苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

2024/05

F-343:次世代プロファイリング×ゴール設定 <vol.8(最終回);プロファイリング後に行うこと 「殻(w0)“を壊せそうなケース」編>

 

 コーチングにおいて重要なプリンシプルのひとつが、「過去は一切関係ない!」。

 時間は未来から現在へと流れており、過去はどんどん遠ざかっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 だから、コーチとしてクライアントさんと関わるとき、私は“未来”に集中しています。“未来”とは、もちろん、クライアントさん自身がゴール設定で生みだすものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 過去は一切関係ない!

 

 先日(2024226日)、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演された苫米地博士は、初対面で「直前まで男性だと思っていた」というキンタロー。さんに対して“プロファイリング”をされていました↓

 今一番「顔芸」がバズる!キンタロー。を分析! Dr.苫米地 (2024年2月26日) (youtube.com)

 

 その様子を拝見しながら、感じ、考えたことをまとめます。

 

 vol.1;コーチングにプロファイリングは必要?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33723264.html

 vol.2;ゴールは自分という“殻(w0)”を抜け出して初めて見えてくる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33775039.html

 vol.3;苫米地博士の“プロファイリング”とは? -総論-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33827695.html

 vol.4;苫米地博士の“プロファイリング”とは? -各論・理論編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33880880.html

 vol.5;苫米地博士の“プロファイリング”とは? -各論・実践編1-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33933655.html

 vol.6;苫米地博士の“プロファイリング”とは? -各論・実践編2-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33989164.html

 vol.7;プロファイリング後に行うこと 「殻(w0)“を壊せそうにないケース」編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34042823.html

 vol.8;プロファイリング後に行うこと 「殻(w0)“を壊せそうなケース」編

 

 

ゴール設定によって新しい宇宙(w1)を創造するためには、過去の記憶でつくられた現状(Status QuoSQ)という“殻(w0)”を壊さなければなりません。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

“殻(w0)”を壊してゴールを現状の外に設定するために、まずはその“殻(w0)”をしっかり把握する必要があります。それがコーチングにおけるプロファイリング。

 Q-137:問題が生じたゴールへの向き合い方 -02

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22312817.html

 

 プロファイリングのポイントはいくつかありますが、私がとくに重視しているのはかたさ“です。我欲の強さと言ってもいいかもしれません。

 L-07520211… -04;抽象度を上げてIQを向上させる苫米地式トレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29486824.html

 

具体的には、「“殻(w0)”を壊せそうにないケース」と「“殻(w0)”を壊せそうなケース」に分類しています。前回(F-342/vol.7)は「“殻(w0)”を壊せそうにない」と分析した後に行うことについてまとめました。

このシリーズの最終回である今回は、「“殻(w0)”を壊せそう」と分析した後に行うことについてまとめます。

 

 ところで、前々回(F-341/vol.6)、マズローの「自己実現理論(欲求段階説)」について紹介しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 

自己実現理論(Wikiより引用)

自己実現理論(欲求段階説)

Wikipediaより引用

自己実現理論 - Wikipedia

 

 

このマズローの階層を上がっていくことが進化・成長であるとされています。その本質は「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」こと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

ところが、下から数えて5層目の「自己実現(Self-actualization)」の段階でも、まだまだ十分とはいえません。「自己実現」だからです。

 L-10120218月シークレットレクチャー -03;自分中心を捨て去る=解放

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31210545.html

 

 「自己にこだわる」ことを我欲と呼びます。仏教的にいうと煩悩です。

 煩悩=我欲をコントロ-ル(=克己)できないままであれば、本当の自分を生きているとはいえません。その理由はクリアですか?

 F-052:人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

 

 そう、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。私たちの無意識の選択には、必ず他人の意見や社会の価値観がすり込まれています。「私は“本当の私”ではない」のです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 前回(F-342/vol.7)取り上げた「“殻(w0)”を壊せそうにないケース」とは、スコトーマに隠れたままの“本当の私”を感じることができない状態のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

  

その場合、コーチとしての私は、どんどんゴール設定していくように導きます。ゴール(らしきものでもOK)が設定できたら、「共感覚」「プライミング」「トリガー&アンカー」などをフル活用!

 Q-369~:共感覚がなかなかうまく実践できません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428764.html

 

 ゴールに向かいながら無我夢中になり、そして実際にゴールを達成していくプロセスは、きっと充実していて、とても幸せに感じられるでしょう。

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 しかしながら、その段階の幸せは、まだまだ本物の幸せとはいえません。

 

 本当の自分を生き、本物の幸せを実現するためには、煩悩=我欲を克服しなければなりません。それは外から与えられた情報から自由になり、“自分という殻(w0)”の外側に出て、シンの自由意思を手に入れるということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

その上で、高いレベルの思考をし、“自分”を拡張・拡大していくのです。それが“自分中心を捨て去る”ということ。コーチングのコアであるゴール設定の、大切なポイントであり、重要な機能です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 それゆえ、本物のコーチング(Authentic Coaching)では、「止観」と「抽象度を高める」ことを重要視します。

「止観」において、止めるものは煩悩=我欲、観るものはゴールです。

F-319:観自在 <理論編-2;自在を観る>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 

ディベート的にいうと、「観る」とは、抽象度を高めてゴールを達成するための課題を見つけ(case-side)、解決すること(plan-side)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 絶対に解決不可能だと思える問題でも、煩悩=我欲を止め、抽象度を上げて思考すると、けっこう解決するもの。そうですよね?

 

 そうやって抽象度を上げ続けていると、“自分”がさらに拡張・拡大し、やがて「空(くう)」が感じられるようになります。その上で、あえて機能・役割に注視するのが「仮(け)」。

 「空」と「仮」をバランスよく維持している状態が「中(ちゅう)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 その「中」を「無意識と意識の境界で一部だけは意識して、一部だけは無意識にする」ことが、「“殻(w0)”を壊せそう」と分析した後に行うこと

 Q-280:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました <後編;RAS=意識と無意識の間に介入し、選択的に見せるシステム>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29681889.html

 

 最後に、苫米地博士の著書「思うままに夢がかなう 超瞑想法」(PHP研究所、p16)より引用します。コーチングのベースにあり、苫米地理論の基礎でもある「空仮中」について、しっかり感じてください。Feel

 

 

超瞑想のベースは「空の思想」 ~物理空間と情報空間の関係~
 あなたが暮らすこの世界や、あなた自身を、自由自在に書き換える方法が「超瞑想」です。

 超瞑想は、仏教で伝えられてきた「空」の思想がベースになっています。超瞑想について語る前に、「空」について考えてみましょう。

 空は釈迦が説いた思想です。釈迦はちょうど2600年前に菩提樹の下で、この世界が空であることを悟り、その教えを広めました。

 空というと、多くの人は「空っぽ」をイメージするかもしれません。でも、実際はその逆です。

 空とはこの世界のすべての事象を包み込んだ概念です。

 空は、ありとあらゆるものが詰まっている状態。しかも、そのありとあらゆるものが、ダイナミックに、常に変化しながら存在している状態を言います。

 

 空について説いている般若心経に「不生不滅」「不増不減」という言葉が出てきます。これは、「生まれるとか滅びるとか、増えるとか増えないとか、そういうことはこの世には一切ない」という意味です。

 今この瞬間に、あらゆるものが存在しているのです。

 「あらゆるもの」には「無」さえも含まれています。

 つまり、「有」や「無」を超え、「有」も「無」もみな包み込んでいるのが空なのです。

 言うなれば、空は「超存在」であり「超有」「超無」の世界なのです。

 

 しかも、空に包まれているこの世界のすべては、すべてが互いに何らかの関係性を持っています

 この宇宙に存在するすべての事象で、独立しているものは1つもないということです。これを「縁起」といいます。

 

 そして、その縁起の中心にあるのが、私たち一人ひとりの心なのです

 

 私たちは、誰もが自分を起点にして始まる宇宙を1つずつ持っている-。

 空とはまさにそのことを言っているのです。

 

 ところが、「すべてのものは空である」というと、人によっては「人生はどうせ空なのだから何をやっても同じ」「生きていても死んでいても同じなら、生きることは虚しい」という虚無主義(ニヒリズム)に陥ってしまう人がいます。でもそれは、空の思想を正しく理解していない証拠です。

 正しく空が理解できれば、

 「苦しいこと、嫌なことがあっても、すべては空だから、何とでもできる」

 「自分自身も空なのだから、いつでも好きな自分になれる」

 と考えられるようになります。

 

 この世界のすべての存在をダイナミックかつ多次元的にとらえ、それらすべての関係の中心に自分の心があり、自分の心がすべての存在、すべての事象を生み出していると考えることが、「空」の真髄なのです。

 空だからこそ、私たちはその気になれば自分や世界をどんなふうにでも書き換えることができるのです。

 そして、そのもっとも優れた方法が「超瞑想」です。

 

 この空の思想は、機能脳科学や量子論をはじめとした最先端の科学にも通じている、人類史上の偉大なる発見のひとつです。

 ただ、「どんなふうにでも書き換えることができる」といっても、物理法則を無視して何かを変えることはできません。

 たとえば、今、この本を読んでいるあなたの目の前に、突然金の延べ棒を生じさせることはできません。なぜならば、何の因果関係もなく、突然ある物体がこの世界に現れることは、物理法則に反しているからです。もし物理法則を無視して物体をこの世界に現出させることができるという人がいたら、その人はとんでもない嘘つきか、幻を見ているだけであり、信じるに足りないオカルトです。

 

 超瞑想とは、自分の心をコントロールして、自分や世界を形作っている関係性(ネットワーク)を変えることで、自分や世界のあり方を自由自在に変えてしまうことです。それはオカルトとはまったく次元の異なる、科学的ともいえる行為です。

 

 ちなみに、日本で瞑想は、静かに座って思索を巡らせることといった程度にしか理解されていません。それとは一線を画すため本書では瞑想を「超瞑想」と名付けています。

 引用終わり

 

 

 この世界のすべての存在をダイナミックかつ多次元的にとらえ、それらすべての関係の中心に自分の心があり、自分の心がすべての存在、すべての事象を生み出していると考えることが、「空」の真髄

 

 これが苫米地式プロファイリング×ゴール設定の真髄であるはず。

 

 そして、「自分や世界を形作っている関係性(ネットワーク)を変えることで、自分や世界のあり方を自由自在に変えてしまう」ことが、苫米地理論をベースとしたコーチングです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 今回参考にした「『洗脳』プロファイリング 重大未解決事件の犯人を追え!」(宝島社)は200912月に発売されています。

 その後、苫米地博士の「プロファイリング」は、DVD教材(フォレスト出版)の中で開示されています。守秘義務契約があるため内容をお伝えすることはできませんが、今や苫米地式の「プロファイリング」は“宇宙創造レベル”にまで進化しています。

 下記HPで「全体像を把握し、ゲシュタルトをつくる」ことができます。ぜひ御確認ください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 *「マインド・プロファイリング 他人の脳と心を透視し、思い通りに操作する方法」↓

 マインド・プロファイリング (forestpub.co.jp)

 

 *「マインド・プロファイリングⅡ -Everlasting Influence-」↓

 マインド・プロファイリングII (forestpub.co.jp)

 

 *「マインド・プロファイリングⅢ ~宇宙超越洗脳・5次元絶対他力~」↓

 マインド・プロファイリングⅢ~宇宙超越洗脳・5次元絶対他力~ (forestpub.co.jp)

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-335:分断緩和のための処方箋 vol.6;「内部表現から頭を突き出し、真の自由意思を獲得する」というゴール

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33671632.html

Q-217:家族や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27388111.html

Q-354~:休みの日なのに気持ちが良くない日が続きます。単に疲れているだけでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427647.html

Q-359~:こんな当たり前のことを訊いてもよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428035.html

Q-362~:各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428110.html

 

 

超瞑想法

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Q-370:共感覚がなかなかうまく実践できません <vol.2;「共感覚」実践の前に確認しておくべきこと>

 

「共感覚」に関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部について、3回に分けて回答いたします。

 

 vol.1;理論編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34066679.html

 vol.2;「共感覚」実践の前に確認しておくべきこと

 

 

Q:苫米地英人先生の本やYou Tubeで学んでいます。「共感覚」に取り組んでいるのですが、なかなかうまく実践できません。どうやったらうまくできるでしょうか?

 

A2:「共感覚」実践の前に確認しておくべきことがあります。これからお話しする3つをマスターすれば、「共感覚をうまく実践する」ことができるはずです。

 

 まずは「基本中の基本」「基礎中の基礎」といえることから確認しましょう。

『共感覚』に取り組んでいるが、うまく実践できない」と思えば思うほど、「共感覚」にロックオンしてしまい、“大切なこと”を忘れてしまいます(ロックアウト)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

忘れてしまいがちな“大切なこと”が何かわかりますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 わからない?

では、質問を変えます。「共感覚」に取り組んでいる間、呼吸は意識に上がっていましたか?

 

 そう、“大切なこと”とは「呼吸」。逆腹式呼吸のことです。

 

呼吸は人間の生命維持に必要なホメオスタシスの中で最も重要でありながら、意識でコントロールすることができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「『共感覚』実践の前に確認しておくべきこと」の一つ目は、「呼吸を意識に上げ、コントロールし続ける」ことです。ふだんは無意識のうちに行っている呼吸を、意識上に引っ張りだしてください。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 物理空間でがんじがらめに縛られている心身を解き放ち、リラックスを深め抽象度を上げながら、思考力がフル稼働する状態にもっていく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 そのために逆腹式呼吸を行います。具体的にはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27570183.html

 

 

 「『共感覚』実践の前に確認しておくべきこと」の二つ目は、「自分の得意なモーダルチャンネル&抽象度を見つける」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 モーダルチャンネルとは、情報の入力経路のことで、目(視覚)、耳(聴覚)、皮膚(触覚)などの感覚器官のこと。仏教では、意識(意根)を加え「六根(ろっこん)」と呼びます。

 F-325:観自在 <実践編-5;“縁起力”をブーストする>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33162493.html

 

 内部表現書き換えは「自分の得意なモーダルチャンネル&抽象度で行う」ことが基本です。それは自分自身に対して働きかける場合も同じ。

 リアルな体感を維持・強化しながら臨場感をさらに上げていけば、あとは脳が自動的に操作できる空間を他の抽象度次元にまでひろげてくれます。まとめると

 

自分が操作しやすい抽象度を見つける →そこで臨場感を上げる →その臨場感を他の抽象度にひろげる

 

 という感じ。ここで肝となるのが、「物理と情報は同じ」「物理空間は情報空間の底面」という知識。「脳」と「心」は別々のものではなく、「脳と心」でひとつです。

 L-104~620218月シークレットレクチャー -06~8;「私」とは何?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31294306.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31317222.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31345260.html

 

 得意なモーダルチャンネルの見つけ方は簡単です。「自分がどんな表現を使うか?」を観察(モニタリング)するだけ。例えば、フードコートで何を食べようか迷っているときに

 できあがるまでの音がたまらない →聴覚系

 サクサクしてそう →触覚系

盛り付けがきれい →視覚系

 いい香り →嗅覚系

 美味しそう →味覚系

 

 得意なモーダルモーダルチャンネルがわかりにくい場合は、「ふだん使っている言葉」を意識に上げてください。

 「~のように聞こえる」 →聴覚系

 「ゴツゴツ」「ツルツル」と表現 →触覚系

 「~のように見える」 →視覚系

 “疑い”を「くさい」「におう」と表現 →嗅覚系

 “優しさ”や“心配り”を「あま~い」と表現 →味覚系

 

 得意なモーダルチャンネルを見つけたら、次は臨場感を高めながら得意な抽象度を見つけていきます。

1)まずは何か1つ、目の前のものを選んでください 例:木製の机

2)選んだらそれをイメージしてみます。その時に1つモーダルチャンネルが選ばれているはずです 例:温もり(触覚)

3)今度はそのモーダルチャンネルの体感を言語化してください 例:机の場合

 (叩いた音から)くぐもった低音(聴覚) → コン

 温もり(触覚) → ポカポカ

 きれいな木目(視覚) → キリリッ

 清々しい香り(嗅覚) → スッキリ

 酸っぱそう(味覚) → シューン

 

 対象に対する感覚を言語化してイメージを強化していると、まるで今「音を聞いている(聴覚)」「触っている(触覚)」「見ている(視覚)」「においを嗅いでいる(嗅覚)」「味わっている(味覚)」というような臨場感がでてくるはず。

Q-329:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.4;自己イメージと臨場感世界は双方向性を持った縁起>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31941786.html

 

その臨場感(感覚)の抽象度を上げていきます。

表現する言葉(コン・ポカポカなど)や概念の抽象度を上げていきながら臨場感(感覚)を維持できるギリギリのところが「得意な抽象度」です。

 Q-330:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.5;イメージの限界が自分の限界>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31958269.html

 

 

 自分の得意なモーダルチャンネル&抽象度は見つかりましたか?

 「何となく」でも大丈夫。目的は物理抽象度より上の抽象度に移行することだから。そのために物理空間に存在するものを、五感(とくに得意なモーダルチャンネル)を使ってイメージします。

 

そうやって抽象度が上がるほど、私たちは、物理空間に働いている強力なホメオスタシスのフィードバックから自由になっていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

「『共感覚』実践の前に確認しておくべきこと」の三つ目は、「自分を中心とする世界に、整合的な地図をつくる」こと。具体的には、自分の中に散在している知識や経験を縦横無尽に結びつけて、整合的な地図=縁起のネットワークをつくっていきます。

ちなみに、私がブログ記事内でリンクを張り巡らせているのは、「整合的な地図=縁起のネットワークづくり」の実践です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 「整合的な地図=縁起のネットワークをつくる」とは、整理・整頓の行き届いた部屋のように“整合性のある状態”にしておくこと。違う表現でいうと「ゲシュタルト化」です。

縁起ネットワーク(=ゲシュタルト)ができると、部屋の中からすぐに必要なものを取り出せるように、必要な知識や経験をうまく引き出せるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 さらにいうと、自分を中心とする「整合的な地図=縁起のネットワーク」とは、自我のことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 よって、「自分を中心とする世界に、整合的な地図をつくる」と、自分自身のコントロールがうまくできるようになります。それが「観自在」です。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

最後に、苫米地博士の著書「世界一簡単に目標がかなう 成功脳の作り方」(日本文芸社、p165)より引用します。

「『共感覚』実践の前に確認しておくべきこと」に共通する鍵は「抽象度」です。「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ということをイメージしながら読み進めてください。Feel

 

 

高い抽象思考をする訓練をしよう

 コーチを雇うお金がない人はどうすればよいでしょう。成功脳を作るためにセルフコーチングをするべきでしょう。

 まず第一歩として、パラダイム(考え方の枠組み)をシフトする必要があります。

 視点を高くすることを、カント以降の分析哲学では、抽象度を上げる、といいます。

 見える視点を変えることで、抽象度を上げるのです。

 抽象度とは、物ごとの本質を少ない情報で表すことです。あなたが犬を飼っていたとすると、犬という概念より哺乳類という概念のほうが、抽象度が高くなります。

 さらに、動物、生物……というように概念が含む世界を大きくすることが、抽象度を上げるということです。

 哺乳類を知っているということは、犬や猫、その他の動物も当然知っていることになります。動物がわかる人は、哺乳類だけでなく爬虫類や両生類の存在も知っているでしょう。

 このように抽象度が上がると高いところから見渡すことができるのです。これが、視点が高いということです。

 犬の視点でしか見ないと、チワワや柴犬、ミニチュア・ダックスフンドは見えるけれど、その上の概念である哺乳類や爬虫類、両生類は見えないのです。

 

 もうひとつ住んでいる場所を例にしてみましょう。

 抽象度を上げていくと、港区→東京都→関東地方→日本→アジア→北半球→地球……というように広がっていきます。

 グーグルアースを使って見るように、視点を高くして地球規模で見たほうが、広い空間を見ることができるのです。

 ではなぜ、抽象度を上げることが重要なのでしょう。セルフコーチングをする場合、バリアのあるプランを見るためには、抽象度を上げる必要があります。

 高い塀で囲まれ育った、生まれながらの囚人が、高い塔に登って外の世界を見るようなものです。そこではじめて自分の世界が不自由な世界であったと気がつきます。

 知らないことは認識できません。今とは違う抽象度で見ることで、現状に縛られている自分に気づくこともあるし、自分のゴールがバリアの外側にあることもわかります。

 

 コンフォートゾーンをどんどん上げていくと、それに伴って抽象度も上がっていきます。抽象度が上がると、これまで見えなかったものが見えてきます。つまり、スコトーマが外れるのです。

 引用終わり

 

Q-371につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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セミナー開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

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-関連記事-

F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

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F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

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L-11420219月シークレットレクチャー -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

L-134202111月シークレットレクチャー -03;抽象度が上がる →自由 →ますます“いい状態(well-being)”

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Q-364各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか? -A3<観;抽象度を上げた世界から眺める>

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世界一簡単に目標がかなう成功脳の作り方

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