「チベタン・シンバル(チンチュー)」があれば、「金剛鈴」と交互に鳴らしてみましょう。

 慌てたり、鳴らすことに必死になるとかえって変性意識になれませんので、あくまでもリラックスした状態を保ちながら、ゆったりとした気持ちで鳴らしてください。

 火を使っている場合は、燃えている炎を見つめながら音を聞きましょう。火が弱くなってきたら、燃えるものを足して、火の勢いをある程度保つようにします。紙は点火時にはいいのですがすぐに燃え尽きてしまうので、木のほうが便利です。例えば、乾燥させたアイスキャンディの棒などになりたい自分のことをあらかじめ書いておくと、護摩焚きのお札の雰囲気が出ていいかもしれません。

 文字での表現が難しいのですが、「ふわっとした気持ち」になってきたら、「変性意識」が生成されたと思っていいでしょう。「変性意識」状態になったと思ったら、生まれ変わりたい自分のイメージを細かく思い浮かべます。

 いくつもの多国籍企業をもつ経営者だとしたら、具体的にどの国でどんな事業を展開しているか、各国の社員は何人で直接知っている部下はどんな人物かなど、会社のディテールを細かくイメージします。そこで自分はどんなことをしているか、部下にどんなことを言っているか、どんな人たちと交流があって、その交流の場ではどんな話をしているかなど、できれば映像とともに音やにおいや感触、食べているシーンなら味まで同時に思い浮かべてみましょう。

 強い変性意識下で、こうしたイメージを五感のリアリティをもって感じることができると、別人格のほうが本当の自分だと無意識に勘違いさせることができるようになります

 あとは、日常生活の中で悩みや「ネガティブな感情」が湧き上がってきたときに、「いや、でも本当は私は多国籍企業をいくつも経営する経営者なんだ」と思い直し、「だから、こんなことで不安になる必要はないんだ」とか「だから、ここで嫉妬する必要はない。むしろ、あの人のほうが私に嫉妬しているに違いない」などというように、気持ちを切り替えていくようにするのです。

 一回だけの儀式では、時間とともに生まれ変わりのリアリティが下がってしまうでしょう。リアリティが下がると、当然、もとの自分に戻ってしまいますから、この儀式は定期的にやり続けたほうが効果的です。

 繰り返しますが、バーチャルに生まれ変わったことは他言無用です。誰かに言ってしまうと、その人が生まれ変わりのリアリティを下げにかかる可能性があります。むしろ、「何をバカなことを言っているんだ」と徹底的にもとのあなたに引き戻そうとするのが普通の反応と言えます。それではせっかくの生まれ変わりが台無しです。「シークレット・エージェント」は誰にも自分の正体をばらしてはいけません。

 さて、生まれ変わったあなたにはもう怖いものはありません。何を言われても、何を思っても、それは世をしのぶ仮のあなたの話であって、現実の(生まれ変わったあとの)あなたとは何の関係もありません。

 もし、生まれ変わったあなたに何らかの新しい悩みが湧いてきたとしても、さらに別のあなたに生まれ変わってしまえばその悩みからも離れることができます。あなたは、悩みや苦しみから永遠に離れ続けることができるようになったのです。

 引用終わり

 

F-351につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 Starting with the man in the mirror

 

 皆さんは「鏡の中の自分」に微笑みかけることができますか?

 

 モヤモヤを感じる方はこちらをどうぞ↓

 S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

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-関連記事-

F-11630年後の自分は何歳なのか?

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L-126202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -07;すべては自分次第。その自分とは

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Q-366~:医師からのパワハラがひどすぎて心が折れました

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今日からポジティブな自分に生まれ変わる!



Q-373:やりたいことがあれば現実感は出てくるのでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:どうしても生きている実感が欲しいです。数年前から現実味の薄い日常を生きるようになり、よくそれについて悩んでいました。

日常を送るのに支障はないので問題扱いしなくてもいいのですが、心の奥底では現実感を得たいと思っております。

子供の頃は何もかもが新鮮で、大人になるにつれ感動は少なくなる。やりたいことがあれば現実感は出てくるのでしょうか?

ゴール(自分以外も幸せにすること)、それに紐づく活動(やりたいこと)、やりたいことを見つけるのは難しいです。

 

Aご存じのとおり、私たちが現実だと思っている目の前の世界は「一番臨場感が高いイメージ」にすぎません。つまり、すべて幻想。記憶が織りなす「一人一宇宙」です。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想が? <vol.6:記憶が織りなす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

その事実は、コーチングにおいて、I×V=R」とプリンシプル化されています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 一般向けには明るく「夢をかなえる方程式」と表現されていますが、コーチングを学べば学ぶほど「I×V=R」の怖さが身にしみるはず。

 L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

I×V=R」が示していることは、「イメージ(イマジネーション)の限界が、その人の限界になる/である」ということだから↓

 L-09820217… -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30699999.html

 

 「ならば、いつも夢を思い描けばいい」はそのとおりなのですが、「記憶が織りなす『一人一宇宙』」の記憶とは主に“失敗”の記憶です。その記憶にはネガティブな情動がいっぱい張り付いており、「夢を思い描く」を維持することはなかなかできません。そうですよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 だから、どうしてもエフィカシーが下がってしまいがち。それがコーチの存在が重要な理由のひとつです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 御質問中の「やりたいことを見つけるのは難しい」は、まさにコーチが介入するべきセルフトーク。「~は難しい」という自らの言葉が、「~は難しい」を現実化してしまいます。

やりたいことを見つけるのは難しい」という表現は、コーチング実践者であるあなたらしくはありませんよ。

 Q-276~:セルフトークのマネジメントについて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421937.html

 

 先ほどの「『夢を思い描く』を維持することはなかなかできません。そうですよね?」も同じ。

一般的には事実かもしれませんが、「私には当てはまらない」「これからは違う」とはっきり言い切れることが重要です。その心の状態がエフィカシーです。

 

 呼吸を整え、心を落ち着け、今一度イメージしてください

 

 

 目の前の世界は「記憶が織りなす『一人一宇宙』

 

 

 その世界は「言葉(Words)」「映像(Pictures)」「感情(Emotions)」により形作られています。私たちは「言葉」を使って考えていて、その言葉が「映像」を想起させ、その映像が「感情」を生み出します。この3つの軸による思考が「セルフトーク」です。

 Q-368:アファメーションとセルフトークの関係を知りたいです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34026724.html

 

 おそらく、やりたいことを見つけるのは難しい」には、暗く重たい情動が張り付いているはず。「言葉(Words)」「映像(Pictures)」「感情(Emotions)」が一体となって、あなたのセルフイメージ=エフィカシー=コンフォートゾーン(CZ)のレベルを引き下げています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 あなただけではありません。それが多くの人にとっての“現実”です。

 

 とくに今の日本においては、お互いがお互いを引きずり下ろし合っています。自分の低いセルフイメージ=エフィカシー=コンフォートゾーン(CZ)のレベルに合わせて相手を引きずり下ろそうとする現状は、「コレクティブ・エフィカシー」のまるで反対です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

人類が滅亡するかもしれないレベルで戦いがはじまっているというのに、この国の“国権の最高機関”で議論されるのは「お金(しかも裏金)」の話ばかり。これでは国民のエフィカシーはますます下がり続けるでしょう。

 F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 情動により抽象度が下がり、お互いに引きずりおろし合うことでさらに抽象度が下がっていくと、ますます低いCZがリアルになっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

そんな“現実”に対しての臨場感が下がっていることが、「現実味の薄い日常」という表現にあらわれています。それは「目の前の現実世界(R)を情報(I×V)と感じている」ということでしょう。

F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

つまり、「『現実という夢』から目覚めた(目覚めつつある)」ということ。だから、肯定的に考えることができます。苫米地博士がよく用いられる表現でいうと「脱洗脳」です。

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

 コーチング実践者が意識に上げるべきことは、今の「現実(R)」とは異なる、新たな「R’」を生みだすこと。バラダンでの苫米地博士の講義に合わせて言い直すと、今の「可能世界“w”」から、新たな「“w1”」へ移行することです。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 では、まずは何からはじめればいいでしょうか?

 

そう、ゴール設定です。それは「I×V=R」の「I」を作る作業だといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールを設定しても臨場感が低いままであれば、新たな「R‘」「“w1”」の現実感は乏しいままです。それはエフィカシーが低い(足りない)ことと同じ。

ですので、ゴールを設定したら、次はエフィカシーを上げることに集中しましょう。その際には「共感覚」「プライミング」「トリガー&アンカー」などを活用してください。

 

 *「共感覚」はこちら↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428764.html

 

 *「プライミング」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33233344.html

 

 *「トリガー&アンカー」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 

以下、苫米地博士の著書「15歳若返る脳の磨き方」(フォレスト出版、p123)より引用します。博士が教えてくださる「2つの特徴」を反芻しながら、コーチング実践者にふさわしい「脳の使い方」をマスターしてください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

IQが高い人の脳の使い方

 IQを高め、脳を若返らせる苫米地流メソッドは次章で披露していきますが、本章の締めくくりとして、IQが高い人がどのように脳を使っているかを紹介しておきましょう。この点を理解しておけば、より積極的に苫米地流メソッドに取り組めるようになると思うからです。

 IQの高い人の脳の使い方は、大きく分けると2つの特徴があります。

 ひとつは、単純な話かもしれませんが、IQの高い人は長時間の思考をしているという点です。

 わが身を振り返っていただきたいのですが、いまのあなたは長時間、考え続けることがあるでしょうか。

 学生時代ならば、卒論を書くために1年間ひとつのテーマを考え抜くという経験をしたと思います。しかし、社会人になって以来、どうでしょうか。1年、少なくとも数ヶ月にわたって、何かを考え続けたことがあったでしょうか。

 新規プロジェクトを立ち上げるために、あれこれ構想し、仕事のプロセスを考え抜いたという経験はあるかもしれません。会社によって異なるでしょうが、じっさいに新規プロジェクトが始動するまでには、半年くらいの準備期間があるはずです。たしかに担当者になれば、その間は寝ても覚めてもプロジェクトのことばかり考えることになります。

 しかし、そのさい必要になる思考は、抽象化ではなく具体化ではないでしょうか。ビジネスですから、まったく新しいパターンの発見を要求されることもないと思います。

 また、すでに述べたように、誰かが過去に同じようなことに携わり、経験知がすでに蓄積してもいます。いくら頭を使って考え続けるといっても、それは私がいう長時間の思考とはちょっと違います。

 この点では、企業の基礎研究所に勤める学者や研究者は有利です。彼らは、ひとつのテーマを1年くらい考えつづけ、実験を行い、新しい理論をつくったり発明したりします。これは、私がいう長時間の思考そのものです。

 しかし、基礎研究職に就くことのできる社会人はほんの一握りにすぎません。ビジネスパーソンのほとんどは、仕事で長時間の思考を行う機会も必要性もないといえます。その状態に甘んじていれば、長時間の思考とは無縁のまま人生を閉じることになるでしょう。

 長時間の思考といえば、学者や研究者にのみ許された特権のように感じるかもしれませんが、本当はそうではありません。

 たとえば、はっきりとしたライフワークを持つ人は、10年、20年をひとつのことに費やし、その間ずっと考え続けます。

 また、フィールドワークを行う人も同じです。

 たとえば、趣味で水生植物や湿性植物の観察を行っている知り合いがいますが、彼は、日本の田んぼや里山について縦横無尽の膨大な知識を持っています。彼の持論は、歴史的に見て水生植物の多様性が日本の農業と食糧を支えてきたというものです。彼は自由になる時間を使い、かれこれ5年以上そのことばかりを考えつづけ、持論のような認識にたどりつきました。これも立派な長時間の思考です。

 数ヶ月、あるいは1年以上の間ひとつのことを考えつづけるには、対象への尽きない興味と、たくさんの知識に基づいた抽象度の高い思考が必要です。

 具体化することばかり考える習慣は、思考に費やす時間をどんどん短縮させる方向に働きます。具体化ではなく抽象化するからこそ、IQの高い人は長時間の思考ができるわけです。

 引用終わり

 

 

 ゴールを設定し、エフィカシーを上げる

それと同時に行うのが「フィールドワーク」。そのフィールドワークに対する臨場感(=ホメオスタシス・フィードバック)の強さが「現実感を保つ」ための鍵です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そして、want to”に囚われ物理次元に束縛されてしまわないために、「ライフワーク」を持ち続けることが重要。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「フィールドワーク」と「ライフワーク」のイメージはクリアでしょうか?

 

 「Calling」と呼ばれるような体験をすると、「ライフワーク」を見つけやすくなるかもしれません↓

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 私は、「ライフワーク」は空観で体得するものであり、「フィールドワーク」は仮観で実践することだと理解しています。そのふたつを同時に行う「ライフワーク×フィールドワーク」が中観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 以上より、御質問にシンプルに回答すると... 中観で生きよ!

 

 それは苫米地博士にコーチングを学ぶ者の生き方でもあります。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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F-311~:デジタル自傷行為

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F-342:次世代プロファイリング×ゴール設定 <vol.7;プロファイリング後に行うこと 「殻(w0)“を壊せそうにないケース」編>

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F-343:次世代プロファイリング×ゴール設定 <vol.8(最終回);プロファイリング後に行うこと 「殻(w0)“を壊せそうなケース」編>

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L-137202111月シークレットレクチャー -06;平和を実現するために

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Q-251:最近席を譲られることが多いのですが、恐縮してしまいます。エフィカシーが高い方はどう思うのでしょうか?

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L-167202201月シークレットレクチャー -11(最終回);モーツァルトの音楽を“体感”するワーク

 

20221月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。3回を通してのメインテーマは「」です

フレームとは、「ある知識を表現するための知識の単位とその結合方法」のこと。苫米地博士は「その状況、現象、事物の特徴などを、逐一、記述していく方式で物事を定義していく方法論」と表現されています。

(認知科学から苫米地理論への流れはこちらでどうぞ↓)

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 *初回の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427369.html

 

 01;フレームとは、認識の枠組みであり、行動の枠組み

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34174778.html

 02;フレーム=BS(囚)問題

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34191211.html

 03;フレーム解体×ブリーフシステム(BS

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34229897.html

 04;フレーム解体×ゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34244552.html

 05;高次元のフレームを構築する=グレインサイズを大きくする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34284848.html

 06;ゴールを見つける近道

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34301571.html

 07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 08;コーチングによる〇〇〇〇〇〇〇の結果として起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34355540.html

 09;「自分中心を捨て去る」とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34392486.html

 10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 11;モーツァルトの音楽を“体感”するワーク

 

 

ラスト2回は実践編です。「可能世界 w から別の w1 へ移行」するため基礎的ワークを紹介します。ぜひ“初心”に立ち返って取り組んでください。

F-265:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.9;“初心”とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30002338.html

 

 前回(L-166/10)は「呼吸」を取り上げました。

呼吸は人間の生命維持に必要なホメオスタシスのなかで最も重要であるにもかかわらず、意識に上げてコントロールすることができます↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

そのため「意識をホメオスタシスに介入させる窓口」として呼吸を利用することが有効です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 意識をホメオスタシスに介入させた後に行うのは「共感覚」!

 Q-369~:共感覚がなかなかうまく実践できません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428764.html

 

 以下、苫米地博士の著書「モーツァルトの奇跡! “重ね聴き”脳力開発法」(宝島社、p8)より引用します。

 

モーツァルトの奇跡! “重ね聴き”脳力開発法

 

 

天才モーツァルトを知る7つのキーワード#2 共感覚

音を見、色を聴く ― 光の音楽を生んだ感性

 

ある知覚から別の知覚を生じる

 なぜ、モーツァルトは音を使って光の世界を表現することができたのでしょうか。それは、モーツァルトが共感覚者だったからです。

 人間には、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚という5つの知覚があります。いわゆる五感です。この五感で、ある知覚が別の知覚を生じさせる現象のことを共感覚といいます。

 たとえば、聴覚が視覚を生じさせる共感覚では、ある音を聴いたとき「この音は銀色で丸い」というように音が形で見えることになります。聴覚が味覚を生じさせると「この音は甘い」というふうになりますし、触覚につながると「この音はザラザラしている」というように感じられます。「この音はザラザラしている」というとザラついた音質を比喩的に表現していると思われるかもしれませんが、そうではなく、共感覚では肉体的な感覚として「ザラザラしている」と感じられるのです。

 子供の頃は知覚がまとまっており、誰もが共感覚を持っています。成長するにつれて知覚が分化していき、共感覚が失われるのです。大人になっても味覚と嗅覚は比較的近いところにあるので、みなさんもその感覚はなんとなくわかるのではないでしょうか。

 共感覚にもさまざまなものがありますが、音を聴くと光が見えるのが光共感覚です。モーツァルトは、この光共感覚をもっていました。ですので、自分が見ていた光の世界を音に置き換えることができました。光共感覚がなければ、決して光の世界を音で表すことはできなかったでしょう。

 

光共感覚を保ったまま育つ天才

 ただ、こうした光共感覚自体はめずらしいものではありません。長時間、音楽に接しながら成長すると、大人になっても光共感覚を保つことがあります。

 クラシックの世界では、幼少の頃から楽器を長時間練習するのが当たり前です。これは、昔も今も変わりません。モーツァルトがクラヴィア(鍵盤楽器)のレッスンを始めたのが4歳のとき。ベートーヴェンもショパンも、4歳でピアノのレッスンを始めています。

 現在でも、ショパンコンクールの予選をめざすような人は、小さいときから18時間ほどピアノを練習しています。本選ではなく予選に出るだけでこの練習量ですから、すさまじい世界ですよね。

 このように子供の頃から長く音楽に接していると、光共感覚になるケースが多くあります(私自身は生得的な光共感覚者で、あらゆる音が立体的な光として見えます)。

 ですので、モーツァルト以外のクラシックの作曲家にも光共感覚の人が少なからずいたはずです。そのような作曲家には、音が光として見えていました。自分が作曲した曲が演奏されると、光の世界が立ち上がったことでしょう。

 しかし、そうした作曲家には表現すべき光の世界があらかじめ見えていたわけではありません。作った曲が結果的に光の世界となっただけです。ですから、光の世界を音楽で表すこともなかったのです。

 モーツァルトには、表現すべき光の世界が見えていました。そして光共感覚を使い、その世界を音に置き換えていったのです。

 引用終わり

 

 

 モーツァルトには、表現すべき光の世界が見えていました。そして光共感覚を使い、その世界を音に置き換えていったのです

 

 そんなモーツァルトの音楽を“体感”することが今回のワーク。

 

 苫米地博士は「モーツァルトを聴くだけでIQが上がる」と語られていますが、その理由はクリアでしょうか?

 

 鍵となるのは「ドーパミン」です。ドーパミンは「心地いい」「楽しい」といった感情をもたらす神経伝達物質のこと。

 モーツァルトの音楽を聴くと、中脳の腹側被蓋野(ふくそくひがいや、VTAVentral Tegmental Area)というドーパミン神経系の拠点が刺激されます。腹側被蓋野が刺激されるとドーパミン分泌(放出)がおこり、腹側被蓋野の先にある腹側線条体の側坐核(そくざかく、NAccNucleus accumbens)が刺激されます。

側坐核は快楽や幸福感を司る部位なので、そこが刺激されることで「心地いい」「楽しい」といった気分になっていきます。

(「ドーパミン」について、詳しくはこちらでどうぞ↓)

Q-281~:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422146.html

 

 今、「なぜモーツァルトなのか?」と疑問に思っているのでは?

 

 その理由として、苫米地博士は「モーツァルトの音楽が持っている情報量の多さ」を挙げられています。その「情報量の多さ」の根拠が「倍音」です。

 博士によると、モーツァルトの曲は倍音が精密に設計され、倍音同士の干渉にいたるまで細かく計算されているそう。そのため描かれている世界の精度が非常に高く、他の作曲家の作品より情報量が多いのだそうです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 ここで注意するべきなのが、「情報と知識は違う」こと。

 L-10320218月シークレットレクチャー -05;知らないことを見える化する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31263124.html

 

 いくら情報量が多くても、脳は意味のない情報は処理しようとしません。スコトーマに隠れるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 モーツァルトの音楽は完璧に統合された“意味のある情報”であるため、聴くだけでたくさんのドーパミンが分泌されるそうです。その“意味のある情報”とは「ゲシュタルト」のこと。反対に「ゲシュタルトが意味を決める」ともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そんなモーツァルトの音楽を聴きながら、さらにドーパミン分泌を加速する方法があります。それが「ゴール(の世界)」のイメージングです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールの世界を思い描き、さらには共感覚を用いて体感しながら、モーツァルトを聴く!

 

 それが「可能世界 w から別の w1 へ移行」するため基礎的ワークです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 モーツァルトを“体感”したら、あらためて「新たな『フレーム=BS別の w1)』を再構築」に取り組んでください。きっと今まで以上に“豊かさ”を感じられるはずです

 (その理由はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 まずは過去の記憶でつくられた「これまでの『フレーム=BS可能世界w)』」を解体

→ スコトーマが外れる

→ 新たなゴール設定

→ 高い次元に「新たな『フレーム=BS別の w1)』」を再構築

=グレインサイズが大きくなる

=ゲシュタルトを統合

=抽象度が上がる

 → 人生がますます豊かになる

 

 

あらためて伺います

「囚」を見て、どのようなイメージが浮かびますか?

 

 

2021年11月シークレットレクチャー2

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 モーツァルトの楽曲を用いた応用的ワークを紹介します。

 

 前々回(L-165/09)、「可能世界 w から別の w1 への移行を促す」ためには、コーチ自身が1)無意識のうちに全体像を身体的に感じて、2)複数のことを同時進行で考えながら、3)瞬時にオリジナルの考えを導きだせる ことが必須であると書きました。

 L-10720218月シークレットレクチャー -09;「I×V」とは〇〇

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31370555.html

 

 その感覚をマスターするためのワークです。「モーツァルトの奇跡!」(宝島社)内で紹介されているワークをまとめます。

 

 STEP1:音と動きをイメージする>

 -個々の楽器の音をイメージできる」ことが目標

-まずは弦楽器、金管楽器、木管楽器、メロディ系打楽器(ピアノなど)、リズム系打楽器(ティンパニーなど)の各カテゴリの楽器の音の出方、響きの特徴をつかむ

-そして、音色や音の響き、揺らぎを脳と身体で体感する

 -さらには演奏者の動きも。「すべての芸術は身体表現。身体をリアルに感じられると、その芸術に対する理解が深まる」by苫米地博士

 

STEP2:メロディラインを聴き分ける>

 -交響曲や室内楽では複数のメロディが同時に進行している

例:主旋律:ヴァイオリン、副旋律:フルート

 -モーツァルトの曲を聴きながら、複数のメロディラインを聴き分ける

 -同時に、演奏者の動きや、その動きによって音が楽器や演奏者の身体に響いて振動しているところをイメージする

 -モーツァルトの曲という抽象度の高いものを、まず個々のメロディという低い抽象度でとらえることを意図している

 -「複数のものを並列して捉える能力」や「物事を分解する能力」が刺激される

 

STEP3:メロディを別の感覚に置き換える>

 -共感覚者になるトレーニング

 -モーツァルトの曲を聴きながら、(例えば)色をイメージする。例えば

  「ヴァイオリンが弾いたメロディは水色」

  「フルートのこのパートは赤から青へのグラデーション」

  「ピアノが弾いているこの和音は濃い緑色」

 -モーツァルトの楽曲がもつ抽象的な世界の臨場感が高まる

  →モーツァルトが描こうとした世界がくっきりと像を結び、自分の身体で触っているようにリアルに感じられるようになる

 

STEP4:ゲシュタルトをつくる>

 -聴き分けたメロディラインを再統合してゲシュタルトをつくる

  =楽曲をひとつの総体として味わう

 -抽象度を上げて楽曲をアートとして体感することが目的

 -抽象度の高いモーツァルトの楽曲がアートとして体感できれば、IQは飛躍的に上がる

 

 

-追記2

 さらなる応用的ワークは「モーツァルトの重ね聴き」。苫米地博士の著書「聴くだけ! クラシック音楽で脳が目覚める」(ペダルファーブックス)に詳しくまとめられています。重ね聴き音源(CD)付きです。

 

聴くだけ! クラシック音楽で脳が目覚める

 

 

-追記3

 究極のワークはDVDCD教材「『悟り』への道」(Club Tomabechi)で。

CDdisc2)に収録された「シンフォニア/悟り、その先へ」は、モーツァルトに加え、苫米地博士の「ダヴィンチ脳音源Ⅱ・Ⅳ」を含む11曲が重ねられています。

圧倒的悟り体験により、さらなる“現状の外”が感じられるはずです。

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

 

 

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F-064:「第九」に込められたベートーヴェンの思い

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F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

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F-309:映画のおもしろさって何だろう? ~Indy 5」の評価が割れた理由を考える~ vol.6;抽象度+α>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32379335.html

Q-350~:「情報的身体」というのがよくわかりません?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427310.html

Q-365:各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか? -A4<円融;一人ひとりの「仮の役割」を認め、慈しむ>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33657069.html

 

 

 

F-349:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.2IWe are the world

 

 体感的には「あっという間」ですが、苫米地博士と情報的に出会ってからそろそろ15年、苫米地式認定コーチとしてはもうすぐ10年目に入ります。

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 いつの間にか、私も、まわりも、激変してしまったよう

 

 その変化を噛みしめながら、コーチとして「縁起宇宙(w1)の再構築」について考えてみました。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 vol.1Off the wall

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34369807.html

 vol.2IWe are the world

 

 

 コーチングはとても奥深いものですが、実際に行われることは「ゴールを設定して、エフィカシーを高める」といたってシンプル。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ゴールの基本条件は 1)現状の外、2)心から望むこと、3)人生のあらゆる領域にまんべんなく(バランスホイール)の3つ。

 L-09920218月シークレットレクチャー -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

 それらに加え、苫米地博士は 4)自分中心を捨て去る を挙げられています。

 L-10020218月シークレット… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 「自分中心を捨て去る」は、儒教的な無我や滅私ではなく、“自分”の定義をひろげること。

 L-163202201月シークレット… -07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 

 それは関係性の結び目である“自分”=自我を拡大・拡張すること。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 その本質は「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 *詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428947.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

「自分中心を捨て去る」は、“自分”の定義をひろげること

  =自我の拡大・拡張

  =抽象度が上がる

 

 その感覚を別の言葉で表現すると、「主語が『I』から『WE』にかわる」。セルフイメージそのものが「We are the world」になるという感じです。

 (私の実体験はこのようなものでした↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23855064.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23919789.html

 

 「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ことは、もちろん、「ゴールを設定し、エフィカシーを高める」ためにとても大切です。

 しかし、コーチとして考えると、気をつけるべき点もあります。ゴール設定がうまくできたが故に生じる落とし穴のようなものです。

 

それはコンフォートゾーン化。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 高い抽象度次元のイメージがコンフォートゾーン化すると、物理空間でのリアルな行動がおっくうになります(ですよね?)。

それだけでなく、「ゴールを更新し、さらなる高次元に飛びだす」ための気力も失うでしょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

それは強力なホメオスタシスで維持される「現状維持の壁」といえます。かつての夢が現実化していく中で生みだされる新たな“壁”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 この課題(case)に対する私の解決(plan)はシンプル。それは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 実践し続けること

ゴール実現のための何らかの具体的行動を継続し、社会を変革し続けること です。

 

 

 もちろん、それは簡単なことではありません。ゴールは“現状の外”だから。

ゴール実現に向かう何らかの行動は、必ずまわりの人々のコンフォートゾーンをゆるがし、とくに既得権益のコンフォートゾーンを崩すことになります。

ゴールの抽象度が高いほど、きっとモーレツに嫌がられるでしょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 だから、ゴール実現のために行動する人は「変革者」。

 F-208:マトリックス/Matrix -03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 

 そんな変革者自身にも、やがて試練が訪れます。理想と現実のギャップや期待と落胆の差が大きいほど、認知的不協和が生じやすくなるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 脳機能でいうと前頭前野優位から大脳辺縁系優位へ、怒りでいうと人間的怒り(公憤)から動物的怒り(私憤)へと、転がり落ちやすくなります。

SWでいうと「ダークサイドに墜ちる」)

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 そのマネジメント(=エモーションコントロール)をしくじると、まわりを巻き込んでhave to化しながら、IQが下がり、抽象度も下がることになります。

すると、いつの間にか「主語が「『WE』から『I』にかわる」はず。

それはselfishになる(戻る)ことを意味します。だから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 

 一方でさらなるゴールを追い求めながら、常にエモーションコントロールを行いつつ、一方でしっかり直接的行動をし続ける

 

 

 これは苫米地理論やコーチングの根底にある「〇〇思想」のこと。博士は「△△△主義」とも表現されます。

 

 以下、苫米地博士とキューバ政府最高科学顧問/モスクワ大学博士(原子力工学)フィデル・カストロ・ディアスバラールト氏の対談本「もう一歩先の世界へ 脱資本主義の革命が始まった」(徳間書店、p14)より引用します。「〇〇思想」「△△△主義」を五感で体感しながら読み進めてください。Feel

 

 

 人類の歴史を振り返ったとき、革命家と呼ばれる人物は数多く存在しますが、本当の意味での革命家と呼べる人は数えるほどしかおらず、その1人がチェ・ゲバラです。そして今、ふたたびチェ・ゲバラのような「真の革命家」が出現しないと、この世界は滅んでしまう危険があると私は思っています。

 キューバ革命のような武闘闘争を行うための指導者が必要だ、ということではありません。21世紀の今、世界を変えるためにマシンガンは必要ありません。ゲバラのような思想、信条を持った人物が必要だ、ということです。そのゲバラのイデオロギーを「ゲバラ主義」と呼びます。今の日本、今の世界には「ゲバラ主義」が必要とされているのです。

 では、ゲバラ主義とはどんなイデオロギーなのか。柱は2つあります。

 1つ目の柱は「高い理想」、2つ目の柱が「直接的実行」です。高い理想の「高さ」は、一般の人が普通に思いつくような高さではなく、その理想を聞いた第三者が「本当に実現できるのか?」「実現できるはずがない」と思ってしまうような高さを目指します。直接的実行とは、物理的に自分の体を使って行動することです。この2つの柱を両立させて、徹底的に追求することがゲバラ主義であり、革命の基本原理となります。

 まだ彼が生きていた頃は、日本においてゲバラ主義はまったく評価されていませんでした。というか、正しいゲバラ主義が日本の人々に伝えられることはありませんでした。

 ゲバラは革命政府樹立後の19597月、キューバ使節団を引き連れて来日を果たしています。そのとき企業の工場などを視察して、通産大臣(当時)の池田勇人と会談も行いました。歴史的な革命を成し遂げた指導者のひとりが来日し、政府関係者と会談を行っているのですから、普通に考えれば大きなニュースになるはずです。しかし、ゲバラ来日のニュースは、朝日新聞で「東京へ来たカストロ・ヒゲ」と揶揄的に報道されたのみで、ほかのメディアには完全に無視されました。

 来日時、ゲバラは予定になかった広島を訪問し、広島平和記念公園内の原爆死没者慰霊碑に献花し、現地新聞の記者に「なぜ日本人はアメリカに対して原爆投下の責任を問わないのか」と問い詰めたと言われていますが、そうした言動も日本のメディアで報道されることはありませんでした。当時の日本においては、ゲバラは「共産ゲリラの人」ですべてであり、ゲバラのイデオロギーが日本人の心に届くことはありませんでした。

 近年ではチェ・ゲバラに関する本がたくさん出版され、ゲバラを主人公にした映画も制作されているので、彼について知る機会が増えていると思います。日本でも、彼の思想や、その思想に基づく生き方に共感している方も多いのではないでしょうか。世界情勢から見ても、すでに「資本主義」対「共産主義」という冷戦の時代は終わり、キューバをはじめ中国、北朝鮮、ベトナムなど共産主義を掲げる国家は残ってはいるものの、以前のように共産主義に対してアレルギーを持ったり、偏見の目で見たりすることはなくなってきています(また、中国のように国家資本主義とでも呼べるような新しい道を模索している共産国もあります)。

 そのような時代であるからこそ、偏った先入観を持たず、もう一度ゲバラ主義を見直すことができるのではないかと思うのです。

 では、2つの柱について、それぞれ詳しくご説明をしましょう。

 まずは「高い理想」について。ゲバラが目指したのは「帝国主義支配からの人民の解放」でした。革命前のキューバでは、アメリカ資本とアメリカの傀儡であったバティスタ独裁政権がキューバの人々を搾取していたので、ゲバラは「帝国主義から、中南米の人々を解放すること」をゴール(目標)として、革命を成し遂げました。革命政府樹立後、アメリカ企業の資産の接収と国営化を推し進めたためにアメリカから経済封鎖を受けたキューバは、同じ共産主義国であるソ連と友好関係を築き、さまざまな支援を受けました。アメリカ帝国主義からの解放を実現し、きっと多くの人は満足したはずです。しかし、ゲバラは違いました。1965年アルジェリアで行われた「第二回アジア・アフリカ経済会議」において、最大の支援国であったソ連を「帝国主義的搾取の共犯者」と非難したのです。彼の反帝国主義、人民解放の思想は徹底しており、キューバ経済にとって不可欠なパートナーであったソ連に対しても、自分の理想に反していると思えば「間違っている」とはっきりと批判しました。

 これは、当時もう1つの共産主義大国であった中国と公然と対立していたソ連の当然の怒りを買うことになりました。

 これらの背景を元に推測するならば、ソ連はキューバ政府に対して「チェ・ゲバラを国政から追放しろ。さもなくば、援助を打ち切るぞ」と通告したはずです。そのときゲバラとキューバ政府の間で何があったのか、具体的には公にはされていませんが、彼はおそらく盟友であるカストロ議長と話し合ったのでしょう。そして、ゲバラはキューバを離れることになったと思っています。もちろんゲバラには「全世界の虐げられる人民を帝国主義支配から解放する」というとてつもない高い理想があり、その実現のためにキューバを出た側面もあると思います。しかし一方で、ソ連からの圧力があったのではないかと私は考えています。

 ともあれ、ゲバラはアメリカやソ連という当時、世界を牛耳っていた大国に対しても自分の信念、信条を曲げることをせず、最後まで「反帝国主義」「人民解放」という理想を貫き通しました。こうした姿勢こそが、ゲバラ主義における「高い理想」です。

 もう1つの柱である「直接的実行」とは、攻撃すべき相手に対して、自らが直接的に攻撃をしかけることです。キューバ革命における攻撃すべき相手とは、キューバを支配していたバティスタ政権であり、バティスタ政権の後ろ盾となっていたアメリカでした。カストロやゲバラをはじめとした革命軍兵士は、武器を手に政府軍に向かっていきました。

 ただし現代はマシンガンや刀などの武器を持って乗り込んでいく時代ではありません。

 直接的実行には、必ず物理的リスクが伴います。武装闘争であれば、戦闘の最中に銃弾に倒れるかもしれません。政府や企業を批判する直接的意見を繰り返せば、身体的にもリスクがあるのが現実です。そうした物理的リスクに怯むことなく、直接的実行を継続することが、社会を変える力になるのです。

 また、攻撃する対象は、特定の個人というより、より抽象度の高い社会的なシステムであるべきです。個人を打倒しても、システムが残る限り、第2、第3の支配者が現れます。自分たちを圧迫し、支配する社会的なシステムを変革することが、真の革命につながります。

 「高い理想」と「直接的実行」。この2つが揃ってはじめて、ゲバラ主義が成り立ち、真の革命が実現できるのです。

 引用終わり

 

 

 「高い理想」と「直接的実行」。この2つが揃ってはじめて、ゲバラ主義が成り立ち、真の革命が実現できる

 

 この「ゲバラ主義」が、コーチング実践者のブリーフ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そして「ゲバラ主義」は、苫米地理論やコーチングの根底にある「中観思想」のことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 この縁起宇宙(w1)再構築の秘訣を、私は「IWe are the world」とイメージしています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

F-350につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

一方でさらなるゴールを追い求めながら、常にエモーションコントロールを行いつつ、一方でしっかり直接的行動をし続ける

  =ゲバラ主義

  =中観思想

  =IWe are the world

 

 さらに私は「DevSecOps」とも重ねてイメージしています。

 F-275:冗長性と多様性 <vol.7DevSecOps

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30558564.html

 

 

-告知1

2024年度のオンラインセミナーは、8月とR7.2月に開催する予定です(変更しました)。

セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。

開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

I-017:ブログ更新予定変更のお知らせ ~「恐れはダークサイドに通じる」を克服するために~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11594310.html

F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

F-328:お大事に <後編;最も大切にしなければいけないこと>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33311888.html

L-137202111月シークレットレクチャー -06;平和を実現するために

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33098147.html

Q-357:休みの日なのに気持ちが良くない日が続きます。単に疲れているだけでしょうか? <vol.4;リラックスと緊張のサイクル -超越編-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33248780.html

 

 

もう一歩先の世界へ 脱資本主義の革命が始まった



L-166202201月シークレットレクチャー -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 

20221月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。3回を通してのメインテーマは「」です

フレームとは、「ある知識を表現するための知識の単位とその結合方法」のこと。苫米地博士は「その状況、現象、事物の特徴などを、逐一、記述していく方式で物事を定義していく方法論」と表現されています。

(認知科学から苫米地理論への流れはこちらでどうぞ↓)

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 *初回の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427369.html

 

 01;フレームとは、認識の枠組みであり、行動の枠組み

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34174778.html

 02;フレーム=BS(囚)問題

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34191211.html

 03;フレーム解体×ブリーフシステム(BS

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34229897.html

 04;フレーム解体×ゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34244552.html

 05;高次元のフレームを構築する=グレインサイズを大きくする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34284848.html

 06;ゴールを見つける近道

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34301571.html

 07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 08;コーチングによる〇〇〇〇〇〇〇の結果として起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34355540.html

 09;「自分中心を捨て去る」とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34392486.html

 10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 

 

 ここまで“コーチがコーチング中に行っていること”を言語化しました。シンプルにまとめると、

 

 これまでの「フレーム=BS)」を解体し、新たな「フレーム=BS)」を生みだす

 

 理論と実践でいえば、これまでは理論編。コーチングにおける「マインドの使い方を伝授」のパートに相当します。

 L-03420204月シークレットレクチャー -03;「自由」とゴールと「貢献」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26648449.html

 

ラスト2回は実践編です。「可能世界 w から別の w1 へ移行」するため基礎的ワークを紹介します。ぜひ“初心”に立ち返って取り組んでください。

F-265:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.9;“初心”とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30002338.html

 

 

 まずは「呼吸」!

呼吸は人間の生命維持に必要なホメオスタシスのなかで最も重要であるにもかかわらず、意識に上げてコントロールすることができます↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

そのため「意識をホメオスタシスに介入させる窓口」として呼吸を利用することが有効です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 可能世界 w から別の w1 へ移行するためには、現状()を維持するホメオスタシスに介入して、ゴールが生みだす新たな世界()を維持するように書き換える必要があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 その介入のための大切なワークです。

 

 

 <呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 

① 息を吸うときにお腹を引っ込め、吐くときに緩める

- 背筋を伸ばす。視線は中空を漂わせる(鼻先を軽く見ている状態)

- お腹をへこませつつ、鼻からゆっくり息を吸い込んでいく(胸を張って上に引っ張られる感覚)

- 意識は眉間(目と目の間)に集中

- 完全に息を吸いきったら、一瞬だけ息を止めて、ゆっくり鼻から息を吐き出していく

- 同時に、全身の力をゆっくり抜きながら、へこませたお腹を戻していく

- 首、肩、肘、手、腰、膝、つま先 …と、上から順に意識して力を抜いていく

 

5分ほど継続したら、意識を下丹田(へそよりやや下)に集中し、徐々にあたたかくなっていくようにイメージする

 

③ 「呼吸による全身のリラックス」「眉間に意識を持っていく」「腹部にあたたかみを感じる」を同時に行い続ける

 

 

基本は逆腹式呼吸。そして、その呼吸を意識に上げることです。

呼吸を意識できるようになると、次第に自分の呼吸のパターンのようなものが見えてきます。どこで息が浅く速くなるのか、どこで息が止まるのかがわかるようになると、呼吸だけでなく自分の心もうまくコントロールできるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

そうやって無意識を意識に上げることが「Rゆらぎ」です。

R」は現実世界(Reality)のこと。その「R」に意識を向けると、その瞬間に「R」ではなくなります。現実世界をありのままに感じているところに意識を向けると、自分の意識という認識が介入するからです。

それが「フレーム=BS)」を解体するときの感覚です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 「フレーム=BS)」がうまく解体できると、きっとフワフワした感じがするはず。そのタイミングを逃さずに、しっかりゴール設定を行います。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 ゴールを設定したら、ゴール側の「フレーム=BS)」を再構築していきます。鍵は“臨場感”。臨場感を高める基本は「アファメーション」「ビジュアライゼーション」「セルフトークのコントロール」です。

 L-08420213… -07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30160964.html

 

 

 今回は“臨場感を高める重要な技術”をもう一つ紹介します。それは「スタニスラフスキー・システム」。

 L-150202111月医療系研修会 -05;記憶にリアルな臨場感を持たせると、相手も同じ臨場感を感じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33796873.html

 

 以下、苫米地博士の著書「ドクター苫米地の新・福音書 禁断の自己改造プログラム」(講談社、開拓社より再版、p155)より引用します。博士が書かれている「未来をリアルに感じる工夫」のコアは実践です。「実践とは何か?」と問いながらお読みください。Feel

 

 

「なりたい自分」の未来をリアルに感じる工夫をする

 未来の自分のイメージをリアルに感じるためには、それに関する知識と経験を増やす努力・工夫が必要です。

 ただ「成功したい」と言うだけで、社長の椅子に座ったこともなければ、社長と呼ばれる人に会ったこともない、成功者がどんな仕事をしているのかもまったく知らない、というのでは、臨場感を持ちようがないでしょう?

 だから、できるだけ未来の夢に関連性のある人や場所、出来事などに触れて、それらをリアルに感じるようにする努力が必要なのです。それが、未来に対して縁起をつくってあげることにもつながります。

 たとえば、大臣になって日本を平和で幸せな国にしたい人は、総理大臣や外務大臣、財務大臣たちの動向にいつも関心を持ち、国会の傍聴に行くくらいでないといけません。

 貧富の差のない真に平等な社会を築くために、ノーベル賞モノのスキームを発明する経済学者になりたい人は、ノーベル賞の授賞式を見学したり、すでにノーベル賞を受賞した人に会いに行ったりする必要があります。

 私自身が経験した学者の世界では、何か新しい学問分野を研究しようと思ったら、論文を読むよりもまず、その分野の最高峰の学会に顔を出すのが通例です。重要な研究成果をあげた研究者たちの顔を見て、実際に会話することで、その分野のリアリティが生まれるのです。それが、自分自身の研究成果をあげることにもつながります。

 学問の世界だけではなく、どんな仕事でも、その現場をリアルに体験することは大切です。その臨場感をしっかり感じたうえで、抽象化の作業をしていくのです。

 いまの自分と未来の自分の間の距離が遠ければ遠いほど、体験的に臨場感を得るのは難しくなりますが、もっと近いところで「こういうことを経験し、こういう知識を身につければ、臨場感を維持できる」というポイントはどこかにあるはずです。

 それに、未来の自分そのものズバリのシミュレーションができなくとも、「夢を実現した気分になれる」体験なら、工夫しだいでどうにでもなるでしょう。

 その意味で使えるのは、「メソッド演技」方式です。これは一言で言うと、リアルな複数の記憶を組み合わせて、体験を合成する演技術です。

 ちょっと簡単に触れておくと、ルーツはスタニスラフスキーという人がつくった演技理論です。その理論を20世紀になって、リー・ストラスバーグが体系化し、有名になりました。

 そのスタニスラフスキーに関して、おもしろいエピソードがあります。あるとき、モスクワ芸術劇場で主役を張っていたチェーホフ(『桜の園』や『かもめ』で有名な劇作家であり、短編小説家である、あのチェーホフの甥に当たります)が、記憶を基本とするスタニスラフスキーの理論に挑戦したのです。

 それは、「父が死に、墓場に埋葬される。そのときの息子の演技」です。チェーホフは完璧に演じ切り、スタニスラフスキーからも絶賛されました。それで、チェーホフは誇らしげに言ったのです。「私の父は健在だ。だから、父の死に関わる記憶はない。でも、完璧な演技ができた。演技には記憶の再現が重要だというあなたの理論は間違っている。私の勝ちだ」と。

 しかし、それはチェーホフの間違い。スタニスラフスキーの勝ちです。なぜなら、実際に体験していないことでも、体験したことのある複数の記憶を合成すれば、あたかも体験したように演じられるからです。

 スタニスラフスキーの理論の骨子はまさにそこにあったわけで、チェーホフは彼の理論を証明したに過ぎなかったのです。

 話を元に戻しましょう。記憶を合成することにより、役者が実にリアルな、迫真の演技をするように、私たちも記憶を利用すれば、未来体験の臨場感を維持することが可能です。

 もし、あなたが「起業して上場を果たし、マザーズの壇上に上がりたい」のなら、実際に壇上に行かなくとも大丈夫。何かの祝賀パーティの出席したときの記憶-会場の雰囲気や拍手の音、乾杯のシーンなどを思い出したり、何かを申請するときに書類をつくった記憶を上場審査になぞらえたりすれば、あたかも上場体験をしたようなリアルな臨場感が出せるでしょう。

 そうして、未来に対して縁起をつくることができるわけです。もちろん、合成に使う記憶の素材は、どれもリアルであることが最低条件ですが。

 とにかく、未来の自分をリアルに感じるためには、「なりたい自分」が将来どこで何をしているかを想像して、その場所に行ってみる、関連する何かをやってみる、試してみる、関係者に会ってみることが重要です。

 引用終わり

 

 

 ゴールの基本条件は 1)現状の外、2)心から望む(100%want to)、3)人生のあらゆる領域に設定(バランスホイール)、そして4)自分中心を捨て去る。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 「自分中心を捨て去る」たびに、抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ふつうは抽象度が上がるほど、臨場感が下がっていきます。具体的情報量が減っていくから。ところが、Rをゆるがせると、抽象度を上げながら同時に臨場感を上げていくことができるようになります。それがゴール達成の秘訣!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

だから、①逆腹式呼吸でリラックスを深め、②その呼吸を意識に上げて、③ゆらぐこと(Rゆらぎ)が基本呼吸を用いてリラックスとゆらぎを得るのです。

 

 大事なのは実践し続けること。

 実践とは、高次元のゴール側のビジョンを、情報空間の底面である物理空間に落とし込むホメオスタシス活動のこと。その直接的実行が“実践”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 そして、そのための基本中の基本が「呼吸」!

ぜひとも今回のワークを無意識下で実践し続けてください。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

L-167につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

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2024年度のオンラインセミナーは、8月とR7.2月に開催する予定です(変更しました)。

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F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

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Q-368:アファメーションとセルフトークの関係を知りたいです

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新・福音書

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L-165202201月シークレットレクチャー -09;「自分中心を捨て去る」とは

 

20221月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。3回を通してのメインテーマは「」です

フレームとは、「ある知識を表現するための知識の単位とその結合方法」のこと。苫米地博士は「その状況、現象、事物の特徴などを、逐一、記述していく方式で物事を定義していく方法論」と表現されています。

(認知科学から苫米地理論への流れはこちらでどうぞ↓)

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 *初回の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427369.html

 

 01;フレームとは、認識の枠組みであり、行動の枠組み

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34174778.html

 02;フレーム=BS(囚)問題

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34191211.html

 03;フレーム解体×ブリーフシステム(BS

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 04;フレーム解体×ゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34244552.html

 05;高次元のフレームを構築する=グレインサイズを大きくする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34284848.html

 06;ゴールを見つける近道

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34301571.html

 07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

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 08;コーチングによる〇〇〇〇〇〇〇の結果として起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34355540.html

 09;「自分中心を捨て去る」とは

 

 

コーチングでは、関数 p の再定義を促すのではなく、可能世界 w から別の w1 への移行を促す

 

 これがコーチングの要諦。「可能世界 w から別の w1 へ移行」するために手に入れるべきものが「知識」です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 「知識」を獲得するために、苫米地博士が強く勧められているのが読書。しかも、大量の読書。なんとコーチ向けには「月300冊。一日10冊読めばいいだけ。余裕じゃん」と話されています。

 

 ただし、ただ読むだけでは、情報は得られても、知識はなかなか習得できません。その理由を考えながら、下記文章をゆっくり読み進めてください。

苫米地博士の著書「ビジネスで圧勝できる脳科学」(サイゾー、p82)より引用します。

 

 

ビジネスで圧勝できる脳科学

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: ビジネスで圧勝できる脳科学 eBook : 苫米地 英人:

 

 

 34 思考のスピードを上げる実践ワーク③ 月100冊の本を読む

 Read 100 books every month.

 

 「何を読むか」よりも「どう読むか」

 1ヶ月に最低100冊の本を読む。「そんなの無理!」と言われそうですが、前項で紹介したトレーニングをきちんと実践すれば、1日に3~4冊は読めるようになるはずです。

 ただし、興味がある分野の本だけを読んでも抽象度は上がりません。ジャンルを限定せずに読むことが大切。ゴールと合致した内容の本は一見役に立ちそうですが、そういう本ばかり読むと見える範囲が狭まり抽象度は低くなります。少し具体的な内容が書いてあると「こうすればいいのか!」と納得した気になり、自らの思考が停止するからです。

 具体的には売れている本を端から読むのがおすすめ。ベストセラー・ランキングの1~100位を全部読むのです。ただし小説や漫画は除外します。100冊読書は興味・嗜好を充たすためではありません。大切なのは「反論を考えながら読む」こと。書いてあることが「正しいか・正しくないか」を判断しながら読むのです。

 正しくないと思ったら自分なりの反論を考えます。間違っていても構いません。常に考え、判断を下しながら読むことが肝心で、それによって抽象度が上がり、並列思考も養われるのです。

 「売れる本」がいい本とは限りませんが、注目を集めていることは事実です。「売れる本」という抽象度で眺めれば共通点が見つかるかもしれません。「なぜ、売れたのだろう」と理由を考えながら読むことも大事です。

 

 知らないことを見えるようにする

 ところで本を読む目的として「新たな知識の習得」を挙げる人がいます。しかし、そんなことはできません。人間は原則として「知らないことは認識できない」からです。普通の本の読み方では読んだつもりになるだけで、「新しい知識」はほぼ習得できないのです。

 もちろん、どんな本からでも「情報」は得られます。しかし「情報」と「知識」は違います。情報は「一定の文脈で意味を持つもの」を指す概念。あらゆるものがそうなりえます。

 ゲシュタルトを思い出してください。ゲシュタルトができると、知識がないものも認識できると書きました。つまり、知識とゲシュタルトを組み合わせた「文脈」の中で認識が生まれるのです。図式化するとこうなります。

 情報(入力)→文脈(知識+ゲシュタルト)→認識

 つまり、100冊読書は「知らないことを見える化する」トレーニングなのです。

 ちなみに、「毎月100冊も本を買うのは出費がかさんで大変」という人は同じ本を何度も読み返しても構いません。何度か読んでゲシュタルトができると、次に読み直したときに細部の意味までわかってきます。いい本だと思った本は何度も読み返しましょう。

 引用終わり

 

 

 私たちの認識には必ずスコトーマがあります。スコトーマが生じる/外れるポイントは3つ。1)知識、2)重要性、3)役割(責任)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

私たちは、そもそも知らないものを認識することができません。だから、「ただ読むだけでは、知識は習得できない」。

 ところが、実際には、新たな知識をどんどん獲得していくことができます。その秘密が前回(L-164/08)取り上げたゲシュタルトを生みだす能力にあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

1つ上の抽象度でより大きなゲシュタルトを作ると、未知の情報を認識することが可能になります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

私たちの目の前にある情報は、脳が過去の記憶をもとに「これは重要である」と判断してはじめて認識されます。過去の記憶にない情報は脳内のフィルターであるRASをすり抜けることができません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

例えば「詰込み型教育」と揶揄される方法において、詰め込まれるものはただの情報です。

学ぶほど知識が増えていくように感じますが、それは錯覚で、ただ情報が増えているだけ。それら大量の情報をひとまとめにして概念化(ゲシュタルト化)した時にはじめて知識となります。つまり、知識とは、「大量の情報をもとに構築された概念の塊」のこと。

だから、概念化(ゲシュタルト化)がとても重要!

 L-11620219月シークレットレクチャー -04;論理という“劇薬”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32149982.html

 

ちなみに、知識が増えるとは「概念の数が増える」ことです。その知識をさらにひとまとめにして「より大きな概念の塊」をつくるほど、抽象度がどんどん上がっていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 それが「IQIntelligence Quotient)」。IQとは、「抽象度の高い世界に強い臨場感を感じながら身体性を持って操作できる能力」のことです。

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? ~Indy 5」のvol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 「可能世界 w から別の w1 への移行を促す」ためには、コーチ自身が1)無意識のうちに全体像を身体的に感じて、2)複数のことを同時進行で考えながら、3)瞬時にオリジナルの考えを導きだせる ことが必須↓

 L-10720218月シークレットレクチャー -09;「I×V」とは〇〇

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31370555.html

 

だから、コーチは学習し続けています。

ここでいう“学習”とは、グレインサイズが大きくなる =ゲシュタルトを統合 =抽象度が上がる ための活動のこと。

PM-05-06~8そもそも教育とは?-3)学習を促進する

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

“学習”の結果、「自分中心を捨て去る」ことがますます自然にできるようになります。

 (「自然にできる」理由はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

「自分中心を捨て去る」とは、“自分”=関係性 を拡大していくことであり、“自分”の定義をより高次の抽象度次元に拡張していくことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その「より高次の抽象度次元に拡張した“自分”」とは、「ゴールが生みだす『可能世界w1』」そのものといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

L-166につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 知識とは、「大量の情報をもとに構築された概念の塊」のこと

 

 「苫米地思考ノート術」(オープン・エンド、p63)の中で、苫米地博士は、知識とは「潜在的に他者と共有しうる物事の関係性」と定義されています。

 Q-179~80:家族ががんで治療中です… -03~4;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25131114.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25153337.html

 

 

苫米地 思考ノート術

Kindle版はこちら↓

苫米地式 思考ノート術 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

 そのことを踏まえながら、あらためて「より高次の抽象度次元に拡張した“自分”」と「ゴールが生みだす『可能世界w1』」の関係性を感じてください。Feel

 Q-181:家族ががんで治療中です… -05;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 理論編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25194921.html

 

 

-告知1

2024年度のオンラインセミナーは、8月とR7.2月に開催する予定です(変更しました)。

セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。

開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-278L下でのBSB vol.3briefing

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30717101.html

L-10220218月シークレットレクチャー -04;思考が臨場感を生みだす

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31235489.html

L-10320218月シークレットレクチャー -05;知らないことを見える化する

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31263124.html

Q-291:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか? <vol.11;縁起的コミュニケーションのために>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29969615.html

Q-292:来年度はこのようなセミナーを開催する予定はありますでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30266966.html

Q-320~1:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね? <vol.2~3:「時間は体感」を体得する4つのステップ>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31693510.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31732537.html

 



I-126:【告知】コーチング・デ・コンパッションクラブ<240623> 受付開始

 

 すべてのはじまりは“現状の外”へのゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

双方向(多次元)の縁起を意識した気楽なクラブ活動をはじめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ(CoacHing de Compassion ClubCHCC)」。

(詳しくはこちら↓)

1

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27936349.html

2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28045280.html

 

 

CoacHing de Compassion Club

 

 

 このクラブ自体のゴールは「コンパッション実現」。コンパッションとは「慈悲」のことです。

20分(~最長30分)のクラブ活動を通じて、「Compassion = 慈悲」を体感&共有しながら、コンフォートゾーン化していくことを目指します。気楽にw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 その実現のためにエンドステートを2つ設定しました。

 (エンドステート、COA、アサンプションはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

1つ目(クラブ活動前半)は認知科学者 苫米地英人博士が教示されるコンパッションを確認していきながら、「お互いにスコトーマを外しあい、知識を習得・共有している」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 2つ目(クラブ活動後半)はお互いにエフィカシーを高めあいながら、「コンパッションを高次の抽象度で臨場感豊かに体感しつつ、物理空間でしっかり実践(実装)している」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 *物理空間(=情報空間の底面)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 毎回、苫米地博士の著書「近未来のブッダ」(サンガ)より引用します。

 初回(220205開催)の反省を踏まえ、今後は告知の際に次回開催時の引用部分を提示することにしました。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 開催は不定期です(最近は第4日曜 午前に行っています)。1週間前までにはブログで告知します。

クラブ活動時間は20分間を予定しています(最長30分)。自由に参加してください(途中入退室可能)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 次回は 2024623日(日) 午前11時(日本時間)~ 開催。受付は5分前からです。

 

 

 申し込みは下記メールアドレスに。件名を「コンパッションクラブ<開催年月日>申し込み」としてください。

例:「コンパッションクラブ<240623>申し込み」

 

 申し込み・お問い合わせ(メール)

coachfor.m2@gmail.com

 

 お申込みいただいたら、zoom招待URLを返信します。あとは当日参加するだけです。

*自動返信ではありません。タイムラグを(compassionしながら)お楽しみください

*招待URLの転送等は御遠慮ください。参加できるのは申し込み者のみです

*申し込み時から匿名可とします(クラブ活動時の表示も)。ご自由にどうぞ

*友人や御家族等と一緒に一端末で参加する場合、申し込みは代表者だけでOKです

*クラブ参加時はカメラ・マイクともにオンにしてください。どうしても顔を出したくない方はzoomに搭載されているフィルター機能をご利用ください

(マスク・覆面・仮面のリアル使用も可w

*注意;録音・録画・撮影は御遠慮ください(私も行いません)

 

 

240623>前半のテーマ(引用部分、p60)はこちら↓

 


 

 

 240623>後半のテーマ(引用部分、p202)はこちら↓

 


 

 

 最後にもう一度、「近未来のブッダ」(サンガ、p151~)より引用します。

 

 

現代版慈悲は「一緒に楽しみましょう」

 宗教は、たくさんの人に開かれていて、役に立ってこそ存在意義があります。ブッダの時代は「四つの苦をなくしてあげる」といえば、そのニーズは絶大でした。でも、今はそれではだれもついてこないのです。

 ブッダの時代、大衆のニーズに、教えを説いて応えた実績は意義深いです。しかし、今やニーズが違ってきています。そういう意味では、ブッダの教えが有効に人々の役に立っていないような懸念を感じます。

 宗教は、多くの場合は本人の救済に役立ってこそのものです。そういう機能を提供していくことの大前提として、たくさんの人の耳に届く、たくさんの人が聞きたいと思うメッセージを発信していないといけません。ブッダの教えも基本は不変ですが、時代が変わるにつれて説き方もバージョンアップしていくべきですし、コンパッションという考え方もどんどん現代化していくべきです。

 二十一世紀のコンパッションは、「一緒に苦しみましょう」とか、「一緒に憐れみましょう」とか、「私もあなたと同じように苦しんでいるんですよ」でなくていいと思います。もちろん、そういうニーズにも応えますが、もっと一般的な、基本的には現代社会の楽しさや快適さを享受できている人たちに応える「一緒に楽しみましょう」でいいのです。

 引用終わり

 

 

 さぁ、一緒に楽しみましょう!

 縁がつながることを楽しみにしています。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

2つ目(クラブ活動後半)はお互いにエフィカシーを高めあいながら、「コンパッションを高次の抽象度で臨場感豊かに体感しつつ、物理空間でしっかり実践(実装)する」

 

 抽象度が上がるほど具体的な情報量が減っていくので、臨場感は下がっていきます。

ところが、それは「臨場感についての認識の誤解」(by苫米地博士)。詳しくはこちらで↓

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

-関連記事-

Q-265~:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

 

近未来のブッダ




F-348:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.1Off the wall

 

 体感的には「あっという間」ですが、苫米地博士と情報的に出会ってからそろそろ15年、苫米地式認定コーチとしてはもうすぐ10年目に入ります。

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 いつの間にか、私も、まわりも、激変してしまったよう

 

私自身はあまり気がついていませんでしたが、指摘されて振り返ると、確かに大きく変わっています。

「“現状の外”とはこういうことか」と、しみじみと実感している今日この頃です。

Q-216:「現状の外のゴール」とは何か? 混乱しています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27346333.html

 

 コーチになって日々痛感しているのは、「人はたくさんの“壁”に閉じ込められている」という事実。お金/キャッシュの壁、時間の壁、年齢(老い)の壁、能力の壁、気力の壁、体力の壁、言葉の壁、価値観の壁、距離(空間)の壁、そして現状維持の壁

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーン(CZ)が生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 今はそれらの“壁”がリアルに感じられるようになってきました。きっとスコトーマが外せるようになったのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 さらにいうと、“壁”の違いがクリアに感じられるようになりました。先ほどの例えでいうと、お金の壁/キャッシュの壁時間の壁年齢(老い)の壁能力の壁気力の壁体力の壁言葉の壁価値観の壁距離(空間)の壁、そして現状維持の壁 というように。

 Q-369~:共感覚がなかなかうまく実践できません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428764.html

 

 その“違い”とは何でしょう?

 

 そう、ここでいう“違い”とは、抽象度の差のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 苫米地博士に学ぶようになってから、宇宙が立体的(多次元的)に感じられるようになりました。その理由は「すべての事象を情報空間中にマッピングしている」からだと思います。もちろん無意識下で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

  

 先ほどの“壁”を抽象度の高い方から3層に分けてならべなおすと、

  気力の壁価値観の壁

  お金の壁能力の壁言葉の壁現状維持の壁

  キャッシュの壁時間の壁年齢(老い)の壁体力の壁距離(空間)の壁

という感じ(私見です)。

 


潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 人(生命現象)は全抽象度にまたがって同時に存在しています。すべて情報であり、本来は自由自在のはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 ところが、抽象度を軸とした場合の情報宇宙の底面である物理空間においては、大きな制約を受け続けることになります。「物理法則」という強力な秩序が働くからです。

 だから、物理空間では「受け入れ、調整する」という感覚が大事。“壁”の存在を前提として行動する感じです。

 F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ ♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

 

 例えば、ゴールのバランスホイールを調整するとき、私は時間や場所、体力(体調)や関わる人たちの状況を意識に上げます。

 Q-362~各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428110.html

 

 しかし、そのときに抽象度に対する意識が低いと、本来は制限がないはずの情報次元の“壁”に囚われてしまうことになります。

 F-242:鉄は熱いうちに打て

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28734264.html

 

 だから、Off the wall

 自身のマインドが生みだしてしまっている“壁”を取り払うのです。

 L-159202201… -03;フレーム解体×ブリーフシステム(BS

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34229897.html

 

 コーチとしてクライアントさんの“壁”を取り払うとき、当然ではありますが、私は相手のブリーフに合わせて取り組みます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 例えば、クライアントさんが自分で壁“を壊せそうにないケースはこんな感じ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34042823.html

 

 自分で壁“を壊せそうなケースは↓ というように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34097325.html

 

 

 ところで、「Off the wall」には、「突拍子もない」「型破り」「普通じゃない」という意味があるそう。これはコーチのブリーフである「Not Normal」と重なります。つまり

 F-331:分断緩和のための処方箋 vol.2;本当は今までずっと苦しかった

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33464142.html

 

 Not Normal」なコーチとの縁が、クライアントさんの「Off the wall」を後押しする!

 

 その理由はホメオスタシス同調です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 よって、コーチの「Not Normal」度が上がるほど、クライアントさんは「Off the wall」をうまく行えるようになります(ハズ)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 例えば、私の場合、クライアントさんの「Off the wall」を実現するためにストレートにバランスホイールの話をするのですが 苫米地博士は「複数の人格を持て!」と仰います。

まだまだ私の「Not Normal」度は甘いようです。

 

 以下、苫米地博士の著書「あなたは常識に洗脳されている」(大和書房、p108)より引用します。博士による「Rゆらぎ」を体験してください。Feel

 L-05620208月シークレットレクチャー -02;「〇〇〇〇」でゴールの世界に誘う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28037699.html

 

 

普通の人が複数の人格を持つ時代

 情報空間では、自分で複数の人格を持つことができます。

 逆に、一人の自分だけではつまらないと思うようになります。

 私は、常に「二足のわらじ」をおすすめしています。要するに、職業は最低でも二つは持つことをおすすめしているのです。

 常に二、三の職業を持っていたら、嫌な仕事をしなくてもいい。一つくらいやめても食べていけます。実際に、私は夜の10時くらいまで本の執筆をして、夜10時から朝までギターを弾きながら曲を作っています。

 書籍の著者とミュージシャン、どちらが本業なのかわかりません。どちらのほうが稼いでいるかも微妙です。書籍の印税よりもDVDや音源の売り上げのほうが多い年もあるのです。

 これは、著者とミュージシャンという二つの人格を持っているということです。

 二足のわらじは、何も情報空間でなくても物理空間でもできることです。物理空間でも二つの職業を持つことができます。

 ただ、物理空間では同時に二つのことをすることは難しいでしょう。本を書きながら曲を作ることはできなくもないですが、非常に難しい。

 しかし、情報空間では同時に二つのことを簡単にできます。アバターになってしまえば、こっちで女の子になって、あっちで男の子になることも可能なのです。

 例えば、俳優をやりながらコンサルト業もして、株に投資したり、お店を経営したりできるのです。

 そして、複数の人格を持つほうが幸せになれます

 

 なぜなら、どれか一つ成功すればいいので、幸せになれる可能性が高くなるからです。

 複数の人格を持つことと多重人格は違います。多重人格とは、一度に一つの人格しか出てこないので、同時に複数の人格を持つことではないからです。

 複数の人格を持つことは、誰にでもできます。リアルな物理空間でも、みな複数の人格を持っているのではないでしょうか。

 会社にいるときの人格、友だちと会っているときの人格、恋人と一緒にいるときの人格、一人で家にいるときの人格など、それぞれの立場で役割を演じていると思います。

 わかりやすいのが芸能人でしょう。芸能人は、テレビで求められている役割を演じています。ほんの一部のイメージだけで、視聴者は勝手に想像を膨らませます。だから、実際に会ってみたらとんでもない人だったということもあるのです。

 どの人格が本当の自分かと決めつける必要はありません。すべて自分の人格です。

 情報空間では物理的な制約はなくなりますから、自由に自分の人格を決めることができます。好きな顔でいいし、好きな性別、好きな年齢でいい。

 現実社会も自分の記憶(情報)でできているのですから、新しい情報を組み合わせて新しい人格を作っても何も問題ありません。

 SFだと思うかもしれませんが、そのような未来はすぐそこまできているのです。

 引用終わり

 

F-349につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

情報空間では物理的な制約はなくなりますから、自由に自分の人格を決めることができます。好きな顔でいいし、好きな性別、好きな年齢でいい

 

 そのためのワークがこちら↓

 F-346:ヘンシン! <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34261064.html

 

 私は、コーチとしてふさわしい人格であり続けるために、「好きな名前」を名乗っています。それが「CoacH T」です。

 

 

-告知1

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セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。

開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

L-143202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-06;現状の外のゴールに向かい続けることができる理由

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33398926.html

Q-142:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

Q-271~:現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421412.html

Q-339~:「あなたは食べた物でできている」という言葉は間違っている?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426446.html

 

 

あなたは常識に洗脳されている



L-164202201月シークレットレクチャー -08;コーチングによる〇〇〇〇〇〇〇の結果として起こること

 

20221月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。3回を通してのメインテーマは「」です

フレームとは、「ある知識を表現するための知識の単位とその結合方法」のこと。苫米地博士は「その状況、現象、事物の特徴などを、逐一、記述していく方式で物事を定義していく方法論」と表現されています。

(認知科学から苫米地理論への流れはこちらでどうぞ↓)

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 *初回の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427369.html

 

 01;フレームとは、認識の枠組みであり、行動の枠組み

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34174778.html

 02;フレーム=BS(囚)問題

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34191211.html

 03;フレーム解体×ブリーフシステム(BS

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34229897.html

 04;フレーム解体×ゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34244552.html

 05;高次元のフレームを構築する=グレインサイズを大きくする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34284848.html

 06;ゴールを見つける近道

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34301571.html

 07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 08;コーチングによる〇〇〇〇〇〇〇の結果として起こること

 

 

コーチングでは、関数 p の再定義を促すのではなく、可能世界 w から別の w1 への移行を促す

 

 これがコーチングの要諦。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

コーチングは可能世界 w から別の w1 への移行を促す

 

 

 ゴールそのものは決して自分のことではありませんが(w1=)、ど真ん中は自分でないといけません(p=ブリーフシステム=自我)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「ど真ん中は自分」ではない状態が“奴隷”。当たり前ですが、“奴隷”のままでは決して幸せになることはできません。

 L-01020201月シークレットレクチャー -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 では、“奴隷”の状態から脱し、シンの自由を得て、「可能世界 w から別の w1 へ移行」するために手に入れるべきものは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 答えは「知識」。

 L-09320217月シークレットレクチャー -05;大量の情報を得て、知識化していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

 

 ちょっと歴史的な話をすると、かつては「正しいもの以外は知識とは呼ばない」ことが大前提だったそう。それを「単調論理」と呼びます。

 その大前提を外し、「間違っていても知識と呼ぶ」「真偽値が定まっていない知識を知識として認める」としたことで、かえってこの世界をより正確に記述できるようなりました。それが「非単調論理」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 苫米地博士は、おなじみの「新・夢が勝手にかなう手帳 2024年度版」(Club Tomabechi)の中で、「知識は『異世界転生術』の1つ目の魔法」と書かれています。シンプルにまとめると、

     知るということは、知らなかった世界から、知っている世界へ移動すること

     Aという情報場からBという情報場へ移動するための乗り物が知識

     知識がないと移動できない。逆に適切な知識があれば、どんな不思議な世界へも転生できる

     知識が正しいかどうかは、場が移動できるかどうかで決まる

     知識がなければ、そしてそれを理解するだけの抽象度にいないと、転生は起こせない

     圧倒的な知識が背景にあるからこそ、圧倒的な結果が出せる

 

 

 では、知識を得るためにはどうすればよいのでしょう?

 

 博士が教えてくださるのは「DVDや動画教材を繰り返し視聴しながら、自分の中に落とし込む」こと。「自分の中に落とし込む」というのは、俗に言う「腑に落ちる」という感覚と同じ。

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 その本質は「ゲシュタルト化」です。

 

ゲシュタルトとは、形態を意味するドイツ語で、「全体性を持ったまとまりのある構造」を指します。人はゲシュタルトとして目の前の世界を認識しています。つまり、ゲシュタルトが意味を決めるということ。

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釈迦哲学に寄せて表現すると、ゲシュタルトとは、「全体と部分の双方向性で成り立ち、1つの統合的意味を持つまとまり」のこと。人の場合は「統合的な人格」のことともいえます。その根幹にあるのは縁起の思想です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 私たちは、潜在的には複数のゲシュタルトを持つことができます。しかしながら、ホメオスタシス(恒常性維持機能)を維持できるのは1つだけです。

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 その鍵となるのが“臨場感”。

複数のゲシュタルトのうち、最も臨場感の高いゲシュタルトが選択されて“現実”となります。その理をプリンシプル化したものが↓

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 繰り返しますが、人は同時に1つのゲシュタルトしか維持できません。

 ところが、私たちは複数のゲシュタルトを統合して“1つ”とすることができます。

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 ゲシュタルトを統合すると、物事をより深く理解できるようになります。なぜでしょう?

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 そう、抽象度が上がるから。

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ゲシュタルトの統合を繰り返しながら抽象度を上げ続けていくと、いつか「空(くう)」に到達するはず。

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 それが「悟り」。すべてのスコトーマが外れるときです。

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 以下、苫米地博士の著書「お釈迦さまの脳科学 釈迦の教えを先端脳科学者はどう説くか?」(小学館、p178)より引用します。“コーチングの本質”をイメージしながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

悟りとはすべてのスコトーマが外れる体験

 この本の第3章で、自我とは自分にとって重要な順番で記述した評価関数であることをお話ししました。そして、自我によって生まれるのがスコトーマです。

 脳の認識機能は、自分にとって重要なものは見えるが、重要でないものは見えないようになっています。例えば目の前の恋人は自分にとって重要なので見えていますが、テーブルに置かれたペンは重要ではないので目に入りません。目の前の物質だけでなく、概念についてもスコトーマは起こります。書くということを知らない原始人が目の前にあるペンを見ても、その存在そのものを認識できないでしょう。

 釈迦は瞑想によって自我はない(または空である)と知りました。それが悟りの状態です。自我がなくなった状態ですから、すべてのスコトーマが外れており、すべてを認識することが可能になっています。目の前の恋人や机の上のペンだけでなく、「自分」も「宇宙」もすべて同時に認識できるのです。

 自我という評価関数がなくなりますから、重要度に順番はつきません。宇宙のすべてのものを、同じように重要だと感じます。洗脳されたものを含めてあらゆる価値観から解放された状態、その境地が釈迦の悟りなのです。

 悟りとは「自分」と「宇宙」の両方を完全に認識すること、ともいうことができます。「自我」やあらゆる「概念」は数学の部分関数として考えることができます。部分関数とは何でしょう。たとえば「偶数」という部分関数では、自然数nを入力すると「2468……」と偶数を出力します。偶数を定義すれば、奇数も自動的に定義されます。自然数で偶数でないものが奇数だからです。

 すべての「概念」は、宇宙のすべてからものを選び出す部分関数ということができます。「犬」という概念は、宇宙のすべての犬を選び出す部分関数です。「人間」という概念は、宇宙のすべての人間を選び出す部分関数であり、現在だけでなく、過去に生きていた人間、未来に生まれてくる人間すべてを含んでいます。

 同じように、「自我」の概念とは、宇宙のすべてから、たったひとりの「自分自身」を選び出すという部分関数と言うことができるでしょう。

 そして、偶数が定義されると奇数が定義されるように、「自我」が定義されると、それ以外の「宇宙のすべて」も同時に定義されるのです。ということは、自分を正確に認識できれば、宇宙も完全に見ることができる。すべてが認識できるということです。

 釈迦には、自分、そして宇宙のゲシュタルトが見えました。ゲシュタルトとは、今までランダムに見えていたものを高い抽象度で見ることで整合的なパターンとして認識できることを言います。動物もゲシュタルト能力を持っています。犬でも肉やドッグフードを同じ食べ物として認識しているからです。人間の場合は、さらに抽象度の高いゲシュタルト能力を持っています。

 多くの人間が集まっている様子を見て、ただ「たくさん人がいる」ではなく、「朝なので通勤の人が多い」「コンサートに来た客が行列をなしている」と理解することができるのです。

 釈迦には自分と宇宙のゲシュタルトがわかったのです。それは宇宙を大まかに定義することではなく、分子、素粒子といった部分のひとつひとつが等しく重要でありながら、宇宙という全体と統合された理解です。当然、自分と宇宙のゲシュタルトは言語を超えた体感に他なりません。

 そして釈迦が、この境地を人に伝えるにはどうすべきかと考えて生み出された説明原理が十二支縁起なのです。悟っていない、すなわちすべてを認識できていない「無明」から、誤った認識の「行」が生じ、最終的に苦が生まれると説明したのです。逆に、悟ってしまえば、誤った認識はないのですから、苦もありません。すなわち煩悩から解き放たれた状態なのです。

 引用終わり

 

 

コーチングでは、関数 p の再定義を促すのではなく、可能世界 w から別の w1 への移行を促す

 

 その「別の w1」は、ゲシュタルトを統合することで到達できる、より高い抽象度次元にひろがる世界のこと。

 L-08120213月シークレット… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 以前お伝えしたこと(L-161/05)と統合すると、「グレインサイズが大きくなる=ゲシュタルトの統合=抽象度が上がる」で“1つ”。つまり

 L-161202201… -05;高次元のフレームを構築する=グレインサイズを大きくする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34284848.html

 

 まずは過去の記憶でつくられた「これまでの『フレーム=BS可能世界w)』」を解体

→ スコトーマが外れる

→ 新たなゴール設定

→ 高い次元に「新たな『フレーム=BS別の w1)』」を再構築

=グレインサイズが大きくなる

=ゲシュタルトを統合

=抽象度が上がる

 → 人生がますます豊かになる

 

 

 人生がますます豊かになる

 

それがコーチングによるゲシュタルト統合の結果として起こることです。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

L-165につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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2024年度のオンラインセミナーは、8月とR7.2月に開催する予定です(変更しました)。

セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。

開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-301:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.3;最強の自己プロデュース力=火の鳥>

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