ブログ・シリーズ編

S-01:よりよい“議論”のために

S-01-06:よりより“議論”のための前提条件

 

このシリーズでは、 “議論”について、そして“議論”をよりよくすることについて考察します。

PM-02-13http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194585.html

I-017(告知):http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html

S-01-00(目次):http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11613757.html

 

 

06:よりより“議論”のための前提条件

 

 前回、議論とは、「情動→論理→社会的情動という進化・向上のきっかけになるもの(=縁起)、すなわち覚りへの階梯である」と書きました。

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 (繰り返しになりますが)ここでいう「進化・向上」とは、「抽象度を上げる」ことと同じ意味です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html

 

 よって、よりよい“議論”のための前提条件とは、抽象度を上げるための前提条件といえます。

 

 よりより“議論”のための前提条件として、私は下記の三つを特に重要視しています。

 

1)     ゴールの共有

2)     不完全性・不確定性の理解

3)     スコトーマの理解

 

それぞれを説明いたします。

 

1)     ゴールの共有

ゴールとは、人生の目的であり、未来をつくりだすものです。

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よりよい“議論”のためには、「なぜ議論を行っているのか?」という議論自体の目的を全員が理解し、共有している必要があります。

ゴールは常に“現状の外”にありますので、議論の目的は「ゴールを達成するための新たな方法を、スコトーマを外して見つけだすため」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

そもそも「アリバイ作り」や「現状維持」のために行うものは議論ではありません。そんな会議や会合には一切参加する必要はありません。

 

2)     不完全性・不確定性の理解

 「すべては決定的ではなく、不完全(不確定)である」という事実は、すでに証明されています。情報空間(宇宙)においては不完全性定理、物理空間(宇宙)では不確定性原理として。

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 「不完全である」という事実は決してネガティブなことではなく、「だから、もっと良くなる可能性がある」という意味であり、「永遠に進化・向上し続けることができる」という希望にもつながります。

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 さらに、不完全性を突き詰めていくと、縁起や空仮中といった釈迦哲学の真髄に至ることができます。

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 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 「不完全なのは、必ずスコトーマがあるから」と考えることもできます。

 

3)     スコトーマの理解

 スコトーマとは「心理的盲点」のことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 スコトーマをうみだすものは、「知識」「重要性」「役割」の三つです。

 よって、「必ずゴールを達成する」という思いをみんなで共有し(重要性の認識)、それぞれの価値観の違いを尊重し(役割の認識)、お互いの知識と経験を持ち寄ること(知識の認識)が、スコトーマをはずす上で重要になります。

 

 そのために議論があるのです。

 

 ちなみに、「スコトーマがある」という事実を知らないことを、釈迦哲学では「無明(むみょう)」と言い表します。それがすべての苦のはじまりであるという教えが十二支縁起(十二因縁)です。

 医療や介護の現場はとくに、無明が苦の源泉となります。

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(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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