苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

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Q-382:クライアント側に圧倒的な知識や経験があり、話の内容で相手が見えない場合の対応は? <後編;“みる”を妨げるもの>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 *前編はこちら↓

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Q:クライアント側に圧倒的な知識や経験があり、コーチが話の内容で相手が見えない場合、どのように対応すればいいでしょうか?

抽象度の高いほうへ話を持っていってもクライアントが納得してくれるのか心配です

A2:今回もコーチにとって大切な大原則から。コーチはコンテンツには一切関わりません。

 Q-375:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい? <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34511531.html

 

 御質問中の「クライアント側の圧倒的な知識や経験」とは、抽象度の低い具体的情報であり、すべて過去。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

それらを“意味”のあるもの(未来側)に統合していくものがゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールの基本条件は 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る。

 L-10020218月シークレット… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 多くの方が経験しているとおり、ゴール設定は簡単ではありません。例えば、「1)現状の外」は、スコトーマにより認識することができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そのため、まずは「2)心から望む」ことからゴールを探ったりしますが、その「2)心から望む」も難しいはずです。なぜでしょう?

 

 そう、「自分は本当の“自分”ではない」から。

 F-324:観自在 <実践編-4;ユーアファメーション>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33111471.html

 

 コーチングを実践するまでの「自分」とは、過去の記憶でつくられた現在のブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そんな「自分」が心から望むことは、ほぼすべてが現状の最適化です。それではゴールらしきものを設定するたびに、ますます現状(Status Quo)に縛られてしまいます。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 実際、コーチング入門者が最初に「圧倒的な知識や経験」で見いだすゴールらしきもの

は、ほぼほぼ「理想的な現状」です。

 そんな入門者に対して、コーチは「マインドの使い方」を伝授しながら、「抽象度の高いほう」へと誘っていきます。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 *こちらもどうぞ↓

 F-353:“覚醒”の夏に向けて習得! 苫米地式「オーセンティック・コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

 

抽象度の高いほう」へと誘う間、私は「不安・恐怖(Fear)」「義務感(Obligation)」「罪悪感(Guilty)」に気をつけています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 まるで濃霧のようにゴール側の世界を見えなくしてしまうばかりか、いつの間にかwant tohave toに変えてしまうから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 とくに不安・恐怖への対処は重要です。なぜなら、人は不安や恐怖によって縛られ、コントロールされているから。

 例えば、「高額報酬の仕事を優先して引き受ける」という場合、「報酬を得る喜び」がモチベーションになっているように思われますが、その裏には「お金がなくなることへの恐怖」が隠れていたりします。

 F-334:分断緩和のための処方箋 vol.5;「ワークライフバランス」の落とし穴 <plan-side

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33619443.html

 

 逆に言うと、不安・恐怖を克服できれば、他人や社会からの束縛(抑圧)を断ち切ることができ、自由に生きられるということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 では、そのためにどうすればいいでしょうか?

 

 以下、苫米地博士の著書「人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44 もう、努力してはいけない!」(学研プラス、p34)より引用します。不安・恐怖を克服するための「マインドの使い方」の一例です。

 

 

ルール6 不安や恐怖は最大限強めてみる

 「あれが怖い」「これが怖い」と恐れてばかりで、なかなか前を向いて進んでいけないという人もいるようです。恐怖心を克服したいと思っている人も多いと聞きます。

 恐怖心を克服するためには、恐怖の正体を知る必要があります。

 恐怖には二種類あります。「いわれのある恐怖」と「いわれのない恐怖」です。

 「いわれのある恐怖」とは感じて当然の恐怖です。例えば、突然、大きな地震が起こった時に感じるような恐怖のことを言います。大地震が起こっているのに、恐怖も感じずにへらへら笑っていたら、命が危険です。恐怖を感じたら、すぐにテーブルの下に隠れるなど、身を守る行動に出なければなりません。

 ただし、恐怖を感じているだけではダメです。大きな地震が起こって恐怖を感じても、「怖い、怖い」と言っても何も行動しないのでは、へらへら笑っている人と大差ありません。その恐怖を「身を守るためのサイン」だと気付いて、行動を起こす必要があるのです。行動を起こしてしまったら、あとは恐怖の必要はありません。そこで恐怖している暇があったら、冷静になって状況を把握して、他に取り得る行動はないかと考えるべきです。つまり、「いわれのある恐怖」も行動後はある時点で「いわれのない恐怖」に変わります。

 「いわれのない恐怖」とは、このような恐怖する必要のない恐怖のことを言います。そもそも恐怖する必要がないのですから、怖がっているだけ無駄です。

 例えば午後11時に、明日の午前9時までに500万円工面できなければ会社が倒産するという状況に対して恐怖するのはまったくの無駄です。銀行は翌日の午前9時になるまで開かないからです。誰か知り合いに借金するにしても、午後11時に電話して、いきなり朝までに500万円貸してくれる人はいないでしょう。そもそも、そういう人がいれば前日午後11時よりずっと前に話をしているはずでしょう。お金の工面についてあれこれと計画を考えることは有効ですが、「借金取りが来る、怖い、怖い」などと恐怖していてもまったく意味がありません。

 「霊が怖い」などというのも「いわれのない恐怖」です。霊などいませんし、少なくとも危害を加えられた人はいないでしょう。

「暴力団が怖い」というのも「いわれのない恐怖」です。組織暴力は一般市民には手を出しません。一般市民とトラブルを起こせば、組織から激しい罰を与えられるはずです。やっているのは組同士の抗争であって、一般市民は関係ありません。まれに一般市民が巻き込まれる事件がありますが、交通事故の件数に比べれば非常に確率は低いわけですから、暴力団を怖がっている暇があれば、車に注意して歩いた方が、よほど意味があります。

 「いわれのない恐怖」は恐怖するだけ無駄です。それは、まだ起こっていないことに対する恐怖です。恐怖するのは実際に起こってからで遅くありません。

 お金の工面で言えば、万策尽きてお金が用意できずに借金取りが来たときに恐怖すればいい話ですし、霊も目の前に出てきて危害を加えようとしてきたときに恐怖すればいいですし、暴力団の抗争に巻き込まれそうになってから恐怖すればいいのです。それなら「いわれのある恐怖」ですから、その恐怖から回避するための冷静な行動を取ればいいということになります。

 恐怖や不安がなぜまずいのかと言いますと、恐怖や不安によって、自分をコントロールできなくなってしまうことがあるからです。通常は当たり前にできることでも、恐怖によって冷静さを失い、できなくなってしまうことがあるわけです。

 どうしても恐怖を克服できないという人は、感じている恐怖を、ためしに思いっきり強めてみましょう。すると、「強めてもこの程度か」と思えるようになります。そして、強められることがわかると、その逆に弱めることもできるのだとわかります。結局、恐怖というのは自分自身の脳の中にある情報にすぎないと気付くことでしょう。

 この恐怖という情報は脳内の情報ですから、別に暴力団とか借金取りとか霊といったものが生みだしているわけではなく、自分自身が生みだしていることがわかります。自分で生みだしているのなら、生みだすのをやめればいいだけです。恐怖を強めてみるとこのことがわかり、これがわかると恐怖は恐れるに足らずとわかるはずです。

 引用終わり

 

 

 恐怖というのは自分自身の脳の中にある情報にすぎない

 

 クライアントが納得してくれるのか心配」の「心配」には、不安や恐怖が紐付いていませんか?

 

 しっかりモニタリングできていることはgood

無意識を意識に上げることは、不安や恐怖をコントロールする1st.ステップです。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 「心配」に気づいたら、次は「なぜ心配なのか?」を考えてみましょう。事実(data)と根拠(warrant)を確認しながら。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 おそらく、過去の情動記憶が紐付いた何らかのリミッターが発動しているはず。そのリミッターを無効化していくと、さらなる現状の外が感じられるようになります。

 (その間はとくに逆腹式呼吸を続けてください↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 コーチ自身が自らコントロールした変性意識状態で高い抽象度次元を体現していると、クライアントさんはきっと「納得」してくれます。なぜなら、

 

 

 All meaningful and lasting change starts first on the inside in your imagination and works its way out into reality.  

 

すべての意味のある、永続的な変化は心の中のイマジネーションから始まり、やがて外側の現実を変えていく

 

 

 だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「心配」をしっかりコントロールし、さらに素晴らしいコーチへと飛躍されてください。

 F-350:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.3Starting with the man in the mirror

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34474558.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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F-354:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.6(最終回);HealingCoaching the worldw1w2…

 

 体感的には「あっという間」ですが、苫米地博士と情報的に出会ってからそろそろ15年、苫米地式認定コーチとしてはもうすぐ10年目に入ります。

 F-158~:無我夢中

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 いつの間にか、私も、まわりも、激変してしまったよう

 

 その変化を噛みしめながら、コーチとして「縁起宇宙(w1)の再構築」について考えてみました。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 vol.1Off the wall

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 vol.2IWe are the world

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 vol.3Starting with the man in the mirror

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 vol.4Another MJ

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 vol.5Heal the world

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 vol.6HealingCoaching the worldw1w2…

 

 

 前回(F-353)、いったんこのシリーズを中断して、苫米地博士の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)での講義を取り上げました↓

 F-353:“覚醒”の夏に向けて習得! 苫米地式「オーセンティック・コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

 

 その中で博士が言及されていた「w”は可能世界である」を、コーチング実践前にしっかり理解(体得)していることが重要。私はその理解(体得)が“覚醒”だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 私たちが現実だと思っている目の前の世界は、じつは、「一番臨場感が高いイメージ」にすぎません。つまり、「すべて幻想であり、“w”は可能世界として無限にひろがっている」ということ。それがこの世界(宇宙)の理です。

 その理をプリンシプル化したものが「I×V=R」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html


 さて、MCU的「Multiverse」が抱えているスコトーマはクリアでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 一緒にスコトーマを外す前に、あらためて「Multiverse」について確認しましょう。「どこにスコトーマがあるのか?」「スコトーマを外すためにはどうすればいいのか?」と考えながら読み進めてください。

 (ヒント:“視点”を意識に上げてください)

 

 

 Wikipedia内で「マルチバース」を検索すると、「多元宇宙論」に転送されます。そこにはこのように記載されています。

 多元宇宙論 - Wikipedia

 

 現在の宇宙論がインフレーションを想定する限り、観測可能な宇宙以上の空間を必然的に内包する。

 つまり同一のビッグバンから生まれた領域内に、決して物理的に干渉、観測できない領域を複数選ぶことができる。物理的に干渉できないのだからこれは一種の別の宇宙であり、平行宇宙である。ただし基本的には超遠方であるだけであって、基本的な物理法則、物理定数、および素粒子の種類は合致すると考えられる。

 引用終わり

 

 「インフレーション」とは、「初期の宇宙が指数関数的な急膨張(=cosmic inflation)を引き起こした」という初期宇宙の進化モデルのこと。提唱者は東京大学名誉教授の佐藤勝彦さんです。

 

インフレーション期を経た宇宙膨張の概念図(Wikipedia)

インフレーション期を経た宇宙膨張の概念図

「宇宙のインフレーション」(Wikipedia)より引用

宇宙のインフレーション - Wikipedia

 

 

 簡単にいうと、「宇宙は真空エネルギーが相転移して、ビックバンを経て形成された」という理論。その相転移は、同時に(一斉に/一気に)起こるものではなく、必ず局所的にはじまるとされています。例えば、水が氷になるときに、同時に(一斉に/一気に)氷になるのではなく、部分的に氷になっていくイメージです。

宇宙において相転移が局所的(部分的)にはじまるということは、「相転移が終わったところ」と「まだ相転移の途中のところ」が混在していることを意味します。

相転移が終わった空間では膨張がはじまります。すると、その空間の一部である相転移途中の空間は膨張から取り残されてしまいます。その相転移途中の空間の内側ではインフレーションによる急激な膨張が起きているのだそう。

つまり、「膨張の速度が遅い空間でも、内側は急膨張している」。

これがアインシュタインの相対性理論から導き出される「ワームホール(時空のある1点と他を結ぶ空間領域)」であり、異次元空間(多元宇宙)が存在するという根拠。

 S-02-11:アインシュタインの“直観”の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18911304.html

 

シンプルにまとめると、1)最初にインフレーションが起きた宇宙を母宇宙と呼ぶ、2)その中でワームホールに子宇宙ができ、その中にさらに孫宇宙ができる、3)この連鎖により宇宙の多重発生が起き、無限に宇宙が存在することになる

 …これが「Multiverse」のイメージです。

 

 

 では、あらためて質問です。

苫米地博士に学ぶ者たちにとって、もちろん「Multiverse」は真ですが、この“視点”のままでは十分ではありません。

 

スコトーマは(case-side)?

スコトーマを外すためには(plan-side)?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

 では、私の答えを。

先ほどまでの「Multiverse」とは、すべて物理空間のこと。「多元宇宙論」は物理学の理論であり、抽象度を軸にした場合の情報空間(宇宙)の底面の話です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 物理空間にフォーカスすること自体はまったく問題ありませんが(focus of attention)、高次元への意識(concentration)がないと、無限に近い“可能世界(宇宙)w”を認識できなくなります。スコトーマに隠れるから。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 「高次元への意識(concentration)」を違う表現であらわすと、「さらなる現状の外の探究」といった感じでしょうか。つまり、ゴール設定(再設定)のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールの基本条件は、1)現状の外、2)心から望むこと、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、そして4)自分中心を捨て去る。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 ゴールとなるものは、決してひとつではありません。ゴールのカテゴリ自体がたくさんあり、そのカテゴリごとに複数のゴールがあってかまいません。さらには、ゴールは更新するもの。そのゴール(潜在的なゴールも含めた)すべてが“可能世界(宇宙)w”です。

 F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 ということは

 

 以下、苫米地博士の著書「人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44 もう、努力してはいけない!」(学研プラス、p174)より引用します。

 

 

ルール44 自分自身のたな卸をする

 たな卸しというのは、普通は「帳簿上の在庫と実際の商品在庫との差異を把握するために行う在庫確認のこと」を言います。ですから、「自分自身のたな卸」と言うと、「これまでに自分自身に起こったことを再確認する」とか「自分自身をもう一度よく見直してみる」という意味だと思う人もいるかもしれません。

 「自分自身をよく見直してみる」というのはたしかに大事なことです。止観という、「煩悩を止めて、自分自身をよく見つめること」は私がいつもお勧めしていることでもあります。

 ただし、ここでいう「たな卸」の意味は少し違います。「人生が変わる」という視点から言うと、過去の自分、過去の記憶を精査しても、意味がありません。過去はすでに過去であり、現在や未来に影響を及ぼしません。人生を変えるには過去を利用するのではなく、未来に対して働きかけることが重要なのです。

 では、「自分自身のたな卸」とは何をするのでしょうか。それは、「ゴール(夢、目標)のたな卸をする」ということです。

 夢、目標、ゴールを設定しようとすると、多くの人が「お金持ちになる」とか「社長になる」など、一つの答えになってしまいます。しかし、ゴールが一つだと、一つのことだけに縛られてしまったり、そのゴールが本当の自分のゴールではなく、他人に仕掛けられたものだった場合、修正がしづらくなってしまいます。

 お金があってもいいですし、社長を目指してもいいのですが、人生そのもののゴールがそこだけになってしまうのは危険です。

 スポーツ・アスリートが「オリンピックで金メダルを取る」というゴールを設定してもかまいませんが、それが人生のゴールだとしたら問題なのです。

 その解決策は、「常に人生に関して複数のゴールをもつ」というものです。

 お金についてのゴールがあったら、それ以外のゴールも考えるのです。例えば、趣味や職業、家族のこと、健康のこと、社会的な(コミュニティなどへの)貢献、スピリチュアルなこと(精神性≒宗教的なもの)、生涯教育のような知識について、レジャーについてなど、さまざまな分野で人生にまんべんなくゴールを設定するのです。

 ゴールをたくさん設定してしまうと、ゴールへ向かう力が分散されてしまうのではないかと思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。いや、それどころか、ゴールへ向かう力はかえって増すことになります。なぜなら、現状とゴールとの差が大きいほどゴールへの推進力は増すわけですから、現状とかけ離れたゴールが複数あれば、推進力もかけ算式に増していくことになるからです。

 人生は一つの夢がかなえばそれで終わりではありません。多くの人がお金に固執しがちですが、お金は資本主義社会において道具にすぎません。それ自体が目的化することはありえないはずなのです。

 ゴールにはバランスが必要です。投資の際のポートフォリオと同様です。いろいろな分野でゴールを設定して、それぞれについてアファメーションを作成します。いくつも唱えることになりますが、それが人生を変えることにつながります。

 

 さて、「たな卸」の話に戻りましょう。

 この複数のゴールを定期的に「たな卸」します。つまり、複数のゴールどうしがどのような関係になっているかを見るのです。

 例えば、あるゴールと別のゴールが相対関係にないか、あるゴールが別のゴールを包摂しないか、あるゴールと別のゴールが対立しないかなどについて、細かく吟味するのです。

 こうすると、おのずとゴールの優先順位が決まってきます。目の前の最優先はなんなのかがわかると、とりあえずはそこへの推進力を強くしていけばいいことがわかります。ただし、優先順位を決めることは、ゴールを一つに決めることではありません。あくまでも、ゴールは複数持ってください。最低でも5~10個の人生におけるゴールを異なる分野に分散させて持ちましょう。そして、それらの関係を定期的に精査することで、ゴールの実現もより近くなっていくことを忘れないでください。

 引用終わり

 

 

 常に人生に関して複数のゴールをもつ

 

 その「複数のゴール」を常に意識に上げ続けることが、「高次元への意識(concentration)」です。それは「意図(intentionality)」を感じ続けることでもあります。

 Q-333:「記憶が抜ける」ようなvol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 

 この複数のゴールを定期的に「たな卸」します。つまり、複数のゴールどうしがどのような関係になっているかを見るのです

 

 これは「Multiverse」の「たな卸」。

 さらなる現状の外へゴールを設定し(off the wall)、そこに向かって挑み続けていると、苫米地博士が語られていた「一人の自分だけではつまらない」を克服していくことができるでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 それが「HealingCoaching the worldw1w2…)」

 そして、それは「Heal the IWe are the world”」でもある

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「縁起宇宙(w1)の再構築」を考察しながら、私はそのようなイメージを体感しました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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Q-376:バランスホイールはクライアントが書き込んでコーチに見せるものなのですか。バランスホイールの内容について、コーチはどこまで口を出していいものなのでしょうか?

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Q-377:同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がします

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人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44

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Q-381:クライアント側に圧倒的な知識や経験があり、話の内容で相手が見えない場合の対応は? <前編;コーチが“みる”もの>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:クライアント側に圧倒的な知識や経験があり、コーチが話の内容で相手が見えない場合、どのように対応すればいいでしょうか?

抽象度の高いほうへ話を持っていってもクライアントが納得してくれるのか心配です

A1まずはコーチにとって大切な大原則から。コーチはコンテンツには一切関わりません。

 Q-375:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい? <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34511531.html

 

 御質問中の「クライアント側の圧倒的な知識や経験」とは、すべて具体的なものですよね?

ゴールが不明瞭な状態であれば、それらは抽象度が低い情報といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

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 ところで、情報と知識の違いはクリアでしょうか?

 

 簡単にいうと、たくさんの情報がゲシュタルト化したものが知識。そのゲシュタルト化の起点がゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

ゲシュタルトができると、知識がないものも認識することができるようになります。苫米地博士は「知識とゲシュタルトを組み合わせた『文脈』の中で認識が生まれる」と話されています↓

L-10320218月シークレットレクチャー -05;知らないことを見える化する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31263124.html

 

人は、物事を解決するにあたって、「関連することだけをふるい分けて抽出し(RAS)、それ以外の事柄に関しては無視(=スコトーマに隠す)して思考する」という能力を持っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

つまり、「ゲシュタルトを作って、その中だけで思考することができる」ということ。反対にいうと、ゲシュタルトの外側はスコトーマに隠れてしまい、思考することができません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 さらにいうと、「圧倒的な知識や経験」とは、すべて過去。つまり、「知識や経験」にフォーカスするほど、過去に縛られることになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 よって、具体的な「話の内容」がわからないことで「相手が見えない(ように感じる)」ことは気にする必要がありません。低抽象度かつ過去だから。

 

 コーチが観察し分析するのは、あくまでも「ブリーフシステム(Belief SystemBS)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 もちろん、そのBSは、たいてい低抽象度かつ過去。

 (その理由は? 答えはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

そんなBSを指摘すればするほど、さらに過去に囚われることになります。多くの場合、エフィカシーが下がることにもなるでしょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 だから、コーチはクライアントのBSの分析結果を一切話しません。

把握するのは、あくまでもリミッター解除のため。“現状の外”に飛びだすことを阻んでいるブレーキを見つけ、それを木っ端微塵に破壊するためです。

 (その感覚を言語化してみました↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31130216.html

 

 では、クライアントのBSを把握し分析するためにどうすればいいでしょう?

 

 

 私が意識に上げているのは「ブリーフシステムの三要素」です。

 

 以下、苫米地博士の著書「世界一簡単に目標がかなう 成功脳の作り方」(日本文芸社、p54)より引用します。「コーチが“みる”もの」を理解し、その視点を体得してください。Feel

 

 

ブリーフシステムの三要素

 ブリーフシステムは、WORD(ワード・言葉)、PICTURE(ピクチャー・イメージ)、EMOTION(エモーション・情動)の3つで作られています。この3つがワンセットになってブリーフシステムを築き上げているのです。

 

 WORDは短い中にたくさんの情報を持っています。とくにセルフトークといわれる自己対話は、何か失敗したとき、「しまった。こんなことしなければよかった」と言うと、そのWORDが自分の中で「しまった、しまった、しまった……」と何度も繰り返されてしまいます。

 

 また、「こんなバカなことをして!」と母親に怒られた子どもは、「バカなことをした、バカなことをした……」と頭の中で繰り返してしまいます。

 言葉の危険性は、実際に言葉で繰り返したことは、実際に体験したことと同じ効果があるということです。過去の失敗を思い出して「しまった」と思い、もう一回「しまった」と思うと、合計3回その体験したと同じ効果があります。言葉は何度も繰り返すことで臨場感を高めてしまうものなのです。

 ですから、そういう失敗を何度も思い出して「しまった」と言えば、何十回もその体験をしたと同じブリーフを臨場感を持って、構成してしまうのです。

 自分にとってのブリーフの集合体を自己イメージとよんでいます。私は「引っ込み思案」とか、「気が短い」など、マイナスの自己イメージがあると、つい何回もセルフトークしてしまいます。

 人間は人から話を聞いているとき、それを理解したり、理解しなかったりしながら、自己対話を繰り返しているのです。

 相手の話を聞いていても、自己対話を引き起こしやすいのがWORDなのです。自己対話をすると、それは実際、過去の出来事であっても、体験したと同じ効果があるのですから、WORDは自己イメージを強く作りやすい、ということになります。

 

 PICTUREには動画や音も含まれます。これらは臨場感が強く出やすいので、セルフイメージを作りやすいものです。

 

 また、強いEMOTIONは行動性向を決めやすいもので、たとえば殴られて痛かったら二度とやられたくないとか、WORDPICTUREの最後に強い情動が乗ってくると強烈なブリーフになります。

 これら3つそれぞれがイメージ想起性を持っていて、全部がセルフトークの中に入ることで、自己イメージが作り上げられる、というのが、このシステムの基本です

 

 他人に言われたことでも、言われただけであれば問題はありませんが、それをセルフトークに入れた瞬間に、本人を制約するものに変わってしまいます。

 「お前はバカだ」と言われたとき、素通りするだけならいいのですが、これをセルフトークとして反すうした瞬間に、マイナスのイメージを作ってしまいます。さらにこれに情動が乗ってしまうと、さらに否定的な自己イメージを作ってしまいます。

 

 自己イメージが出来上がった後に、その自己イメージに合致しない情報は見ることはできなくなります。自己イメージが必要としない情報がスコトーマになってしまうのです。

 成功するためには、自分が成功するべき人間だと自己イメージすることが大切です

 引用終わり

 

Q-382につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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F-311:デジタル自傷行為 <case-side -1;ブリーフシステム・RAS&スコトーマ>

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世界一簡単に目標がかなう成功脳の作り方

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Q-380自分を下に引き戻そうとする意識が働くことがあります。どうすればいいでしょうか? <後編;plan-side

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に関して、2回に分けて回答いたします。前編がケースサイド、後編がプランサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 *前編はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34636842.html

 

 

Q:高い抽象度で超情報場にいる感覚にいると、自分を下に引き戻そうとする意識が働くことがあります。どうすればいいでしょうか?

 

A2:自分を縛り続ける「感情(emotions)」を意識に上げることはできたでしょうか?

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 どんな感情(情動)を感じましたか?

 

 

 「不安」「恐怖」「怒り」「悲しみ」「後悔」「不満」など、人を低い抽象度に縛り続ける感情(情動)は多種多様です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その時の状況や意識状態により、支配的な感情(情動)も違うはず。「何かをきっかけ(トリガー)に、一瞬で変わってしまう(アンカー)」のが私たちのマインドだといえます。

 F-158:無我夢中 <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 そんな感情(情動)の中でも、とくに「自分を下に引き戻そうとする意識が働く」という場合に気をつけるべきなのが劣等感。

 

心の中に「劣等感」はありませんか?

 

呼吸を整えながら、再度、止観を行ってください。

L-166202201月シークレット… -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 

 ところで、「不安」「恐怖」や「後悔」などの感情と「劣等感」には決定的な違いがあります。「劣等感」はきわめて特殊な感情なのです。その違いとは何でしょう?

 

以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社、p60)より、2回に分けて引用(青字)します。「劣等感」をしっかりゲシュタルト化してください。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

劣等感は、社会によって埋め込まれる感情

 ほかの動物と同様、人間の感情の多くも、生まれつき、脳にプログラミングされています。「不安」や「後悔」など人間独自の感情の場合は、前頭前野で複雑な情報処理が行われますが、やはり生まれながらにして持っている感情がベースとなっています。

 しかし劣等感には、そのような生物学的根拠はありません。実は劣等感は、人が成長する過程で社会によって埋め込まれる、きわめて特殊な感情なのです。

 劣等感が「社会によって埋め込まれた感情」であることは、「人がどのようなときに劣等感を抱くか」を考えれば、おわかりいただけるでしょう。

 たとえば、試験の成績がクラスで最下位だったら、多くの人は劣等感を抱くでしょう。あるいは「クラスで一人だけが逆上がりができない」「周りの友人より収入が少ない」「太っている」といったことに、劣等感を抱く人もいるかもしれません。しかし、もし「成績がいい方が偉い」「逆上がりができて当たり前」「収入が多い方が恵まれている」「痩せている方が美しい」といった価値観が社会になかったら、あるいは自分がそうした価値観を受け入れていなかったら、人は単に「自分がクラスでビリだった」「自分は逆上がりができない」などと思うだけで、劣等感を抱いたりはしないはずです。

 つまり劣等感は、「こちらの方が偉い(恵まれている)」「このくらいはできて(持っていて)当たり前」といった、社会が定めた何らかの価値観があり、さらにそれを人が受け入れたとき、初めて生まれるものなのです。

 引用終わり

 

 

 劣等感は、人が成長する過程で社会によって埋め込まれる、きわめて特殊な感情

 

 コーチとして関わる人たちに対して、私は「劣等感を克服すること」の重要性を伝えます。そのとき、「劣等感はありません。全然大丈夫です」といった反応をされる方がいらっしゃいます。その多くは“重要なこと”がスコトーマに隠れています。それが何かわかりますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そう、ブリーフシステム(Belief SystemBS)について。

 博士が書かれている「社会が定めた何らかの価値観があり、さらにそれを人が受け入れたとき、初めて生まれる」とは、まさにBSのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 私たちは、そうとは気付いていないだけで、じつに様々な価値観や約束事を受け入れています。その刷り込みで作られた重要度の重み付けを使って世界を認識しているのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 実際、「劣等感はない」と断言する人のほとんどが「優越感」を抱いています。この場合の「優越感」は狭義のエスティーム(Esteem)に相当するもので、コーチングで重要視するエフィカシー(Efficacy)とは異なります。その違いは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 両者の違いとは、「ある序列が存在していること」を前提としているかどうか。

 

 「序列」を前提としているものが(狭義の)エスティームで、前提としていないものがエフィカシー。

 (狭義の)エスティームは「自分の社会的な地位に対する自己評価」であるのに対して、エフィカシーは「自分のゴール達成能力の自己評価」。前者は何かのモノサシを用いた相対的評価ですが、後者は完全に自己評価です。

 (「エスティームの新しい解釈」はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28693339.html

 

 以下、先ほどの引用文の続きです(p61

 

 

劣等感は、人々をコントロールするための装置である

 人間が社会を形成すると、そこには必ずピラミッドができ、頂点に権力が生まれます。そして、さまざまな価値基準を定め、人々に劣等感を植え付けるのは、ピラミッドの頂点にいる権力者たちです。

 彼らが定めた価値基準は、家庭や学校での教育、メディアなどによって、世の中に浸透していきます。人は、親や教師から「成績が悪いのは恥ずかしいことだ」と言われたり、メディアから「痩せている人は美しい」というメッセージを受け取ったりすることで、ある一定の価値基準に、どんどん「洗脳」されていくのです。

 権力者たちは劣等感を利用して、社会を効率よく運営しています。

 「劣等感を抱きたくない」と思えば、人はその価値基準の中で少しでも上に上がれるよう、一生懸命勉強したり働いたり、消費したりするようになります。

 また、ある価値基準に沿って人に優劣をつけることで、人々が団結して権力に対抗したりするのを防ぐこともできます。

 劣等感は、人々の行動をコントロールするうえで、非常に都合のいい装置なのです。

 引用終わり

 

 

 高い抽象度で超情報場にいる感覚にいる」というとき、そこに「その価値基準の中で少しでも上に上がりたい」という思いはないでしょうか?

 

 もしもあるのなら、ゴール自体が間違っています。現状の中だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 現状の中にゴールを設定してしまうと、自分を縛っている価値観から抜け出せなくなります。「社会の価値観」だけではありません。苫米地博士は「刷り込まれてきた考え方や価値観」の代表として、「3つのモノサシ」を挙げられています。

 F-241:トレーニングは「昨日の自分を超えていく自己確認」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28695996.html

 

 

 以上より、「どうすればいいでしょうか?」に対する私の解決(plan)は

 

1)自分を縛るもの(ex. 情動や価値観)をつねにモニタリングして、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 2)「すべての価値基準は幻想である」としっかり認識しながら =空観、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 3)現状の外にゴールを設定(再設定)し =仮観、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 4)「自分には、そのゴールを達成できる力がある」と自己評価しながら、目の前の世界に向き合い続ける =ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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F-276~L下でのBSB

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Q-352:人に変に見られていないかがひどく気になります

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33133160.html

 

 

「感情」の解剖図鑑



F-353:“覚醒”の夏に向けて習得! 苫米地式「オーセンティック・コーチング」

 

 このブログの<F:フリーテーマ>では、「縁起宇宙(w1)再構築」をテーマに連載中です↓

 F-348~:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428154.html

 

 前回(F-352/vol.5)は、MCU映画を例に、「Multiverse」を取り上げました↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34599783.html

 

 じつは、MCU的「Multiverse」には大きなスコトーマがあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そのスコトーマが体感を伴って外せていること、すなわち“覚醒”が、シンのヒーリングやコーチングには欠かせません。

 L-11320219月シークレットレクチャー -01;夢

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32063846.html

 

 今回は、「縁起宇宙(w1)再構築」を1回お休みして、「バラいろダンディ」での苫米地博士の講義(2024617日放送回)を取り上げます。

 (実際の講義はこちら↓)

「成長」の夏に向けて習得!苫米地式「オーセンティック コーチング」 (2024年6月17日) #コーチング (youtube.com)

 

この講義は、2年半前の講義(20211213日放送回)のupdate版です↓

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 ぜひ“覚醒”のきっかけにされてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 博士がまず取り上げられたのは、「自我」と「宇宙」の関係。

 自我とは、「宇宙を入力として自分を出力する部分関数f」のことと話されていました。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 

240617バラダン-1

「バラいろダンディ」(2024617日放送回)より引用

 

 

 「部分関数」とは、ある集合を切り分けて取りだす関数のこと。例えば、「偶数」というのは、「自然数」という集合から「2で割り切れる数」を取りだす関数であると見なせます。

 このとき「2で割り切れない数」=奇数が残ります。よって、「奇数」の方も同時に定義できてしまうことになります。

 

 同様に、自我とは、宇宙を「自分」と「自分以外」に切り分ける関数のこと。よって、「自分がわかると、宇宙がわかる」。それが部分関数です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 このパートで、苫米地博士は「逆関数」という話もされていました。自我の逆関数に自分を入力すると、宇宙が出力されます。このことを突き詰めると、「宇宙は自分自身を見るための鏡である」ことがわかります。

 F-200:“あの人”の言葉はなぜ心に響くのだろうか? Vol.4;「こんなにほったらかしにして」を解決する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26610212.html

 

 

240617バラダン-2

「バラいろダンディ」(2024617日放送回)より引用

 

 

 次に話されたのが、自我のもうひとつの定義。それが「評価関数(重要性関数)」です。

 例えば、「職業はコーチと医師を」「子どもは3人いて」「映画好きで、とくにSTAR WARS」「生まれも育ちも鹿児島で」などと自己紹介するとき、それは自分にとって重要な(あるいは関係性が深い)順に宇宙を並べ替えているといえます。

その並べ替え関数が「評価関数(重要性関数)」です。

 

ちなみに、宇宙に対する評価関数のことを、コーチングでは「コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)」と表現します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

240617バラダン-3

「バラいろダンディ」(2024617日放送回)より引用

 

 

 このパートで最も重要なのは、「w”は可能世界である」ということ。

 私たちが現実だと思っている目の前の世界は、「一番臨場感が高いイメージ」にすぎません。つまり、「すべて幻想であり、“w”は可能世界として無限にひろがっている」ということ。

 それがこの世界(宇宙)の理です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 先ほどの「宇宙に対する評価関数=CZ」は“記憶”でつくられます。詳しくは「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」。それらの“記憶”は、もちろん、一人ひとり異なります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

だから、各自が認識している目の前の世界は、それぞれの記憶が織りなすCZであり、「一人一宇宙」だといえます。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 

240617バラダン-4

「バラいろダンディ」(2024617日放送回)より引用

 

 

 ここで苫米地博士は、コーチングの奥義を再開示されました。それが

 

 コーチングが関わるのは、“p自我”ではなく、あくまで“w”の部分

 

 前回(202112月放送回)の表現でいうと、「コーチングでは、関数pの再定義を促すのではなく、可能世界“w”から別の“w1”に移行することを促す」↓

 L-162202201月シークレットレクチャー -06;ゴールを見つける近道

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34301571.html

 

 

240617バラダン-5

「バラいろダンディ」(2024617日放送回)より引用

 

 

 さらに苫米地博士は新たな概念を開示されました。それが「エフィカシー関数」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 コーチの役割をシンプルに表現すると、「現状宇宙w1からゴール宇宙w2に移行する自己能力の自己評価関数」であるエフィカシーを高めること。それを「『エフィカシー関数』を生み出すお手伝い」と表現されていました。

 F-314~5:デジタル自傷行為 <plan-side -2~3;ゴール×エフィカシーの“秘密”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32626694.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32678098.html

 

 

240617バラダン-6

「バラいろダンディ」(2024617日放送回)より引用

 

 

 「コーチングは実は簡単な原理!」と語られた博士は、さらに「クライアントがやることは『心から欲するゴールの世界を探す』だけ!」と仰っていました。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 そうはいっても、「やっぱりコーチングは難しい」というのが多くの人の正直な感想であるはず。ですよね?

 

「心から欲するゴール」を見つけることは、決して簡単ではありません。ましてや現状の外にゴールを設定することは、コーチの存在なくしては不可能に近いでしょう。

 Q-358:止められてもやりたいゴールが見つかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33485940.html

 

 

 私は、やはり、コーチングのはじめに“覚醒”がいると思っています。

今の流れでいうと、「コーチングは簡単」と「コーチングはやっぱり難しい」を“同じ”と感じられる心の状態が“覚醒”です。

(“同じ”である理由は先ほどのフリップの中にあります)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 以下、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス、p78)より引用します。“覚醒”を体感してください。Feel

 (“同じ”とわかるためのヒントはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

幻想と覚醒

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世界は他人が生み出した幻想

 物理的現実世界、つまり皆さんの目の前に広がるこの世界も幻想です。

 物理的現実世界を感知しているのは五感です。といっても、目や口や鼻……といった器官ではありません。器官に繋がっている神経が作用しています。机に置かれたグラスの存在は、目の視神経や指先の触覚神経が反応してグラスの存在を認知しています。すべての情報の存在は、神経を通して脳に伝えられています。そして、脳が「情報」を認識し、それをもとにまた「情報」を作り出しているのです。

 ということは、神経に伝わる「情報」は作為的に変えられている可能性も否定できません。

 皆さんが感知している「情報」は、確実に本物だと言えるでしょうか。

 もしかしたら、映画『マトリックス』のように、誰かが皆さんの脳をコンピュータと繋いで、仮想世界を見せているだけかもしれません。もしくは、映画『インセプション』のように、すべてが夢の中に構築されているのかもしれません。

 かつて、宇宙人が地球人と交信するために、地球人が驚かないための準備として、ハリウッドに映画『E.T.』を作らせたというまことしやかな噂がありました。もしかしたら、『マトリックス』や『インセプション』もこの世が幻想だと知らしめるために、その緩衝剤として作られたのかもしれません。

 馬鹿馬鹿しいと思われる方もいるでしょうが、皆さんの脳が生み出す世界が真実だという保証などどこにもありません。自分以外の人が自分と同じようにグラスの存在を認識しても、それは他人の操作で情報を共有させられただけかもしれません。

 私達には、それを証明する手立ては何もありません。

 「この世界が真実」かどうかなど、だれにも知りようがないのです。

 もっと言えば、情報を作り出している脳そのものが幻想だという可能性もあり得ます。いくらレントゲン写真やMRIの画像を見せられたところで、情報そのものが幻想の可能性がある以上、「脳だ」と認めることはできないでしょう。

 皆さんは「在る」と思っているだけです。

 グラスを「在る」と思っているだけ。脳が「在る」と思っているだけなのです。

 

 物理的現実世界における宇宙は、物理学では波動方程式でその存在が認知されています。しかし、不確定性原理が働くため、実際に認識するには観測するしかありません。人間が真空の中でエネルギーが淀み素粒子が生まれるのを、目で見て初めてその存在が認められているのです。

 もちろん、この世が幻想でないかもしれない、と思う人もいるでしょう。それは、幻想ではないかもしれない世界そのものが幻想です。幻想ではなく物理的に存在していると思われる世界そのものが幻想だということです。

 理解しづらいかもしれませんが、イメージとしては「夢の中の夢」あるいは「合わせ鏡に映る自分」です。

 皆さんが見ている世界は、自分の心が生み出した、あるいは他人が生み出した幻想です。そして、他人が生み出した幻想もまた、別の他人が生み出した幻想です。

 そして、別の他人が生み出した幻想も……

 とにかく、皆さんが「この世は実在する」という結論を導き出すことは不可能です。すべては幻想であり、すべては心が生み出しているのです。

 引用終わり

 

 

 すべては幻想であり、すべては心が生み出している

 

 それを体感を伴って理解できることが「空観」。そして、幻だとわかった上で、ゴール設定により望む幻(w1w2w3…)を生みだすことが「仮観」。

苫米地博士が教えてくださる本物のコーチング(Authentic Coaching)とは、「空」と「仮」を同時に観る「中観」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 「中」の境地でいると、「コーチングは簡単」と思えるし、「コーチングはやっぱり難しい」も理解できます。両方ともホメオスタシスの働きであると理解できるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 もちろん、ここでいうホメオスタシスとは、苫米地理論の第1世代「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」で説明されている「情報空間に拡張したホメオスタシス」のこと。

(ちなみに、第2世代は「超情報場理論」、第3世代は「生命素粒子理論」です。認知科学から苫米地理論への流れはこちらでどうぞ↓)

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

 宇宙を、物理空間(4次元時空)としてではなく、その物理空間も包摂する情報宇宙と観られたときが、シンの“覚醒”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

そして、その瞬間から、苫米地式「オーセンティック・コーチング」がはじまります。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 さて、MCU的「Multiverse」が抱えるスコトーマを外すことができたでしょうか?

 L-133202111月シークレット… -02;自我とRAS&スコトーマとコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33004210.html

 

次回(F-354/vol.6)、縁起宇宙の再構築をテーマとしたブログ記事に戻ります。「“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~」の最終回です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428154.html

 

 

-告知1

2024年度のオンラインセミナーは、8月とR7.2月に開催する予定です(変更しました)。

セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。

開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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