ブログ・シリーズ編
S-01:よりよい“議論”のために
S-01-01:議論の辞書的定義
このシリーズでは、
“議論”について、そして“議論”をよりよくすることについて考察します。
PMⅠ-02-13:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194585.html
I-017(告知):http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html
S-01-00(目次):http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11613757.html
01:議論の辞書的定義
まず議論の定義から確認してみましょう。
ネットで議論を検索すると、「それぞれの考えを述べて論じあうこと」とあります(Weblio辞書)。
次に「考え」、「述べる」、「論ずる」をそれぞれ確認すると…
考え:考えること。また、考えた内容。考えて得た結論・決意など
述べる:順を追って言葉で言い表す。また、文書にして書きしるす
論ずる:①筋道を立てて、物事を説明する、②とりたてて問題とする、③言い争いをする
…とあります。
この辞書の定義に沿うと、議論は三種類に分けて考えることができます。
一つ目は、「それぞれが考えた内容を、順を追って言葉で言い表し」→「物事を説明する」
二つ目は、「それぞれが考えた内容を、順を追って言葉で言い表し」→「とりたてて問題とする」
三つ目は、「それぞれが考えた内容を、順を追って言葉で言い表し」→「言い争いをする」です。
つまり、辞書的な意味では、議論には「それぞれの考え」と「順を追って言葉で言い表す(=表現する)」が必要で、その上で、「説明する」or「問題とする」or「言い争いをする」ことだといえます。
…本当にそれでいいのでしょうか?
(つづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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