ブログ・シリーズ編

S-01:よりよい“議論”のために

S-01-01:議論の辞書的定義

 

このシリーズでは、 “議論”について、そして“議論”をよりよくすることについて考察します。
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01:議論の辞書的定義

 

まず議論の定義から確認してみましょう。

 

 ネットで議論を検索すると、「それぞれの考えを述べて論じあうこと」とあります(Weblio辞書)。

 

次に「考え」、「述べる」、「論ずる」をそれぞれ確認すると

 

考え:考えること。また、考えた内容。考えて得た結論・決意など

述べる:順を追って言葉で言い表す。また、文書にして書きしるす

論ずる:①筋道を立てて、物事を説明する、②とりたてて問題とする、③言い争いをする

 

とあります。

 

 この辞書の定義に沿うと、議論は三種類に分けて考えることができます。

 

 一つ目は、「それぞれが考えた内容を、順を追って言葉で言い表し」→「物事を説明する」

 二つ目は、「それぞれが考えた内容を、順を追って言葉で言い表し」→「とりたてて問題とする」

 三つ目は、「それぞれが考えた内容を、順を追って言葉で言い表し」→「言い争いをする」です。

 

 つまり、辞書的な意味では、議論には「それぞれの考え」と「順を追って言葉で言い表す(=表現する)」が必要で、その上で、「説明する」or「問題とする」or「言い争いをする」ことだといえます。

 

 本当にそれでいいのでしょうか?

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)