苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

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F-397:ヘンザイ <後編;「遍在」と「偏在」>

 

 前々回(F-395)までのテーマは、「ナイセイカンショウ」。

 

今、どんなイメージが浮かんでいますか?

F-392~:ナイセイカンショウ

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 前編;ちょっと混乱

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 後編;「遍在」と「偏在」

 

 

  遍在と偏在

 

 この2つの言葉を眺めながら、「ヘンザイ」の使い分けと統合がコーチングの実践にとても重要であることに気がつきました。

 F-289:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.2;超人脳

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 「ヘンザイ」を調べると、このように書かれています(デジタル大辞泉)

  遍在:広くあちこちにゆきわたって存在すること
  偏在:あるところにだけかたよって存在すること

 どんなイメージが浮かびますか?

 

 

 私は「抽象度」を用いて“立体的”にイメージしました。言語化すると

 

  遍在:潜在的な情報(可能性)としてひろく存在 → 冗長性

  偏在:具体的な情報(確定性)としてピンポイントに存在 → 多様性

 

 という感じ。

 

 「冗長性(redundancy)」とは、「冗長化して安全性や信頼性が確保されている」という意味。「冗長化」とは、「余裕を持たせる」というポジティブな表現で、具体的にはシステムや機材を複数用意し故障などのトラブルに備えることやデータをバックアップすることをいいます。

 F-269~:冗長性と多様性

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 抽象度の説明で用いる下図でいうと、上にいくほど「遍在」、下にいくほど「偏在」といえるはず。

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 コーチングのコアである「ゴール」を用いて表現すると、「職業」「趣味」「家庭」「社会への貢献」などすべてのカテゴリに気を配っている状態が「遍在」。「職業」など特定のカテゴリに全集中している状態が「偏在」でしょう。

  遍在:すべてのカテゴリに気を配っている状態 = concentration
  偏在:特定のカテゴリに全集中している状態  = focus of attention

 

 *「concentration」と「focus of attention」についてはこちら↓

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

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 何か特定のこと(部分)に集中するほど(focus)、全体像を見失ってしまいがちです。例えば「木を見て森を見ず」というように。

 Q-399:恨みをメールで送りつけたい<後編;恨みをコントロールする方法>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35428965.html

 

 ある程度は「重要度」や「役割(責任)」を意識に上げることでコントロールできますが、それだけだと「森を見て山を見ず」という状態からは抜け出せません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「木も森も山もすべてを見る」ためには、今回のテーマに沿って言い直すと「偏在から遍在まで同時にカバーする」ためには、「〇〇〇」が必要です。その「〇〇〇」のためには、十分な「△△」が必須。

 

 以下、苫米地博士の著書「認知科学への招待」(CYZOp160)より引用します。

 

 

認知科学のパラダイムを乗り越えるための「超情報場仮説」

 「内省的意識」という言葉を使いましたが、こうした言葉を使うと一気に難しく考えてしまう人も少なくないようです。あるいは「自我」という言葉でも置き換えられるのかもしれませんが、いずれにしても、言葉の選び方によって同じ概念でも感じ方がまるっきり変わってしまうことがあります。

 なので、私はできるだけ難しくならないように「抽象度の階段をどうやって上がるか」という言葉を使うことにしています。

 記述できないことをどうやって認識するのかは、「抽象度の階段をどうやって上がるのか」ということだと考えるわけです。

 私の考えは、他の私の著書でも触れている「超情報場」という考え方です。

 ごく簡単に言いますと、この世は初めから抽象度の階段がある世界であって、その世界を普通に移動していれば、勝手に抽象度は上がってしまうということです。

 

 例えば、物理空間(3次元空間)には誰かが何かをしなくても、最初から「高さ」というものがありますよね。

 物理空間を、平面の地図のように2次元的に把握している人たちがいたとします。その人たちはみな、世界は地図のように平面だと思っているわけです。実際、山が見えない広い平野に住んでいる人たちは、そう考えても不思議ではありません。

 その人たちが、あるとき「高さ」という概念を知りました。そして、彼らは「どうすれば私たちは、2次元の壁を打ち破って、『高さ』というものを手に入れることができるのだろうか」と考えます。

 ある人は、「『内省的意識』があれば『高さ』は上がる」と主張します。何だかよくわかりませんよね。そうかもしれませんが、別にそんな難しい話ではなく、もともとこの世は3次元空間なので、平野だとしても、多少のアップダウンはありますから、歩く(移動する)だけで高さは上がったり、下がったりするわけです。

 平野を大雑把に見ると平らに感じられるので、「高さなんてない」と思い込んでいただけの話で、実はもともと高さのある空間にいて、ほんの少しかもしれませんが、すでに高さの上下はしていたわけです。

 平野ではなく、山岳地帯に行ったとたんに、そのことがよくわかるようになります。自分たちは、2次元の平面にいると思っていたが、実は最初から高さのある3次元空間にいたのだと実感することでしょう。でも、ずっと平野に居続けている人には、なかなかわかりづらいものでもあるのです。

 

 私たちは普段、この世界を3次元の物理空間だと認識しています。物理空間の中での行動の最適化が、私たちの思考であると見てきてしまいました。

 例えば、空を飛ぶ鳥を見て、「晩飯にしたい」と思い、罠を仕掛けるという行為は、時間的、空間的推論をしています。

 この時間的、空間的推論ができるようになって、抽象度という概念ができ、前頭前野も発達を遂げてきました。

 この時間的、空間的推論も、「抽象度が上がった」と言えなくもないのですが、よく考えると、結局は3次元空間での時間的、空間的最適化しかしていません。

 時間軸を4次元と呼ぶのは自由ですが、これも3次元空間の時間的な移動にすぎません。その3次元空間の最適化を時間的にやっているだけなのです。

 この章で問題としている「フレーム問題」「レストラン・フレーム」も同様です。

 私たちは常に、レストランとは3次元空間の存在だと認識しています。3次元空間におけるレストランという場所を、形とか色とか状況といった3次元の中で決めようとしています。

 私はこれをやっている限り、この問題は解決しないと思っています。

 私の仮説は、「この世は3次元空間ではないのではないか」というものです。3次元空間よりも高い次元の空間なのではないかということです。

 

 なお、いま「空間」という言葉を使いましたが、この言葉はそれだけで「3次元」の意味をも含む使い方をする(「空間=3次元」と捉える人も多い)ので、混乱しないように「場」という言葉に換えておきたいと思います。

 最初からこの世、この宇宙は3次元よりも高い抽象度を持った「場」なのではないかということです。

 そう考えると、今、私たちが「この世」「この宇宙」と認識している3次元空間(3次元場)は、実は本来の「場」の低い次元の部分にすぎないのではないかと考えられます。

 3次元空間の中の一部として、低い次元の2次元平面や1次元直線を考えることができるのと同じです。

 紙に直線を書いて、その直線を眺めながら「この1次元の抽象度を上げて、2次元にするにはどうすればいいのだろう」と悩んでいる人がいたら、教えてあげましょう。

 「その紙の上を移動すれば、平面になりますよ」と。

 その紙を見ながら「この2次元の抽象度を上げて、3次元にするにはどうすればいいのだろう」と悩んでいる人がいたら、教えてあげましょう。

 「その紙を上下に動かすと、3次元になりますよ」と。

 これと同じようなことが、さらに高次元なところで可能なのではないかというのが、私の考えです。

 

 先ほど、「レストラン・フレーム」のところで、「ここがレストランだとわかるのは、『そこがレストランだから』だ」と言いました。これは、この世は物理空間よりも高い抽象度を持つ「超情報場」なので、その高い抽象度のところに上がれば、そこに「ここはレストランです」と書いてあるのではないかという考え方に基づいています。

 この世は3次元だという前提、思い込みがあったから、「フレーム問題」のようなものが問題とされたのです。

 レストランも、3次元空間の話として定義しようとすると、絶対に「レストラン」と「喫茶店」と「カフェのある書店」と「飲食可能な図書館」との区別はできません。

 でも、3次元空間よりも高い次元の抽象度ではちゃんと区別できるように書かれてあるのです。

 この「場」のことを私は「超次元場」と呼び、さらにそこは「情報場」なので「超次元情報場」と呼んでいるわけです。

 

 この世は、次元がたくさんある情報場だと、最初から認識してしまえば、抽象度をどうやって上げるかとか、内省的自我はどうなっているのかなどについて考える必要はありません。ただ、自由に移動するだけで勝手に抽象度が上がってしまうのです。

 この「超次元情報場」を移動すると、勝手に次元が上がってしまい、レストランなら「ここはレストランです」と書いてあるのがわかるというわけです。

 五感とは違う、何かはわからない感覚器が人間には備わっていて、「超次元情報場」の次元が上がると、「レストラン」と書かれた情報が自然に読み取れてしまうということです。

 

 先ほど述べたアフォーダンスの理論と違うのは、アフォーダンスというのは3次元空間に情報が書かれてあるという考え方なのに対して、「超次元情報場」仮説は超情報場が先にあって、その次元の下がったところに物理場があると考えるところです。

 物理場は超情報場の現れの一つにすぎません。「書いてある」という表現は比喩であり、実際には先にその情報があって、それが物理場で表現されているのです。だから、「書いてある」というよりは、「書いてなくてもわかる」という感じになると思います。

 ですから、アフォーダンスとかサブサンプション・アーキテクチャといった概念は、すでに世代が古い概念だと思っています。

 引用終わり

 

 

 抽象度の階段をどうやって上がるのか

 

 「木も森も山もすべてを見る」「偏在から遍在まで同時にカバーする」ことは、「抽象度の階段を上がる」ことで実現できます。

L-142202111月小学校親子…-05;人の成長や進化・向上は情報空間で起こる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33383147.html

 

 そのためには「ゴール」が必要です。その「ゴール」のためには、十分な「知識」が必須。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「知識」とは、コーチングに関する知識であり、その基盤となる理論に関する知識のこと。引用文内で博士が述べられている「超情報場」に関する知識は、その中核です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

 五感とは違う、何かはわからない感覚器が人間には備わっていて、「超次元情報場」の次元が上がると、「レストラン」と書かれた情報が自然に読み取れてしまう

 

 超(次元)情報場」に関する知識を理解し、コーチングのシステムを体得すると、「超情報場」の移動は自由自在。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

そのときの意識状態を「ヘンザイ」を用いてあらわすと

 

  遍在:一念三千

  偏在:一期一会

 

 という感じ。

 F-359:自由訳「OODA」 <vol.5;コーチとして感じる「OODAループ」の正体>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34957491.html

 

 そんな「遍在」と「偏在」を一言でまとめてあらわすと、「中観」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 そして「遍在」と「偏在」の同時並列的実践が、「ゲバラ主義」であるといえます。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 

 以上、私自身の「ナイセイカンショウ(内省鑑賞)」を言語化してみました。

 

 ゴールを共有する皆さまとの「ナイセイカンショウ(内省干渉)」=コレクティブ・エフィカシーの一助となることを願っています。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけどvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html


 

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-関連記事-

F-371:義を見て為さざるは、勇無きなり <vol.5;エフィカシー=〇〇のレベル=△△の強度>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35558970.html

Q-313:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけどvol.8:レベルの高いコーチングは

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31130216.html

Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

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Q-403~:接遇に関する研修を何度も行っていますが、いつの間にか元の状態に戻ってしまいます。どうすればいいのでしょうか?

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L-205202207月シークレットレクチャー -03;情報空間のエネルギーを認識し活用する

 

20227月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の1回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

01;決して過信はせずに、しっかり確信する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36719650.html

 02;〇〇とは情報である

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36751237.html

 03;情報空間のエネルギーを認識し活用する

 

 

 情報空間中で最も抽象度が低く、物理法則が働くエリアが物理空間

 

 私たちは、つい、物理空間だけを認識してしまいます。そして、物理空間だけで理解し、評価し、判断してしまいがちです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 すると、自分や世界を形作っている抽象度の高い情報空間の関係性を“正しく認識する”ことができないため、シンの問題や課題を見つけることができず(case-side)、解決することもできません(plan-side)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 だから、まずはより抽象度の高い次元に、しっかりと気を向ける必要があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

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 コーチ兼医師としての私にとって、その「高い次元に気を向ける」ことが「診察」です。つまり


  「診」るのは物理空間の現象 =「果」
  「察」するのは高次の情報空間の関係性 =「因」

 

 前回(L-204/02)確認したとおり、「すべてが情報」です。

そして、その情報には階層性があり、双方向的に関係しあいながら、ダイナミックに“自分”や“宇宙”を生みだしています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 縁起の帰結として。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 では前回同様、苫米地博士の著書「脳に免疫力をつければ病気にならない!」(徳間書店)の「イメージが健康をつくる」(p36)より引用し(青字)、解説を加えます。Feel

 

 

イメージが健康をつくる(前回引用分のつづき)

情報空間のエネルギーが健康をつくる

 ここまでで、

 ●人間を含む生命現象は情報処理活動であり、

 ●この世界はすべて情報空間であり、

 ●情報空間の最も抽象度の低いところに物理空間がある、

 という話をしました。

 

 重要なポイントなので繰り返しますが、「すべて情報空間」であり、「情報空間の最も抽象度の低いところ」が「物理空間」です。つまり、「物理も情報である」ということ。

すべてが情報です。

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 それが理解できると、「心と体は密接に関わりあっている(心身相関)」という考えが内包する課題が感じられるようになります。

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

 

 さて、健康の話に戻りましょう。なぜ健康においてこの話が重要なのかというと、物理空間のエネルギーよりも強力な情報空間のエネルギーが健康な心身をつくるからです。

 

 

 物理空間のエネルギーよりも強力な情報空間のエネルギーが健康な心身をつくる

 

 「脳にいい食材」「体にいい食べ方」などは、すべて物理空間の話。それも大切ではありますが、より重要なのは「情報空間のエネルギー」です。

 Q-339~「あなたは食べた物でできている」という言葉は間違っている?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426446.html

 

ところが、多くの場合、そのエネルギーを活用することはできず、そもそも認識することができません。1)知識、2)重要性、3)役割(責任)のいずれかが欠けているから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「高い次元に気を向ける」ことは、自ら 2)重要性や 3)役割(責任)を生みだし、結果として 1)知識を手に入れる ことで実現できます。そのために必要なのが「ゴール」。

はじまりはいつもゴール設定です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 情報空間のエネルギーの強さを理解するために、こんなケースを想像してみましょう。

 飛行機からパラシュートなしで人が飛び降りて死んだとしたら、その人の死因は何だと思いますか?

 地面に叩きつけられたこと?

 落下速度に耐えられず呼吸困難?

 多くの人はそんな死因を想定するでしょう。

 しかし実際には、「死ぬ!」と思うその心理的ショックによる急性心筋梗塞などでショック死するのです。つまり、「死ぬ!」と思う情報空間のエネルギーが物理空間の体を殺してしまうのです。

 

 想像しただけで死んでしまう。これが情報空間のエネルギーです。

 

 考えたことで自分を殺すことができる。そこまで強力なエネルギーを、情報空間(心)から物理空間(体)に向けて発生させられるほどに、情報空間のエネルギーは強力です。

 

 反対に、死が迫るような状況でも「自分は絶対に生きる!」と確信している人は、「生きる!」という情報空間のエネルギーが物理空間の体に働きかけて、生きのびます。

 

 

 この部分を読んでいて浮かんできたのは“希望/HOPE”という言葉。私にとって“希望/HOPE”はとても重要な概念(ゲシュタルト)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 “希望/HOPE”を重要と感じるのは、私の中に強烈な情動記憶があるから。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

“希望/HOPE”は、遥か昔からずっと(A long time ago …)、私のブリーフシステム(Belief SystemBS)のど真ん中にありました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

そのきっかけは“ある映画”との出会い↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615496.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542066.html

 

そして、苫米地博士との御縁により、“希望/HOPE”はさらに重要になりました。

コーチ、ヒーラー/医師、そしてリーダーとしての機能をしっかり発揮し続けるために、“希望/HOPE”が絶対に必要だからです。

Q-068~69:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています

Vol.5;ヒーリングとコーチングの関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14400982.html

Vol.6;セルフヒーリングとセルフコーチングのコツ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14524490.html

 

 

 そんなことは夢物語だと思いますか?

 しかしこれは現在の認知科学では自明のことで、「現実(リアリティ)」とは、「脳が臨場感を持っている情報空間のこと」を指します。

 たとえば映画を観て映画の世界に引き込まれているとき、脳は映画の世界(情報空間)に臨場感を持ち、映画の情報空間を「リアリティ」として認識します。

 

 スクリーンの中でトム・クルーズが銃撃に巻き込まれたとき、それをスクリーンで観ているあなたも心臓がドキドキしたことがあるでしょう。それは情報空間のリアリティに対して体が反応していたということです。そして、それはホメオスタシスが情報空間にも広がっているからです。

 それと同じように、人間の体は、「スネをぶつけてアザができた」というように物理空間での出来事に反応するだけでなく、「風邪が早く治る」と確信すればその「情報空間」のリアリティに対して体が反応し、早く治ります。先ほどの例のように「死ぬ!」と信じた場合には、脳はその情報空間をリアリティとして認識し、体の機能が止まり死んでしまいます。

 

 

 「現実(リアリティ)」とは、「脳が臨場感を持っている情報空間のこと」

 

 この科学的事実をプリンシプル化したものが「I×V=R」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 「I×V」が「R」、すなわち「現実(リアリティ)」であることを体感し体得するために、映画(&音楽)がとても役立ちます。

 F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 

 情報空間のエネルギーは物理空間のあなたの体を書き換えます。そして情報空間のエネルギーは四六時中、人間の体に変化を与えています。

 昨日の夫婦喧嘩を思い出して再び頭に血が上るとか、テレビの幽霊特集を観て血の気が引くとか、小説を読んで泣いたり笑ったりするのも情報空間のエネルギーに対する反応です。

 情報空間のエネルギーは、私たちが普段生きている(つもりの)物理空間のエネルギーよりも圧倒的に強力です。

 たとえば、食事とトレーニングで筋肉を鍛え上げたパワーリフティングの選手も、試合の直前にショッキングな知らせを受け取ると、力を出せなくなります。これは情報空間のエネルギーが物理空間に影響を及ぼした分かりやすい例です。

 そして、これから説明するように、情報空間の強力なエネルギーは、人を病気にしたり、健康にしたりもするのです。

 では、そのメカニズムは? 情報空間と健康がどう関係するの?

 そう思っている方もいるでしょう。

 そこで次に「コンフォートゾーン」について理解していただきます。

 

POINT

情報空間のエネルギーが健康を左右する

 引用終わり(つづきはこちらでどうぞ↓)

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 情報空間のエネルギーは四六時中、人間の体に変化を与えている

 

 情報空間のエネルギー」が変化を与えるのは、もちろん、物理空間上の「」だけではありません。生命は情報であり、生命現象は情報空間中にひろがっています。そのすべてを「情報空間のエネルギー」が書き換えます。

 Q-301:身体的な苦痛や精神的な苦痛を抱えるクライアントさんで、本人が気づいていなかったり、あるいは能動的に解決することを望んでいない場合、コーチは何らかのかかわりを持つべきでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30808832.html

 

 その「情報空間のエネルギー」を、しっかり認識し、フル活用するために行うのが「診察」。その診察とは、「超瞑想」であり、「観自在」の実践である と私は思っています。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

L-206につづく)

 

 

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F-049~:同じ人間なのだから診れるだろう

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L-204202207月シークレットレクチャー -02;〇〇とは情報である

 

20227月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の1回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;決して過信はせずに、しっかり確信する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36719650.html

 02;〇〇とは情報である

 

 

 前回(L-203/01)、医師としての私は「確信の力」をはっきりと感じていると書きました。その力とは、「プラセボ(placebo)」のこと。

 F-157:指一本でも役に立ちたい

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23874668.html

 

 もっとわかりやすくいうと、「イメージの力」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

苫米地博士は、著書「脳に免疫力をつければ病気にならない!」(徳間書店)の中で、「イメージの力」のことを「脳の免疫力」と表現されています。

以下、同書の「イメージが健康をつくる」(p36)より引用し(青字)、解説を加えます。

 

 

イメージが健康をつくる

脳が体を書き換える

 「脳の免疫力」を高める方法は

 ・「情報空間」を味方につけること。

 ・健康な状態をあなたの「コンフォートゾーン」にすること。

 と前述しました。

 

 

 動物の多くは世界と五感でつながっています。見える情報(視覚)、聞こえる情報(聴覚)、匂える情報(嗅覚)、味わえる情報(味覚)、そして触れる情報(触覚)です。

脳(特に前頭葉)が発達した人間の場合、さらに言語情報も含めた6つの情報入力経路(モーダルチャンネル)より得られた情報を自らの脳で処理し、事物や現象や世界を認識しています。つまり

 

認識する世界はどこまでいっても情動だけで構築されている

 

 その情報の世界が「情報空間」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

 1つ目の「情報空間」を味方につけることですが、まず、情報空間という言葉自体、皆さんにとっては聞き慣れないものだと思います。

 これは認知科学で使用する用語で、健康の文脈で単純化していえば、「情報空間=脳/物理空間=体」です。情報空間(脳)は物理空間(体)にさまざまな影響を及ぼします。冒頭で紹介した前屈の実験を思い出してください。「脳は体を書き換える」のです。

 

 

 情報空間=脳/物理空間=体」という表現について、「『情報空間=/物理空間=体』なのではないか?」と困惑する方もいらっしゃるはず。脳は、体と同様に、物理空間上の“実体”であるから。

 

もちろん、そのとおりです。

 「健康の文脈(ゲシュタルト)で単純化」しているので「情報空間=脳/物理空間=体」と表現されていますが、より正確には「情報空間=/物理空間=体」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 さらにいうと、「脳も、体も、心も、すべて情報」であり、“実体”はありません。「脳/体」と「心」はそもそも同じ情報の抽象度の違いに過ぎず、「脳/体と心」でひとつです。

 Q-192:コーチングはマインドを使える人のための… Vol.1;抽象度&ゴール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25534400.html

 

それが「認識する世界はどこまでいっても情動だけで構築されている」が示すこと。

その理を理論化したものが、苫米地理論の第2世代「超情報場理論」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

ハーバード大学の「祈り」の研究

 脳が体を書き換える例をさらに一つ紹介しましょう。

 それは「祈り」の研究についてです。

 アメリカのハーバード大学やコロンビア大学などの名門大学を含む全米70校以上の大学医学部では、「祈り」が治癒に与える影響について真剣な研究が行われています。それらの研究では、医師や家族が患者の回復を祈ると、治癒率が驚異的に伸びるというデータが得られています。

 こうした結果を研究者たちは、こんなふうに結論づけています。「他人に回復を祈ってもらうことにより、患者は自分が治癒したイメージを持ちやすくなり、その治癒のイメージが免疫力を高めて病気の治癒を促しているのだ」と。

 これを本書の理論で説明すると、「祈りを契機に、健康で元気な自分に向かって脳の免疫力が働き、脳が体を書き換えた」ということになります。

 単純化していえば、どのようなイメージを描くかが極めて重要なのです。

 健康で元気な自分のイメージを描けば細胞や免疫システムが活性化し、反対に病気の自分などをイメージすると細胞や免疫システムの活性が鈍ります。

 こうしたメカニズムを応用したイメージ療法は世界中の医療現場で実践されています。ホワイトボードにがんの絵を描き、そのがんを白板消しで消すというイメージ療法で、本当にがんが治ったという報告もあります。

 がんが消える様子が脳内でリアルにイメージされ、脳が体を「自分はがんだ」から「自分は健康だ」に書き換えた結果、がんが治ったのです。

 

 

 医療・介護に携わる方は、誰もが「病気の自分などをイメージすると細胞や免疫システムの活性が鈍る」ことを実感しているはず。

 PM-04-04収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

それを「病は気から」と表現しますが、本当は「健康も病もすべては気から」です。

 Q-249:病気をどのように考えていますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28540879.html

 

ここでいう「気」とは「情報」のこと。

健康で元気な自分のイメージ」という情報に対する臨場感が高いほど、実際に細胞や免疫システムは活性化します。

Q-379自分を下に引き戻そうとする意識が働くことがあります<前編;case-side

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34636842.html

 

 なぜなら、生命とは「情報」だから。すべてが情報です。

 

 

生命とは「情報」である

 「箱を潰す」イメージをすると、それまでより深く前屈できる。

 がんが治る、がんが消えるイメージを持てるとがんが治る。

 これが「情報空間(心)」を味方につけたということです。

 どういうことか説明しましょう。

 先に述べたよう、脳は頭蓋骨の中におさまっていて、外界と触れることはありません。頭蓋骨を切って、大脳を外に出しても、触感がないために脳は外界を感知しません。

 脳が外界と触れるのは、脳の入出力チャンネルである「モーダルチャンネル」(「五感」と「言語」を合わせたもの)を介してのみです。脳は、神経を通じてもたらされる電気信号によってのみ外界を認識します。

 すなわち、脳にとっては生命活動=「情報」なのです。

 私たちが生きているということ、生活しているということは脳にとっては「情報処理活動」なのです。

 

 

 脳にとっては生命活動=「情報」

 

 だから、情報を「自由に認識し、自在に操作する」ことができるようになると、生命活動(現象)そのものを自由自在にコントロールできるようになります。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 ところが、情報を自由に認識することは、決して簡単ではありません。必ずスコトーマが生じるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そして、生命活動(現象)を完全にコントロールすることもできません。不完全性や不確定性が働くから。さらに物理空間においては、物理法則という秩序が働いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 

物理空間は抽象度が低い世界

 一方で、私たちは物理的な空間に生きています。

 これは簡単なことで、皆さんもよくお分かりですよね? 私たちはお腹がすけばご飯を食べ、病気になれば治療をし、眠たくなれば眠ります。つまり、「物理空間(体)」の活動をしています。

 ここでまたひとつ、認知科学の新しい言葉を使います。物理空間は、情報空間のいちばん下の抽象度に位置している。ということです。

 抽象度って何? と思われた方も多いでしょうが、これは要するに「情報量の大小」を言っています。情報量が多ければ多いほど抽象度は低く、情報量が少ないほど抽象度は高くなります。

 

 たとえば、「犬」「猫」より、犬も猫も含んだ「哺乳類」の方が情報量は少なく、抽象度が高い。「人間」は「苫米地英人」より抽象度が高い。しかし「人間」は「霊長類」より抽象度は低い。イメージがつかめましたか?

 なぜ「人間」の方が「苫米地英人」より情報量が少ないかというと、「人間」は「苫米地英人」「前田日明」「山田太郎」といったさまざまな対象を包摂しているからです。

 すべてのものは情報量の大小(抽象度)で序列化できます。

 そして私たちの生命活動はすべて情報処理活動なので、物理空間(体)は情報空間(心)の一部です。情報空間中で最も抽象度が低く、物理法則が働くエリアが物理空間です。物理空間は情報空間の一部であり、抽象度の最も低い空間なのです。

 引用終わり(続きは次回引用します)

 

 

 情報空間中で最も抽象度が低く、物理法則が働くエリアが物理空間

 

 私たちは、つい、物理空間だけを認識してしまいます。そして、物理空間だけで理解し、評価し、判断してしまいがちです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 すると、自分や世界を形作っている抽象度の高い情報空間の関係性を“正しく認識する”ことができないため、シンの問題や課題を見つけることができず(case-side)、解決することもできません(plan-side)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 だから、まずはより抽象度の高い次元に、しっかりと気を向けることが必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

L-205につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

私たちは、つい、物理空間だけを認識してしまいます。そして、物理空間だけで理解し、評価し、判断してしまいがちです

 

 その理由は主に3つあります。

 

1)「物理空間が広大な情報空間の一部分であることを知らない」という知識不足

 Q-180:家族が… -04;「I×V=R」を用いた<イメージをゲシュタルト化する> 後編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25153337.html

 

2)「生命とは何か?」「宇宙とは何か?」という根源的問いに対する関心(重要度)の低さ

Q-066:認知的不協和の状態にあり頭痛が… Vol.3;宇宙の構造と生命(現象)の関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14106619.html

 

3)そもそも役割(責任)がない

F-384:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.4;役割/責任「Intentionality」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36189008.html

 

 では、これら3つに大いに関係することは何でしょうか?

 (答えは↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *スコトーマについて、詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 

-告知1

2025年度のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。次回は2025年秋から配信開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-122:免疫力をあげる!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21245972.html

F-228~:ゼロトラスト

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

F-388:“心身の不調”の一考察 ~苫米地式コーチング認定コーチとして~ <vol.4;新しいエスティームのfirst step

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L-11920219月シークレットレクチャー -07;人間だから持つことができる強大な生命力

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L-141202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33345501.html

 

脳に免疫力をつければ病気にならない!

Kindle版はこちら↓

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I-139:【告知】コーチング・デ・コンパッションクラブ<250525> 受付開始

 

 すべてのはじまりは“現状の外”へのゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

双方向(多次元)の縁起を意識した気楽なクラブ活動をはじめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ(CoacHing de Compassion ClubCHCC)」。

(詳しくはこちら↓)

1

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27936349.html

2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28045280.html

 

 

CoacHing de Compassion Club

 

 

 このクラブ自体のゴールは「コンパッション実現」。コンパッションとは「慈悲」のことです。

20分(~最長30分)のクラブ活動を通じて、「Compassion = 慈悲」を体感&共有しながら、コンフォートゾーン化していくことを目指します。気楽にw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 その実現のためにエンドステートを2つ設定しました。

 (エンドステート、COA、アサンプションはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

1つ目(クラブ活動前半)は認知科学者 苫米地英人博士が教示されるコンパッションを確認していきながら、「お互いにスコトーマを外しあい、知識を習得・共有している」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 2つ目(クラブ活動後半)はお互いにエフィカシーを高めあいながら、「コンパッションを高次の抽象度で臨場感豊かに体感しつつ、物理空間でしっかり実践(実装)している」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 *物理空間(=情報空間の底面)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 毎回、苫米地博士の著書「近未来のブッダ」(サンガ)より引用します。

 初回(220205開催)の反省を踏まえ、今後は告知の際に次回開催時の引用部分を提示することにしました。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 開催は不定期です(最近は第4日曜 午前に行っています)。1週間前までにはブログで告知します。

クラブ活動時間は20分間を予定しています(最長30分)。自由に参加してください(途中入退室可能)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 次回は 2025525日(日) 午前11時(日本時間)~ 開催。受付は5分前からです。

 

 

 申し込みは下記メールアドレスに。件名を「コンパッションクラブ<開催年月日>申し込み」としてください。

例:「コンパッションクラブ<250525>申し込み」

 

 申し込み・お問い合わせ(メール)

coachfor.m2@gmail.com

 

 

 お申込みいただいたら、zoom招待URLを返信します。あとは当日参加するだけです。

*自動返信ではありません。タイムラグを(compassionしながら)お楽しみください

*招待URLの転送等は御遠慮ください。参加できるのは申し込み者のみです

*申し込み時から匿名可とします(クラブ活動時の表示も)。ご自由にどうぞ

*友人や御家族等と一緒に一端末で参加する場合、申し込みは代表者だけでOKです

*クラブ参加時はカメラ・マイクともにオンにしてください。どうしても顔を出したくない方はzoomに搭載されているフィルター機能をご利用ください

(マスク・覆面・仮面のリアル使用も可w

*注意;録音・録画・撮影は御遠慮ください(私も行いません)

 

 

250525>前半のテーマ(引用部分、p70)はこちら↓

 

250525-1:善悪の振れ幅

 

 

 250525>後半のテーマ(引用部分、p210)はこちら↓

 

250525-2:慈悲の人

 

 

 最後にもう一度、「近未来のブッダ」(サンガ、p151)より引用します。

 

 

現代版慈悲は「一緒に楽しみましょう」

 宗教は、たくさんの人に開かれていて、役に立ってこそ存在意義があります。ブッダの時代は「四つの苦をなくしてあげる」といえば、そのニーズは絶大でした。でも、今はそれではだれもついてこないのです。

 ブッダの時代、大衆のニーズに、教えを説いて応えた実績は意義深いです。しかし、今やニーズが違ってきています。そういう意味では、ブッダの教えが有効に人々の役に立っていないような懸念を感じます。

 宗教は、多くの場合は本人の救済に役立ってこそのものです。そういう機能を提供していくことの大前提として、たくさんの人の耳に届く、たくさんの人が聞きたいと思うメッセージを発信していないといけません。ブッダの教えも基本は不変ですが、時代が変わるにつれて説き方もバージョンアップしていくべきですし、コンパッションという考え方もどんどん現代化していくべきです。

 二十一世紀のコンパッションは、「一緒に苦しみましょう」とか、「一緒に憐れみましょう」とか、「私もあなたと同じように苦しんでいるんですよ」でなくていいと思います。もちろん、そういうニーズにも応えますが、もっと一般的な、基本的には現代社会の楽しさや快適さを享受できている人たちに応える「一緒に楽しみましょう」でいいのです。

 引用終わり

 

 

 さぁ、一緒に楽しみましょう!

 縁がつながることを楽しみにしています。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

2つ目(クラブ活動後半)はお互いにエフィカシーを高めあいながら、「コンパッションを高次の抽象度で臨場感豊かに体感しつつ、物理空間でしっかり実践(実装)する」

 

 抽象度が上がるほど具体的な情報量が減っていくので、臨場感は下がっていきます。

ところが、それは「臨場感についての認識の誤解」(by苫米地博士)。詳しくはこちらで↓

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

-関連記事-

Q-265~:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

 

近未来のブッダ



F-396:ヘンザイ <前編;ちょっと混乱

 

 前回(F-395)までのテーマは、「ナイセイカンショウ」。

 

今、どんなイメージが浮かんでいますか?

 

 もしも「内政干渉」と記したなら、各人のイメージのずれはきっと少ないでしょう。これまでの教育等により、なんとなくではあっても「内政干渉」という概念(ゲシュタルト)を共有しているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 もしも白衣を着た私が「ナイセイカンショウ」を「無精管症」や「内性感症」と表現したなら、多くの人はまじめな話だと判断するでしょう。無粋な冗談だとは思わずに。

「医学」や「医療」というフレームで情報処理を行うからです。

 Q-407:ブリーフシステムをゼロベースで観察することがvol.1;フレーム問題>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35931899.html

 

 もしも少しだけ違和感を感じる場合(例えば「ナイカンショウ」「ナイセイショウ」「ナイセイカン」など)は、ちょっと混乱するはず(or すっかり興味を失う)↓

F-392~:ナイセイカンショウ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431017.html

 

 

とくにコーチとしての私が意識しているのは、「ちょっと混乱」を引き起こすこと。その理由は「『Rゆらぎ』のきっかけになるから」です。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

 ゆらぐ(&リラックスする)ほど、より高次の情報空間にアクセスしやすくなります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

コーチングでは関数pの再定義を促すのではなく、可能世界“w1”から別の“w2”に移行することを促す」でいうと、「別の“w2”に移行」することは「Rゆらぎ」なしではできません。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 反対にいうと、他人に「Rゆらぎ」を仕掛けられると、相手にとって都合のよい「別の“w2」に連れ去られてしまうかもしれません。そうとは知らぬ間に。

 S-02-17:洗脳ではなく教育であり続けるための大切な問い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19572431.html

 

 だからモニタリングが重要!

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

最近、私の無意識は強いゆらぎを感知しました。「ヘンザイ」という言葉をきっかけに。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 御承知のとおり、このブログは「苫米地博士の教えをしっかり届ける」ことを目的としています。そのために「博士の大量の著書の中から最もマッチする文章をピンポイントで引用する」ことを心がけています。

 最近引用させていただいたのが「百年後の日本人」(角川春樹事務所、p82)中の「意識の遍在化」(引用文はこちら↓)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36662809.html

 

 その引用文を読みながら、私は「ちょっと混乱」しました。フレームが中断した、あるいは切り離されたような感覚に襲われながら

 F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 以下、苫米地博士の著書「洗脳力」(アスコム、p249)より引用します。

 

 

空間支配のためのフレーム中断とオーバーロード

 空間をコントロールする手法には「フレーム中断」というものもあります。これも内部表現の書き換えの一種です。

 催眠術で起こすような「カタレプシー」もこれで起こすことができます。「カタレプシー」というのは受動的にとられた姿勢を、それが不自然な姿勢であっても保ち続けて、自分の意志で元に戻そうとしない状態のことを言います。

 たとえばこうです。

 「どうもどうも」などと言いながら相手に右手を差し出すと、相手も間違いなく右手を差し出してきます。このとき、相手の目を見ながら、何気なく、すうっと右手を引っ込めます。すると、相手は右手を出したまま、しばらくはその姿勢を保ち続けるのです。握手をするものだと思って出した手が、肩透かしを食らった感じで宙ぶらりんになっているにもかかわらず、その手を引っ込めることをしません。「握手」という一連の動作は一つのフレームとして記憶されており、これが中断されると内部表現切り離し状態が起きるのです。この状態が「カタレプシー」で、一種の催眠状態と言えます。

 思いっきり肩透かしを食らわせてしまうと、相手も気付きますが、握手をしない程度にこちらも宙ぶらりんな位置に手を置いておくと、ほぼ間違いなく相手も手を出したままの姿勢を保ちます。これも空間のコントロールの一つの手法です。このコントロール下で相手に働きかければ、相手は同調するしかありません。

 また、こんな方法もあります。

 ビジネスで名刺交換のときにわざと自分と違う人の名刺を出すのです。挨拶をして、お互い名刺を出した瞬間に自分の名刺が違うことに気付いたふりをして、「あ、ごめんなさい、間違えました」なんて言いながら、正しい自分の名刺と交換して出すのです。

 間違えた名刺を正しい名刺と交換するのに少し時間がかかるわけですが、相手はそのあいだ、ずっと名刺を出した状態のままで待っているはずです。これも「カタレプシー」です。これによって相手は暗示がかかりやすい状態になり、コントロールが容易になります。

 あるいは、誰かとお酒を飲んでいたとします。たいてい、最初に「乾杯」と言ってグラスを合わせますが、このとき、自分はふっとグラスを引っ込めてしまうのです。このままでは不自然ですから、「あれ、このグラス、なんか手触りが変わってるよね」とか「なんか、音楽、うるさいよね」とか、別の情報を与えて相手を混乱させてしまうのです。

 うまくやらないと「なんで乾杯なのにグラスを引っ込めてるのよ」とか「そんな話は乾杯してからにしてよ」なんて言われて失敗してしまいますから、さりげなく、ごく自然にやる必要があります。

 うまくできれば、相手はグラスをもったまま「カタレプシー」の状態になりますから、このときに暗示をかけるととてもかかりやすいのです。

 どんどん相手より先に話題を与え続けるというのは、「カタレプシー」状態をつくるうえで有効なテクニックです。人間の脳はある程度以上の過多な情報を与えられると、情報処理能力を超えてしまって、臨場感が現実世界と切り離されてしまうのです。オーバーロードというテクニックです。電話などで一方的にしゃべり続けるというのもオーバーロードにより「カタレプシー」を引き起こすための有効な手段です。

 相手を暗示にかかりやすい状態にしたら、あとはイメージでも、場合によっては言葉でも、こうなりたい、こうしてほしいという表現をするだけでいいのです。

 引用終わり

 

 

 フレーム中断、オーバーロード このコントロール下で相手に働きかければ、相手は同調するしかありません

 

 私が「百年後の日本人」中の「意識の遍在化」のところで「ちょっと混乱」したのには理由があります。もう修正されているかもしれませんが、引用文を選ぶ際に読んでいたKindle版の「百年後の日本人」には「意識の在化」と書いてありました。

 

 「偏在」というフレームのまま博士の文章を読んでいる間、クリアな感じは得られませんでした。それは「ゲシュタルトの統合ができず、理解できない状態」。体感でいうと「霧が晴れない感覚」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 「何かおかしい」という内省言語を経てたどり着いた仮説が「『在』の誤植であろう」。

その仮説を検証するため、すぐに書籍を引っ張り出して確認しました。すると、やはり書籍版には「在」と書かれていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

この時点で明らかなのは、「Kindle版と書籍版で『ヘンザイ』の表記が違う」という事実。どちらが正しいかまではわかりません。

しかし私は、「遍在」が正しいと確信しました。「偏在」だとゲシュタルト化せず、「遍在」だとクリアなゲシュタルトができるから(connect the dots)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

  遍在と偏在

 

 この2つの言葉を眺めながら、「ヘンザイ」の使い分けと統合がコーチングの実践にとても重要であることに気がつきました。

 F-289:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.2;超人脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31299309.html

 

F-397につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

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