Q-087:181122福祉講演会(鹿児島県)- 09
2018年11月22日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html
…そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?
(…私の答えはこのシリーズの最後で)
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html
「わからなかったことや難しかったことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。
・全体的に難しかった
・とても分かりやすく、一つひとつの言葉をかみ砕いて説明してくださったので、疑問はありません
A:「難しい(からイヤだ)」と感じてしまうと、プッシュ・プッシュバックによりなかなか頭に入りません。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882703.html
その一方で、「わかった」と納得してしまうと、“疑問”がスコトーマに隠れてしまい、新たな気づきを得にくくなります。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html
では、どのようにすればよいのでしょうか?
・難しい言葉もあり、楽しみながら新しいことも知れてよかったです。「難しい言葉」がどういうふうに関連していくかも知りたい
・聞いたことをもう一度整理してみようと思います
A:…答えは「楽しむこと」「ワクワクすること」です。
ワクワクしながら楽しんでいるときは、心身ともリラックスしていて、脳では前頭前野がしっかり働き、抽象度を上げやすくなります。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html
「『難しい言葉』がどういうふうに関連していくかも知りたい」や「聞いたことをもう一度整理してみようと思います」という言葉はまさに「want to(~したい)」で、建設的な心の状態が表現されています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html
「want to」のときは、IQが上がり、創造力を発揮することができます。知識同士がつながりできあがった新たなゲシュタルトにより、理解が深まり、“ひらめき”が生まれます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html
反対に、「have to(~ねばならない)」のときは、心身とも緊張し、大脳辺縁系優位になり、抽象度が下がりやすくなります。ファイト・オア・フライトの状態です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html
そんな状態はたまらなく辛いはずです。元気が奪われ、思考はまとまらず、豊かな潜在能力を発揮することができないのだから。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7555985.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7556082.html
「いつもwant toでいること」はQOL(Quality of Life)を高めるためのとても大切な要因です。医療・介護現場では患者さんのQOLを重要視しますが、患者さん(&家族)のQOLを高めるためには、働く者自身のQOLが高いことが必要条件です。
(繰り返しますが)その鍵は「いつもwant toでいること」です。
・今までの人生の中で「have to」になることが多かった
A:…とは言うものの、仕事はもちろん、家庭のことなどでも「~しなければならない/~してはならない」はたくさんありますよね。
でも、「今までの人生の中で『have to』になることが多かった」と落ち込む必要はありません。なぜなら、時間は未来から過去に流れているから。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html
時間の源流である未来をうみだすためにゴールを設定してください。ゴールのポイントは3つ。「心から望むもの(100%want to)であること」「自分中心を捨て去ること」「現状の外側に設定すること」。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
ゴール設定の時には注意点があります。
・(疑問や難しかったことについて)まだその域に達していません
A:…ゴール設定時の注意点とは、「私はゴールを達成できる」と確信することです。根拠はいりません。ただゴールが生みだす未来の自分の姿(イメージ)を受け入れるのです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html
ところが、「自分を信じること」「成功を確信すること」は簡単ではありません。“現状の外”に正しくゴールを設定すると、必ずドリームキラーがあらわれるからです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html
しかしながら、最大のバリアは自分の内にあります。最強のドリームキラーは、じつは、自分自身なのです。
私たちの脳は失敗の記憶を刻むようにできています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html
失敗の記憶の積み重ねが「自分」をつくりあげ、さらにホメオスタシスがその「(失敗の積み重ねである)自分」を強力に保とうとします。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html
だから、ついネガティブな発言をしてしまうのです。「私が自由に生きれるはずがない」「このまましがみついていくしかない」「潰されるよりはじっと我慢しているほうがいい」といったように。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16542626.html
・自分の可能性に気づくことは大切なことであると思いますが、実際どのようにして気づくことができるのか疑問に思いました(気づこうとしていることが、気づかない原因になっているのですか?)
A:…でも大丈夫!私たちは必ず「自分の可能性に気づくこと」ができます。
その方法とは…
…私の答えは、冒頭で問いかけている「そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、『よりよく生きるために心がけるべきこと』」と同じです。
このシリーズの最後にまとめますので、ぜひ「ワクワク」を楽しみながら、読み進めてください。
(Q-088につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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