苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

2023/03

F-286:気楽 ver.2 03;さらに“自分”の「リミッターをはずす!」-前編-

 

 若い頃、私は「努力」や「根性」という言葉が好きでした。

 その後、大人になるにつれ、私のお気に入りは「take it easy」や「ハクナ・マタタ(Hakuna Matata)」という言葉に置き換わっていきました。

 苫米地博士と縁がつながった今は、それらすべてを包摂した感覚です。それが「気楽」。

 F-109:気楽

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 ヒーラーとしていうと、気楽とは「コンフォートゾーンを維持する(すみやかに戻る)」こと。その上で、気楽を乗り越えていくのがコーチング。いわば「超CZ」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そのようなイメージを言語化します。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;「リミッターを外す」ために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31030703.html

 02;“自分”の「リミッターをはずす!」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31086507.html

 03;さらに“自分”の「リミッターをはずす!」-前編-

 

 

 前回まで、苫米地博士の著書「自分のリミッターをはずす! 完全版変性意識入門」(ビジネス社、p235)の総括部分を引用しました。

 

 御存知の方も多いと思いますが、「自分のリミッターをはずす!」には続編があります。それが「武術に学ぶ 一瞬で自分を変える技術 ~さらに自分のリミッターをはずす!」(ビジネス社)。

以下、同書の冒頭から引用し(p9~青字)、ヒーラー&コーチの視点で解説します。

 

 

人は無意識の存在

 といっても、「だから、私は読者の方々に武術を身につけてほしい」と言っているわけではありません。興味があるのであれば止めたりはしませんが、私がここで言いたいのは武術の叡智を知ることで心は身体であることを知ってほしいと言っているのです。

 

 心は身体である」。もちろん、「身体は心である」でもあります。つまり、心と身体は同じもの。

 L-003~420201… -03~4:身体と心は〇〇〇〇

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 心と身体は同じもの。同じものの抽象度の違いです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 コーチとしてももちろんですが、とくにヒーラー(&医師)として、この事実(「心と身体は同じ」)をしっかり理解していることがとても重要だと感じています。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 なぜなら、「心と身体は同じ」を理解していないと、問題の本質がスコトーマに隠れるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「心と身体は同じ」が理解できていない状態では、解決どころか、何が問題(課題)なのかさえわからないまま。きっと闇から抜け出せずにもがき続けているような感覚に苦しむでしょう(でも、大丈夫ですよ。気楽にw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

 では、心と身体はひとつとは具体的にどういうことでしょうか?

 それは無意識とは何かを考えるとわかってきます。

 その例として、私がよく挙げるのが自転車の運転です。

 私たちが自転車に乗っている時、左右のバランスをうまく取ろうといった意識で乗っているわけではありません。身体が勝手にバランスを取っています。どういうふうにバランスを取っているのか、言葉で説明するのも難しいくらい、身体に染み込んでいます。

 乗れない時はあれだけ苦労したのに、一旦、乗れるようになってしまえば、今度は乗れないようにするのが難しいぐらいなのです。これが無意識の身体操作であり、「心は身体」のひとつの例です。

 

 乗れない時はあれだけ苦労したのに、一旦、乗れるようになってしまえば、今度は乗れないようにするのが難しいぐらい」はゲシュタルトができたことを意味します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

それは「全体と部分の双方向性の関係性ができた」ということ。今までバラバラだった「手の動き」「足の動き」「体重のかけ方」といった部分がつながり(connect the dots)、すべて連動して動かせるようになったということです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

しかも、自然に(=無意識化)、かつ、言葉で説明できない感じで(=超言語化)。それが「理解が深まる」という感覚です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 

 もうひとつ例を挙げるならば、歩くという行為です。

 私たちは歩く時、「右足の次は左足、左足の次は右足を前に出そう」などと思って歩いてはいません。自然に右、左、右、左と足を前に出しています。また、その動作に合わせて、上半身も自然にバランスを取っています。このバランスを取る行為で言えば、「立つ」ことも無意識の行為です。

 

 脳梗塞などにより運動麻痺が出現した場合に、下肢装具を作成することがあります。麻痺の状態により足関節の角度を調整するのですが、足首が上に向きすぎると膝折れ(膝カックン)が生じ、下すぎると反張膝と呼ばれる膝関節の過伸展が生じます。

私たちは凸凹した道も、傾斜した道でも、ふつうに歩くことができます。それができるのは、「かなり複雑な情報処理(&調整)を無意識がリアルタイムに行っている」から。それが「無意識の身体操作」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

 

 

 さて、勘がいい人はそろそろ気づいたでしょう。実は、私たちの身体操作はほとんどが無意識状態で行っているのです。

 その証拠に、朝起きてから夜寝るまでの間の自分の動きを考えてください。朝、ベッドから起き上がるのも、顔を洗うのも、歯を磨くのも常に私たちはバランスを取って立っています。朝食を食べる時、私たち日本人は箸を使って食事をとりますが、箸の操作をいちいち考えながら食べたりはしません。

 無意識を理解する時に最初に理解しなければいけないのは、このことです。私たちは、身体を動かす時、ほとんど無意識なのです。

 

 だから、無意識を意識に上げることが超重要。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q281~:ドーパミン分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422146.html

 

 

 無意識状態は身体操作だけではありません。私たちの行動もそうです。再び、朝起きてからの自分の行動を考えてみてください。ベッドから出て、顔を洗って、歯を磨いて、朝食をとる。これらの一連の行動はほぼルーチンワークでしょう。駅まで行く。電車に乗る。会社に入ってエレベーターのボタンを押す。この時、何階のボタンを押すかなど考えもしないでしょう。当たり前のように手が勝手に動いて目的階のボタンを押しているはずです。

 身体操作だけでなく、行動までも無意識なのです。

 

 身体操作だけでなく、行動までも無意識」はすごい一方で、とても危険なことでもあります。自分で考えて行動しているつもりでも、その行動は誰かにコントロールされているかもしれないから。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 行動=無意識が誰かにコントロールされていないか?

 

それを確認する、とてもいい質問があります(炎上しましたが)。

呼吸を整えながら、ゆっくり自問してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415360.html

 

 今日の仕事は楽しみですか?

 (あなたはなぜ働くのですか?)

 

F-287につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

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 R5.4/2に予定していた最終回「抽象度」は中止することになりました。御了承ください。

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-関連記事-

Fカテゴリ>自分のリミッターをはずす!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268324.html

F-174:こんなはずではなかった

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24979591.html

Q-198:ネガティブループにはまって止観やヒーリングにすら取り掛かれません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26282829.html

Q-294~:孤独を感じています。私はどんなゴールを設定すればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423127.html

 

 

武術に学ぶ 一瞬で自分を変える技術




L-09920218月シークレットレクチャー -01;ゴールの基本条件

 

20218月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。

*初回の講義はこちら↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423518.html

 

3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;ゴールの基本条件

 

 

 まずはウォーミングアップを兼ねた質問からw

 F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

 

 コーチングのコア中のコアは「ゴール」です。

 では、ゴールの基本条件は何でしょう? 3つあげてください。

 

 

 そう、「現状の外」「心から望む/100%want to」「人生のあらゆる領域にまんべんなく(バランスホイール)」です。教科書的には。

ひとつずつ確認していきましょう。

 

 

1>現状の外

現状(Status Quo)とは、現在のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そのCZはセルフイメージ(self image)により決められています。セルフイメージはセルフトーク(self talk)により双方向的に作られながら、無意識に保存されます。

ちなみに、セルフトークは「言葉(words)」「映像(pictures)」「感情(emotions)」という思考の3つの軸により構成されています。

 L-067202011… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 そんなCZ=セルフイメージはブリーフシステム(Belief SystemBS)のあらわれともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 ブリーフとは「前頭前野や大脳辺縁系に作りあげられた認識のパターン」のこと。そのパターンを生みだすものは“記憶”。もちろん、通常は過去の記憶です。

 だから、私たちは過去に囚われているといえます。先ほど「現在のコンフォートゾーン」と表現しましたが、その「現在」の正体は過去です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 コーチングでは、「このまま続く時間延長上の未来」まで含めて「現状(ステイタス・クオ、Status QuoSQ)」と定義します。よってコーチングでいう未来とは、現状の外、すなわち「今のままでは達成不可能な何か」「このままではけっして叶わないこと」をゴールとして設定することではじめて生じるもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴール設定により“未来”が新たに生みだされる

 

 その新たな“未来”に戻る力となるものがエフィカシーです。エフィカシーとは「自身のゴール達成能力の自己評価」のこと。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 ゴール設定により生みだした新たな未来。そして、そこに到達する(戻る)ことができるという確信。この2つ(ゴール×エフィカシー)がそろったときに、時間が未来から過去へと流れはじめます。

 L-068202011… -03;じかんかじ(時間舵)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28988329.html

 

 だから、コーチングを実践する者の体感は「back to the futurew

 F-060BTTF

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13626536.html

 

コーチングに過去は一切関係ありません。意識するのは未来だけです。

 

 

 2>心から望む/100%want to

 「心から望むこと」「100%want to」「止められてもやりたいもの」 それがゴールの大切な条件です

 

 といった話を講演等で行うと、必ず「そんなの当たり前だろ」という表情をする方がいます(私にはそんな心の声が聞こえています)。

 Q-309:私のまわりではそうでもないです。私がvol.4:〇〇〇〇>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31022550.html

 

 ところが、「心から望むこと」「100%want to」「止められてもやりたいもの」をゴールとして設定することは、決して簡単ではありません。

 

 なぜでしょうか?

 

 そう、「私は本当の“私”ではない」から。

 

 繰り返しますが、セルフイメージはブリーフシステム(Belief SystemBS)のあらわれ。ブリーフとは「前頭前野や大脳辺縁系に作りあげられた認識のパターン」のこと。そのパターンを生みだすものは過去の記憶です。

 

 もっと詳しくいうと、過去の記憶とは、「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」のこと。それらには他人の意見や社会の価値観といったものがたっぷりと刷り込まれています。だから、「私は本当の“私”ではない」。

 つまり、誰もが「無人運転」「自動運転」のまま生きている ということ。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 コーチングの実践によって“ゴールを設定し、エフィカシーを高める”ということは、「本当の“私”」を創造することともいえます。

 そして、その過程中にエネルギーと創造力が爆発します。例えば、「want to」と「have to(~ねばならない)」の生産性の差は、なんと、756倍です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 

 3>人生のあらゆる領域にまんべんなく(バランスホイール)

 現状(SQ)とは、「本当の“私”」ではない「私」が認識している世界です。その時間延長上の未来も、「本当の“私”」ではない「私」が生みだす世界。

 その世界(未来)以外、つまり現状の外は、スコトーマに隠れ認識することができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 では、どうやってゴールを設定すればいいのでしょう?

 

 鍵はバランスホイール!

 人生のあらゆる領域にゴールを設定しようとすることで、スコトーマが外れやすくなります。

 Q-255:バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 なぜでしょう?

 (私の答えは「追記」で)

 

 

 以上がコーチングのコア中のコアである「ゴール」の基本条件です。

 

 その基本条件を十分理解した上で、それでも私はゴールの条件を1)心から望む、2)自分中心を捨て去る、3)現状の外 としています。なぜなら

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

L-100につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 では、どうやってゴールを設定すればいいのでしょう?

 鍵はバランスホイール!

 人生のあらゆる領域にゴールを設定しようとすることで、スコトーマが外れやすくなります。なぜでしょう?

 

 答えはシンプル。「抽象度が上がるから」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 R5.4/2に予定していた最終回「抽象度」は中止することになりました。御了承ください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30969181.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

Q-217:家庭や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27388111.html

 

 

ゴール



Q-313:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけどvol.8:レベルの高いコーチングは

 

今回は“型破りver.2”です。

 (ver.1はこちら↓)

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

先日、久々に苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ 田島大輔さんと御一緒しました。御挨拶しながら、私はこのような質問をさせていただきました。

 

 QCoacH T):最近、私のまわりではネガティブな言動が増えているような気がするのですがいかがですか?

 

 少し間をあけて、田島コーチはこのように回答されました。

 

 A(田島コーチ):私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんが。

 

 短いやり取りではありますが、私の情報場は大きく動きました。そして、コーチング理論のコアに触れた気がしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 その体感をこれまで3つのテーマに分けて言語化してきました。3つのテーマとは「コンフォートゾーン」「内省言語」「コレクティブ・エフィカシー」。

 

 vol.1:コンフォートゾーン -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html

 vol.2:コンフォートゾーン -中編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html

 vol.3:コンフォートゾーン -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html

 vol.4:内省言語>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31022550.html

 vol.5:コレクティブ・エフィカシー -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 vol.6:コレクティブ・エフィカシー -中編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 vol.7:コレクティブ・エフィカシー -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 vol.8:レベルの高いコーチングは

 

 

今回はもう一段抽象度を上げてまとめます。じつは、この「抽象度を上げて」という感覚そのものが、田島コーチとの縁で感じた体感です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ところで、苫米地博士の著書「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店、p208)には、このような教えが書かれています。

 

 

 レベルの高いコーチングは、いきなり抽象度の高い方法で、相手の潜在能力を引き出し、この「超情報場」を変化させて、問題の解決を図ることになる

 

Dr.苫米地の「脳力」の使い方

Kindle版はこちら↓

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 私の体験はまさにこれ!

 

 「レベルの高いコーチング」を「非言語による一瞬の内部表現書き換え」として経験しました。それは「少し間をあけて」の短い時間での「内省言語の生成」によって起こりました↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31022550.html

 

 まさに「いきなり」=「一瞬」という感覚。

その「いきなり」=「一瞬」は、「人間の一瞬の心の中に、現在、過去、未来のすべての現象が入っている」という“一念三千”の体感でもありました。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

今回の経験における「抽象度の高い方法」とは「非言語」、つまり言語抽象度を超えた「方法」です。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 言語抽象度を超える過程で、私の思考は左脳→右脳言語野に変わっていたはず。

 Q-304:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか? <Ops編;〇〇〇化>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30891147.html

 

 その「右脳言語野」での思考をわかりやすく表現すると、「何となく」という体感でしょうか。

 L-08520213月シークレットレクチャー -08;「feel」の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30185249.html

 

 「相手の潜在能力を引き出し」は、これまでのブリーフシステムを超越するという“リミッター解除”のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 私は、その“リミッター解除”のための重要な条件が「気楽」だと思っています。詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 「この『超情報場』を変化させて」は、「過去の記憶でつくられた現状の(可能)世界w0」から「新たな可能世界w1」への移動のこと。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 「新たな可能世界w1」を生みだすのはゴール!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「超情報場」=可能世界とはコンフォートゾーンのことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そして、その「超情報場」=可能世界=コンフォートゾーンとは、「コーチとの縁起により高まるゴール側の臨場感」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html

 

 最後の「問題の解決(を図る)」は、もちろん、クライアント自身のマインドで起こります。RAS&スコトーマがダイナミックに変化することによって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ちなみに、「RAS&スコトーマの変化」というのは、「コップの水が半分しか」から「半分も」に変わるといった類のものではありません。視点を上げて「『コップ』の機能そのものを感じる」というものです。

 F-254~:イノベーションがうまれるとき

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html

 

 そのときに起こっているのは「ゲシュタルトの統合」。その結果、理解がより深まります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 苫米地博士は著書「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(徳間書店、p204)内でこのような表現をされています。

 

 

 「ゴール」と「現状の自我」という抽象度の違う次元の間に、臨場感という橋を架けることで、現状の自我が認識できる部分情報とゴールの世界(全体)との間に双方向性が働いてゲシュタルトがつくられます

 

 

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!(Kindle版)

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 その「臨場感という橋」というイメージが、「コレクティブ・エフィカシー」と重なって感じられました。まさにゲシュタルトが再構築された感じで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

コレクティブ・エフィカシー

 

 縁起が生みだす力は、さらなる縁起のつながりの中でひろがっていきます。

 つまり、「抽象度の高い方法で相手の潜在能力を引き出し、この『超情報場』を変化させて、問題の解決をはかる」が拡大するということ。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 その先にあるのは“無敵”!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 以上が、「コーチング理論のコアに触れた」という体感の言語化です。「何となく」といったぼんやりとしたものを理論と紐づけながら言葉にしてみました。

 

 田島コーチと私の縁起(シナジー)が、皆さまにとっても「いきなり抽象度の高い方法で、相手の潜在能力を引き出し、この『超情報場』を変化させて、問題の解決を図る」という縁起になることを願っています。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 この原稿を書きながら思い出した苫米地博士との縁起(シナジー)を紹介します。

 

 博士に「今でも『東京に行く』と言ったらぶっ飛ばされそうです」と伝えたら、「妻からぶっ飛ばされそう」という意味に勘違いされましたw

 

 私が「ぶっ飛ばされそう」と感じているのは医療・介護従事者のこと。とくにコロナ(&ワクチン)禍以降、医療現場の緊張&疲弊はますますひどくなっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 一方、妻や子どもたちは完全に私を受け入れてくれています。コーチとしてのゴールを共有してくれているから。そして、コレクティブ・エフィカシー。

 

 苫米地博士の働きかけにより、「私のまわりではネガティブな言動が増えているような気がする」の「私のまわり」から家族が除外されていることに気がつきました。

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

そして、「すべて自分のマインドが生みだしている」ことや家族というカテゴリに関してはすでに「ゴール側の世界を生き、RAS&スコトーマをコントロールしている」ことを実感しました。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識してるものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 これも「いきなり抽象度の高い方法で、相手の潜在能力を引き出し、この『超情報場』を変化させて、問題の解決を図る」ことの貴重な実体験。あらためて本物のコーチとの縁起の力を感じました。

 

 

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 R5.4/2に予定していた最終回「抽象度」は中止することになりました。御了承ください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30969181.html

 

 

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-関連記事-

F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html

Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

Q-230~:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416986.html

 

 

 

F-285:気楽 ver.2 <02;“自分”の「リミッターをはずす!」>

 

 若い頃、私は「努力」や「根性」という言葉が好きでした。

 その後、大人になるにつれ、私のお気に入りは「take it easy」や「ハクナ・マタタ(Hakuna Matata)」という言葉に置き換わっていきました。

 苫米地博士と縁がつながった今は、それらすべてを包摂した感覚です。それが「気楽」。

 F-109:気楽

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 ヒーラーとしていうと、気楽とは「コンフォートゾーンを維持する(すみやかに戻る)」こと。その上で、気楽を乗り越えていくのがコーチング。いわば「超CZ」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そのようなイメージを言語化します。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 <01;「リミッターを外す」ために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31030703.html

 <02;“自分”の「リミッターをはずす!」>

 

 

 変性意識=無意識と意識はコインの裏表

 意識下ではなく、変性意識=無意識に働きかけないと書き換えられない

 

 ヒーラーとしての私の感覚でいうと、気楽とは「コンフォートゾーンを維持する(すみやかに戻る)」こと。今回の文脈(ゲシュタルト)でいうと、それは「変性意識=無意識にしっかりアクセスしている(コントロールしている)」ことといえるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「変性意識へのアクセス」「無意識のコントロール」のために、私はモニタリングをお勧めしています。まずは身体、そして4次元座標(時空)の意識化です。

 Q-286:ドーパミンの分泌をコントロールまたはvol.6;モニタリングの意義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29840102.html

 

 モニタリングを行いながら、より高次の情報空間中にひろがる可能性(可能世界)に目を向けることができるようになると、今はまだスコトーマに隠れているさらなるゴールを見つけられるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *情報空間はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 そんな心の状態=CZが「気楽」。

その上で、気楽を乗り越えていく「超CZ」がコーチングであるはず。

そして、その「超CZ」は内部表現書き換えの極意でもあるはずです。

 

 以下、苫米地博士の著書「自分のリミッターをはずす! 完全版変性意識入門」(ビジネス社、p235)の総括部分を引用します。前回引用分のつづきです。

 

 

 そして、内部表現の書き換えについても、極意を伝えておきましょう。

 それは「誰の内部表現の書き換えをするのか?」ということです。

 催眠術、気功、古武術は変性意識を利用して、相手の内部表現を書き換えるための技術の集大成です。

 催眠では術によって記憶や知覚を書き換え、気功では免疫力に働きかけて病を治します。古武術では身体と認知の構造を熟知することで身体のバランスを自ら崩すように仕向けます。

 一見、魔法のように見えるこういったことを本書では「内部表現の書き換え」と言ってきましたが、なぜ、こんなことが起きるのか、読者の方々は理解できたでしょうか?

 もしも、理解できていないというのであれば、もう一度、本書を読み直してください。

 ちなみに、答えは、「誰の内部表現の書き換えをするのか?」と同じです。

 よく思い出してください。催眠術師は術の極意をなんと言っていたでしょうか?

 気功師は施術のポイントをなんと言っていたでしょうか?

 武術家もそうです。彼らが技をかける時に、なにをしていたのか?

 答えは「自分」です。彼らは皆、自分自身を書き換えていたはずです。

 自分自身が変性意識状態になることで被催眠者は催眠にかかるのです。

 気功師も武術家も同じです。まずは、自分が変性意識状態になり、自分自身を書き換えることで、相手に影響を与えていました。

 ここを忘れないでください。

 また、自分自身を書き換えるための最も大切なワークは「気の玉作り&站椿功」になります。自分自身を書き換えることなしに気の玉は作れません。

 ですから、このワークは毎日欠かさず、やってください。

 そうすれば、あなたは自分の無意識に気づき、そこにアクセスすることが可能になります。

 アクセス可能になれば、これまであなたがなんとなく嫌だなと感じていたもの。気が乗らないな、といったもの、憂鬱な気分などを、打ち消すことができるようになります。

 そして、あなたが嫌だなと感じていたものは、あなたの目の前にあるゴールやチャンスを遠ざけたり、見えなくさせていたものでもあります。

 目の前にあったチャンス。目の前のあるゴールへと続く道が、自分の内部表現を書き換えることでクリアに見えてくるのです。

 変性意識状態が常にあなたのそばにあったように、チャンスや幸せも、実はあなたのすぐそばにあったのです。

 いままでそれが見えなかったのはあなたの変性意識が見えなくさせていただけ。変性意識入門とは、これを自分の力で見えるようにするための技術を教えていたのです。

 普通の人からすれば、超能力のように見える催眠や気功、古武術の技を身につけたいと思う気持ちもわかりますが、これはこれで実践を伴うものです。本気で身につけたいと思うならば、道場や術者について習うべきだと、本書の中でも繰り返し言っています。本書を読んで、変性意識のなんたるかをわかった上で、これらの技術を習えば、習得のスピードは格段に違うでしょう。それは古武術の佐藤師範代も証言しています。

 しかし、私は自分自身を書き換えることが最初だと思っていますし、より重要だと感じています。

 誰にでもある、一見不思議に見える変性意識。これを利用してあなたの無意識の力を、潜在能力を100%引き出してほしいのです。

 あなたの目の前にずっとあった答え。

 あなたの目の前にずっとあったチャンスに気づく時は今なのです。

 無意識が見えなくしていたゴールに向かって踏み出してください。

 引用終わり

 

 

 自分が変性意識状態になり、自分自身を書き換えることで、相手に影響を与える

 

 これが「内部表現書き換え」の極意。

 きっとこんがらがると思いますがw、コーチとしていうと、変性意識になる自分、書き換える自分自身にこだわるほど、コーチングはうまくいかなくなります。

 Q-117:「コーチングは変わるためにあるものではない」の真意とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20576958.html

 

 だから、気楽!

 気楽とは「コンフォートゾーンを維持する(すみやかに戻る)」こと。前回(F-284)は、それは「変性意識=無意識にしっかりアクセスしている(コントロールしている)」こととお伝えしました。

 (詳しくはこちらでどうぞ↓)

 Q-281~:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているのか分かるようになるのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422146.html

 

 そのアクセス(コントロール)のためには「Rゆらぎ」が必要。

 L-05620208… -02:「〇〇〇〇」でゴールの世界に誘う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28037699.html

 

前回は「体に意識を戻す」というモニタリングを紹介しましたが、それも「Rゆらぎ」。そんな「Rゆらぎ」の基本中の基本は呼吸です。

 F-217:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <1st.Step;「どうせ私なんか」と思った時は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27570183.html

 

逆腹式呼吸を続けながらリラックスとゆらぎを得ていると、思考が自由にできるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

「思考が自由にできる」を言い換えると、「『他人の視点』『社会の価値観』『仮想の自分』といった様々な束縛(制約)から自らを解き放つ」。

F-241:トレーニングは「昨日の自分を超えていく自己確認」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28695996.html

 

これまでの記憶が生みだしている「自分」という殻(CZ=ブリーフシステム)を打ち破り、新たな“自分”へと生まれ変わるために行うのがコーチング!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

その「新たな“自分”」とは、より高次の抽象度空間にひろがる縁起のことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *「抽象度」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

その「より高次の抽象度空間にひろがる縁起」とは、今のままでは絶対に実現することのない可能世界のことでもあります。現状の外へのゴール設定により新たに生みだされる「w1」です。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 だから私は、「現状の外」というゴール設定のポイントと同じように、「自分中心を捨て去る」にこだわります。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

より巨大な縁起空間を“自分”と感じられるほど、幸せ(well-being)がひろがっていく(ひろがっている)

 

 それが私の「気楽」の体感。同時に、それは「I×V=R」の実感でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

F-286につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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-関連記事-

Fカテゴリ>自分のリミッターをはずす!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268324.html

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

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F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

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Q-294~:孤独を感じています。私はどんなゴールを設定すればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423127.html

 

 

自分のリミッターをはずす!

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Q-312:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけどvol.7:コレクティブ・エフィカシー -後編-

 

今回は“型破りver.2”です。

 (ver.1はこちら↓)

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

先日、久々に苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ 田島大輔さんと御一緒しました。御挨拶しながら、私はこのような質問をさせていただきました。

 

 QCoacH T):最近、私のまわりではネガティブな言動が増えているような気がするのですがいかがですか?

 

 少し間をあけて、田島コーチはこのように回答されました。

 

 A(田島コーチ):私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんが。

 

 短いやり取りではありますが、私の情報場は大きく動きました。そして、コーチング理論のコアに触れた気がしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 その体感を3つのテーマに分けて言語化し、最後にもう一段抽象度を上げてまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 vol.1:コンフォートゾーン -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html

 vol.2:コンフォートゾーン -中編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html

 vol.3:コンフォートゾーン -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html

 vol.4:内省言語>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31022550.html

 vol.5:コレクティブ・エフィカシー -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 vol.6:コレクティブ・エフィカシー -中編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 vol.7:コレクティブ・エフィカシー -後編-

 

 

 互いが互いのコーチとなって、さらなる現状の外のゴールを設定する

 

 今、求められているのは、そんな「コレクティブ・エフィカシーの世界」。

 PM-02-02:エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 その先に待つのは「〇〇があたりまえとなっている世界」

F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 

 今回は「〇〇があたりまえとなっている世界」がテーマ。

 「〇〇」を明らかにする前に、まずは「コレクティブ・エフィカシー」について確認しましょう。以下、苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ 田島大輔さんの著書「マインドの教科書」(開拓社、p288)より引用します。

 

 

 コレクティブ・エフィカシー(Collective-Efficacy

 集合的なエフィカシー

 

 コレクティブ・エフィカシーには2種類あります。

 一つは、高いエフィカシーを持った個人が集まることにより、お互いがお互いのゴールの存在を認め合い、お互いのエフィカシーをさらに高め合う状態のことです。

 もう一つは、同じゴールを共有した組織の構成員による集合的なエフィカシーのことです。組織の構成員それぞれが組織のゴールを達成できるという高いエフィカシーの状態にあることです。組織が高いゴールを達成するためには、高いコレクティブ・エフィカシーが必要となります。

 

マインドの教科書

 

 

 前々回(Q-310)考察したとおり、エフィカシーは「『コーチとの縁起により高まるゴール側の臨場感』のレベル」とも考えることができます↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 

 さらに前回(Q-311)は、「互いが互いのコーチとなって、さらなる現状の外のゴールを設定する」ことで「コレクティブ・エフィカシーの世界」となることを確認しました↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 

 そのコレクティブ・エフィカシーが、「現在のコンフォートゾーンが維持される状態で、少しずつの変化を好む」という人の心理特性が生みだす「既得権益だけが肥大する社会」「差別がはびこる世界」という問題(課題)を解決するはず!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZOp133)から引用します。前回(Q-311)引用分の続きです。Feel

 

 

 ◎コレクティブ・エフィカシーの時代

 ところで、皆さんはトロッコ問題というのを聞いたことがあるでしょう。

 ハーバード大学の講義で有名になった問題で、「二股に分かれた線路の左側には人間が5人、右側には人間が1人います。トロッコはブレーキが壊れているため、右か左、どちらかにハンドルを切ることになるのですが、あなたならどちらを選びますか?」という問題です。

 ハーバードの学生たちはハンドルをどちらに切ることもできず、時間切れが相次ぎました。

 さて、あなただったらどうしますか?

 たぶん、答えは出ないでしょう。

 もう一問、線路の右側に見知らぬおじさん、左側に自分の父親がいたら、どちらにハンドルを切りますか?

 たぶん、多くの人が右にハンドルを切るでしょう。苦渋の決断とはいえ、どちらを優先させたいと思うかは明らかです。

 しかし、それは正しいことなのか? と問われれば、正しいと言える人はなかなかいないでしょう。

 ところが、昨今の世界的風潮は自分の父親を助けるのであればハンドルを右に切るのは当然だという方向に動いています。

 特に最近のアメリカで進む分断化は社会全体がこの傾向に進んでいるために起きていることのように感じられてなりません。

 「ここは白人の土地だ、黄色人種も黒人も出ていけ」「白人には白人の権利がある」なのです。それでいいわけがありません。

 では、「黒人には黒人の権利がある」が正しいのか、といえば、それも違います。なぜなら、言い方が違うだけで主張はまったく同じだからです。

 事実、黒人と白人を入れ替えてみればわかります。

 「ここは黒人の土地だ、黄色人種も白人も出ていけ」

 立場が入れ替わっただけでまったく同じです。もちろん、互いの立場が大切なのだという意見があるのはわかりますし、黒人はこれまで虐げられてきたのだから、権利を主張して当然だというのもわかります。

 しかし、やっていることはどこまでいっても同じです。この考え方は抽象的な考えを一切許さない、白黒はっきりつける考え方です。

 しかし、間違っているのは、そんな議論があることそのものです。本来ならば、どっちが大事という話ではなく、どちらも大事なはずです。

 ですから、私は提案したいのです。「そろそろ『どっちが大事なんだ』の世界から出ませんか?」と。

 「どちらかが大事だという世界の現状の外側に出て新しいゴールを設定しませんか?」と。

 それができるのがコレクティブ・エフィカシーなのです。

 いま私たちが住むこの世界は崇高な世界では決してありません。しかし、だからこそ、安易な結論に手を伸ばしてはいけないのです。答えなどない世界において、答えを出すことが重要ではなく、考え続けることが重要なのです。トロッコ問題とは考え続けることの重要性を理解するための問題だと私は思っています。

 私たちが目指さなければいけない世界は差別が最初からない世界です。そういう世界では差別という言葉も概念もないのですから、「差別って何?」という世界なのです。

 ところが、いまはその逆で、「差別をなくそう」と言うことで新しい差別を作り出しています。こういった考え方がなくならないから、差別はいつまでたってもなくならないのです。逆に差別のある現状が固定化されてしまいます。そんな現状に縛られた状態でゴールを設定したらどうなるでしょうか? ますます現状が固定化されてしまうでしょう。

 これを打ち破るのにはどうしたって一人の力では無理なのです。

 引用終わり

 

 

 どちらかが大事だという世界の現状の外側に出て新しいゴールを設定しませんか?

 

 「どちらかが大事だという世界」を生み出すのは、「抽象的な考えを一切許さない、白黒はっきりつける考え方」。それは「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」という発想が欠けた排中律(はいちゅうりつ)です。

 F-231~3錠じゃないと飲まん!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418468.html

 

 苫米地博士は排中律的な考え方を詭弁かつ危険と評され、「無理矢理な視点の変え方では脳が納得しない」と諭されます。

 脳が納得するのは視点が上がるとき。「視点が上がる」は、「抽象度が上がる」「抽象度を上げる」と同義です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度を上げて、上から俯瞰するように物事を眺める

 

 その感覚で生きていると、すべてがクリアに感じられます。「どっちでもいい」「どうでもいい」をはるかに越えたところで感じる「違いがない」「まったく同じ」という感覚(=空観)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

私はそのような境地を“無敵”と定義しています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 そう、“無敵”!

 「互いが互いのコーチとなって、さらなる現状の外のゴールを設定する」というコレクティブ・エフィカシーの先に待つのは「“無敵”があたりまえとなっている時代」

その実現がコーチングの究極の機能である!

 

 田島コーチとの御縁により、私はそのような確信を深めました。

 

Q-313につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

田島コーチとの御縁により、私はそのような確信を深めました

 

 そんな私との縁で皆さまが何かを得て、それをひろげていきながら新たなゴールを実現していくことがコレクティブ・エフィカシーです。

コーチングマインドを極め抽象度の高いゴールを追究する者どうしの縁起のパワーが、「“無敵”があたりまえとなっている時代」を実現するのだと思っています。

Q-204~:「縁起」と「因果」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

 

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-関連記事-

I-014:「実際に起きたこと」の場を共有して ~コレクティブエフィカシーの体感~

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F-254~:イノベーションがうまれるとき

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Q-082181122福祉講演会(鹿児島県)-04

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Q-163:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールを<コーチング実践者向け vol.4

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オーセンティック・コーチング



Q-311:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけどvol.6:コレクティブ・エフィカシー -中編-

 

今回は“型破りver.2”です。

 (ver.1はこちら↓)

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

先日、久々に苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ 田島大輔さんと御一緒しました。御挨拶しながら、私はこのような質問をさせていただきました。

 

 QCoacH T):最近、私のまわりではネガティブな言動が増えているような気がするのですがいかがですか?

 

 少し間をあけて、田島コーチはこのように回答されました。

 

 A(田島コーチ):私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんが。

 

 短いやり取りではありますが、私の情報場は大きく動きました。そして、コーチング理論のコアに触れた気がしました。

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 その体感を3つのテーマに分けて言語化し、最後にもう一段抽象度を上げてまとめます。

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 vol.1:コンフォートゾーン -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html

 vol.2:コンフォートゾーン -中編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html

 vol.3:コンフォートゾーン -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html

 vol.4:内省言語>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31022550.html

 vol.5:コレクティブ・エフィカシー -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 vol.6:コレクティブ・エフィカシー -中編-

 

 

エフィカシー = 「コーチとの縁起により高まるゴール側の臨場感」のレベル

 

 田島コーチが少し間をあけられたことで(縁)、そのようなイメージが湧きました(起)。少しややこしいですが、「エフィカシー=『コーチとの縁起により高まるゴール側の臨場感』のレベル」というイメージ(I)の臨場感が上がった(V)感じw

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 きっと臨場感のレベル=エフィカシーが上がったからでしょう、私は「まわりでネガティブな言動が増えているような気がする」という認識&言葉を生みだした自らの思考に気がつきました。

 L-067202011… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 そう、私の思考が「まわりでネガティブな言動が増えている」を生みだしていたのです。RAS&スコトーマの働きによって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 

 目の前の世界(宇宙)は、観測者(認識主体)と目の前の事象の双方向の縁起により存在する

 

 それが私たちが存在する(と感じている)宇宙の理。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

その大切な理を、私は忘れてしまっていました。

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

もちろん、「ネガティブな言動が増える」という世界(宇宙)は、私のゴール側のCZ(=可能世界w1)ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 それなのに「まわりでネガティブな言動が増えている」と感じてしまったのは、エフィカシーが不当に下がっていたからでしょう。私らしくなく。

 

エフィカシーの定義は「ゴールを達成する自己能力の自己評価」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ゴールは、もちろん、自分の自由意思で設定するもの。心から望むものであり、止められても成し遂げたいことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴール達成のためには、結果として、これまでのブリーフシステムを書き換える必要があります。なぜなら、ゴールは必ず“現状の外”にあるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 *「結果として」の意味は? 参考にこちらをどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 もちろん、ブリーフシステムを変えるのは自分自身です。よって、エフィカシーとは「“自分”を自由自在に書き換える能力に対する自己評価」と考えることもできます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 では、“自分”とは?

 

 答えは「関係によって浮かび上がってくるネットワーク」のこと。様々な縁起が時空を超えて交叉する中心点が“自分”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 よって、ゴールのポイントのひとつ「自分中心を捨て去る」とは、「抽象度を上げながら“自分”を拡大し、再定義していく」ことと同意です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 より抽象度の高い縁起を臨場感豊かに“自分”と感じられる感覚

 

 その感覚が、田島コーチとの御縁により私が感じた“あること”です。

それは「コーチとの縁起により高まるゴール側の臨場感」だったはず。そしてそれは「コレクティブ・エフィカシーの体感」ともいえるはずです。

 

 最後に、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZOp128)から引用します。テーマは「コレクティブ・エフィカシーの世界」。Feel

 

 

 以上がエフィカシーに関する説明となりますが、実は本題はここからです。

 いままで説明したエフィカシーはいわばセルフ・エフィカシーで自分の話です。しかし、自分の話であれば、本章の冒頭で話しているように、「自分のことなのだから自分で上げましょう」で済む話なのです。

 そもそも一人前の大人が自分のエフィカシーを上げられないなどということは本来ありえないのです。一時的に情動優位な状態になったがためにエフィカシーが上がらない状態になっているかもしれませんが、前頭前野が活性化してくるに従ってエフィカシーも自然に上がってきます。また、どうしてもうまくいかない場合は、『まずは親を超えなさい!』などの既刊本を参考にするのもいいでしょう。要は、自分のエフィカシーが上がるとか、上がらないとか、という話は、皆さんが思っているほど重要ではないのです。もちろん、これはセルフ・エフィカシーを疎かにしてもいいということではありません。私がいま言っているのは、「自分で上げれば上げられるのがエフィカシーであるのに、いつまでエフィカシーが上がらないとボヤいているのか」ということです。そんなふうに自分のエフィカシーを上げることばかりに意識を集中していると、逆に自我にこだわり過ぎる結果となってしまいます。

 エフィカシーで重要なことは上がったとか下がったとかいうことではありません。高めたエフィカシーをどう使うか、なのです。

 

 これまでエフィカシーと言えば、「自分のゴールを達成する自己能力の自己評価」でした。

 これをしっかり自覚することで自分に自信が持てるようになり、ゴールを達成できる能力や方法を獲得することが可能になります。

 では、そんなエフィカシーを持つ人間が何人も集まったらどうなるのでしょうか? 当然、相乗効果を生み出して自分が思ってもみなかったゴールが現れてくるでしょう。

 実をいうと、いま私はこれを体験している真っ最中です。

 詳しいことはまだ明かせませんが、昨年、私は新しい国を2つ作りました。国と言ってもリアルなものではなく、インターネット上に存在するサイバー国家です。しかし、これがうまく機能すれば、少数民族の人々の安全や幸せに暮らす権利を守ることができるのです。しかも、ある国がそれぞれのサイバー国家に5000ヘクタールずつ寄付してくれたのでいまは領土まであります。早ければ、本書が出る頃にはなんらかの発表ができているかもしれません。

 国を作るというゴールは少数民族の人々を助けたいというゴールから派生しています。この少数民族の人々を助けたいという思いについては既に30年以上前からずっとゴールとして設定し、活動しているもので、そのために少数民族の人々が暮らす地に何度も飛んでいます。彼らが何を必要とし、何に困っているのかは実際、彼らと会って話さないとわからないからです。

 ただし、そのことで何か私に得があるかといえば、金銭的なものでいえば、皆無です。逆にお金は出ていくばかりです。しかし、これは私の社会貢献のゴールであり、どうしても達成したいゴールなのです。

 一方で、私のゴールには「世界から戦争と差別をなくす」というものがあります。これも重要なゴールで、達成させるためには、やはり世界中を飛び回ることになります。その活動の一つとして、ある時、私はノーベル平和賞の授賞式イベントに参加することになりました。すると、そこに世界中でサイバー国家を運営している人々とその支援者たちも多く集まっていたのです。国家元首もいました。

 彼らに私は、かねてから考えていた「少数派民族の人々をサイバー国家のプロジェクトで助けたい」という話をしたところ、多くの賛同を得ることができ、建国の話はいきなり動き始めたのです。その後、コロナの世界的蔓延で一時中断を余儀なくされはしましたが、インターネットでの会議でなんとか建国まで進みました。

 さて、このプロジェクトですが、私のエフィカシーが高いから実現したのでしょうか?

 もちろん、それはあるといえばあるでしょう。しかし、私の力だけではここまで現実的な話にはならなかったでしょう。大切なのは国家元首をはじめとする仲間たちのエフィカシーも私同様に高かったことにあります。

 一人の力というのはたかが知れているのです。高いエフィカシーを持った人間が多数集まった時に突然、大きな力となるのです。

 この事実からわかることは、自己能力の自己評価を高めて自分のゴールを達成しましょう、という発想は、実は大した話ではないということです。それはどこまでいっても自分の中の話で、自分という“現状”の外側に出ることはありません。

 しかし、高いエフィカシーを持つ多くの者が集まれば、乗数的にエフィカシーが高まり、まさにこれまでの見たこともないようなゴールが立ち上がってくるのです。

 本当のゴールとは自分を遥かに超えたところにあるものです。だからこそ、とてつもないゴールなのです。

 私は読者の皆さんも早くそこに到達してほしいと思っているのです。

 この章の最初に「エフィカシーを高めるのは簡単だ」「自分のことなんだから自分でできるはず」と突き放すようなことを言ったのは、早く一緒にこの世界を見たいからです。

 エフィカシーを高めることも、とてつもないゴールを設定することも、自分ひとりの能力でできることは実はそれほど大したことではないのです。

 もっと面白いこと、もっと凄いこと、もっと刺激に満ちたことは、自分を超えた先にあります。コーチングのコアとはここなのです。

 考えてみれば、一人のエフィカシーを高めて実現できることにはどうしたって限界があります。しかし、高いエフィカシーを持つ人々が集まることで、まさに思ってもみなかった、現状の外側のゴールに迫っていくことができます。この高いエフィカシーを持つ仲間が集まることを集団的エフィカシー=コレクティブ・エフィカシーといいます。

 自分のIQを上げていく。エフィカシーを上げていく。こういったセルフ・エフィカシーの概念を理解し、高いエフィカシーを持つことはいままで同様重要です。しかし、エフィカシーはそこで終わりではありません。高いエフィカシーを持つ者が集まることによって、さらにとてつもない世界が開けてきます。

 考えてみればそれも当たり前で、高いエフィカシーを持つ者が集まれば、互いが互いのスコトーマを補完し合うことができ、見渡せる世界が一気に広がるのです。また、相手のスコトーマが見えるということは互いが互いのコーチとなって、さらなる現状の外のゴールを設定することが可能となります。

 それがコレクティブ・エフィカシーの世界です。

 引用終わり

 

 

 互いが互いのコーチとなって、さらなる現状の外のゴールを設定する

 

 今、求められているのは、そんな「コレクティブ・エフィカシーの世界」。

 F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 その先に待つのは「〇〇があたりまえとなっている世界」

 

Q-312につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

そう、私の思考が「まわりでネガティブな言動が増えている」を生みだしていたのです。RAS&スコトーマの働きによって

 

 そんな私の思考は、例えばコロナ(&ワクチン)に代表されるような社会的課題(case)との双方向性の考察(plan-side)により培われていたはず。

 F-281~:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 もちろん、すべては「空(くう)」。その理解と体得が基本中の基本

 

 そんなことも感じました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 R5.4/2に予定していた最終回「抽象度」は中止することになりました。御了承ください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30969181.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

L-03520204… -04:エフィカシーとは縁起の結実の確信

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26686871.html

Q-236:アウトプット自体が苦手。恐怖心に近いです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28179398.html

Q-251:最近席を譲られることが多いのですが、恐縮してしまいます。エフィカシーが高い方はどう思うのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28572935.html

Q-297:弟子にしてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30430928.html

 

 

オーセンティック・コーチング



I-107:オンラインセミナー(&説明会)<230402「抽象度」> 開催中止の御案内

 

CoacH Tの急なスケジュール変更のために、4/2(日)に予定していたオンラインセミナー(&説明会)<230402「抽象度」>は開催できなくなりました。

お申し込みいただいた方々に心よりお詫び申し上げます。

 

□「抽象度」をテーマとしたセミナーは中止いたします

□すでにお申し込みいただいている方々には、個別に御案内させていただきます。代替案のうち、御希望のコースをお選びください

□昨年(2022年)11月に予定していて開催できなかった「現状の外」と今回の「抽象度」をテーマとしたセミナーは、今年中に別途開催したいと思います。開催4週間ほど前をめどに、このブログで御案内いたします

 □(まだ決まっていませんが)今年はサバティカル休暇をとるつもりでいます。年内(2023年)のセミナーは「現状の外」「抽象度」をテーマとしたもの+αです

 

 

私は、縁ある人たちのWell-being実現のために生きています。

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

Well-beingを実現していく人たちが、同時に自身と縁ある人々のWell-being実現をガイドできるように、そして未来にWell-beingを手渡していけるように、サポートしています。

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

すべてがマインド次第であり、一人ひとりの心の平和がひろがることで、いつか世界平和が実現するからです。

PM-07-11:「平成」という元号に埋め込まれたコード -後編-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

その鍵となるものがコーチング!

私が苫米地博士からいただいている大切な智慧をお届けします。

(守秘義務に該当するものは非言語でw

一緒にさらなるWell-beingを実現しましょう。そのWell-beingをひろげ、未来に伝えていきましょう。

皆さまと縁がつながることを楽しみにしています。

 

 

<お問い合わせ・申し込み>

 coachfor.m2@gmail.com

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 



【告知】オンラインセミナー<230402:抽象度>*開催中止

 

 

F-284:気楽 ver.2 <01;「リミッターをはずす!」ために>

 

 若い頃、私は「努力」や「根性」という言葉が好きでした。

 “星”を目指す親子や「ド根性」と叫ぶ“カエル”に影響されていたからでしょうw

 F-109:気楽

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 その後、大人になるにつれ、私のお気に入りは「take it easy」や「ハクナ・マタタ(Hakuna Matata)」という言葉に置き換わっていきました。

 F-106~:超実写版「ライオン・キング」で描かれた“超現実”を生きる極意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_383531.html

 

 苫米地博士と縁がつながった今は、それらすべてを包摂した感覚です。それが「気楽」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 包摂とは「1つの事柄をより大きな範囲の中に包みいれる」こと。それは「ゲシュタルトの統合」のことであり、その本質は「抽象度が上がる」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ヒーラーとしていうと、気楽とは「コンフォートゾーンを維持する(すみやかに戻る)」こと。その上で、気楽を乗り越えていくのがコーチング。いわば「超CZ」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そのようなイメージを言語化します。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 <01;「リミッターを外す」ために>

 

 

 気楽に生きるために、私は不完全性の理解が必須だと思っています。簡単にいうと「絶対はない」「アプリオリ(先験的)はない」ということが体感でわかること。仏教でいうと「無常」を体得することです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 私たちは、誰もが部分情報の中で生きています。

 

 さらにシンプルにいうと、「すべて情報」。

「すべて情報」という理を苫米地博士が理論化されたものが「超情報場理論(仮説)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 繰り返しますが、すべては情報です。

 やわらかい春の日差しも、ひなたでたたずむ猫のかわいらしさも、庭を駆けまわる犬の息遣いも、すべて情報。

 これまでの人生の様々な出来事も、どんどん変化していく心身も、そして、どうしても成し遂げたいゴールもすべてが情報です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 すべて情報である

 

 それを理解することがコーチングの第1歩。

 すべてが情報だからこそ、新たに書き換えていくことができます。

 

世界(w)を、そして自分(p)を、自由自在に書き換えていく

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 ただし、そのためには、まずは心が自由にならなければなりません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 以下、苫米地博士の著書「自分のリミッターをはずす! 完全版変性意識入門」(ビジネス社、p234)の総括部分を引用します。「ゴールを達成するためにまず行うべきこと」や「自由な心」をイメージしながらお読みください。Feel

 

 

 以上が「自分のリミッターをはずす! 完全版変性意識入門」となります。

 本書を読んで変性意識状態が決して特別ではないと理解していただけたでしょうか。

 たぶん、本書を読む前は変性意識状態が普通ではないものだと思っていた人も多かったでしょう。しかし、「催眠編」でも「気功編」でも「古武術編」でも、繰り返し変性意識状態は当たり前の状況なのだとお伝えしたはずです。それは私だけではありません。その道のプロが全員言っています。催眠術師、気功師、医師、武術家たちが皆、変性意識は通常の意識なんだと語っています。

 では、なぜ、私たちはそれに気づかないのでしょうか?

 変性意識状態が特別なことだと思ってしまうのでしょうか?

 それは変性意識状態とは無意識下にあるからです。

 子供がなぜ、塾に行く前に、お腹が痛くなるのか?

 社会人がなぜ、日曜日の夜になると憂鬱になるのか?

 無意識が塾や会社を避けているためです。もちろん、大人であれば、憂鬱になる理由は分かるでしょう。しかし、理由がわかっても、その憂鬱を“意識して”止めることができないのです。「会社は嫌だ」は変性意識の中に書き込まれた情報ですから、意識下では書き換えはできません。変性意識=無意識に働きかけないと書き換えられなのです。

 ところが、多くの人は一生懸命“意識して”意識を書き換えようとしています。だから、人生が変わらないのです。

 変性意識と意識はコインの裏表。実は私たちの意識のすぐ真後ろにあるのです。まずはこれを理解してください。

 「催眠編」「気功編」「古武術編」では、そのことを、それぞれのジャンル、各エキスパートの立場から語ってもらったのです。

 引用終わり(この続きは次回引用します)

 

 

 変性意識=無意識と意識はコインの裏表

 意識下ではなく、変性意識=無意識に働きかけないと書き換えられない

 

 ヒーラーとしての私の感覚でいうと、気楽とは「コンフォートゾーンを維持する(すみやかに戻る)」こと。今回の文脈(ゲシュタルト)でいうと、それは「変性意識=無意識にしっかりアクセスしている(コントロールしている)」ことといえるはず。

 

 では、「変性意識へのアクセス」「無意識のコントロール」のために取り組むべきことは何でしょうか? しっかり意識に上げながらw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 

 私の答えは「体に意識を戻す」こと。モニタリングです。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 まずは身体のモニタリング。その次は自分のいる時間と場所(「いま、ここ」)を確認していきます。物理空間上の4次元座標の意識化です。

苫米地博士は「時計を持たせて頻繁に時間を確認させ、現実の世界のなかで時間の流れに乗っている実感を湧かせることなどが重要である」と書かれています(「洗脳原論」p75)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 その4次元座標から、より高次の情報空間中にひろがる可能性(可能世界)に目を向けることができるようになると、今はまだスコトーマに隠れているさらなるゴールを見つけられるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 *情報空間はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 そんな心の状態=CZが「気楽」。

その上で、気楽を乗り越えていく「超CZ」がコーチングであるはず。

そして、その「超CZ」は

 

F-285につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 最終回(R5.4/2開催)のテーマは「抽象度」。詳細はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30969181.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

Fカテゴリ>自分のリミッターをはずす!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268324.html

Q-238~:気楽に生きたいのですが

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Q-240~:毎日、無気力感に悩まされています ~気楽に生きる際の注意点~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418402.html

Q-243~:続・気楽に生きたいのですが… ~「気楽に生きる」ということ~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418403.html

 

 

自分のリミッターをはずす!

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 自分のリミッターをはずす!: 完全版 変性意識入門 eBook : 苫米地英人:

 



Q-310:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけどvol.5:コレクティブ・エフィカシー -前編-

 

今回は“型破りver.2”です。

 (ver.1はこちら↓)

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

先日、久々に苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ 田島大輔さんと御一緒しました。御挨拶しながら、私はこのような質問をさせていただきました。

 

 QCoacH T):最近、私のまわりではネガティブな言動が増えているような気がするのですがいかがですか?

 

 少し間をあけて、田島コーチはこのように回答されました。

 

 A(田島コーチ):私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんが。

 

 短いやり取りではありますが、私の情報場は大きく動きました。そして、コーチング理論のコアに触れた気がしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 その体感を3つのテーマに分けて言語化し、最後にもう一段抽象度を上げてまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 vol.1:コンフォートゾーン -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html

 vol.2:コンフォートゾーン -中編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html

 vol.3:コンフォートゾーン -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html

 vol.4:内省言語>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31022550.html

 vol.5:コレクティブ・エフィカシー -前編-

 

 

 田島コーチが少し間を開けたことで(縁)、私の頭の中ではこのような内省言語が生成されました(起)。

 

 きっと私のスコトーマ外しをされている。(私が)見失っていることは何だろう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その内省言語を足掛かりに、前々回(Q-308)取り上げた「コーチング=縁起に関わる」というイメージが湧きあがり、情報場の移動がおこり、“あること”に気がつきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 

 その“あること”に気がついたことで、「私のまわりではそうでもないです」をひろげていく秘訣、もっというとコーチングの真髄に触れた気がしました。

 

キーワードは「エフィカシー(Efficacy)」です。これから3回にわたってまとめます。

 

 ところで、このシリーズの最初に取り上げたコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)とエフィカシー(Efficacy)の関係はクリアですか?

 

 以下、苫米地博士の著書「全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する」(宝島社、p97)より引用します。

 

 

 3-02 ゴールを実現するために重要な2つの概念

 第1章で説明したように、人の意識の中にある「居心地がよく自然に振る舞える範囲」のことを、認知科学ではコンフォートゾーンといいます。そして、そのコンフォートゾーンのレベルのことをエフィカシーと呼びます。エフィカシーは、自分のゴール達成能力の自己評価と言い換えられます。じつはこの2つの概念はゴールを実現させるのに非常に大切な役割を果たすのです。

 例えば、「自分だったら、どんなに頑張っても年収400万が限界かな」というエフィカシーを持っている人は「年収400万」がその人のコンフォートゾーンということになります。そして、困ったことに、コンフォートゾーンにどっぷり浸かると、心の中にスコトーマ(心理的盲点)が生じ、「年収400万」の世界しか視野に入らず、「年収1000万円」の世界は見えなくなる――すなわち、年収1000万円を稼ぐ方法がわからなくなってしまうのです。

 

 コンフォートゾーンはその語義通り、本人にとってとても居心地がいい場所です。ですから、わざわざその場所から抜け出して、あえて不快な状態に身を置くことを人は本能的に避けます。

 

 また、対象や出来事がコンフォートゾーンから外れると、良い方に外れても、悪い方に外れても、無意識はそれをあらかじめ設定された元の状態に戻そうとします。これはちょうど運動後の体温の上昇を戻すために汗をかいたりする作用(=ホメオスタシス)に似ています。

 

 もし、あなたが1000万円稼ぐことをゴールにしていたら、今のコンフォートゾーンから抜け出る必要がありますが、前述の理由によって、それは極めて困難です。

 

 しかし方法はあります。

 

 それは「やりたいこと」「なりたい自分」のゴールを設定して、「自分は当然1000万円を稼ぐ人間になるべき存在」と思うことです。「1000万円を稼げる自分」というエフィカシーを持てば、自然とコンフォートゾーンが「年収1000万円」の世界に移行し、スコトーマが外れて、1000万円を稼ぐための道筋が見えてくるでしょう。

 

 ちょっと考え方を変えるだけで、劇的に今の自分から新しい自分になれるのです。

 

 まとめ

 エフィカシーを高めてコンフォートゾーンをずらせば、ゴールは実現できる

 引用終わり

 

 

コンフォートゾーンのレベルのことがエフィカシーであり、エフィカシーを高めればゴールが実現できる

 

 教科書的には、エフィカシーとは「自分のゴール達成能力の自己評価」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 それを苫米地博士は「コンフォートゾーンのレベル」と言い換えていらっしゃいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 コンフォートゾーンについて突きつめて考えると、それ(CZ)は「コーチとの縁起によって高まるゴール側の臨場感」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *しっくりこない方はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html

 

 つまり、エフィカシー = 「コーチとの縁起により高まるゴール側の臨場感」のレベル

 

 

 田島コーチが少し間をあけられたことで(縁)、そのようなイメージが湧きました(起)。

少しややこしいですが、「エフィカシー=『コーチとの縁起により高まるゴール側の臨場感』のレベル」というイメージ(I)の臨場感が上がった(V)感じw

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 きっと臨場感のレベル=エフィカシーが上がったからでしょう、私は「まわりでネガティブな言動が増えているような気がする」という認識&言葉を生みだした自らの思考に気がつきました。

 L-067202011… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

Q-311につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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 最終回(R5.4/2開催)のテーマは「抽象度」。詳細はこちら↓

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-関連記事-

F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

F-227:ジョコビッチのwp

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28113432.html

F-253Corona Panicに打ち克つ ~ビジュアライゼーションによるゴール達成法~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29357204.html

Q-196:未来の抽象度の高いイメージ(I)を臨場感高く想像すれば(V)実現する(R)と考えていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25936863.html

 

 

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Q-309:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけどvol.4:〇〇〇〇>

 

今回は“型破りver.2”です。

 (ver.1はこちら↓)

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

先日、久々に苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ 田島大輔さんと御一緒しました。御挨拶しながら、私はこのような質問をさせていただきました。

 

 QCoacH T):最近、私のまわりではネガティブな言動が増えているような気がするのですがいかがですか?

 

 少し間をあけて、田島コーチはこのように回答されました。

 

 A(田島コーチ):私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんが。

 

 短いやり取りではありますが、私の情報場は大きく動きました。そして、コーチング理論のコアに触れた気がしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 その体感を3つのテーマに分けて言語化し、最後にもう一段抽象度を上げてまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 vol.1:コンフォートゾーン -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html

 vol.2:コンフォートゾーン -中編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html

 vol.3:コンフォートゾーン -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html

 vol.4:〇〇〇〇>

 

 

 前回まで「コンフォートゾーン(Comfort Zone)」をテーマにまとめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そのコンフォートゾーンは「短いやり取りではありますが、私の情報場は大きく動きました」という言葉中の「情報場」に相当します。

コーチングは「過去の記憶でつくられた情報場(可能世界w0)からゴールが生みだす情報場(可能世界w1)への移動を促す」というものです。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 今回は「短いやり取りではありますが」の部分。その間に起こった「非言語による一瞬の内部表現書き換え」について言語化します。

F-111:情報が書き換わると現実が変わる vol.2;非言語編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20173981.html

 

 *こちらもどうぞ↓

 L-08220213… -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 

 私が体験した「非言語による一瞬の内部表現書き換え」は、「少し間をあけて」の部分で起こりました。「〇〇〇〇の生成」を介して。

 

 以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(サイゾー、p116)から引用します。「〇〇〇〇の生成」をイメージしながら読み進めてください。

 

 

 非言語コミュニケーションは特殊な技術ではありません。これは人が人に対して影響力をどうやって与えるかという話で、世間一般で頻繁に使われているものなのです。

 日常生活の中にもありますし、私たちが気づかずにいつもやっていることの中にもあります。

 人の心に内省言語を生み出すことは少し敏感になれば誰でもできます。例えば、最もわかりやすいのがCMです。多くのCMがしているのは商品の正しい説明ではなく、視聴者に恐怖を植え付けることです。「その洗濯物臭っていませんか?」「いつまで太っているつもりですか?」「まな板は雑菌だらけ」などなど、これが第一声でどこにも商品の説明はありません。

 でも、視聴者の心には「これは聞いておかないとマズいかも」という内省言語が発生しています。発生したら、そこで初めて商品説明が始まります。

 ひと目惚れのテクニックでも同様です。

 以前、私は、意中の会社の同僚を振り向かせるテクニックとして「趣味のキーホルダー」というのを紹介したことがあります。

 これは、意中の彼が釣り好きで、その彼に興味を持ってもらうために釣りを学ぼうとしていた女の子からの相談でした。彼女は釣り好きの彼に「自分も釣りを始めました」と告げようとしていたので「やめておきなさい」と私は言っておきました。「その彼を本当にゲットしたいのであれば、あなたが本当に釣りを好きになるだけでいいんですよ」と。

 数ヶ月後、その女の子はその彼と一緒に釣りに行くことになったそうです。しかも、誘ってきたのは彼のほうだといいます。きっかけは彼女がキーホルダーに使っていたミニチュアの釣り竿で、彼の方から「これって〇〇〇のレプリカ?」と声をかけてきたそうです。

 彼女は何ひとつ言葉を使っていません。ただ、ちゃんと釣りを好きになっただけです。人の心を動かすとはこういうことです。

 それを「コミュニケーションの仕方を学びましょう」「こう言われたらこう返しましょう」「部下とのコミュニケーションはこうしましょう」などというのはあまりにも人をバカにしています。

 心の本質を捉える基本中の基本は相手に内省言語を引き起こすこと。いかにそれを言語を使わないで引き起こすのかということが極めて重要なのです。

 そして、それはまさにスコトーマの原理であり、非言語の本質はRASのシステムの裏表ということです。

 引用終わり

 

 

心の本質を捉える基本中の基本は相手に内省言語を引き起こすこと。いかにそれを言語を使わないで引き起こすのかということが極めて重要

 それはまさにスコトーマの原理であり、非言語の本質はRASのシステムの裏表

 

 そう、「〇〇〇〇の生成」の〇〇〇〇とは「内省言語」のこと。

 田島コーチが少し間を開けたことで(縁)、私の頭の中ではこのような内省言語が生成されました(起)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 きっと私のスコトーマ外しをされている。(私が)見失っていることは何だろう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その内省言語を足掛かりに、前回取り上げた「コーチング=縁起に関わる」のイメージが湧きあがり、情報場の移動がおこり、“あること”に気がつきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 

 ちなみに、「情報場」とは「情報空間」における特定の座標のこと。

(情報空間はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 情報場を移動して気づいた“あること”については、次回以降まとめます。その代わりに、別の「非言語&言語による書き換え体験」を紹介します。

 

 

 私は今も鹿児島在住です。

医師としては昔のようなhard workではありませんが、それでもなかなかまとまった時間の確保ができません。さらにコロナ禍以降は移動も自由にできなくなり、苫米地博士や仲間のコーチと直接お会いする機会がなくなりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 幸い昨秋より再び上京できるようになり、久しぶりに田島コーチや青山コーチと物理空間(4次元時空)を共有させていただきました。そして、苫米地博士とも。

そんな状況(ゲシュタルト)での会話です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 苫米地博士:東京にいる間はどこに住んでるの?

 

 CoacH T:住んではいないです(苦笑)。〇〇に泊まっています。

 

 博士:アハハハッ(楽しそうに爆笑)

 

 

 会話中、私は強烈な“めまい”に襲われました。それは昔よく感じていた「ふわふわする」ような浮動性めまい。

 F-195:新たな概念「PPPD」の考察

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26301730.html

 

 その時に生じた内省言語が

 

これが「クライアントを現状に縛るブリーフシステムがどういうものなのかを探りつつ、それを超える内省言語を引き起こす」だ!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そんな内省言語に気づくと同時に、私をいまだ現状に縛るブリーフ=自我に触れた気がしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

博士の導きによりw0からw1への情報場(=CZ)の移動が起こり、結果として、ブリーフシステム=自我=関数pが書き換わったのでしょう。

そのダイナミックな変化を“めまい”として感じたのだと思います。

(*重要なポイントなのでもう一度リンクを貼ります↓)

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 では、ここで再度「オーセンティック・コーチング」から引用します。先程引用した部分のつづきです。

 

 

 ですから、当然、非言語コミュニケーションは声を出してもいいのです。相手のRASがカクテルパーティー効果のようにこちらの声を消してくれるのならそれでいいというわけです。こちらから働きかけていることが相手の意識に上がってさえこなければ、声を出してもいいのです。

 実際、私がコーチングをする際、あまり話はしません。話しているのはクライアントのほうです。

 私はクライアントの話の内容に興味があるわけではありません。クライアントを現状に縛るブリーフシステムがどういうものなのかを探りつつ、それを超える内省言語を引き起こすように聞いています。

 逆に、クライアントは自分が変わっていることを自覚できません。ですから、「博士、もっとアドバイスをください」と言います。時には怒ったりもします。そこで私は「あなたはもう変わっていますよ」と告げ、セッションの最初の頃と比べて変わったところをいくつか伝えます。クライアントは自分が変わっていることを、その時初めて理解するのです。

 ブリーフシステムが変わるというのはこういうことなのです。

 引用終わり

 

 

ブリーフシステムが変わるというのはこういうこと

 

 次回からはブリーフシステムの書き換えとともに起こることがテーマ。それは「私のまわりではそうでもないです」をひろげていく“鍵”となるもの。お楽しみに。

 (待ちきれない方はこちらw↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

Q-310につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

心の本質を捉える基本中の基本は相手に内省言語を引き起こすこと。いかにそれを言語を使わないで引き起こすのかということが極めて重要。それはまさにスコトーマの原理であり、非言語の本質はRASのシステムの裏表

 

 詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 

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-関連記事-

Q-103:あがり症は克服できますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

Q-119:「ありのまま」とは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20779462.html

Q-120:情報空間の移動と身体の軸について

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20874002.html

Q-236:アウトプット自体が苦手。恐怖心に近いです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28179398.html

Q-293:私のような凡人にはとてもできそうになく、悶々とした日々を過ごしています

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321962.html

 

 

オーセンティック・コーチング



F-283:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~ <補足;誓い>

 

 すべての国民にとっても、家族観や価値観や、そして社会が変わってしまう。こうした課題です。

 

 これは国会で「同性婚をなぜ認めないのか?」と質問された際の岸田文雄首相の発言です(202321日)。このコメントを聞きながら、私は「社会が変わってしまう」ことに対する首相自身の危機感や嫌悪感を感じました。コーチング関連用語でいうと「認知的不協和」でしょうか。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 医療従事者でもある私の立場でいうと、社会はとっくに変わってしまっています。しかもダイナミックかつシビアに。

 

 私自身の認知的不協和を掘り下げながら感じたことをまとめます。

 

 <前編;疑心暗鬼>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30879191.html

 <後編;希望>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30942310.html

 <補足;誓い>

 

 

 前回(F-282)は“希望”がキーワードでした。

 PM-04-04:収容生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 私にとって“希望/HOPE”はとても重要な概念(ゲシュタルト)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 “希望/HOPE”を重要と感じるのは、強烈な情動記憶があるからです。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

“希望/HOPE”は遥か昔からずっと、私のブリーフのど真ん中にありました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

*最初のきっかけは「趣味」のカテゴリです↓

F-008SWな一日

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615496.html

F-014:「THE LAST JEDI」評 ~ネタバレなしversion

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542066.html

 

 

 認知科学者 苫米地英人博士との御縁により、“希望/HOPE”はさらに重要になりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

コーチ、ヒーラー、そして医師としての「職業」上の機能をしっかり発揮するために、“希望/HOPE”が必要だからです。いろんな意味で。

Q-068~69:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています

Vol.5;ヒーリングとコーチングの関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14400982.html

Vol.6;セルフヒーリングとセルフコーチングのコツ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14524490.html

 

私は、“希望/HOPE”をしっかり体感するためのウォーミングアップがヒーリング、“希望/HOPE”をしっかり実装(実践)するためのクーリングダウンがコーチングだと思っています。

F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

 

 つまり、ヒーリングとコーチングの上の次元に“希望/HOPE”があるということ。

(私の感覚です)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

高次元に必ず存在する“希望/HOPE”が、自然に言動に滲み出てきたタイミングが「ヒーリングがコーチングに変わる」とき。コーチとしての私が縁起に関わるときです(それまではヒーラーとして関わります)。

 

 では、“希望/HOPE”の次はなんでしょう?

 

 そう、誓い。

あきらめ→希望→誓いというのが、ゴールに向けて起こるセルフトーク(内省言語)の変化です。

L-07920213… -02;内省言語を発生させる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 でも、そこ(誓い)で止まると、ゴールは決して達成できません。なぜでしょうか?

 (私の答えは後ほど)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 ところで、厚生労働省の正面玄関前に設置されている「誓いの碑」を御存知でしょうか?

 

 

誓いの碑1(厚労省)

厚生労働省HPより引用

 

 そこにはこのような文言が刻まれています。

 

誓いの碑2(厚労省)

厚生労働省HPより引用

厚労省HP>政策について>>医薬品・医療機器>誓いの碑

誓いの碑|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 

 医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていく

 

 とても残念ですが、この誓いは守られていません。

 事実(data)として、最近の日本においては、ものすごい数の人たちがどんどん亡くなっています。

(詳細は「ドクターシミズ」さんのブログで御確認を↓)

 2023年1月超過死亡数大爆増 デマだと思うのは自由です(2023.02.17 データ追加) – ドクターシミズのひとりごと (promea2014.com)

 

 その原因は、おそらく、“コロナワクチン”と呼ばれている試験薬でしょう(claim)。20212月、当時の菅義偉首相は治験のプロセスを省略し、特例承認という形で“ワクチン”接種を開始しました。信じられないことに、“ワクチン”の科学的な検証は最初から放棄されています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30879191.html

 

 だから、「おそらく」としか言えません。事実(data)と主張(claim)を結びつける根拠(warrant)や論拠(backing)の検証が困難だから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12504855.html

 

こんなバカな話があるでしょうか!

 104兆円(うち最低12兆円が使途不明?)もの巨額の公費が投入された結果、かつてない規模で「悲惨な被害」が生じているかもしれないというのに!!

 

 ちなみに、東日本大震災後の復興予算は累計32兆円なのだそう。まさに桁違いの巨額予算が、国民の健康のため(solvency)にではなく、国民を痛めつけるため(disadvantage)に使われてしまったようなもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935992.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 

“ワクチン”を接種するほど感染しやすくなることは、昨春、厚労省がしっかり示していました(最初は誤ったデータを公表しましたが)。やはり、その時点ですみやかに“ワクチン”を中止するべきでした。感染者および死者数が爆増すると予想されたのだから。

なのに、“ワクチン”の接種は続けられ、その結果が長期間にわたる「感染数世界一」と「国民の大量死」です。

*詳しくはこちらでどうぞ↓

 追加接種率世界トップの日本が、なぜコロナ感染者数が最多なのか? | アゴラ 言論プラットフォーム (agora-web.jp)

 

 なぜ誓いは守られないでのしょうか?

 なぜ過ちが繰り返されるのでしょう?

 

 

 答えは人間のマインドにあります。

繰り返しますが、あきらめ→希望→誓いというのが、ゴールに向けて起こるセルフトーク(内省言語)の変化。ただし、誓いで止まってしまうと、ゴールは決して達成できません。

その理由は

 

 コンフォートゾーンが変わらないから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 *「セルフトークの4段階」はこちら↓

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 コンフォートゾーンをゴール側に移行させるためには、コーチングの知識と技術が欠かせません。つまり、今こそ、誰もがコーチングを学び、実践するとき!

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 コーチングは“無敵”を実現する“希望/HOPE”そのものである

 

 そのように私は信じています。

 PM-01-18~20:“無敵”の意味 -1~3

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 高次元に必ずあるはずの“希望”が、人類が共有する新たなゴールとなり、社会(未来)がよりよいものに変わっていく

 

 

その実現のために、私はこれからもコーチとしての活動を続けていきます。ルー・タイスさんや苫米地博士の思いとともに。

 PM-07-09~11:「平成」という元号に埋め込まれたコード

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16379886.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16541640.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

 コーチングマインドを身につけ、“場”を共有してください。

 

 「社会が変わってしまう」ではなく、「社会(未来)を変え続ける」

 

社会の変革/revolutionは、ゴールに向かう各人の進化/evolutionからはじまります。

 F-208:マトリックス/Matrix -03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

ちなみに、東日本大震災後の復興予算は累計32兆円なのだそう。まさに桁違いの巨額予算が、国民の健康のため(solvency)にではなく、国民を痛めつけるため(disadvantage)に使われてしまったようなもの

 

 問題の本質は「お金」ではありません。「メリット? デメリット? どっち??」といったことでもありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 もちろん、「お金」や「メリット/デメリット」を考えることは重要です。しかし、その次元に留まると見誤ります。問題(課題)の本質は超論理の空間にあるからです。

 S-02~:自由に生きるために ~マナー・ルール・モラルについて考える~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17563396.html

 

 現在の政治に対して私が感じるのは「クリティーク(Kritik)」。つまり、「前提となっている価値判断そのものがおかしい」ということ。

 S-01-18:反論力を身につける4つの戦略

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 

 「おかしい」とは、「抽象度が低い(低すぎ)」ということです。具体例はこちらでどうぞ↓

 F-056~:「不摂生が理由で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは『あほらしい』」ことなのだろうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_277070.html

 

 

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 最終回(R5.4/2開催)のテーマは「抽象度」。詳細はこちら↓

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

I-092:【重要】「[超党派議連]ワクチン大議論会 2022.10.18」動画のお知らせ

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I-098:【重要】大切な人の命を守るために ~新型コロナワクチンに関する情報(リンクあり)の御紹介~

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F-123~:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~

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Q-173:苫米地博士のゴールはなぜ「世界平和」ではないのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24905311.html

 

 

 

Q-308:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけどvol.3:コンフォートゾーン -後編-

 

今回は“型破りver.2”です。

 (ver.1はこちら↓)

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

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先日、久々に苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ 田島大輔さんと御一緒しました。御挨拶しながら、私はこのような質問をさせていただきました。

 

 QCoacH T):最近、私のまわりではネガティブな言動が増えているような気がするのですがいかがですか?

 

 少し間をあけて、田島コーチはこのように回答されました。

 

 A(田島コーチ):私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんが。

 

 短いやり取りではありますが、私の情報場は大きく動きました。そして、コーチング理論のコアに触れた気がしました。

 

 その体感を3つのテーマに分けて言語化し、最後にもう一段抽象度を上げてまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 vol.1:コンフォートゾーン -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html

 vol.2:コンフォートゾーン -中編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html

 vol.3:コンフォートゾーン -後編-

 

 

 前回(Q-307)は苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング」(CYZOp168)より引用しました。

 

 私たち人間は「変化は好きな一方で大きな変化は大嫌い」という心理特性を持っています。つまり、「現在のコンフォートゾーンが維持される状態で、少しずつの変化を好む」ということ。

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 その結果生みだされるのは「既得権益だけが肥大する社会」。私の経験でいうと、「差別がはびこる世界」です。

 PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 抽象度を下げながら再考すると、「既得権益だけが肥大する社会」「差別がはびこる世界」は、過去の記憶により構築されたブリーフシステムが生みだしていることがわかります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そのブリーフにノーを突きつけるのがコーチング!

 

 もちろん、そのはじまりは「現状の外へのゴール設定」です。

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 ゴールについて考えた時もしも不安になれば、現状の外のゴール

 

 通常、不安はIQを下げてしまいます。

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 うまくIQを保てたとしても、モチベーションが「have to」になってしまいがちです。

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 それなのになぜネガティブにならず、ゴールに向かい続けることができるのでしょうか?

 

 

 私の答えは「コーチとの縁起があるから」。

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 以下、苫米地博士の著書「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 -今こそ、『縁起人』として生きろ。」(TAC出版、p138)より引用します。

 

 

 コーチは新しい縁起

 コーチングには二つの要素があります。

 一つはコーチとクライアントの関係です。二人の間の縁起が生み出すものがコーチングというわけです。

 二つめは、コーチがクライアントに、頭やマインドの使い方……つまり、「縁起にどう関わるか」というテクニックを教えることもコーチングと呼ぶのです。

 これらは、もちろん同時進行的ではありますが、二つの要素で進められることを認識していなければなりません。

 もし、「縁起にどう関わるか」というテクニックを教えるだけなら、コーチ一人対集団というクラスでもできます。コーチとクライアントが一対一である必要は、ないのです。

 つまり、コーチングで重要な意味合いを持つのは、「コーチとクライアントの関係」だというわけです。特に、一対一のパーソナルコーチングでは二人の関係が強ければ、コーチはクライアントのゴール設定や、ゴールの達成に、強い影響を及ぼすことができます。そして、それこそが、コーチングの一番重要な部分なのです。

 

 ですので、私がクライアントに30分コーチングをする場合も、具体的なテクニックの部分などは、一切やりません。その代わり、クライアントには、必ず同時に具体的なテクニックを教えるクラスに出てもらいます。

 30分のコーチングの場合、関係性を強化するほうに重点を置いているというわけです。

 当たり前といえば当たり前ですが、人間は一つの縁起の結果として存在しています。ですから、何度も繰り返しますが、まず関係があって、存在があるわけです。

 そうすると、その人の存在は、関係が変わると変わります。

 ということは、コーチという関係が加わると、クライアントの存在も変わるということになるのです。

 コーチングの一番コアな部分がここです。つまり、コーチングとは、クライアントをまったく違った人物に変えてしまうということなのです。

 

 コーチングを受けたのに、結果、違った人にならないのなら、わざわざお金を払ってコーチングを受ける意味がありません。

 違った人物になると、今まではできなかったことができるようになります。

 今までゴールが達成できなかった人、それどころかゴール設定さえできなかった人……、彼らがゴールが設定できるうえに、達成まで成し遂げてしまうように激変するわけです。

 激変する理由はたった一つ。「コーチ」という新しい縁起が関わったからです。

 ですから、コーチはクライアントに対して、彼らの親や先生など縁起上、強い影響力があった人たちよりも、さらに強い影響力を持つ存在にならなければいけないのです。

 これが実現できると、クライアントは違う人に変わることができるというわけです。

 だから、コーチングは、縁起そのものであると私は考えています。

 

 そもそも、コーチングに限ったことではなく、人間が大きな判断をしたり、新しいことをしたりする場合は、必ず本人に影響を与えている他人が存在します。

 影響を与えている側は、意図的に行っていない場合が多いですが、たとえば、人が恋をしたときに、想い人とつき合いたいがために、大きく変わったりしますが、そのことも「縁起」だといえるわけです。

 縁起以外の理由で人間は行動しませんし、たいてい、縁起の相手は人間(または動物)なのです。

 たとえば、「どうしても欲しい車がある」というケースもありますが、買いたい理由は大体誰かを乗せて走りたいとか、誰かに自慢したいということだったりしますので、そこに人間が介在している場合が普通なのです。

 

 もともと、人間は、人間との縁起関係においてのみ行動するし、変化するものです。その縁起のプリンシプルを承知のうえで、クライアントに対し、誰よりも強い影響力を与える存在がコーチなのです。コーチは、両親よりも強力な縁起の存在としてクライアントに関わるわけですから、すべてを計算し尽くして関わっていくわけです。

 ですから、「コーチング=縁起に関わる」という図式が成り立つわけです。

 

 人が変化する裏には、影響を与えている人がいる……。このことを知っておくだけでも、対人関係に生かせるのではないでしょうか。最近周囲で変わった人がいるならば、その人にとってのキーマンが近くに存在するわけです。キーマンを含め彼ら全員を幸せにするつもりで接していれば、人間関係は深まるはずです。

 そして、コーチになって、コーチングを他人に教えることができるようになれば、人生は豊かになります。なぜなら、縁起を大きく変えることができる存在となるということは、人からの信頼は確実に増すからです。

 引用終わり

 

 

 コーチング=縁起に関わる

 

 前回確認したとおり、コーチの仕事は「クライアントに不安を作ること」です。その意味では、「まわりでネガティブな言動が増える」ことは間違いとはいえません。

 F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

 

 それと同時に、コーチは「クライアントの縁起に関わる存在」でもあります。それも計算し尽くしたうえで。

 F-257~:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421948.html

 

 コーチとの縁起によりクライアントのゴールの臨場感が高まっていくと、「ネガティブな言動」は自然に書き換わっていくことになります。ゴール側のコンフォートゾーンに移行するほど、あきらめ→希望→誓いという変化を経て、すべてが「あたりまえ」に変わっていきます。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

そのような「コーチング=縁起」というコアを知り尽くしているから、田島コーチは「私のまわりではそうでもないです」と回答されたのでしょう。

落ち着いた雰囲気で語られる田島コーチの言葉(言語)と姿(非言語)から、私はそのような気づきをいただきました。それはまさに「コーチという関係が加わると、クライアントの存在も変わる」の実体験。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 そしてその体験は、コーチとしての“私”を引き上げる、とても重要な「ゲシュタルトの再構築」となったはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

Q-309につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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