Q-082:181122福祉講演会(鹿児島県)- 04
2018年11月22日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html
…そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?
(…私の答えはこのシリーズの最後で)
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html
「何が印象に残りましたか?」というアンケートに対する皆さまの御意見です。
・絵の見方に最初気づかなかったが、その後見ることに集中したこと
・一つのものに集中せず、リラックスして考えることが大切だと思いました
A:「集中」という日本語は二つの概念を含みます。「concentration」と「focus of attention」です。
例えば、医療・介護現場でのリスクマネジメントという観点で「業務に集中することが大切」といったコメントを目にすることがあります。もちろん間違った表現ではありませんが、ある業務に集中するほど、スコトーマが生じるというマインドの特性は理解しているべきです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html
大切なのは、いろいろなことに同時に集中(concentration)しながら、その時最も重要なことを選択する感覚(focus of attention)。
スコトーマを生みだすものはRAS(ラス)です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html
そのRASの働きを決めるものがブリーフシステム。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html
そして、ブリーフシステムを自ら書き換えていくことが“現状の外”へのゴール設定です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
そのゴール設定時はもちろんのこと、ゴールに向かうプロセスのすべてでリラックスはとても大切です。詳細は「Q-064~:認知的不協和の状態にあり…(ヒーリングとコーチングの関係)」を参照してください。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html
・もう一度ゆっくりと教えていただきたいと思いました。また同じ内容で聞きたい
・近くにすごい先生が来られて、出会えて楽しみです
A:講演ではエフィカシーの重要性について説明しました。エフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html
エフィカシーはあくまで自己評価ですが、その評価にはまわりの人々の言動が影響します。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html
私は、関わるチーム(組織)がコレクティブエフィカシーをどんどん発揮しているイメージ(ビジョン)を現実化するために本気で活動しています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html
コレクティブは「集合的」「集団的」と訳され、「チームを構成する一人ひとりが明るい未来を共有し、お互いにサポートしあいながら進化・向上を重ね、チーム全員でゴールに向かっている」…そんなイメージです。とくにスポーツの世界などでわかりやすいと思いますが、勢いのあるチームは必ずコレクティブエフィカシーが高まっています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15096276.html
目指すのはすべての人がwant toで仕事をし、want toで余暇を過ごし …24時間365日want toのみをして生きる世界。そして、お互いの幸せを願い、エフィカシーを高めあう世界
…苫米地博士は、そんな世界を、金融資本主義にとって代わるべき公益資本主義と定義されています(「ビジネス成功脳 スピード構築」日本文芸社)。
下がり続ける日本の幸福度を上向きに逆転するためにも、「ハイエフィカシーなカルチャーを導入すること」は重要です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8430748.html
ぜひ、それを身近なところからはじめてください。
…コメントを書いてくださった方々はきっと、エフィカシーの重要性を理解してくださり、私のエフィカシーをもっと引き上げようとしてくださったに違いありません。早速の実践をありがとうございます(笑)。
Have to化を防ぐためなどいろいろな理由があり、コーチは営業活動を行いません。ぜひ皆さまから講演や研修のリクエストをください。御要望があれば喜んでまた話をさせていただきます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13837769.html
(Q-083につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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