Q-090181122福祉講演会(鹿児島県)- 12

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「もっと知りたいことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・落ち込んだときの立ち直り方

 

A:人が落ち込むのは「不幸に直面したとき」です。

よって、解決方法として「不幸という考え方(捉え方)を変える」と「直面しない」という2つのアプローチが考えられます。

 

 「不幸という考え方(捉え方)を変える」ためのコツは“より大きな枠組み”で捉えなおすことです。その“枠組み”とはゲシュタルト。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 そのことをアップルの創業者 スティーブ・ジョブス(19552011年)は「connect the dots」と表現しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 発明王として有名なトーマス・アルバ・エジソン(18471931年)は、「天才は1%のひらめきと99%の汗からなる(Genius is 1 percent inspiration, 99 percent perspiration)」と発言したとされています。その“ひらめき”はより大きなゲシュタルトをつくることで生まれやすくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 つまり、落ち込むような何かが起こった時に「おかげで気づきを得られる」「この経験でゴールにますます近づける」とセルフトークしながら“より大きな枠組み”で捉えなおし、不幸をゴール実現のきっかけ(縁起)に変えてしまうのです。心の中で。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 そのスタートは「止められても成し遂げたいゴール」を見つけること。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

その上で「ゴール実現のために今を生きている」という感覚や「必ずゴールを達成できる」という確信(=エフィカシー)を磨き上げていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

 次に「直面しない」というアプローチを説明します。

 

 先程「ゴール実現のために今を生きている」「必ずゴールを達成できる」という言葉を使いました。未来から過去に流れるという時間の流れを意識して言い直すと「ゴールがどんどん近づいてくる」という感じになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

すでにある未来(成功)が自分に向かってきて、“失敗”はどんどん遠ざかっていくイメージです。それが「直面しない」ということ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 よく「過去の失敗を引きずる」という表現を見聞きしますが、正確には「過去の失敗を再体験する」です。私たちの目の前の世界(宇宙)は過去の記憶でつくられ、ホメオスタシスで維持される、重要な情報の集まりです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 

 コーチングプリンシプルのひとつに「夢をかなえる方程式 I×V=R」というものがありますが、過去の失敗のイメージ(I)を鮮明に思い出している(V)ときは、その“失敗”を再体験しています。現実(R)として直面しているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 余談ですが、中途半端にコーチングを実践することは危険です。「I×V=R」が「現状打破を阻む方程式」となるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14400982.html

 

 よって、本物のコーチにしっかりとコーチングを受けることを強くお勧めします。本物のコーチは下記のリストから見つけてください。

 苫米地式コーチング公式サイト 認定コーチ検索:

 http://tomabechicoaching.jp/search

 

 

・身近な言葉に深い意味があること

 

 いくつかエジソンの言葉を紹介します。「不幸に直面したとき」「失敗した(と感じた)とき」のセルフトークの参考にしてください。

 

 

 不満こそが、進歩するための鍵である

 

 

 ほとんどの人の弱点は、ほんの12回の失敗でやめてしまうことなんだ。私は自分が求めるものを手に入れるまで、決してあきらめるようなことはしない

 

 

 失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。学習したのだと言いなさい

 

 

 「失敗?」それはうまくいかないということを確認した成功だよ

 

 

 私は失敗したことがない。ただ1万とおりのうまくいかない方法を見つけただけだ

 

 

 私たちの最大の弱点はあきらめることにある。成功するのに最も確実な方法は、つねにもう一回だけ試してみること

 

 

 失敗すればするほど、私たちは成功に近づいている

 

 

 人生における失敗者の多くは、あきらめたときにどれだけ成功に近づいていたかに気づかなかった人たちである

 

 

 成功しない人がいるとしたら、それは考えることと努力すること、この2つをやらないからではないだろうか?

 

 

 完全に満足しきった人がいたら、それは落伍者だ

 

 

 最後にもう一つ。

 

冒頭にて「天才は1%のひらめきと99%の汗からなる(Genius is 1 percent inspiration, 99 percent perspiration)」という言葉を御紹介しました。有名な言葉ですので御記憶の方も多いと思います。

 

ところが、エジソンは後日このように発言しています。

 

 

私は1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄になると言ったのだ。なのに世間は勝手に美談に仕立て上げ、私を努力の人と美化し、努力の重要性だけを成功の秘訣と勘違いさせている

 

 

どうやらエジソンはゲシュタルト能力こそが重要で、努力は結果であると言いたかったようです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

Q-091につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_342433.html

 

 

トーマス・エジソン(Wiki.)

トーマス・アルバ・エジソン

Thomas Alva Edison
Wikipediaより引用