苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

2024/03

I-124:【告知】オンラインセミナー(&説明会)<240428>「コーチングのコア×why」開催の御案内

 

 もうすぐ年度が変わってしまいますが、今年度(2023年度)は全4回のオンラインセミナーを企画しました。テーマは「コーチングのコア ~ReloadRevolution~」。エンドステートは「コーチングの核心を理解し、自身の可能性を確信しながら、豊かな未来に向けて日々革新している」です↓

 (冒頭パーソナルコーチングの説明を行います)

 I-113:【告知】2023年度オンラインセミナー(&説明会)の御案内

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 *「エンドステート」はこちら↓

 Q-072:不言実行はなぜ大切なのか? 有言実行は本当に間違っているのか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

自由を獲得していくReloadと自由をひろげていくRevolutionを楽しみながら、「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)」をマスターできるように取り組んできました。

 F-206:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 

 最終回(R6.4/28)のサブテーマは「コーチングのコア×why」。

 「コーチングのコア」と聞いて、皆さんは何をイメージしますか? Don’t think, feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士が語られる「コーチングのコア」とは

 

 以下、博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)より、「はじめに」の部分を引用します(p2~)。

博士の思い(気/プラーナ)を感じてください。Feel

 F-302:芸術は高抽象度の未知なるLUB。ではvol.4;同調脳力の秘密>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32026141.html

 

 

 皆さんはコーチングという言葉を聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?

 たぶん、仕事の効率を上げる方法、メンタルを整えてスポーツや仕事などのパフォーマンスを上げるための方法といったイメージでしょう。もちろん、それは間違いではありません。

 しかし、そこはコーチングにおける枝葉末節の部分で、コーチングを学べば、結果的にそうなりますよ、というだけの話です。

 では、コーチングの枝葉末節ではない、コアとはなんでしょうか?

 それは「ゴール」と「ゴールの設定」です。

 いま「たったそれだけ?」と思ったかもしれませんが、それがとても重要なのです。なにしろ、コーチングのテクニックのすべてはゴールを設定し、それを達成するためにあります。ゴールこそがコーチングのすべてなのです。

 ところが、ここ最近、ゴールを疎かにするコーチングの考え方が台頭するようになってきました。

 その証拠に、現在のコーチングの多くは、仕事の効率を上げる、生産性をアップするといったビジネス寄りのものばかりです。前述したように、それはコーチングにおける枝葉の部分です。これをコーチングのゴールと言ってしまうと、コーチングそのものが矮小化してしまいます。

 「仕事で成功してお金持ちになる」「部下の育成に成功し、社内の評価を高めて社長になる」「スポーツの大会に出場してそこで優勝する」など、こういったことはすべてコーチングにおけるゴールではないのです。

 引用終わり(この続きは「追記」でどうぞ)

 

 

 コーチングのコアとは、「ゴール」と「ゴールの設定」

  なぜ苫米地博士は、わざわざ「ゴール」と「ゴール設定」に分けられたのでしょう?

 

 そこには深い思慮と明確な意図があるはず。

 F-265:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.9;“初心”とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30002338.html

 

 

 昨秋、苫米地博士に直接伺いました。

これまでのセミナーで考察したとおり、博士の意図は「中観」!

PM-02-16:空観、仮観、中観

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 今回のセミナーでは博士の意図を取り込みながら、各自が「一人一宇宙」を構築し実装化していくことがエンドステートです。初めての方も安心して御参加ください。

 

 入門者の方にもわかりやすいように取り組みますので、リラックスしながら受講してください。

 事前の御質問や御要望も大歓迎です。

 

 □受講料は5,000円(税込)。銀行振り込みのみの対応です

□認知科学者 苫米地英人博士と私の間の守秘義務を守った内容になります

(受講者の皆さまと私の間で新たな守秘義務契約締結はありません)

試験的に期間限定(30日間)の配信(ダウンロード不可)を予定しています。当日参加できない方もどうぞ

□無料ミーティングアプリ「zoom」を使用。参加にあたり事前準備(zoomアプリのダウンロード等)が必要となります

□受講料振り込み後に受講できなくなった場合、後日行われるオンラインセミナーに御招待いたします。その場合、今後開催されるセミナーの申し込み時に「オンラインセミナー<開催日、例:240428> 未受講分招待希望」と記載してください

□特典として、「任意の1回参加で、1回無料招待」いたします。過去の「特典」は使用可能。今回の「特典」を来年度以降に持ち越しすることも可能です。<自己申告をお願いします>

 

 

 受講御希望の方は、下記メールアドレスに御連絡ください

 申し込み(メール):coachfor.m2@gmail.com

 

件名を「オンラインセミナー<240428>『コーチングのコア×why申し込み」としてください

 □(お問い合わせ→)申し込み→「銀行振込案内をメール」→(お問い合わせ→)指定銀行口座に振り込み→「オンラインセミナー受講用zoomミーティングURLをメール」→セミナー受講 という流れです

□初回は私宛(coachfor.m2@gmail.com)にお申込みいただきますが、その後は担当から御連絡さしあげます(メールアドレスは申し込み後提示)

□自動配信ではありません。すべて担当が対応するため、タイムラグが生じることを御了承ください

 

 

<タイトル> 

オンラインセミナー<240428>「コーチングのコア×why

 *冒頭、オンラインコーチングの説明を行います

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28429113.html

 

<全体テーマ/サブテーマ>

コーチングのコア ~ReloadRevolution~ / コーチングのコア×why

 

<主催者>

 苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ)

 CoacH T<タケハラクニオ>(こーち てぃ たけはらくにお) | 苫米地コーチング (tomabechicoaching.jp)

 

<日時> *日本時間

 2024428日(日)

 1330分~15時(90分)

  (開始10分前から受付)

 

<受講方法>

無料ミーティングアプリ「zoom」を使用
*参加にあたり事前準備(zoomアプリのダウンロード等)が必要となります

 

<受講料>

  5,000円(税込)

  *銀行振り込みのみの対応

 

<対象>

  コーチング入門者~実践者向け

  *初心者大歓迎

 

<お問い合わせ・申し込み>

  coachfor.m2@gmail.com

 

 

240428「コーチングのコア×why?」(ブログ周知用画像)

 

 

私は、縁ある人たち(&その縁ある人たち)のWell-being実現のために生きています。

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

Well-beingを実現していく人たちが、同時に自身と縁ある人々のWell-being実現をガイドできるように、そして未来にWell-beingを手渡していけるように、サポートしています。

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

すべてがマインド次第であり、一人ひとりの心の平和がひろがることで、いつか世界平和が実現するからです。

PM-07-11:「平成」という元号に埋め込まれたコード -後編-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

その鍵となるものがコーチング!

私が苫米地博士からいただいている大切な智慧をお届けします。

(守秘義務に該当するものは非言語でw

ともにさらなるWell-beingを実現しましょう。そのWell-beingをひろげ、未来に伝えていきましょう。

皆さまと縁がつながることを楽しみにしています。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)より引用します。本文で引用した分のつづきです。

 

 

 コーチングはもっと大きなものです。その人の人生を丸ごと変えてしまうぐらい大きな影響力を持っています。だからこそ、私は2000年代の初めにコーチングを日本に持ってきたのです。

 ただし、当初は「コーチング」という概念は前面には出しませんでした。なぜなら、当時の日本では認知科学という言葉すら伝わっておらず、ホメオスタシスやスコトーマの原理も当然ながら知られていなかったからです。根性論や我慢が大きな力を持っていた時代であり、「コーチ」という言葉がそういうイメージを想起させていました。

 ですから、私はコーチングを「マインドの使い方である」と紹介し、普及に努めたのです。その後、2009年に『まずは親を超えなさい!』『苫米地式コーチング』という書籍を出しました。この時期に、初めてコーチングという単語を使うようにし、コーチングをコーチングとして伝え始めていったのです。

 そして現在、コーチングという言葉は誰もが知るものとなり、街中ではスコトーマやコンフォートゾーンといった、私が日本に紹介した専門用語まで聞かれるようになるほど普及しました。しかし、それは同時にコーチングの誤解、曲解を生み出すことにもつながっていったのです。

 そこで今回、コーチングのコアの部分をはっきりした形で残そうと思い立ち、本書を書き始めたのです。

 

 前述したようにコーチングのコアとはゴールです。

 しかし、一口にゴールと言っても、いろんな解釈の仕方があります。例えば、「今年の目標は英会話を身につけること」もゴールであり、受験生にとっては「〇〇大学に入る」のがゴールとなるでしょう。ビジネスマンの中には「〇〇会社と取引できるようになるのがゴール」という人もいるはずで千差万別です。

 ところが、コーチングにおけるゴールはいま例に出したようなものとは意味合いが違ってきます。コーチングのゴールには、はっきりした定義があるのです。

 それは「ゴールは現状の外側に設定する」というものです。

 「現状」とは、現在の仕事や生活や収入、夢や希望、心地いいと感じるものと心地よくないと感じるものなどを指します。一言で言ってしまえば、いまの自分を取り巻く環境です。そういった「現状」から抜け出すためにゴールは設定されるべきものです。

 しかし、多くの人は「現状から抜け出たい」と言いながら現状の内側にゴールを設定しています。「今年は売り上げを倍にしたい」「営業成績を恒常的に上げていきたい」「将来は社長になりたい」「部下の信用を得たい」などいろいろとあると思いますが、これらはすべて現状の内側です。

 現状についての詳細は本文を読んでほしいのですが、現状を抜け出したいのに現状の内側にゴールを設定していたら、そこから抜け出すことは不可能でしょう。

 「ゴールは現状の外側に設定する」とは、いまの自分では実現不可能なもの、それどころか、ゴールとして想定すらできないようなものをゴールとして設定することです。これがコーチングにおけるゴールであり、現状から抜け出したいのであれば、そうする以外に方法はないのです。

 引用終わり

 

 

-告知-

 気楽なクラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

オーセンティック・コーチング

 


F-338:次世代プロファイリング×ゴール設定 <vol.3;苫米地博士の“プロファイリング”とは? -総論-

  

 コーチングにおいて重要なプリンシプルのひとつが、「過去は一切関係ない!」。

 時間は未来から現在へと流れており、過去はどんどん遠ざかっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 だから、コーチとしてクライアントさんに関わるとき、私は“未来”に集中しています。“未来”とは、もちろん、クライアントさん自身がゴール設定で生みだすものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 過去は一切関係ない!

 

 先日(2024226日)、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演された苫米地博士は、初対面で「直前まで男性だと思っていた」というキンタロー。さんに対して“プロファイリング”をされていました↓

 今一番「顔芸」がバズる!キンタロー。を分析! Dr.苫米地 (2024年2月26日) (youtube.com)

 

 その様子を拝見しながら、感じ、考えたことをまとめます。

 

 vol.1;コーチングにプロファイリングは必要?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33723264.html

 vol.2;ゴールは自分という“殻(w0)”を抜け出して初めて見えてくる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33775039.html

 vol.3;苫米地博士の“プロファイリング”とは? -総論-

 

 

 結局、今の自我をつくったのは、自分。だから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

自分(w0)を構成する記憶を吟味し、受け入れるかどうか判断し、まったく新しい自分(w1)をゴール設定しながらつくりあげていく

 

その積み重ねこそが、「“殻(w0)”から抜け出す」ということに他なりません。

 

“殻(w0)”とは、現状のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のことであり、これまでの記憶で作りあげたブリーフシステム(Belief SystemBS)のことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

  

 “殻(w0)”を抜け出し、CZBSを再構築していくための「吟味および判断」に相当するのが“プロファイリング”であるはず。その上での「ゴール設定→まったく新しい自分(w1)創造」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 では、苫米地博士の“プロファイリング”を確認しましょう。

 以下、博士と本橋信宏さんの共著「『洗脳』プロファイリング 重大未解決事件の犯人を追え!」(宝島社、p152)より引用し、重要な部分(青字で再引用)を解説します。

まずは全体像を感じてください。

 

 

 プロファイリングが生まれたのは、FBIBSUと呼ばれる行動科学科(Behavioral Science UnitBSU)、現在は捜査支援課(Investigative Support UnitISU)がもととなっています。いわゆる行動科学ユニットとしてのFBIの中でできあがったものなのですが、1960年代の行動主義・古い心理学のパラダイムで作られたものがこのFBIBSUなのです。たくさんの人間の行動をプロファイリングして、統計的に予想するものです。でもそれは古いやり方でしかない。人間の心を統計で扱いようがない。

 新しいプロファイリングは、人間の心の中がどうなっているのか、解明しながらやる認知科学として確立しているのです。ロバート・K・レスラーのプロファイリングは典型的な古いプロファイリングです。過去のデータを使うのは何も問題ないのですが、彼自身、自我が強すぎるので、推理する対象がものすごく限られてくるのです。若い黒人の男の子が犯人だとしたら、彼がどういう心理状態にあったのか、過去のデータに頼り過ぎるのです。次世代プロファイリングは、実際にその男の子が現場に立ったとき、どういう精神状態だったか想像がつかないといけない。

 FBIBSUの次の世代によるプロファイリングを実行するためには、ありとあらゆる情報を統合しなければなりません。現場に行って、現場で得られるありとあらゆる情報をかなり高度な抽象レベルまで上げて、統合的分析をする。人間の第六感、直感的な情報処理も重要なものとなります。

 具体的にどうやるかというと、犯人に完全に同調するために、タイムマシンのようにさかのぼり同調しきって、脳内で犯人の心理状態を再現する。それが次世代の操作技術であり、私のプロファイリングではさらに私なりの手法で行っています。

 引用終わり

 

 

 新しいプロファイリングは、人間の心の中がどうなっているのか、解明しながらやる認知科学として確立しているのです

 

 認知科学(cognitive science)の現在のパラダイムは「ファンクショナリズム(functionalism)」です。

 それまでの「事象を部分に分ける構造主義」とは違って、ファンクショナリズムは「部分と部分、もしくは部分と全体の双方向的な関わりの中で意味が生まれてくる」と考えます。その“関わり”が「ファンクション」。

コーチング関連用語でいうと、「ゲシュタルト(gestalt)」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 一般的に、ファンクションとは「機能」「役割」のこと。ファンクショナリズムも最初は「機能主義」と訳されていた時期があり、その考え方で脳を研究する学問を「機能脳科学」と呼んでいたそう。

以前は、苫米地博士も(たくさんの肩書きの一つとして)御自身のことを「機能脳科学者」と表現されていました。

 Q-328:最近「記憶が抜ける」ようなことがvol.3;ソフトウェアとハードウェア>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31906669.html

 

その後、コンピュータとの関連から「ファンクショナリズム=関数主義」と訳されるようになりました。その関数主義を信じ研究する学者が認知科学者です。

 現在の認知科学(ファンクショナリズム)は壁にぶつかっているそう。その壁とは、「フレーム問題」。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

苫米地博士は「認知科学はフレーム問題を突きつけられていながら、ほとんど顧みることなく無視し続けてきた」と指摘されています。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-344~:自身の人生を変えることに専念? それともコーチング活動を開始?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426561.html

 

苫米地博士のすごいところ(の1つ)は、問題(case)を指摘されるときに、必ず解決(plan)も考えていらっしゃるところ(ディベーターにとっては当たり前なのでしょうが)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

ファンクショナリズムの先のパラダイムも、しっかりと理論化されています。それが“苫米地理論”です。さらにいうと、その苫米地理論をベースに、ルー・タイスさんのコーチング・システムをアップデートされています。それが“苫米地式コーチング”。

 PM-01~:苫米地理論とは? ~抽象度と超情報場仮説

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_123517.html

 

 現在、苫米地理論には3つのパラダイムがあります。1世代「サイバーホメオスタシス理論」2世代「超情報場理論」3世代「生命素粒子理論」です

 シンプルにまとめると

 

 1世代「サイバーホメオスタシス理論」

 :ホメオスタシスがサイバー空間(情報空間)にもひろがっている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 *情報空間はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 2世代「超情報場理論」

 :4次元(もしくは11次元)の物理空間を包摂するように超次元空間(情報空間)が存在し、高次の情報空間の因果が物理空間に写像される

 (注:物理空間は情報空間の一部。抽象度を軸とした場合、情報空間の底面が物理空間)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 3世代「生命素粒子理論」

 :物理空間に最小単位があるように、情報空間にも最小単位(生命素粒子)がある

 Q-330:最近「記憶が抜ける」ようなvol.5;イメージの限界が自分の限界>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31958269.html

 

 では、次の引用にいきましょう。

 

 

過去のデータを使うのは何も問題ないのですが、彼自身、自我が強すぎるので、推理する対象がものすごく限られてくる

 

 ここで苫米地博士が話されているのは、「自我が生みだすスコトーマ(scotoma)」のこと。今回のテーマに沿っていうと。「『過去の記憶でつくられた現状(Status QuoSQ)という“殻(w0)”』の内側しか認識することができない」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そのスコトーマを生みだす/外すポイントは、1)知識、2)重要性、3)役割(責任)の3つ。

よって、「推理する対象」をひろげるためには、1)知識を増やし、2)重要性と3)役割(責任)を拡張すればいいはずですが、残念ながら、それだけではスコトーマは外せません。

なぜなら、皆さんも御承知のとおり、知識量とスコトーマが外れることは相関しないから。むしろ知識が増えることでスコトーマが生じることも起こりえます。

その事実を伝えているのが、ソクラテスの「無知の知」であり、礼記の「学然後知不足」です↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 

 では、どうすればいいのでしょう?

 

 

 FBIBSUの次の世代によるプロファイリングを実行するためには、ありとあらゆる情報を統合しなければなりません。現場に行って、現場で得られるありとあらゆる情報をかなり高度な抽象レベルまで上げて、統合的分析をする。人間の第六感、直感的な情報処理も重要なものとなります

 

 答えは「統合」。ゲシュタルト化であり、ゲシュタルト同士のさらなるゲシュタルト化です(connect the dots)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 その本質は「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度を上げる力=ゲシュタルト能力は、人間がそもそも持っている偉大な能力であり、訓練によりさらに高めることができる無限の力です。

 L-133202111… -02;自我とRAS&スコトーマとコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33004210.html

 

 *ゲシュタルト能力を高める訓練はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 「高度な抽象レベルで、統合的分析をするそれが苫米地博士の“プロファイリング”。苫米地理論を基盤とした次世代のプロファイリングです。

 

F-339につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

それまでの「事象を部分に分ける構造主義」とは違って、ファンクショナリズムは「部分と部分、もしくは部分と全体の双方向的な関わりの中で意味が生まれてくる」と考えます。その“関わり”が「ファンクション」。コーチング関連用語でいうと、「ゲシュタルト(gestalt)」のことです

 

 さらに釈迦哲学でいうと、「縁起」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

-告知1

2023年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は2024428日(日)の予定です(←再変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-311~:デジタル自傷行為

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Q-326~:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています

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『洗脳』プロファイリング 重大未解決事件の犯人を追え!



L-151202111月医療系研修会 -06;人生の様々な方向性に対してそれぞれゴールを持つ

 

202111月に認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

 01;認知症を引き起こし、BPSDを悪化させるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33693497.html

 02;人の特性はBSで決まる=人はさまざまな幻想に支配されている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33708684.html

 03;「ゴール側の世界(w1)の臨場感を維持し続ける」ための鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33745283.html

 04;生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33760483.html

 05;記憶にリアルな臨場感を持たせると、相手も同じ臨場感を感じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33796873.html

 06;人生の様々な方向性に対してそれぞれゴールを持つ

 

 

 相手を自然に笑顔にする「和顔施」や「眼施」は、自分自身が心から笑顔でいられるからできます。心から笑顔でいられるのは、もちろん、happyだから。

 F-044:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと 前編:布施

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11142143.html

 

 そして、いつもhappyなのは、「本当にやりたいことを、完全な自由意思でゴールに設定し、その実現に向けて全力で(かつ自然に)生きている」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 ゴールは、1)現状の外で、2)心から望み、3)人生のあらゆる領域に設定するもの。さらには 4)自分中心を捨て去ったもの です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

3)人生のあらゆる領域とは、バランスホイールのこと。「職業」「趣味」「家族」「生涯学習」「地域への貢献」「社会(未来)への貢献」「健康」「ファイナンス」といった各カテゴリに、それぞれ独立したゴールを設定していきます。

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 

バランスホイール

 

 

 コーチングを学びはじめたばかりの方には意外でしょうが、本物のコーチ(authentic coach)は、とくに「趣味」のカテゴリを重要視します。「趣味」と「職業」は共通点が多く、マインドの使い方が似ているからです。

 もしも「職業」のゴールで悩んだなら、「趣味」を糸口にすることをお勧めします。「ワクワクできること」がゴール設定の基本です。

 Q-358:止められてもやりたいゴールが見つかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33485940.html

 

 以下、苫米地博士の著書「『言葉』があなたの人生を決める 【実践ワークブック】」(フォレスト出版、p62)より引用します。「自分にとっては何が幸せなのか?」と問いながら読み進めてください。Feel

 

 

RULE_014 複数のゴールを設定するとき「バランス・ホイール」をイメージする

[趣味のゴールが決まれば仕事のゴールも決まる]

 人生の目標について訊ねると、一番多い答えが「仕事」です。確かに生活の中で仕事に関わる時間は大きなウェイトを占めますが、人生という枠組みの中では、仕事はたくさんあるゴールのうちの一つに過ぎません。同じくらいに、健康や趣味、家族や地域社会への貢献といったことも重要です。

 私たちが考える幸福とは、これらの幸福がバランスのよい状態のことです。仕事やお金以外の幸福を手に入れようとすることは、ゴールを設定する上で大事なことだと思います。これを「バランス・ホイール(もともとはタイヤの内側にある複数の棒状の金属)」と呼んでいますが、要は仕事だけでなく、家族や人生、精神的なことについてのゴールも取り入れなくてはいけないということです。

 私が常々感じているのは、自分の「趣味」は仕事と同じくらい悩んで決める必要がある、ということです。趣味は直接的に自分の役に立つわけではないですが、徹底的に好きでないとできません。考えただけで嬉しくて仕方がなくなり、他の時間を削ってでもやりたいほどのことでないと、趣味とは言えません。実は、趣味のゴールを見つけられたら、職業のゴールを見つけるのも容易なのです。なぜならば、職業のゴールも、趣味のゴールと同じくらいわくわくできて楽しいものでなくてはならないからです。趣味に対する熱意と同じベクトル量を仕事でも持てれば、仕事のゴールは簡単に見つかるでしょう。

 このように人生の様々な方向性に対してそれぞれゴールを持つのは大切なことです。

 たとえば将来の夢で「サッカーの世界最高峰リーグのFCバルセロナで活躍したい」と考えたとします。これは仕事のゴールと言えます。

 これに「世界中の子どもたちにサッカーの楽しさを教えたい」という社会貢献に対するゴールを加えます。あるいは「結婚したら、家族と過ごす時間を大切にしたい」という家庭に対するゴールを加えていきます。

 このように人間のゴールは一つだけではありません。要は複数のバランスのとれたゴールを設定することが大切なのです。

 引用終わり

 

 

 私たちが考える幸福とは、これらの幸福がバランスのよい状態のこと

仕事やお金以外の幸福を手に入れようとすることは、ゴールを設定する上で大事なこと

 

 バランスホイールを本気で考えることは、自分にとっての幸福を定義する大切なきっかけになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 以前(L-147/02)確認したとおり、「自分の意思で選んだ」「自分の意思で行った」と思っている選択や行為のほとんどは、誰かに選ばされていたり、やらされたりしていることです。

私たちは、そうとは知らないだけで、さまざまな幻想に支配されています。

 Q-345:自身の人生をvol.2;「走りながら考える」 コーチング実践編・自由>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32510309.html

 

 自分にとっての幸福を定義するためには、まずは“自分”を定義しなければなりません。それは部分関数としての自我を一つひとつ確認していくということ。“自分”を構成する関係性の認識(=モニタリング)です。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 関係性を認識することができたなら、次は重要な順に関係性を並べ替えていきます。そのプロセスは、評価関数(重要度関数)としての自我の再定義になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 自分にとっての幸福が定義できたなら、次はその幸福が人生の何割を占めるか考えていきます。これは「幸福のバランス」を考えていくということ。

それぞれ円グラフの何割を占めるかを図示しながらバランスホイールを完成させていくと、ゴール設定(再設定)の目安とすることができます。

Q-218:わりとすぐに達成できそうなゴールを設定してもよいですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27405307.html

 

 

「幸福」の条件とそのバランスを考える(「言葉」があなたの人生を決める【実践ワークブック】」)

「『言葉』があなたの人生を決める 【実践ワークブック】」より引用

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 じつは「幸福のバランス」を考えるだけでは、まだまだ足りません。欠けているもの/ことは何でしょうか?

 (ヒントはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33566734.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33619443.html

 

L-152につづく)

 

 

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 次回の開催は2024428日(日)の予定です(←再変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

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-関連記事-

F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

F-318~:観自在

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

F-330~:分断緩和のための処方箋

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427910.html

Q-303~:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424263.html

Q-362~:各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428110.html

 

 

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L-150202111月医療系研修会 -05;記憶にリアルな臨場感を持たせると、相手も同じ臨場感を感じる

 

202111月に認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

 01;認知症を引き起こし、BPSDを悪化させるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33693497.html

 02;人の特性はBSで決まる=人はさまざまな幻想に支配されている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33708684.html

 03;「ゴール側の世界(w1)の臨場感を維持し続ける」ための鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33745283.html

 04;生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33760483.html

 05;記憶にリアルな臨場感を持たせると、相手も同じ臨場感を感じる

 

 

 生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用する

 = 自らを深い変性意識状態にする

→ 相手と目を合わせる

→ 相手は変性意識化してしまう

 

 苫米地博士が開示されたこの奥義は、恐怖と不安のマネジメントにも活用できます。動物的な大脳辺縁系優位になるのを防ぐ予防法として、あるいは「ファイト・オア・フライト」の状態から人間的な前頭前野優位に戻る(戻す)技として。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 では、抽象度を下げて、より具体的に確認していきましょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 人間においては、網膜(目)からの視覚情報が視覚野(大脳の後頭葉)に向かうメインルートだけではなく、直接扁桃体に向かうサブルートが存在しています。そのため視覚野の機能を失っても、扁桃体で人の表情を判断することができます。

つまり、「人は無意識に他人の表情を分析し、記憶と照らし合わせながら心を推測している」ということ

 

 視覚野に障害がある(=目が見えない)患者さんを対象にした英ウェールズ大学の研究によると、相手が無表情な場合は「対象が男性か女性かに関係なく、感情を読み取りづらい」といった傾向が確認されたそう。目が見えないのですから当然です。

ところが、明確な感情(怒り、喜び)を示した人の顔を見せた場合、単なる当てずっぽうを上回る正解率を示したそう。悲しい顔とうれしい顔、怯えている顔と幸せそうな顔といった感情表現の場合でも、ほぼ同様の確率で正解したそうです。目が見えないはずなのに。

 F-045:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから 中編:ブラインドサイト

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11294790.html

 

ちなみに、人の顔を動物の顔に置き換えると、襲いかかろうとしているのかどうかなどを見分けることができなかったと報告されています。どうやら表情から感情を読み取る力は人と人の間に限定されるようです。

Q-233~4:「財布を娘に盗られた」といったvol.4~5:ユマニチュードの5つのステップ>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27926812.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27962873.html

 

 繰り返しますが、私たちは無意識に相手の表情を読み取り、記憶と照合しながらその状況を評価しています。それは「ファイト・オア・フライト」のジャッジのためともいえるはず。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9815429.html

 

 

 生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用する

 = 自らを深い変性意識状態にする

→ 相手と目を合わせる

→ 相手は変性意識化してしまう

 

 だから、自分自身が常にリラックスし続け(変性意識状態)、和やかな表情(和顔施)で、相手と目を合わせること(眼施)には、とても大きな意味があります。それは扁桃体に働きかけて、相手を人間らしくする(=前頭前野優位)ということです。

 F-044:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと 前編:布施

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11142143.html

 

 反対に、相手の怒りや悲しみの表情を見ることで自身の扁桃体が発火すると、情動(その多くは辛い系)を伴った記憶が増幅されながら引っ張り出され、大脳辺縁系優位になってしまいます。

その時の状態は、自律神経の働きでいうと「交感神経優位」、コーチングでいうと「コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)から外れた状態」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

そのような状態では、“ストレス”は高まるばかり。もちろん、IQは低下します。進化の過程に例えると、サルやゴリラレベルに一時的に退化してしまう感じです。だから

 

自分自身が徹底的にリラックスし続け(変性意識状態)、和やかな表情(和顔施)で、相手と目を合わせ続ける(眼施)

 

相手がリラックスしている皆さんの表情から喜びや楽しさ、うれしさといった情動を読み取ると、扁桃体の発火は起こらず、穏やかな前頭前野優位の意識状態が伝わります。ホメオスタシスの同調性により。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

仮に相手が何らかのストレス状態にあったとしても、楽しそうな表情を見ることで「ファイト・オア・フライト」から脱しやすくなるはず。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166400.html

 

 医療や介護の現場には、「〇〇さんを見るだけで気分がよくなる」「〇〇さんといると、とても落ち着く」といわれるヒーラーが必要です。

 Q-342:瞑想をすると思慮深い方向に向かってしまい<前編;ヒーラーの視点で>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32449644.html

 

では、そんなヒーラーになるためにはどうすればいいのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「一瞬で相手をオトす洗脳術」(マキノ出版、p21)より引用します。リラックスをさらに深め(=変性意識化=V↑)、和やかな自分の姿をしっかりイメージしながら(I)、ゆっくり読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

心は伝播する

 内部表現の書き換え、つまり一目ぼれは、「変性意識」のときに起こります。変性意識とは、臨場感を感じている世界が物理的な現実世界ではなく、映画や小説といった仮想世界にある状態を指します。

 もちろん、現実世界の臨場感がまったくなくなるということはありません。現実世界よりも、仮想世界の臨場感がより強い状態のことです。

 映画を見ているときや夢を見ているときなどがそうです。

 催眠状態も変性意識のひとつの状態です。この意識の変性度の高い状態が、一般的にトランス状態といわれています。

 内部表現は、物理的な現実世界だけでなく、仮想世界にも臨場感を強く感じます。

 たとえば、映画でビルが爆破されるシーンを見たとき、ドキッとします。実際に生体レベルで心臓がドキッとする。また、小説の中の感動的な一節を読んでいると、本当に涙が流れてくる。

 これらは変性意識にある状態だといえるでしょう。

 こうした変性意識下でほかの人と同調すると、内部表現の情報は伝達します

 再度、映画を例に話していきましょう。

 2次元のスクリーンに映る俳優たち。そのひとりである俳優が、役柄になりきって強い哀しみに打ちひしがれた演技をします。このとき俳優は、人生でもっとも哀しかった思い出を記憶から引っ張り出し、涙を流したとします。

 すると、観客にもその哀しみが伝わり、俳優と同じように涙を流します。

 -これこそが、同調です。哀しみという強い内部表現が、ひとりの俳優から、その映画を見た全世界の観客たちに伝わっていく

 内部表現はなぜ同調して伝達するのか、そのからくりは現代の科学では説明できません。

 しかし、この事実は、名だたる演技理論のバックボーンとなり、たくさんの名優が実践しています。その演技理論とは、「メソッド演技法」といわれています。

 19世紀、ロシアの演出家であるコンスタンチン・スタニスラフスキーが提唱し、20世紀の演劇論に大きな影響を与えた演技法に「スタニフラフスキー・システム」があります。

 そのスタニスラフスキー・システムを、リー・ストラスバーグが「メソッド演技法」として体系化しました。リー・ストラスバーグは、世界を代表する演劇学校であるニューヨークに拠点を置くアクターズ・スタジオの創始者です。

 アクターズ・スタジオは、ポール・ニューマン、ジェームズ・ディーンから、ジャック・ニコルソン、メリル・ストリープ、アンジェリーナ・ジョリーら、錚々たる名優たちを輩出し続けています。

 演劇にかかわる者ならば、このメソッド演技法を知らない人はいないでしょう。メソッド演技法とは、シーンに合わせて、俳優が自分の実人生から最も強烈な記憶を引っ張り出してくる演技法です。つまり、強い内部表現を伝達するための方法なのです。

 そうした俳優の演技を見て、私たちは泣いたり、笑ったり、怒ったりします。そうした感情の動きこそが、俳優たちの強い内部表現の現れが、あなたに伝達したという証なのです。

 自分の記憶にリアルな臨場感を持たせると、観客も同じ臨場感を感じるということが「同調」です。

 スタニスラフスキーは、それを「プラーナ」と呼びました。プラーナとは、東洋医学でいう「気」と同じだと考えればいいでしょう。

 気は、物理エネルギーではありません。「気を送る」とは、「情報空間における書き換え」を意味します。

 単純に相手と自分が臨場感空間を共有すると、なぜか自分の書き換えた内部表現が相手に伝わります。もちろん、正確に伝わるわけではないにせよ、かなりの部分が伝わります。

 私はそのことを「ホメオスタシス(恒常性維持機能)の同調」と呼んでいます。物理的な情報だけでなく、情報的な情報も同調するのです。

 引用終わり

 

 

 自分の記憶にリアルな臨場感を持たせると、観客も同じ臨場感を感じる =気(プラーナ)

 

 それがヒーリングの秘訣。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 相手を自然に笑顔にする「和顔施」や「眼施」は、自分自身が心から笑顔でいられるからできます。心から笑顔でいられるのは、もちろんhappyだから。

 

 そして、いつもhappyなのは

 

L-151につづく)

 

 

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-関連記事-

F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

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F-237~:「出口が見えない」と「出口戦略」

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Q-198:ネガティブループにはまって止観やヒーリングにすら取り掛かれません

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Q-354~:休みの日なのに気持ちが良くない日が続きます。単に疲れているだけでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427647.html

Q-361 “自分以外を幸せにする”がわからずモヤモヤしています

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33551039.html

 


一瞬で相手をオトす洗脳術

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F-337:次世代プロファイリング×ゴール設定 <vol.2;ゴールは自分という“殻(w0)”を抜け出して初めて見えてくる>

 

 コーチングにおいて重要なプリンシプルのひとつが、「過去は一切関係ない!」。

 時間は未来から現在へと流れており、過去はどんどん遠ざかっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 だから、コーチとしてクライアントさんに関わるとき、私は“未来”に集中しています。“未来”とは、もちろん、クライアントさん自身がゴール設定で生みだすものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 過去は一切関係ない!

 

 先日(2024226日)、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演された苫米地博士は、初対面で「直前まで男性だと思っていた」というキンタロー。さんに対して“プロファイリング”をされていました↓

 今一番「顔芸」がバズる!キンタロー。を分析! Dr.苫米地 (2024年2月26日) (youtube.com)

 

 その様子を拝見しながら、感じ、考えたことをまとめます。

 

 vol.1;コーチングにプロファイリングは必要?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33723264.html

 vol.2;ゴールは自分という“殻(w0)”を抜け出して初めて見えてくる

 

 

 前回(F-336)は、苫米地博士の著書「洗脳論語」(三才ブックス、p66)から、「温故知新」に対する博士の鋭い分析を紹介しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 その分析自体が「新しい視点」で行われています。その結果、露わになったのは「孔子が巧妙に仕組んだスコトーマ洗脳」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 大切なのは「新しい視点で見る」こと。

 ところが、それは簡単ではありません。なぜでしょうか(case-side)?

 「新しい視点で見る」ために、どうすればいいのでしょう(plan-side)?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

 新しい視点で見る」ことが簡単ではない理由は、「誰もが『過去の記憶でつくられた現状(Status QuoSQ)という“殻(w0)”』の中で生きている」から。その“殻(w0)”はコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)と言い換えることもできます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 つまり、「新しい視点で見る」ためには、CZが生みだす「現状維持の壁」を突き破らなければならない ということ。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 だから、簡単ではありません。それは強力なホメオスタシス・フィードバックに打ち克つということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 このことはコーチングの難しさとも重なります。

 コーチングのコアは「ゴール」と「ゴールの設定」ですが、ゴールを見つけるためには、まずは自分という“殻(w0)”を抜け出さなければなりません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 コーチングでは、自分を縛っているものをブリーフシステム(Belief SystemBS)と呼びます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

つまり、「過去の記憶でつくられた現状(Status QuoSQ)という“殻(w0)”」とは、ホメオスタシスで維持されるCZであり、これまでの記憶で生み出したBS=自分そのもの。

だから、“殻(w0)”を抜け出すのは簡単ではない

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 そのように思い込むほど、じつは、“殻(w0)”を抜け出すことはますます難しくなります。すべては自分のマインド(脳と心)が生み出しているからです。

マインドの中で最も臨場感の高いイメージが現実となります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

BSは「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」でできているとされています。じつは、それらはすべて自分が受け入れたもの。突きつめて考えると、本当は「自分のBS」に自分が縛られているだけです。

つまり、過去に囚われたままの自分(w0)が、本当の自分(w1)を縛っている。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

そもそも人は完全に“自由”な存在です。だから、まずは“自由”をしっかり意識に上げることが重要!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 外部から入ってくる情報は、最初は自分自身のものではありませんが、受け入れた時点で自分のものになります。その情報によって、自我がつくられていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 結局、今の自我をつくったのは、自分。だから、自分(w0)を構成する記憶を吟味し、受け入れるかどうか判断し、まったく新しい自分(w1)をゴール設定しながらつくりあげていく

 

その積み重ねこそが、「“殻(w0)”から抜け出す」ということに他なりません

F-331:分断緩和のための処方箋 vol.2;本当は今までずっと苦しかった

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33464142.html

 

 そのような再構築(withゴール設定)のための吟味および判断に相当するのが“プロファイリング”です(ハズ)。

 

 最後に苫米地博士の著書「洗脳力 あなたを変え、人を動かす『脳』と『心』の科学」(アスコム、p92)より引用します。「自分という殻」「我欲」をイメージしながら読み進めてください。気楽にどうぞw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

洗脳力

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夢は自分という殻を抜け出して初めて見えてくる

 では、人に影響されていない、自分本来の夢とはどういうものをいうのでしょうか。また、それを見つけるためにはどうすればいいのでしょうか。

 それをこれから本書で述べていくわけですが、ひと言で述べるとすれば、「自分という殻から抜け出して、そこから自分を見つめて見えるもの」と言うことができます。自分という殻のなかで自分のことばかりを見ていたのでは必ず見誤ることでしょう。殻のなかにいたのでは、外からの影響なのか、内からの欲求なのかの区別がつかないからです。

 米国超有名大学院出身の彼はこんなことも言っていました。

 「先生、私はどうしても英語がうまくなりません。もっと英語がうまくなりたい。どんなに英語を勉強しても、ネイティブの人に『あなた、英語が上手ですね』と言われてしまうんです。それって、ネイティブのようには英語を使えていないってことですよね。日本人が日本人に「日本語うまいですね」なんて言わないでしょう。つまり、ネイティブからしたら、下手なんですよね。それが悔しいんです」

 頑張って必死に英語を勉強している人が聞いたら、ぶっ飛ばされそうな台詞です。アメリカの大学院を出ているということは、少なくとも、クラスで英語を駆使して、英語で修士論文か博士論文を書いて認められたということでしょう。つまり、彼は少なくとも不自由しないだけの英語力をもっているわけです。それでも満足できずに、ネイティブに「英語がうまい」と言われてコンプレックスを感じてしまっているのです。

 日本人は日本人に「日本語うまいですね」とは言わないでしょうが、たとえば地方出身者がふつうに標準語をしゃべっていたら「方言、出ませんね」くらいのことは言うでしょう。彼の英語だってそのくらいのレベルのはずです。必要十分でしょう。

 彼は自分という殻が硬く、我欲が強過ぎて、自分を正しく見ることができなくなっています。この状態で「英語がうまくなりたい」と言っていますが、もっと英語がうまくなっても(今でもすでに十分うまいのですが)、彼はきっと満足することはないでしょう。それは、彼自身が本当にしたいことではないからです。

 本書は、自分という殻から抜け出して、本当の自分、本当にやりたいことを見つけ出す方法、そしてそれを実現する方法を述べていきます。難しい方法ではありませんが、目新しいことが多いでしょうから、ゆっくりでもいいので、一つひとつ確実に実践してほしいと思います。

 引用終わり(このつづきは書籍でどうぞ↓)

 洗脳力 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

F-338につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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-追記-

 夢は自分という殻を抜け出して初めて見えてくる

 

 今回のサブタイトルは「ゴールは自分という“殻(w0)”を抜け出して初めて見えてくる」。「夢」ではなく「ゴール」という言葉を使うことは、科学的知見を踏まえてさらに先に進むための1st.ステップです。

 

 以下、おなじみの「新・夢が勝手にかなう手帳」の2023年度版(CYZO、付録②)より引用します。

 

 

1st.ステップ:現代科学のパラダイムで考え、論理的・数学的に推論する。「夢」ではなく「ゴール」という言葉を使う

 新しい自分に生まれ変わるための第一歩は「夢」という言葉を使うのはやめ、「ゴール」という言葉を意識的に使うことです。この手帳は「夢を叶える手帳」ですが、この手帳では、ゴールと夢をほぼ同じ意味で使っています。

 ただゴールと違って、「夢」は正式に定義された言葉ではありません。現状の外のゴールを、もし別な言い方で表すならば「夢」は1つの方法だということです。

 でも「夢」という言葉は、例えばPX2(青少年向けの次世代教育プログラム)などで子供に伝えるにはよいですが、これから転生していくあなたは、「ゴール」と言いましょう。どうしてもやりたいことだけど、現状の外でこのままの状態では絶対に叶わないこと。それを、正確に定義された言葉である「ゴール」と呼ぶこと。これが第一のステップです。

 引用終わり

 

 

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-関連記事-

F-326:観自在 <応用編;か・ち・も・な・い(価値もない)>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33212902.html

F-329:ゴールのカテゴリ「家族」の意味

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L-140202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-03;子どもたちに一番伝えたかったこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33332991.html

Q-353:傷つくような他人の言動に出くわした場合、どのような態度で接することが正解なのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33148921.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版



L-149202111月医療系研修会 -04;生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用する方法

 

202111月に認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

 01;認知症を引き起こし、BPSDを悪化させるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33693497.html

 02;人の特性はBSで決まる=人はさまざまな幻想に支配されている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33708684.html

 03;「ゴール側の世界(w1)の臨場感を維持し続ける」ための鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33745283.html

 04;生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用する方法

 

 

 人は、洗脳による支配から自由になったとき、初めて自分の本当の意思に基づいて未来を選択できるようになる

 そのためには、思考の抽象度を高め物事をより俯瞰して眺めること、スコトーマをずらし見える世界を変えることなどが必要

 

 前頭前野のブリーフシステム(Belief SystemBS)同士の矛盾を解決し、心の内の深い葛藤を解消するためには、抽象度を高めることが必須です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ところが、恐怖や不安が強いと、そもそも抽象度を高めることができません。大脳辺縁系優位の「ファイト・オア・フライト」とは、抽象度が下がる(あえて下げる)遺伝子レベルの反応です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 よって、恐怖や不安への対処が重要といえます。健康な人にとってももちろん、認知症の方(&サポーター)にはなおさら、恐怖と不安のマネジメントが求められます。

 

 

 その鍵が「変性意識」。

変性意識(Altered State of ConsciousnessASC)とは、「目の前の現状よりも現状とは異なるイメージに強い臨場感を感じている状態」のこと。苫米地博士は全ての変性意識生成方法を統一的に説明されています。それが「Rゆらぎ」です。

 L-11420219月シークレット… -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

 

 通常、抽象度が上がると、臨場感は下がります。具体的な情報量が減っていくからです。抽象度が上がるほど、文字どおり“抽象的”になっていきます。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 ところが、「Rゆらぎ」を利用すれば、「抽象度を上げる際に同時に臨場感を上げていく」ことが可能になります。その秘訣が「呼吸」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

呼吸を用いてRをゆらがせながらゴール側の世界(w1Imagination)の臨場感を高め続けると(Vividness)、やがてイメージが現実になっていきます(Reality)。「invent on the way」しながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 つまり、ゴール(未来)にふさわしい変性意識を維持するから、「希望を持ち続ける」「決して諦めない」というハビット&アティテュードが自然にあらわれ、「ゴール側の世界(w1)」が現実化していく ということ。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 そのときの“変性意識”は「ゴールに向かう(戻る)ホメオスタシス・フィードバック」といえるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 それでは、変性意識の活用法について確認しましょう。

 以下、苫米地博士の著書「洗脳護身術」(三才ブックス、開拓社より再版、p103)より引用します。

 

 

目を合わせるだけのマインドエンジニアリング

 カタレプシーを巧みに利用する術は、慣れてくれば数秒で相手を変性意識化させられる。しかし、これには相手に触れなければならないという限界がある。そこでここでは、目を合わせただけで相手を変性意識化させる高等テクニックを紹介しよう。

 この方法は、生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用すればいい。自らを深い変性意識状態にしたうえで、相手と目を合わせるのである。そうすると相手は変性意識化してしまう。気功の世界などでは、この方法は古くから知られており、目から気が出ているからと考えられている。実際には、何らかの視覚情報が相手に伝わるからであると推測されるが、何度も練習をしてコツを掴むと、相手の目を見ただけで、相手を変性意識化できるようになる。

 方法論として、まずは通常の状態で相手と向き合い、相手の目と目の間を凝視する。ここで注意するのは、決して相手の目そのものを見てはいけないということ。相手の目に焦点を当てると、左右両方の目に視線が行ったりきたりして不安定になり、ホメオスタシスの同調を引き起こせない。しかも、相手が自分より技量の高い術者だと、逆にこちらが洗脳されるおそれがある。凝視するのは必ず相手の目と目の間だけだ。そうすれば、相手側は自分の目を正視されているように感じるだろう。また、視線を定めるときは決して怖い顔をしてはいけない。柔和な顔で、軽く微笑むくらいがいいだろう。

 このテクニックは、皆さんの通常の交渉にも十分活用できる。相手の目を見て話すのはコミュニケーションの基本だが、この方法を用いるとより効果的なアイコンタクトとなる。

 さて、問題はここからだ。相手の目と目の間を注視しながら、逆腹式呼吸を使って自らを深く変性意識化させる。練習がしっかりとできている人は、過去の変性意識状態を思い出すだけで、自らを変性意識化できるはずである。そして相手を見ながらも焦点は、ずっと遠い先を見つめる感じにする。すると相手は、自分の心の中を見透かされているような、不思議な気分になるだろう。そして自然に変性意識状態に陥るのである。

 これは精神世界の柔術のようなものだ。人間の身体のつくりを力学的に利用して相手を投げ飛ばすように、人間の心のつくりを気学的に利用して投げ飛ばす洗脳技術なのである。

 引用終わり

 

 

 生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用する

 = 自らを深い変性意識状態にする

→ 相手と目を合わせる

→ 相手は変性意識化してしまう

 

 博士が開示されたこの奥義は、恐怖と不安のマネジメントにも活用できます。

 

 これまで取り上げてきた「ファイト・オア・フライト」は、人間らしい前頭前野(理性)よりも、動物的な大脳辺縁系(情動)の方が優位になる状態です。

 大脳辺縁系は大脳の古い部分で、魚類や両生類といった進化の古い段階にもみられます。その大脳辺縁系の一部に扁桃体(へんとうたい)という部分があります。

扁桃体の役割は、「海馬と連携して記憶を司る」ことと「海馬に働きかけ、出し入れする記憶の増幅や減弱を行う」こと。後者は「評価関数」としての働き。そう、“自我”の機能のひとつです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

短期記憶の貯蔵庫である海馬は、長期記憶の貯蔵庫である側頭葉との記憶の出し入れをするゲートの役割を果たしています。その記憶により、前頭前野に認識のパターンができあがっていきます。それがブリーフシステム(BS)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

脳の仕組みと記憶の仕組み(「イやな気持ち」を消す技術)

「イヤな気持ちを消す技術」(フォレスト出版、p33)より引用

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 記憶により、前頭前野に認識のパターンができあがる

 

 ここで問題が生じます。人間は“失敗”を記憶するようにできているから(失敗駆動型)。

つまり、前頭前野にできあがった認識のパターン=BS=自己イメージは、“失敗”により作られているということ。

PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 さらにいうと、その前頭前野にできあがった認識のパターン=BS=自己イメージは、目の前の世界そのものでもあります。

“自我”のもうひとつの機能は「部分関数」。それからわかるのは「“自我”はあらゆる関係の結び目である」ということです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

つまり、関係が変われば、自分が変わり、目の前の世界も変わっていく

 

その「自分」と「世界」は“失敗”の記憶から成っています。だから、私たちはイヤな気持ちに囚われてしまうのです。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

だからこそ、「生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用する方法」は、とてもとても重要であるといえます。

 

L-150につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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 次回の開催は2024428日(日)の予定です(←再変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

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F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

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洗脳護身術

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L-148202111月医療系研修会 -03;「ゴール側の世界(w1)の臨場感を維持し続ける」ための鍵

 

202111月に認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

 01;認知症を引き起こし、BPSDを悪化させるもの

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 02;人の特性はBSで決まる=人はさまざまな幻想に支配されている

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 03;「ゴール側の世界(w1)の臨場感を維持し続ける」ための鍵

 

 

 人は、洗脳による支配から自由になったとき、初めて自分の本当の意思に基づいて未来を選択できるようになる

 そのためには、思考の抽象度を高め物事をより俯瞰して眺めること、スコトーマをずらし見える世界を変えることなどが必要

 

 前頭前野のブリーフシステム同士の矛盾を解決し、心の内の深い葛藤を解消するためには、抽象度を高めることが必須です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

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 ところが、恐怖や不安が強いと、そもそも抽象度を高めることができません。大脳辺縁系優位の「ファイト・オア・フライト」とは、抽象度が下がる(あえて下げる)遺伝子レベルの反応です。

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 よって、恐怖や不安への対処が重要といえます。健康な人にとってももちろん、認知症の方(&サポーター)にはなおさら、恐怖と不安のマネジメントが求められます。

 

 

 今回は、「闘争逃走反応」と訳される「ファイト・オア・フライト(Fight or Flight)」について確認しましょう。

 

 文字どおり「闘うか、逃げるか」という心理状態に陥る「ファイト・オア・フライト」は、前頭前野の働きをあえて抑えて“直感的な判断”を行うことといえます。大脳辺縁系が「闘う」と判断すれば、脳内にドーパミンやノルアドレナリンが分泌されて闘う準備が整います。

 (「ドーパミン」について、詳しくはこちらをどうぞ↓)

 Q-281~:ドーパミンの分泌をコントロールまたはその程度分泌されているか

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422146.html

 

 その時はとても“動物的”。怒りっぽく攻撃的で、まわりのことは考えられず、他罰的になっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10692725.html

 

さらには、時間を超えた推論ができないため、未来を自由に思い描けなくなっているはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 米国CDCが公表した「危機に瀕した時の行動(Negative Behavior)」でいうと、1)不必要な対処を求める、2)特別な関係に依存する、3)不必要に商業取引や渡航を制限する、4)MUPS(複数の医学的に説明困難な身体症状)があらわれる といった特徴が認められます。

 F-126~:続・クライシスの本質 ~首相による「一斉休校要請」と社会の反応を読み解く

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21664055.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21664503.html

 

 このような心の状態は、決して特別な状態ではなく、誰もが経験しうるものです。

実際、老病死(+生で四苦)の場である医療現場において、「ファイト・オア・フライト」は日常茶飯事。例えば、東京消防庁の調査によると(R1.12/16R2.12/10)、在宅での看取り予定にもかかわらず救急要請が行われた112件のうち、じつに97件で(救急要請を行った)家族の希望により不搬送になったそう。慌ててしまい救急を要請してしまったが(=大脳辺縁系優位)、救急隊が到着する頃(H28年全国平均:830秒)には冷静になっていた(=前頭前野優位)ということでしょう。

 F-216:激烈な腹痛の最中に得たインスピレーション -真夜中に、一人きりで-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27521647.html

 

 とくに生死にかかわるような危機的状況では、人の心は「拒絶→不安・恐怖→回避→希望の消失→パニック」と変化していきます。

CDCがまとめた「Psychology of a Crisis」には、こうした事態に対処するための4つの基本原則が示されています。それは

F-104:「映写機の故障により上映できるかわかりません」 Vol.4;リーダーの視点で

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

1)     最初に最悪の可能性を伝え、それが改善していることを数字で伝える

2)     「必ず解決します」などの約束はNG。むしろ状況の不確定性を正確に伝え、その問題を解決するプロセスについてのみ伝える

3)     問題解決のプロセスが進んでいることや状況が改善していることを伝えるために、それを示すデータや数字を継続的に提供し続ける

4)     恐怖を認め、問題に関連する文脈情報を与える

 

 この4つの基本原則は、「レジリエンス(resilience)」においても重要です。

レジリエンスは物理学の用語で、「外力による歪み」を意味するストレスに対して、「ストレスを跳ね返す力」の意味で使われています。そこから心理学の世界にひろがり、「社会的ディスアドバンテージや自分に不利な状況において、そういった状況に自身のライフタスクを対応させる個人の能力」を表す言葉として用いられるようになりました。

シンプルにいうと「自発的治癒力」。それは「脆弱性(vulnerability)」の反対概念であり、「精神的回復力」「抵抗力」「耐久力」とも訳されています。

 F-142:不要不急 vol.3;レジリエンス <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22878502.html

 F-143:不要不急 vol.4;レジリエンスをコーチング理論で考える <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22931091.html

 

苫米地博士は、レジリエンスを「有事の際に迅速にリカバーし、元より強固になることができる性向」といった意味で使われています。それは「転んでもただでは起きぬ」というブリーフシステム(Belief SystemBS)が生みだすアティテュード。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 じつは、これこそが“次世代のリーダー”に求められるブリーフ。「希望を持ち続ける」「決して諦めない」=「ゴール側の世界(w1)の臨場感を維持し続ける」ことを可能にするブリーフです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 その鍵となるのは「〇〇〇〇(←漢字4文字)」。

 以下、苫米地博士の著書「『イヤな気持ち』を消す技術」(フォレスト出版、p185)より引用します。ヒーリングにおいても、コーチングにおいても、とても重要な「〇〇〇〇」をクリアにしてください。Feel

 

 

トラウマをとるには高度な脱洗脳テクニックが必要

 さて、私のクライシスサイコロジーの講座は、そろそろ第2段階に移ろうとしています。今度は、講座の卒業生を対象に、トラウマを抱えてしまった人のトラウマを取り除く方法を伝授することを考えています。

 なぜなら、東日本大震災から間もなく2年がたとうとし、その恐怖体験がトラウマになってしまった人がじっさいに現れるころだからです。

 第1段階の講座の卒業生たちは、多くの被災者の心を救ったとは思いますが、彼らがカバーしきれないほど大勢の人々が心に問題を抱えていることは否定しようがありません。

 

 これは心に直接働きかける心理操作手法のため、ここで紹介することはできませんが、少しだけさわりを述べましょう。

 トラウマは、特殊な変性意識の状態です。

 変性意識というのは、たとえばトランス状態など、日常的な意識状態ではない意識の状態のことを意味しています。トラウマに囚われ、突然かっとなったり、みるみる鬼のような形相になったり、相手を襲ったりするときが、この変性意識状態に当たります。

 強い恐怖や恐怖体験は、それそのものが日常的な意識ではなく変性意識なのです。

 

 実は、変性意識が生まれる状態というのは、高度な催眠を受けている状態のようなものです。そして、変性意識下では、特定の記憶にアクセスしやすくなり、逆にアクセスしにくくしたりということができます。

 

 たとえば、相手に催眠をかけ、お父さんやお母さんの名前や、離婚した相手のことや、うれしかった思い出など、秘密をたくさん聞き出します。その後、催眠から起こす前に「いま、私が訊いたことは忘れましょう」といって、それから目覚めさせるわけです。

 そうやって、占師はたくさん聞き出した相手の秘密を「あなたは、何年前にこういう経験をしたでしょう?」と的中させます。

 相手に「この占師は本物だ」と感激させる仕掛けです。

 その逆に、特定の記憶にアクセスしやすくする方法として有名なのは、退行催眠です。半覚せい状態で記憶をさかのぼっていくと、昔の忘れていた記憶をたくさん引っぱり出すことができます。

 

 さて、たとえば交通事故に遭ったというような恐怖体験がトラウマになり、それが一生消えないというような場合があります。

 それは、事故の体験そのものが強烈な変性意識であり、変性意識は脳の記憶回路に直接的に強烈に働きかけます。

 それそのものが、あっという間に長期記憶化してしまうような強烈な体感をつくるわけです。

 そんな強烈な恐怖の記憶をどうすれば取り除くことができるかといえば、それは一種の脱洗脳のテクニックによって可能なのです。

 

 わかりやすくいえば、たとえば大震災や原子力の過酷事故を含む強烈な恐怖体験は、それそのものが特殊な催眠術です。

 それは、心を1つの臨場感世界に釘づけにする技術とみなすことができ、広い意味での催眠術なのです。

 とすれば、その催眠術を一気に解く、脱洗脳の方法があるのです。

 それは、長期記憶化した恐怖、つまり変性意識体験を一度引っぱり出して、その変性意識そのものをぶち壊すという方法です。

 それは「思い出せませんよ」と洗脳して思い出せなくするのではなく、変性意識そのものを解いてしまう脱洗脳なのです。

 これは、少々高度な介入技術を必要とするため、いま私は、精神科医や臨床心理士などの資格を持つ医療関係者だけに伝授しています。

 私がなぜ、守秘義務のもとで、専門家にしか教えていない第2段階の講座の話を紹介したかといえば、トラウマを抱える人に、それを取り除く技術があるということを知ってほしかったからです。

 トラウマがあり、それが元でやるべきことができない。

 あるいは、それが障害になって、進みたい方向に人生を向かわせられない。

 そういう悩みを持つ人は、ひとりあれこれ悩まないで、専門家のもとを訪ねることを私はお勧めします。

 自分で解決不可能な心の問題に戦いを挑むことほど、愚かなことはありません。

 戦えば戦うほど、傷口が開くということになりかねません。

 トラウマにいくら刃を向けても、傷つくのは自分自身です。

 肝心なのは、クライシスサイコロジーを理解して、まずは恐怖体験を長期記憶化させないこと。それでも、あっというまに長期記憶化されてしまうような恐怖体験をしてしまったときは、私が脱洗脳のテクニックを伝授しているような専門家たちに頼んで、トラウマを解いてもらうことです。

 それが、強烈な恐怖体験から逃れ、人生の質を高める、一番の方法でしょう。

 引用終わり

 

 

 長期記憶化した恐怖、つまり変性意識体験を一度引っぱり出して、その変性意識そのものをぶち壊す

 

 

 「希望を持ち続ける」「決して諦めない」=「ゴール側の世界(w1)の臨場感を維持し続ける」ための鍵も「変性意識」です。

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 次回(L-149)、誰にでもできる(じつは行っている)「『変性意識』の活用法」を紹介します。

 

 *「変性意識」について、こちらもどうぞ↓

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

L-149につづく)

 

 

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 次回の開催は2024428日(日)の予定です(←再変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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F-048Before ACT-FAST

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Q-204~:「縁起」と「因果」

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イヤな気持ちを消す技術

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F-336:次世代プロファイリング×ゴール設定 <vol.1;コーチングにプロファイリングは必要?>

 

 コーチングにおいて重要なプリンシプルのひとつが、「過去は一切関係ない!」。

 時間は未来から現在へと流れており、過去はどんどん遠ざかっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 だから、コーチとしてクライアントさんに関わるとき、私は“未来”に集中しています。“未来”とは、もちろん、クライアントさん自身がゴール設定で生みだすものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 過去は一切関係ない!

 

 

 先日(2024226日)、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演された苫米地博士は、初対面で「直前まで男性だと思っていた」というキンタロー。さんに対して“プロファイリング”をされていました↓

 今一番「顔芸」がバズる!キンタロー。を分析! Dr.苫米地 (2024年2月26日) (youtube.com)

 

 Wikipediaによると、プロファイリング(offender profilingcriminal profiling)とは、「犯罪捜査において犯罪の性質や特徴から行動科学的に分析し、犯人の特徴を推論する」こと。「基本的な構造は、『こういう犯罪の犯人はこういう人間が多い』という統計学である」「日本語で正確に表現するのであれば『犯罪者プロファイリング』が正しい」とあります。

 

 もちろん、番組内で行われたのは、「犯罪者プロファイリング」ではなく、キンタロー。さんの「性質や特徴」の分析。苫米地博士をコーチと認識している方の中には、きっと博士が“プロファイリング”をされたことに驚いた方もいらっしゃるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 「コーチングには『過去は一切関係ない!』」から。純粋なコーチング関係ではないにしても、コーチはそもそも過去に興味を持ちません。コーチのブリーフはいつも「過去は一切関係ない!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 さらにいうと、「コーチングは『行動科学的』ではない」から。苫米地式コーチングの基礎となるのは苫米地理論です。

 

 *苫米地理論の第1世代はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 *第2世代はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 *第3世代はこちら↓

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

 もっというと、「コーチングは『統計学』ではない」から。一人ひとり違う“一宇宙(w0)”を“まったく新しい宇宙(w1)”に書き換えていくのがコーチングです。その新しい宇宙(w1)は、統計処理では絶対に見いだせません。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 *「一人一宇宙」はこちら↓

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 過去は一切関係ない!

 

 

 コーチは、じつは、クライアントの過去を完全にスコトーマに隠しているわけではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

  

 ゴール設定によって新しい宇宙(w1)を創造するためには、過去の記憶でつくられた現状(Status QuoSQ)という“殻(w0)”を壊さないといけないから。“殻(w0)”を壊してゴールを現状の外に設定するために、まずはその“殻(w0)”をしっかり把握する必要があります。

 Q-137:問題が生じたゴールへの向き合い方 -02

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22312817.html

 

 私たちは現状に縛られ、“殻(w0)”に閉じ込められたまま生きています。そうとは知らずに。

 そして、その呪縛は、いろいろな形で日々強化されていきます。その仕掛けの一つが教育です。

 

以下、苫米地博士の著書「洗脳論語」(三才ブックス、p66)より引用します。「自由のための教育が自由を奪っていないか?」と問いながら読み進めてください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

洗脳論語

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奴隷を過去に縛り付けるための提言

 

 子曰く、故(ふる)きを温(あたた)めて新しきを知れば、以て師と為るべし、と

(為政第二の十一)

 

 誰もが知っている成句「温故知新」の出典となる文です。

 「先人の教えを学べば(研究すれば)、現代に通じる新しい発見や応用できるものがあり、人の師となることができる」というのが、広く知られている意味だと思います。

 温故知新の「温故」は、「古いことを学んで」、あるいは「古いことを研究して」と訳されることが多いですが、「学」という字はこの文のどこにも書かれていません。もし、孔子が「学ぶ」という意味を持たせたかったのなら、ストレートに「学」という文字を使っていたでしょう。これは後世の人が、勝手に「学ぶ」「研究する」と解釈しただけのことです。

 もしくは、「温故」は「故(ふる)きを温(たず)ねて」と解釈されることもあるので、「尋ねる」から「質問する」などを連想し、「学ぶ」や「研究する」に結び付けたのでしょう。

 中国では、「温」という漢字は「価値観を高める」という意味です。「アイデアを温める」と同じ。重要視する、大切にするということです。

 古いものを大切にする。そうすることで、新しいことを知ることができる。

 これが、温故知新の本来の意味だと言えるでしょう。決して、古いことを学ぶわけではありません。

 「学ぶこと」と「大切にすること」では、意味合いが大きく変わってきます。学ぶことは、古いもの、つまり歴史などを研究し、理解することに繋がりますが、大切にすることには研究も理解もありません。ただ、大切にするだけです。古いものを盲目的に大切にすれば、新しいものを知ることができると、孔子は言っているのです。

 おかしいと思いませんか。古いものを大切にしたところで、新しいものを理解することなどできるはずがありません。

 この文は、孔子が巧妙に仕組んだスコトーマ洗脳です。スコトーマとは、重要と感じているものしか見ることができないという人間の心理的盲目状態のことを言います。

 孔子は、弟子達に古いもの、つまり詩経を重要視させることで、弟子達が心の内に抱いている現体制への違和感を見ないように導いています。要するに、スコトーマを仕向けているのです。

 「何も考えずに古いものを大切にしなさい。そうすれば新しいものが見えますよ」と説くことで、実は新しいものを見えなくさせているわけです。

 日本の政治で例えると、「自民党が政権与党、社会党が野党第一党という立場で維持されていた55年体制を重要視しなさい。そうすれば、新しいものが見えますよ」と言うといいでしょう。

 この場合、新しいものとは、民主党のアラです。

 このように言われると、長期に渡って政権を担っていた自民党は古きよき党となり、民主党は未熟な党に見えてくるはずです。そして、結果的には自民党がいいという風潮になります。

 実際には、50年以上政権政党であった自民党の政権運用脳力も、政権政党になってわずか数年に過ぎない民主党の政権運用脳力も五十歩百歩です。民主党が今現在漏出させているものと同様のアラは、過去の自民党も随分と露見させていました。政治家の違法献金疑惑や消費税引き上げの問題、事故や災害に対する対応のまずさなど、いつの時代にも噴出するもので、新しいシステムだから生成されるアラではありません。

 また他の例では、「新しいことを知っていても、古いことを知らなければ話にならない」と言い放つ人が挙げられます。「偉そうなことを言っているが、日本の歴史を知らない者に言われたくない」という主張です。しかし、これは「権威側」の反芻に過ぎません。

 古いものというのは、いつの時代も権威側が優位になります。なぜなら、古いものを提供するのは、権威側だからです。権威側の歴史を知らないことは、対等とは言えないというのが、彼らの論理なのです。

 新しいものは、未来を見ることで知ることができます。過去を見ることで知るのではありません。過去を見ても、新しいことを知った気になるだけで、知ることなどできないのです。

 もちろん、過去を見ることで新しいものを知ることも中にはあります。ただし、それは新しい視点で見るべきです。「古いものは重要だ」という盲信でしかない従来の視点で見ても、何も知ることはできません。

 例えば、ある土地からレアアースが発見されたとします。これはその土地を昔から重要視していたために発見されたわけではありません。レアアースという物質についての知識を得た上で、その土地を調査したから発見されたのです。新しい視点だからこそ、これまでは何の変哲もなかった土地から新たな発見ができたのです。

 「古いものを大切にしろ」というのは、「何も考えずにただ大切にしろ」という意味です。古いものが本当に重要なものかどうかなど、関係ありません。また、新しい視点を全く必要としていません。これは、「奴隷の論理」に他ならないのではないでしょうか。

 引用終わり

 

 

 過去を見ることで新しいものを知ることも中にはあります。ただし、それは新しい視点で見るべきです。「古いものは重要だ」という盲信でしかない従来の視点で見ても、何も知ることはできません

 

 私が苫米地博士に情報的に出会ったのは2009年。

 それ以来、ずっと教えを受け続けていますが、いまだにスコトーマがガツンと外れる体験をします。それは世界が一変するような感覚です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 学び初めの頃、とくに衝撃的だったのが、この「洗脳論語」。今までの自分がいかに「奴隷の論理」に支配されていたかを思い知りました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 大切なのは「新しい視点で見る」こと。

 

 ところが、それは簡単ではありません。なぜでしょうか(case-side)?

 「新しい視点で見る」ために、どうすればいいのでしょう(plan-side)?

 

F-337につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

私たちは現状に縛られ、“殻(w0)”に閉じ込められたまま生きています。そうとは知らずに。そして、その呪縛は、いろいろな形で日々強化されています。その仕掛けの一つが教育です

 

 “教育”について考察しました↓

 PM-05~:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124525.html

 

 

-追記2

学び初めの頃、とくに衝撃的だったのが、この「洗脳論語」。今までの自分がいかに「奴隷の論理」に支配されていたかを思い知りました

 

 もう一つ挙げると、「一生幸福になる超訳 般若心経」(学研プラス)。般若心経の問題点が明らかにされ(case)、なんと添削が行われています(plan)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

「般若心経は間違っている」なんて思いもしなかった私は、読書中に猛烈な衝撃を体感しました。それはまさに「世界がひっくり返った」感じ。強烈な「Rゆらぎ」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

と同時に、「観測者(認識主体)の知識や知能が上がれば上がるほど、観測(認識)される宇宙は『たいしたことがある』ものになるという可能性」に震えました。

F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 

一生幸福になる 超訳 般若心経

 

 

-告知1

2023年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は2024428日(日)の予定です(←再変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-158~:無我夢中

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

L-05220207月シークレットレクチャー -02;縁により「呪縛」は「希望」にかわる

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Q-121:過去にこだわる人に対してどのように対応すればよいでしょうか?

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Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 

 

L-147202111月医療系研修会 -02;人の特性はBSで決まる=人はさまざまな幻想に支配されている

 

202111月に認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

 01;認知症を引き起こし、BPSDを悪化させるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33693497.html

 02;人の特性はBSで決まる=人はさまざまな幻想に支配されている

 

 

 前回(L-146)は「認知症を引き起こし、BPSDを悪化させるもの」について確認しました。それは“ストレス”。シンプルにまとめると、ストレス →認知機能低下 →さらなるストレス →BPSD悪化 という感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 BPSDBehavioral and Psychological Symptoms of Dementia)とは、認知症に伴う行動・心理症状のこと。具体的には「情緒が不安定になる」「妄想で人を責める」「声を荒げる」「暴言・暴力がみられる」「無気力になる」「睡眠リズムが乱れる」などの症状をいいます。

 

実際には、認知機能がまったく低下していなくても、“BPSDのような言動”を認めるケースがあります。様々な「ハラスメント」はその一例でしょう。

S-04-02~4:軋轢が生じる理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22463773.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22527815.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22599317.html

 

 では、“BPSDのような言動”には、何が影響するのでしょうか?

 

 

 苫米地博士に学ぶ前の私であれば、おそらく「性格」と答えたでしょう。もちろん、その答えは正確ではありません。

 

 人が「これが自分の性格だ」と思っているものは、他人との比較や過去の記憶に基づいて勝手に抱いたイメージに過ぎません。

 そして、その「自分は〇〇な性格」「自分は△△な人間」という自己イメージは、ブリーフ化しながら、ブリーフシステム(Belief SystemBS)やコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)を形成していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 私たちは無意識的に自己イメージ=BSCZに沿った行動や思考をしています。それが前回取り上げたハビット&アティテュード。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

そのハビット&アティテュードにより、自己イメージ=BSCZはますます強化されていきます。それは「現状維持の壁」が分厚くなっていくということであり、ますます世界が固定化していくということです。

PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 そんな現状や世界が“差別”と紐付いている というのが、「認知機能がまったく低下していなくても、“BPSDのような言動”を認める」ことの主因であるはず。
 私は「差別が“BPSDのような言動”の根底にある」と思っています。

 PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

人の特性はBSで決まる

 

 

じつは、人が持つブリーフシステム(BS)は1つではありません。

私の経験をお話しすると、かつて対峙した“既得権益”は、「いつも差別全開」という感じではありませんでした。

Q-329:最近「記憶が抜ける」ようなvol.4;自己イメージと臨場感世界は双方向性を持った縁起>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31941786.html

 

前頭前野にはその人がつくりあげたいくつものBSが収められており、それが人間の複雑かつ不安定な内面の動きをつくりだします。

つまり、人間の内面で深い葛藤が起こるのは、前頭前野のBS同士が互いに矛盾を起こすから

L-09420217月シークレット… -06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 

 さらに、前回お伝えした「これまでの私と今の私」「理想(期待)と現実」といったギャップが加わると、ますますイライラしたり落ち着かなくなったりしていきます(「ファイト・オア・フライト」)。その場合、言動はもっとBPSD的になってしまうでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 では、どうすればいいのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「『性格』のカラクリ “イヤな他人”も“ダメな自分”も一瞬で変えられる」(誠文堂新光社、p188)より引用します。前頭前野優位を余裕で維持し、さらに磨きあげている自身の姿をイメージしながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

人はさまざまな幻想に支配されている

 私たちを束縛したり振り回したりしている幻想は、他にもたくさんあります。

 

 「いい学校に進み、いい会社に入ってこそ幸せである」「家庭を持ってこそ幸せである」「自分の家を建ててこそ幸せである」といった幸福感。

 「社会人はこうあるべき」「家族はこうあるべき」といった暗黙のルール。

 「会社を辞めたら食べていけなくなる」「結婚しなければ孤独で寂しい人生になる」といった恐怖。

 

 日々の生活の中で、親や兄弟、教師、友人、メディアなどによって摺り込まれたこうした価値観は、情動と結びつき、ブリーフシステムとして前頭前野に蓄積されていきます。

 いずれも実体はなく、幻想にすぎません。

 

 いい学校に進み、いい会社に入ったから、家庭を持ったから、家を建てたからといって、幸せになれるとは限らず、むしろ苦しみを抱えることも多いでしょう。

 「~はこうあるべき」といった価値観やルールは決して絶対的なものではなく、場所や時代が違えば簡単に変わってしまいます。

 恐怖という感情の無意味さについても、PART3でお伝えした通りです。

 

 しかし、私たちはそれらを盲目的に信じ込まされています。

 「自分の意思で選んだ」「自分の意思で行った」と思っている選択や行為のほとんどは、誰かに選ばされていたり、やらされたりしていることであり、多くの人が、こうした過去の記憶、他者の価値観をもとに、自分の未来を決めてしまっているのです。

 

 もっとも、私は、ブリーフシステムの存在自体を否定しているわけではありません。

 ブリーフシステムは、社会による教育の成果でもあります。

 教育が行われ、ブリーフシステムによって行動が制御されなければ、人間はもっと本能のおもむくままに、利己的に生きることになってしまうでしょう。

 

 ただ、過去に摺り込まれた他者の価値観に振り回され、縛られて生きるのは、やはり「幸せ」ではありません。

 それは、他者によって洗脳され、支配され、奴隷化して生きることだからです。

 自分の本当の意思、自分の本当の望みに気づくことなく、他者の欲望を満たすために踊らされ続けて一生を終えるのは、とてもむなしいことだと思いませんか?

 

 なお、現代の日本において、もっとも強力な洗脳装置として機能しているのが、テレビです。

 

 映像や音が生み出す臨場感は、人の脳に強いインパクトを与えます。

 近年、多少はテレビ離れが進んだとはいえ、テレビが流す情報を鵜呑みにしてしまう人は、まだまだたくさんいますし、テレビで活躍した人、テレビで人気のある人が選挙で選ばれ、政治家になることも少なくありません。

 テレビからの情報は、現代の日本人のブリーフシステムに、かなり色濃く反映されているはずです。

 これは、異常かつ危険な状態であるといえるでしょう。

 

 また、多くの人は何も気づかずに、大手広告代理店やテレビ局、芸能プロダクションなどが提示する価値観を受け入れ、彼らが次々と与える欲望にとらわれています。

 洋服、旅行、グルメ、人にうらやましがられるような生活……

 たまに欲しいものを手に入れても、すぐにまた欲しいものが現れるため、本当に満足できることはありません。

 まさに、仏教でいうところの、「餓鬼」の状態に陥ってしまっているのです。

 人は、洗脳による支配から自由になったとき、初めて自分の本当の意思に基づいて未来を選択できるようになります。

 そのためには、思考の抽象度を高め、物事をより俯瞰して眺めること、スコトーマをずらし、見える世界を変えることなどが必要です。

 

 PART2PART3でご紹介したのは、単なる「『性格』を変える方法」ではありません。

 さまざまな洗脳から解放され、他者からの摺り込みによるものではない、自分自身の価値観に基づいて、本当の意味で自由に生きていくための方法なのです。

 

 人はさまざまな幻想に支配されている

 Point

 ・人々が信じる価値観やルールは、時代や場所で簡単に変わる。

 ・現代の日本におけるもっとも強力な洗脳装置はテレビ。

 ・テレビから流れる情報は、日本人のブリーフシステムに大きく影響を与えている。

 引用終わり

 

 

 人は、洗脳による支配から自由になったとき、初めて自分の本当の意思に基づいて未来を選択できるようになる

 そのためには、思考の抽象度を高め物事をより俯瞰して眺めること、スコトーマをずらし見える世界を変えることなどが必要

 

 前頭前野のBS同士の矛盾を解決し、心の内の深い葛藤を解消するためには、抽象度を高めることが必須です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ところが、恐怖や不安が強いと、そもそも抽象度を高めることができません。大脳辺縁系優位の「ファイト・オア・フライト」とは、抽象度が下がる(あえて下げる)遺伝子レベルの反応です。

 

 よって、恐怖や不安への対処が重要といえます。健康な人にとってももちろん、認知症の方(&サポーター)にはなおさら、恐怖と不安のマネジメントが求められます。

 

L-148につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

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 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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2023年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

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 次回の開催は2024428日(日)の予定です(←再変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

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「性格」のカラクリ


 

L-146202111月医療系研修会 -01;認知症を引き起こし、BPSDを悪化させるもの

 

202111月に認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

 01;認知症を引き起こし、BPSDを悪化させるもの

 

 

 私が取り上げたのは「認知機能の低下で情緒が不安定になり、環境に反応して起こる」とされているBPSDBehavioral and Psychological Symptoms of Dementia認知症に伴う行動・心理症状

 厚生労働省HPBPSD:認知症の行動・心理症状」

 s0521-3c_0006.pdf (mhlw.go.jp)

 

 認知症の症状の中心は「認知機能の低下」です。

具体的には「記憶するのが苦手になる」「時間・場所・人の認識があいまいになる」「物事の手順に戸惑う」「会計や計算が苦手になる」など。それらを「中核症状」と呼びます。

 

 そんな中核症状に対して、BPSDは「周辺症状」とも呼ばれています。

 BPSDの「B」はBehavioralで、「物理空間での行動(症状)」のこと。そして、「P」はPsychologicalで、「情報空間での行動(心理症状)」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 具体的にはこんな感じ↓

【行動症状】暴力、暴言、徘徊、拒絶、不潔行為(例:便を壁にこすりつける)等

【心理症状】抑うつ、興奮、不安、幻覚、妄想、睡眠障害 等

 

 いずれも「環境への反応」だと考えられています。苫米地理論でいうと第1世代。情報空間に拡張したホメオスタシス活動のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 コーチングのゲシュタルトで考えると、【行動症状】はハビット(habit)、【心理症状】はアティテュード(attitude)に相当するはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ハビットとは「無意識の行動」のことで、抽象度を軸にとった場合の情報空間の底面、すなわち物理空間におけるパフォーマンスのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 アティテュードは「無意識の判断」であり、「行動の性向」のこと。それは思考の一部であり、高次の情報空間(知識宇宙)におけるパフォーマンスのことです。

F-311:デジタル自傷行為 <case-side -1;ブリーフシステム・RAS&スコトーマ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32477117.html

 

 じつは、認知機能低下(中核症状)の程度とBPSD(周辺症状)は、必ずしも相関しません。著しい認知機能低下があるのに落ち着いているケースもあれば、認知機能低下は軽度なのにとても大変なケースもあります。

その違いはどこにあるのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「脳に免疫力をつければ病気にならない!」(徳間書店、p93)より引用します。

 

 

ストレスが認知症を引き起こす

 医学的にはっきりしているのは、「ストレスが認知症を引き起こす」ということです。アルツハイマー病の場合はある遺伝子と老化の2つの要素が発症にかかわっていますが、認知症はストレスでも発症するということが分かっています。

 一般的に「ボケ」と呼ばれているケースの多くは認知症です。

 認知症では、「新しい記憶を長期記憶化できない」「短期記憶を保てない」という症状が出ます。通常、短期記憶は3~4日の間は保たれますが、認知症の人では1~2時間で消えてしまいます。短期記憶は眠っている間のレム睡眠中に長期記憶に保存されますから、短期記憶が1~2時間で消えてしまうということは、レム睡眠までに消えてしまい長期記憶に保存されない、つまり新しい記憶を長期記憶化できないということになります

 このような症状を呈する要因は、脳の海馬と呼ばれる部位の損傷です。そして、海馬の損傷の原因は、副腎皮質から出るコルチゾールと呼ばれるホルモンです。この因果関係は、脳トレと違って、医学的にはっきりとしています。強いストレスを感じる出来事があって、コルチゾールが出て、海馬が損傷して、ボケる。認知症はこのようなプロセスで発症します。

 

 認知症は脳の老化だけが原因だと思っている人が多いようですが、このように認知症の重要な原因のひとつはストレスです。最近話題になることの多い若年性認知症などは、まさにストレスが引き金となっています。

 もちろん、脳の神経細胞は加齢とともに減っていき、それにともない脳機能も低下していきますが、それは徐々に進みます。一方、認知症では急速に記憶障害が進みます。脳機能の低下が急速に進む場合は、脳の老化が原因ではなく、ストレスが原因です。この理由からも、「脳の老化を防ぐ〇〇」や「脳トレ」に認知症の予防効果を期待することが難しいことがお分かりいただけると思います。それよりはストレスがない生活がはるかに重要です。

 引用終わり

 

 

 脳機能の低下が急速に進む場合は、脳の老化が原因ではなく、ストレスが原因

 

 そして、そのストレスがBPSDをさらに悪化させます。

 BPSDでみられる「情緒が不安定になる」「妄想で人を責める」「声を荒げる」「暴言・暴力がみられる」「無気力になる」「睡眠リズムが乱れる」などの症状は、「認知機能の低下で苦手なことが増えた」ことにより「精神的に追い込まれる」ことで起こると考えられているそう。

 

 「苦手が増えた」はセルフイメージの低下を引き起こします。「これまでの私と今の私」、あるいは「理想(期待)と現実」との間に生じたギャップは、大きなエネルギーを生みだします。そのエネルギーは、多くの場合、いわゆる“ストレス”になってしまいがちです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 コーチングに寄せていうと、セルフイメージの低下はコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)から下向きに外れた状態と同じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

CZを外れると、気持ちが落ち着かなくなり、人間的な思考を司る前頭葉前頭前野よりも動物的な大脳辺縁系の方が優位になりやすくなります。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

大脳辺縁系優位になると、生じたエネルギーが攻撃(暴言・暴力、他罰)や逃避(閉じこもり、治療・介護の拒否、自罰)に使われます。その状態が「ファイト・オア・フライト」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 ここまでをまとめると、ストレス →認知機能低下 →さらなるストレス →BPSD悪化。

 

  

 ところで、「ファイト・オア・フライト」は認知症の方に限った話ではありません。それは誰もが持つ「恐怖により引き起こされる“危機回避のためのシステム”」です。
 その本質は「迅速に危機を回避するために、『前頭前野での評価』をショートカットする」というもの。高次の認知機能(認識・理解・評価・判断など)よりも、根源的な反応(闘争or逃走)が優先されます。

L-07320211月シークレットレクチャー -02;情報が書き換わると現実が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29431450.html

 

 繰り返しますが、「ファイト・オア・フライト」は認知症の方に限った話ではありません。

実際、認知機能がまったく低下していなくても、“BPSDのような言動”を認めるケースがあります。様々な「ハラスメント」はその一例でしょう。

S-04-02~4:軋轢が生じる理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22463773.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22527815.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22599317.html

 

 では、“BPSDのような言動”には、何が影響するのでしょうか?

 

L-147につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

認知症の症状の中心は「認知機能の低下」です。具体的には「記憶するのが苦手になる」「時間・場所・人の認識があいまいになる」「物事の手順に戸惑う」「会計や計算が苦手になる」など。それらを「中核症状」といいます

 

 補足すると、認知症は下記の4つのタイプに大別されます。

 

 □アルツハイマー型認知症(ADAlzheimer disease

・認知症全体の6割で最多

 ・記憶を司る海馬(かいば)を中心に脳が萎縮

 ・「記憶があいまい」「同じことを何度も言う」「もの忘れ」など

 

 □血管性認知症(VaDvascular dementia

 ・脳出血や脳梗塞により脳の神経細胞がダメージを受ける

 ・認知機能低下+「歩行が不安定」「呂律が回らない」「むせる」

 ・リハビリや会話・歩行が効果的

 

 □レビー小体型認知症(DLBdementia with Lewy bodies

 ・「レビー小体」が脳の広範囲に溜まる

 ・認知機能が変動する(オン/オフ)

 ・認知機能低下+「幻視」「ひどい寝ぼけ」「筋肉がこわばる」「手足が震える」

 

 □前頭側頭型認知症(FTDfrontotemporal dementia

 ・「理性的な行動ができない」「人への配慮ができない」「ルールを守れない」

 ・同じ行動を繰り返し、万引きなどの反社会的な行動があらわれる

 ・家族だけでは対処が難しいため、早めの公的介入が重要

 

 

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F-121:「あぁ生まれてきてよかったな」で思いだす一例

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Q-294~:孤独を感じています。私はどんなゴールを設定すればいいでしょうか?

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F-335:分断緩和のための処方箋 vol.6;「内部表現から頭を突き出し、真の自由意思を獲得する」というゴール

 

 対立を克服し補完しあうためには「ゲシュタルトの統合」が欠かせません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 統合することで対立する(ように思える)概念を“同じ”とみられるからこそ、各概念(ゲシュタルト)を補完しあうことができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

その補完により“苦しみ”を克服することができます。理解が深まるから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

vol.1;サーフィンvsウインドサーフィン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33414117.html

 vol.2;本当は今までずっと苦しかった

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33464142.html

 vol.3;「未来のビジョンによる引力の極大化」と「過去からの引力の最小化」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33515591.html

 vol.4;「ワークライフバランス」の落とし穴 <case-side

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33566734.html

 vol.5;「ワークライフバランス」の落とし穴 <plan-side

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33619443.html

 vol.6;「内部表現から頭を突き出し、真の自由意思を獲得する」というゴール

 

 

 前回(F-334/vol.6)まで、「ワークライフバランス」という言葉が抱える本質的な問題(case-side)とその解決(plan-side)について考察しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 あらためて感じたのは、「バランスホイール(balance wheel)」の重要性。

 F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 「ゴールを人生のあらゆる領域に設定する」ということを考えたとき、絶対に外せないのが「健康」のカテゴリ。そのゴール(側のCZ)のイメージは、きっと「いつまでも若々しく、元気いっぱい」という感じでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ところが、現実はそんなわけにはいきません。人は確実に老い、ときに病み、そして必ず死んでいくのだから。

 F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

 

その事実を受け入れることができないと、“理不尽”はますます大きくなるばかり。もちろん、苦しみもどんどん大きくなっていきます。

 Q-353:傷つくような他人の言動に出くわした場合、どのような態度で接することが

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33148921.html

 

 ただし、老病死(+生で四苦)をただ受け入れるだけでは、まだまだ十分とはいえません。何が足りないのでしょうか?

 

 そう、答えは「抽象度」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 医療や介護の現場では、よく「年には勝てない」という表現を見聞きします。それは半分正解で、半分間違い。いえ正確には、ごく一部に限って正解で、ほぼ間違いというべきでしょう。

 Q-140:若かったら挑戦しますけど、もう年なのでガマンします

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22528302.html

 

 正解なのは、「物理空間においては『年には勝てない』は事実」だから。その事実を受け入れるからこそ、理不尽度を下げることができ、“今”を生ききることができるようになります。

 Q-205:「縁起」と「因果」 vol.2;縁起と因果の違いを理解する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26507222.html

 

 ほぼ間違いなのは、「物理空間は情報空間のほんの一部に過ぎない」から。抽象度を軸にとった場合、物理空間は広大な情報空間の底面です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「熱力学および統計力学において定義される示量性の状態量」であるエントロピー(entropy)を用いると、物理空間ではエントロピーが増大しカオス化していき、情報空間ではエントロピーが縮小しシンプル化していきます。時間の経過とともに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 苫米地博士が神奈川大学での講義(2023年)で解説されていますが、なんと生命現象はエントロピー縮小系です。

 Q-338:エンドステートに対する臨場感の問題?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32350876.html

 

 

DrT神奈川大講演-12

神奈川大学情報学部開設記念シンポジウム(2023523日)より引用

基礎科学としての情報〜エントロピーと生命、超次元複雑性と生成AIの未来と私達 Dr.苫米地 (2023年5月20日) - YouTube

 

 

つまり、私たちは時間の経過とともに抽象度の次元を上がっていく存在だということ。その頂点が「空(くう)」です。

F-318:観自在 <理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 

 ただし、抽象度の次元を上がっていく間も、物理空間上の身体は変化していきます。エントロピーが増大しながら。

確実に老い、ときに病み、必ず死ぬという物理宇宙の因果律から、私たちは決して逃れることができません。それが“生きる”ということです。

 F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 まとめると、「生きるとは、心の次元と身体の次元のギャップが拡大していくこと」。

 

 それが、私が今一番感じている「分断」です。

では、その分断を緩和するためにはどうすればいいのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「ドクター苫米地の新福音書 禁断の自己改造プログラム」(講談社、p182)より引用します。

 

 

本当の「自由意思」って何?

 次に、本当の意味での「自由意思」とは何なのかを考えてみましょう。もちろん、定義上は、「不完全性定理」の宇宙の外側で発効される意思のことですが、現実問題として、それだけでは、言葉遊びにしか聞こえないかもしれません。

 そこでもう一度、物理宇宙と情報宇宙の関係を考えてみましょう。もともと、情報宇宙というものがあります。そして、その宇宙の自由度が低い空間を物理宇宙と呼びます。ここで自由度が下がるということは、抽象度が下がるということです。

 前項でお話ししたように、「未来の縁起に働きかけて、現在の選択を行う」ことは、一見自由意思のなせるわざに見えます。ただし、厳密に言うとそれは、「時空を包含した内部表現という系の内側において自由に見える意思」に過ぎず、本来の意味での自由意思であるか否かは、判断が難しいところです。

 そもそも、我々が働きかけることのできる未来は、現在もしくは過去の経験で得た知識をもとに想定したもの。自由意思によって未来を知りえたわけではありません。知識というのはすべて、過去の認識の結果です。それゆえにどうしても、現在および過去の因果から自由にはなれないのです。

 つまり、本当の自由意思とは、内部表現の外側から未来に関する何らかの知識を手に入れて、それを現在の行動に反映させることでしか得られないはずです。

 では、どうすれば内部表現の外側に飛び出せるのでしょう? それはやはり、物理の因果から離れてどんどん抽象度を上げていくしかありません。そして、「ここが限界」というところまで到達して、さらにもうひとつ上げられたら、そこが内部表現の外側であり、仏教で言う「空」です。

 内部表現が神の創った宇宙だとするなら、ここから「空」なる宇宙に頭を出した瞬間、「神を超えた」ことになります。悟りの世界は神を超えたところにあるということです。ただそれがどこにあるのかと言うと、内部表現世界のいたるところにあるということです。内部表現の抽象度をどんどん上げた内部表現の内側に、神を超える外側があるということです。

 そこに至る準備ステップとして、まさにゲーデルとチャイティンの証明のインパクトをしっかりと考えてみましょう。宇宙そのものが全抽象度にわたってランダム性を内包しているとはどういうことか。それは、我々はもともと何物からも、「神」からさえも自由であるということです。まず、ここを認識していないと、我々はわざわざ自分自身を自分の記憶で縛ってしまいます。その閉じた記憶の内部表現世界でさえももともとランダム性が内包されているのにもかかわらず、です。まずは、自分は本来自由であるということをしっかり認識してください。

 そして、自分自身を自分の記憶から解放する「止観」をしっかりと行い、そのうえで抽象度をどんどん上げていくのです。自由度をどんどん上げていくと言ってもいいです。そうするとごくたまにだと思いますが、これだという体感を得られるときがあるはずです。理性を超越する瞬間です。

 もちろん、そんな本当の意味での自由意思に動かされるような体感は、そうしょっちゅうあるものではないでしょう。それがやりたければ、お釈迦様のように、山にこもって「空」の世界まで臨場感を上げるトレーニングを積むしかありません。

 私たちはそこまで狙う必要はなく、内部表現の外側から叡智を得るのは数年に一度がいいところだと思います。

 私自身がそういう瞬間を感じるのは5年に一度くらい。「何かが降りてきた」としか思えないひらめきから、科学の世界を変えるような(と自分では思える)何かを発見したときです。前に述べた、トマベチ・アルゴリズムを発見したときなどは、まさにそういう瞬間でした。

 科学者や芸術家などは、誰も気づかないことを発想するのが仕事ですから、天から何かが降りてくるような瞬間に、数年に一度くらいは遭遇するようです。

 そんなふうに考えると、これまでの歴史には世界を一変させる数々の発見がちりばめられていますが、それらはみな、自由意思の賜物なのだとわかります。天才とは、高いレベルで抽象思考をし、ときどき内部表現宇宙から「空」へ頭を出せる人なのかもしれません。

 もちろん、誰にだってチャンスはあります。ふだんから高い抽象度で思考する習慣をつけていれば、いずれは内部表現の外側に飛び出す瞬間を体験できるはずです。

 かなりハードルは高いけれど、本当の自由意思とはそういうものだということを心に留めておいてください。目標はあくまでも、

 「何事も、社会や他人、過去のしがらみ、つまり自分自身の記憶から自由になって判断する自分になる」

 ことで、その先にもうひとつ、最終ゴールとして、

 「内部表現から頭を突き出し、真の自由意思を獲得する」

 ことを掲げておくのがベストでしょう。

 いずれにせよ、大切なのは、ふだんから抽象度を上げて思考することです。

 引用終わり

 

 

 内部表現から頭を突き出し、真の自由意思を獲得する

 

 それが分断緩和のための処方箋。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 つまり、中観で生きるということ。

そのためにコーチングを学び実践し続けるということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 「内部表現から頭を突き出し、真の自由意思を獲得する」というゴールこそが、人類の進化を促し、社会を幸福(well-being)にする。その時、個の人生においても、心の次元と身体の次元のギャップを解消している

 

そのようなイメージを私は抱いています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

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Q-365各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか? -A4<円融;一人ひとりの「仮の役割」を認め、慈しむ

 

バランスホイールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:各エリアのゴールについて想いを馳せている状態(=考えている状態)というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

バランスホイールの円にメモしている程度で、頭の中で想いを馳せていたり、思い描いている感じなのでしょうか?

アファメーションにする際、ペンやタイピングで詳細に描写していく(言語空間に降ろしていく)というイメージであっておりますでしょうか?

頭の中にゴールがあって、アファメーションにする際に、初めて物理世界でゴールが表現される感じでしょうか?

 

 A1<ノートとメモの違い>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33589654.html

 A2<止;煩悩を意識する>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33604324.html

 A3<観;抽象度を上げた世界から眺める>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33640525.html

 A4<円融;一人ひとりの「仮の役割」を認め、慈しむ

 

 

 最初の回答(A1/F-362)の追記内で、「私は『コンセプチュアル・フローそのものに大きなエネルギーが内包されている』と感じている」と書きました。

 

「感じる(feel)」とは、「超言語・超論理の右脳空間に構築された巨大で抽象的な構造を体感する」こと。「構造」とは「ゲシュタルト(Gestalt)」のことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 *「論理」についてはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

 その「右脳空間に構築された巨大で抽象的な構造」の起点は、もちろんゴール。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール) +4)自分中心を捨て去る の4つです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33485940.html

 

そのようなゴールを言語化せずに追求し続けることで、左脳言語野から右脳言語野へと移行することができます。そして、前頭前野外側部(論理)から前頭前野内側部(社会的情動)へと“超越”することができるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 それが「抽象度が上がる」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

ゴールの抽象度が上がれば上がるほど、つまり自分中心を捨て去るほど、主語は「私は(が)」から「私たちは(が)」「社会は」「未来が」へと変化していきます。それは自我が拡張していくということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

その「自我の拡張」はコーチングの成果といえます。「可能世界“w”から別の“w1”へ移行」した結果として起こる「関数pの再定義」です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

211213バラだん04

「バラいろダンディ」(TOKYO MX20211213日放送回)より引用↓

コーチングの基本概念を習熟して新年に向けてエフィカシーをブーストしよう Dr.苫米地 2021年12月13日 - YouTube

 

 

 「可能世界“w”から別の“w1”への移行」とは、ゲシュタルトが巨大化することでもあります。繰り返しますが、その結果として「関数pの再定義」が起こり、自我が拡張します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 その変化を意識的に引き起こしていく思考法が「コンセプチュアル・フロー」です。

 L-08120213… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 そのコンセプチュアル・フローに内包されるエネルギーとは生命力!

 

 「思考停止という病」(KADOKAWAp79)の中で、苫米地博士は、生命現象を「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けること」と定義されています。

 F-310:映画のおもしろさってvol.7;ゴール×抽象度×ゲシュタルト=〇〇〇〇>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32428293.html

 

 

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生命現象とは、ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けること

 

 これは「ゴールに向けて、抽象度を上げながら、ゲシュタルトを巨大化していく」というコンセプチュアル・フローとぴったり重なります。

 

 だから、コンセプチュアル・フローは生命現象そのものであり、コンセプチュアル・フローによって生みだされるエネルギーと創造力は“生命力”そのものです。東洋哲学的に表現すると“気”。

 

 私は「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けること」こそがコーチのブリーフだと思っています。“気”を大きくクリエイティブに育てていく存在がコーチです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そんなコーチは、「『自己』を超えた視点で、高度な問題を発見する」という存在でもあります。未来(ゴール)の視点で“因”を生みだし、その“果”として「問題を解決する(解決に導く)」という存在です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

未来が“因”で、現在が“果”

 

それがコーチングを実践する者にとっての因果関係。その“因”を生みだすものがゴールです。

Q-204~:「縁起」と「因果」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

 ゴールを人生のあらゆる領域に設定し、バランスホイール全体に「想いを馳せ」続けるから、私たちは煩悩を意識に上げて「自己制御のバランスをとる」ことができます(止)。

 Q-363各エリアのゴールについて想いを馳せている… -A2<止;煩悩を意識する>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33604324.html

 

そこからもう一段引き上げた視点でバランスホイール全体を俯瞰する(=抽象度を上げた世界から眺める!)から、煩悩の火を消してあるがままの本当のRが観られるようになります。すると、脳力を全開にし、誰にとっても“幸福(well-being)”な可能世界w1を創造することができるようになります(観)。

Q-364各エリアのゴールについて想い… -A3<観;抽象度を上げた世界から眺める>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33640525.html

 

 その時、バランスホイール(バランスの)の各カテゴリのゴールは、巨大な一つのゲシュタルトとなっているはず。

 

 それが「円融」であり、超バランスホイール(バランスの

 

 私はその境地が「〇〇(←漢字2文字)」であると確信しています。

 

最後に、苫米地博士の著書「夢がかなう脳! 『悟りの力』で脳力を全開にする究極メソッド」(PHP研究所、p95)より引用します。「〇〇」をイメージし、感じながら読み進めてください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

一人ひとりの、それぞれに異なった「仮の役割」を認め、慈しむ

 では、中途半端ではない「空」や「仮」の理解とはどんなものでしょうか。

 まず、すべての存在が「空」なのはわかりきっていることです。けれども、隣でうるさい音を立てながらポップコーンを食べている人が、横にいる彼女の手を握っているとしたら、その人はいま、映画にデートという役割を持たせていることになります。

 一方、自分はあくまでも娯楽という役割をこの映画に持たせています。また、前の席に座っている人は映画業界志望で、「勉強」という役割を映画に持たせているかもしれません。

 つまり、映画という「空」なるものに「仮の役割」があるわけですが、それがどんな役割かは、映画を観ている観客それぞれによって違うわけです。すべての観客はそれぞれに異なった「仮の役割」を期待して、その映画との関係を結んでいる。それぞれがそれぞれにまったく違った関係性を結びつつ、しかも、いまこのとき、同じ映画館で一緒に映画を観ている。このように想像を働かせていくのも、「縁起」の思想の一つのあり方だといえます。

 重要なのは、「空」なるものに「仮の役割」があり、しかもその「仮の役割」は決して一つではない、ということです。極限してしまえば、「仮の役割」は、人の数だけ違うといっても過言ではないでしょう。

 いま挙げた映画のたとえの場合、眼前で上映されている映画に役割を持たせているのは、一人ひとりの観客です。その一人ひとりの、それぞれに異なった「仮の役割」を認め、慈しむ。それが大乗仏教的な発想だといえるでしょう。

 なぜなら、「縁起」の思想によれば宇宙を成り立たせているのは「お互いの関係性」だからです。

 

 私たち一人ひとりが「空」なる宇宙に「仮」なる役割を持たせることができる大変な、宇宙そのものと同じだけ重い存在であると知ることができる。それが中観の視点です。

 「縁起」の思想によれば、宇宙とはさまざまな関係性によって成り立っているものです。ということは、逆にいえば、一人ひとり(あるいは一つひとつ)の存在は、お互いの関係性の中ではじめて成り立っているものであると同時に、すべてこの宇宙を構成し、成り立たせている、貴重な存在ということになるのです。

 いうなれば、一人ひとりが、この移ろいゆく時空の中で、お互いに宇宙を生み出している不思議な存在ということになります。

 そのことを認められるのが大乗仏教の思想なのです。

 このように、「空観」と「仮観」の見方を繰り返し、両者のバランスを取った見方に到達すれば、オウム真理教のポアの論理のような考え方は出てきません。

 このような、完全に「空観」「仮観」を理解したバランスのいい状態が大乗仏教の「中観」なのです。

 引用終わり

 

 

 私たち一人ひとりが「空」なる宇宙に「仮」なる役割を持たせることができる大変な、宇宙そのものと同じだけ重い存在であると知ることができる。それが中観の視点

 

 同様に、「空」なるバランスホイール(バランスの)のカテゴリに「仮」なる役割=ゴールを設定することができる。そのゴールは無限にあってよく、その一つひとつが中観宇宙そのもの。その中観宇宙が巨大な一つのゲシュタルトとなっていくのが、円融であり、超バランスホイール(バランスの

 

 そのようなイメージが、いただいた御質問と向き合っている間に湧き上がってきました。

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

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-追記-

 コンセプチュアル・フローは生命現象そのものであり、コンセプチュアル・フローによって生みだされるエネルギーと創造力は“生命力”そのものです。東洋哲学的に表現すると“気”

 

 では、「エネルギー&創造力=生命力=気」の正体(本質)は?

 

 私の“確信”はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30681527.html

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 

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