F-100:芸術は爆発だ!
前回(F-098、099)は「順位づけをすり込むことはよくないが、1位を目指さないといけない」という苫米地博士のコメントについて考察いたしました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18797248.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18911522.html
順位づけというすり込みを超えたところで1位(頂点)を目指し続ける生き方が「Not Normal」を生みだします。「ぶっちぎり」を実現します。私はそれが「克己」だと思っています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268337.html
そして、それはリーダーに求められる資質でもあります。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14526054.html
さらにいうと、「1位を目指さないといけない」理由は個人レベルにとどまりません。より高い次元を志向する情熱は、個人の枠を大きく超えて、広く社会にひろがっていきます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html
そのエネルギーと創造性は、まるでビックバンの“爆発”のように、時空を超えて何かを生みだします。縁あるものの心の中で。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html
今回は、エネルギーと創造性に満ちた、情熱の塊のような先人を取り上げます。その先人から時空を超えて私が受け取ったことがテーマです。
…先日、出張で大阪を訪れました。
ナビの案内どおりに乗ったモノレール内で「万博公園前」という駅名を見つけた私は、湧きあがったwant toを抑えきれなくなり、予定を変更し万博公園に向かいました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html
太陽の塔をこの目で見たかったからです。
私と同世代以上の方々には説明不要だと思いますが、「太陽の塔」は芸術家 岡本太郎さん(1911~1996年)が制作した芸術作品です。作品といっても70mを超える巨大な建造物で、実際に見ると圧倒的な迫力で迫ってきます。
1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会(EXPO’70、大阪万博)のテーマ館の一部として建造された塔は、「テーマ館のプロデューサーだった芸術家の岡本太郎が、万博という現代の祭りの神格として打ち立てたもの」とのこと(太陽の塔の前に設置された石碑中の文より引用)。
他のパビリオンと同じく万博閉幕後に撤去される予定だったそうですが、保存を願う声の高まりを受けて1975年に永久保存が決まりました。耐震工事など紆余曲折を経て、2018年に塔内空間が展示施設として公開されるようになりました(入館には予約が必要です。残念ながら私は入館できませんでした)。詳しくは下記サイトを御参照ください。
太陽の塔オフィシャルサイト:https://taiyounotou-expo70.jp/
岡本太郎さんを知ったきっかけについてはあやふやですが、両眼を見開きながら「芸術は爆発だ!」と叫ぶテレビCM(1981年~、マクセル)の映像は、当時感じた“熱”とともにはっきりと覚えています。
そびえたつ太陽の塔を見上げながら、私は「芸術は爆発だ!」という言葉で太郎さんが伝えたかったメッセージを感じ取ろうとしました。岡本太郎への挑戦です。
対峙した1時間の間にこのようなイメージを得ました。
〇 爆発の元となるエネルギーは高い抽象度に内包されるポテンシャルエネルギー
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html
〇 そのエネルギーを手にいれる(高い抽象度に到達する)きかっけはゴール設定
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
〇 そのエネルギーを爆発させる(物理次元で何らかの付加価値に変換する)起爆装置はエフィカシー
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html
…エフィカシー!
帰宅した後太郎さんの著書を読み返しながら、かつて太郎さんの姿に感じた“熱”の正体、そして、初めて太陽の塔を仰ぎ見て猛烈に感じた“熱”の正体に思い至りました。それが「エフィカシー」です。
それを太郎さんの言葉でいえば「覚悟」でしょうか。「覚悟を決める」ことは「ゴール達成を確信(確定)する」ことであり、“爆発”を引き起こすトリガーです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18684707.html
エフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」のこと。「私は~できる」ではまだまだ弱く、「私はすでに~している」と心から満足してしまうと妄想でおわります。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html
「必ず成し遂げる」という覚悟
「命を懸けてやり遂げる」という覚悟
…その覚悟が本物のエフィカシーとなり、起爆装置となるのだと納得しました。
大切なのは「自分のマインド(脳と心)は、自分自身の自由と責任でコントロールする」という意志です。そして、「自分自身の心の力(The Power of Mind)で未来を創造する」という覚悟。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15833962.html
その覚悟こそが本物のエフィカシーであり、人のマインド内でおこる“爆発”の起爆剤であるということを、そびえたつ太陽の塔を介して太郎さんに教わったような気がしました。
情報空間に存在する岡本太郎さんに、教えをいただいた喜びと感動を叫びたいと思います。心からの感謝と尊敬の念をこめて。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html
なんだ これは!
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-関連記事-
「The Power of Mind Ⅰ」序章(目次)
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123516.html
コメント