苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

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 「一人ひとりの心の平和がひろがることでWorldPeaceが実現している」というゴールに向かって、その福音となるコーチングや苫米地理論について御紹介しているブログです。未読の方はぜひ「The Power of Mind Ⅰ(全九章)」をお読みください↓
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F-145:不要不急 vol.6;自身の機能・役割を「不要不急」と言われたら<後編>

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため、今春(2020年)、日本中が自粛ムードに包まれました。にぎわいが消えた町の様子はまさに「沈黙の春」のよう。自粛期間中、よく耳にしたのが「不要不急」という言葉でした。

その「不要不急」について考えてみたいと思います。シリーズでお届けします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22636357.html

 

vol.1;重要度と緊急度 <ワーク付き>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22705015.html

 vol.2;「不要不急」や「重要緊急」を決めるもの

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22775911.html

 vol.3;レジリエンス <ワーク付き>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22878502.html

 vol.4;レジリエンスをコーチング理論で考える <ワーク付き>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22931091.html

 vol.5;自身の機能・役割を「不要不急」と言われたら<前編>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22999458.html

 

「重要不急」を吟味し実践することは人生を豊かにすることに間違いはありませんが、抽象度が低い場合豊かになるのは自分だけです。それを「趣味」といいます。

 「重要不急」の抽象度が上がっていくほど、より多くの人々が豊かになっていきます。豊かさが縁起空間(社会)に拡散していく感じです。そんな機能・役割のことを「職業」「仕事」といいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 もちろん「重要緊急」な機能・役割も重要です。むしろ緊急であるほど優先度は高いといえるでしょう。しかし、それでも私には「重要不急」なものこそが豊かな未来実現の鍵だと思えてなりません。

 

 なぜなら、「重要緊急」であるほど現状に囚われるから。ここでいう“現状(SQStatus Quo)”には「このまま続く時間軸上の未来」も含まれます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691658.html

 

 F-140/vol.1で<「重要不急」を観るワーク>を行っていただきました。ワークの間に第一領域:「重要緊急」を書きだした方は、その内容を再確認してください。

 (ワークに取り組んでいない方は今どうぞw↓)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22705015.html

 

 「重要緊急」な取り組みはたいてい“現状”の中にあります。それも「理想的な現状」「最適化された現状」です。重要性(度)と同様、緊急性(度)を生みだすものも「これまでの価値観」です。そして、その価値観をうみだすものは過去の記憶(教訓)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 

重要度&緊急度マトリックス-3(ver2)



F-142/vol.3で取り上げたレジリエンスでいえば、今までのコンフォートゾーン(CZ)を下向きに外れてしまった状況(②)が緊急性(度)を生みだします(重要性を生みだすのはゴール!)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

その時行うべき「重要緊急」とは、今までのCZへの復帰であり、過去の記憶でつくられた価値観への回帰です(②→③)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22878502.html

 

 そのような意識状態で「重要緊急」に取り組めば取り組むほど、ますます現状に縛られていくはずです。それはスコトーマをますます強化してしまうことでもあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

そんな第一領域:「重要緊急」に対して、第二領域:「重要不急」内にあるものはレジリエンスの図での③から④への飛躍を後押しするものです。すなわち、それまでのCZを超える方向に引き上げるもの。「人生を豊かにする」とはそういう意味です。

それは無人運転や自動運転から脱却し、自らの自由意志と責任で人生を切り拓く“自立”にも通じます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

    Normal Operations ←継続的なモニタリング
第二領域「重要不急」

    ShockCascading ←最低ラインの確保
第一領域「重要緊急」

    Recovery Phase ←準平常ラインの設定
第一から第二領域への移行期

    Restoration Phase ←さらに高いラインに回復
第二領域「重要不急」

 

 

レジリエンスカーブ(191104バラだん)

「バラいろダンディ」(東京MX2019114日放送回)より引用

https://www.youtube.com/watch?v=CZyGvCXnCGI

 


もしも「不要不急」と誰かに言われたとしても、自分にとって「重要不急」であれば、それは立派な趣味。何も恥じる必要はありません。その重要性(重要度)の抽象度を上げれば上げるほど、より多くの人々に役立つ機能・役割(職業、仕事)へと変わっていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

そして、その機能・役割が「不急」であるほど、それは“現状”を突き破る力となる可能性を秘めています。だから「不要不急」と言われても全く気にすることはありません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

 

今回のコロナ禍は「何が人生の第二領域:『重要不急』なのか?」をあらためて見直すチャンスです。大切なのは抽象度の高いゴール! ぜひ御自身のゴールを見直してください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 前頭前野内側部をさらに活性化させながら自由意志で生きるからこそ、自身の心に真の平和が訪れます。「平成(内らかにして外る)」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16660261.html

 

 一人ひとりが「平成」を実現し、「平成」を実現するための知識とスキルをひろげていったその先に、きっと“無敵”が待っている

私はそのように信じています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 先月から(20206月~)はじまっている苫米地式認定マスターコーチ 青山龍さんと私CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching Project」は、私の第二領域:「重要不急」に存在している“無敵”に向かうための大切な取り組みです。

「マインドの健康」「心の平和」が当たり前になっている未来を一緒に目指しませんか?

参加をお待ちしております。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22517545.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 よく誤解されるので再度強調しますが、「趣味」はとても重要です。コーチングにおいてはもちろん、ヒーリングにおいても。下記ブログ記事で解説しています↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

 

 

-追記2

重要度や緊急度は不変ではありません。「意味は状況で決まる」のと同様、その時の状況でどんどん変わっていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

例えば、大規模災害の時は、医療を必要とする者の数と実際の医療資源との関係により、優先度(重要度と緊急度での順位づけ)が刻一刻と変化していきます。その変化を意識しながら患者を選別していくことが「トリアージ(triage)」です。

次回(F-146~)より、「トリアージ」をコーチの視点で考察します。お楽しみに。

 

 

-関連記事-

F-027~:プロとアマの違い

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268331.html

F-035~:クライシス(危機)の本質

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_395184.html

F-078~:ヘンリー・フォードの教え

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_342433.html

S-04~:さぁ「人間関係を克服する旅」をはじめよう!(目次)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

Q-147191019/20 鹿児島セミナーレポート -04;心と身の関係

 

201910月に、鹿児島県鹿児島市(191019)と霧島市(191020)で、一般向けのコーチングセミナーを開催しました。両会場ともテーマは「万全の心身で“今”を生きる」。

ぜひ「人生の最終段階(End of Life Stage)でのゴール(機能・役割)」についてイメージしながら読み進めてください。

 

 01;セミナー概要

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22818842.html

 02;「未来からの時間の流れ」~未来をうみだすものは?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22896681.html

 03;「時間の流れにのる」~時間の流れにのった結果、到達するのはどこ?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22979265.html

 04;「万全の心身」~心と身の関係は?

 05;「万全の心身」~心身が万全(=健康)とは?

 06;「“今”を生きる」~“今”とは?

 07;「“今”を生きる」~生きるとは?

 08;「“今を生きる」~“今”を生きるために必要/重要なことは?

 

 

04;「万全の心身」~心と身の関係は?

 

 セミナーのテーマは「未来からの時間の流れにのって、万全の心身で“今”を生きる」。

時間の流れの源である未来をうみだすものはゴール。その流れにのった結果到達するのは「空(くう)」のはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 次に「万全の心身」について考えましょう。まずは心と身の関係から。

 

私の母校である鹿児島大学医学部には心身医療科があります。じつは日本の心身医学の草分け的存在で、その誕生は九州大学に続いて第一内科(当時)に心身症グループが立ち上がった40年以上前までさかのぼります。

現在でも心療内科の講座と診療科の両方がある大学は、九州大学、東京大学、東邦大学、関西医科大学、そして鹿児島大学の5大学のみということですから、私はかなりラッキーな学生だったといえます(さらに当時国立では2校にしかなかったリハビリテーション科もありました)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306438.html

 

医療の現場にいると日々痛感しますが、日本の医療は西洋哲学がベースになっています。

「存在があり、関係が生まれる」というその根底にある考え方を医療に当てはめると、「病があり、それを診断し治療する」という感じです。

 

「病が“ある”」「体が“ある”」といえるのは、(あたりまえと感じるでしょうが)「物理空間が“ある”」ことが大前提になっています。

 

 ルネ・デカルト(15961650年)に代表される物心二元論(実体二元論)は、「この世界にはモノとココロという本質的に異なる独立した二つの実体が“ある”」というものです。実体とは「他の何にも依らずそれだけで独立していて存在しうるもの」のことで、アプリオリ(ア・プリオリ)と表現されます。

 

 物理空間に実在する体と、体とは別にどこかに存在する心が、「強い相関関係をもつ」というのが心身医学(心療内科)の根底にある考え方です。それを心身相関と表現します。体と心が別々のものであるという大前提のもと、体を対象にしているのが心療内科で、心を対象としているのが精神科です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13958654.html

 

不完全性定理や不確定性原理が証明された現代においては、「神が創造した完全なる宇宙では始まりにすべてが決まっている。そして、その初期値と連続する因果の当然の帰結として現在の個々の思考や行動がある」という西洋哲学の因果律は完全に崩壊しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

「病が“ある”」「体が“ある”」ことを真とする「物理空間が“ある”」という大前提が崩れたのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

 では、心と身(体)の関係について、どのように考えればよいのでしょうか?

 

 そのヒントとなるのが、前回(Q-146)御紹介した「宇宙の構造」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22979265.html

 

情報量の大小を軸とすると、宇宙は四角錐のような階層構造をしていると考えることができます(「物理空間=四角」という意味ではありませんw)。その軸のことを「抽象度(Levels of Abstraction)」と呼びます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 

宇宙の構造



最も情報量が多い宇宙の底面が物理空間(物理宇宙)です。もちろん、身体はこの最下層(物理空間)に存在します。そして、心とは、すべての階層にまたがる情報処理(現象)のことです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14106619.html

 

つまり、「すべてが情報であり、その情報処理(心)の底面(物理空間)への写像が身体である」ということ。心と身、心と体は同じもので、抽象度の違いにすぎません。「情報空間では体のことを心と呼び、物理空間では心のことを体と呼ぶ」ということです。

それは、「心と体は強い相関関係を持つ」「心身は密接に結びついている」というデカルト的な見方とは全く異なります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306445.html

 

心と身(体)は同じもの

よって、心だけ、あるいは身体だけの健康というものはあり得ないといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859675.html

 

Q-148につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 「心と体は同じもので抽象度の違いにすぎない」のと同様に、「わたし」と「あなた」も同じもので抽象度の違いにすぎません。その理解が「本当の幸せ」を得る鍵となります。

シリーズ編第4弾で取り上げます(目次はこちら↓)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

-追記2

 「わたし」と「あなた」が違うことを前提に、「わたし」の利益を最大化しようとする考え方が「ゲーム理論」です。それは釈迦が説く「縁起」とはまったく異なります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14401412.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 今回取り上げた心身の捉え方の違いは、ゲーム理論と縁起の違いと同様に“まったく異なるもの”です。ヒーラーとしてはもちろん、コーチとしての技量も左右する、とてもとても大切な知識といえます。

 

 

-関連記事-

Q-064~:認知的不協和と頭痛(ヒーリングとコーチングの関係)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268333.html

F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268334.html

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_396235.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching Project」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(お申し込みはこちら↓)

 http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 


ブログ・シリーズ編

S-04:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

S-04-10:自分を変えることができない理由 -3

 

問題です。

鏡の中の自分に微笑んでもらうためにはどうすればいいでしょうか?

私の答えは、このシリーズの最後でw

 

 告知(I-038):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22227952.html

 S-04-00(目次):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

人は、コンフォートゾーンを変えない限り、この制約から逃れる術はありません。

つまり、「すべての重要な変化は、まずは心の中で生みだされ、現実化し、世界に広がっていく(by ルー・タイス氏)」ということ

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

では、そのことを踏まえた上で、今回もこのケースを例に考えてみましょう。

認知症によるBPSDBehavioral and Psychological Symptoms of Dementia …以前は周辺症状と呼ばれていた暴力、不潔行為、幻覚、せん妄などの行動・心理症状)として徘徊が目立っていた高齢男性患者さんが肺炎のため入院しました。

幸い呼吸状態は改善しましたが、治療の間に下肢筋力が低下してしまいました。歩行はとても不安定でしたが、病識がなく徘徊しようとするため転倒の危険が高まっていました。

そこで病院は転倒事故防止のために腰ベルトを用いた車イス離床を行うことを提案しました。ところが「親父を縛りつけるのか!」と家族が強く反対するため、なかなか実行できないでいました。そうこうするうちに患者さんが転倒してしまい、大腿骨頸部(太ももの骨の付け根)を骨折してしまいました。

担当者は御家族に連絡し、丁寧に説明しました。すると、「骨折とはどういうことだ!この病院の安全管理はどうなっているんだ!! 責任者を出せ!!! 」と怒りまくっています。

そのキレ方があまりにも激しいので、担当者はとてもショックを受けました

 

このような場合、担当者には2つの対応の仕方があります。

「だから、腰ベルトを用いた車イス管理にしましょうと言ったではないですか。『それはやめろ』と言ったのはあなたでしょう!」と、自分には責任がないことを前提に相手を責めるパターン。

もうひとつは、相手を責めたい気持ちをぐっとこらえて、「それだけ父親を思っているのだな。転倒により骨折する可能性はしっかり伝えたはずだが、しっかりイメージできていなかったんだな。もっといい伝え方はできなかったかな?」と、客観的に状況を見ようと努め、自分の責任も認めるパターン。

前者が「他責」、後者が「自責」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22599317.html

 

後者の「自責」の場合、無意識は「転倒は望ましくないこと」、つまり「コンフォートゾーンの外側の出来事」と認識します。「転倒事故が起こったという事実」は「私(私たち)らしくない」と認識されるのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

すると、ホメオスタシスフィードバックが「転倒事故が起こらない」ように働きます。その実現(転倒再発予防)に向けて創造的無意識が働き、スコトーマが外れ、今まで気付かなかった新たな取り組みをどんどん“発見”していきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

当然、その時の心の状態は「want to」。傍から見ると、モチベーションがとても高く、やる気がみなぎっているように見えるはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

それに対して、前者の「他責」の場合、「転倒は自分のせいではない。だから、仕方がない」とセルフトークを行っていることになり、ホメオスタシスフィードバックが「現状肯定」「現状維持」に働きます。つまり、無意識が「(自分は)何もする必要はない」あるいは「(自分は)何も変えなくていい」と判断してしまうのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

さらに厄介なのは、もしもまわりが転倒再発予防のために「何かを変えよう」とすると、その取り組みを妨害してしまうこと。「他責」の人にとっては「転倒事故が起こる現状」がコンフォートゾーンになってしまっているからです。「何かを変えること」はコンフォートゾーンを壊す不快な行為に感じられます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13837769.html

 

医療・介護に携わる人々は誰もが、意識下では、「転倒事故は起こって欲しくない」と願っているはずです。

しかし、「他責」を選択した瞬間に、無意識は「転倒が起こった現状」を維持しようとしてしまいます。その結果、その人が個人的に変化(進化、向上)できないだけではなく、変化しようとするチームの足も引っ張ってしまうことになります。
 ドリームキラーの誕生です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

人間関係に軋轢を生じ、自分自身の心の傷を深くしてしまい、そして、いつまでも変化(進化、向上)することができず、チームの足も引っ張ってしまう

 

それが、「自分中心」という生き方です。

 

 

Q:自分を変えることができない理由は?

A:縁起を理解しておらず、「自分中心」だから

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 

自分を変えるために必要なのは、何者にも束縛されない本来の自分を取り戻し、自分本来の“幸せ”を求めていく強い意志です。そのためには「自分にとっての“幸せ”とは何か?」をしっかり定義しておく必要があります。

しかし、多くの人は自分の“幸せ”がわかりません。自分のことなのに、なぜ“幸せ”を感じられないのでしょうか?

 

次回からは「本当の幸せを感じられない理由」がテーマです。

 

 (S-04-11につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-参考書籍-

苫米地英人コレクション3

「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(開拓社、復刊版)

 

 

F-144:不要不急 vol.5;自身の機能・役割を「不要不急」と言われたら... <前編>

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため、今春(2020年)、日本中が自粛ムードに包まれました。にぎわいが消えた町の様子はまさに「沈黙の春」のよう。自粛期間中、よく耳にしたのが「不要不急」という言葉でした。

その「不要不急」について考えてみたいと思います。シリーズでお届けします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22636357.html

 

vol.1;重要度と緊急度 <ワーク付き>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22705015.html

 vol.2;「不要不急」や「重要緊急」を決めるもの

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22775911.html

 vol.3;レジリエンス <ワーク付き>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22878502.html

 vol.4;レジリエンスをコーチング理論で考える <ワーク付き>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22931091.html

 

 前回(F-143/vol.4)、こんなワークを紹介しました。

<ファイト・オア・フライトを防ぐ(すぐに回復する)ためのレジリエンス各フェースのポイントを考えるワーク>

Q1:大前提となる「ゼロトラスト」は?

Q2:各フェース(①~④)での取り組みを考えてください

    Normal Operations ←継続的なモニタリング
第二領域「重要不急」

    ShockCascading ←最低ラインの確保
第一領域「重要緊急」

    Recovery Phase ←準平常ラインの設定
第一から第二領域への移行期

    Restoration Phase ←さらに高いラインに回復
第二領域「重要不急」

 

 

レジリエンスカーブ(191104バラだん)

「バラいろダンディ」(東京MX2019114日放送回)より引用

https://www.youtube.com/watch?v=CZyGvCXnCGI

 


 私の回答はこんな感じです。

A-1:大前提となる「ゼロトラスト」とは、「誰もが不安・恐怖や怒りの情動により『ファイト・オア・フライト』に陥る可能性があるという認識」

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

A-2:各フェースごとの取り組みは

    want toか?」「リラックスしているか?」等自分や仲間の状態を常にモニタリング

F:不安・恐怖、O:義務感、G:罪悪感が忍び込んでいないか?)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22390484.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

    不安・恐怖や怒り・イライラなどの情動を感じたときは、「ファイト・オア・フライト」や「2つの怒りとその間の論理的思考」などを思い出し、前頭前野優位を取り戻し衝動的な言動を自制しながらゴール設定(情動脳から論理脳へ)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html

    「時間の流れ」をふまえ「いい機会だ」と再解釈しながら、スコトーマが外れて得た新たな気づきを踏まえゴールを再設定。新たなゴールに向けて動きだす(論理脳から社会的情動脳へ)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

    ドリームキラーとの戦いを楽しみながらゴールへと邁進。さらなる“現状の外”へゴールを再々設定していく

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

このワーク自体が①のフェースで行うべき第二領域:「重要不急」の取り組みになります。「ファイト・オア・フライト」に陥らないために(すぐにリカバーするために)、ぜひ毎日のスケジュールに落とし込み習慣化してください。

 

 

 …では、今回のテーマに入りましょう。

 2020226日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、安倍晋三首相は日本全国を対象に「イベント中止・延期要請」を行いました。Perfume(東京ドーム)やEXILE(京セラドーム大阪)のコンサートが当日開場直前に中止になったのをはじめ、文化イベントやスポーツ大会が相次いで中止となりました。先日(同619日)、プロ野球が3カ月遅れで開幕しましたが、無観客での開催が続いています(同6月末時点)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21664055.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21664503.html

 

文化芸術関連やスポーツだけではなく、多くの人の“日常”も変わったはずです。出社時間をずらした人、出社そのものを減らしリモートワーク(テレワーク)中心になった人、自主休業を強いられた人、偏見や誹謗中傷に負けずに働き続けるも経営悪化に直面している医療従事者など

コンフォートゾーンが崩壊していく混乱の最中、リーダー達がよく口にしたのが「不要不急」でした。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 それまでのコンフォートゾーンが崩れ、さらには病や死の臨場感が高まっている中での「不要不急」という言葉は、多くの方々の心に重く響いたはずです。
 

自分の仕事は意味がないと言われたような気がして傷ついた

存在価値がないかのように扱われ悔しかった

せめて不急という言葉だけにしてほしい
 

 私のまわりでもそんな声をたくさん聞きました。

 

 F-140/vol.1に書いたとおり、私自身は第二領域:「重要不急」(下図黄色の部分)を常に意識しています。時間管理やゴールの見直し(バランスホイールの確認)に役立つからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22705015.html

 

 

重要度&緊急度マトリックス-3(ver2)



 しかしながら、最も重要な理由は、「時間管理」や「ゴールの見直し」をはるかに超えた次元にあります。それは

第二領域:「重要不急」にカテゴライズされる機能・役割は人生そのものを豊かにする

 ということ。

 

 「不要不急」という言葉を浴びせられたとき、「不急」であるからと落ち込む必要はありません。繰り返しになりますが、むしろ「不急」なものの中にこそ、人生をよりよくするためのヒントが隠されています。

 本当に問うべきなのは重要性(重要度)の方。さらにいうと、重要性(重要度)の抽象度です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 「重要不急」を吟味し実践することは人生を豊かにすることに間違いはありませんが、抽象度が低い場合豊かになるのは自分だけです。それを「趣味」といいます。

 「重要不急」の抽象度が上がっていくほど、より多くの人々が豊かになっていきます。豊かさが縁起空間(社会)に拡散していく感じです。そんな機能・役割のことを「職業」「仕事」といいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 もちろん「重要緊急」な機能・役割も重要です。むしろ緊急であるほど優先度は高いといえるでしょう。しかし、それでも私には「重要不急」なものこそが豊かな未来実現の鍵だと思えてなりません。

 なぜなら

 

F-145につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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Q-146191019/20 鹿児島セミナーレポート -03;時間の流れの行き着くところ

 

201910月に、鹿児島県鹿児島市(191019)と霧島市(191020)で、一般向けのコーチングセミナーを開催しました。両会場ともテーマは「万全の心身で“今”を生きる」。

ぜひ「人生の最終段階(End of Life Stage)でのゴール(機能・役割)」についてイメージしながら読み進めてください。

 

 01;セミナー概要

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22818842.html

 02;「未来からの時間の流れ」~未来をうみだすものは?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22896681.html

 03;「時間の流れにのる」~時間の流れにのった結果、到達するのはどこ?

 04;「万全の心身」~心と身の関係は?

 05;「万全の心身」~心身が万全(=健康)とは?

 06;「“今”を生きる」~“今”とは?

 07;「“今”を生きる」~生きるとは?

 08;「“今を生きる」~“今”を生きるために必要/重要なことは?

 

 

03;「時間の流れにのる」~時間の流れにのった結果、到達するのはどこ?

 

 セミナーのテーマは「未来からの時間の流れにのって、万全の心身で“今”を生きる」。

時間の流れの源である未来をうみだすものはゴールです。その流れにのった結果到達するのは

その前に、まずは「宇宙の構造」について考えてみましょう。

 

 過去のブログ記事でも取り上げているとおり、現代分析哲学(存在論)は「宇宙の構造」を解き明かしました。情報量の大小を軸とすると四角錐のようなイメージです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14106619.html

 

 

宇宙の構造


私は、コーチングの際はもちろんのこと、ヒーリングや医療・介護においても、「宇宙の構造」を体感しながら行う(受ける)ことがポイントになると思っています。

 生命(現象)とは、情報空間と(情報空間の底面である)物理空間に、同時かつ連続的に存在しているものだからです。「宇宙の構造」を意識しながら生命現象を定義すると、情報が物理空間に写像としてあらわれた瞬間が「生」であり、物理空間に存在し得なくなった瞬間が「死」であるといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

 理解の鍵になるのが「抽象度(ちゅうしょうど、Levels of Abstraction)」という概念。

 実在するものはもちろんのこと、(実在はしていない)概念だけのものもすべて、抽象度により階層化された「宇宙(の構造)」に分散的かつダイナミックに存在しています。

 例えば、我が家の「さくら」は、物理空間では11歳の具体的な存在ですが、ひとつ上の抽象度の階層では「ラブラドールレトリーバー」という抽象的な概念に変わります。更に上位の抽象度に上がるごとに →「犬」→「哺乳類」→「動物」→「生物」→となります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 

このように「宇宙」は階層化された概念の集合です。

下位の階層に降りる(「抽象度が下がる」「抽象度を下げる」)ほど情報量が増え具体的になります。「犬」→「ラブラドールレトリーバー」→「さくら」というように。

反対に、上位の階層に上がる(「抽象度が上がる」「抽象度を上げる」)ほど情報量が減り抽象的になっていきます。「犬」→「哺乳類」→「動物」というように。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 

 イメージできたでしょうか?

 

 イメージができたら、今度はその構造に心理学者 アブラハム・マズロー(1908~1970年)の「欲求階層説(自己実現理論)」のイメージを重ねてみましょう。

マズローは「人間は自己実現に向けて絶えず成長する生き物である」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化しました。

1)自己実現の欲求(Self-actualization

2)承認(尊重)の欲求(Esteem

3)所属と愛の欲求(Social needs/Love and belonging

4)安全の欲求(Safety needs

5)生理的欲求(Physiological needs

です(下図)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 

 

自己実現理論(Wikiより引用)

欲求階層説(自己実現理論)

Wikipediaより引用

 


認知科学者 苫米地英人博士は、この「欲求階層説」について、「人間の欲求が、最も抽象度の低い物理空間(脳幹レベルの欲求)から、しだいに抽象度の高い情報空間(前頭葉レベルの欲求)へと段階的に上がっていくことを説明したものだ」とコメントされています。

つまり、これが「人間形成」の階梯であり、その本質は「抽象度を上げること」であるということ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

 最後に「エントロピー」を考えましょう。

エントロピーとは、簡単にいうと、「物事の乱雑さの度合い」です。一般的には「時間の経過とともにエントロピーは増大する」と考えられています。「コーヒーにクリームを入れたら徐々に混ざっていく」「ガラスの花瓶が落下したら粉々に砕け散る」ようなイメージです。シンプルに表現をすると、「エントロピーの増大」とは「秩序→混沌(混乱)」。

 

英国の天文学者 アーサー・エディトン(1882~1944年)は、この性質を「時間の矢(Arrow of Time)」と表現しました。それは「時間は過去から未来に向けての一方向にしか進行することがない(非対称性)」という意味で、先程の例えでいえば「クリームが混ざったコーヒーからクリームを取り出すことはできない」「粉々に砕け散ったガラスから元の花瓶は復元できない」という感じです。

 

抽象度でいえば、上位から下位の階層への一方向にしか進むことができず、元(下から上)へは戻れないということ

 ところが、先程の「欲求階層説」で示されているとおり、人は時間の経過とともに抽象度の階層を上がっていく存在です。その「混沌(混乱)から秩序に向かう」体感を言葉にすれば、「時間の流れにのって進化・向上し、竟(つい)に宇宙のトップに到達する」という感じでしょう。もちろん、そのトップとは「空(くう)」のはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

Q-147につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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Q-064~:認知的不協和と頭痛(ヒーリングとコーチングの関係)

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-告知-

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