ブログ・シリーズ編

S-01:よりよい“議論”のために

S-01-08ディベートとは物事の裏表両面をみる視点

 

このシリーズでは、 “議論”について、そして“議論”をよりよくすることについて考察します。

PM-02-13http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194585.html

I-017(告知):http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html

S-01-00(目次):http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11613757.html

 

 

08:ディベートとは物事の裏表両面をみる視点

 

 論題を自らの情動と切り離し、相対化して、物事の裏表両方を見る視点を養えるのがディベートです。ディベートを学ぶ目的は、「論理脳」を鍛え、最短時間で最適解を見つけるようになることです。

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そのさらに先にあるのは、論理的思考を徹底的に極めることによって、論理という系の外に出ることです。自分の頭で考えていると思っても、たいていは他人の頭を使って考えています。他人に言われたことを利用して考えています。

 

繰り返しになりますが、意識・無意識下の判断基準であるブリーフシステムは、「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」でつくられています。

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それはすべて、他人や社会の価値観であり、過去です。

 

不完全性定理により「この世に絶対的な真実はない」ことが明らかになりました。

真実と思われることでも必ず裏と表があります。だから常に疑ってみることが重要であり、そのための方法がディベートといえます。

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ディベートを学ぶことで、私たちは自我から離れ、自分の頭で物事を考え、一段高い抽象度で物事を捉えることができるようになります。

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現代ディベート論理は、トゥールミンロジックと呼ばれています。

トゥールミンロジックは、イギリスの分析哲学者 スティーブ・トゥールミンにより1960年代に提唱された論理構築法で、いわゆる三段論法で代表される形式論理の方法論が実社会における論理構築の手段として適さないと考えて提唱された現代の論理技術です。

 

実際は別途、特に米国のソール・クリプキ以降の分析哲学の進化により、人間の思考に近い論理学が分析哲学の世界では生まれてきましたが、60年代までは一階の述語論理(命題の内部構造である主語・述語の関係を中心に分析する論理)という三段論法が教えられており、これよりも優れた実践的な論理構築法として生み出されました。

三段論法との違いは後で解説いたします。

 

-参考-

苫米地英人博士著「ディベートで超論理思考を手に入れる」(CYZO

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)