F-058:「不摂生が理由で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは『あほらしい』」ことなのだろうか? <後編>

 

「不摂生が理由で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは『あほらしい』」という発言に麻生太郎財務相が「いいことを言う」と同調されたことをテーマにしたブログ記事の3本目です。

 

前編(F-056)は、「国民をだまそうとしていない」という点で肯定的に評価いたしました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13076011.html

 

中編(F-057)は、厚労省を抑える財務省のトップ、そして副総理としての立場をふまえた上で考察を続けることで浮かび上がる「解決するべき課題」についてまとめました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13214313.html

 

 前回あげた課題(問題点)は、トゥールミンロジックでいうとケースに当たります。今回はケースを解決するためのプランについて、私の意見を述べさせていただきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 

 

 権利をどのように考え行使するかは、国民一人ひとりの自由であるはずです。

仮に自らの自由意思による不摂生の結果病気になってしまったとしても、国には国民の「健康で文化的な最低限度の生活」を保証する義務があります。その根拠は日本国憲法第25条です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8584289.html

 

 以前は成人病と呼ばれていた糖尿病などが生活習慣を主因とする病であるということは、昨年105歳でお亡くなりになった日野原重明先生らの御尽力で広く知られることになりました。

厚労省は生活習慣病予防として、「運動施策の推進」「栄養・食育対策」「たばこ対策」「アルコール対策」「睡眠対策」などをあげています。

 厚労省HP>生活習慣病予防:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/seikatsu/seikatusyuukan.html

 

 しかし、例えば糖尿病でみると、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は12.1%(男性16.3%、女性9.3%)で、H9年以降増加し続けています。

 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会HPより:http://www.seikatsusyukanbyo.com/statistics/2017/009436.php

 

 高齢化が増加の一因であることは間違いありませんが、生活習慣病の対策、すなわち生活習慣をあらためる取り組みがうまくいっているとはいえないことも間違いないようです。

 

では、なぜ生活習慣の改善はうまくいかないのでしょうか?

 

なぜ不摂生になってしまうのでしょうか?

 

 

原因の一つは中編(F-0572))で取り上げた社会的な要因です。労働環境や経済格差の改善が進まなければ、生活習慣病の改善は難しいといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13214313.html

 

コーチングの視点で考えると、不摂生の理由は「コンフォートゾーンが変わっていないから」といえます。意識上で「生活習慣を改善したい」と思っても、無意識が「不摂生」を“心地よい”と認識している限り、かなり頑張らないと摂生はできません。たとえ摂生できたとしても無理な頑張りは長くは続かず、いつの間にか元の不摂生に戻ってしまいます。ダイエットなどでよく言われている「リバウンド」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

では、なぜコンフォートゾーンが変わらないのでしょうか?

 

 

答えは、「不摂生が摂生に変わることをあたりまえとするゴールが明確ではないから」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

止められても成し遂げたいゴールがあり、その実現のために「健康でいることがあたりまえ」「病気になっている場合ではない」と思える状況であれば、無意識は不摂生をクリエイティブに回避し、健康を維持するためにエネルギッシュに働くようになります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.html

 

 つまり、生活習慣(病)の改善はやる気や方法論の問題ではなく、ゴール設定の問題なのです。

 

 健康とはゴール設定の結果です。

 そして、同時に、そのゴールを達成するための大切な要因となります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

ゴール設定を行い、本当にやりたいことだけをやり続けることで、心(マインド)の状態を良好に保つことができます。まず情報空間で健康になります。やがてその変化は写像として物理空間にあらわれ、身体が健康になっていきます。心→体の順で健康になるのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

勘違いしやすいところですので念を押しますが、心と体、すなわち情報空間と物理空間は同じものです。同じ一つのものの抽象度の違いです。因がより高い抽象度次元、すなわち心(マインド)にあるということです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

いずれにせよ、ゴールを設定することで心身の健康を手に入れた人は、その健康な心身でゴールを達成していきます。これが健康と苫米地理論およびコーチングの関係です。

つまり、「国民の生存権の保障のためには、コーチングの普及が欠かせない」のです。

 

じつは、一つ目の労働環境や経済格差の改善のためにもコーチングは有効です。

様々な研究により、「希望・夢・ゴールがある子どもとない子どもでは、その後の人生がまったく異なってしまう」という結果が明らかになっています。「希望・夢・ゴール」がエネルギーと創造性の源となり、劣悪な環境や貧困を自ら克服していくのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

つまり、「ホープギャップ」を克服するための「希望を与えること」や「夢やゴールの設定の仕方を教えること」といった情報的支援が、社会的課題の解決の鍵ともなるといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11301259.html

 

 

シンプルにまとめると、

 

摂生=want to

不摂生=have to

 

その「want to」や「have to」は、もともと「want to」として、あるいは「have to」として存在しているのではありません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

すべては本人のマインドでの情報処理次第です。そして、その情報処理を決めるものはゴール!

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

というわけで、「日本国民を『不摂生が理由で病気になる』ことから救うために、コーチングをすみやかに導入するべきである」というのが、苫米地式コーチとしての私のプラン(解決策)です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 

私は、病気になった人が医療・福祉現場でのコーチングにより「不摂生」から救われることを願っています。そして、子どもたちを「不摂生」から守るために教育現場にもコーチングを届けたいと思っています。

 

コーチングに興味のある医療・福祉関係者、教育関係者の方は、ぜひ御相談ください。もちろん個人的な相談も大歓迎です。連絡をお待ちしております。

 連絡先:coachfor.m2@gmail.com

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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