Q-087181122福祉講演会(鹿児島県)- 09

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

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そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「わからなかったことや難しかったことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・全体的に難しかった

・とても分かりやすく、一つひとつの言葉をかみ砕いて説明してくださったので、疑問はありません

 

A:「難しい(からイヤだ)」と感じてしまうと、プッシュ・プッシュバックによりなかなか頭に入りません。

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その一方で、「わかった」と納得してしまうと、“疑問”がスコトーマに隠れてしまい、新たな気づきを得にくくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 では、どのようにすればよいのでしょうか?

 

 

・難しい言葉もあり、楽しみながら新しいことも知れてよかったです。「難しい言葉」がどういうふうに関連していくかも知りたい

・聞いたことをもう一度整理してみようと思います

 

A答えは「楽しむこと」「ワクワクすること」です。

 

 ワクワクしながら楽しんでいるときは、心身ともリラックスしていて、脳では前頭前野がしっかり働き、抽象度を上げやすくなります。

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 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

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 「『難しい言葉』がどういうふうに関連していくかも知りたい」や「聞いたことをもう一度整理してみようと思います」という言葉はまさに「want to(~したい)」で、建設的な心の状態が表現されています。

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 「want to」のときは、IQが上がり、創造力を発揮することができます。知識同士がつながりできあがった新たなゲシュタルトにより、理解が深まり、“ひらめき”が生まれます。

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 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

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 反対に、「have to(~ねばならない)」のときは、心身とも緊張し、大脳辺縁系優位になり、抽象度が下がりやすくなります。ファイト・オア・フライトの状態です。

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 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 そんな状態はたまらなく辛いはずです。元気が奪われ、思考はまとまらず、豊かな潜在能力を発揮することができないのだから。

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 「いつもwant toでいること」はQOLQuality of Life)を高めるためのとても大切な要因です。医療・介護現場では患者さんのQOLを重要視しますが、患者さん(&家族)のQOLを高めるためには、働く者自身のQOLが高いことが必要条件です。

 

 (繰り返しますが)その鍵は「いつもwant toでいること」です。

 

 

・今までの人生の中で「have to」になることが多かった

 

Aとは言うものの、仕事はもちろん、家庭のことなどでも「~しなければならない/~してはならない」はたくさんありますよね。

 

 でも、「今までの人生の中で『have to』になることが多かった」と落ち込む必要はありません。なぜなら、時間は未来から過去に流れているから。

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 時間の源流である未来をうみだすためにゴールを設定してください。ゴールのポイントは3つ。「心から望むもの(100%want to)であること」「自分中心を捨て去ること」「現状の外側に設定すること」。

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 ゴール設定の時には注意点があります。

 

 

・(疑問や難しかったことについて)まだその域に達していません

 

Aゴール設定時の注意点とは、「私はゴールを達成できる」と確信することです。根拠はいりません。ただゴールが生みだす未来の自分の姿(イメージ)を受け入れるのです。

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 ところが、「自分を信じること」「成功を確信すること」は簡単ではありません。“現状の外”に正しくゴールを設定すると、必ずドリームキラーがあらわれるからです。

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 しかしながら、最大のバリアは自分の内にあります。最強のドリームキラーは、じつは、自分自身なのです。

 

 私たちの脳は失敗の記憶を刻むようにできています。

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失敗の記憶の積み重ねが「自分」をつくりあげ、さらにホメオスタシスがその「(失敗の積み重ねである)自分」を強力に保とうとします。

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http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 だから、ついネガティブな発言をしてしまうのです。「私が自由に生きれるはずがない」「このまましがみついていくしかない」「潰されるよりはじっと我慢しているほうがいい」といったように。

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・自分の可能性に気づくことは大切なことであると思いますが、実際どのようにして気づくことができるのか疑問に思いました(気づこうとしていることが、気づかない原因になっているのですか?)

 

Aでも大丈夫!私たちは必ず「自分の可能性に気づくこと」ができます。

 

その方法とは

 

 私の答えは、冒頭で問いかけている「そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、『よりよく生きるために心がけるべきこと』」と同じです。

 

 このシリーズの最後にまとめますので、ぜひ「ワクワク」を楽しみながら、読み進めてください。

 

Q-088につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)