PMⅠ:The Power of Mind Ⅰ
PMⅠ-05:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ
PMⅠ-05-33:子どもたちへの最大のプレゼント <後編:スピリチュアルペインはすでに始まっているのだから>
この章(第五章)では、苫米地理論(ベチロン)で教育を考察していきます。
子どもたちへの最大のプレゼント <後編:スピリチュアルペインはすでに始まっているのだから>
…ラニア王妃は、「希望やゴールを持つことによって自尊心(エフィカシー)が高まり、それこそがテロや戦争をなくす平和へとつながる」と話され、「まず知識が必要。そして希望(ゴール)を持つこと。自尊心(エフィカシー)が自分の人生を楽しく生きる鍵だということを強く認識しよう」と説かれています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html
気づかれた方も多いと思いますが、これはまさにコーチングの考え方そのものです。
コーチングの元祖であるルー・タイス氏と苫米地博士が開発したセルフコーチングプログラムである「PX2」と「TPIE」は、21言語に翻訳されて、世界の60か国で導入されています。
このうち子ども・青年と親および教師を対象としたPX2は、海外では有料のプログラムですが、日本では2011年から教育機関への導入に関しては無償で提供されています。ファシリテーターと呼ばれるコーチ陣がボランティアで出張し、直接導入を指導します。
これはルー・タイス氏が、日本の若い人たちの学習意欲や向上心を高く評価した証です。さらには、PX2を世界に広げることで「ホープギャップ」を克服し、世界平和を実現してほしいという日本の次世代のリーダー達への願いでもあります。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11301259.html
残念ながら、ルー・タイス氏は2012年にお亡くなりになってしまいましたが、その願いは「希望」となって受け継がれています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html
第四章(PMⅠ-04-12)で、スピリチュアルペインの正しい定義は「自己の存在と意味がわからないことから生じる苦痛」とするべきであり、がん等の診断と同時に開始される緩和ケアの中だけで行われるものではなく、もっと早い段階から取り組むべきものであると書きました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html
その段階というのは「自分という存在についての内省が始まる中・高校生の頃がふさわしい」と私は考えています。その頃からスピリチュアルペインは始まっているといえるからです。
PX2を学ぶことで、自由意志で、未来側から、“自分”を創造していくことができるようになります。それはスピリチュアルペインを克服するための緩和ケアといえます。よって、このPX2プログラムは、子どもたちへの人生最大のプレゼントとなります。
追加しますが、PX2の受講資格は、現在、医療・福祉関連の法人にも拡大されています。ただし、その運営母体であるBWFインターナショナル本部が認定する公益的な活動をしている法人に限られます。詳細はBWF事務局(HP:http://bwf.or.jp/)に御確認ください。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7702480.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7702640.html
(つづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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