苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

2021/11

L-05120207月シークレットレクチャー -01;現世利益の多くは「理想的な現状」のこと

 

20207月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通しての全体テーマは「現世利益」、キーワードは「トータルペイン(とくにスピリチュアルペイン)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 

講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;現世利益の多くは「理想的な現状」のこと

 

 

愛の反対は憎しみではない。無関心だ

 美の反対は醜さではない。無関心だ

 信仰の反対は異端ではない。無関心だ

 生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心だ

 

The opposite of love is not hate, it’s indifference.

The opposite of beauty is not ugliness, it’s indifference.

The opposite of faith is not heresy, it’s indifference.

And the opposite of life is not death, but indifference between life and death.

 

エリ・ヴィーゼル(19282016年) 
1986
年にノーベル平和賞を受賞したハンガリー(当時)出身のユダヤ人作家

 

 

 3回の講義全体のテーマは「現世利益」。

 皆さんは「現世利益」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

 

 読むのを一時中断し、しばらくの間「現世利益」を感じてください。Don’t think. Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 きっと「うれしい」「楽しい」「気持ちいい」「すがすがしい」「誇らしい」が満ち溢れた、明るくあたたかいイメージを感じたことでしょう。

その一つひとつを大切にされてください。それは夢を現実化するための大切な縁起となります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *「うれしい」「楽しい」「誇らしい」を用いたワークを紹介しています↓

 PM-04-14~15:抽象度を上げて死を克服するワーク「トータルハッピネス」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8431066.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8431170.html

 

ちなみに、講義を行った頃の私のイメージは「happy」(あえて言語化すると)。今は「well-being」に変化しています。

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 皆さんの「現世利益」はどんな感じでしょうか?

 

 

 ところで、私が見聞きする「現世利益」は“現状”についての話がほとんどです。それも理想的な現状。現状(SQStatus Quo)とは現在のセルフイメージが生みだすもので、「このまま続く時間軸上の未来」も含みます。その根底には過去→現在→未来という時間観があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 もっとコーチっぽくいうと、“現状(SQ)”とは「コンフォートゾーン(CZComfort Zone)」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 CZの内側にゴール(らしきもの)を設定してしまうと、スコトーマが外れません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

そのままの状態で日々を生きると、ますます現状に縛られ、無限の可能性を自ら封印(Lock)してしまうことになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 *封印(Lock)について、こちらもどうぞ↓

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 PM-06-07:仮説02)「want to」「have to」とコンフォートゾーンの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 

 

 “現状(SQ)”とは「ブリーフシステム(Belief System)」のことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 ブリーフシステムは「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」により構築されています。いずれにせよ過去。そして、それは他人(まずは親)からの刷り込みや社会の価値観で作られた「マトリックス」ともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 そこにシンの自由はありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

試しに自身の心の声(セルフトーク)に耳を傾けてください。

そこで語られる内容のほとんどが過去のはずです。未来のことであったとしても、それは過去から続く未来であるはず。その「このまま続く時間軸上の未来」は現状(SQ)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 未来志向でいこう!

 明るい未来を創造しよう!

 

 そのような言葉を素直に受け入れるほど、ますます現状に囚われることになります。

 コンフォートゾーンの外はスコトーマに隠れており、認識することさえできないのだから。

 

L-052につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 冒頭の言葉はノーベル平和賞受賞作家エリ・ヴィーゼル(Elie Wiesel19282016年)のものです。

 現在のルーマニア シゲトに生まれたヴィーゼルは、ナチス・ドイツによってアウシュヴィッツの強制収容所に送られました。当時16歳だったヴィーゼルの左腕には囚人番号をあらわす「A-7713」という刺青が彫られました。この時、物理空間の身体にだけではなく、情報空間の心にも何かが刻まれたはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その“何か”はブリーフシステムの核となり、強力なコンフォートゾーンを生みだしたはずです。しかし、ヴィーゼルは、記憶が生みだす“現状”を遥かに超える世界(未来)に到達しました。抽象度の高いゴールを目指していたから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

詳しくはこちらでどうぞ↓

 L-00920201月シークレットレクチャー -09;抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24767587.html

 

 

-関連記事-

Q-078:お変わりありませんか? こちらは変わりなく過ごしております

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15835817.html

Q-119:「ありのまま」とは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20779462.html

Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第7回は20211212日(日)開催。今回のテーマは2つ。「論理的思考を身につけ、ディベートをマスターする」「コミュニケーション能力の向上 ~スピーチとコミュニケーションの違い~」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27449797.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

<お問い合わせ・申し込み>

 coachfor.m2@gmail.com

 

 

I-059:苫米地英人博士に関連する無料講演会のお知らせ

 

 認知科学者 苫米地英人博士に関する2つの無料講演会について御紹介します。

 

1)    DevSecOps Days Tokyo 2021

2021122日(木)、3日(金)開催(オンライン)

 

昨年に引き続きの開催です。

最近「サイバーインシデント」が続いています。直近だけでも

 

みずほ銀行:9/30に今年8回目のシステム障害

Suica10/510時間ダウン。Apple Payとの接続失敗(Apple側のバグ)

Facebook10/5サーバ5時間ダウン。ルーターの設定変更の誤りが原因

ドコモ:10/14通信障害12時間以上。IoTサーバ移行で自己IoT-DDos攻撃し大規模障害

 

苫米地博士は「インシデントを防ぐ4つの基本」として「防衛」「教育」「再構築」「トップ判断」を掲げられています。

そのうちの「再構築」について「古い仕様のプログラミング言語や旧世代仕様で開発したシステムを最新のパラダイムで作り直すべき」と語られ、その「最新のパラダイム」として「DevSecOps(デブセクオプス)」を紹介されています。

 

その「DevSecOps」について、なんと無料で学べるのが12/2~12/32日間に渡って開催される「DevSecOps Days Tokyo 2021」!

 

私はまったくの門外漢でありほとんど理解できないと思いますが、それでも参加します。もちろんwant toで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

なぜなら「DevSecOps」はサイバーセキュリティの話だけでなく、コーチングやヒーリングにも大いに関係するはずだから。その理由はこちら↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

受付はこちらからどうぞ(2000名で締め切りです)↓

DevSecOps Days Tokyo 2021

 

 

2)    教育講演会「教育現場に届けたい、コロナ時代だからこそ必要な認知科学による次世代教育プログラムと導入事例」

2021129日(木)19時~(オンライン、後日録画動画視聴可能)

 

 こちらは毎年12月に参議院会館(ときに衆議院会館)で開催されていた教育講演会です。昨年はコロナ禍で中止。今年は初のオンライン開催となりました。

 じつは参議院会館のキャパは大きくなく、すぐに満席となってしまう大人気の講演会。それが今回はオンラインとなり、すでに千数百名がエントリーしているそうです。

 申し込みはこちらから。お早めにどうぞ↓

 オンライン講演会 2021年12月9日(木) | BWF international 公式ウェブサイト

 

 「次世代教育プログラム」とは「PX2(ピーエックス・ツー)」のことです。

BWF internationalHPから引用します。PX2について、下記のリンクで確認した上で、コーチングの祖でありBWFの創設者である故ルー・タイスさんのメッセージをお読みください。

 PX2とは | BWF international 公式ウェブサイト

 

ルー・タイスさんのメッセージ

こうなりたくない

ほとんどの人は、「こうなりたくない」と考えていろいろな問題を回避しようとします。つまりほとんどの人が、実際に起こりそうなことをあれこれと想像しながら自分にとって良くない結果にばかり注目します。しかし実は、そんなふうに考えることで成功から遠ざかってしまうのです。

でも、皆さんは違います。PX2があるのです。

私はこの40年間を、教育の世界で生きてきました。私の人生の目的は、人々が自分自身の心の力を理解する手伝いをすることにありました。人々が自らの心の力を使って、自分と家族、そして仕事仲間の人生の質を高めるための手伝いを目的としてきたのです。

これが、PX2を創り上げた理由です。

PX2プログラムには、最新の考え方や教育方法が盛り込まれています。これによって皆さんは一歩先に進むことができるのです。おそらく周囲の人たちは、「どうしてそんなことができるようになったのか」「どんなことをしたのか」と驚くことでしょう。

自分の可能性をフルに引き出すための心の力を身につけて、その力を全世界に広げてもらいたいのです。特に子どもたちのために、世界がより良い場所になるために力を発揮してほしいのです。ほかの人たちの模範となるような人生を過ごしてほしいのです。皆さんはきっと、最良のリーダーになることができるでしょう。

このプログラムの目的は、皆さんと私が協力し合い皆さん自身をより素晴らしい存在へと育てていくことです。プログラムの中には、いくつものワークがあります。それによって理解が深まり、大いなる成果を得られることと確信しています。

一緒に頑張りましょう。

ルータイス会長のメッセージ | BWF international 公式ウェブサイト

 

 

 

 最後に問題を2問。

 

1問。「BWF」は何の略でしょう?

 

 答えは「Better World Foundation」。

 ルー・タイスさんと苫米地博士の出会いは必然です。2人はゴールを共有しているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そう、そのゴールが「Better World」。

 PM-07-12:受け継がれるルー・タイス氏の思い …WorldPeaceCoaching

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16799778.html

 

 苫米地博士の言葉では「戦争と差別をなくす」「戦争や差別という概念さえない世界を実現する」です。

 Q-173:苫米地博士のゴールはなぜ「世界平和」ではないのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24905311.html

  

「世界がより良い場所になるために力を発揮する人たちを育てる」ために、そして「一念三千で自分以外の利益のために生きる人たちを育てる」ために、ぜひこの無料講演会に参加してください。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

登録者は後日録画動画を視聴することができるそうなので、当日はご都合の悪い方もどうぞ。受付はこちらから↓

オンライン講演会 2021年12月9日(木) | BWF international 公式ウェブサイト


 

 第2問。今回御紹介する「DevSecOps Days Tokyo 2021」と「教育講演会」には共通点があります。それは何でしょうか?

 

 答えは「情報処理がテーマ」ということ。私たちが生きる世界は、じつは、情報空間。ほとんどの人がリアルと感じているはずの目の前の物理的現実世界は、情報宇宙の底面に過ぎません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 だから、“自分”はもちろん、目の前の世界さえも簡単に変えることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

現状の外にゴールを設定しエフィカシーを高めることで、ブリーフシステムが書き換わり、コンフォートゾーンがゴール側に移行し、スコトーマが外れるから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

ゴール実現のための「T」ばかりに囲まれながら、日々をエネルギッシュかつクリエイティブに生きるその先には

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 “無敵”!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 ぜひぜひ講演会に参加されてください。縁ある大切な人たちのためにも。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

1)    DevSecOps Days Tokyo 2021

2021122日(木)、3日(金)開催(オンライン)

DevSecOps Days Tokyo 2021

 

2) 教育講演会「教育現場に届けたい、コロナ時代だからこそ必要な認知科学による次世代教育プログラムと導入事例」

2021129日(木)19時~(オンライン、後日録画動画視聴可能)

オンライン講演会 2021年12月9日(木) | BWF international 公式ウェブサイト

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-関連記事-

PM-07-09~11:「平成」という元号に埋め込まれたコード

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16379886.html

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

 

211209 PX2講演会告知動画(BWF HPより)

BWF internationalHPより引用

オンライン講演会 2021年12月9日(木) | BWF international 公式ウェブサイト

 

 

F-216:激烈な腹痛の最中に得たインスピレーション -真夜中に、一人きりで-

 

 最近の話ですが、突然、真夜中に、滞在先で、お腹が痛くなりました。激痛です。

一人で苦しんでいる間に得たインスピレーションを言語化します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

かつてのような激務からは解放されていますが、今でも週の半分は医師として働いています。救急要請を受け入れることもあるのですが、「このくらいで救急車呼ぶ?」と思うことが少なくありません。医師としてのブリーフが生みだす正直な感想です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

例えば「急に腰が痛くなった(←多くはぎっくり腰です)」「ムカデに咬まれた(←じつは温めた方が痛みが取れます)」「息ができない(←ふつうに会話ができる若者はまず大丈夫)」「頭が痛いと言っているのに、家族が相手にしてくれない(←実話です)」など。

 

 そのような救急患者さんを受け入れる時、つい認知的不協和が生じてしまうことがあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 そんな時はすぐに「私らしくない」とセルフトーク。すかさずゴールを意識に上げながら前頭前野を働かせ、重大なサインがスコトーマに隠れないように気を配ります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

急に腰が痛くなった →心筋梗塞、大動脈解離、腎梗塞、子宮外妊娠

ムカデに咬まれた →アナフィラキシーショック

息ができない →気胸、肺塞栓症、喘息発作、喉頭蓋炎、外傷、誤飲

頭が痛いと言っているのに、家族が相手にしてくれない →希死念慮、虐待・ネグレクト

等々 

 

 たいていの場合、救急搬送される患者さんやその家族は「ファイト・オア・フライト」の状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

それは大脳辺縁系が前頭葉前頭前野より優位になった状態。理性的な判断ができず(IQ低下)、感情的になり(とくに怒)、過剰な対処を要求したりします。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 そのような状況での心構えとして、米国CDCのガイドラインが参考になります。CDCの正式名称はCenters for Disease Control and Preventionで、疾病予防管理センターと訳される米国厚生省管轄の保健衛生機関です。CDCがまとめた「Psychology of a Crisis」によると、クライシス(危機)時は、拒絶→不安・恐怖→回避→希望の消失→パニックと進行するとされ、こうした事態に対処するための4つの基本原則が示されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

1)     最初に最悪の可能性を伝え、それが改善していることを数字で伝える

2)     「必ず解決します」などの約束はNG。むしろ状況の不確定性を正確に伝え、その問題を解決するプロセスについてのみ伝える

3)     問題解決のプロセスが進んでいることや状況が改善していることを伝えるために、それを示すデータや数字を継続的に提供し続ける

4)     恐怖を認め、問題に関連する文脈情報を与える

 

 ただし、そのような対応をしっかり行っていたとしても「ファイト・オア・フライト」は起こりえます。世の中に完全はないから。だからこそ「ゼロトラスト」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22878502.html

 

ひとつ事例を紹介します。

東京消防庁の調査によると(R1.12/16R2.12/10)、在宅での看取り予定にもかかわらず救急要請が行われた112件のうち、じつに97件で(救急要請を行った)家族の希望により不搬送になったそう。慌ててしまい救急を要請してしまったが(=大脳辺縁系優位)、救急隊が到着する頃(H28年全国平均:830秒)には冷静になっていた(=前頭前野優位)ということでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26486822.html

 

 とくに看取りの場面では、人生を終えようとしている患者さん以上に、見守る家族の方が「ファイト・オア・フライト」に陥りがちです。それは「近しい人の老病死」という縁により、今までスコトーマに隠れていた「重大な事実」が突き付けられるからでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 「重大な事実」とは誰もがスピリチュアルペインを抱えている

 

 スピリチュアルペイン(spiritual pain)は「自分の存在や人生の意味を問うことに伴う苦痛」とされています。コーチとして(厳しく)言えば「本当のゴールを見失っている(そもそも見つけていない)苦しみ」でしょう。詳しくはこちらで↓

 L-001~20201月シークレットレクチャー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

  

 ゴールは簡単には見つけられません。私たちの情報処理システム自体が過去の記憶によって構築されているのだから。しかも、それは失敗の記憶です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 それ故、通常の思考に本当の意味での自由はなく、いつまでも「無人運転」「自動運転」のままです。コーチングの実践なしでは。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

そんなことを考えながら、一瞬「このまま死んでしまうのかも」と思った私は、身体的苦痛を機にTotal Pain(全人的苦痛)を体感してしまったであろう患者さん(&家族)が思わず救急車を呼んでしまう心情を理解できた気がしました。全抽象度次元で。丸ごと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

全人的苦痛(トータルペイン)

厚生労働省HP>第2回終末期懇談会 資料2-2より引用

終末期医療に関する懇談会 (mhlw.go.jp)

 

 

 激しい痛みが続いている間に「一瞬『このまま死んでしまうかも』と思った」のは事実です。真夜中、誰もいない部屋の中で、冷たい孤独感に包まれていました。しかし、「ファイト・オア・フライト」に陥ることはありませんでした。

 

なぜだと思いますか?

  

 答えは「知っている」から。

 腹部触診や聴診にて重篤な疾患ではないことを確信していましたし、物理的には一人でも情報的には決して孤独ではないことをわかっていました。むしろ縁起のつながりをリアルに感じたくらいです。例えば救急要請する患者さんやその家族(の心情)との縁起。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 そして私の意識は未来に向いていきました。カクシンとともに

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 医療・介護の現場にコーチングを届けるための貴重な経験になるという確信

 コーチ/ヒーラー/医師としてますますスピリチュアルペイン克服をサポートできるという確信

 そして、現在の縁はもちろん、これから出会う人たちにもしっかり貢献できるという確信

 

 そんなエフィカシーに包まれていくうちに、自然と痛みは治まっていきました。

 (寝落ちして、気づいたら朝だった というのが本当のところですw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 すべてはコーチングによるゴール設定からはじまります。ゴール達成の確信がヒーリングとなり、さらなるゴール設定を可能にします。

 

 ゴールは 1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)現状の外に設定するもの。

よって、ゴールの再設定を繰り返すごとに、そして、バランスホイールが満たされていくたびに、「“私”がひろがっていく」という喜びと「まだまだ眠っている大きな可能性がある」という驚きを体感することになります。

それは個人レベルの革新(EvolutionRevolution)です。

 

 その先に待つのは、スピリチュアルペインの克服であり、「Total Well-being(全人的幸福)」の実現。個人のWell-beingは、やがて社会に、そして未来に広がっていくはずです。社会レベルの革新(EvolutionsRevolutions)として。

 F-206~:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 すっかり元気になった私は、そのような革新こそが(ICoacH Tとしての核心であることを(R)あらためて確信しました(V)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

そのような状況での心構えとして、米国CDCのガイドラインが参考になります

 

 …CDCの提言は政府機関向けです。もっと根源的な人の認知に関わる部分を、苫米地博士がわかりやすくまとめられているのが「『イヤな気持ち』を消す技術」(フォレスト出版)。

最近ポケット版が発売されています(20211120日発売)。

 

 

-関連記事-

I-017:ブログ更新予定変更のお知らせ ~「恐れはダークサイドに通じる」を克服するために~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11594310.html

Q-169~:自身の信念を失いそうです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第7回は20211212日(日)開催。今回のテーマは2つ。「論理的思考を身につけ、ディベートをマスターする」「コミュニケーション能力の向上 ~スピーチとコミュニケーションの違い~」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27449797.html

 

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「イヤな気持ち」を消す技術(ポケット版)

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Q-222:チュータリング・コースでも自身のゴール設定についてアドバイスは頂けるのでしょうか?

 

オンラインコーチングに関して、お問い合わせをいただきました。ありがとうございます。

 (一部変更しています)

 

 *オンラインコーチングについてはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25494172.html

 

Q:チュータリング・コースにエントリーしたく存じますが、こちらでも自身のゴール設定についてアドバイスは頂けるのでしょうか?

 

A:私は、コーチングとヒーリングを“同じ”と捉えています。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 *詳しくはこちら↓

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 チュータリングとコーチングも同様です。抽象度を上げると“同じ”とみることができます。

(包摂関係で、ひとつのゲシュタルトです)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

現状の外に新たなゴールを設定し、実際に達成するためには知識が欠かせません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

苫米地博士の言葉を引用すると、知識とは「ある情報場から別の情報場への到達可能性関数」。「情報場」とは「情報空間における特定の座標」のことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

なので、コーチングにはマインドに係る知識の伝達も含まれます。コーチング中に起きるのは、「ある情報場=過去の記憶でつくられた現状(SQ)」から「別の情報場=未来の記憶でつくられた新たな可能世界(possible world)」への移動です。

 

それは「これまでのブリーフシステム」を「まったく新しいブリーフシステム」に書き換えるということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 その結果、時間が未来から現在へ向かって流れるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

そのためのマインドに係る知識の伝授をとくに意識しているのが、私のコーチングにおける<チュータリング・コース>です。

(<パーソナルコーチング・コース>には月160分×5回のチュータリングが含まれます。6か月の間に月1回のチュータリング -初回はヒーリング- とコーチングをそれぞれ行います。2週間間隔で情報場を共有するイメージです)

 

知識は、マインドに係るものもコンテンツに係るものも、すべてゴールが決めます。「ゴールが先。認識は後(by Mr. Lou Tice)」!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

というわけで、ゴール設定(再設定)を徹底的にサポートしながら、設定や実現に必須の知識を伝授するという感じになります。実際には。

 

十分にヒーリングができているほどコーチングが進むのと同様に、セッション中の知識の伝授がはかどるほどピュアなコーチングになります。

とくにセッション期間(半年間)は御質問や感想などをどんどんメールしてください。それも<チュータリング・コース>の大切な一部です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

御質問の一部とその回答は、プライバシーに十分配慮しながらブログで取り上げさせていただく場合があります。その点を御了承ください。

やりとり中は関連するブログ記事の紹介もさせていただきます。こんな感じでw

F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

(↑コレクティブエフィカシーに関する博士のコメントを引用しています)

 

このブログでの情報提供は私なりの社会や未来への貢献です。

いつも守秘義務ギリギリを意識しながら、「コレクティブエフィカシー」のために書いています。ぜひ活用してください。

L-023~2020年シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

 以上、御質問への回答です。

 お問い合わせありがとうございました。

 

 縁がつながり、互いの情報宇宙がさらに豊かになっていくことを楽しみにしております。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

コーチング中に起きるのは、「ある情報場=過去の記憶でつくられた現状(SQ)」から「別の情報場=未来の記憶でつくられた新たな可能世界(possible world)」への移動です

 

コンテンツに係る知識は完全にクライアントさん本人のものです。コーチは内容には一切関わりません。そこがコンサルタントとの決定的な違いといえます。

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第7回は20211212日(日)開催。今回のテーマは2つ。「論理的思考を身につけ、ディベートをマスターする」「コミュニケーション能力の向上 ~スピーチとコミュニケーションの違い~」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27449797.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

<お問い合わせ・申し込み>

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2021年度コーチング活動のお知らせ<第4報;オンラインコーチング>



Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 

ゴールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:ゴール設定のポイントについて確認させてください。苫米地博士やマスターコーチの方々は、ゴールを「止められてもやりたいこと」「現状の外にあること」「人生のあらゆる領域にバランスよく設定すること」と話されています。

 一方、タケハラ先生は「バランスホイール」ではなく、「自分中心を捨て去る」とされていますが、何か意図があるのでしょうか?

 

A:御指摘のとおり、私はゴール(設定)のポイントを 1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定する としています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

もちろん、「バランスホイール(Balance Wheel)」も重要視しています。バランスホイールとは人生の分野 -例えば「職業」「ファイナンス」「家族」「健康」「地域への貢献」「未来への貢献」「趣味」「生涯教育」など- にそれぞれゴールを設定することを指します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 

 人生のあらゆる領域にゴールを設定し、ゴール側の自分をイメージしていると(I)、未来の自分に対してより高い臨場感が得られ(V)、ゴールを現実化しやすくなります(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 繰り返しますが、バランスホイールは重要です。

 認知科学者 苫米地英人博士の著書「コンフォートゾーンの作り方」より引用した下記の図を眺めながら、皆さん自身のバランスホイールを再確認されてください。

 

バランスホイール

苫米地英人博士の著書「コンフォートゾーンの作り方」(フォレスト出版)より引用

Kindle版はこちら↓

コンフォートゾーンの作り方 | 苫米地英人 | メンタリング・コーチング | Kindleストア | Amazon

 

 

私たちはつい仕事(職業)やお金(ファイナンス)のことばかりを考えてしまいがちです。その時、心は仕事やお金にロックオンしており(RASを通過=認識にあがる)、その他をロックアウトしています(スコトーマに隠れる)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その仕事やお金に不安や恐怖、義務感、罪悪感といったものが紛れ込むと、いつの間にか建設的動機(want to)が強制的動機(have to)に変容していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 そうなると仕事やお金以外がますます認識できなくなり、どんどん視野が狭くなっていきます。前頭前野に対して大脳辺縁系が優位になりがちで、IQが下がるからです。心身ともこわばった状態に陥ります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 人生の様々な領域(カテゴリ)にゴールを設定し、しっかり意識に上げ続けていると、そのようなマインドの悪循環を防ぐことができます。なぜでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 答えは「抽象度が上がる」から。

 例えば「職業」や「趣味」といったまったく別の領域を同時に考えるという意識状態は、一つ上の抽象度次元への扉を開きます。「チワワ」と「ドーベルマン」を同時に考える間に「犬」という視点に至り、「犬」と「クジラ」を「哺乳類」と包摂することができるように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その過程でゲシュタルトができ、ゲシュタルト同士が結びつき巨大化していきながら(connect the dots)、理解が深まっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 それはIQがますます高まることであり、「人間形成」や「成長・進化」と同義です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 バランスホイール=抽象度が上がる=人間形成

 

 そして、その人間形成は“自分(自我)”の定義が広がっていくことでもあります。それが「自分中心を捨て去る」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 人間形成=自分中心を捨て去る

 

 さらにいうと、その「自分中心を捨て去る」ことは「慈悲」の実践を可能にします。

(苫米地博士の「慈悲の定義」はこちら↓)

 Q-172:自身の信念を失いそうです vol.4;コーチ向け

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24495212.html

 

自分中心を捨て去る=慈悲(compassion

 

 まとめると、バランスホイール=自分中心を捨て去る=慈悲(compassion

 

 そのようなイメージを体感しながら、私はあえて「自分中心を捨て去る」という表現を使っています。鹿児島の先輩 西郷隆盛の言葉を借りると「己に克つを以って成る」。

 F-052~:人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html


 

ところで、「自分中心を捨て去る」は苫米地博士から授かった表現です。

ゴール(設定)のポイント「 1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定する」は、博士の著書「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(徳間書店、開拓社から再販)のstep.6に詳しくまとめられています。ぜひ確認してください。

Kindle版はこちら↓
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

私たちはつい仕事(職業)やお金(ファイナンス)のことばかりを考えてしまいがちです。その時、心は仕事やお金にロックオンしており(RASを通過=認識にあがる)、その他をロックアウトしています(スコトーマに隠れる)

 

 ゴールのバランスホイールのために、ふだんから「人生の第二領域」を意識に上げることをお勧めします。詳しくはこちら↓

 F-140~:不要不急

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400247.html

 

 

-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

 

 

-告知-

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抽象度を上げる=自分中心を捨て去る



F-215:これりすくん

 

 今回のテーマは「これりすくん」!

 

 私たちは過去の記憶情報を使って目の前の世界を認識しています。

 そもそも知らないことは認識できず、存在すらしていません。スコトーマです。実際、このブログ記事をお読みのほとんどの方の宇宙(人生)に、「これりすくん」は存在していなかったはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 

 スコトーマを生みだす/外す条件は 1)知識、2)重要性、3)役割。

 たとえ「これりすくん」を知っていたとしても、重要性を感じなければ認識にはあがりません。一瞬認識にあがったとしても、すぐにスコトーマに隠れてしまいます(気にならない)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 では、「これりすくん」の正体を明かしましょう。

 それは日本動脈硬化学会が提唱する「冠動脈疾患発症予測ツール」のこと。

 

 どうですか? 急に興味が失せたのではw

 

 冠動脈とは心臓を養う血管のこと。冠動脈疾患とは冠動脈に狭窄や閉塞などが生じる病気のことで、具体的には狭心症や心筋梗塞を指します。現時点でそのような病気の心配がない方のRASは、「これりすくん」をフィルタリングしてしまいます。たいして重要ではないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 病気の懸念があったり、あるいは健康意識が高かったりして「冠動脈疾患」の重要度が高かったとしても、「予測」という役割に意味を感じない場合は、やはりスコトーマに隠れていきます。

 

繰り返しますが、スコトーマを生みだす/外す条件は 1)知識、2)重要性、3)役割 です。

その3つにゴールが大きく関係します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールが重要性と役割を生みだします。そして、ゴールに向かう過程で自然に学習を重ね、知識が身についていきます。

 PM-05-06~08:そもそも教育とは?―3)学習を促進する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

 学習は、本来は、ホメオスタシス活動です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 コーチングを学ぶ皆さんにはたくさんのゴールがあるはず。もちろん、健康のゴールも設定しているでしょう。「私は大丈夫だ」と思う方も、まずは「これりすくん」を体験してください。ゼロトラストで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22878502.html

 

 では、こちらからどうぞ(スマホ・タブレットではダウンロードが必要です)↓

日本動脈硬化学会HP>一般の皆さまへ>冠動脈疾患発症予測ツール(一般向け)

https://www.j-athero.org/jp/general/ge_tool/

 

 

これりすくん

これりすくん

日本動脈硬化学会HPより引用

 

 

 いかがでしたか?

 

私は医師として「これりすくん」を勧める立場ですし、コーチとしても健康のゴールに関連して「これりすくん」を紹介したりします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 

 しかしながら、いつもザラザラとした違和感を感じます。認知的不協和です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 脂質(コレステロールや中性脂肪)・血圧・年齢等による「冠動脈疾患発症予測」とは、「このままの状態が続く時間延長上の未来」の話です。それは「現状(SQStatus Quo)」のことであり、根底には過去→現在→未来という時間観があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

「病気という未来(←コーチングでは現状の範囲内)を避けるために習慣を改めよう」という考え方は行動主義的です。間違っているといいたいわけではありませんが危険。もしも「ダメ。ゼッタイ。」みたいになってしまったら完全にアウトです。

F-082:ダメ。ゼッタイ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_352303.html

 

 なぜなら、want tohave toに変えてしまうから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 潜在的な能力を自ら封印してしまうばかりか、多彩で豊かな可能世界をスコトーマに隠してしまうことになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 さらに不安・恐怖(Fear)、義務感(Obligation)、罪悪感(Guilty)などと紐付いてしまったなら、とても深刻な悪影響が生じるでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 容易に「Fight or Flight」に陥ってしまい、やがてはその状態がコンフォートゾーン化するからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 「これりすくん」など予測ツールが示す未来を可能世界のひとつとして理解するのはOKです。ただし、その未来に支配されないでください。ゴールが生み出す「置き換えの映像(Replacement Picture)」に書き換えていくのです。セルフトークをしっかりコントロールし(例;「私らしくない。次は〇〇している」)、アファメーションやビジュアライゼーションを積極的に行いながら。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 そうやってゴール側のイメージの(I)臨場感を意図的に高めていけば(V)、やがてゴールが現実化していきます(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 予測を次々にひっくり返し、遙かに超えていく

 

 それがコーチングマインドを持つ人々の生き方「Not Normal」です。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-関連記事-

F-071~:「糖尿病リスク予測ツール」に思う

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_319922.html

F-197~:“あの人”の言葉はなぜ心に響くのだろうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_412867.html

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第7回は20211212日(日)開催。今回のテーマは2つ。「論理的思考を身につけ、ディベートをマスターする」「コミュニケーション能力の向上 ~スピーチとコミュニケーションの違い~」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27449797.html

 

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Q-220:ゴールに対するスケジュールはたてますか? <後編(コーチング実践者~コーチ向け);人類には“今”しかない>

 

ゴールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:ゴールに対するスケジュールは立てますか? 今週、今月、今年、3年など、計画は立てても良いですか?

A:前回(Q-219)は、コーチング入門者~実践者向けに、「時間は未来から過去へと流れている」という前提で回答しました。

 <前編(コーチング入門者~実践者向け);ゴールが先、スケジュールは後>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27441932.html

 

 その最後に認知科学者 苫米地英人博士が提唱されている「超情報場理論(仮説)」を紹介しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

今回は博士の著書「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店)の第20章「人類には“今”しかない 超情報場脳 その『超情報場』理論による解釈」に沿って説明し、最後の部分を引用します。

 コーチング実践者~コーチ向けの回答です。前回との違いを楽しみながら読み進めてください。

 (未読の方は「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」をお読みください。Kindle版はこちら↓)

 Dr.苫米地の「脳力」の使い方 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

過去の情報の寄せ集めが現在を作っている

 

 博士がここで述べられているのは、「記憶」ではなく、「情報」。記憶と情報を明確に区別され、「フレーム」という言葉を使って説明されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 人間は、物事を解決するにあたって、「関連することだけをふるい分けて抽出し、それ以外の事柄に関しては無視して思考する」という能力を持っています(RAS&スコトーマ)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

つまり、ある枠組みを作って、その中だけで思考することができるということ その「枠組み」がフレームです。

 

 記憶はフレームがあるもの。対して、頭の中にバラバラに保存された情報にはフレームがありません。よって、私たちは何も記憶していないともいえます。バラバラな情報が合成され“記憶”となるのは“今、この一瞬”です。

 「今の認識というフレームが今の記憶を作っていると考えると、人類の脳には、過去も未来もなく、現在しか存在しないということになる」と博士は述べられています。

 

 それが「時間は未来から過去へと流れる」という前回回答中の時間観との違い。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 この「現在の認識はリアルタイムの合成」という事実を示す言葉が、苫米地博士が座右の銘とされている「一念三千」(と私は理解しています)。詳しくは下記ブログ記事で。博士による「一念三千」の解説を引用しています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 

仏教ではすでに説かれている「人には現在しかない」

 

 認知科学の大前提はファンクショナリズム(functionalism)です。しかしながら、人間のファンクションは、あらかじめあるものではなく、その瞬間瞬間に生成されるもの。

それゆえ、「認知科学の枠組みでは、現在しかない人間の記憶をシステム化することは不可能」と博士はおっしゃいます。

 

 この「人には現在しかない」という考え方は、じつは、仏教の教えの中にも存在しています。人どころか、宇宙まで含めて、「今作られ(刹那生)、今消える(刹那滅)」。その「生」と「滅」を生みだす力が「縁起」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

多くの人が作った宇宙が同時に存在する「超情報場」

 

 「今この瞬間に、ファンクションが生み出される」ことを教えてくださる博士は、同時に「個々人がバラバラに刹那的な宇宙を創っても意味はない」と諭されます。

 そして、「多くの人が創った宇宙は同時に存在している。その創られた宇宙が『超情報場』である」と定義されています。

 私は博士のこの言葉を「中」と理解しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 超情報場は、情報の場であり、次元を超える場である

 場の一部に人間の認知がある

 人間の認知は高い抽象度から生じ、人間の認知も含めた「超情報場」は抽象度が高いところが先にある

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そして博士は、このようにコーチング(&ヒーリング)の秘密を語られます。

 

 レベルの高いコーチングは、いきなり抽象度の高い方法で、相手の潜在能力を引き出し、この「超情報場」を変化させて、問題の解決を図ることになる

 

 

情報空間が物理空間を変え、癌は情報で治る

 

 鍵は「情報空間」と「物理空間」の関係の理解。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

物理空間は情報空間の一部で、抽象度を軸にしたときの底面です。つまり、情報宇宙という全体があり、物理空間はその1つの部分であるということ。ゲシュタルトです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 宇宙の構造を体得すると、「生命現象という情報が物理空間に顕在化したものが身体である」ことが理解でき、「高次の情報場への働きかけを通じて、現実である物理空間を変える」ことができるようになります。自由自在に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 コーチングの枠組み(フレーム)でいえば、その理をプリンシプル化したものが「I×V=R」。そのはじまりが「ゴール設定」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 御質問の「ゴールに対するスケジュール」や「計画」は高次の情報場に存在し、底面である物理空間で現実化されます。

 そのことを念頭に、リラックスして(リラックスを意識にあげて)、下記引用文をお読みください。「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」の最終章(の最後)からの引用です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 

「足の裏」情報場から、すべてを超えた「超情報場」へ

 このような「情報空間」と「物理空間」の関係を見るにつけ、より抽象度の高い考え方の必要性を改めて感じます。

 とは言え、もちろんこの2つの空間は、別々にではなく連続して存在しています。その連続した情報空間の、抽象度の1番低いところにあるのが物理空間なのです。

 ということは、物理といえども情報の一部にすぎないということでもあります。

 もっと言えば、情報空間にある「特定の情報場」の写像として、物理空間に物理的実体が存在していると言っていいでしょう。

 つまり、私たちが現実世界で「ある」と思っているものは、すべて「情報場の写像」にすぎないということです。

 ここで言う「情報場」というのは、情報空間における特定の座標のことです。私たちの周りの情報空間には、人間の認識の数だけ、無数の情報場があるのです。

 人間に関する情報が集まっている場が「人間の情報場」、ロボットについての情報が集まっているのが「ロボットの情報場」、富士山についての情報が集まっているのが「富士山の情報場」です。

 言い換えれば、「人間の情報場」「ロボットの情報場」「富士山の情報場」といったそれぞれの情報場があって、その情報場が、物理空間に物理的存在としての「人間」「ロボット」「富士山」を現出させているのです。

 これらの事物は、もっと高い抽象度の情報空間に広がっている情報的存在のごく一部であり、それも、もっとも低いところにある一部、言うなれば「情報の足の裏」のようなものです。

 ですから、目の前に見える物理世界を見ているだけでは、情報世界の「足の裏」を見ているにすぎず、さらに広大な情報空間に広がる未知の世界、真実の世界を捉えることはできません。

 情報空間の「足の裏」である物理空間から脱し、もっと高い抽象次元の情報空間、「体全体」を認識してはじめて、世界のあり方を知ることができるのです。

 下から言えば「足の裏」にあたる物理空間から、「体全体」にあたる情報空間へ、そして従来の科学や現実の事象のすべてが存在するさまざまな「情報場」を超えて、もっと高い抽象次元の情報場を目指す、その情報場を私は「超情報場」と名づけているのです。

 この新たな情報場では、すでに述べたように認知科学では説明できない現象も扱えるでしょう。まして癌と心の相関関係や、瞑想を深めた超瞑想の効果なども、研究対象になって不思議ではありません。

 おそらくこれこそが、「今しかない人類」にとって、これからの新たな脳理論の可能性を拓く、「新たな脳力」の出現につながっているはずです。

引用終わり

 

 

 今、どんなイメージが浮かんでいますか?

 

読後に浮かんだそのイメージは、苫米地博士との縁により「抽象度の高い方法で、潜在能力が引き出され、『超情報場』を変化させて、問題の解決を図るもの」であるはず。

 そのイメージを、体感とともに、大切にされてください。

 臨場感が高まるたびに、そのイメージは現実化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

 以上、コーチング実践者~コーチ向けの回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

宇宙の構造を体得すると、「生命現象という情報が物理空間に顕在化したものが身体である」ことが理解でき、「高次の情報場への働きかけを通じて、現実である物理空間を変える」ことができるようになります。自由自在に

 

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 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

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Q-219:ゴールに対するスケジュールはたてますか? <前編(入門者~実践者向け);ゴールが先、スケジュールは後>

 

ゴールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:ゴールに対するスケジュールは立てますか? 今週、今月、今年、3年など、計画は立てても良いですか?

A:まずは大切なポイントから。“現状の外”ではないものをゴールとはいいません。ゴールは 1)心から望むもの、2)自分中心を捨てるもの、3)現状の外にあるもの です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

“現状の外”だけにゴールは明確にはイメージできません。つかみどころがなく、ぼんやりとした感じです。現状の外=スコトーマの中ですから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ゴールは明確にはイメージできない

 

しかし、ゴールを達成した時に自分が見ている世界(ビジョン)や体感(うれしい・楽しい・気持ちがいい・すがすがしい・誇らしい)ははっきり感じられるはずです。それが「ゴール側のコンフォートゾーン(CZ)」。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

そのCZwordpictureemotionで強化していくと、やるべきこと(エンドステート←もちろんwant to!)が明らかになり、具体的な行動が決まってきます(COA)。もちろん、スケジュールも明確になるはずです。あとは状況の変化に合わせてリスケしていきます(アサンプション・アップデート)。詳しくはこちらで↓

Q-072:不言実行はなぜ大切か? 有言実行は本当に間違っているのか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

ちなみに、毎春発売されている「夢が勝手にかなう手帳」(Club Tomabechi)は、夢をスケジューリングするためのツールです。「あなたの本当の夢を見つけ出し、その夢を実現するためのスケジュールでいっぱいにするため」に、ぜひ活用してください。

 タグ:夢手帳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/search_tags?qt=634683

 

 手帳を活用することで、時間が未来から過去へと流れていることを体感するはず。ゴールが生みだす未来の結果として今日を生きることができるようになります。

コーチングの祖 ルー・タイスさん風に述べると「ゴールが先、スケジュールは後」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

ところで、先ほど「CZwordpictureemotionで強化」と書きましたが、「CZの強化」が何を意味するかおわかりでしょうか?

 

そう、「臨場感を高める」ということ。その方法としてアファメーションやビジュアライゼーションがあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21491696.html

 

 一般的には、ゴールの抽象度が高くなるほど、臨場感は下がります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ところが、それは「臨場感についての認識の誤解(by 苫米地博士)」。詳しくはこちらで↓

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 じつは、私たちは「臨場感」をコントロールすることができます。うまくコントロールできれば(V)、そのイメージは(I)現実化します(R)。それが「夢をかなえる方程式 I×V=R」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 よって、アファメーションやビジュアライゼーションはとても重要です。そして、それはヒーリングやコーチングをうまく行うための大切なポイントでもあります。

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 では、なぜ臨場感により「夢が現実化し、ヒーリングやコーチングがうまくいく」のでしょうか?

 

答えは「すべて情報だから」。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 その理解が認知科学者 苫米地英人博士が提唱されている「超情報場理論(仮説)」の入り口。その先にはピュアでクリアな世界がひろがっています。

 PM-01-11~17:超情報場仮説(理論)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

Q-220につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 今回はコーチング入門者~実践者向けに書きました。

 次回、「超情報場理論(仮説)」を念頭に、コーチング実践者~コーチ向けに回答しなおします。今回の内容との相違を予想してくださいw

 鍵は「時間観」です。

 

 

-追記2

 以下、苫米地博士の著書「いい習慣が脳を変える」(KADOKAWA)より引用します。参考にされてください。

 

 自分のゴールを達成するためには何が必要か? それを考えるときに、具体的な行動が決まるのです。

 本来スケジュールとは、行動を実際に起こすことを言います。行動の順番の話ではないのです。ですから、手帳に書くようなスケジュールは、自分一人だけの行為に関する場合、厳密にはスケジュールと言いません。自分以外の人が関わるときに相手の都合を考える必要があるので、スケジュールになるのです。

 相手の都合にどれだけ合わせるか、また、どちらの相手を優先するかは、すべてアサンプション・アップデートを行った結果で優先順位が決まるのです。

 ゴールがあってアサンプションがあり、そのための行動があって、行動の調整をする。それがスケジュールというわけです。必ず常にアサンプション・アップデートを行う必要があります。アサンプション・アップデートは日々、一日中やるのです。

 

 

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Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

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 第7回は20211212日(日)開催。今回のテーマは2つ。「論理的思考を身につけ、ディベートをマスターする」「コミュニケーション能力の向上 ~スピーチとコミュニケーションの違い~」です。詳細はこちらから↓

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新・夢が勝手にかなう手帳2021年度版




I-058:【告知】オンラインセミナー&説明会開催(211212)のお知らせ

 

 2021年度は計8回のオンラインセミナー&説明会を予定しています↓

 I-0492021年度コーチング活動についてのお知らせ <第3報:オンラインセミナー>

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今年度1年を通してのテーマは「Well-being」。

「良好な状態」「健康」「幸福」などと訳されるWell-beingをイメージしながら、毎回独立したサブテーマでレクチャーを行います。

Well-beingという“全体”とコーチングの知識やその応用という“部分”の双方向の関係性、すなわちゲシュタルトをつくっていただくことが目的です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 コーチングに出会ったきっかけや興味を持つ理由は人それぞれだと思いますが、その先には何らかの「Well-being」があるはず。そのWell-beingをしっかり感じていただきたいと願っています。「Don’t think. Feel!」でw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

7回は1212日(日)1330分~1450分(80分)に開催します。

 

今回のテーマは2

 「論理的思考を身につけ、ディベートをマスターする

コミュニケーション能力の向上 ~スピーチとコミュニケーションの違い~

 

 

 今年度セミナーの前半4回はコーチングの基礎となる知識や概念を確認しました。

 

 第1回:スコトーマ、ゴール、エフィカシー

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 第2回(前半):情報空間

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 第2回(後半):自由

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 第3回(前半):サイバーホメオスタシス仮説(理論)

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 第3回(後半):エネルギーと創造性の源

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 第4回:夢をかなえる方程式 I×V=R

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 後半の4回は実践編。今回は「コミュニケーション」を取り上げます。

 

 ゴールは人生のあらゆる領域に設定するもの。自分のwant toを追求する「趣味」はともかく、「家族」や「職業」のゴールには必ず自分以外の人が含まれます。

そもそも私たちは「他の何かとの関係性」で成り立っています。縁起です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 「地域への貢献」「コミュニティ」「未来」とゴール(のカテゴリ)の抽象度が上がっていくほど、そこに含まれる人の数は多くなります。当然、ゴール達成のためには良好なコミュニケーションが欠かせません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そこで今回のセミナーでは「ゴール達成のためのコミュニケーションをマスターする」というミッションを掲げ、前半は論理的思考のためのディベートについて解説します。現代ディベートとは、もちろん、トゥールミンロジックのことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 *詳しくはこちら↓。予習として全体像を把握することをお勧めします。

 S-01~:よりよい“議論”のために(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11613757.html

 

 ディベートは「論理脳を鍛え、最短時間で最適解を見つける」ためのものです。さらなる目的は「論理的思考を極めることで論理という系の外に出て自由になる」こと。

 そのようにとても大切なディベートではありますが、フル活用していると、おそらく、まわりからは嫌われますw。セミナーの後半はそのあたりを掘り下げたいと思います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 最後に問題。

 コミュニケーションはコーチングの実践やゴール達成にとても重要です。その本質的な理由とは?

 (ヒントはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 

 その答えを思索しながら参加してください。初めての方も“気楽”にどうぞw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

関連する重要なワークを紹介します。

 事前の御質問や御要望も大歓迎です。

 

 

 □受講料は5,000円(税込)。銀行振り込みのみの対応です

□認知科学者 苫米地英人博士と私の間の守秘義務契約範囲内の内容になります

(受講者の皆さまと私の間で新たな守秘義務契約締結はありません)

□次のセミナーまでの間に取り組んでいただくワークを紹介します

□後日の配信はありません。LIVEレクチャーのみです

□無料ミーティングアプリ「zoom」を使用。参加にあたり事前準備(zoomアプリのダウンロード等)が必要となります

□受講料振り込み後に受講できなくなった場合、後日行われるオンラインセミナーに御招待いたします(2021年度内有効)。その場合、今後開催されるセミナーの申し込み時に「オンラインセミナー(開催日、例:210425)未受講分招待希望」と記載してください

 

 

 受講御希望の方は、下記メールアドレスに御連絡ください

 申し込み(メール):coachfor.m2@gmail.com

 

件名を「オンラインセミナー<211212>申し込み」としてください

 □(お問い合わせ→)申し込み→「銀行振込案内をメール」→(お問い合わせ→)指定銀行口座に振り込み→「オンラインセミナー受講用zoomミーティングURLをメール」→セミナー受講 という流れです

□初回は私宛(coachfor.m2@gmail.com)にお申込みいただきますが、その後は担当から御連絡さしあげます(メールアドレスは申し込み後提示)

□自動配信ではありません。すべて担当が対応するため、タイムラグが生じることを御了承ください

 

 

<タイトル> 

オンラインセミナー&説明会<211212

 (冒頭、オンラインコーチングの説明を行います)

 

<テーマ>

論理的思考を身につけ、ディベートをマスターする

コミュニケーション能力の向上 ~スピーチとコミュニケーションの違い~

 

<主催者>

 苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ)

 

<日時>

 20211212日(日)

 1330分~1450

 (開始10分前から受付)

 

<受講方法>

無料ミーティングアプリ「zoom」を使用
*参加にあたり事前準備(zoomアプリのダウンロード等)が必要となります

 

<受講料>

 5,000円(税込)

 *銀行振り込みのみの対応

 

<対象>

 コーチング入門者~実践者向け

 *初心者大歓迎

 

<お問い合わせ・申し込み>

 coachfor.m2@gmail.com

 

 

私は、縁ある人たちのWell-being実現のために生きています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

Well-beingを実現していく人たちが、同時に自身と縁ある人々のWell-being実現をガイドできるように、そして未来にWell-beingを手渡していけるように、サポートしています。

すべてがマインド次第であり、一人ひとりの心の平和がひろがることで、いつか世界平和が実現するからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

その鍵となるものがコーチング!

私が苫米地博士から学ばせていただいている大切な智慧をお届けします。

一緒にさらなるWell-beingを実現しましょう。そのWell-beingをひろげ、伝えていきましょう。

皆さまと縁がつながることを楽しみにしています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

  

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

オンラインセミナー&説明会<211212>



F-214:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~ <後編:社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案>

 

 先日、興味深い出来事が報道されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 東京 JR品川駅のコンコースに掲載されたメッセージ広告に対して批判が相次ぎ、わずか1日(2021104日)で取り下げることになったというもの。

人材育成などの事業を手掛ける広告主(アルファドライブ)は、広告を取り下げただけでなく、謝罪まで行いました。

 

 その広告とは、「今日の仕事は楽しみですか。

 

この出来事を、前編(F-212)は「モチベーション・自由・ゴール」の観点で、中編(F-213)は「営業・マーケティング・ブランディング」の観点で考察します。後編(F-214)ではさらに踏み込んで考察し、社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案を行います。

 

前編:モチベーション・自由・ゴール

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27291839.html

中編:営業・マーケティング・ブランディング

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27355349.html

後編:社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案

 

広告主のHP(「AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について」)にはこのように書かれています。

AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について | AlphaDrive/NewsPicks

 

このたび、ユーザベースグループの株式会社アルファドライブが展開する「AlphaDrive/NewsPicks」が、104日(月)よりJR品川駅コンコースにて広告掲載したブランドメッセージにおいて、当駅利用者の方々への配慮に欠く表現となっておりましたことをお詫び申し上げます。当該広告については、105日(火)午前をもって掲載を終了いたしました。

 グループ一同、信頼回復に取り組んでまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 この文章から広告がブランディング目的だったことがわかります。マーケティングとしては成功ともいえますが、ブランディングとしては失敗です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

多くの人々のイヤな情動記憶(アンカー)を引き出してしまったから(トリガー)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 その情動記憶は認知的不協和を生みだし、「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判へとつながりました。それはネガティブなブランディングといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 そんな予期とは異なる状況に対して、広告主は即座に謝罪・撤回を行いました。その対象は「JR品川駅利用者」、理由は「配慮に欠く表現だったから」。

何かおかしくないでしょうか?

 

 

 何らかのトラブルが生じた時、私たちが心がけるべきことは2つあります。「問題(課題)を見つけること」と「問題(課題)を解決すること」。前者がケースサイド、後者がプランサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 ケースサイドには2つのポイントがあります。「ハーム(問題性)」と「インヘレンシー(内因性)」です。

 

 ハーム(問題性)とは「どのくらい問題か?」ということ。問題(課題)を解決しなければどの程度の影響がでるかというのがハームですから、当然、影響が大きいほどその問題を解決しなければならないことになります。

 今回のケースではいわゆる“炎上”が起こり、広告主のブランドイメージを毀損しました。いち早く“火消し”に動いたことは正解といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 

 インヘレンシー(内因性)は「問題の本質は何か?」ということ。いち早く対処したとしても、本質を見誤っていたのでは解決には至りません。

 今回のケースでは、このインヘレンシー(内因性)に課題があるといえます。

 広告主は「JR品川駅利用者への配慮に欠く表現」を問題の本質と考えました。品川駅改札口からディスプレイがずらりと並ぶコンコースを通る先(港南口)には、NTT品川・TWINS・ソニー本社ビルなどが立ち並ぶオフィス街があるそうです。つまり、「JR品川駅利用者」とは、NTT関連会社、キャノン、ニコン、日本マイクロソフト、そしてソニーといった大企業勤めのサラリーマンのこと。その人たちに対して「今日の仕事は楽しみですか。」というメッセージを発したことを「配慮に欠く表現」だったとして謝罪・撤回したのです。

 

その言動からは「サラリーマンのあなた方が『今日の仕事が楽しみ』なはずがないですよね」といった思考が読み取れます。もしもその分析が正しいなら、それはHave toの決めつけであり、誤った“上から目線”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721215.html

 

 実際に憤怒したのは、これらのサラリーマンではなく、切り取り画像をSNSで知った人たちでした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

よって、検証するべきはインパクト重視で切り取り画像をSNSで拡散しようとした行為であり、謝罪する対象は「今日の仕事は楽しみですか。」というメッセージ(トリガー)によってイヤな情動記憶(アンカー)を引き出されてしまった人々であるはず。

 

 私が広告主のコーチなら、イヤな気持にさせたことを謝罪しつつも力強いメッセージを発することができるマインドづくりをサポートするでしょう。「新たなゴール設定」と「ゴール達成能力の自己評価(エフィカシー)の強化」によって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 誰もが本当はwant toだけで生きることができる

 お互いにお互いのwant toを支え合うことができる

 「今日の仕事は楽しみですか。」が辛いのはあなたらしくない、本来の日本らしくない

 でも、その現在(&過去)さえも一切関係ない。今この瞬間から新たな未来づくりをはじめよう! シンの自由意思でゴールを設定し、エフィカシーを高めあおう!

 

 

 それが生易しいことではないことを、私は痛切に実感しています。

11年間病院長を務めた私を一方的に排除しようとした“経営陣”は、「タケハラは職員に『want toで働こう』と言いふらし、自分自身は本当にwant toで働いている」と書いた“証拠”を裁判所に提出しました。自身の行為を正当化するために。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

*その経験から学んだことはこちら↓

PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 世の中にはhave toがあふれ、お互いがお互いを縛り合っています。その結果、何が正しくて、何が間違っているのかがわからなくなってしまっています。

 F-153~:チャリティーマラソンで走った人が走った分だけ募金するシステムはおかしい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404043.html

 

 私たちは「生権力」によって生みだされたマトリックスに閉じ込められているのです。そうとは知らずに。

 F-206~:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 それが現代社会に突き付けられている課題。そんな課題に対する私の提案はいたってシンプルです。
 Evolutions、Revolutions、そしてResurrectionsを実現するための提案は

 

 シンの自由意思でゴールを設定し、エフィカシーを高めあおう!

 そのためにコーチングについて学び合い、実践し合おう !!

 

 その先には“無敵”が待っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 最後にもう一度この言葉を。

もしも少しでも胸のざわつきを感じるのなら、コーチにアクセスし“赤いカプセル”を手に入れてください。コーチングを学び、実践する時です(Time to fly)。

 

 

 仕事は楽しみですか?

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 それが生易しいことではないことを、私は痛切に実感しています

 

 私たちが認識している目の前の世界は記憶の合成です。それも“失敗”の記憶。だから、辛い・悲しい・苦しい・許せないといったネガティブな情動がでてしまいがち。

もしも情動がよみがえったなら、その記憶を静かに握りつぶしてください。心の中で↓

 F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

 

 

-追記2

 私たちは「生権力」によって生みだされたマトリックスに閉じ込められているのです。そうとは知らずに

 

 …5週間後(20211217~)、18年ぶりの新作「The Matrix Resurrections」が公開されます。どんなMatrix(ケースサイド)とResurrections(プランサイド)が描かれるのでしょう?

 

  Wake up, Neo.

  The Matrix has you.

  Follow the white rabbit.

 

 

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F-031:「人間関係が嫌になった」

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F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

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S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

Q-218:わりとすぐに達成できそうなゴールを設定してもよいですか?

 

ゴールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:ゴール設定は現状の外ということですが、複数ある中で、いくつかは、わりとすぐに達成できそうなゴールを設定しても良いですか?

 

A:まず大原則として、“現状の外”ではないものをゴールとはいいません。ゴールは 1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定するもの です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

わりとすぐに達成できそうな」を時間の話(「短時間で」)と考えると、私の答えはYesです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

ブリーフシステム(BS)が変わるだけで、あっという間に達成してしまうことはありえます。BSが変わらない限り達成できないゴールは“現状の外”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

わりとすぐに達成できそうな」を可能性の話(「簡単に」)と考えるならNo。「簡単に=現状のブリーフシステムのままで」のはずだから。一生かけて構築してきたBSを変えることは容易ではありません。強力なホメオスタシスが働いているから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

コーチングの要諦であるゴール設定は、とても厳しく、奥深いものです。

 

 

とはいうものの、思い悩むだけでは何もはじまりません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

コーチングの要諦であるゴール設定は、とても楽しく、エキサイティングなものでもあります。新たな自分、新たな世界にワクワクしながら、まずは「趣味」「健康」のカテゴリから気楽に取り組んでみたらどうでしょう。ゲバラ主義です。

Q-064:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

本音にフタをすることなく、「止められてもやりたい」「心から望む」を追究してみてください。その過程で少し「自分中心を捨て」ながら、少し「現状の外」を見いだせたなら、それは立派なゴールです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

わりとすぐに達成できそう」という期待が「必ず達成できる」という確信に変わる間に、もっと先に新しいゴールを設定してみましょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

「もっと先」とは、さらなる未来であり、さらに高次の抽象度次元のこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

それを繰り返す間に「これだっ!」というものが見つかるはずです。そのすべてを楽しんでください。気楽にw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 以上が私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

 

 

Q-217:家族や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

 

ゴールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:家族や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

家族のゴールの現状の外、抽象度が高いゴールというのがイメージが湧きません

 

A:次の2点をいつも意識に上げておくことをお勧めします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

1.「関係」に気を向ける

2.ゴールのポイントの2つ目「自分中心を捨て去る」

 

 1.「関係」に気を向ける

 「存在があり関係が生まれる」という西洋哲学に対して、東洋哲学は「関係があり存在が生まれる」という縁起ベース。さらに苫米地式は、その両方を包摂しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 私たちは物理空間上の存在の方に注視してしまいがち(lock on)。すると、高次の情報空間にある重要な情報(関係性)がスコトーマに隠れてしまいます(lock out)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 *情報空間はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その状態では、ゴールはなかなか設定できません。3つ目のポイントである「現状の外」がわからないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 では、「関係」に気を向けながら、「現状の外」にゴールを見いだすにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

2.ゴールのポイントの2つ目「自分中心を捨て去る」

 私の答えは「自分中心を捨て去る」。そう、ゴールの2つ目のポイントです。

 

 私は「自分中心を捨て去る」=「“自分”という部分関数をどこまで大きくできるか?」と理解しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

捨て去るのは「中心」の方ではありません。「利他」という言葉に含まれる「自分のことは後回し」というようなブリーフでは、ゴールの1つ目のポイント「心から望む」「止められてもやりたい」が保てません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 「want to」にいつの間にか「have to」が紛れ込むと、創造的回避が働きゴールからむしろ遠ざかってしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 捨て去るのは「自分」の方、「私さえよければ」というような我欲です。小さな煩悩を捨て去ることは“自分”の抽象度を上げることでもあります。わかりやすく表現すると「(関係の)どこまでを“自分”と感じられるか?」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「家族や人間関係のゴール設定」の際は、自分が感じている「関係」の抽象度をもう一段引き上げてみてください。苫米地式の「上から目線」で。

 F-009:本物の“向上心”、本当の“上から目線”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721215.html

 

 

 最後にもうひとつ。

 子育て中の方によくお伝えしているのが、「我が子育ては我が心育て」という言葉。子育て中に親も成長していくという意味ですが、その場合の成長とは「抽象度が上がる」ことと同義です。つまり、子どもとの縁により、ますますゴール設定がうまくできるようになるということ。

 

 無我夢中で子育てに取り組みながら、「関係」そのものの次元が上がる方向に気を向け続けていれば、そのうちにスコトーマが外れ、もっとすごいゴールを設定することができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

それを確信し(エフィカシー)、その過程を楽しんでください。気楽にw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 「人間関係」については下記記事(シリーズ編第4弾)を参考にされてください。

 S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

捨て去るのは「自分」の方、「私さえよければ」というような我欲です。小さな煩悩を捨て去ることは“自分”の抽象度を上げることでもあります。わかりやすく表現すると「(関係の)どこまでを“自分”と感じられるか?」

 

 そんな意識状態でいる間に、だんだんと「家族のゴールの現状の外、抽象度が高いゴール」がクリアに感じられるはず。抽象度が上がるにつれて、むしろ臨場感が高まるから。

 抽象度と臨場感の関係についてはこちらをどうぞ↓

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

 

 

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