苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

2022/06

L-070202011月シークレットレクチャー -05「過去は一切関係なし」のリザベーション(reservation

 

202011月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01目の前の世界はすべて〇〇でつくられている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28908637.html

 02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 03;じかんかじ(時間舵)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28988329.html

 04;ゴールこそがコーチングのすべて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29018262.html

 05「過去は一切関係なし」のリザベーション(reservation

 

 

 ゴールこそがコーチングのすべて

 

 重要なのでまたまた繰り返しますが、コーチングのコア中のコアは「ゴール」。そして、ゴールは1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定するもの です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 「このまま続く時間軸上の未来」は、真の未来ではなく、ただの現状(SQStatus Quo)です。その現状の外側にゴールを設定してはじめて、自由に生きることができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 ゴールの設定に、そしてゴール設定後の人生に、過去は一切関係ありません!

 

 と前回書きました。もちろん真実です。しかし、それはクライアントとしての真実。

コーチとしての真実は、クライアントさんのゴール設定のサポートに関して、「過去は大いに関係する」「過去の分析は重要である」です。それは「過去は一切関係なし」のリザベーション(reservation)。

S-01-10:基本構造の3要素に加わる3要素=6要素

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12504855.html

 

不完全性が証明された現代では、その立場や機能・役割により“真実”が違うのは当然のことです。「一人一宇宙」であり、「一人一真実」なのだから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 *詳しくはこちらをどうぞ↓

 Q-230~:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416986.html

 

 

 では、コーチにとってクライアントさんの過去はなぜ重要なのでしょうか?

  

 ここで認知科学者 苫米地英人博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)より引用します。前回の引用文のつづきです(p3~)。

博士の思い(気)を感じながら、「過去」との関わり方についてイメージを。Feel

 

 

 コーチングはもっと大きなものです。その人の人生を丸ごと変えてしまうぐらい大きな影響力を持っています。だからこそ、私は2000年代の初めにコーチングを日本に持ってきたのです。

 ただし、当初は「コーチング」という概念は前面には出しませんでした。なぜなら、当時の日本では認知科学という言葉すら伝わっておらず、ホメオスタシスやスコトーマの原理も当然ながら知られていなかったからです。根性論や我慢が大きな力を持っていた時代であり、「コーチ」という言葉がそういうイメージを想起させていました。

 ですから、私はコーチングを「マインドの使い方である」と紹介し、普及に努めたのです。その後、2009年に『まずは親を超えなさい!』『苫米地式コーチング』という書籍を出しました。この時期に、初めてコーチングという単語を使うようにし、コーチングをコーチングとして伝え始めていったのです。

 そして現在、コーチングという言葉は誰もが知るものとなり、街中ではスコトーマやコンフォートゾーンといった、私が日本に紹介した専門用語まで聞かれるようになるほど普及しました。しかし、それは同時にコーチングの誤解、曲解を生み出すことにもつながっていったのです。

 そこで今回、コーチングのコアの部分をはっきりした形で残そうと思い立ち、本書を書き始めたのです。

 引用終わり(L-071につづく)

 

 

 コーチにとってクライアントさんの「過去」が重要なのは、クライアントさんの思考を理解する必要があるから。もちろん、クライアントさんのゴール設定と達成をしっかりサポートするために。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

思考はブリーフシステムが生みだしています。よって、「クライアントさんの思考を理解」は「ブリーフシステムを分析」と同義。ブリーフシステムが明らかになることで現状が明らかになり、その外側(現状の外)にゴールを設定できる可能性が生まれます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 vol.1L-066)で確認したとおり、「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」がブリーフをつくります。それが「わたし」「自分(自我)」の正体です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 また、vol.2L-067)で確認したとおり、ゲシュタルトができあがることが「理解」です。そして、ゲシュタルト同士が結びつき(connect the dots)、巨大なゲシュタルトが新たにできることが「理解が深まる」。

引用した部分に苫米地博士が書かれているのは「過去」。あえて「過去」を書かれた理由は、「読者の理解を深めるため」のはず。深く理解してはじめてベストな評価や判断ができるようになり、現状の外へのゴール設定が行なえるようになります。

クライアントさんの理解を深めるための「過去語り」はありです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

私たちの目の前の世界は、各人の記憶で構築された「一人一宇宙」です。その記憶とは、「言葉(words)」「映像(pictures)」「感情(emotions)」からなる“失敗”の塊。通常はネガティブな情動がたっぷり貼り付いています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

そんな“失敗”の刷り込みにより、マイナスの自己イメージができ、ネガティブな自己対話が生まれ、ネガティブなブリーフシステムをますます強化してしまうことが、人間の脳が抱えている課題(case)です。そんな根源的課題を解決する光がコーチングであるといえます(plan)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

前に「私は、クライアントさんの“過去”は一切聞きませんし、話させません」と書きましたが、それはブリーフシステムの分析(コーチ)と現状の理解(クライアント)が完了した後の話です。

 

 まずは、クライアントさんが「ファイト・オア・フライト」に陥らないように(抜けだせるように)配慮しながら、「どこで止まっているか?」「どんなリミッターがかかっているか?」を見つけること(=過去の分析)が重要。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 その上で、「どこに興味・関心があるか?」「どこを足掛かりにエフィカシーを高めるか?」を考えながら、一気に過去から未来へとフォーカスを移していきます。

そしてゴール設定。ゴールにより未来から過去へと向かう時間の流れが生まれます(じかんかじ)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 ゴールを設定したら、あとはゴール側のコンフォートゾーンの臨場感を高めるだけ。

 具体的には、セルフトークのコントロールやアファメーション&ビジュアライゼーションに取り組み、ワークや宿題にて無意識に実践し続けてもらう という流れです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ゴール側のイメージ(I)が臨場感豊かに感じられるほど(V)、そのイメージはやがて現実化していきます(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

L-071につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

不完全性が証明された現代では、その立場や機能・役割により“真実”が違うのは当然のこと。「一人一宇宙」であり、「一人一真実」なのだから

 

 コーチングに関連して「縁起」や「空(くう)」など釈迦哲学に関する話をすると、けっこう不思議(不審)がられますw

 PM-02-16:空観、仮観、中観

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 でも、それらの知識はコーチングのど真ん中。

 例えば、「一人一宇宙」や「一人一真実」の「一」はひとつという意味に留まらず、「無限にある」という空(くう)に通じる「一」のことでもあります。

 それが理解できないままでは「I×V=R」の実践は困難なはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 コーチングの基礎は認知科学です。その認知科学のパラダイム(functionalism)の先の先が苫米地博士が提唱されている「超情報場理論(仮説)」です。

その「超情報場理論(仮説)」は、釈迦哲学のアップデート版といえます。

 PM-01-11~17:超情報場仮説(理論)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第4回目(R4.7/24開催)のテーマは「ラポール」。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29009685.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-034~:何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

 

 

オーセンティック・コーチング



L-069202011月シークレットレクチャー -04;ゴールこそがコーチングのすべて

 

202011月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01目の前の世界はすべて〇〇でつくられている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28908637.html

 02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 03;じかんかじ(時間舵)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28988329.html

 04;ゴールこそがコーチングのすべて

 

 

 知識がないとそもそもスコトーマに隠れたままでいつまでも認識できないが、知識が新たなスコトーマを生みだしさらなる認識を妨げる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そんなジレンマを解決するためにはどうすればいいでしょうか?

 

 答えは「ゴール設定」。もちろん、ゴールは1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定するもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールの存在により、本当の意味で「未来から流れる時間を生きる」ことができるようになります。ゴールの存在のおかげで、スコトーマをうまくコントロールすることができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 コーチングのコア中のコアは「ゴール」です。

 

 これから認知科学者 苫米地英人博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)より「はじめに」の部分を3回にわけて引用します(L-070071につづく)。

ぜひ博士の思い(気)を感じてください。Don’t think, feel

 

 

 皆さんはコーチングという言葉を聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?

 たぶん、仕事の効率を上げる方法、メンタルを整えてスポーツや仕事などのパフォーマンスを上げるための方法といったイメージでしょう。もちろん、それは間違いではありません。

 しかし、そこはコーチングにおける枝葉末節の部分で、コーチングを学べば、結果的にそうなりますよ、というだけの話です。

 では、コーチングの枝葉末節ではない、コアとはなんでしょうか?

 それは「ゴール」と「ゴールの設定」です。

 いま「たったそれだけ?」と思ったかもしれませんが、それがとても重要なのです。なにしろ、コーチングのテクニックのすべてはゴールを設定し、それを達成するためにあります。ゴールこそがコーチングのすべてなのです。

 ところが、ここ最近、ゴールを疎かにするコーチングの考え方が台頭するようになってきました。

 その証拠に、現在のコーチングの多くは、仕事の効率を上げる、生産性をアップするといったビジネス寄りのものばかりです。前述したように、それはコーチングにおける枝葉の部分です。これをコーチングのゴールと言ってしまうと、コーチングそのものが矮小化してしまいます。

 「仕事で成功してお金持ちになる」「部下の育成に成功し、社内の評価を高めて社長になる」「スポーツの大会に出場してそこで優勝する」など、こういったことはすべてコーチングにおけるゴールではないのです。

 引用終わり(L-070につづく)

 

 

 ゴールこそがコーチングのすべて

 

 重要なので繰り返しますが、コーチングのコア中のコアは「ゴール」。そして、ゴールは1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定するもの です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 「このまま続く時間軸上の未来」は、真の未来ではなく、ただの現状(SQStatus Quo)です。その現状の外側にゴールを設定してはじめて、自由に生きることができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 ゴールの設定に、そしてゴール設定後の人生に、過去は一切関係ありません!

 

 過去とは、これまでの知識と経験の集大成ですが、一方で“失敗”の塊でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 よって、過去にこだわるほどスコトーマが生じ、過去に囚われるほど情動が発火しやすくなります。「ファイト・オア・フライト」の状態に陥り自由な思考ができなくなると、ますますゴールがわからなくなってしまうでしょう。

だから、「過去は一切関係なし」という意識でゴール設定を!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 ゴール設定とは、「目的地を明確にし、しっかり前を向く」ことです。

 例えば、車に乗り目的地に向かって運転する時、バックミラーばかり見ながら運転することはないはず。しっかり前を見据えて運転するから、ゴール(目的地)に向かう過程で起こる様々な状況にしっかり対処することができます。

 

 ところが、人生というレベルでは、多くの人がバックミラーばかりを見続けています。

「あの時〇〇すればよかった」「△△しなければよかった」

そんな後悔は前を見ずに(バックミラーばかり見続けて)運転するのと同じ。

 

 人生にバックミラーは必要ありません。

 いつもゴール(未来)だけを見据え、今やるべきこと(エンドステート)に取り組むだけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 予想外のハプニングもよみがえる思い出も、すべて人生を豊かに彩るための縁起。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

湧きあがる情動を味わいながら、ゴールに向かう挑戦を心から楽しんでいる

 

 そんな気楽な意識状態がコーチングマインドだと私は思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

L-070につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

ゴールの設定に、そしてゴール設定後の人生に、過去は一切関係ありません!

 

 「過去は一切関係ない」とは、「責任がなくなる」「免責される」ということではありません。

 むしろ反対。ゴールを設定する者には、自由とともに厳しい責任が生じます。

 PM-06-09:仮説04)自由と責任の関係の理解不足

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958864.html

 

 その責任をしっかり背負う覚悟が、リーダーの大切な資質のひとつ。

 F-104:「映写機の故障により上映できるかわかりません」Vol.4;リーダーの視点で

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

 自由と責任がそろってはじめて、自分自身の人生をリードすることができます。それが「無人運転」「自動運転」ではないシンの人生です。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 

-追記2

 ゴール設定とは、「目的地を明確にし、しっかり前を向く」ことです

 

 「目的地を明確にする」は表向きの理由です。では、裏の理由は?

 

 答えはvol.6L-071)で。

 待てない方はw、ぜひ苫米地博士の著書「立ち読みしなさい!」(ありがとう出版)をお読みください(p73)。いろんな意味で「過去は一切関係ない!」ことを学べる名著です。

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

  

 第4回目(R4.7/24開催)のテーマは「ラポール」。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29009685.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

Q-217:家庭や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27388111.html

Q-218:わりとすぐに達成できそうなゴールを設定してもよいですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27405307.html

 

 

立ち読みしなさい!

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 立ち読みしなさい! eBook : 苫米地 英人:

 



I-078:【告知】オンラインセミナー(&説明会)<220724> 開催の御案内

 

 認知科学者 苫米地英人博士と縁ある人たちにとって、2022年はコーチング元年(コーチングリブート元年)です。その理由は博士の講義で感じてください↓

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 博士の気を感じながら、「原点回帰」をキーワードに、2022年度のセミナー(全12回)を企画しました。

 一年間を通したメインテーマは

 

夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution

 

自由を獲得していくReloadと自由をひろげていくRevolutionを楽しみながら、ぜひ「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)」を手に入れてください!

 F-206:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 *年間予定(224月~233月)はこちら↓

 I-066:【告知】2022年度オンラインセミナー(&説明会)の御案内

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 □毎月開催(日曜1330分~1450分予定、180分、計12回予定)

 □任意の3回参加毎に次の1回を無料招待(自己申告をよろしくお願いしますw

  例:全12回参加なら3回御招待

 □毎回サブテーマを設定

 □苫米地博士の著書を参考に、サブテーマを解説し、ワークを実施

 □コーチング入門者~実践者向け(初心者大歓迎!)

 

 

 今回のテーマは「ラポール」。

苫米地博士の著書「心の操縦術 -真実のリーダーとマインドオペレーション-」(PHP研究所)を参考に、一緒に学んでいきましょう!

 

心の操縦術

Kindle版はこちら↓

心の操縦術: 真実のリーダーとマインドオペレーション | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

 ところで、「ストックホルム症候群」をご存じですか?

 

スウェーデンの首都ストックホルムでおきた銀行強盗事件(1973年)をきっかけに生まれた言葉です。犯人は1週間も人質を拘束して立てこもったのですが、驚くべきことに解放時に人質は警察に悪態をつき、犯人をかばいました。そしてあろうことか、人質の一人は後に犯人と結婚します。

F-206:マトリックス/Matrix -01<ストックホルム症候群>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26952285.html

 

このように被害者が犯人に強い好意を抱く現象をストックホルム症候群といいます。ここにラポール(親密な信頼関係)が生まれる不思議があります。従来の精神医学では説明ができませんでしたが、苫米地理論ではこのカラクリをシンプルに説明することができます。

ちなみに、シンプル=情報量が少ない=抽象度が高い です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

そのカラクリとは、「人は、自分が臨場感を持っている世界の支配者(リーダー)に対して強い好意を持つ」。

 

それゆえ、スウェーデンのケースでは、犯罪現場を支配している犯罪者という臨場感世界の支配者に好意を抱いてしまったのです。それも結婚するほど強烈な好意を。

 

*臨場感についてはこちらをどうぞ↓

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 もしも皆さんが臨場感空間の支配者になると、容易にラポールが生成され、リーダーとして相手に好意を引き起こせます。ある情報空間(情報場)を共有し、その空間(場)を支配することにより「好意」が生じるのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 自分を含めてすべては他の何かとの関係性で成り立っています。縁起です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 関係が存在を生みだし、その存在により人生におけるさまざまな問題や幸運がもたらされます。だからこそ、人間関係の悩みは尽きることがなく、一方でその人間関係の中から喜びや楽しみが生まれます。

 S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 ラポールを自由自在に生成する人は自然とリーダーになり、どんどん夢をかなえられるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 そんな「ラポール」を、ぜひ体感してください。Don’t think, feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

セミナーでは関連するワークを行う予定です。

 事前の御質問や御要望も大歓迎です。

 

 □受講料は5,000円(税込)。銀行振り込みのみの対応です

□認知科学者 苫米地英人博士と私の間の守秘義務契約範囲内の内容になります

(受講者の皆さまと私の間で新たな守秘義務契約締結はありません)

□後日の配信はありません。LIVEレクチャーのみです

□無料ミーティングアプリ「zoom」を使用。参加にあたり事前準備(zoomアプリのダウンロード等)が必要となります

□受講料振り込み後に受講できなくなった場合、後日行われるオンラインセミナーに御招待いたします(2022年度内有効)。その場合、今後開催されるセミナーの申し込み時に「オンラインセミナー<開催日、例:220724> 未受講分招待希望」と記載してください

 

 

 受講御希望の方は、下記メールアドレスに御連絡ください

 申し込み(メール):coachfor.m2@gmail.com

 

□件名を「オンラインセミナー<220724>申し込み」としてください

 □(お問い合わせ→)申し込み→「銀行振込案内をメール」→(お問い合わせ→)指定銀行口座に振り込み→「オンラインセミナー受講用zoomミーティングURLをメール」→セミナー受講 という流れです

□初回は私宛(coachfor.m2@gmail.com)にお申込みいただきますが、その後は担当から御連絡さしあげます(メールアドレスは申し込み後提示)

□自動配信ではありません。すべて担当が対応するため、タイムラグが生じることを御了承ください

 

 

<タイトル> 

オンラインセミナー(&説明会)<220724

 *冒頭、オンラインコーチングの説明を行います

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28429113.html

 

<サブテーマ>

ラポール

 

<参考書籍>

「心の操縦術 -真実のリーダーとマインドオペレーション-」(PHP研究所)

 

<主催者>

 苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ)

 

<日時>

 2022724日(日)

 1330分~1450

 (開始10分前から受付)

 

<受講方法>

無料ミーティングアプリ「zoom」を使用
*参加にあたり事前準備(zoomアプリのダウンロード等)が必要となります

 

<受講料>

 5,000円(税込)

 *銀行振り込みのみの対応

 

<対象>

 コーチング入門者~実践者向け

 *初心者大歓迎

 

<お問い合わせ・申し込み>

 coachfor.m2@gmail.com

 

 

私は、縁ある人たちのWell-being実現のために生きています。

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

Well-beingを実現していく人たちが、同時に自身と縁ある人々のWell-being実現をガイドできるように、そして未来にWell-beingを手渡していけるように、サポートしています。

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

すべてがマインド次第であり、一人ひとりの心の平和がひろがることで、いつか世界平和が実現するからです。

PM-07-11:「平成」という元号に埋め込まれたコード -後編-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

その鍵となるものがコーチング!

私が苫米地博士からいただいている大切な智慧をお届けします。

(守秘義務に該当するものは非言語でw

一緒にさらなるWell-beingを実現しましょう。そのWell-beingをひろげ、未来に伝えていきましょう。

皆さまと縁がつながることを楽しみにしています。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 気楽なクラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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【告知】オンラインセミナー<220724:ラポール>



F-246:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.3;高揚(興奮)>

 

 

 アートとは、才能によるもの。

 アーティストの才能とは、自分が強烈につくりたいもので、人に影響を与えるということ。

 それは笑いだったり、笑顔だったり、感情をつくりだす、人を感動させるストーリーテリングです。

 

 

 この言葉は、今(20225月下旬)話題の“あの人”のもの。

 その意味をコーチとして考えてみました。

 (シリーズの最後で誰の言葉かを明かします。想像しながらお読みくださいw

 

 vol.1;臨場感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 vol.2;双極性障害

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28916956.html

 vol.3;高揚(興奮)

 

 

人生のあらゆる領域にゴールを設定し、エフィカシーが十分に高いと、目の前が「ゴールの世界の一部」に感じられます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

すると、気分が高揚したまま次々とアイデアが浮かぶような創造的な状態になります。寝ないで活動し続けても疲れを感じないほどエネルギッシュで、いつも気分爽快。世界はますます明るく輝いて感じられます。モチベーションでいえば100%want toしかない状態です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

前回取り上げた躁(軽躁)状態とコーチングマインドは、似ているようでいてまったく異なるものです。両者の間には決定的な違いがあります。鍵は「抽象度」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

「抽象度が上がる」「抽象度を上げる」とは、「頭の中で理解が深まる」こと

 

この場合の“頭”とは、情報空間での情報処理を行う心のことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その時、抽象度を軸とした場合の情報空間の底面である物理空間上の頭の中、すなわち脳内でも変化が生じています。中枢神経系の神経伝達物質であるドーパミンが分泌されているのです。

PM-04-22:「抽象度を上げる」ときにマインド(脳と心)で起きる変化 -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8900535.html

 

 ドーパミンは食事で摂取したフェニルアラニンやチロシンを元に作られ、興奮した状態をつくるアドレナリン、不安や恐怖を引き起こすノルアドレナリンに変わります。

かつてはアドレナリンやノルアドレナリンの単なる前駆物質と考えられていましたが、ドーパミンそのものに、運動調節、ホルモン調節、快の感情や意欲・学習に関わる重要な働きがあることがわかってきました。

 

ドーパミンが減ると運動や思考が緩慢になってしまいます。

一般でも10歳老いるごとに10%のドーパミンニューロンが死滅するといわれており、年をとるごとに物理空間での身体の運動や情報空間での思考のスピードが遅くなる原因とされています。

病的にニューロン死が起きた結果ドーパミンが不足してしまう病気がパーキンソン病です。反対に、ドーパミンが増えすぎると幻覚や妄想などの問題を生じます。

 F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

 

 このようにドーパミンは運動系の脳内物質です。

したがって「抽象度を上げる」とは、マインド(情報的な心、物理的な脳)の高度な運動といえます。

 

ドーパミンは気持ちよさや喜びを感じさせる神経伝達物質でもあり、その経路は報酬系と呼ばれています。前回取り上げた「気分が高揚したまま一方的に話し続ける」「次々とアイデアが浮かんできて止まらない状態になる」「寝ないで活動し続けても疲れを感じない」「気分爽快」「世界が明るく感じられる」といった状態は、まさにドーパミンが満ちあふれている状態です。

 さらにドーパミン分泌により交感神経が刺激されると、「血圧が上がる」「脈が速くなる(動悸)」「呼吸がはやくなる」といった身体症状があらわれるようになります。

 それは副交感神経が優位となる「リラックス」とは真逆の興奮状態です。

 F-217:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <1st.Step;「どうせ私なんか」と思った時は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27570183.html

 

 勘違いされることが多いのですが、決して興奮自体が悪いわけではありません。ただし、コントロールを失うと危険。

一度興奮状態が起こると、扁桃体によって感情(情動)が増幅され、どんどんエスカレートしていきます。同時に前頭前野の働きは抑制され、IQが下がっていきます。

その結果、抽象度が高い社会的情動(感性)レベルどころか、あたりまえの論理的思考すら怪しくなっていきます。

PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

詳しくは下記リンクのシリーズ編第3弾(S-03~)で取り上げていますが、2011年にカナダのバンクーバーで暴動が発生しました。立ち並ぶ店のショーウインドを割ったり、車をひっくり返し放火したりする騒ぎは、駆けつけた警官を襲撃しパトカーを炎上させるまでにヒートアップ。

バンクーバーの町全体が炎上したかのようなこの大騒ぎのきっかけは、なんと、アイスホッケーの試合でした。地元のチーム カナックスが敗れたことに怒ったファンが暴徒化したのです。

 S-03~:心のエネルギーと何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

 アイスホッケーなどスポーツ観戦に限らず、誰かに自分を重ね合わせて高揚(興奮)しているときは、前頭前野が活発に働いています。想像力や思考力を働かせているからです。

 ところが、感情(情動)が増幅されていくにつれて、扁桃体を含む大脳辺縁系の働きが活性化していきます。さらに高揚(興奮)が強まると、IQが下がり、論理的な思考や理性的な判断ができなくなっていきます。その状態が「ファイト・オア・フライト」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 ここで認知科学者 苫米地英人博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より引用します(p139)。

 

 

 〇他人の行動に興奮できるのも、人間だけ

 また、ミラーニューロンの働きや、「共感できる能力」により、人間は、自分以外の人の行動を見て興奮することもできます。「他人のスポーツの試合を見て、自分がプレーしているかのように興奮する」「映画を観て、登場人物に感情移入し、興奮する」といったことは、ほかの動物にはできないはずです。

 そして、人が試合結果や映画のあらすじを知るだけでは満足できず、わざわざ会場に行ってスポーツの試合を観たり、映画館に行って映画を観たりするのは、興奮するためです。興奮すればドーパミンが分泌され、快感や幸福感を得ることができます。

 なお、興奮の度合いは、臨場感が高ければ高いほど大きくなります。スポーツ中継なら、映像で観るよりも競技場で観た方が、そして遠くの席よりも近くの席で観た方が、興奮度はより高くなります。

 引用終わり

 

 

 興奮の度合いは、臨場感が高ければ高いほど大きくなる

 

…vol.1F-244)で解説したとおり、すべてが「臨場感のあるフィードバック関係」次第。臨場感が「一人一宇宙」を生みだしています。その理をプリンシプル化したものが「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 臨場感が高ければ高いほど現実化しやすくなる一方で、「興奮の度合い」が大きくなりコントロールを失うと現実化が困難になっていきます。

 

 その問題(case)を解決する(plan)のがコーチング(Authentic Coaching)。鍵は、やはり、「抽象度」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

F-247につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

興奮の度合いは、臨場感が高ければ高いほど大きくなる

 

 最近、臨場感maxの映像体験をしました。映画「Top GunMaverick」!

なんと主演のトム・クルーズはじめ俳優陣は、数カ月にわたる訓練を受けた後、実際に音速で飛行する戦闘機内で演技を行ったそうです。自ら撮影機器を操作して。

そんな事前情報と圧倒的体感(言語+五感)が、臨場感を高め、興奮を大きくしたのでしょう。公開2週目にして2005年公開の「宇宙戦争(原題:War of the Worlds)」の最終興収を抜き去り、トム・クルーズ主演作史上最大の大ヒット作となっています(米国)。

 

CG全盛のデジタル時代におけるこの実映像体験後、私はあらためて「リアルとは何か?」を考えました。

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

  

 *こちらもどうぞ↓

 F-106~:超実写版「ライオン・キング」で描かれた“超現実”を生きる極意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_383531.html

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第4回目(R4.7/24開催)のテーマは「ラポール」。後日、告知を行います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26952285.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

Q-169~:自身の信念を失いそうです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

Q-240~:毎日、無気力感に悩まされています ~気楽に生きる際の注意点~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418402.html

 

 

「感情」の解剖図鑑




L-068202011月シークレットレクチャー -03;じかんかじ(時間舵)

 

202011月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01目の前の世界はすべて〇〇でつくられている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28908637.html

 02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 03;じかんかじ(時間舵)

 

 

人生のあらゆる瞬間において、人間は過去の自分であると同時に未来の自分でもある

 

 これはアイルランド出身の詩人・作家 オスカー・ワイルド(Oscar Fingal O’Flahertie Wills Wilde1854~1900年)の言葉です。

 

 私が読んだある本には、この言葉を引用しながら、「過去→現在という意味で今はベストなのだから自信を持て。ただし、現在→未来という意味ではスタート地点でありこれからなのだから謙虚であれ」と書いてありました。

 

 著者が伝えたいことはよく理解できます。ヒーリングの視点ではOKだと思います。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

しかし、コーチング的にはNGです。コーチングマインドを持つ者にとって、時間は未来から現在、現在から過去に向かって流れています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 時間の流れといえば、私の好きな映画監督 クリストファー・ノーラン(Christopher Nolan1970~)の作品に「時間の逆行」を扱ったものがあります。2020年に公開された「TENET テネット(原題はTenet)」です。

 F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 ネタバレ防止のため本予告で使われていたシーンに留ますが、物語の途中で「過去→現在チーム」と「未来→現在チーム」が同時に同じビルを爆破する場面があります。

 

今「?」となっている方はゲシュタルトができていませんw

それは当然です。劇中では「時間挟撃(きょうげき)作戦」と呼ばれていましたが、「過去→現在」と「未来→現在」が交錯するという世界はなじみがない(=記憶がない)ため、イメージすることが難しいのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

映画を観て、全体像がわかると、ゲシュタルトができて理解することができます。

(一回観ただけの私はまだ「?」のままですw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ノーラン映画は一筋縄ではいかないものばかり。

とくに「TENET」は難解で、伏線がたくさんちりばめられています。しかも、その伏線回収は観客の想像力まかせだったりします。

じつは、短い「TENET」というタイトルにも驚きの秘密が隠されています。興味のある方は西暦79年に古代ローマの町 ヘルクラネウム(現在のイタリア・カンパーニャ州エルコラーノ)で見つかったとされる「SATOR Square」をチェックしてみてください。

 

 

Sator Square(Wikipedia)


Wikipediaより引用

SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS - Wikipedia

 

 

 本題に戻ります。

 オスカー・ワイルドもクリストファー・ノーランも、おそらく、大切な事実(fact)がスコトーマに隠れたまま。時間の本質に関して理解していない(=ゲシュタルトができていない)はずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 “本質”とは、「時間は流れていない」ということ。

 本当は人類には現在しかありません。ゴールを設定することではじめて未来から過去へと向かう時間の流れが生みだされます。つまり、時間の流れを生み、その進行方向を決める舵(rudder)がゴール。

 「TENET」風に表現するとw、ゴールが「じかんかじ(時間舵)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴール=時間舵を決めるのは、各人の思考であり、自由意思!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 *詳しくはこちらをどうぞ↓

 Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

 

現在地球上で暮らしている70数億人のほとんどすべての人が、「過去から未来に向かう」という時間観を受け入れているはずです。ゴールが「現状(w0)の最適化」だから。

しかしながら、それは完全な間違い。ゴールとは現状の外、つまり「このままでは絶対にありえない世界(w1)」のことです。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

今、皆さんの目の前にひろがっている世界は、過去の記憶を使って認識されるもの。だから「過去」です。そして、今想像する未来は過去の何らかの記憶を用いたイメージです。だから、やっぱり「過去」です。

「このまま続く時間軸上の未来」のことを、コーチングでは「現状(SQStatus Quo)」と呼びます。

F-060BTTF

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13626536.html

 

私たちは過去の記憶によりつくられたブリーフに合致したものだけを認識しています。過去の記憶でつくられる世界以外、つまり“現状の外”はスコトーマに隠れ認識することができません。スコトーマを生みだす(外す)ポイントは 1)知識、2)重要性、3)役割(責任)の3つです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 前回、「鹿児島と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?」と質問しましたが、浮かんだイメージはすべて記憶(知識)に基づくもので、かつ重要度が高いものだったはずです。

 

 

別の例で考えてみましょう。

私は医師でもありますが、皆さんは「医師」と聞いてどんなイメージが浮かびますか?

 

 浮かんだイメージの源をたどっていけば、実際の体験の記憶か伝聞等で得た情報の記憶に行きつくはず。案外、マンガやTVドラマなどの主人公のイメージだったりするのでは?

 

 「医師」に関して当事者として述べさせてもらうと、私が知る医師は誰もが学び続けています。大量の情報を手に入れ、知識を増やし続けています。とても勉強熱心な方ばかり。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

 ところが、日々増えていく知識のおかげで、かえってスコトーマが外れにくくなってしまいます。俗にいう「専門バカ」。正直に話すと、それが私の「医師」のイメージです。

(私自身も含めたイメージですよw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 

 

 知識がないとそもそもスコトーマに隠れたままでいつまでも認識できないが、知識が新たなスコトーマを生みだしさらなる認識を妨げる

 

 

 では、そんなジレンマを解決するためにどうすればいいでしょうか?

 

L-069につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

前回の「追記2」内で「本文中の桜島の写真を見て、違和感を覚えませんか?」と質問しました。写真はこちら↓

 

桜島-2

 

 

 スコトーマを生みだす(外す)ポイントは 1)知識、2)重要性、3)役割(責任)の3つ。

 

1)知識がないとスコトーマに隠れたまま。桜島のことを詳しく知らない方には違和感は生じないはずです。

 

 2)重要度がとても高い人、簡単にいうと桜島が好きな人はすぐに気づくはず。私の意図も含めて“理解”することができます。

 

 ふだんの重要度がそんなに高くなくても桜島をよく知る人は、私の問いかけを縁に3)役割が生まれ、違和感の正体にきっと気がつくでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 では、答えを。

 これは鹿児島市とは正反対の垂水(たるみず)市側から撮った写真です。お酒好きな方は「森伊蔵」という焼酎を御存知だと思いますが、その辺りですw

 鹿児島市側からは見えない火口が見えています。

(中央やや左。灰で色が変わり、噴煙があがっています)

 

 鹿児島県の人口は約158万人(R3.10月)。その4割近くの約60万人が鹿児島市在住です。鹿児島市民は「火口が見える桜島」に違和感を覚えるはずです(重要度がそこそこ高い方に限定されるでしょうが)。

さらにいうと桜島は複雑な形をしており(北岳・中岳・南岳があり、火口も2つあります)、地域によって見え方が全然違います。よく目にする写真はほとんど鹿児島市側から撮影されていますので、無意識にある共有言語(映像)としての桜島は「火口が見えないバージョン」のはずです。

 

 私たちは、つねに、「言葉(words)」「映像(pictures)」「感情(emotions)」の3つの軸で思考を行っています。

 一人ひとりの思考が(I×V)、目の前の現実を生みだしています(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

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 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

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 第4回目(R4.7/24開催)のテーマは「ラポール」。近日中に告知を行います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26952285.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-025The Last

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8292241.html

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Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 

 

L-067202011月シークレットレクチャー -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 

202011月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01目の前の世界はすべて〇〇でつくられている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28908637.html

 02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 

 

 あらためまして、CoacH Tですw

 

 前回は「コンフォートゾーン(CZ)」を外れることで生じる「認知的不協和」について解説しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 その場合、心理的に不安定な状態になります。それを「Rゆらぎ」と呼びます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

 「心理的に不安定」はゲシュタルトが不完全な状態ともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

ゲシュタルトが不完全なときは、無意識はRASをオープンにして情報を集め(認識)、過去の記憶と結びつけながら理解しようとします。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 そうしてゲシュタルトができあがることが「理解」。ゲシュタルト同士が結びつき(connect the dots)、巨大なゲシュタルトが新たにできることが「理解が深まる」です。深く理解してはじめて、ベストな評価や判断が行なえるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 繰り返しますが、私たちは過去の記憶と結びつけながら認識・理解・評価・判断を行っています。ポイントは「過去」だということ。先ほどの「ベストな評価・判断」の「ベスト」を決める基準は、あくまでも「過去」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

 では、自己紹介のつづきを。

 レクチャー中の私の背後には桜島があります。背景画像が桜島だというだけではなく、壁の向こう側にはリアルな桜島が本当に存在しています。そう、ここは鹿児島。

 鹿児島と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

 

 おそらく、多くの方が映像でイメージしているはず。

しかも、先に「桜島」という言葉(words)に触れていたので、鹿児島のイメージとして桜島と関連する映像(pictures)を想起された方が多かったはずです。いかがですか?

 

 

桜島-2

 

 

 私たちは、じつは、「言葉(words)」と「映像(pictures)」に「感情(emotions)」を加えた3つの軸で思考しています。

 以下、苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ 田島大輔さんの著書「マインドの教科書」(開拓社、p292~)より引用します。

 

 

 思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 人が思考する時の言葉・映像・感情からなる3つの要素。

 

 人間は「言葉(Words)」と「映像(Pictures)」と「感情(Emotions)」という3つの軸によって思考しています。私たちは「言葉」を使って考えます。その言葉が「映像」を想起させます。そして、その映像は「感情」を生み出します。人間は、この3つの軸で常に自分自身に話しかけています。この3つの軸による思考を「セルフトーク」といいます。

 この思考体系は、別の言葉では「アファメーション」ともいいます。アファメーションとは「事実として認識したことを宣言する」ことです。「信念について述べる」ことともいえます。ここでの「事実」とは実際の事実とは限りません。人間の『無意識』は、自分自身に事実として認識したことを真実としてそのまま受け入れます。

 アファメーションのプロセスは、人間がこの3つの軸で思考することを応用した技術です。

 

 

 私たちの目の前の世界は過去の記憶と紐づいた言葉と映像でできあがっていて、そこには感情(情動)が貼り付いています。感情の多くはネガティブなものです。なぜなら、私たちは“失敗”を強く記憶するから。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 私たちは、そうとは知らずに、いつも過去=“失敗”に囚われています。言葉・映像・感情(情動)が一体となった“失敗”の記憶によって大脳辺縁系が活性化してしまうと、文字どおり“動物的”になってしまいます。「ファイト・オア・フライト」です。

だから私は、クライアントさんの“過去”は一切聞きませんし、話させません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

私自身、未来の結果として“今”を生きるよう心がけています。つねにゴールを意識に上げながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

あえて「CoacH T」と名乗るのは、ゴールの果として“今”を生ききるための私なりの工夫です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

L-068につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

ゲシュタルトが不完全なときは、無意識はRASをオープンにして情報を集め(認識)、過去の記憶と結びつけながら理解しようとします。

そうしてゲシュタルトができあがることが「理解」。ゲシュタルト同士が結びつき(connect the dots)巨大なゲシュタルトが新たにできることが「理解が深まる」です。深く理解してはじめて、ベストな評価や判断が行なえるようになります

 

 理解のための情報収集が「学習」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

 それは「ゴールに向かうホメオスタシス活動」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 

-追記2

 本文中の桜島の写真を見て、違和感を覚えませんか?

 

 (鹿児島の方に限定されるかもしれませんが)ぜひ違和感の正体を考えてください。

 次回(L-068)の追記内で謎解きをします。

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第4回目(R4.7/24開催)のテーマは「ラポール」。後日、告知を行います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26952285.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

Q-167:自分を苦しめているのは記憶です。過去に苦しめられていることを感じています。コーチングで変化を実感しますか? <プチワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24320549.html

Q192~:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410371.html

Q-238~:気楽に生きたいのですが

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418094.html

Q-240~:毎日、無気力感に悩まされています ~気楽に生きる際の注意点~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418402.html

Q-243~:続・気楽に生きたいのですが… ~「気楽に生きる」ということ~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418403.html

 

 

マインドの教科書




I-077:【告知】コーチング・デ・コンパッションクラブ<220702> 受付開始

 

 すべてのはじまりは“現状の外”へのゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

双方向(多次元)の縁起を意識した気楽なクラブ活動をはじめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ(CoacHing de Compassion ClubCHCC)」。

(詳しくはこちら↓)

1

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27936349.html

2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28045280.html

 

 

CoacHing de Compassion Club

 

 

 このクラブ自体のゴールは「コンパッション実現」。コンパッションとは「慈悲」のことです。

20分(~最長30分)のクラブ活動を通じて、「Compassion = 慈悲」を体感&共有しながら、コンフォートゾーン化していくことを目指します。気楽にw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 その実現のためにエンドステートを2つ設定しました。

 (エンドステート、COA、アサンプションはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

1つ目(クラブ活動前半)は認知科学者 苫米地英人博士が教示されるコンパッションを確認していきながら、「お互いにスコトーマを外しあい、知識を習得・共有していく」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 2つ目(クラブ活動後半)はお互いにエフィカシーを高めあいながら、「コンパッションを高次の抽象度で臨場感豊かに体感しつつ、物理空間でしっかり実践(実装)する」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 *物理空間(=情報空間の底面)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 毎回、苫米地博士の著書「近未来のブッダ」(サンガ)より引用します。

 初回(220205開催)の反省を踏まえ、今後は告知の際に次回開催時の引用部分を提示することにしました。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 開催は不定期です(平日/週末の午前/午後)。1週間前までにはブログで告知します。

クラブ活動時間は20分間を予定しています(最長30分)。自由に参加してください(途中入退室可能)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 次回は R4.7月2日(土) 14時~開催。受付は5分前からです。

 

 申し込みは下記メールアドレスに。件名を「コンパッションクラブ<開催年月日>」としてください。

例:「コンパッションクラブ<220702>」

 

 申し込み・お問い合わせ(メール)

coachfor.m2@gmail.com

 

 お申込みいただいたら、zoom招待URLを返信します。あとは当日参加するだけです。

*自動返信ではありません。タイムラグを(compassionしながら)お楽しみください

*招待URLの転送等は御遠慮ください。参加できるのは申し込み者のみです

*申し込み時から匿名可とします(クラブ活動時の表示も)。ご自由にどうぞ

*友人や御家族等と一緒に一端末で参加する場合、申し込みは代表者だけでOKです

*クラブ参加時はカメラ・マイクともにオンにしてください。どうしても顔を出したくない方はzoomに搭載されているフィルター機能をご利用ください

(マスク・覆面・仮面のリアル使用も可w

*注意;録音・録画・撮影は御遠慮ください(私も行いません)

 

 

220702>前半のテーマ(引用部分、p31~)はこちら↓



 220702>後半のテーマ(引用部分、p212~)はこちら↓


 

 最後にもう一度、「近未来のブッダ」(サンガ、p151~)より引用します。

 

 

 現代版慈悲は「一緒に楽しみましょう」

 宗教は、たくさんの人に開かれていて、役に立ってこそ存在意義があります。ブッダの時代は「四つの苦をなくしてあげる」といえば、そのニーズは絶大でした。でも、今はそれではだれもついてこないのです。

 ブッダの時代、大衆のニーズに、教えを説いて応えた実績は意義深いです。しかし、今やニーズが違ってきています。そういう意味では、ブッダの教えが有効に人々の役に立っていないような懸念を感じます。

 宗教は、多くの場合は本人の救済に役立ってこそのものです。そういう機能を提供していくことの大前提として、たくさんの人の耳に届く、たくさんの人が聞きたいと思うメッセージを発信していないといけません。ブッダの教えも基本は不変ですが、時代が変わるにつれて説き方もバージョンアップしていくべきですし、コンパッションという考え方もどんどん現代化していくべきです。

 二十一世紀のコンパッションは、「一緒に苦しみましょう」とか、「一緒に憐れみましょう」とか、「私もあなたと同じように苦しんでいるんですよ」でなくていいと思います。もちろん、そういうニーズにも応えますが、もっと一般的な、基本的には現代社会の楽しさや快適さを享受できている人たちに応える「一緒に楽しみましょう」でいいのです。

 引用終わり

 

 

 さぁ、一緒に楽しみましょう!

 縁がつながることを楽しみにしています。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

2つ目(クラブ活動後半)はお互いにエフィカシーを高めあいながら、「コンパッションを高次の抽象度で臨場感豊かに体感しつつ、物理空間でしっかり実践(実装)する」

 

 抽象度が上がるほど具体的な情報量が減っていくので、臨場感は下がっていきます。

ところが、それは「臨場感についての認識の誤解」(by苫米地博士)。詳しくはこちらで↓

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

近未来のブッダ




F-245:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.2;双極性障害>

 

 

 アートとは、才能によるもの。

 アーティストの才能とは、自分が強烈につくりたいもので、人に影響を与えるということ。

 それは笑いだったり、笑顔だったり、感情をつくりだす、人を感動させるストーリーテリングです。

 

 

 この言葉は、今(20225月下旬)話題の“あの人”のもの。

 その意味をコーチとして考えてみました。

 (シリーズの最後で誰の言葉かを明かします。想像しながらお読みくださいw

 

 vol.1;臨場感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 vol.2;双極性障害

 

 

 ポイントは臨場感。

その臨場感は、たとえば映画でいうと、観る人の心に由ります。映画そのもののおもしろさももちろん関係しますが、あくまでも観る人(観察者)の心次第。“おもしろさ”を決めるのは、各人の心であり、臨場感だということです。

F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

すべてが「臨場感のあるフィードバック関係」次第であり、臨場感が「一人一宇宙」を生みだしている

 

 その理をプリンシプル化したものが、「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式:I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 「I×V=R」が「夢をかなえる方程式」であることは事実ですが、一方で「夢を阻む方程式」にもなりえます。すべてマインド次第。「臨場感のあるフィードバック関係」次第です。

 Q-068:認知的不協和の状態にあり… Vol.5;ヒーリングとコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14400982.html

 

 ところで、皆さんは「双極性障害」について御存知ですか?

 

 双極性障害は、気分が高揚する「躁(そう)状態」と、気分が落ち込む「うつ状態」が、何も症状がない時期をはさみながら、何回も繰り返しあらわれる病気です。私が医師になった頃は「躁うつ病」と呼ばれていました。

 発症年齢の平均は20代前半ですが、老若男女問わずどんな人でも発症し得ます。遺伝性はなく、生涯有病率(一生のうちに一度は病気にかかる人の割合)は0.6%ほどとされています。

 その特徴は、最低7日間の躁状態があるか、最低4日間の軽躁状態と最低2週間のうつ状態があること。一日の中で気分が入れ替わるケースは除外されます。

 具体的な症状はこんな感じです

 

 <躁状態>

    気分が高揚したまま一方的に話し続ける

    次々とアイデアが浮かんできて止まらない状態になる

    寝ないで活動し続けても疲れを感じない

    気分爽快

    世界が明るく感じられる

    偉くなったように感じられ、尊大な態度をとる

    攻撃的になる(人によっては幻覚や妄想を伴う場合あり)

    お金を使いすぎる(借金を重ねる)

    一人称が「僕」から「俺」に変わる

    「初めて本当の自分になれた」という内省言語

 

 <うつ状態>

    何事にも興味が持てなくなる

    今まで楽しいと思っていたことが楽しめなくなる

    「死にたい」と思う気持ちが起こる(希死念慮)

    不眠、倦怠感、食欲異常(過食の場合もあり)

    学校や会社に行けなくなる

    日常生活動作(ADL)ができなくなる

    「私ってなんてダメなんだろう」という内省言語

 

 私は精神科専門医ではありませんが、専門であっても「双極性障害」の診断は難しいそうです。次の2つのタイプがあることが関係するとされています。

 

 ●双極Ⅰ型障害;典型的な躁状態とうつ状態があらわれるタイプ。1週間以上続く躁状態が一度でもあらわれていればⅠ型と診断される

 ●双極Ⅱ型障害;躁状態よりも軽い「軽躁状態」とうつ状態があらわれるタイプ。軽躁状態が4日以上続き、うつ状態があるとⅡ型と診断される

 

 「軽躁状態」は、気分がよく、仕事がはかどり、いろんなアイデアが湧いてくるような、いわゆる「ノってる」状態です。入院をするほどの症状ではありませんが、まわりの人には「人が変わったように」感じられます。

 コーチング的にいうと、人が変わる=ブリーフシステム(BS)がかわる=コンフォートゾーン(CZ)がかわる=RAS&スコトーマがかわる。もちろん、そのはじまりはゴール設定です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 Ⅰ型はわかりやすいのですが、Ⅱ型の軽躁状態かの判断は難しく、見落とされることがあるそう。双極性障害であらわれるうつ状態とうつ病の症状はほとんど変わらないため、軽躁状態に気づかなかった場合にうつ病と診断されることが起こり得ます。

双極性障害の患者さんが抗うつ薬による治療を受けても効果はなく、むしろ治療により躁状態が急にあらわれる場合(躁転)があるとされています。

じつはⅡ型は、Ⅰ型と比較すると躁状態は軽いものの、病態がコントロールしやすいとはいえません。むしろⅠ型の方が薬が効きやすいそうで、「Ⅱ型だから軽い」とはいえないようです。

「軽く考えないことが大切」です。思い当たる方は、ぜひ精神科に御相談ください。

 

 

 と、ここまでが精神医療の話。ここからは一般向けの話に戻ります。

 

 先ほど「『軽躁状態』は、気分がよく、仕事がはかどり、いろんなアイデアが湧いてくるような、いわゆる『ノってる』状態です」と書きました。

ドキッとしませんでしたか?

 

 このブログをお読みの方のほとんどが当てはまっているはずw

 なぜなら、皆さんはコーチングに強い興味があり、日々実践しているはずだから。

 

 コーチングのコアは「ゴール」と「エフィカシー」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 エフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」ですが、それは「ゴール設定によりうみだした新たなイメージの臨場感」と表現することができます。つまり、「I×V=R」のVVividness)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

人生のあらゆる領域にゴールを設定し、エフィカシーが十分に高いと、目の前が「ゴールの世界の一部」に感じられます。すると、気分が高揚したまま次々とアイデアが浮かぶような創造的な状態になります。寝ないで活動し続けても疲れを感じないほどエネルギッシュで、いつも気分爽快。世界はますます明るく輝いて感じられるでしょう。

モチベーションでいえば100%want toしかない状態です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

そんな様子は、傍から見ると、先に示した躁状態と変わりません。

周囲の人には「(コーチングによって)人が変わった」ように感じられ、関係が深いほど不安が大きくなります。思わず「どうしたの?」「大丈夫?」「心配だから病院に行こう」と働きかけてしまうでしょう。

医学的な知識があればなおさら、認知的不協和が強く働くはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

本人からすると、それらの働きかけはすべてドリームキリング。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 まわりが必死になればなるほど、本人の無意識は強く抵抗します。Push-push backにより。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882703.html

 

 

 こんな話をすると、コーチングを学び実践することに不安を感じるかもしれません。

 

でも、もちろん大丈夫。本物のコーチング(Authentic Coaching)を学んでいけば。

(軽躁)状態とコーチングマインドは、似ているようでいてまったく異なるものです。両者の間には決定的な違いがあります。鍵は「〇〇〇」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

F-246につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 でも、もちろん大丈夫。本物のコーチング(Authentic Coaching)を学んでいけば

 

 反対にいうと、本物のコーチング(Authentic Coaching)を学ばなければ危険。かえって大切な縁を失ってしまうことになりかねません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 本物(Authentic)かどうかを見分けるポイントとして、私はゴールの定義を吟味するように勧めています。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 詳しくは苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)をお読みください。

 

 

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 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第3回目(R4.6/19開催)のテーマは「ゴール」。詳細はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28683163.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

Q-217:家庭や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27388111.html

Q-218:わりとすぐに達成できそうなゴールを設定してもよいですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27405307.html

 

 

オーセンティック・コーチング



L-066202011月シークレットレクチャー -01目の前の世界はすべて〇〇でつくられている

 

202011月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01目の前の世界はすべて〇〇でつくられている

 

 

 最近、「はじめての経験」「新しい体験」をしていますか?

 

 私たちの無意識はつねに安定を求めています。だから「はじめて」「新しい」は敬遠してしまいがち。つい過去に経験したこと(既知)を優先し、未経験のこと(未知)は避けようとします。皆さんにもきっと「いつもの〇〇」「なじみの△△」といったもの・こと・場所があるはず。

 それをコーチングでは「コンフォートゾーン(CZComfort Zone)」といいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 大脳が発達した私たち人類の場合、CZとは物理的なこと・もの・場所ばかりではありません。情報空間上のもの・こと・場所もCZ化します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 例えば「名前」。

 コーチとしての私は、初対面の人に対して「CoacH Tです」と自己紹介します。すると、多くの方々が不思議そうな(怪訝な)表情をされます。

 

 皆さんはどうでしょう?

 まったく面識のない私から「CoacH Tです」とだけ言われたら、なにか変な感じがしませんか? (Don’t think, feel!)

 

 もしも違和感を感じるなら、その正体は「認知的不協和」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 使い慣れた(聞き慣れた)「苗字+名」という形式=CZから外れることにより、自分の内側の現実と外側の現実の間に矛盾が生じ、その矛盾を解消しようとする心の動きが生まれるのです。

 もちろん、それは悪いことではありません。エネルギーと創造性の源だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

 ただし、たいていの場合、不協和は容易に不安や不満へと変わり、情動レベルで発散されてしまいます。動物(本能)的な大脳辺縁系での活動により。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 *詳しくはこちらをどうぞ↓

 S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

 もしも「イライラ」や「ソワソワ」など落ち着かない感じがするときは、そんな情動の源を探ってください。逆腹式呼吸を行い、リラックスを深めながら。止観です。

 F-096~097:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.3~4

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 その止観は“自分(自我)”と向き合う訓練になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 止めるのは「煩悩」、観るのは「縁起宇宙」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

ゆっくりとした呼吸を繰り返しながら徐々にリラックスを深めていくと、“自分(自我)”を形作るコアな記憶にたどり着くはず。

「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」 それが「わたし」の正体です。コーチングでは「ブリーフシステム(BSBelief System)」と呼びます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

 私たちの無意識はつねに安定を求めています。だから「はじめて」「新しい」は敬遠してしまいがち。つい過去に経験したこと(既知)を優先し、未経験のこと(未知)は避けようとします。

 つまり、CZBSはどんどん固定化されていくということ。

その働きの正体は「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」です。生命維持にかかわる強力な機能が、私たち自身の行動や目の前に広がる世界そのものを固定化していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ポイントは、「記憶」であり、「過去」だということ。

 私たちは、通常は、過去に閉じ込められています。時間が過去から未来に向かって流れているように感じられることは、そのあらわれです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

L-067につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第3回目(R4.6/19開催)のテーマは「ゴール」。詳細はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28683163.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

 

Q-264:コーチングは弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまないのだろうか? <vol.6;「老病死(+生で四苦)」を理解し克服する>

 

 医療関係者より御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:コーチングについて、ある医学誌に「健康度や問題意識が高く、自ら向上したいというエネルギーが充実している当事者の場合には適応になるかもしれないが、弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまない手法である」と書かれていました。

 タケハラコーチはどのように思われますか?

 

 vol.1自我から離れ、高い抽象度で物事を捉える技術

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28742699.html

 vol.2;肯定的立場で(affirmative

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28786054.html

 vol.3;否定的立場で(negative

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28812088.html

 vol.4;ケース&プラン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28852840.html

 vol.5;「『老病死(+生で四苦)』を理解し克服する」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28871834.html

 vol.6;「老病死(+生で四苦)」を理解し克服する

 

 

 これまでのvol.1~5を踏まえた上での御質問への回答です。

 

A:「コーチングは臨床心理や精神医療の世界にはなじまない」に一言でこたえると「誤解」。完全な誤解です。誤解の原因は「抽象度がない」からでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「抽象度がない」をシンプルに分類すると、1)そもそも知らない、2)知っているが実感していない、3)実感しているが実践できていない

 

 それを「心理的盲点」を意味するスコトーマの概念と絡めて説明すると、

1)     そもそも知らない =知識がない

2)     知っているが実感していない ≒重要度がない(低い)

3)   実感しているが実践できていない ≒役割(責任)がない(低い)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そんな問題・課題(case)を一撃で解決する方法(plan)があります。何でしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 そう、ゴール設定です。もちろんゴールは1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定するもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 過去のしがらみとは一切関係なく自由な心でゴールを設定するから、役割(責任)が生まれ、重要度が上がり、まるでスポンジが水を吸収するように知識を得ていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 それが学習。

 PM-05-06~08:そもそも教育とは?-3-1~3)学習を促進する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

 学習とは「ゴールに向かうホメオスタシス活動」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ゴールが1)心から望むものであるほど、エネルギーが大きくなります。

ゴールが2)自分中心を捨て去ったものであるほど、抽象度が上がります。

そして、ゴールが3)現状の外であるほど、創造力が磨かれていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

 前回(Q-263)御紹介したマズローの欲求階層説(自己実現理論)でいうと、「抽象度が上がる」とは、「生理的欲求(Physiological needs)」→「安全の欲求(Safety needs)」→「社会的欲求/所属と愛の欲求(Social needs/Love and belonging)」→「承認欲求(Esteem)」→「自己実現欲求(Self-actualization)」→「自己超越欲求(Self-transcendence)」という変化(進化)のこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 

自己実現理論(Wikiより引用)

欲求階層説(自己実現理論)

Wikipediaより引用

 

 

 ゴール設定を行わないと、いつまでたっても高い抽象度次元がスコトーマに隠れたまま。 

当然、意識は情報空間(宇宙)の底面である物理空間に囚われています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

そんな意識状態でも「身体的苦痛」を感じることはできます。しかし、その「身体的苦痛」を写像として生みだす本当の原因を見つけることはできず(case)、解決することもできません(plan)。

“本当の原因”を見つけ解決することなしに行う治療は、すべて対症療法です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

もちろん、「身体的苦痛」を解消することを否定するつもりはありません。

しかしながら、本当の原因を見つけ解決することなく「身体的苦痛」だけを解消してしまったなら、いずれはもっとひどい「苦痛」となってあらわれるでしょう。それがMUPSMultiple Unexplained Physical Symptoms:複数の医学的に説明不能な身体症状)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 「脳」と「心」は同じものの抽象度の違いであって、「脳と心」でひとつ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

それと同様に、「身体的苦痛」「心理的苦痛」「社会的苦痛」「スピリチュアルペイン」も同じものの抽象度の違いです。

(私自身は「スピリチャルペイン」は他を包摂していると思っています)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 

 人が不健康になるシンの原因は高次の情報空間にあります。

 その因をしっかり見極め解決することが根治療法。“根治”とは、ゴールを設定し、「自分の存在と価値」を自ら生みだし、しっかり実践していくことです。

 その結果として、スピリチュアルペインを克服することができ、well-beingが実現していきます。

 Q-204~:「縁起」と「因果」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

 だから、私は「弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界」こそ、コーチング(&ヒーリング)を必要としていると思っています。医療・介護業界に限らず、本当はスピリチュアルペインを抱えてしまっている誰もがコーチングを必要としています。

 人類すべてがコーチングの対象です。

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 ヒーリングとコーチングの関係について、こちらをどうぞ↓

F-237~:「出口が見えない」と「出口戦略」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419486.html

Q-064:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 

 -追記2

 よく「なぜゴールを設定すると抽象度が上がるのか?」という御質問をいただきます。

 

 すべては縁起であり、縁起は双方向です。「ゴール設定→抽象度が上がる」だけではなく、「抽象度が上がる→ゴール設定」という双方向で相補的な関係です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 まずはゴールを設定しましょう。それも人生のあらゆる領域に(バランスホイール)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

そして、「ゴールに向かって意識的に抽象度を上げる」ことに取り組んでください。そのための思考法が「コンセプチュアル・フロー」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-182~185:家族がかんで… -06~09;「I×V=R」を用いた2nd.Step<ゲシュタルトを巨大化する>実践編vol.1~4

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25217507.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25259581.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25282178.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25324197.html

 

 

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-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

L-001~20201月シークレットレクチャー(スピリチュアルペイン-1

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

L-023~20203月シークレットレクチャー(スピリチュアルペイン-2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

L-032~20204月シークレットレクチャー(スピリチュアルペイン-3

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413332.html

 

 


F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 

 

 アートとは、才能によるもの。

 アーティストの才能とは、自分が強烈につくりたいもので、人に影響を与えるということ。

 それは笑いだったり、笑顔だったり、感情をつくりだす、人を感動させるストーリーテリングです。

 

 

 この言葉は、今(20225月下旬)話題の“あの人”のもの。

 その意味をコーチとして考えてみました。

 (シリーズの最後で誰の言葉かを明かします。想像しながらお読みくださいw

 

 vol.1;臨場感

 

 

 認知科学者 苫米地英人博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)の中に、ゴールのカテゴリとしての「職業」と「趣味」の関係について書かれている部分があります。以下、同書からの引用です(p59)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 よって、職業のゴールを探す大前提としては、まずは好きなことをしているのかを確認し、していなければ、「趣味」の観点から「職業」を見ていくことになります。

 いま「なぜ、突然『趣味』なのか?」と思った人もいるでしょう。しかし、意外に思うかもしれませんが、「職業」と「趣味」はよく似たゴールなのです。

 引用終わり

 

 

 書籍ではこの後「◎職業のゴールがわからなければ、趣味のゴールから探していく」に続きます。コーチングに興味がある方にとって必読の書です。ぜひお読みください。

 

 「職業」と「趣味」はよく似たゴール

 

 苫米地博士が鹿児島で講演してくださったときも、職業のゴールを見つけるために趣味のゴール設定がとても重要であることを話してくださいました。早いもので、もう6年が経ちます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702480.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

 当時の私はコーチとしてデビューしたばかり。頭の中はまだまだ病院長としての仕事でいっぱいでした。博士の講演を舞台袖で拝聴しながら、「職業」や「社会への貢献」「生涯学習」ばかりで、「趣味」をないがしろにしていることに気が付きました。スコトーマが外れたのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 心から欲する趣味は何だろう?

 

 すぐに思い浮かんだのは映画。そう、子どもの頃から私は映画が大好き。

幼少期の思い出は辛いものばかりですが、映画との縁に関してはラッキーでした。

鹿児島で上映される映画の多くをフリーで観れる境遇だったため、毎週のように映画館に通っていました。とくに大学浪人中は、本当に毎週映画を観にいきました。確か60本以上観たはずです。「人生においてこんなに映画を観れる年はない」とセルフトークしながらw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24905509.html

 

「映画好き」というブリーフを生みだしたのは、間違いなく「情動を伴った体験の記憶」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

その意味では映画にこだわるほど過去に囚われるともいえますが、博士と出会う前の私はそんな映画鑑賞さえ楽しめなくなっていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4406033.html

 

 いわゆるストレスにより、つねに大脳辺縁系優位の状態だったから。エヴァ風にいうと「裏コード ザ・ビースト」な感じですw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 抽象度が低い“煩悩渦巻く現実”に縛り付けられ、映画で描かれる仮想世界に自由にアクセスできなくなっていたのだと思います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「映画で描かれる仮想世界に自由にアクセスできない」を言い換えると、「臨場感が感じられない」であり、「ホメオスタシスが働かない」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 以下、苫米地博士の著書「洗脳原論」(春秋社)より引用します(p15~)。

 

 

 ♰ホメオスタシス仮説

 ここで、なぜ変性意識下において、仮想世界がリアリティをもって眼前にひろがるのか、そのメカニズムを解く仮説を論じていこう。それは、人間の内外の環境変化に関わらず、生理的性質を一定に保とうとする恒常性機能、ホメオスタシス(homeostasis)と関係があるものと考える。もともとホメオスタシスは、生体と物理的環境の関係におけるフィードバック関係において、気温が上がれば発汗するなどの作用で生体の恒常性を維持し、それにより生体の正常性を保つための、生物の自律的なメカニズムを指す言葉である。しかし、どうやら人間は、脳機能の進化により、本物の外的物理環境ではない、触ることのできない想像上の環境、すなわち仮想的な世界(仮想現実世界)に臨場感を感じ、生体レベルで恒常性維持のフィードバック関係を築くことができるようになったらしい。

 映画を見ていると手に汗を握るのは、まさにこれである。認知科学の用語では内部表現というのだが、記憶や現在の思考、概念などの抽象的情報を含む心的な自我の表現と、これに対応する外部的に自分を取り巻く環境(物理的現実世界もしくは仮想現実世界)とのあいだで、ホメオスタシス・レベルのフィードバック関係を成り立たせる能力が人間にはあるのだ。

 外部からの刺激を、頭のなかのスクリーンに映しだす内部表現は、外的な環境が変化するのに合わせて、みずからの情報内容を刻一刻と更新するわけであるが、たとえ外的な環境が本物の物理環境ではなく、映画や小説などの仮想的な環境であったとしても、一度臨場感のあるフィードバック関係が成立していれば(要するに映画に熱中していれば)、外的な環境における状態変化が生体レベルにまで、フィードバックして影響を与えてしまうのである。たとえそれが現実の物理世界と異なる情報であったとしても、このホメオスタシス・フィードバックの関係において、内部表現が脳内の劇場で与えられた架空の情報を、あたかも本物のように上映すると、観客である認識機能は、それを真の情報だと思いこみ、実際に視覚化してしまう。

 たとえば、何も見えていない状態で、「ここに蓮の花が生えている」という情報をインプットする(外的環境に暗示の言葉などで描写する)と、本当に蓮の花が現われてくる。映画や小説で涙を流してしまう(架空の出来事で、実際に生体が反応する)のも、このためであると説明できる。同様に、催眠状態における幻視、幻覚、幻聴、運動支配、退行といった現象も、情報空間にまでひろがったホメオスタシス機能として説明できるとするのが、ホメオスタシス仮説である。これは、仮想世界に臨場感を感じることができる人間の脳機能の作用を一般的に仮説化したものであるが、同時に「聖痕現象」と呼ばれるような精神側から肉体側への極端な影響が与えられる現象も説明することができる。

 たとえば、術者が「焼けるように熱い」と言いながら、箸を変性意識下にある人の腕にあてると、焼け火箸のように感じて、実際にその箇所が火傷したような状態になる場合がある。あるいは受難の日、イエスが十字架につけられたとき打ちこまれた釘の傷を連想させる瘢痕が手のひらにでき、ときにはそこから血が噴き出す現象が、「聖痕現象」であるが、これも仮想の情報によって、脳が稼働し、肉体に変化をもたらしたものである。

 引用終わり

 

 

 人間は、脳機能の進化により、本物の外的物理環境ではない、触ることのできない想像上の環境、すなわち仮想的な世界(仮想現実世界)に臨場感を感じ、生体レベルで恒常性維持のフィードバック関係を築くことができる

 

冒頭で紹介した言葉でいうと、「強烈につくりたい」「人に影響を与える」「感動させるストーリーテリング」を現実化するのが臨場感。

突き詰めると、「アート」とは高次元の情報場(あの世)へのアクセスであり、「才能」とはそれを高い臨場感のまま物理空間(この世)で表現する能力といえるはず。岡本太郎さん風にいうと、「爆発」がアート、「爆発させる力(覚悟)」が才能です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 ポイントは臨場感。

その臨場感は、たとえば映画でいうと、観る人の心に由ります。映画そのもののおもしろさももちろん関係しますが、あくまでも観る人(観察者)の心次第。“おもしろさ”を決めるのは、各人の心であり、臨場感だということです。

F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

すべてが「臨場感のあるフィードバック関係」次第であり、臨場感が「一人一宇宙」を生みだしている

 

 その理をプリンシプル化したものが、「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式:I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

F-245につづく)

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 抽象度が上がると、臨場感が下がります。

 しかし、それは「臨場感についての認識の誤解(by苫米地博士)」w

 詳しくは下記ブログ記事をどうぞ。後半は「STAR WARS」を用いたワークを紹介しています↓

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

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-関連記事-

F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

F-106~:超実写版「ライオン・キング」で描かれた“超現実”を生きる極意

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_383531.html

F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 

洗脳原論

Kindle版はこちら↓





Q-263:コーチングは弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまないのだろうか? <vol.5;「『老病死(+生で四苦)』を理解し克服する」ために>

 

 医療関係者より御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:コーチングについて、ある医学誌に「健康度や問題意識が高く、自ら向上したいというエネルギーが充実している当事者の場合には適応になるかもしれないが、弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまない手法である」と書かれていました。

 タケハラコーチはどのように思われますか?

 

 vol.1自我から離れ、高い抽象度で物事を捉える技術

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28742699.html

 vol.2;肯定的立場で(affirmative

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28786054.html

 vol.3;否定的立場で(negative

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28812088.html

 vol.4;ケース&プラン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28852840.html

 vol.5;「『老病死(+生で四苦)』を理解し克服する」ために

 

 

 まずは医療・介護現場にコーチング(Authentic Coaching)がひろがり、誰もがゴールを見つけスピリチュアルペインを克服している。すると、老病死(+生で四苦)が縁でコーチングを実践しはじめた人たちがどんどん生命エネルギーをとりもどし、人生(世界)を輝かせ、社会全体および未来が豊かになっていく

 苫米地博士に学びながら、私はそのようなビジョンに向かっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 御質問への今回の回答は「そもそも論」。それは根源的なレベルでの課題発見であり(ケース)、より抽象度の高い次元での問題解決です(プラン)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 先に解決(結論)を言えば、「『老病死(+生で四苦)』を理解し克服する」

 

 じつは、四苦の克服そのものが、「抽象度を上げる」ことの因であり果であるといえます。双方向の縁起です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *縁起について、こちらもどうぞ↓

 Q-204~:「縁起」と「因果」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

 「生老病死」という四苦を理解するためには、「生」「老」「病」、そして「死」をそれぞれゲシュタルト化し、より高次の抽象度次元で「生老病死(四苦)」とひとつに統合(connect the dots)する必要があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 その統合=ゲシュタルト再構築が行なわれると、理解がさらに深まり、“意味”がわかります。ゴールとのつながりがはっきりと感じられるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 

 では、具体的に考えていきましょう。

 

 「健康でありたい」や「美しくありたい」という願うことは自然なことです。でも、それは原始的な欲望のあらわれであり、強力な煩悩です。その証拠に、健康や美容はお金と強く結びつき、巨大産業化しています。

 そこには「他人の視点」や「社会の価値観」がたっぷりと刷り込まれており、誰もが「仮想の自分」を追い求めているはずです。そんな3つのモノサシ」は「刷り込まれてきた考え方や価値観」の代表です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28695996.html

 

 マズローの欲求階層説(自己実現理論)で考えると、多くが最下層の「生理的欲求(Physiological needs)」レベルだったりします。高くても「承認欲求(Esteem)」レベルでしょう。その上の「自己実現欲求(Self-actualization)」や「自己超越欲求(Self-transcendence)」ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士は、この「欲求階層説」について、「人間の欲求が、最も抽象度の低い物理空間(脳幹レベルの欲求)から、しだいに抽象度の高い情報空間(前頭葉レベルの欲求)へと段階的に上がっていくことを説明したものだ」とコメントされています。

 その「抽象度の変化」そのものが、じつは「健康」と大きく関係します。

 

 そもそも「健康」とは何でしょう?

 

 …WHO的には「身体的に、精神的に、社会的に、そしてスピリチュアルに、完全に幸福な(満たされた、良好な)状態」のこと。単に「病気がない」とか、「弱っていない」ということではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 

 このWHO的「健康」には、少なくとも3つのスコトーマが潜んでいます↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859828.html

 

 それに対して、苫米地理論における「健康」とは、「そのときの自分の状況にとって正常な状態」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859896.html

 

その「状況」や「正常」を決めるものがゴール。あくまで未来側からの判断です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

 ここで苫米地博士の著書「脳に免疫力をつければ病気にならない!」(徳間書店)から引用します(p2~)。博士が行間に込められたメッセージ(気)を感じてください。Don’t think, feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 もちろん、健康でありたい、美しくありたいと思う気持ちを私は否定しません。そのために努力することも悪くはないでしょう。

 誰もが健康になりたい、やせて美しくなりたいと思っていて、メディアはその欲望をくすぐるさまざまな健康法を次々と紹介します。「健康市場」「健康産業」という言い方があるように、健康や美容にまつわる市場は日々拡大しており、その規模は2兆円ともいわれています。

 それなのに、健康ブームをあおる人たちは本当のことを決して言っていないように、私には思えるのです。

 それが何だか分りますか?

 それは健康も病気も、あなたの体はすべて脳に支配されているということ。

 健康を考えるにあたって、大事なのは脳だということです。

 

 ご存じの方も多いかもしれませんが、私はアメリカのイエール大学、カーネギーメロン大学やハーバード大学附属病院との共同研究などで機能脳科学、認知科学、計算言語学などの研究を行ってきました。その中で私が特に注目しつづけたのは、脳における情報処理が体に圧倒的な影響を与えることでした。

 

 たとえば、病気の患者さんには「呼吸が苦しい」「体が痛い」などの物理レベルのリアリティがあります。しかし、医師たちから「痛みはすぐになくなります」「必ずよくなりますよ」と診断され、患者自身も「必ずよくなる」という情報にリアリティを感じると、医学的な所見では回復の見こみがないと診断された患者さんでも、めきめきと回復することがあります。また反対に、回復が見込めるはずの患者さんでも「自分はもうダメだ」と思った場合には、病状がどんどん悪化してしまいます。

 

 つまり、「よくなる」「悪くなる」「自分は健康だ」「病気だ」など、自分の体に関して述べられるどんな情報にリアリティを感じているか、つまり、脳で情報をどのように処理しているかによって、体の状態が明らかに変わるのです。

 

 これは、聞き慣れない読者にとっては眉唾に感じられるかもしれません。「思うだけで体調が変わるなんて、おかしなことを言う」と思っている方も多いでしょう。

 しかし、これまでの私の本を一度でも読んだことがある人ならご存じのはずですが、認知科学の理論では不思議なことでも何でもありません。

 脳は頭蓋骨の中におさまっていて、外界と触れることがありません。脳にとっては「どういう情報が入力されるか」がすべてです。

 その入力される情報の中でも、人間は物理レベルのリアリティ(殴られた、腫瘍ができた等)より情報レベルのリアリティ(悲しい、痛い、負けたくない、治りたい等)に強く影響されます。

 私が多数の著書で解説してきた洗脳がその典型的な例です。

 私は大学で人工現実生成に関する研究を行っていましたが、被験者を催眠状態にして「君は目が見えないよ」と暗示をかけると、被験者は「先生、どうしよう!? 目が見えません!」といいながら、私が立っている場所をちゃんと迂回して部屋を歩きます。実際には目が見えているのに、「君は目が見えない」という情報を脳が処理しているため、「見えているのに、見えていない」という反応を体が示しているのです。

 こうした知見を医療の現場で活用してもらうため、私は長年、医師や看護師などの医療従事者に対してメディカル・コーチングの指導を行っています。それらのセッションでは、本書で詳しく解説する「情報空間のエネルギーを使って患者のリアリティを書き換え、治療に活かす技術」を教えています。

 引用終わり

 

 

物理的身体はマインド(脳と心)での情報処理の結果。抽象度を軸とした場合の情報空間の底面(=物理空間)への写像です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「脳と心」は同じもの。同じもの(マインド)の抽象度の違いです。「脳」のことを高次の情報空間では「心」と呼び、「心」のことを物理空間(情報空間の底面)では「脳」というだけのこと。
 生命(現象)はすべての抽象度次元にシームレスに存在しています。

 PM-01-11~17:超情報場仮説(理論)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

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 その理解と実践が「情報空間のエネルギーを使って患者のリアリティを書き換え、治療に活かす」ことを可能にします。

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それが、私がコーチング(Authentic Coaching)を勧める理由のひとつです。

 

Q-264につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 超情報場理論(仮説)について、こちらもどうぞ↓

 Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第3回目(R4.6/19開催)のテーマは「ゴール」。詳細はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28683163.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

F-237~:「出口が見えない」と「出口戦略」

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Q-064:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

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Q-167:自分を苦しめているのは記憶です。過去に苦しめられていることを感じています。コーチングで変化を実感しますか? <プチワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24320549.html

Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 

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