F-068Connect the dots 2019(ワーク付き)~経営と医療と教育をコーチングとディベートでつなぐ -中編-

 

 (前半は前回と同じ文章ですが、とても大切な知識なのでぜひお読みください。お急ぎの方は「」の部分からどうぞ)

 

 

 「Connect the dots(点をつなぐ)」とは、iPhoneiPadでおなじみのアップル社の共同創設者のひとり スティーブ・ジョブス(19552011年)が、2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った講演中の言葉です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 それはゲシュタルトをつくることの重要性を言い表しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 人間は目の前の世界をゲシュタルトとして認識していますから、抽象度を上げてより大きなゲシュタルトをつくりだすことが重要になります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 より大きなゲシュタルトができあがると理解が深まり、「対象の本質をとらえること」が可能になります。その具体例についてQ-063(「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことでしょうか?)で取り上げました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 私たちが最初に手にするのは、断片的な一つひとつの知識です。

 

 その断片的な知識が蓄積されていくと、そのうちに知識同士がひとまとまりになって繋がり、一つの認識になります。それが「知識のゲシュタルト」です。

 

 そして、その知識のゲシュタルトの量に比例して、人は様々な問題を多角的に深く考慮し解決することができるようになります。問題(ケース)を発見する洞察力やその問題を解決する適応力(プラン)が磨かれるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 

 今回は、「Connect the dots 2019」と題して、前編・中編でこのブログ中の記事を使った「より大きなゲシュタルトをつくるワーク」を御紹介します。

そして、後編で「The Power of MindⅠ」第六章の「知識のゲシュタルト」が示す「対象の本質」に迫りながら、具体例として私が経験した心(マインド)の変化をお話しします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14675375.html

 

 今回は副題を「経営と医療と教育をコーチングとディベートでつなぐ」としました。

 

11年間の管理者(病院長)の経験を通じて学んだことを、経営という視点で「The Power of MindⅠ」第六章にまとめています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124527.html

 

 

そこで語られる組織(病院)を「学力(成績)」に、経営陣を「ドリームキラー」に置き換えてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 そうすると各テーマ(課題)は「学力向上のポイント」とすることができ、仮説は「ドリームキラー対策<理論編>」、トゥイーキングは「ドリームキラー対策<実践編>」と考えることができます。

 

 その時、経営と教育の話は、コーチングで「Connect the dots」することができます。まずそのような視点で「The Power of MindⅠ」第六章を読み返してください。

それが1つ目のワークです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124527.html

 

 

そうすると、同じ文章のはずなのにまったく違うイメージが湧くはずです。そして、スコトーマが外れ、新たな気づきを得られるはず。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 何かしらの法則を見つけた瞬間が「ひらめき(inspiration)」であり、理解がさらに深まった瞬間です。「対象の本質」がよりクリアに感じられます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

その感覚で教育について考察すると、さらにスコトーマが外れ、新たな気づきが得られるはず。ぜひ「The Power of Mind」第五章を読みなおしてください。

それが2つ目のワークです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124525.html

 

 

 いかがでしたか?

 より大きなゲシュタルトができ目の前の世界が違って見えた(あるいは、同じ文章から違うイメージが湧いた)のではないでしょうか?

 

 

 では、次のワークです。ワーク自体は前回(F-068)の3つ目のワークと全く同じものですが、経営と教育を統合するゲシュタルトをつくった後なので、前回(経営と医療のゲシュタルト)の時とは違うことを発見するかもしれません。

 

 「The Power of MindⅠ」第六章のテーマ(課題)を「論題」とし、仮説を「ケース」、トゥイーキングを「プラン」と考えると、それはトゥールミンロジック、すなわちディベートの構図となります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_254557.html

 

 ぜひディベートの視点で「The Power of MindⅠ」第六章を読み返してください。「ツッコミどころ」をさらに発見するかもしれません(笑)。

 それが3つ目のワークです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124527.html

 

 

今回御紹介しているのは「Connect the dots(点をつなぐ)」という感覚を会得するための重要なワークです。

全部を読み返すには時間がかかると思いますので、まずは印象的な記事から取り組んでくださっても構いません。「The Power of MindⅠ」の目次(下記リンク)をご利用ください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13077001.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15110477.html

 

 

今回の3つのワークを終えた時、きっと経営と教育は、コーチングとディベートで「connect」されています。

前回(F-067)のワークも含めると、経営と医療と教育が、コーチングとディベートでつながっているはずです。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)