Q-107190126鹿児島コーチングセミナーQ&A -04(ワーク付き)

 

 2019126日、鹿児島市でコーチングをテーマとしたオープンセミナーを開催しました。いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19263179.html

 

 「印象に残ったこと」に関する御意見です。

 

 

Q:スコトーマなどの思い込みが印象に残りました

 

A:スコトーマ(Scotoma)はギリシア語由来の言葉で「盲点」を意味します。もともとは眼科で用いられる医学用語でしたが、ルー・タイス氏により「心理的盲点」として拡張されました。目の前のモノはすべて見えていると思いがちですが、実際は物理空間すらしっかりとは見えておらず、情報はザルで水をすくうように抜け落ちています。

 

スコトーマを生みだすポイントは2つ(より詳細には3つ)。

一つ目は「知識」。私たちは、そもそも知らないものは認識することができません。

二つ目は「重要性」。私たちは自身にとって重要な情報しか認識していません。

三つ目のポイントとして、私は「役割」を強く意識しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 前々回(Q-105)、「『重要性を意図的に変えることで目の前の世界が変わる』ことを実感するためのワーク」を御紹介しました。簡単なワークですので再度取り組んでみてください。

(今回は“青”で行ってみましょう)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19371125.html

 

work> 注:まず12に取り組んだ後、3以降を読んでください

1.    周囲を見回し、情景を記憶する(30秒間)

2.    次の30秒間は目をつぶり、今記憶したばかりの情景を正確に再現する

work

3.    次に(閉眼のまま)記憶の中の情景から“青いもの”探し出す(30秒間)

4.    ゆっくりと目を開け、実際の情景にある“青いもの”を探す(30秒間)

 

 どうですか?

 今までまったく認識していなかった“青いもの”がたくさん目に飛び込んでくる感じがしませんでしたか?

 

 きっと“青”をたくさん見つけたはず。ワーク前より“青”の重要性が高まったことで、RASのフィルターを通る情報が変化し、スコトーマが外れたからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

そして、それはワークの前と後で目の前の世界が変わったことを意味します。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823843.html

 

豊かな人生を送るために、「スコトーマがあること」「思い込みの世界に生きていること」を実感することは重要です。反対にそれを理解できないと、いつまでも限定的な小さな世界に囚われ続けることになります。
 ちなみに、仏教ではその状態を「無明(むみょう)」と表現します。

 

 

Q:コンフォートゾーンから外れる時の気持ちをどうとらえるかが印象に残りました

 

A:とてもいい御指摘です。

 コンフォートゾーンから外れることを無意識はとても嫌がります。だから、すぐに元のコンフォートゾーンへ戻ろうとしてしまうのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 「今までとは違う何かを行う」「これまでの自分を脱ぎ捨ててまったく新しい自分になる」etc …それは今までのコンフォートゾーンを抜け出そうとすること。だから、不安に襲われ震えたり(武者震い)、急に「やらない理由」「しないでいい言い訳」が思いついたり、実際に体調を崩したりします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.html

 

 そんなネガティブフィードバックを防ぐために、まずゴール設定!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴールは“現状の外”なのであくまでも漠然とした感じですが、ゴールを達成した時の様子は鮮明に想像できるはず。ゴールを達成した自分が見ている風景、聞いている音、感じている体感 そんなイメージを楽しく描きながら、そこに過去の楽しい体感、心地よい感触、誇らしい感動などをのせていくと、ゴール側のコンフォートゾーンができあがっていきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17573387.html

 

 そして、臨場感が「現状のコンフォートゾーン」<「ゴールのコンフォートゾーン」となった瞬間に、不安は期待に変わり、「やらない理由」「しないでいい言い訳」は消え失せ、気が充実し心身ともに満ちた状態になります。その時、その状態こそが“自分”だと確定してください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18684707.html

 

 コンフォートゾーンから外れるソワソワ感を感じたときは、すぐにゴールの世界にジャンプしワクワク感に変えてください。イメージが鮮明で、ワクワク感が強いほど、その新たな世界は現実化します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

Q:依存を脱出するヒントについて

 

A:ポイントは臨場感です。ゴールを設定し、ゴール側のコンフォートゾーンを作り、その臨場感を高めること。

 

ゴールが何らかの依存の状態(現在のコンフォートゾーン)と同時に成り立たないものであれば、臨場感が「依存」<「ゴール」となった瞬間に依存を抜け出すことができます。もちろん、身体的依存などの問題などは精神医療のサポート下で行われるべきですが、鍵はあくまでゴール設定であり、ゴール側のコンフォートゾーンの強化です。

(日常生活に支障があるような状況や抑うつを伴う状態は必ず医療のサポートが必要です。特に「消えたい」「死にたい」「もうどうなってもかまわない」などの考えが浮かぶような場合は、早急に精神科のサポートを受けてください)

 

 依存克服にかかわらず、現状のコンフォートゾーンの脱出は「~ねばならない(have to)」ではなく、「~したい(want to)」で行うもの。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 「あれをしたい」「これもやりたい」がたくさんあり、「○○している場合じゃない」と無意識が判断するとき、「○○」そのものが認識できなくなります。スコトーマに隠れるから。

 その感覚を言葉にすると、「頑張って克服した」ではなく、「そういえばいつの間にか気にならなくなった」という感じ。

 

 依存からの脱出は頑張って取り組むものではありません。ゴール設定の結果です。

 

Q-108につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 201910月に、鹿児島市と霧島市で、コーチングセミナーを開催します!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19527371.html