PMⅠ:The Power of Mind Ⅰ
PMⅠ-05:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ
PMⅠ-05-29:自分を縛るたったひとつのルール ―後編-
この章(第五章)では、苫米地理論(ベチロン)で教育を考察していきます。
自分を縛るたったひとつのルール ―後編-
…「消極的自由」とは、「フリーダム」「リバティ」の和訳として日本語に置き換えられた「自由」のことです。そして、仏教に由来する日本語本来の「自由」が「積極的自由」にあたります。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html
バーリンが生きたのは二つの世界大戦が起こった時代です。その悲惨な経験の中で、自由を求めることが、一歩間違えると、戦争につながることに気がついたのです。
一方で自由を求めながら、一方で「戦争と差別のない世界の実現」を目指す未来において、このことは決して忘れてはならない大切な“戒め”です。
しかしながら、たとえ大きな危険があろうとも、私たち人間は自由であるべき存在です。自由を追求すべき存在です。
自由を追求しながら、同時に自己責任を徹底する。そして、抽象度を高めることで「自我=私」の定義を広げていく
…それが現代に生きる私たちが挑戦するべき生き方です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html
そして、その生き方は、社会性を身につけることを目的として幼児教育として家庭で始まり、学校で学びながら完成に向かい、社会の中で発展していきます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10256634.html
その間に抽象度が上がり、人間形成が行われていくのです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html
では、「自律ができているのか?」「自己責任を果たしているのか?」をどうやって確認すればよいのでしょうか?
自由を履き違え、全体主義に傾き、戦争を引き起こすことを防ぐためにどうすればいいのでしょうか?
その答えは苫米地博士に学びました。自分を縛るたったひとつのルール…「フェアネス」です。
「私は(私たちは)フェアか?」
「社会に対しての私の(私たちの)言動はフェアか?」
…その視点で常に自分を見つめ続けることができれば、必ず自律できるようになります。そして、全体主義に走ることを防ぐことができます。
フェアネスを基準とする自由こそが“真の自由”です。そして、フェアネスを基準とする社会こそが“真の平和な社会”です。
その「フェアネスを基準とする自由」へ到る道を教え、サポートすることが教育の真の目的です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9034343.html
ただ「自らに由る」ことで心から望む「本当の私」になるのと同時に、抽象度を上げて社会性を身につけていく …それは苫米地理論を学ぶことから始まります。
そして、コーチングを実践し、本当にやりたいこと、「want to」だけをする人生に挑戦し続ければ、そしてフェアネスを意識し続ければ、その先にはきっと真の平和があります。
純粋に自分の意志によって選択したものこそ、本当の夢であり、目指すべきゴールです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
自ら定めたゴールに挑み続ける人生はいつもエキサイティングであり、充実した生を全うすることができます。そんな心の状態が物理空間での体にもあらわれた結果、健康が実現します。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165888.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859896.html
私は確信しています。真の教育の結果として、本当の夢、ゴールを追い求める生き方が当たり前になったとき、人間は生まれながらに自由な存在であることをみんなが理解し、社会全体が明るく平和になり、やがて「空(くう)」に到達することを。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html
(つづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
コメント