苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

2019/06

F-090:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~:vol.2

 

201961日、横浜市の新交通システム「シーサイドライン」の新杉田駅(同市磯子区)で無人運転の車両が逆走し、乗客14人が重軽傷を負う事故が発生しました。

 

「バラ色ダンディ」(東京MX、同63日放送回)に出演された認知科学者 苫米地英人博士は、この事故について「無人運転と自動運転が混同されている」とコメントされていました。

 

博士のコメントを考察してみました。シリーズでお届けします。

 Vol.1http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17722318.html



 前回(F-089)は無人運転と自動運転の違いについてまとめました。

 

その中で「今までトラブルが起こらなかったのは、『変化のない決められたコースを、決められたとおりに走行する』というシンプルなタスクを繰り返す無人運転だから」と書きました。

そして、「無人運転に対しての自動運転とは、『複雑(多種多様)な環境の変化に即座に対応しながら、自身をつねに最適化して走行する』という自律的なもの」であると。

 

 それらを人のマインドでの情報処理に置き換えると、AIArtificial Intelligence時代にふさわしい生き方が浮かびあがります。

 

 

「『変化のない決められたコースを、決められたとおりに走行する』というシンプルなタスクを繰り返す無人運転」をコーチの視点で言い換えると、「他人に与えられた過去の延長線上にある目標に向かって、誰かに言われるまま(自分で考えることなしに)生きる単調な人生」という感じになります。

 

 シンプルに表現すれば「奴隷の人生」

 

厳しくいえば、ほとんどすべての人が奴隷として生きています。「自分」は他人(特に親や教師)に強く影響を受けた過去の記憶で構築されているからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 (発達心理学の研究により、親の影響が圧倒的に大きいことが明らかになっています。以下、「最も強く影響を与えた他人」の意味で「親」を用います。皆さんは「親」を自身に一番強い影響を与えた人に置き換えてお読みください)

 

 親など身近な他人の影響下で「自分」の重要度が決まり、その重要度がフィルターとして働くことで目の前の世界が決まります(認識する世界が限定される)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 つまり、親が好んだものを好み、親が嫌うものを嫌い、親と同じように生きるということ。

 

 例えば、親がジャイアンツファンだったら、子もジャイアンツファンになるようなもの。

「いや、親はジャイアンツだが、私はホークスだ」という人も「野球好き」というブリーフは受け継いでいます。

「親は野球だが、私はサッカーです」という人も同様です。スポーツの重要度が高いことそのものが親の影響です。野球とサッカーの違いは、一つ下の抽象度での小さな相違にすぎません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

「蛙の子は蛙」「瓜の蔓に茄子はならぬ」「この親にしてこの子あり」などのことわざが示すとおり、親のブリーフシステムを受け継ぐというのは昔から知られていた人の特性です。

英語圏でも「Like hen, like chicken(ひよこは親鶏に似る)」「Nits will be lice(シラミの卵はシラミになる)」といった表現があるようです。

 

きっと皆さんのまわりにも二世弁護士や代々医者の家系といった人たちがいることでしょう。親の職業を引き継ぐケースは決して珍しいことではありません。
 ちなみに日本の国会議員は世襲が多く、米国(連邦議会)の5%程に対して自民党は40%超。安倍政権では60%を超えています(自民党出身閣僚)。

 

 もちろん、「親の影響を受けたらいけない」「親の職業を継ぐのはよくない」と言いたいのではありません。そうではなく、「モチベーションがhave toのままであれば、潜在能力を十分には発揮できない」ことを危惧しているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 モチベーションがhave toなのは「他人に与えられた過去の延長線上にある目標」に向かって生きている(生かされている)から。つまり、本物のゴールを“自分”で設定していないからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

無人運転の「シーサイドライン」が1989年の運行開始以来ずっと大きな事故を起こさなかったように、「他人に与えられた過去の延長線上にある目標に向かって、誰かに言われるまま(自分で考えることなしに)生きる単調な人生」をうまく全うできれば、大きな問題(苦痛)は生じないのかもしれません。

 

しかしながら、それは難しいでしょう。人にはマインド(脳と心)があるのだから。

 

「自分」に疑問を持ってしまった瞬間にスコトーマが外れ明らかになる痛みのことを「スピリチュアルペイン」と呼びます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html

 

 

次回は自動運転について考察します。

 

F-091につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 麻生太郎副総理兼金融担当相の言動が再び注目を集めました。

金融庁 金融審議会の市場ワーキンググループ報告書内の「30年間で約2000万円が必要」という主張(クレーム)は、厚生労働省が繰り返し示した事実(データ)をもとに専門家によって審議されできあがったものです(根拠、ワラント)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12340209.html

 

それは「政府の政策スタンス」の論拠(バッキング)となるもの。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12504855.html

 

なのに「政府の政策スタンスと異なっている」から「受け取らない」としたことは、祖父 吉田茂元総理大臣から受け継いだブリーフシステムなのでしょうか?

(あるいは「ある日気づいたらワイマール憲法がナチス憲法に変わっていた手口」に学んだのかもしれません)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_277070.html

 

 

横浜(金沢)シーサイドライン(Wikiより引用)

横浜(金沢)シーサイドライン

Wikipediaより引用

 

 


Q-092181122福祉講演会(鹿児島県)- 14

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「もっと知りたいことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・知りたいことが、気持ちが大きくて特定できないです

 

A:いいですね!

 

 きっとスコトーマが外れ、自分の中に眠るたくさんの可能性をしっかりと感じたのだと思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

「こんなことをやってみたい」「あんなこともできる」など、次々とイメージが湧きあがる状態を「気持ちが大きくて」と表現されたはず。そんなイメージに“あるもの”が加わると、それは現実化していきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

その“あるもの”とはエフィカシー(自分のゴール達成能力の自己評価)です。コーチングではエフィカシーを重要視します。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

・医療現場で実際に活かすためにはどのようなことが大切なのか

 

A「エフィカシー理論」における世界的な権威であるアルバート・バンデューラ博士(元スタンフォード大学心理学教授)は、エフィカシーが健康やQOLそのものに強く影響を与えることを明らかにしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859675.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859828.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859896.html

 

つまり、健康を維持しQOLを高めることを目指す医療・介護現場においては、「エフィカシーを意識的に高めること」を実現するコーチングがとても役に立つということ。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8900705.html

 

 「お互いのエフィカシーを高めあうこと」は、「幸福度ランキング」が下がり続ける日本社会全体にとっても希望ある解決策となります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8430748.html

 

 

・伝えたいことを伝えられない、がまんしてしまうとき、自身がイラついてしまうとき。もっとコンフォートゾーンについて知りたい

 

A:「伝えたいことを伝えられない」は、「伝えたい」という理想と「伝えられない」という現実との間にギャップが生じている状態です。それを認知的不協和と呼びます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 この時、理想と現実のギャップが大きければ大きいほど、より大きなエネルギーが生じます。そのエネルギーがモチベーションの源です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 モチベーションには「~したい(want to)」の建設的動機と「~ねばならない(have to)」の強制的動機があります。

(より詳細には4つに分類されます。Q-029で取り上げています。その記事ではゴール、エフィカシー、抽象度と“熱意”の関係をまとめました。下記リンクからどうぞ)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8435217.html

 

 エネルギーは、want toのときは理想実現に向かって発揮されますが、have toのときは理想を投げ出し現状を維持するように使われます。創造的回避です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.html

 

 756倍の生産性を実現するためにも、want toであり続けることがとても重要。そのためにとびきりの理想をゴールとして設定します。そして、さらなる理想を新たなゴールとし設定し続けます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ところが、ゴールに向かい生きることは、決して簡単ではありません。世の中にはドリームキラーがあふれているからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 ドリームキラーに敗れ「がまんしてしまう」ことは、とてもストレスフルです。そのストレスは心に傷をつけ、やがては体をも蝕みます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10114934.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15833962.html

 

 見渡せば世間は「がまん」ばかり。いつの間にか忖度や感情労働が身近な言葉となり、人々はますます「イラついて」います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040523.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987351.html

 

 昨年、私のことを誹謗中傷する文書が裁判所に提出されました。しかしながら、その文書は、調停員にも、私の側の弁護士にも、完全に無視されていました。ただの“嫌がらせ”だったからです。

「読む価値はない」と助言されていましたが、私は「“だまし討ち”から学び、未来に活かしている」とセルフトークをしながらしっかりと目を通しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124527.html

 

文書は調停の申し立て理由を(申立側が)自ら完全に否定するという衝撃の内容でした。それだけでも驚きでしたが、さらに私を非難する根拠として「いつもwant toばかりしている」と書かれていました。

 

「いつもwant toばかりしている」は事実(データ)です。それが非難というクレームと結びつくためにはちゃんとした根拠(ワラント)が要ります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12340209.html

 

それなのに文書には根拠(ワラント)やその論拠(バッキング)は示されていませんでした。おそらく「経営陣にとっては『いつもhave to』があたりまえ」「そのhave toを職員にも厳しく押し付けている」ということなのでしょう。

つまり、「want toは許さない」がワラント。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12504855.html

 

このケースのように、have toはすっかりはびこり、人を狂わしています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13076206.html

 

 「~しなければならない」「~してはならない」といったhave toは、社会全体のコンフォートゾーンになってしまっているのかもしれません。そして、今後ますます強まっていくはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 では、私たちはこの閉塞状況から抜け出すためにどうすればいいのでしょうか?

 

Q-093につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

アルバート・バンデューラ(Wikiより引用)

アルバート・バンデューラ

Albert Bandura
Wikipediaより引用

 

 


ブログ・シリーズ編

S-02:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~

S-02-02ケース別考察 -2

 

 「マナー」「ルール」「モラル」は(議論を通じて出来上がった)誰もがよりよく生きるための約束事のはずですが、一方でお互いの自由を奪い合う装置として働きます。

ただし、その3つには明確な違いがありそうです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

 このシリーズ編第2弾(S-02)では、自由に生きることをテーマに、マナーやルール、モラルについて考察します。ぜひ皆さん自身の自由について思いめぐらしながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。

 告知(I-030):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17320680.html

 S-02-00(目次):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17563396.html

 

 

02:ケース別考察 -2

 

皆さんはマナーやルールとは何か不思議に思ったことはありませんか?

まずは、いろいろなケースで考察してみましょう。

 01http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17707498.html

 

 

case 4

挨拶はいつも大声

 

これも状況しだいです。

 

例えば、医療・介護現場で、もうすぐ心肺停止となりそうな看取りの場面だったとします。そんな時に出勤したスタッフが次々に大声で(しかも明るく)挨拶したら、御家族はどのように感じるでしょうか?

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

一般的には「マナー違反」だといえます。

ただし、家族の心理状態によっては、元気な挨拶の方が喜ばれる場合もあります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

いずれにせよ、「ルール違反ではない」はずです。

 

 

case 5

職場の懇親会で他人が歌っている途中に壇上にあがり一緒に歌った

 

これも状況しだいです。先に歌っていた人が嫌がったら「マナー違反」です。喜んだら「マナー違反ではない」といえます。

 

先に歌っていた人が嫌がっていたとしても、その様子を見ているその他大勢が大喜びなら、大多数にとっては「マナー違反ではない」のかもしれません。

 

いずれにせよ、これも「ルール違反ではない」といえそうです。

 

 では先に歌っていた人が平社員で、壇上にあがり一緒に歌ったのが社長ならどうでしょう?

 

 もし先に歌っていた平社員が嫌がったなら、社長は「マナー違反」です。しかし、むしろ社長が飛び入りしたことを露骨に嫌がる平社員の方を、居合わせた人たちは「マナー違反」だと感じるかもしれません。

 

 

case 6

犬の散歩中、突然犬が暴走して、見知らぬ子どもを噛んでしまった

 

リードを放して犬をフリーにしていたのなら「マナー違反」です。

 

しっかりリードをしたままであれば「マナー違反ではない」といえますが、他者にけがを負わせた時点で「ルール違反」になります。

 

民法7181項により、動物の占有者は飼い犬が他人に与えた損害を賠償しなければなりません。同項のただし書きには「動物の種類および性質に従い相当の注意をもってその管理をしたときはこの限りではない」という記載があります。

よって、裁判所に「相当の注意を払って管理していた」と認めてもらえれば、「ルール違反」が「ルール違反ではない」に変わります。

 

「ケガを負わせた」という事実(データ)は変わりませんが、根拠(ワラント)をひっくり返すことで主張(クレーム)が変わるということ。それをターンアラウンドと呼びます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12340209.html

 

ちなみに、刑事責任が発生する余地もあります。飼い主の過失の程度により、過失傷害罪(刑法209条)や重過失傷害罪(刑法2111項後段)が考えられます。

 

 (S-02-03につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 「もし先に歌っていた平社員が嫌がったなら、社長は『マナー違反』です。しかし、むしろ社長が飛び入りしたことを露骨に嫌がる平社員の方を、居合わせた人たちは『マナー違反』だと感じるかもしれません」

 

 これが政治の世界だったら、「ちゃんと忖度しろよ」と叱られるのでしょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040523.html

 

 そんなプレッシャーは「バイオパワー(生権力)」となり、人々からやる気と創造性を静かに奪い取っていきます。このシリーズの後半で掘り下げます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

-関連記事-

シリーズ編第一弾(S-01)「よりよい“議論”のために」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_254557.html

 

 


F-089:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~:vol.1

 

201961日、横浜市の新交通システム「シーサイドライン」の新杉田駅(同市磯子区)で無人運転の車両が逆走し、乗客14人が重軽傷を負う事故が発生しました。

 

「バラ色ダンディ」(東京MX、同63日放送回)に出演された認知科学者 苫米地英人博士は、この事故について「無人運転と自動運転が混同されている」とコメントされていました。

 

博士のコメントを考察してみました。シリーズでお届けします。

 

 

 番組内で、博士は自動車の自動運転技術を引き合いに出されながら、AIArtificial Intelligence、人工知能)を用いた自律的判断について言及されていました。

 

 事故を起こした「シーサイドライン」のシステムは、「運行を制御する自動列車運転装置(ATOAutomatic Train Operation)が駅側と車両側で情報をやり取りし、路線データや信号情報に基づいて発進や停止、加速を行う」というものです。

自動車の渋滞解消や環境への負荷低減を目的に、1980年代から全国各地で導入が進んだ新交通システムの1つで、1989年の運行開始以来「シーサイドライン」で同様の事故はなかったそうです。

 

話が逸れますが、運行する横浜シーサイドラインの広報担当者は「逆走は今までになく、全く想定していなかった」と発言しています。

そのコメントからは「今まで問題はなかったから、これからも問題はない」という思考が読み取れます。その根底には不完全性に対する無理解と「過去→未来」という時間観があるはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

柔らかく表現すると想像性の欠如。はっきり言うと思考停止。いずれにせよ、イマジネーションの限界が個人(組織)の限界を生みだします。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14120540.html

 

本当はたくさんの前兆があったに違いありません。しかし、それらの情報はスコトーマに隠れてしまい、認識(あるいは理解)することができませんでした。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する」というのが「ハインリッヒの法則」。その対策にはコーチングが役立ちます。自らスコトーマを外すことを可能にするマインドをつくれるからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124527.html

 

 

 話を戻します。

事故後の調査により進行方向を指示する車両側の回路の一部に断線があったことが明らかになりました。モーターに進行方向が伝わらず逆走したと考えられています。

 

注目すべきは、「運行を制御する自動列車運転装置(ATO)の地上側から車両側に送った指示が、モーターなどに正確に伝わったかを確認する仕組みはない」という事実。

つまり、周囲の状況はもちろんのこと、自身の状態について確認する仕組みすらなかったのです。

 

それなのに今までトラブルが起こらなかったのは、「変化のない決められたコースを、決められたとおりに走行する」というシンプルなタスクを繰り返す無人運転だからです。

 

 

 一方、自動車の自動運転は状況(変化)の即時把握と変化に対する自律的判断を求められています。搭載されたカメラやレーダーでまわりの状況を随時確認しながら、自身の状態を最適化していくことで自動運転が実現します。

その自動化のレベルは、下記のように定義されています(政府の文書より引用していますが、具体的表現はわかりやすく変更しました)。

官民ITS構想・ロードマップ2018

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20180615/siryou9.pdf

 

 

<レベル0:運転自動化なし>

 運転者が全ての動的運転タスクを実行

 

<レベル1:運転支援>

アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作の内、1つの車両制御に関わる監視、操作を自動運転システムが行う

例:自動ブレーキによる衝突回避、走行車線をはみ出さずに走行、前の車に追従する

 

<レベル2:部分運転自動化>

アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作の内、複数の操作を自動運転システムが行う

例:車線変更の実施、前の車に追従しながら車線をはみ出さずに走行

 

<レベル3:条件付運転自動化>

限定領域内でアクセル、ブレーキ、ハンドルの操作のすべてを自動運転システムが行う。緊急時は自動運転システムの要請によりドライバーが対応

 

<レベル4:高度運転自動化>

高速道路や日常的に使われる道路などの限定領域内において、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作すべてを自動運転システムが行う(ドライバーは操作に関与しない)

 

<レベル5:完全自動化>

限定領域がなく、あらゆる場面でアクセル、ブレーキ、ハンドルの操作を自動運転システムが行う(ドライバーは操作に関与しない)

 

 

 つまり、無人運転に対しての自動運転とは、「複雑(多種多様)な環境の変化に即座に対応しながら、自身をつねに最適化して走行する」という自律的なもの

 

 では、それらを人のマインドでの情報処理に置き換えると、どのようなことがわかるでしょうか?

 

F-090につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

アメリカのゼネラル・モーターズ社は、ハンドルやアクセル、ブレーキペダルのない量産可能な自動運転車「クルーズAV」を2019年中に実用化すると発表しています。それは日本のメーカーの自動化レベル2の現状に対してレベル4の技術です。

いよいよ映画で描かれてきたような世界が現実化します。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html


 

自動運転レベルの定義の概要


1 自動運転レベルの定義の概要

官民ITS構想・ロードマップ2018より引用





Q-091181122福祉講演会(鹿児島県)- 13

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「もっと知りたいことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・うつ病の治し方 

 

A:うつ病を治すことはコーチの役割ではありません。とくに不眠や疼痛など身体症状があらわれているケースや日常生活に支障がでている場合は、必ず精神科を受診してください。

 

何となく元気がでないといったケースやうつ病発症(再発)前といった段階で、(精神医療と並行して)コーチングを受けることは差し支えないと思います。

 ただし、そのコーチングがうまくいくためには、まずはしっかりとヒーリングがなされているべきです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14400982.html

 

ファイト・オア・フライトに代表されるような緊張した状態では“現状の外”は描けないからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

ところで、私はヒーリングのためにはコーチングが有効だと考えています。

 

「コーチングのために、まずはヒーリングが必要」

「そのヒーリングのために、じつはコーチングが有効」

 

 矛盾してますよね(笑)。下記のブログ記事にまとめています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14524490.html

 

 

・本の名前をもう一度教えてほしい

 

A:講演では人の情報処理の特性について紹介しながら、「常に現状維持!」と説明しました。その維持される空間(情報的な空間まで含む)のことをコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)と呼びます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

コンフォートゾーンは恒常性維持機能(ホメオスタシス)によって強力に維持されています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 コンフォートゾーンを下向きにはみだした(パフォーマンスがいつもより悪かった)場合、ホメオスタシスは上向き(パフォーマンスの改善)に働きます。エネルギッシュに行動し、元に戻るのです。これはOK

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 問題はコンフォートゾーンを上向きにはみだした(パフォーマンスがいつもより良かった)場合。結果がいくら喜ばしいことであったとしても、無意識はとても嫌がります。「私(私たち)らしくない」からです。

その場合、強力なホメオスタシスが下向き(パフォーマンスの悪化)に働き、いつの間にか「いつもの私(私たち)」に逆戻りです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 このように、私たちは常に自分自身にリミッターをかけています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12794797.html

 

 世界的な認知科学者 苫米地英人博士が、そのリミッターの解除法を解説されているのが「完全版 変性意識入門 自分のリミッターをはずす!」(ビジネス社)です。第二部 気功編には私のインタビュー記事が掲載されています(116128P)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268324.html

 

 

・自分の意識がとどまり続けていることを認識しました。どのようにヒントをだしていけばよいのか?

・人生のゴールについて

 

A:「自分の意識がとどまり続けていること」を認識できたことは、とてもすばらしい経験です。あとは選択。自身の自由意志で、「コンフォートゾーン(CZ)にとどまり続ける」のか、それとも「CZを飛びだして挑戦する」のか決めてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

 挑戦(challenge)を選ぶのなら、次に行うのはゴール設定。

「心から望むものであること」「自分中心を捨て去ること」「現状の外側に設定すること」という3つのポイントを意識しながら、人生のあらゆる領域に幅広く設定していきます。

幅広い領域とは、職業、家庭、趣味、健康、ファイナンス、身近なコミュニティへの貢献、社会への貢献、生涯学習、老後、人間関係、精神性 などです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 「“現状の外”にゴールを設定する(更新し続ける)」「リミッターをはずし進化・向上し続ける」 その実現に向けて「ヒントをだす(得る)」とてもいい方法があります。

 

その方法とは

  このシリーズの最終回までお待ちください(まだまだ引っ張ります笑)。

 

その方法は、冒頭で問いかけている「そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、『よりよく生きるために心がけるべきこと』」と同じです。

「ワクワク」を楽しみながら、読み進めてください。

 

Q-092につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

 

 

自分のリミッターをはずす! 完全版変性意識入門



ブログ・シリーズ編

S-02:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~

S-02-01ケース別考察 -1

 

 「マナー」「ルール」「モラル」は(議論を通じて出来上がった)誰もがよりよく生きるための約束事のはずですが、一方でお互いの自由を奪い合う装置として働きます。
 ただし、その3つには明確な違いがありそうです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

 このシリーズ編第2弾(S-02)では、自由に生きることをテーマに、マナーやルール、モラルについて考察します。ぜひ皆さん自身の自由について思いめぐらしながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。

 告知(I-030):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17320680.html

 S-02-00(目次):

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17563396.html

 

 

01:ケース別考察 -1

 

皆さんはマナーとは何か不思議に思ったことはありませんか?

 

ある場面(地域)では「良いマナー」だったことが、違う場面(地域)では「悪いマナー」として非難されたことはありませんか?

 

子供に「マナーとは何?」「ルールとはどう違うの?」と聞かれたらどのように答えますか?

 

まずは、いろいろなケースで考察してみましょう。

 

 

case 1> 
 食後にげっぷをしてしまった

 

「マナー違反」と感じる方が多いと思いますが、じつは中国では食後にげっぷをすることは儀礼に適っているのだそうです。よって、欧米では「マナー違反」、中国では「マナー違反ではない」ということになります。

 

たとえげっぷに厳しいアメリカであっても罰せられることはないでしょう。よって、「ルール違反ではない」と(たぶん)いえます。

 

もし、他に誰もいない状況であれば、マナー違反でもルール違反でもないはずです。

 

 

case 2

映画を見ているが、携帯電話の電源を切らず、マナーモードにもしていない

 

映画館であれば「マナー違反」です。

 

映画館の会員であり、同意した利用規約中に「映画中は携帯電話の電源は切る」ということが明示されていれば、上記行為は「ルール違反」といえます。実際に罰せられるかどうかはまた別の論理です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194585.html

 

もし、映画を見ているのが自宅であればどうでしょうか?

 

一緒に見ている人が嫌がれば「マナー違反」といえます。もしも「○○家の掟」みたいな共有する約束事があれば「ルール違反」にもなります。

 

先程のケースと同じく、他に誰もいない状況であれば、マナー違反でもルール違反でもありません。

 

 

case 3

会社内で上司とすれ違ったときに、(挨拶ではなく)会釈をした

 

これは相手(上司)の状況によります。

 

その上司が他の人(とくに社外の人)と会話中であったり、電話中であれば、声をだして挨拶することの方が「マナー違反」といえます。

 

一般的には部下が上司に挨拶や会釈をしないことは「マナー違反」だといえますが、たとえ会釈をしなかったとしても「ルール違反」となることはないでしょう。

 

 (S-02-02につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

ときどき教育現場での厳しい校則が話題になります。たとえ校則違反ではなかったとしても、学校で生徒が先生にあいさつや会釈をしなかったら、きっと怒られるでしょう。

そのように私に思わせるのは、情動記憶でつくられた(私の)ブリーフシステムです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 

-関連記事-

シリーズ編第一弾(S-01)「よりよい“議論”のために」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_254557.html

 

 


F-088:「ダメ。ゼッタイ。」を超える! -5/5(ワーク付き)-

 

 過去のブログ記事(フリーテーマ)で、医療目的で大麻が用いられるケースがあることに触れました。

 F-082http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16660575.html

 F-083http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16800020.html

 

日本では大麻を医療目的で使用することはできません。大麻どころか、すでに認められている医療用麻薬(オピオイド)の消費量も国際比で圧倒的に少ないことが明らかになっており、人権の観点で問題視されています。

 その一方で、麻薬の規制が緩く「生権力」という束縛から解放されているはずの国々では、「オピオイドクライシス」と呼ばれる過剰摂取や中毒死の問題が生じています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

 では、どうすればよいのでしょうか?

 

 その具体的解決法について、コーチとして提言します。

過去の記事(F-082083)は、ディベートでいえばケースサイドに相当します。さらにケースを検証し(F-084F-085)、その後ケースに対するプランを提案します(F-086F-087)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 F-084http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16948245.html

 F-085http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17075755.html

 F-086http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17207452.html

 F-087http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17331572.html

 

 キーワードは「内部表現の書き換え(情報場の移動)」。

 そして、その「内部表現の書き換え」のポイントとは「臨場感」です。

 

シリーズ最終回であるこの記事では、「臨場感」を高めて夢を実現するための5つのステップを紹介しながらワークを行います。

 

 

 臨場感とは「まるで現実に体験しているかのような感覚」です。夢をかなえる方程式「I×V=R」でいえば「V=Vividness(鮮明さ)」に相当します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 あるイメージ(I=ImageImagination)の「V=Vividness」が高いとそのイメージは現実(R=Reality)となるというプリンシプルのカラクリは、「臨場感が強いほど内部表現を書き換えやすくなるから」です。臨場感が強いほど内部表現を書き換えやすくなるのは、ホメオスタシスを働かせることができるから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 自分が思い描くイメージの世界(I)に強い臨場感を持つことができれば、ホメオスタシスレベルをずらすことができ、コンフォートゾーンが変化します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 コンフォートゾーンが変化していく過程で次々に気づきを得られ、反対に今まで気になっていたこと(ブレーキになっていたこと)が気にならなくなります。RAS(ラス)のフィルターを通過する情報が変化し、イメージ実現に無関係なことがスコトーマに隠れるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

もちろんモチベーションは100% want toの状態。756倍の生産性を自然に発揮し、当たり前のようにそのイメージを実現することができます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 それでは「臨場感」を高め夢を実現する5つのステップを紹介します。これはそのままワークになりますので、ぜひ取り組んでください。

 

 

1)    逆腹式呼吸を行いながら、ゆっくりとリラックスしていく

逆腹式呼吸とは、腹式呼吸と逆の呼吸法です。息を吸う時にお腹をへこませて、吐く時にお腹を膨らませます。その詳細や意味については苫米地博士の著書「自分のリミッターをはずす!」(ビジネス社)を御参照ください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268324.html

 

 

2)     十分にリラックスできたら、物理空間から情報空間に、あるいは「現在の私」から「夢を実現した未来の私」に意識をずらしていく

時間が早回しで経過しどんどん理想の姿に変化していくとともに抽象度が上がっていくイメージ。この段階では過去→未来でOKです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 

3)    「夢を達成した自分の姿」をしっかりとイメージできたら、その時の自分が感じているであろう五感(目の前の明るい風景、聞こえている楽し気な音、心地よい感覚、さわやかなにおい、豊かな味わいなど)をどんどん強めていく

 

 

4)    五感を使って未来の私を鮮明に感じるとホメオスタシスレベルが新たなイメージ側にずれる。その新たなホメオスタシス(=コンフォートゾーン)を保ったまま、すなわち「すでに夢を実現した私」の体感のまま、ゆっくりと現実に意識を戻していく

 

 

5)    現実に戻ったときに感じた違和感(認知的不協和)を「私らしくない」というセルフトークに変え、本当の私(夢を実現した未来の私)のイメージのまま生きる(違和感を解消していく)

そうすると、ホメオスタシスフィードバックの働きで自動的に夢が実現します。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 

 以上です。

 

 自由に夢を思い描くうちに、きっと新たなゴールを見つけることでしょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

 ゴールは人生のあらゆる領域 -例えば、家庭、趣味、職業、地域への貢献、生涯学習、大きなコミュニティへの貢献、健康など- にたくさん設定していくものです。もちろんどんどん更新してかまいません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 そして、それらのゴールはやがて「生と死の間にあるもの」(by エリ・ヴィーゼル)に対する関心へと変わります。その時初めて、真の人生 -人が生きるということ- が始まるといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html

 

 人生には辛いことも悲しいこともあります。

 

 でもゴールに向かい続ける者は、逆境を解決するべき課題に変えてエネルギッシュに克服していきます。全身全霊で挑みながらすべてを楽しみに変えていきます。

 

 そんな人生にドラッグは不要。生きていること自体が喜びだから。

 

 それが「ダメ。ゼッタイ。」を超えた生き方だと私は思っています。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

  

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

 


「ダメ。ゼッタイ。を超える」-5(ヴィーゼルの言葉)





Q-090181122福祉講演会(鹿児島県)- 12

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「もっと知りたいことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・落ち込んだときの立ち直り方

 

A:人が落ち込むのは「不幸に直面したとき」です。

よって、解決方法として「不幸という考え方(捉え方)を変える」と「直面しない」という2つのアプローチが考えられます。

 

 「不幸という考え方(捉え方)を変える」ためのコツは“より大きな枠組み”で捉えなおすことです。その“枠組み”とはゲシュタルト。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 そのことをアップルの創業者 スティーブ・ジョブス(19552011年)は「connect the dots」と表現しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 発明王として有名なトーマス・アルバ・エジソン(18471931年)は、「天才は1%のひらめきと99%の汗からなる(Genius is 1 percent inspiration, 99 percent perspiration)」と発言したとされています。その“ひらめき”はより大きなゲシュタルトをつくることで生まれやすくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 つまり、落ち込むような何かが起こった時に「おかげで気づきを得られる」「この経験でゴールにますます近づける」とセルフトークしながら“より大きな枠組み”で捉えなおし、不幸をゴール実現のきっかけ(縁起)に変えてしまうのです。心の中で。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 そのスタートは「止められても成し遂げたいゴール」を見つけること。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

その上で「ゴール実現のために今を生きている」という感覚や「必ずゴールを達成できる」という確信(=エフィカシー)を磨き上げていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

 次に「直面しない」というアプローチを説明します。

 

 先程「ゴール実現のために今を生きている」「必ずゴールを達成できる」という言葉を使いました。未来から過去に流れるという時間の流れを意識して言い直すと「ゴールがどんどん近づいてくる」という感じになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

すでにある未来(成功)が自分に向かってきて、“失敗”はどんどん遠ざかっていくイメージです。それが「直面しない」ということ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 よく「過去の失敗を引きずる」という表現を見聞きしますが、正確には「過去の失敗を再体験する」です。私たちの目の前の世界(宇宙)は過去の記憶でつくられ、ホメオスタシスで維持される、重要な情報の集まりです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 

 コーチングプリンシプルのひとつに「夢をかなえる方程式 I×V=R」というものがありますが、過去の失敗のイメージ(I)を鮮明に思い出している(V)ときは、その“失敗”を再体験しています。現実(R)として直面しているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 余談ですが、中途半端にコーチングを実践することは危険です。「I×V=R」が「現状打破を阻む方程式」となるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14400982.html

 

 よって、本物のコーチにしっかりとコーチングを受けることを強くお勧めします。本物のコーチは下記のリストから見つけてください。

 苫米地式コーチング公式サイト 認定コーチ検索:

 http://tomabechicoaching.jp/search

 

 

・身近な言葉に深い意味があること

 

 いくつかエジソンの言葉を紹介します。「不幸に直面したとき」「失敗した(と感じた)とき」のセルフトークの参考にしてください。

 

 

 不満こそが、進歩するための鍵である

 

 

 ほとんどの人の弱点は、ほんの12回の失敗でやめてしまうことなんだ。私は自分が求めるものを手に入れるまで、決してあきらめるようなことはしない

 

 

 失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。学習したのだと言いなさい

 

 

 「失敗?」それはうまくいかないということを確認した成功だよ

 

 

 私は失敗したことがない。ただ1万とおりのうまくいかない方法を見つけただけだ

 

 

 私たちの最大の弱点はあきらめることにある。成功するのに最も確実な方法は、つねにもう一回だけ試してみること

 

 

 失敗すればするほど、私たちは成功に近づいている

 

 

 人生における失敗者の多くは、あきらめたときにどれだけ成功に近づいていたかに気づかなかった人たちである

 

 

 成功しない人がいるとしたら、それは考えることと努力すること、この2つをやらないからではないだろうか?

 

 

 完全に満足しきった人がいたら、それは落伍者だ

 

 

 最後にもう一つ。

 

冒頭にて「天才は1%のひらめきと99%の汗からなる(Genius is 1 percent inspiration, 99 percent perspiration)」という言葉を御紹介しました。有名な言葉ですので御記憶の方も多いと思います。

 

ところが、エジソンは後日このように発言しています。

 

 

私は1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄になると言ったのだ。なのに世間は勝手に美談に仕立て上げ、私を努力の人と美化し、努力の重要性だけを成功の秘訣と勘違いさせている

 

 

どうやらエジソンはゲシュタルト能力こそが重要で、努力は結果であると言いたかったようです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

Q-091につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_342433.html

 

 

トーマス・エジソン(Wiki.)

トーマス・アルバ・エジソン

Thomas Alva Edison
Wikipediaより引用

 

 


ブログ・シリーズ編

S-02:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~

S-02-00:はじめに(目次)

 

 「マナーポリス」という言葉を御存知ですか?

 

 正確な定義はわかりませんが、ネット情報を確認すると「自分(達)の価値観を一方的に押し付ける人」「“正しさ”に従おうとしない人を排除する人」という意味で使われています。肯定的な表現ではないようです。

 

 不完全性定理により宇宙は不完全であることが証明されました。そもそも「“絶対的”な基準」はありえず、「唯一の正しい答え」など存在しません。人の数だけ、あるいはコミュニティの数だけ“正しさ”が存在しうるといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

だからこそ「論理を学び、議論すること」が重要になります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194585.html

 

お互いがよりよく生きることができるように、議論を通じて、社会を構成する者同士が共有する約束事をつくりあげていきます。その結果、マナー、ルール、モラルといったものが生まれます。

 

大切なのは「お互いがよりよく生きるため」という目的が因で、マナー・ルール・モラルが果であるということ

 

議論については、ぜひシリーズ編第一弾(S-01)「よりよい“議論”のために」を御参照ください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_254557.html

 

 

 「マナー」「ルール」「モラル」は(議論を通じて出来上がった)誰もがよりよく生きるための約束事のはずですが、一方でお互いの自由を奪い合う装置として働きます。ただし、その3つには明確な違いがありそうです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

 このシリーズ編第2弾(S-02)では、自由に生きることをテーマに、マナーやルール、モラルについて考察します。ぜひ皆さん自身の自由について思いめぐらしながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。

 告知(I-030):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17320680.html

 


 

 00:はじめに

 
 01:ケース別考察 -1
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17707498.html

 02:ケース別考察 -2
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17857553.html

 
 03:ケース別考察 -3
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17976928.html

 04:ケース別考察 -4
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18095809.html

 05:マナーとルールの定義
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18222665.html

 06:社会の様々なシステムは「ルール」で維持されている
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18339924.html

 07:ルールは“自分中心”を克服するためにある
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18455955.html

 08:少年法が問いかけるもの
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18576584.html

 09:「ルール違反」が「ルール違反ではない」に変わった一例 -前編-
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18684416.html

 10:「ルール違反」が「ルール違反ではない」に変わった一例 -後編-
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18797021.html

 11:アインシュタインの“直観”の源
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18911304.html

 12:“超論理”を表現する言葉
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19021726.html

 13:マナー、ルール、モラルと理想的な生き方の関係は?
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19152788.html

 14:マナーやルールに潜む罠 -1
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19262882.html

 15:マナーやルールに潜む罠 -2
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19370962.html

 16:マナーやルールに潜む罠 -3
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19477029.html

 17:洗脳ではなく教育であり続けるための大切な問い
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19572431.html

 18:良心に従い、フェアネス、そして自由を追求する生き方
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19678041.html

 (S-02-01につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

先日、駐車場の順番待ちを巡るトラブルで、割込みに激高したプロレスラーがヘッドロックをかけて相手に怪我を負わせるという事件が起こりました。警察の調べに対して容疑を認めたレスラーは、「ルールを守らない奴が嫌いだから頭にきてやった。やり過ぎた」と話したそうです。

 

「ルールを守らない奴 = 嫌い ← 頭にきた」という構図で暴力をふるい、「やり過ぎた」という理由で反省しています。

 

 「頭にきた」というのは認知的不協和。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 そして、「暴力」は「駐車場の順番待ちというルール(マナー)を守る社会」というコンフォートゾーンを維持するためのホメオスタシスフィードバックと考えることができます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 しかし、ヘッドロックという行動により、レスラーは「人を傷つけてはいけないというルール」を犯してしまいました。「駐車場の順番待ちというルール(マナー)」を守り抜くために別のルールを犯してしまったのです。「やり過ぎた」のは一時的にIQが下がり冷静な判断ができなかったから。文字どおりファイト・オア・フライトの状態です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 では、「人を傷つけてはいけないというルール」を守るために、「駐車場の順番待ちというルール(マナー)」を見過ごしたらどうなるでしょうか?

 

 一般的に理不尽感が強いほどストレスは大きくなります。無理に我慢することでレスラー自身の心身が傷ついてしまうかもしれません。心の傷がやがて脳の傷になることは科学的な事実です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10114934.html

 

さらに、ルール違反を誰もがスルーするようになると、社会自体が荒廃してしまいます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691753.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10692725.html

 

 皆さんならどうしますか?

 

 そのようなことも思索しながらお読みください。「Don’t think. Feel!」で(笑)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14120540.html

 

 


F-087:「ダメ。ゼッタイ。」を超える! -4/5

 

 過去のブログ記事(フリーテーマ)で、医療目的で大麻が用いられるケースがあることに触れました。

 F-082http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16660575.html

 F-083http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16800020.html

 

日本では大麻を医療目的で使用することはできません。大麻どころか、すでに認められている医療用麻薬(オピオイド)の消費量も国際比で圧倒的に少ないことが明らかになっており、人権の観点で問題視されています。

 その一方で、麻薬の規制が緩く「生権力」という束縛から解放されているはずの国々では、「オピオイドクライシス」と呼ばれる過剰摂取や中毒死の問題が生じています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

 では、どうすればよいのでしょうか?

 

 その具体的解決法について、コーチとして提言します。

過去の記事(F-082083)は、ディベートでいえばケースサイドに相当します。さらにケースを検証し(F-084F-085)、その後ケースに対するプランを提案します(F-086F-087)。最後(F-088)はワークです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 F-084http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16948245.html

 F-085http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17075755.html

 F-086http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17207452.html

 

 キーワードは「内部表現の書き換え(情報場の移動)」。

 そして、その「内部表現の書き換え」のポイントは

このブログ記事の最後で。         

 

 

 生命(現象)は、情報空間と(情報空間の底面である)物理空間に、同時かつ連続的に存在しているものです。情報が物理空間に写像としてあらわれた瞬間が「生」であり、物理空間に存在し得なくなった瞬間が「死」といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14106619.html

 

 「情報が物理空間(情報空間の底面)で実体化している」という超情報場仮説で考えると、物理的身体は情報の写像であるといえるので、その身体での変化としてあらわれる「病」は情報空間から物理空間への何らかの表れといえます。自己表現ともいえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306445.html

 

 違う表現をすると、「病とは情報空間のバグ」といえ、仮観的には「何らかの機能・役割」です。その「バグ」や「機能・役割」には、より高次の抽象度空間(情報空間)に因があります。そして、その因は書き換えることができます。情報なのだから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045827.html

 

 病として、あるいは何らかの症状として、物理空間に表出されている叫び(自己主張)を一時的に聞こえなくしているのがオピオイドに代表される薬物治療です。それは叫び(自己主張)をスコトーマに隠す役割を果たしているといえます。一時的にですが。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 念を押しますが、「オピオイドによる治療には意味がない」「薬物は役に立たない」と言っているのではありません。自己主張をしっかり受け止めたなら、その叫び(苦痛)を一時的に緩和するために薬物はとても役に立ちます。

 

それ(薬物等による苦痛の緩和)と同時に、自己主張の元となる「情報空間のバグ」を解決(修正)することこそが重要なのです(ケースサイド)。その解決手段が「内部表現の書き換え」です(プランサイド)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 

 

 通常、私たちは、強力なホメオスタシス(恒常性維持機能)で、過去の記憶で構築された“現状”を維持しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 よって、病や苦痛といったものは「情報のバグを修正し、新たな自分に生まれ変わる(そして、認識する宇宙を再構成する)ための大きなチャンス(きっかけ、縁起)」になります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

きっと最初は辛く感じるでしょうが、その辛さは“現状の外”に力強く飛びだすためのエネルギーに変わります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

自己主張から情報のバグを分析し、修正したら、それを再び物理空間に落とす(戻す)操作を行います。その時のポイントは「未来にフォーカスする」こと。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

その未来は、ゴールとして、自分の自由意志(free will)で創造します。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

その発想、すなわち「修正した情報をゴールに変え、新たな未来を創造する」という発想がないことが「ダメ。ゼッタイ。」の問題点です。そして、それは薬物などの物理的な働きかけに偏重している西洋哲学をベースとした現代医療が直面している課題でもあります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13958654.html

 

広く情報空間まで含め生命(現象)と捉え、情報のバグを解決していくこと(=内部表現の書き換え、情報場の移動)は、医療が次のパラダイムに進むための重要な鍵です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8748974.html

 

その内部表現の書き換えのために、苫米地理論を学び、コーチングとして日々実践していくことがとても役に立ちます。その(内部表現の書き換え)ポイントは「臨場感」。

 

 トータルペインを克服しゴールに向かっていくためには、つくりあげたイメージに対して、自分でホメオスタシスのフィードバックを変えていかねばなりません。自分の脳の認知機能に対して意識的に介入していくのです。そのカギが「臨場感」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 次回はこのシリーズの最終回です。「臨場感」を高めて夢を実現するための5つのステップを紹介しながらワークを行います。

 

F-088につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html

 

 

トータルペイン(MindsガイドラインセンターHPより淫羊)

MaindsガイドラインセンターHPより引用





Q-089181122福祉講演会(鹿児島県)- 11

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「もっと知りたいことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・その場所を集中して見るわけではなく、全体的に柔らかく見ることで色々なものに見えてくること(人間関係も一緒だと思った)

 

A:「その場所を集中して見るわけではなく」という心構えは、「部分にとらわれずに、全体としてとらえる」ということであり、より大きなゲシュタルトの構築を可能とする大切な意識状態です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 「全体的に見る」ことを「柔らかく」と表現できることは、釈迦の教えにも通じるすばらしいセンスだと思いました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 ところで、「全体的に柔らかく見ることで色々なものに見えてくる」という情報処理の特性を人間関係にも拡張できる能力は、これからの医療・福祉従事者に欠かせない大切なスキルといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 私が相談を受ける悩みの大半が、「仕事」「健康」「お金」「人間関係」に起因するものです。それらすべてが絡み合ってあらわれているのが、医療や介護の現場だといえます(働く人にとっても)。とくに命に関わる場面では、多くの人が容易にファイト・オア・フライトの状態に陥ってしまいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 皆さんの職場はそんな“苦の表出場”です。だからこそ「全体的に柔らかく見ること」が大切なスキルになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166400.html

 

 

・自分の感情のコントロール

 

A:「感情のコントロールができない」「もっとうまく感情をコントロールしたい」といった相談もよく受けます私がまずお話しするのは、「感情をコントロールしようと思う必要はない」ということ。

 

 多くの方は「感情をだすことはいけないこと。恥ずべきこと」という風に思い込んでいます。その思い込みの根元には、何らかの痛い(イヤな)思い出があるはず。強い情動を伴った体験の記憶が「大人は感情をコントロールしなければならない」というブリーフを生みだしているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 もちろん「感情をむき出しにしていい」「感情の赴くまま生きていい」と言いたいのではありません。感情のコントロールができない未熟な大人ばかりでは社会が成り立ちません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691753.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10692725.html

 

 それでもあえて「感情をコントロールしようと思う必要はない」とするのは、「感情をコントロール(制御)しなければならない」という思いの裏に「我慢しなければならない」「耐えなければならない」という一方的なhave toの押し付けが忍び込んでいるからです。

それは大変危険なことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 have to(~ねばならない)は意欲や創造性を奪い取ってしまうだけでなく、エフィカシーを下げる要因にもなります。人生にひとつもhave toがあってはなりません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

・ゴール設定の導き方

 

 ではどうすれば「感情をコントロールしよう」と思っているわけではないのに、結果として(感情を)コントロールできるようになるのでしょうか?

 

 答えは「ゴール設定」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 「感情をコントロールできるからゴール設定が(さらに)うまくできる」も真ですが、「ゴール設定がうまくできるから感情がコントロールできる」がはじまりです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8583393.html

 

50年近く前からコーチングという業界そのものをつくりあげたルー・タイス氏は、「Goals come first. Reality is second」と語っていました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16799778.html

 

ゴールがすべてのはじまり

では、そのゴールを生みだす力はどこからくるのでしょうか?

 

 

・自分が知らないことをもっといろいろ知りたいと思いました

・未来に心を向けられる心の持ち方やコーチング、心理的なことをもっと知りたいと思います

 

 ゴールを生みだす力の源泉は意図(intention)、あるいは意志(free will)であると私は思っています。具体的に表現すると「“現状の外”を開拓しゴールを生みだし続けるというゴール設定」。

ゴールはエネルギーや創造力の源です。そして健康を実現する“気”となります(元気)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

誰かのゴール設定をサポートするにしろ(パーソナルコーチング)、自身をさらなるゴールへと導くにせよ(セルフコーチング)、大量の知識とスキルを習得し続ける必要があります。

 

それを可能とする「知りたい」を保ち続けることができるのは、やはりゴールがあるから。ゴールが未来から過去への時間の流れを生み、かつての夢を現実に変えていきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

・ゆっくりと話してください

 

A:気をつけます(笑)。

 

Q-090につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 感情のコントロールとゴール設定(コーチング)との関係がわかりづらいかもしれないので補足します。

 

苫米地式では「ゴールは“現状の外”」という厳しい条件を重視します。“現状の外”へのゴール設定を志向し続けると、自然に抽象度が上がります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

抽象度が上がることは教育の目的である「人間形成」を実現し、心理学者 アブラハム・マズロー(19081970年)が提唱した「自己実現」「自己超越」を可能とします。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

抽象度と感情(怒り)との関係については、「The Power of MindⅠ」第六章(PM-06-11)「仮説06) 二つの『怒り』とその間にある論理的思考」内に具体的にまとめています。ぜひお読みください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html

 


I-030:ブログ更新予定変更(シリーズ編第2弾スタート)のお知らせ

 

 「一人ひとりの心の平和」がひろがることでWorldPeaceは実現します。

 

 その福音となるコーチングを、そしてその理論的根拠である苫米地理論を、皆さんと皆さんの大切な人たちに届けるために、このブログは存在しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16799778.html

 

「心の平和」を実現するために、私たちは真の自由を手に入れる必要があります。そのために重要な意味を持つ教育について、「The Power of Mind Ⅰ」第五章で取り上げました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

第五章目次:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13077001.html

 

 各々の「心の平和」の実現と維持のために、ポジティブな意味で、社会にマナーやルールが存在しているはずです。ところが多くの場合、マナーやルールはhave toを生みだし、エネルギーや創造性を封じ込めるネガティブな装置として作用しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13959033.html

 

さらに権力者(既得権益)は支配の道具としてマナーやルールを活用し、人々から自由を奪いとってきました。これからはますます巧妙な形で人々の生に介入し、管理し、方向づけようとするはずです(=バイオパワー/生権力)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

 だからこそ、私たちはマナーやルールについてしっかり吟味し、自らの自由と責任で選択しなおしていく必要があります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13958864.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987549.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987618.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11142365.html

 

 シリーズ編第2弾として新たに始まるS-02では、自由に生きることをテーマに、マナーやルール、モラルについて考察します。ぜひ皆さん自身の自由について思いめぐらしながら読み進めてください(Don't think. Feel!)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14120540.html

 

 
次回より更新スケジュールを変更いたします。


 
月曜日:S-02「自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~ 」より投稿

 
金曜日:フリーテーマとして、その時々の話題に関連した文章を投稿

 
その他の曜日に、御質問への回答やセミナー開催の告知などを行います(不定期)


 御質問や研修・講演の御依頼等については、コメント欄またはメールで御連絡ください(coachfor.m2@gmail.com)。


 パーソナルコーチングや医療・福祉機関向けコーチングの受付も随時行っております。詳細についてはメールで御相談ください(coachfor.m2@gmail.com)。
 
御連絡をお待ちしております。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

苫米地式コーチングコーチ検索(竹原)

苫米地式コーチング公式サイト

 



このページのトップヘ