Q-079:181122福祉講演会(鹿児島県)- 01
2018年11月22日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。
スコトーマを体感していただきながら、ゴール、エフィカシー、コンフォートゾーンといったコーチングの基本用語について解説しました。私たち一人ひとりが潜在的に持つ才能や能力、可能性といったものを存分に感じてほしいと願いながら話をしました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html
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http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html
講演後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。
アンケート冒頭の「内容はわかりやすかったですか?」という問いに対して、10段階の目盛りで評価していただきました。これは医療現場でも疼痛の評価等に使われる方法で、VAS(バス、Visual Analog Scale)と呼ばれています。
当日(181122)の講演評価は1から10まで分布し、平均では8.10でした。
現実社会では、誰からも同じように最高の評価を得られることはなく、極端に評価が分かれることも少なくはありません。「ものすごくよかった」と思う人がいれば、「全然よくなかった。最悪ッ」と感じる人がいるように。
その「評価が大きく分かれること」の最大の理由が、マインドでの情報処理にあります。
自分自身の認識⇄理解⇄評価⇄判断という情報処理の特徴(ブリーフシステム)を知り、それを自由意志でアップデートしていけば、その結果、認識する世界(宇宙)そのものを自在に構築することができるようになります。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html
それが私たちの生きる宇宙の理です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html
講演では、その一つの方法としてコーチングがとても役にたつことをお伝えしました。次回より(Q-080~)、いただいた御意見・御質問に回答いたします。
…当日は一生もののスコトーマ体験をしていただこうと入念に仕込みました(笑)。そのかいあって、スコトーマに関する感想や御意見をたくさんいただいたのですが、私自身も講演後にスコトーマ体験をしました。
講演終了後、受講者の皆さんがアンケートを記載している間にパワーポイントを閉じました。すると、多くの方々がアンケートを書き終わった後もPC画面が投影されていたスクリーンをじ~と眺めているのです。
解散後にも数人が歩み寄り、立ったままずっとスクリーンを凝視しています。ただの壁紙が投影されたスクリーンを。
不思議な光景に興味をそそられた私は質問しました。「何を見ているのですか?」と。
その中の一人が私の質問に答えてくれました。「まだ何か(スコトーマに)隠れている気がして」と。
…その日、施設のプロジェクターに私のPCが接続できなくて、急遽施設のPCを利用させていただきました。そのPC画面の壁紙に何かが隠れている(仕掛けがある)のではないかと思ったようなのです。
講演ではたくさんのスコトーマ体験をしていただきました。スコトーマ外しのワークも行っていたので、つい隠れたメッセージを探してしまったのだと思います(確かに何か隠れていそうな怪しげな壁紙でした)。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html
反対に、私は「ただの壁紙」だと知っていましたので、スクリーンにはまったく興味が生じず、それを凝視する方々の行動が理解できませんでした。
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「○○さん(その施設の事務長代理)のパソコンのただの壁紙ですよ」と明かすと、その場は爆笑に包まれました。「トリックアートだと思い込み、つい隠れている何かを探してしまった」という一つのゲシュタルトを共有した瞬間でした。
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事実を知ったことで重要度が書き換わると、全員が急に興味を失ったようでした。
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楽しそうに(恥ずかしそうに?)帰っていく職員さんを見送りながら、私は目の前の世界がスコトーマだらけであることをあらためて実感しました。
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まだまだ知らないこと、気づいていないことはたくさんあります。だから、未来は無限の可能性であふれているといえます。そのようなことを私自身があらためて学ぶ機会となりました。
「私はまだまだ学ぶことができる」
「私たちはもっともっと進化・向上できる」
…我が家に向かってハンドルを握りながら、私はすがすがしい希望を感じました。
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(Q-080につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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