PMⅠ:The Power of Mind Ⅰ
PMⅠ-06:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題
PMⅠ-06-05:なぜ取り組みはうまくいかなかったのか?
この章(第六章)では、「院長を務めていた病院へのコーチング導入“失敗”」という事例について、仮説を立て、トゥイーキングを行っていきます。その目的(ゴール)は、「失敗から学び、“いのちの現場”にコーチングをしっかり届けること」です。
告知:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13216030.html
“失敗”を解決する方法:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html
なぜ取り組みはうまくいかなかったのか?
2014年10月に「企業向けコーチング」セミナーに参加しました。
30名限定で開催されたこのセミナーは、認知科学者 苫米地博士による新しいプログラムの講義映像を撮影するためのものでした。「新たな価値が生まれる現場に立ち会っている」という高揚感とともに学んだことを思いだします。
その講義の中で、個人向けコーチングとは異なる、組織向けコーチングのノウハウを学びました。「コーポレートコーチング(Corporate Coaching)」です。
試行錯誤しながら行ってきた自らの取り組みが間違っていなかったことを確信した私は、新たな学びを取り入れながら、嬉々として医療・福祉法人向けのオリジナルのコーポレートコーチングを継続しました。しかし、うまくはいきませんでした。
その原因を一言でいえば、「スコトーマが外せず、コンフォートゾーンを動かせなかったから」です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html
スコトーマは法人としての信念が生みだしていました。経営陣のゆるぎない信念が、法人としての信念を生みだす一方で、強力なスコトーマも生みだしていたのです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html
「なぜコーチングを導入する必要があるのか?」「なぜ苫米地式か?」という必要性(ケース)に関しては理解していただいている手ごたえを感じていました。しかし、その有効性(プラン)に関してはほとんど理解されていなかったことが後でわかりました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html
「このままでは法人が立ちいかなくなる」という絶望と「認定コーチなのに全然ダメじゃん」という失望と向き合うとともに、セルフコーチングでエフィカシーを取り戻しながら、仮説をたてていきました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html
新たなゴールに向かって再度チャレンジするために。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
次回以降、私が得た気づきをまとめていきます。
それは多くの組織に共通するケースであり、プランとなるはずです。皆さんにとっての身近なコミュニティをイメージしながら読み進めてください。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html
(つづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記-
本文中に「その原因を一言でいえば、『スコトーマが外せず、コンフォートゾーンを動かせなかったから』です」と書いていますが、「スコトーマが外せず、コンフォートゾーンが動かせなかった」原因は私自身にあります。当時は気づくことができなかった大きなスコトーマがありました。
仮説をたて、トゥイーキングを行うことで(スコトーマが外れ)明らかになった最大のポイントについては、PMⅠ-06-21(仮説14)にまとめます。
-関連記事-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040633.html
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