苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

2020/02

F-125VW

 

 私たちは、じつは、一人一宇宙に生きています。

 目の前の“現実”は各人の五感で得た情報によりリアルタイムに生みだされ、物理法則という約束事で保たれている幻想にすぎません。つまり、物理的現実世界とは共同幻想。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823843.html

 

 同じ場所にいても、その人の重要度により認識するものは異なります。ある人は壁にかかる絵に見入るかもしれませんし、別の人はその額縁のほこりが気になるかもしれません。わずかに聞こえるBGMに耳を澄ます人もいれば、空調の音にイライラする人もいることでしょう。

その人のその時の関心(重要度)によりRASを通過する情報が選択され、その一部が認識に上がり、残りは遮断されスコトーマに隠れます。私たちはそんな刻一刻と変化する一人一宇宙の中に生きています。いや、一人一宇宙を生みだしているというべきでしょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 一人一宇宙

あたりまえに用いられる言葉であっても、その場で共有する重要度により想起するイメージは異なります。

例えば「PPI」という略語。

消化器科に属する医師や看護師は「Proton Pump Inhibitor(プロトンポンプ阻害剤)」という胃薬(胃酸分泌抑制薬)を想起するでしょう。ところが、緩和ケアに取り組む医療人であれば、死亡直前を予測する指標である「Palliative Prognostic Index」を思い出すはずです。

 

 認識主体の情報処理により、同じ言葉であっても、まったく違う世界がひろがります。その情報処理(認識)のパターンがブリーフシステムです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 それでは今回のテーマに入りましょう。

VW」という文字を見たら、皆さんはどのようなイメージが浮かびますか?

 

 

 きっと多くの方が自動車をイメージされたはずです。実際、Google検索に「VW」と入力すると「Volkswagen」ばかりがヒットします。

 

 あるインタビュー記事で「VW」という文字を目にした時、私も車を想起しました。と同時に、強い違和感も覚えました。なぜなら、インタビュアーは“かたい”メディアで、その取材対象者は2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授(京都大学iPS細胞研究所所長)だったからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 その記事によると、山中教授は神戸大学医学部を卒業した後、整形外科医を志したそうです。柔道やラグビーなどのスポーツで10回以上骨折したことがきっかけでした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 ところが、「不器用だった」ことから指導医に罵倒され、周囲からも「ジャマナカ」と蔑まれたそうです。ドリームキラーによってエフィカシーを下げられたに違いありません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 そんな頃、重症の関節リウマチ患者さんを担当。頭蓋骨に釘を刺して首を支えないといけないほど悪化した患者さんに対して、当時の山中教授ができることは点滴だけだったそうです。ある日、ベッドの傍らに飾ってある写真立てに気づいた山中教授は写真に写るふっくらした女性を指して「これは妹さんですか?」と尋ねました。患者さんの答えは「それは12年前の私です」。

 

 その答えに衝撃を受けた山中教授は、「この難病と闘っている患者さんに、私は一体何ができるのだろうか?」と自問したそうです。

しばらく無力感にさいなまれた後、重症患者を救う手だてを研究するために研究者を志すようになりました。それは新たなゴール設定といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 病院退職後、大阪市立大学大学院の薬理学教室に入学し学位を取得。この頃の山中教授は「どうやったら人の3倍研究できるか」を考え続けたそうで、ハードワークでは誰にも負けないという自信があったといいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 4年ほど薬理学を研究した後、ノックアウトマウス(ある遺伝子の働きを失くしたマウス)の作製技術を学ぶため米国留学を試みます。しかしながら、20通以上手紙を送ったもののどこからも返事はありませんでした。もともとは整形外科の臨床医で、研究者としての実績がなかったからです。この時点ではゴールはまだまだ“現状の外”でした。

 

あきらめかけた頃、カリフォルニア大学サンフランシスコ校と連携する一流の研究機関 グラッドストーン研究所から連絡があり留学できることになりました。留学中、当時の所長 Dr.ロバート・マーリーから教わったのは、「実験がどうこうではなく、生きていく上でのモットーが大切だ」ということ。それは抽象度の高い教えといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

そんなマーリー所長がよく口にしていた言葉が「VW」だったそうです。

その「VW」とは、「VisionWork hard」!

 

「一つの成功があったら、その10倍から100倍失敗をしている」と語る山中教授は、「いろいろな失敗や経験を通じて、自分が本当は何をしたいのかを見つけてきた」と話されていました。つまり、失敗はゴールを見つけるための大切な縁起でもあるということ。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 「iPS細胞が成功し、難病を救う薬が生まれた未来」をイメージし(ビジュアライゼーション)、「患者さんに薬を届けだしました」と口にすること(アファメーション)を繰り返しながら、度重なる逆境を乗り越えてきたそうです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

 

 山中教授の心の中のIImageImagination)は、ビジュアライゼーションとアファメーション、そして何よりも「Work hard」によって、ますますVividとなり、誰もが共有する現実(Reality)になろうとしています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 最後に、「日本の論点2011」(文藝春秋)より引用します。

 

 

 うまくいかないことも当然ある。私の研究も不運や失敗の連続だった。しかし歯を食いしばって次のステージに進むと、かつての挫折がじつは次の跳躍のバネになっていることがわかる。屈めば屈むほど、高くジャンプできるのだ。

 苦しいときこそ、ビジョンを確認し、次のジャンプに備える。むしろ調子のいいときこそ、気を引き締める必要がある。まさに「人間万事塞翁が馬」である。

山中伸弥 京都大学iPS細胞研究所所長 

 

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

失敗はゴールを見つけるための大切な縁起でもあるということ

 

釈迦が説いた「縁起」は、「観測者(認識主体)の知識、知能が上がれば上がるほど観測(認識)される宇宙は『たいしたことがある』ものになるという可能性」を示しています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268332.html

だからこそ、教育や学習が重要であるといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124525.html

 

 

-追記2

 ビジョンに向かって励む山中教授は日々「connect the dots」しているわけですが、そんな教授に対して研究費打ち切りを通告(201989日)した首相補佐官と厚労省大臣官房審議官のコンビは、公費を使った「京都不倫出張」を疑われ、今国会では海外出張時の「connect the rooms」が問題視されています。

 この現状は「VW」の大切さをしっかりと示しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 

山中伸弥教授(Wiki)

山中伸弥教授(京都大学iPS細胞研究所所長)

Wikipediaより引用

 






Q-127190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -06

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 

 

当日の研修ではこんなケースを紹介しました。私のいくつかの経験をもとにしたものです。医療・福祉関係者以外の方も、ぜひ“気楽”に考えてみてください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

 <ケースワーク:入院(入所)患者さんが転倒してしまった事例>

認知症の合併があり、昼夜問わず徘徊している高齢男性患者さん。下肢筋力低下やバランス障害の進行により転倒することが増えていた。事故防止のために腰ベルトを用いた車イス離床を行うことを検討したが、家族が「親父を縛りつけるのか!」と強く反対したため実施できずにいた。そんな折、食事中に突然立ち上がった患者さんが転倒。とても痛そうにしており、動くことができない。どうやら骨折していそう

 

Q1:家族に報告する際、どのようなことを心がければいいでしょうか?

 

検査にて大腿骨頸部の骨折が判明。再度家族に連絡すると、「骨折とはどういうことだ!あなたたちの安全管理はどうなっているんだ!! 責任者を出せ!!!」と怒りまくっている。

 

 Q2:どのような対応をするべきでしょうか?

 

 

 四苦(特に老病死)の場である病院や施設では、転倒・転落による骨折や誤嚥による窒息・肺炎は決して珍しいことではありません。

 もちろん一番大変なのは患者さん本人ですが、医療・福祉従事者にとっても辛く苦しいものです。その苦しみを「ファイト・オア・フライト」が増幅します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 

・自責(という言葉)

 

A:このようなケースでは、2つの対応の仕方があります。

「だから、腰ベルトを用いた車イス管理にしましょうと言ったではないですか。『それはやめろ』と言ったのはあなたでしょう!」と、「自分には責任がないこと」を前提に相手を責めるパターン。

もう一つは、相手を責めたい気持ちをぐっとこらえて、「それだけ父親を思っているのだな。転倒により骨折する可能性はしっかり伝えたはずだが、しっかりイメージできていなかったんだな。もっといい伝え方はできなかったかな?」と客観的に状況を見ようと努め、自分の責任も認めるパターン。

前者が「他責」、後者が「自責」です。

 

じつは、心の傷(の深さ)を決めるものは、出来事そのもののインパクトではないことが明らかになっています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10114934.html

 

 

100%相手のせいにすれば、自分も相手も傷つける

 

A心の傷(の深さ)を決めるものは「理不尽度」です。そして、その理不尽度は「自己責任感の大小」で決まります。

ショックな出来事に対して「自分にも責任がある」と感じる人にとって、その出来事の理不尽度は小さくなります。反対に、その出来事に対して「自分には責任がない」と感じる人にとっては、理不尽度はとても大きくなります。

 

つまり、「自分にも責任がある(自責)」と考える人の心の傷は深くはならず、その一方で、「自分には責任がない(他責)」と考える人の心の傷はとても深くなってしまうのです。

よって、100%相手のせいにするような生き方は、相手ばかりではなく自分自身も、つまりみんなを苦しめる生き方であるといえます。

 

 

・自分の非を認めることが成長につながるという言葉

 

A:「他責」の問題点は他にもあります。「自分には責任がない」として相手を責める人の無意識は、「だから自分は変わらなくていい」と現状を肯定します。それではコンフォートゾーンは変化せず、ますますスコトーマは外れにくくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 反対に「自分にも責任がある」と考えられる人の無意識は、責任を果たすために働き続けます(もちろんwant toで)。その結果、貴重な気づきを得られ(スコトーマが外れる)、新たな解決策を“発見”するのです(「Invent on the wayby Mr. Lou Tice)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

・自分のことだけでなく他者のことを考えること

 

Aその積み重ねは、個人を成長させ、組織(チーム)を進化に導きます。なぜなら視点が上がっていくから。視点とは抽象度のことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 「自分のことだけでなく他者のことを考える」というのは、「“自分”の定義を大きくしていく」ことと同意です。「家族まで含めて自分」→「地域の人まで」→「日本の」→「アジアの」→「地球の」→ という変化は「抽象度を上げる」ことであり、「人間形成」を実現します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

 

・過ぎたことは忘れて未来をみつめていくこと

 

A「“自分”の定義を大きくしていく」というのは、空間的な広がりだけではありません。「今の“自分”」→「5年後の」→「10年後の」→「30」→「50」→「100」→「300」→と考えるようになるにつれ、ダイナミックな時間の流れをさらに体感できるようになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 そんな体感でいると、「『それはやめろ』と言ったのはあなたでしょう!」といった責任を押し付ける発想はなくなります。相手の言動も“自分”の範囲内であり、意識は未来にあるから。「済んだこと(過去)はどうでもいい」「そもそも気にならない」といった感じです。

 

 

・ゴールの設定をつくって、他責ではなく自責を感じて、幅広く考えていくことが必要であると思いました

 

A:そのとおり!

だからコーチング!! だからゴール設定!! です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

「責任を感じて苦しめ」とか、「落ち込め」という意味ではありません。

過去の方法論は「自分はなぜ失敗したか?」を検証し矯正することを重視したようですが、現代のコーチングには矯正という発想はありません。ゴールを実現するためのヒントを探し出し、ゴール実現に近づいていくのみです。

それはスリータイムフレームでいう未来に生きるということ。責任とは未来で果たすものといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13958864.html

 

Q-128につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

ブログ・シリーズ編

S-03:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~

S-03-17C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.1-

 

シリーズ編第3弾(S-03)は、「心のエネルギーとは何か?」をテーマに、怒りに代表される情動の正体やその向き合い方について考察したいと思います。ぜひ皆さん自身の経験を振り返りながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。

 告知(I-035):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19792909.html

 S-03-00(目次):

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html

 

…S-03-10までの分析をシンプルにまとめると、A)概念の階層にエネルギーが生じる→B)無意識レベルでエネルギーを知覚→C)意識化(エネルギーの情動への転換)→D)物理次元で発散 といえます。「怒り」に支配されないためにはどうすればよかったのでしょうか?

 

まず、「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルで「心のエネルギー」をコントロールするための「思いっきり概念の階層を上げてしまう」という方法についてまとめました。この方法が問題解決の本質であり、世界平和を可能とする程のパワーを持った最良・最強の解決策です。

まずは概念の階層を上がること、すなわち抽象度を上げることに挑戦してください(私も日々挑んでいます)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20932747.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21033212.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21133126.html

 

前回までのB)「無意識レベルでエネルギーを知覚」するレベルでの「心のエネルギー」のコントロール方法とは、「イライラなどの“違和感”を感じたときに、自身のゴールを見つめなおし、ゴール達成のためのパワーに変えてしまう」というものです。

 S-03-14B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -前編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21245679.html

 S-03-15B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -中編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21323801.html

 S-03-16B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -後編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21404325.html

 

今回からはC)「意識化(エネルギーの情動への転換)」のレベルについて、6回に分けてまとめます。

 

 

前回述べた「無意識レベルで知覚したエネルギー」を前頭前野のレベルで何らかの「情動(感情)」に変換することを「意識化」と定義します。

なんとなく「モヤモヤ」した感じを、「不快」または「快」と処理・記憶するのは扁桃体の働きです。扁桃体より高位の情報処理システムである前頭前野が、その「不快」「快」を何らかの情動(感情)に変換します。

(扁桃体を含む大脳辺縁系が前頭前野より優位になることを「ファイト・オア・フライト」といいます)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

前頭前野は「脳の司令塔」と呼ばれ、1)思考、2)意思決定、3)情動の制御、4)行動の制御、5)記憶のコントロール、6)コミュニケーションなどに関わる大切な領域です。人間を人間たらしめている高次の機能を司る場所であり、まさに“人間の心そのもの”といえます。

 

話がそれますが、脳機能的観点では、「快」「不快」のレベル(扁桃体レベル)で行動しているときは“人間”というよりサルやゴリラに近いといえます。欲望をコントロールできない人や感情的な人、コミュニケーションがうまくとれない人は要注意です。高次の情報処理という意味で、感謝・感動・希望が希薄な人、無礼な人、時間を守れない人も同様です。

そんな人が自由を履き違えてしまえば、自分もチーム(組織)も破壊してしまいます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10692725.html

 

ここでいう高次の情報処理というのは、学校の試験の成績とは全く関係ありません。試験で問われるのは主に記憶力。それは脳の機能のごく一部でしかありません。

私は、教育の真の目的は「自由」であり、「人間形成」に導くことだと思っています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

前頭前野での情報処理に戻りましょう。

「不快」の処理について簡単にまとめると、1)「不快」をpositiveな感情に転換する、2)「不快」をnegativeな感情に転換する、に分けられます。

 

1)は「不快」な情報を「喜び」や「楽しみ」と認識することです。例えば、痛み刺激という「不快」を「喜び」と感じられるようにするということ。

こう書くとアヤシイ話に聞こえるかもしれませんが、これはいたってまじめな(しかも強力な)方法論です。逆境になるほど“ワクワク”する孫悟空(ドラゴンボール)の情報処理システムはこのタイプです。

何か不快なことがあった時、「ありがたい。この試練を乗り越えたら、私はますますすごい人になってしまう」というような思考パターンを作っていくことが、このシステムの構築方法です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

2)は「不快」な情報を「怒り」や「ねたみ」「憎しみ」と認識することです。このシリーズでは「不快」を「怒り」と認識することを主に説明します。

 

では、ここで質問。

「怒り」という情動(感情)は、本当にいけないものなのでしょうか?

 

次回は、「ねたみ」や「憎しみ」と対比しながら、「怒り」という情動(感情)についてさらに考察していきます。お楽しみに。

 

 (S-03-18につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 何か不快なことがあった時、「ありがたい。この試練を乗り越えたら、私はますますすごい人になってしまう」というような思考パターンを作っていく

 

 「そんなことできるはずがない」「そんな変な人になりたくない」と感じる人は、まず「ゴール」について復習してください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 次は「エフィカシー」。さらに「時間の流れ」まで体感できれば、むしろ当たり前に感じられるようになります。すべては自分次第。マインド(脳と心)での情報処理です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html

 

 

F-124:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~ <後編>

 

 コーチとしての私は、相談者の具体的な内容に的確に答えるよりは、私自身が実装に取り組む姿から何かを感じていただく方がいいと思っています。非言語アプローチです。

ブログを書き続けているのにはそのような意図があります。もちろん、ブログに書き記す内容は言語(情報)ですが、ブログを投稿し続けるという行為そのものに“気”をこめています。

 

 そのようなことを考えていたら、先日、私の師でありコーチでもある認知科学者 苫米地英人博士からとんでもなくスケールの大きな提案が届きました。

 「サイバー国連邦(Federation of Cyber States)を設立する」というものです。もちろん、その先にあるものは「この世から戦争と差別をなくす」という博士御自身(&博士に学ぶ私たち全員)のゴール実現です。

 

 それは最高の「実装」のお手本

 前編:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21324359.html

 

 

 では、「Federation of Cyber States(サイバー国連邦)」について御紹介いたします。2020127日に放送されたTOKYO MX「バラいろダンディ」にて、苫米地博士御自身が公表されたものです。当日のフリップから抜粋します(太字)

 

 約2か月ぶりに出演された博士の講義のイントロは「バラいろダンディをお休みしている間に私が何をしていたのかお教えしましょう」でしたw

 その内容は「サイバー国家連邦設立のため各国要人と会っていましたww

 

 具体的には、

 12月上旬>

 □@ノルウェー オスロ

  ・ノーベル平和賞授賞式出席

  ・オスロ本部の国際平和機関顧問就任

  ・アフリカンダイアスポラ、Liberland首相らと連立サイバー国家共同体設立

  ・アフリカンダイアスポラ大使就任

 <12月中旬>

 □@某国 某国大統領と国際平和面談

  @米国 日本代表として騎士団米国チャリティ晩餐会出席

 <1月正月>

 □@シンガポール 仮想通貨大物と国際基軸デジタル通貨意見交換

 <1月上旬>

 □@某国 国際的開発プロジェクト某国要人と面談

 <1月中旬>

 □@米国 カーネギーメロン大学(CMU)フェローとして大学訪問

 □@米国 ワシントンD.C.国防総省(ペンタゴン)訪問

 <1月下旬>

 □@スイス ダボスで新プロジェクト発表

 

 すごいですよね。この2カ月間の交通費を教えていただきましたが、それはそれはものすごい金額でしたw

 

 ここで2点補足いたします。

 

「ダイアスポラ/ディアスポラ(diaspora)」とは、「元の国家や民族の居住地を離れて暮らす国民や民族の集団ないしコミュニティ」のことをいうそうです。「まき散らされたもの」という意味のギリシャ語に由来し、「民族離散」と和訳されています。中国人のコミュニティである華僑も、最近はダイアスポラという視点で捉えられているそうです。

 

 12月下旬に米国で開催された騎士団晩餐会には、苫米地式マスターコーチ 青山龍さんも参加されています。青山コーチのブログで雰囲気を感じることができます↓

 青山龍コーチブログ:

 http://blog.livedoor.jp/r_aoyama/archives/54135042.html

 http://blog.livedoor.jp/r_aoyama/archives/54139784.html

 

 

 次が「苫米地博士の海外での立ち位置」の説明でした。

 1980年代初期~ YaleならびにCMU 人工知能/計算機科学研究者

 □1990年代初頭  世界最初の仮想通貨「ベチユニット」実装者

 □2007~       CMU Cylabフェロー等軍事レベルサイバー専門家

 □近年           海外政府/中央銀行e-Government・デジタル通貨顧問

 

 付け加えると、洗脳や催眠研究の世界最高峰であり、コーチングの元祖 ルー・タイス氏を継ぐコーチであり、気功師であり、釈迦哲学を形式化した仏僧…etc。そんな博士のことを抽象度を上げて一言で表現すると、「情報(操作/生成)の達人」といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 

 そして、話は本題に入っていきます。「先週のスイス ダボスでの苫米地博士の発表要旨(代理発表)」です。それは「Federation of Cyber States”(サイバー国連邦)の設立提案」で、「“領土なき主権”(Sovereignty without Territory」という基本原則について解説されていました。

 

 サイバー国連邦に加盟する条件はとてもシンプル。「領土のある国は今後一切の領土拡大を放棄する」と「領土のないサイバー国は地上に領土を求めない」というものです。

 その加盟条件について、以下のように解説されていました。

 ⇒紛争の引き金は領土問題。(それが解消し)世界平和に大きく進む

 ⇒連立サイバー国家共同体のAfrican Diaspora等がコア国として参加見込み

 ⇒デジタル連邦通貨ならびにデジタル連邦長期国債の発行を予定

 ⇒順調にいけば人口8億人を超える世界3位の巨大国家誕生

 ⇒世界の20億人の貧困層をすべて市民としてサポートしていく

 

 それはまさに「この世から戦争と差別をなくす」というもの!

 苫米地博士をあまり御存知ない方にとっては途方もない話に思えるかもしれません。きっとコンフォートゾーンを大きく逸脱し、批判する気にすらなれないでしょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 余談ですが、私はドリームキラーが現れることを「“現状の外”にしっかりとゴール設定している証」と前向きに捉えています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 でも、博士ならきっとこうおっしゃるでしょう。「ドリームキラーに悩むなんてまだまだ甘いぜ。“現状”のはるか彼方にまで飛びだしてごらん。誰も批判なんかしなくなるよ。ぶっちぎるのがオレたち苫米地式だぜっ」と。

 

 そんな“ぶっちぎりの提案”ではありますが、ディベーターでもある博士はしっかり補足説明もされています。

 ディベート/トゥールミンロジックについてはこちら(S-01目次)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11613757.html

 

 

 「サイバー国家へ移行するメリット」として、以下を挙げられていました。

 <領土のないダイアスポラなどの場合>

 □サイバー空間に主権・市民が先進国なみの扱いに・パスポートの発行も可能

 □教育・医療・公共サービスをサイバー市民にデジタルファイナンスで提供

 □多くの場合各地域での貧困層であるがサイバー市民として教育、医療を享受

 <領土のある日本などの場合>

 □e-government化により直接民主主義的な国家運営ができる

 □圧倒的に低コスト政府運営コストが1/100から1/1000

 □中央銀行がデジタル通貨を発行すればGDP 3%上昇等さらにメリット

 

 さらには<領土とは関係なく世界市民にとっての利益>として、

 □買った国債や納税資金の使用を規制できる

 □芸術や音楽を含む文化や公共資産の国境を超えた副次利用安全分配

といったことを述べられ、さらに具体的に、

  ・税金が1/100から1/1000の国になる(1/5くらいから徐々に)

  ・デジタル通貨は現在効力のない買いオペが国民から直接買い付けで効果も

  ・地上のテリトリーを欲求しないので戦争が起きない

  (日本の場合はe-Nipponで国連新規加盟し敵国条項のない国の道も)

 といったアドバンテージを解説されていました。

 

 最後は「東京都などの自治体もサイバー国家としてサイバー国家連邦にお誘いします」という提案!

 

 いかがですか?

 苫米地博士が数々の著書やセミナーで述べられてきた課題(問題、ケース)やその解決策(プラン)が、「サイバー国連邦(Federation of Cyber States)設立」に結実しようとしています。まさに「実装(インプリメンテーション)」のお手本!

 

 これが“現状の外”です!

 これが人類が潜在的に持つ能力です!

 そして、これが潜在的能力を覚醒させるコーチングのパワーです!!

 そのパワーは、釈迦が説いた縁起に内包されるエネルギーともいえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 

 私の夢は「この世から戦争と差別を無くすこと」です。

 人類の一人一人が洗脳から解放され、本物の自由意思を獲得し、真実の自分の人生を歩みはじめたとき、この世界から戦争と差別が永遠に消滅します。その日、私のさまざまな活動のすべてが実を結びます。

(クラブ苫米地「ドクター苫米地からのメッセージ」より)  

 

 

 「夢をかなえる方程式:I×V=R」を御存知でしょうか?

 

 「I」はイメージ(imageimagination)、「V」は鮮明さ(vividness)、「R」は現実(reality)。「まずイメージがあり、その臨場感を上げていくと、そのイメージが現実となる」という意味で、「すべての変化は心の中に生まれて、外に広がっていく」というルー・タイス氏の言葉を理論化したものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 マインド(脳と心)に眠る能力をコーチングで覚醒させる時代に生きている私たちにとって、夢とはもはや憧れるだけのものではありません。ゴールとして実現(実装)するものです。

ぜひ内に眠る大いなる力(The Power of Mind)を解き放ってください。今は想像すらできないまったく新しい人生がはじまります。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 今回取り上げたTOKYO MX「バラいろダンディ」(2020127日放送回)はYouTubeで視聴できます。苫米地博士の圧巻の講義(13分)を御堪能ください↓

 https://www.youtube.com/watch?v=5XMuf0FUOsk

 

 

-追記2

 2017年に出版された苫米地博士の著書「2050年 衝撃の未来予想」(TAC出版)で、「バーチャル国家が誕生する未来」や「サイバー独立国の誕生」に言及されています。

 つまり、「自ら“衝撃の未来”を創造しようとしている」ということ。以下、同書の「はじめに」より引用します。

 

 現在、人々が常識として疑わない考え方、ものの見方の多くは、残念ながら世界の支配者たちによって刷り込まれた抑圧された思考です。もし、このまま変わることがなければ、それこそ悲惨な歴史が繰り返すことになるでしょう。

 しかし、3040年先の未来は、世界の権力者たちすら把握しきれていない未来。そこに向かってマインドを変化させていくことこそが、権力者たちさえも縛るバイオパワー(人間を抑圧する生権力)の呪縛から脱し、人間らしく生きるための唯一の方法です。

 ですから、本書では2050年の未来図を提示するだけでなく、私たちが行うべき“頭の中の革命”について、そして未来を生き抜くタフな思考と行動力の身につけ方についても紹介していきます。

 本書が、皆さんにとっての本物の自由と尊敬ある人生を歩むことができる、その一助となることを願って。

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7384319.html

 

 

2050年 衝撃の未来予想



Q-126:190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -05

 

 2019年9月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 前回(Q-125)の最後に、「次回は『未来から過去へと流れる時間の流れを生きるために必要なもの』について取り上げます」と書きました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21324044.html

 

 …その「必要なもの」とは「ゴール」ですw

 今回は「ゴール」に関していただいた御意見・御質問への回答です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・ゴール設定を行い、未来の結果として今を見つめること(複数回答)

・ゴールは未来からつくりだすもの

・ゴール設定の重要性をあらためて再確認しました

 

A:ゴールはとても重要です。「過去の記憶により他人につくられた現実を打ち破り、自身の自由意志により新しい“現実”を創造すること」を可能にするからです。認知科学以降、“リアル”の定義は変わりました。

 Q-042:認知科学以降に変わった“リアル”の定義

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400871.html

 

 「自身の自由意志により新しい“現実”を創造すること」が可能なのは、コーチング未経験者にとっての現実と同じように、ゴールの世界も「記憶の再合成」でつくられるからです。鍵は臨場感とホメオスタシス(恒常性維持機能)です。

 Q-043:ゴールと現実の関係

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10542791.html

 

 通常、人が認識する現実は過去の記憶で成り立っています。よって、その延長上の未来は過去ベースです。コーチングでは、現在の延長上の未来も含めて「現状(SQ:Status Quo、ステイタス・クオ)」と呼びます。繰り返しますが、それは過去ベースです。

 その「現状(SQ)」の中にゴールを設定しても、認識する世界は全く変わりません。ブリーフシステムが書き換わらず、スコトーマが外れないからです。それは「過去に囚われたままの状態」といえます。

 Q-044:よくあるゴール設定の間違い

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691658.html

 

 ブリーフシステムを書き換えるために、ゴールは“現状の外”に設定します。最初はゴール達成の方法は全くわからないはずですが、コーチングを実践している間にいつの間にか“発明”します。そこで止まらずにゴールを再設定することで、エネルギーと創造性を発揮し続けることができます。

 Q-045:ゴール達成前にすべきこと

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10829222.html

 

 かつては夢だったものが“現実”となり、その“さらに先”を追い求め続ける

 

 …いつまでもそんな生活を続けていると、儚さを感じることがあるかもしれません。極論すると「ゴールは永遠に達成することはできず、そもそもゴール自体が幻である」のだから。

しかしながら、ゴールを追い求め続ける儚さのもっと先には真の自由があります。「そこ(自由)にたどり着いたとき、人は無限の可能性を発揮することができる」と私は信じています。

Q-046:“自我”の考察により明らかになる“リアル”の儚さ

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987444.html

 

 

・ゴール設定を今一度考える機会をつくろうと思った。現在の自身の置かれている状況、今後に対するビジョンを明確にするキッカケになった

 

A:ゴールを設定することとは、「本当の自分を創造すること」です。

 

 再度繰り返しますが、目の前の世界は「過去」であり、「他人の刷り込み」であり、「社会の価値観」です。それらをしっかり認識し、評価し(=「今一度考える」)、そしてゴールとして自らの自由意志で選択することではじめて、私たちは真の人生を歩みはじめることができます。

 

 それは「無人運転」や「自動運転」から脱し、自分でハンドルを握るということです。自由に、すなわち自らに由り、行き先(ゴール)を決めてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

 ゴールに向かうプロセスは、途中で何が起きたとしても、とてもハッピーなはず。そんな“人生のドライブ”を心から楽しんでください。“気楽”!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

(Q-127につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

190919リスクマネジメント研修-ゴール



ブログ・シリーズ編

S-03:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~

S-03-16B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -後編-

 

シリーズ編第3弾(S-03)は、「心のエネルギーとは何か?」をテーマに、怒りに代表される情動の正体やその向き合い方について考察したいと思います。ぜひ皆さん自身の経験を振り返りながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。

 告知(I-035):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19792909.html

 S-03-00(目次):

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html

 

…S-03-10までの分析をシンプルにまとめると、A)概念の階層にエネルギーが生じる→B)無意識レベルでエネルギーを知覚→C)意識化(エネルギーの情動への転換)→D)物理次元で発散 といえます。「怒り」に支配されないためにはどうすればよかったのでしょうか?

それでは「『心のエネルギー』のコントロールの方法」について考えていきましょう。

 S-03-14B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -前編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21245679.html

 S-03-15B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -中編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21323801.html

 

 

前々回(S-03-14)御紹介したケースでいうと、「夫と一緒にいるとなんかイライラする」と気づいたことが変化のきっかけになります。もちろん、「イライラ」という違和感自体に問題はありません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

ここで重要なのは、「そのエネルギーを夫婦の絆を強くするために用いるか、それとも関係を引き裂くように用いるか」ということ。それを決めるものがゴールです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

このケースでは、夫婦が、各々のゴールと一つ上の抽象度で共有するゴールをそれぞれ見つめなおし、その実現のために“夫婦という関係性(縁起)”がどういう意味を持つか(持たせるか)を徹底的に考えることがポイントだといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

もしもゴールの共有を選択するのなら、「イライラしないような新たな関係性(新たな縁起)」を再構築すればよいのです。もちろんwant toで。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

人類(あるいは社会)の進化・向上という視点で考えても、この「違和感(=情報空間の階層に蓄積されたエネルギーの知覚)」は大変重要かつ有用なものといえます。それは新たなゲシュタルトを生みだし変革を実現する原動力となるものだからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

ポイントは「ゴール設定」です。

進化・向上を目指す者(社会)にとって「違和感」は、現状を突き破り、新たな価値観やパラダイムを創造するパワーとなります。PF・ドラッカーがよく引用していた「創造的破壊」のエネルギーです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_342433.html

 

その一方で、ゴールなき者(ゴール設定を間違えている者を含む)にとっては、この「違和感」がただの破壊に向かってしまいます。破壊されるのは身近な縁起であり、自分自身です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

 

 

ここまでB)「 無意識レベルでエネルギーを知覚」する段階での「心のエネルギー」のコントロール方法について考察しました。その方法とは「イライラなどの違和感を感じた瞬間に、自身のゴールを見つめなおし、ゴール達成のためのパワー(縁起)に変えてしまうこと」です。

 

次回からは、C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」するレベルでの「心のエネルギー」のコントロール方法についてまとめます。

 

 (S-03-17につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

F-123:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~ <前編>

 

 「夢をかなえる方程式:I×V=R」を御存知でしょうか?

 

 「I」はイメージ(imageimagination)、「V」は鮮明さ(vividness)、「R」は現実(reality)。「まずイメージがあり、その臨場感を上げていくと、そのイメージが現実となる」という意味で、「すべての変化は心の中に生まれて、外に広がっていく」というルー・タイス氏の言葉を理論化したものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 「現実はイメージどおりになる」という言い方もできますが、それは「必ず思いどおりになる」という意味ではありません。「思い」を「現実」に変えるためには特別な知識とスキルが必要です。例えば、ゴール設定に関する知識やエフィカシーを高めるスキルなど。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 私たちが見ている目の前の世界は過去の記憶をもとに構築されています。その記憶とは“失敗”。さらに、その記憶には「辛い」「悲しい」といったネガティブな情動がべったり張り付いています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533528.html

 

 「現実はイメージどおりになる」という時の「イメージ」は過去であり失敗。その「イメージ」は強力なので、いくら強い「思い」を持っていたとしてもなかなかひっくり返すことはできません。臨場感が足りないからです。

皆さんにもきっと経験があると思いますが、スコトーマを外すことができず、解決するべき課題(問題)さえ見いだすことができません。「なんでこうなるのかわからない」「何をしたらいいのか見当もつかない」という感じです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 ゴールを設定することで「思い」を新たな「イメージ」に落とし込むことができたなら、解決するべき課題(問題)を見いだせるようになります。でも、スコトーマを外してすぐに解決することはできません。スコトーマを外すためには知識が必要ですが、その知識が全く足りないからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 ゴールとは“現状の外”に設定するもの。よって、ゴール設定までスコトーマに隠れていたものの知識が足りないことは仕方がないことです。「ゴールを達成したい」という思いと「達成できる」という確信がブリーフシステムを書き換え、ホメオスタシス(恒常性維持機能)がゴールの世界に対して働くようになると、課題(問題)を解決するための知識の吸収(学習)が始まります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 知識が集まるとやがてゲシュタルトができあがります。それが“理解”です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 そして、ゲシュタルト同士が集まりより大きなゲシュタルトができあがった瞬間が“ひらめき”。スティーブ・ジョブスの言葉でいうと「connect the dots」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 より大きなゲシュタルトができると、「解決するべき課題(問題)」に対する解決法を見いだすことができます。しかし、それをいざ実行しようとすると次々と壁に突き当たるはずです。課題やその解決法は高い抽象度次元にありますが、実際の解決は最も低い抽象度次元である物理空間でなされるものだからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

情報が多くなる分、様々な調整が必要になります。うまく調整し矛盾なくスムーズに実行できるようにすることを「実装(じっそう)」といいます。英語では「インプリメンテーション(implementation)」です。

私は、理想的な組織においては、抽象度を高めるリーダー、抽象度を下げ実装するマネジメント、そしてコーチの三者(3つの機能・役割)が必要だと考えています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14526054.html

 

 コーチングを実践する過程で誰もが経験することですが、“現状の外”に設定したゴールを目指して生きていると、必ずドリームキラーがあらわれます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

「夢想家」「カルト信者」「お花畑」「偽善者」と陰口を叩かれたり、「いつも苫米地理論を研究している」「本当にwant toばかりしている」という批判?が書かれた“証拠”が裁判所に提出されたことは、信じられないでしょうが、私のリアルな体験です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6681205.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6681282.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html

 

 そんなドリームキリングに屈することなく余裕で前進し続けたとしても、なかなか実装(実現)できないでいると、やがて最強のドリームキラーがあらわれます。自分自身です。

クライアントやコーチ仲間から「実装」に関する質問や相談を受けることがありますが、そんな時は誰もが自分の中のドリームキラーと戦っているように感じられます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854056.html

 

 コーチとしての私は、相談者の具体的な内容に的確に答えるよりは、私自身が実装に取り組む姿から何かを感じていただく方がいいと思っています。非言語アプローチです。

ブログを書き続けているのにはそのような意図があります。もちろん、ブログに書き記す内容は言語(情報)ですが、ブログを投稿し続けるという行為そのものに“気”をこめています。

 

 そのようなことを考えていたら、先日、私の師でありコーチでもある認知科学者 苫米地英人博士からとんでもなくスケールの大きな提案が届きました。

 「サイバー国連邦(Federation of Cyber States)を設立する」というものです。もちろん、その先にあるものは「この世から戦争と差別をなくす」という博士御自身(&博士に学ぶ私たち全員)のゴール実現です。

 

 それは最高の「実装」のお手本

次回、具体的に紹介いたします。お楽しみに。

 

F-124につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 解決するべき課題(問題)のことを「ケース」、課題を解決する方法のことを「プラン」といいます。詳しくは現代ディベートであるトゥールミンロジックについてまとめた下記記事(シリーズ)をどうぞ↓

 S-01:よりよい“議論”のために(目次)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11613757.html

 

 

サイバー国連邦設立提案(200127 バラいろダンディー)

苫米地博士による「サイバー国設立提案」

TOKYO MX「バラいろダンディ」(20201月27日放送回)より

 

 

Q-125190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -04

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 

 

・家族への状況説明の仕方

・骨折を例題にした内容について、自分に置き換えて考えることで内容が入りやすかった

 

A:「転倒による骨折や肺炎等による急な状態悪化を家族に(医師にも?)連絡するのがストレス」といった御意見を伺っていたので、そのような場面を想定した「心の傷を解決するためのケースワーク」を行っていただきました。

 

 「内容が入りやすかった」のは、臨場感が高かったからです。臨場感が高かったのは、私自身の医師としての経験をベースにしているから。ケースとして取り上げた具体的な例が「あ~、あるある」と誰もが納得できるものになるよう心がけました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_262962.html

 

もう少し詳しく説明すると、「具体的な事例(低い抽象度)をほんの少しだけ抽象的に表現した(少し抽象度を引き上げた)」という感じ。情報量を保ったまま矛盾を生じさせないようにするためです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

具体的な事例を示すことで伝えたいイメージ(I)の臨場感を十分に高めることができると(V)、そのイメージはまるで現実のように感じられます(R)。「内容が入りやすい」と思える時は、そんな状態になっているはずです。そのようなマインドの特性をプリンシプル化したものが「夢をかなえる方程式:I×V=R」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

・大人になるまでに心の傷を多く負っていること

 

A:「大人になるまでに心の傷を多く負っていること」は事実です。それは私たちの記憶のメカニズムが関係しています。そのメカニズムとは「“失敗”したときに強く記憶する」というものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533528.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533623.html

 

ここでいう“失敗”とは「期待(予期)と違う」ということ。よって、「思いがけずうまくいった」や「諦めていたけれど合格した」というような場合も“失敗”です。無意識にとっては。そんな時にこそ脳に強く刻まれます。その時の情動とともに。

そして、その情動を伴った記憶がブリーフシステムとなり、認識する世界自体を決めていきます(RAS/スコトーマ)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

・過去の育ちがいかに大事か

 

A:過去の体験や情報の記憶が人となり(セルフイメージ、人格)を形成し、認識する世界そのものを決めてしまいます。そういう意味で、確かに「過去の育ちが大事」といえます。

しかし、コーチングを学び実践する者にとっては「過去」はどうでもいいものです。時間は未来から過去に流れていることを体得し、過去の出来事は未来に一切関係ないということをしっかり理解しているからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

・時間は未来から現在、現在から過去へと流れている(が印象に残った)

 

A:繰り返しますが、時間は未来から過去へと流れています。今がハッピーなら、振り返った過去は必ずハッピーなはずです。今の心の状態が過去の出来事の“解釈”を決めます。ここでいう“解釈”とは「ゲシュタルト」のことだと思ってください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 そして今の状況の“解釈”は未来が決めます。時間は未来から過去に流れているからです。よって、「未来はハッピーである」と確信している人にとって、今は必ずハッピーになります。“未来”とはゴール、そして“確信”とはエフィカシーのことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

・まず自分自身の心の傷の解決

・自分自身を落ち着かせて、対応できるように心がける

 

Aたとえ今、深い心の傷に苦しんでいるとしても大丈夫!

 “現状の外”にゴールを設定しその実現を確信していると、ゴール側にコンフォートゾーンが移行していき、過去の“傷”はだんだんと気にならなくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 私の体感でいえば「落ち込んでいる場合じゃない(もったいない)」「むしろありがたい」という感じです。なぜ「ありがたい」と感じるのかというと、「すべてがゴール達成のための貴重な経験(縁起)」に思えるから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

「このひどい経験から私は何を学べるのか?」「おかげでゴールに近づける(もっと貢献できる)!」とワクワクしながら考察した具体的な事例について、「The Power of MindⅠ」第六章にまとめました。目次をリンクします↓

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15110477.html

 

 次回(Q-126)は、「未来から過去へと流れる時間の流れを生きるために必要なもの」について取り上げます。それはなんでしょうかw

 

Q-126につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

「成功体験が重要」といった表現をよく見聞きしますが、必ずしも正しいとはいえません。かえってスコトーマを強化することになるからです。一世を風靡した人や会社がやがて信じられないほど凋落してしまうのは、マインドでの情報処理に大きな原因があります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_342433.html

 

 

190919リスクマネジメント研修-時間の流れ





ブログ・シリーズ編

S-03:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~

S-03-15B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -中編-

 

シリーズ編第3弾(S-03)は、「心のエネルギーとは何か?」をテーマに、怒りに代表される情動の正体やその向き合い方について考察したいと思います。ぜひ皆さん自身の経験を振り返りながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。

 告知(I-035):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19792909.html

 S-03-00(目次):

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html

 

…S-03-10までの分析をシンプルにまとめると、A)概念の階層にエネルギーが生じる→B)無意識レベルでエネルギーを知覚→C)意識化(エネルギーの情動への転換)→D)物理次元で発散 といえます。「怒り」に支配されないためにはどうすればよかったのでしょうか?

それでは「『心のエネルギー』のコントロールの方法」について考えていきましょう。

 S-03-14B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -前編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21245679.html

 

 

皆さんは日常生活の中で「すっきりしない感じ」「モヤモヤ感」「胸騒ぎ」「なんか落ち着かない感じ」などを感じることはありませんか?

 

このような“原因がはっきりしている訳ではないがなんとなく感じる違和感”が、「無意識レベルでエネルギーを知覚」した状態といえます。コーチング用語で表現すると、コンフォート・ゾーンを外れた状態であり、認知的不協和です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

カナダで地元チームのカナックスが敗れたとき、カナダ国民は「イライラ」「モヤモヤ」と表現されるような「心の中の違和感」を感じたはずです。残念ながら、この「違和感」として感じた「無意識レベルでのエネルギー」が、怒りに変わり、破壊行動として表現されてしまいました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20377205.html

 

では、「無意識レベルでのエネルギー」を「違和感」として知覚したときに、どうすればよかったのでしょうか?

 

ここで重要なのは、「この『違和感』自体には、『善悪』『正誤』『是非』といった価値判断は入り込まない」ということ。価値判断には必ずブリーフシステムが関与しています。そして、そのブリーフシステムは過去であり、他人であり、社会の価値観です(コーチング未経験者の場合)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

「違和感」自体に意味はありません。ただ「情報空間にエネルギーのかたまりが存在していることを無意識が捉えた」というだけです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20276623.html

 

そのエネルギーに方向を与えるものがゴール。「希望」「夢」「理念」「志」「calling」とも表現されるものです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20874187.html

 

 情報空間での不完全性定理、そして物理空間での不確定性原理により、「すべては決定的ではない」という事実が証明されました。つまり、ゴール次第で、エネルギーが「善」「正」「是」として発揮される場合もあるし、「悪」「誤」「非」として発揮される場合もあるということ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

例えば、原子力という原子核変換により得られるエネルギーが、エネルギー資源として利用される場合もあるし、殺戮兵器として使われてしまうこともあるのと同じです。原子力自体に「善」または「悪」といった価値が(アプリオリに)あるわけではありません。

原子力を用いる者のゴールが、もっと詳しく表現するとゴールの抽象度が、その価値を決めてしまうのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

今回のケースでいうと、ファン(市民)全員が建設的な「ゴール」を共有していれば、試合に負けたときに感じた「違和感」を、カナックスを、バンクーバーを、そしてカナダを良い方向に導くエネルギーに変えることができたはずです。

 

 (S-03-16につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

今回のケースでいうと、ファン(市民)全員が建設的な「ゴール」を共有していれば、試合に負けたときに感じた「違和感」を、カナックスを、バンクーバーを、そしてカナダを良い方向に導くためのエネルギーに変えることができたはずです

 

ただし、複数の自我が関わるいわゆる組織で、全員が「ゴール」を共有することはなかなか難しいことです。それは私が直面したリアルな悩みでもありました。

しかしながら、一部の者が暴走しても、多くの人々が建設的な「ゴール」を持ち続ければ、破壊的な結末を防ぎ、豊かな未来を創造することができるはず。暴走したのが権力者(既得権益)だったとしても。

かつての私は“失敗”しましたが、そこから多くのことを学びました。

PMⅠ第六章(:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題)目次

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15110477.html

 

 

F-122:免疫力をあげる!

 

 12月から2月にかけて、医療・介護の現場はとてもあわただしくなります。その原因はなんといっても感染症。インフルエンザの流行に加え、今年(2020年)はコロナウイルスが原因とされる「新型肺炎」が瞬く間に世界中に広がり、ますます猛威を振るいそうな状況です。

 

感染症とは、「ウイルスなどの病原体が体内に侵入・増殖することで、発熱や咳などの症状がでること」です。

 

したがって、感染症対策としては、まずは「侵入させない」ことを目指します。

そのために、個人レベルでは「手洗い・うがい」「マスク着用」「人込みを避ける」等を徹底して行うことが重要になります。

病院や福祉施設などの組織レベルではさらに、「清潔(消毒)の徹底」「面会制限や外出制限(人の出入りのコントロール)」「空調・飲料水・給食などの管理」等に留意していきます。

 

もしも病原体の侵入を許してしまったら、すぐさま想定を更新して(アサンプションアップデート)、「増殖(拡散)させない」ことに取り組みます。

そのために、先の「侵入させない」ための取り組みに加え、「(流行気に入る前からの)ワクチン接種」「感染者の隔離」「汚染物の管理」「抗ウイルス薬や抗菌薬の投薬」「濃厚接触者への予防投薬」等を行っていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14973460.html

 

 感染症に罹患すると、たいていは体温が上昇します。その発熱に対して解熱剤を用いたり、体を冷やしたりすること(クーリング)がありますが、必ずしもよい行いとはいえません。生体に備わった自然治癒力を邪魔することになるからです。

感染症の際に「発熱や咳などの症状がでる」のはホメオスタシス(Homeostasis、恒常性維持機能)の働きです。高熱になることで免疫力が高まりますし、咳がでることで体外への排出(体内の浄化)ができます。倦怠感も大切な縁起。無理ができず、結果的に回復に必要な休息をとることになるからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

それなのにすぐに解熱しようとしてしまうのは、過去の記憶でつくられ強力に維持されている医療・福祉業界のブリーフシステムに由るといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

そして、そのブリーフの根底にあるものは、病に対する嫌悪や死に対する恐怖(不安)であるはずです。さらに「何とかしなければならない」といった義務感や「辛そうにしているのが忍びない」といった罪悪感が加わり、ますます医療・福祉従事者を苦しめます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

 

 その先に待つのは「ファイト・オア・フライト」。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

医療・福祉従事者が「ファイト・オア・フライト」の状態に陥ると、患者さんやその家族の苦しみはさらに増大してしまいます。ホメオスタシス同調により「ファイト・オア・フライト」が拡散していくからです。

 脳(とくに前頭葉)が発達した人間においては、情報空間にもホメオスタシスが働きます。その進化が医療・介護現場での苦しみを増強してしまうのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 “苦しみの増強”は感染症対策の観点でも問題です。免疫力を下げてしまうからです。

 人はストレスにさらされると緊張状態になります。心理的には「怒り」「不安」「恐怖」「悲しみ」といった情動が有意になり、判断力や創造性、生産性が低下します(=ファイト・オア・フライト)。

 

 体の恒常性を保つ自律神経のバランスが崩れ交感神経優位になると、ノルアドレナリンやアドレナリン、コルチゾールといったホルモン分泌が亢進し、血圧上昇、頻脈、息切れ、頭痛、めまい、血糖異常、痛み増強、不眠などがおこります。

その時、感染症に対する防御の要である免疫力が低下します。ロンドン大学のレインらの研究によって、「怒ると6時間以上免疫力が下がり、他者へのいたわりや慈しみの感情を抱くと24時間以上免疫力が高まる」ことが明らかになっています。

つまり、「免疫力をあげる(高める)」ためにマインド(脳と心)のコントロールが重要であるということ。そのコントロールにコーチングがとても役に立ちます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_384262.html

 

 このような変化は個人レベルにとどまりません。

心理的感染効果(ホメオスタシス同調)により「怒り」「不安」等がまわりに広がると、場を共有する人たちまで免疫力が低下してしまうことになるからです。医療・介護現場でいえば、職員だけでなく、患者・利用者さんやその家族にまでマイナスの影響が拡散していきます。まるで“感染”したかのように。物理空間の秩序に制約される身体においては、加齢とともに確実に免疫力が低下していきますので、高齢者の割合が多い場での悪影響ははかりしれません。

 

 それとは反対に、笑ったり楽しい気分でいると、自己免疫疾患の炎症反応が改善したり、血圧や血糖のコントロールが安定することが知られています。もちろん、免疫力が向上していくことも明らかになっています。怒りや不安を防ぐことが免疫力低下を防ぎ、楽しく働く(生きる)ことが免疫力を高めるのです。

 

心理的感染効果(ホメオスタシス同調)により「笑顔」「楽しい気分」等がまわりに広がれば、場を共有する人たちまで免疫力が向上していくはずです。医療・介護現場でいえば、職員だけでなく、患者・利用者さんやその家族にまでプラスの影響が拡散していきます。まるで“感染”したかのように。加齢とともに低下する免疫力を引き上げることができるのですから、高齢者が多い場ほどそのメリットは大きいといえます。

つまり、「免疫力をあげる(分け与える)」ためにマインド(脳と心)のコントロールが重要であるということ。そのコントロールに、もちろん、コーチングがとても役に立ちます。

 

新たな感染症が世界的な脅威になりつつある今こそ、コーチングを実践する時だといえます。社会のために。そして、未来のために。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12936581.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13076878.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Q-124190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -03

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 

 

・ファイト・オア・フライトを防ぐリスクマネジメント(複数回答)

・ファイト・オア・フライトという言葉。自分の経験を思い返すとよくある気がする

 

A:人は進化の過程で前頭前野での思考を手に入れました。

 平常時は、本能的な情報処理を行う大脳辺縁系の活動より、高度な情報処理を行う前頭前野の方が優位に働いています。

 ところが、いったん危機に瀕すると「ファイト・オア・フライト(Fight or Flight)」という「戦うか、それとも逃げるか」という心理状態に陥ります。例えば「頭の中が真っ白になる」というような状態です。さらには体もこわばり、ふだんどおりのパフォーマンスができなくなってしまいます。

 「一時的に動物(獣)レベルに退化する」「心身ともにこわばってしまう」 それが「ファイト・オア・フライト」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 米国CDCCenters for Disease Control and Prevention、疾病予防管理センター)が公表している「Psychology of a Crisis」中に、危機に瀕した時の行動(Negative Behavior)として、4つの行動(症状)が記載されています。

 その一つが「不必要な対処を求める(Demands for unneeded treatment)」というもの。

 

 仏教でいう四苦のうち、特に「老」「病」「死」の臨場感が高いのが医療や福祉の現場です。

スコトーマが外れることで「老いる悲しみ」「病による苦しみ」「死に対する恐怖(不安)」を実感してしまった患者さんやその家族は、容易に「ファイト・オア・フライト」に陥ってしまい、つい「不必要な対処」を要求してしまいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 そんな現場で働く医療・福祉従事者には、自分自身が「ファイト・オア・フライト」に陥らない(素早くリカバーする)ことが求められています。ベストを尽くすために、そして自分自身を守るために。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166400.html

 

 

・ファイト・オア・フライトがとても印象に残った。イライラした時にまず一呼吸おけたらと思う

 

Aでは、自分自身が「ファイト・オア・フライト」に陥らないために、そして他者を「ファイト・オア・フライト」の状態から救いだすために、私たちは何をするべきなのでしょうか?

 

 その答えが、御指摘の「ひと呼吸おく」です。

 

「ひと呼吸おく」ために、私はCDCのガイドラインを再確認することを勧めています。ガイドラインには、「平常心を取り戻す方法」として、下記の4つの基本原則が記載されています。

 〇最初に最悪の可能性を伝える

〇状況の不確実性を伝え、問題を解決するプロセスについてのみ言及する

 〇プロセスが進んでいることを伝えるため、データや数字を継続的に提供する

 〇恐怖を認め、問題に関する文脈情報を与える

 

 それらの基本原則を復習(復唱)しながら「ひと呼吸」おき、ガイドラインに沿った対応をイメージすることに取り組んでください。必ずイメージどおりにいくとは限りませんが、未来のイメージが不明瞭なままでは解決に導くことはできません。

 コーチングでいう「I×V=R」の実践です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

・「ファイト・オア・フライト」被害者から加害者になりうる 自分の心を強く持ち続けるように日々頑張る

 

A:目の前の世界は失敗の合成です。しかも、そこには情動がべったりと張り付いています。辛い、苦しい、悲しい、悔しい、憎いといったネガティブな情動や怒りなどです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

みんな最初は被害者です。大人になるまでの間にたくさん心に傷を負い、その心の傷(ネガティブな情動が張り付いた記憶)がブリーフシステムとなって生みだしたイヤな世界の中で、ますます心に傷を負っていきます。大人になってからも。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10114934.html

 

 みんな最初は被害者

 しかし、「ファイト・オア・フライト」の状態が続くうちに、やがては自分自身や縁ある人たちを傷つける加害者へと変貌していきます。人間らしさの源である前頭前野よりも、動物的な脳である大脳辺縁系が優位な状態がずっと続くからです。ますます易怒的、攻撃的、他罰的となり、まわりが見えず、未来を豊かに想像することができない状態が続きます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 大切なのは「自分で自分の生き方を選択する」こと。そして、「自身の選択に責任を持つ」ことです。私は、責任が覚悟となり、やがてエフィカシーへと変わっていくと信じています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19033189.html

 

 「心を強く持ち続ける」ことがゆるぎない自己イメージとなった時、「日々頑張る」必要はなくなります。ホメオスタシスが「心を強く持ち続ける」ことを勝手に維持してくれるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 

・ファイト・オア・フライト (転倒の)リスクが起きる。正直、利用者に対して「何で?」と思ってしまうことがあります。今日の講義を聞いて、「私は逃げていたのかな?」って思いました。これからちゃんと落ち着いて行動ができるようにいったん考えて行動していきたい

 

A:念を押しますが、「ファイト・オア・フライト」が問題なのは、前頭前野が働かなくなり、ベストパフォーマンスができなくなるからです。戦ったり(ファイト)、逃げたり(フライト)することそのものが悪いわけではありません。

 

 「私は逃げていたのかな?」と内省する際には、同時に「私のゴールは何か?」をしっかりイメージしてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 本当はゴールに近づくチャンスだったのに「逃げた」と思う時は、「私らしくなかった。次は○○している」とセルフトークしながら自己イメージを修正してください。時間は未来から過去に向かって流れています。Next chance

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

Q-125につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 コーチング実践者向けに2点追記します。

 

 「自分の心を強く持ち続けるように日々頑張る」には強制的動機(have to)が潜んでいます。「頑張る」「努力」「根性」といった言葉がよぎるときは、いったん立ち止まり(「止観」の止)、ゴールを再確認してください(「止観」の観)。モチベーションはいつも100% want toです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

 「これからちゃんと落ち着いて行動ができるようにいったん考えて行動していきたい」はセルフトークの第3段階(誓い)です。次の第4段階(新しいイメージについてのセルフトーク)に到達することで、ゴールの世界に向けてRASがオープンになり、スコトーマが外れます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

 セルフトークの4ステップについては、下記ブログ記事を参照してください↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19152931.html

 

 

Q-124用(リスクマネジメント研修)



ブログ・シリーズ編

S-03:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~

S-03-14B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -前編-

 

シリーズ編第3弾(S-03)は、「心のエネルギーとは何か?」をテーマに、怒りに代表される情動の正体やその向き合い方について考察したいと思います。ぜひ皆さん自身の経験を振り返りながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。

 告知(I-035):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19792909.html

 S-03-00(目次):

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html

 

…S-03-10までの分析をシンプルにまとめると、A)概念の階層にエネルギーが生じる→B)無意識レベルでエネルギーを知覚→C)意識化(エネルギーの情動への転換)→D)物理次元で発散 といえます。「怒り」に支配されないためにはどうすればよかったのでしょうか?

それでは「『心のエネルギー』のコントロールの方法」について考えていきましょう。

 S-03-11A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -前編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20932747.html

 S-03-12A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -中編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21033212.html

 S-03-13A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -後編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21133126.html

 

 

B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール

 

前回まで、「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルで「心のエネルギー」をコントロールするための「思いっきり概念の階層を上げてしまう」という方法についてまとめました。

この方法が問題解決の本質であり、世界平和を可能とする程のパワーを持った最良・最強の解決策です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12808542.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12935992.html

 

まずは概念の階層を上がること、すなわち抽象度を上げることに挑戦してください(私も日々挑んでいます)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

今回からは、B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」する段階での「心のエネルギー」のコントロール方法についてまとめます。

 

医師として関わった60歳代のある女性は、だるさやめまい、吐き気などの体調不良、いわゆる不定愁訴を次々と訴えていました。しかしながら重症感はなく、本気で心配している様子ではありませんでした。

 

米国CDCCenters for Disease Control and Prevention、疾病予防管理センター)が公表する「Psychology of a Crisis」の中に、危機に瀕した時の行動(Negative Behavior)のひとつとして、MUPSMultiple Unexplained Physical Symptoms)が挙げられています。医学的に説明不能な身体症状が多発するというものです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 目の前の患者さんはまさにMUPSのよう。情報空間上のバグ(身体症状の真の原因)を探るために、診察中にさりげなく質問を重ねました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14106619.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14248940.html

 

何気ないやりとりの中で本人が一番negativeな反応を見せたのは夫の話題でした。

 

身体的、すなわち物理空間での表現としては倦怠感や(末梢性)めまいですが、情報空間では「夫との関係性(縁起)上のエラー」と表現できそうです。情報(心)が物理(体)にあらわれていたのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

情報と物理はそもそも同じものであり抽象度の違いにすぎませんが、因はより高い抽象度次元にあります。この「まず先に高い抽象度で因として情報(処理)があり、その情報がより低い抽象度で果として表れ、ついには物理空間で実体として現れている」という見方が、認知科学者 苫米地英人博士が提唱する超情報場仮説(理論)が導きだす重要なポイントです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165789.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165823.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165888.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306380.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306438.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306445.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5445932.html

 

 超情報場を意識しながら本人が自身を客観的に見つめることができるように誘導していくと、ついに「夫と一緒にいるとなんかイライラする」と発言されました。

この「なんかイライラする」が「無意識レベルでエネルギーを知覚」です。

 

皆さんは日常生活の中で「すっきりしない感じ」「モヤモヤ感」「胸騒ぎ」「なんか落ち着かない感じ」などを感じることはありませんか?

 

このような“原因がはっきりしている訳ではないがなんとなく感じる違和感”が、「無意識レベルでエネルギーを知覚」した状態といえます。コーチング用語で表現すると、コンフォート・ゾーンを外れた状態であり、認知的不協和です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 (S-03-15につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

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