ブログ・シリーズ編
S-01:よりよい“議論”のために
S-01-03:幻想の共有が共通の“現実”(共同幻想)をつくる
このシリーズでは、 “議論”について、そして“議論”をよりよくすることについて考察します。
PMⅠ-02-13:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194585.html
I-017(告知):http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html
S-01-00(目次):http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11613757.html
03:幻想の共有が共通の“現実”(共同幻想)をつくる
人間は、ある情報空間の中で、情報を共有することができます。人と人の間にもホメオスタシスが働くからです(詳細には「ホメオスタシスが縁起として双方向的に人々をうみだす」)。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html
ホメオスタシスとは、恒常性維持機能のことです。
人間はストレスとなりうる外界の環境の変化に対して、常に安定した恒常的状態を保とうとする仕組みを持っています。
ホメオスタシスは、生体を生きながらえさせるために、外界とフィードバックして常に自分の情報を更新します。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html
このホメオスタシスが“ある情報空間”とフィードバック関係をもつと、人はその(情報)空間に強い臨場感を感じることができます。臨場感とは、「ある空間に対して、あたかも五感で感じているような感覚」です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html
一つの情報空間にホメオスタシスのフィードバックによって臨場感が高まると、その空間が自分にとっての現実(リアル)になります。目の前の物理宇宙と同じように、本の中の仮想空間や空想でうみだした世界も現実となりえます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html
その認知科学的事実を方程式化したものが、「I×V=R」です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html
この「I×V=R」が、人々の間で約束事をうみ、幻想を共有させています。
ほとんどの人が現実世界だと思っているはずの物理空間も、五感で得た情報でうみだされた、そして物理法則という約束事で保っている、幻想にすぎません。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html
つまり、すべてが情報空間の中で共有されている幻想にすぎず、物理的現実世界とは共同幻想なのです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html
-参考-
苫米地英人博士著「幻想と覚醒」(三才ブックス)
(つづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
コメント